JP6161307B2 - 撮像装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に関し、特に撮像装置本体での再現像時の画像信号処理に関するものである。
近年、3D(3次元)シネマや、3Dディスプレイ等、立体映像関連機器の普及が急速に進んでいる。立体映像を鑑賞する仕組みとしては、対象物を左目で見た像に対応する「左目用画像」と、右目で見た像に対応する「右目用画像」を表示するのが一般的である。視差バリア方式、レンチキュラ方式等では鑑賞対象の映像を視差分割する方法や、左右で特性の異なるフィルタを介して、左目と右目に異なる映像を入射させる方法等が知られている。
一方、立体映像として鑑賞できる画像の撮影方法として、異なる視点の画像を同時に撮影する方法がある。特許文献1に記載の固体撮像素子は、該素子上に形成した複数の微小レンズと、複数の微小レンズの各々に近接して配置した、対を成すフォトダイオードを備える。フォトダイオード対のうち、一方のフォトダイオードの出力から第1の画像信号を得て、他方のフォトダイオードの出力から第2の画像信号を得る。第1及び第2の画像信号をそれぞれ左目用画像、右目用画像の各信号として用いることで、立体映像を鑑賞できる。
また、撮影済み画像に対し、現像処理に関する各種パラメータを設定して再現像を実行し、新たな画像を生成する機能を有する撮像装置が知られている。撮影済み画像に対するパラメータとしては、例えばホワイトバランスやコントラスト等の調整用パラメータ等がある。また、ノイズの大きな画像に対してノイズ低減処理を施す処理系や、ボケ具合を利用したソフトフォーカス等のフィルタ処理系を備える装置も存在する。特許文献2に開示の装置では、予め撮影された画像に対し、新たなパラメータを設定して再現像した結果を表示可能である。ユーザは再現像結果を見ながら何度でもパラメータを変更でき、最終結果を新たな画像データとして保存できる。
特開昭58-24105号公報 特許第4126640号公報
立体映像表示では、左右方向に視差を持たせた画像を、鑑賞者がそれぞれ対応する目で見えるようにするため、背景技術で述べたいずれかの方式を用いて、左目用画像と右目用画像を用意する必要がある。したがって、通常の画像処理に比べて処理時間がかかってしまう。加えて、再現像処理やフィルタ処理等においても、新たな現像結果やフィルタ処理後の画像を表示するまでの所要時間の短縮化が課題である。処理時間が長いと、ユーザの操作性を低下させてしまうことが懸念される。
本発明の目的は、再現像処理やフィルタ処理等を行った画像を立体視表示用に出力可能な撮像装置において、ユーザの操作性を高めることである。
上記課題を解決するために、本発明に係る装置は、複数の視差画像を出力する撮像装置であって、画像処理の操作指示を行う操作手段と、前記操作手段の操作指示により設定される画像処理用のパラメータを用いて第1の視差画像および第2の視差画像を処理する画像処理手段を備える。前記画像処理手段は、前記操作手段により前記パラメータの変更操作が行われた場合、変更された前記パラメータを用いて第1の視差画像または第2の視差画像の一方を生成し、その後に前記操作手段により前記パラメータの変更操作が行われない場合には、残りの一方の第2の視差画像または第1の視差画像を生成する
本発明によれば、再現像処理やフィルタ処理等を行った画像を立体視表示用に出力可能な撮像装置において、ユーザの操作性を高めることができる。
本発明の第1実施形態に係る基本シーケンスを説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る基本シーケンスを説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係る撮像装置の構成例を示すブロック図である。 撮像素子の画素構成(A)および受光状態(B)を説明する図である。 RAWデータのファイル形式を例示する構成図である。 RAWデータのファイル形式の別例を示す構成図である。 JPEGファイル形式を例示する構成図である。
以下に、本発明の各実施形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1および図2の処理を説明する前に、本発明の実施形態に共通する装置構成を説明する。図3は、本発明の実施形態に係る撮像装置としてデジタルカメラのブロック構成を例示する概略構成図である。
撮影レンズ部200は撮像光学系を構成する複数のレンズを備える。撮像素子201は撮影レンズ部200を介して結像される被写体光を受光する。撮像素子201にはCCD(電荷結合素子)センサやCMOS(相補型金属酸化膜半導体)センサ等が用いられ、被写体像を光電変換する。撮像素子201により取得した画素データはA(アナログ)/D(デジタル)変換器202を介して制御部203に送られる。
A/D変換器202は、撮像素子201のアナログ出力信号をデジタル信号に変換し、制御部203に出力する。制御部203はマイクロコンピュータを備え、CPU(中央演算処理装置)が制御プログラムを実行することにより、各構成要素(符号204ないし210参照)の制御やデータ処理等、撮像装置全体を制御する。揮発性メモリ204は、A/D変換器202がデジタル信号に変換した画像データを一時的に保持する。不揮発性メモリ205は、制御部203のマイクロコンピュータで処理する撮像装置の実行プログラムを記憶している。
デコーダ206は、外部メモリ208から読み出した画像ファイルの解析、画像データの解凍、データ形式の変換処理等を行う。デコーダ206は、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式の画像データの処理を行う。画像処理部207は、撮影された静止画の画像データに対する画像処理を行う。外部メモリ208には、コンパクトフラッシュ(登録商標)やスマートメディア、またはハードディスクドライブ等が利用可能である。画像処理部207が処理した画像データは、制御部203が所定のファイル形式のデータに変換して外部メモリ208に出力する。また、外部メモリ208から制御部203が読み込んだファイルのデータは、揮発性メモリ204に一時的に記憶され、デコーダ206が解凍する。形式変換されたデータに対して画像処理部207は再度現像処理を行い、制御部203のマイクロコンピュータがファイルを再構築する。再現像機能にて、再構築後のファイルデータは外部メモリ208へ書き出され、該メモリに記憶される。
表示部209は液晶表示デバイス等を備える。表示部209は、外部メモリ208に出力したファイルの画像や、画像処理部207が処理した結果、および再現像設定を行った場合の画像パラメータ等を表示する。操作部210は、スイッチ、ボタン、タッチパネル等を備える。ユーザは表示部209が表示した画像や情報を見ながら、操作部210を使用して制御部203に指示を与える。
次に、図4(A)を参照して撮像素子の画素構成を説明する。図4(A)は撮像素子201の1画素の構成例を正面から示す概略図である。撮像素子201は複数の光電変換部を備え、撮像光学系の射出瞳の分割された異なる領域を通過した光束を受光して電気信号に変換する。図4(A)に示す画素301は、1個のマイクロレンズ302と、光電変換素子として複数のフォトダイオード(以下、PDという)を有する。左側に位置するPD303と、右側に位置するPD304がマイクロレンズ302に対して配置されている。1個のマイクロレンズに対するPDの数は2つ以上であればよく、例えば、4つのPD群や9つのPD群等を配置した実施形態でもよい。
図4(B)は撮影レンズ部200の射出瞳から出た光束が撮像素子201に入射する様子を表した概念図である。画素アレイ300は、マイクロレンズ302と、カラーフィルタ305と、PD303および304を有する。図4(B)において、各マイクロレンズ302に対して、撮影レンズの射出瞳306から出た光束の中心を光軸309とする。射出瞳306から出た光は、光軸309を中心として撮像素子201に入射する。一部領域307、308は、撮影レンズの射出瞳306の領域である。光線310、311は、一部領域307を通過する光のうち最外周の光線である。光線312、313は、一部領域308を通過する光のうち最外周の光線である。射出瞳306から出る光束のうち、光軸309を境界線として、図4(B)の上側の光束はPD304に入射し、下側の光束はPD303に入射する。つまり、PD303とPD304は、撮影光学系の射出瞳の異なる領域からの光束をそれぞれ受光する。
撮像素子201は、複数のPDからの全ての画像信号を出力する。画像処理部207は撮像素子201が出力した全てのPDデータを、右目用画像データと左目用画像データに分離して画像処理を行うことが可能である。画像処理部207が処理した結果は、RAWファイルとして外部メモリ208に記憶される。以下では、揮発性メモリ204に格納された画像データをRAWデータという。RAWデータを含むファイルがRAWファイルである。RAWデータは、全画素の各PDの出力情報を含む。
図5、図6は、RAWデータを外部メモリ208に記憶する場合のファイル形式を例示する。図5は、画像処理部207が右目用画像、左目用画像の各データを別々に処理することで、2つのRAW画像データとして保存した形式のファイル例400を示す。RAWヘッダ部401は、現像パラメータ405や、各画像データが保持されているアドレスへのオフセット406〜413を有する。RAWヘッダ情報には、以下の付帯情報、および各画像データを格納する領域のオフセット情報が含まれる(括弧内に符号を示す)。
・メタデータA(405):表示用JPEG画像部403に格納される画像データに関連する撮影情報やパラメータ等。
・オフセット値B(406):左目用サムネイル画像と右目用サムネイル画像を合成した合成サムネイル画像を格納するサムネイル画像部414の先頭位置までのオフセットデータ。
・オフセット値C(407):左目用サムネイル画像部415の先頭位置までのオフセットデータ。
・オフセット値D(408):右目用サムネイル画像部416の先頭位置までのオフセットデータ。
・オフセット値E(409):左目用JPEG画像と右目用JPEG画像を合成した合成JPEG画像を格納する表示用JPEG画像部417の先頭位置までのオフセットデータ。
・オフセット値F(410):左目用の表示用JPEG画像部418の先頭位置までのオフセットデータ。
・オフセット値G(411):右目用の表示用JPEG画像部419の先頭位置までのオフセットデータ。
・オフセット値H(412):左目用のRAW画像部420の先頭位置までのオフセットデータ。
・オフセット値I(413):右目用のRAW画像部421の先頭位置までのオフセットデータ。
オフセット値BないしIは、RAWヘッダ部401の基準位置から算出される各画像部までの相対位置情報であり、これらの値により画像ファイル内における各画像データの開始位置が特定される。
サムネイル画像部402は、左目用サムネイル画像と右目用サムネイル画像との合成サムネイル画像を格納する合成サムネイル画像部414、左目用サムネイル画像部415、右目用サムネイル画像部416から成る。表示用JPEG画像部403は、左目用JPEG画像と右目用JPEG画像との合成JEPG画像を格納するJPEG画像部417、左目用のJPEG画像部418、右目用のJPEG画像部419から成る。RAW画像部404は、左目用RAW画像部420と右目用RAW画像部421から成る。
なお、サムネイル画像データは、JPEG画像データを間引いてリサイズした画像データであり、縮小画像の一覧表示等に行う場合に使用される。
図6は、画像処理部207が右目用画像データと左目用画像データに分けずに、そのままRAWデータをファイルとして保存した形式のファイル例422を示す。
RAWヘッダ部423は、現像パラメータ(メタデータ427)や各画像データが保持されているアドレスへのオフセット428〜434を有する。図5との相違点は、オフセット434である。オフセット値Jは、RAWヘッダ部423の基準位置からRAW画像部426の先頭位置までのオフセット情報である。メタデータA(427)や、オフセット値B〜G(428〜433)は、図5に示すメタデータA(405)、オフセット値B〜G(406〜411)と同様である。
サムネイル画像部424は、左目用サムネイル画像および右目用サムネイル画像を合成して生成した合成サムネイル画像のデータを格納するサムネイル画像部435を有する。左目用サムネイル画像データはサムネイル画像部436に格納され、右目用サムネイル画像データはサムネイル画像部437に格納される。表示用JPEG画像部425は、右目用画像および左目用画像を合成して生成した合成JPEG画像のデータを格納する表示用JPEG画像部438を有する。左目用のJPEG画像データは表示用JPEG画像部439に格納され、右目用のJPEG画像データは表示用JPEG画像部440に格納される。RAW画像部426にRAWデータが格納される。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態を説明する。
図1は、本実施形態に係る再現像処理の基本シーケンスを説明するフローチャートである。画像処理用パラメータとしてホワイトバランス(以下、WBと略記する)調整用のパラメータを例示し、再現像処理の対象ファイルが外部メモリ208に保存されているものとする。
表示部209に表示しているメニューや再生表示画面から、操作部210を用いたユーザ操作により、再現像機能を選択されると、再現像対象画像の選択処理(S100)に移る。再現像対象画像の選択処理では、外部メモリ208に保存されているファイルの中から対象ファイルが選択される。選択方法としては、例えば複数枚の再生画像をユーザに提示してユーザに選択操作を促す方法を用いる。説明の便宜上、本実施形態では対象画像を1枚とするが、複数枚でもよい。ユーザ操作により、再現像対象ファイルが選択されると、S101に処理を進め、制御部203は、指定された画像ファイルのデータを外部メモリ208から読み込んで揮発性メモリ204に展開して記憶させ、画像ファイルの情報取得を行う。画像ファイルから取得する情報は、撮影時の現像パラメータの他、画像サイズ、画像フォーマット等の再現像処理に必要な項目を示す情報である。図5のファイル例400の場合、RAWヘッダ部401から情報が取得される。
S102でデコーダ206は対象画像ファイルをデコード処理し、画像処理部207が扱うことができる形式である、左目用RAW画像部420と右目用RAW画像部421の各データを取得する(S103)。なお、図6に示すファイル例422の場合には、RAW画像部426のデータが取得される。このRAWデータは再現像の元になるデータとなるため、現像処理が終了するまでの間、揮発性メモリ204が保持し続ける。画像処理部207はS101で取得したパラメータを使い、S103で取得したRAWデータから右目用RAW画像のみを現像し、右目用JPEG画像データを生成する(S104)。表示部209は現像結果である右目用JPEG画像をGUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)表示する(S105)。図6に示すファイル例422の場合、画像処理部207はRAWデータを現像するが、右目用データだけを抽出して右目用JPEG画像データを生成する。表示部209は再現像可能なパラメータ等を表示し、S106へ処理を進める。
S106で制御部203はユーザ操作を判定し、操作部210によるユーザ操作指示がWBの設定変更である場合、パラメータ変更と判定してS107へ処理を進める。S107で画像処理部207は、指定されたWBパラメータを用いて、右目用RAW画像のみを再現像し、右目用JPEG画像データを生成する。なお、図6に示すファイル例422の場合、画像処理部207は、RAWデータからから右目用データだけを抽出して右目用JPEG画像データを生成する。そして、表示部209は右目用JPEG画像データを取得して画像を表示し、GUI表示を更新する(S108)。S106に処理を戻し、ユーザからの操作待ち状態となる。
S106にて、操作部210によるユーザ操作指示が3D表示指定である場合、制御部203は判定結果に従ってS109に処理を進める。S109で画像処理部207は、現在設定されている画像についての左目用JPEG画像を現像してデータを生成する。S108へ処理を進め、表示部209はGUI画面を生成して表示処理を行う。右目用JPEG画像と左目用JPEG画像が交互に表示されることにより、立体視表示が行われる。なお、本実施形態にて立体視表示用のVRAMデータの生成方法等は特に問わない。
またS106にて、操作部210によるユーザ操作指示が画像ファイルの保存指定である場合、S110へ処理を進める。制御部203は画像処理部207を制御し、右目用JPEG画像データおよび左目用JPEG画像データに加えて、両者を加算合成した合成JPEG画像データを生成する。また、サムネイル画像に関しても、左目用、右目用の各サムネイル画像データに加えて、両者を加算合成した合成サムネイル画像データが生成される。次のS111で制御部203は、ヘッダ情報等を付与したファイルとして生成し、該ファイルを外部メモリ208に保存する制御を行う。表示部209は処理結果を表示する(S112)。現像結果を立体視表示用の画像で表示する場合には、右目用画像データおよび左目用画像データを使用し、また立体視表示を行わない場合には合成画像データを使用して表示処理が行われる。
図7は、生成したファイルの構成例を示す。ファイルは、DCFヘッダ部501、サムネイル画像部502、JPEG画像部503から構成される。DCF(Design rule for Camera File system)は、デジタルカメラにおいて画像データを共通の仕様で扱うための画像ファイル形式である。DCFヘッダ部501は、撮影情報、パラメータ等のメタデータA(504)と、以下に示す各画像部までのオフセットB〜G(505〜510参照)を有する。
・オフセット値B(505):左目用サムネイル画像と右目用サムネイル画像を合成した合成サムネイル画像を格納する合成サムネイル画像部511の先頭位置までのオフセットデータ。
・オフセット値C(506):左目用サムネイル画像部512の先頭位置までのオフセットデータ。
・オフセット値D(507):右目用サムネイル画像部513の先頭位置までのオフセットデータ。
・オフセット値E(508):左目用JPEG画像と右目用JPEG画像を合成した合成JPEG画像を格納する合成JPEG画像部514の先頭位置までのオフセットデータ。
・オフセット値F(509):左目用JPEG画像部515の先頭位置までのオフセットデータ。
・オフセット値G(510):右目用JPEG画像部516の先頭位置までのオフセットデータ。
サムネイル画像部502は合成サムネイル画像部511、左目用サムネイル画像部512、右目用サムネイル画像部513から成る。JPEG画像部503は、合成JPEG画像部514、左目用JPEG画像部515、右目用JPEG画像部516から成る。
第1実施形態によれば、パラメータの切り替え時(S106での判定結果がパラメータ変更操作の場合)には、右目用JPEG画像データのみが生成されて表示される。これにより、再現像結果の表示までに要する処理時間を短縮し、素早いプレビュー表示をユーザに提示できる。立体視表示の場合(S106での判定結果が3D表示の場合)には、左目用JPEG画像データのみを生成し、既存の右目用JPEG画像データと組み合わせて表示させることができるので、余計な手間がかからない。この結果、ユーザの操作性を低下させることなく、再現像時に立体視表示が可能となる。
なお、本実施形態では現像パラメータ変更時に右目用JPEG画像データを生成してから、立体視表示の際に左目用JPEG画像データを生成したが、画像データの生成順序を逆にしても構わない。その場合、図1のS104、S107で左目用JPEG画像の現像処理が実行され、S109で右目用JPEG画像の現像処理が実行される。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態を説明する。第1実施形態では立体視表示のタイミングに応じて、右目用JPEG画像、左目用JPEG画像、合成JPEG画像等を生成し、その都度、画像の種類を変更する例を説明した。第2実施形態では、右目用および左目用の画像データを常に生成しながらもユーザの操作性を低下させずに再現像処理の結果を表示できる形態について説明する。なお、第2実施形態にて第1実施形態の場合と同様の構成要素については既に使用した符号を用いることにより、それらの詳細な説明を省略し、主として相違点を説明する。
図2のフローチャートを参照して、本実施形態における再現像処理を説明する。なお、S100ないしS105、S110ないしS112の処理については、図1で説明した第1実施形態の場合と同様であるため、S120以降を説明する。
S120で制御部203はユーザ操作を判定し、操作部210によるユーザ操作指示がWBの設定変更である場合、パラメータ変更と判定してS121に処理を進める。また、操作部210によるユーザ操作指示が画像ファイルの保存指定である場合、S110へ処理を進める。
S121で画像処理部207は右目用JPEG画像を現像してデータを生成する。表示部209は、生成された右目用JPEG画像データをGUI表示する(S122)。次のS123で制御部203はユーザ操作を受け付け、操作指示を判定する。現像パラメータを変更して、直ちに現像結果を確認したいユーザは、この段階で次の現像パラメータ値に変更すればよい。ユーザ操作指示があった場合、S120に処理を戻すが、ユーザ操作がなければ、S124に処理を進め、画像処理部207は左目用JPEG画像データを生成する。表示部209は再度GUI表示を更新して現像結果を表示する(S125)。右目用JPEG画像と左目用JPEG画像を交互に表示することで立体視表示が可能となる。S122の段階で右目用JPEG画像を表示する際には立体視表示ではないが、S125の段階ではデータ生成済みの右目用JPEG画像と、左目用JPEG画像とを組み合わせて立体視表示が行われる。
S125の処理の後で、S120に処理を戻す。なお、S120で判定結果が画像ファイルの保存指示である場合には、S110ないしS112の処理が実行された後、処理を終了する。本実施形態では右目用JPEG画像を生成してから左目用JPEG画像を生成したが、生成する画像を逆順にしてもよい。
第2実施形態では、常に右目用JPEG画像と左目用JPEG画像を生成するが、どちらか一方のJPEG画像が生成されたタイミングで表示を更新する。これにより、ユーザが設定した現像パラメータでの現像処理の結果を直ちに表示できる。また、右目用および左目用のJPEG画像のデータが生成されたタイミングで、再現像時にユーザは立体視表示画像を確認できるので、ユーザに快適な操作性を提供できる。
201:撮像素子
203:マイクロコンピュータ
206:デコーダ
207:画像処理部
208:外部メモリ
209:表示部
210:操作部

Claims (7)

  1. 複数の視差画像を出力する撮像装置であって、
    画像処理の操作指示を行う操作手段と、
    前記操作手段の操作指示により設定される画像処理用のパラメータを用いて第1の視差画像および第2の視差画像を処理する画像処理手段を備え、
    前記画像処理手段は、前記操作手段により前記パラメータの変更操作が行われた場合、変更された前記パラメータを用いて第1の視差画像または第2の視差画像の一方を生成し、その後に前記操作手段により前記パラメータの変更操作が行われない場合には、残りの一方の第2の視差画像または第1の視差画像を生成することを特徴とする撮像装置。
  2. 第1の視差画像および第2の視差画像を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された第1の視差画像または第2の視差画像を読み出す制御手段と、
    前記画像処理手段による処理に従って画像を表示する表示手段をさらに備え、
    前記画像処理手段は、前記制御手段により前記記憶手段から読み出した第1の視差画像または第2の視差画像に対して、前記パラメータを用いて前記処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理手段は、前記操作手段により前記パラメータを変更する操作が行われた場合、変更された前記パラメータを用いて第1の視差画像または第2の視差画像の一方を生成し、前記操作手段により立体視表示の操作指示が行われた場合に残りの一方の第2の視差画像または第1の視差画像を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記操作手段により前記パラメータの変更操作が行われた場合、変更された前記パラメータを用いて前記画像処理手段が生成した第1の視差画像または第2の視差画像の一方を表示手段が取得して画像を表示し、その後に前記操作手段により前記パラメータの変更操作が行われない場合には、前記画像処理手段が生成した残りの一方の第2の視差画像または第1の視差画像を表示手段が取得して立体視表示を行うことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記操作手段によって、画像処理された画像の保存指定の操作が行われた場合、前記画像処理手段は前記第1の視差画像と第2の視差画像を合成して合成画像を生成することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 各マイクロレンズに対して、撮像光学系の射出瞳の分割された異なる領域を通過した光束を受光して光電変換する複数の光電変換部を有する撮像素子を備え、
    前記撮像素子により取得した画素データから前記第1の視差画像および第2の視差画像として左目用画像データおよび右目用画像データを生成して出力することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 複数の視差画像を出力する撮像装置にて実行される制御方法であって、
    画像処理の操作指示を受け付ける操作ステップと、
    前記操作ステップでの操作指示により設定される画像処理用のパラメータを用いて第1の視差画像および第2の視差画像を処理する画像処理ステップを有し、
    前記画像処理ステップでは、前記操作ステップにて前記パラメータの変更操作が行われた場合、変更された前記パラメータを用いて第1の視差画像または第2の視差画像の一方を生成し、その後に前記操作ステップにて前記パラメータの変更操作が行われない場合には、残りの一方の第2の視差画像または第1の視差画像を生成することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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