JP6160066B2 - 映像表示システム及び映像表示装置 - Google Patents

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本発明は、映像データを送信する映像送信装置とネットワークを介して接続された映像表示装置に複数の映像を表示させる映像表示システム及び映像表示装置に関するものである。
ネットワークを介して接続された映像表示装置に対して映像データを送信(配信)して映像表示する映像表示システムにおいては、映像表示装置のメモリ、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphic Processing Unit)等のリソース不足により映像の表示品質が劣化しないように、映像データを送信する映像送信装置が予め映像表示装置に対してテスト用映像データを送信し、テスト結果に基づいて映像表示装置のリソース、装置能力を把握して、映像表示装置に適した映像データを送信する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−125374号公報
しかしながら、従来の映像表示システムでは、映像送信装置側において映像データの表示品質の制御を行うので、例えば1台の映像表示装置にて同時に複数の映像を表示させるような場合においては、映像送信装置が映像表示装置の消費リソースの情報に基づき映像データそれぞれについて表示品質の制御を行ってから映像表示装置に送信するので、映像表示装置において映像を表示させるまでの処理遅延が生じるという課題があった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、映像表示装置にて表示させる映像の表示品質を選択することにより処理の遅延を防ぐことができる映像表示システムを提供することを目的とする。
本発明に係る映像表示システムは、映像データを送信する映像送信装置と、前記映像送信装置とネットワークを介して接続され前記映像送信装置からの前記映像データを受信して表示する映像表示装置とを備える映像表示システムであって、前記映像送信装置は、第1のプロファイルのテスト用映像データと第2のプロファイルのテスト用映像データとを送信するテスト用映像データ送信部と、前記映像データを、前記第1のプロファイルと前記第2のプロファイルでエンコードして、それぞれ送信する映像データ送信部と、を備え、前記映像表示装置は、前記第1のプロファイルのテスト用映像データと前記第2のプロファイルのテスト用映像データと、前記第1のプロファイルの映像データと前記第2のプロファイルの映像データとを受信する映像データ受信部と、前記映像データ受信部で受信された前記第1のプロファイルのテスト用映像データに基づく映像を表示する場合の第1の消費リソースと、前記第2のプロファイルのテスト用映像データに基づく映像を表示する場合の第2の消費リソースとを計測するリソース計測部と、前記リソース計測部で計測された前記第1の消費リソースと前記第1のプロファイルとが対応付けられるとともに、前記第2の消費リソースと前記第2のプロファイルとが対応付けられたリソース情報を記憶するリソース情報記憶部と、前記映像データ受信部で受信した前記映像データのプロファイルを、前記リソース情報に基づき、前記第1のプロファイルまたは前記第2のプロファイルのいずれかに選択するプロファイル選択部と、を備えたことを特徴とすることを特徴とする。
本発明に係る映像表示装置は、映像送信装置から送信された第1のプロファイルのテスト用映像データと第2のプロファイルのテスト用映像データと、前記第1のプロファイルの映像データと前記第2のプロファイルの映像データと、を受信する映像データ受信部と、前記映像データ受信部で受信された前記第1のプロファイルのテスト用映像データに基づく映像を表示する場合の第1の消費リソースと、前記第2のプロファイルのテスト用映像データに基づく映像を表示する場合の第2の消費リソースとを計測するリソース計測部と、前記リソース計測部で計測された前記第1の消費リソースと前記第1のプロファイルとが対応付けられるとともに、前記第2の消費リソースと前記第2のプロファイルとが対応付けられたリソース情報を記憶するリソース情報記憶部と、前記映像データ受信部で受信した映像データのプロファイルを、前記リソース情報に基づき、前記第1のプロファイルまたは前記第2のプロファイルのいずれかに選択するプロファイル選択部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の映像表示システム及び映像表示装置によれば、映像表示装置が、テスト用映像データを表示する場合に計測された消費リソースとプロファイルとが対応付けられたリソース情報に基づき、受信した映像データのプロファイルを選択して表示するので、映像を表示させるまでの処理遅延を防ぐことができる。
実施の形態1に係る映像表示システムの構成例を示す図である。 実施の形態1に係るプロファイルの例を示す図である。 実施の形態1に係る消費リソースの例を示す図である。 実施の形態1に係るリソース情報の設定処理についての動作例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るプロファイルの他の例を示す図である。 実施の形態1に係るリソース情報の例を示す図である。 実施の形態1に係る複数のテスト用映像データを表示させた場合のリソース情報の例を示す図である。 実施の形態1に係る異なるプロファイルのテスト用映像データを表示させた場合のリソース情報の例を示す図である。 実施の形態1に係るプロファイル選択処理についての動作例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る映像ソースの例を示す図である。 実施の形態1に係る受信パラメータの例を示す図である。 実施の形態1に係る受信条件の例を示す図である。 実施の形態1においてユーザに選択された映像の表示を説明するための図である。 実施の形態1に係る表示映像数の増減を説明するための図である。 実施の形態2に係る映像表示システムの構成例を示す図である。 実施の形態2に係るプロファイル選択処理についての動作例を示すフローチャートである。
実施の形態1.
以下図面を用いて本発明の実施の形態1を説明する。
図1は実施の形態1に係る映像表示システムの構成例を示す図である。映像表示システムは、映像送信装置1と、映像送信装置1とネットワーク2を介して接続される映像表示装置3とを備える。図1の例では映像表示装置3は1台のみの構成となっているが、これに限定されない。例えば、複数台の映像表示装置3がネットワーク2を介して映像送信装置1に接続され、映像を複数の映像表示装置3に跨って表示する映像表示システムであってもよい。
映像送信装置1は、例えば映像配信サーバ、映像配信レコーダ、監視カメラ等により実現され、映像データを映像表示装置3に送信する。映像送信装置1から映像表示装置3への映像データの配信方式は、映像表示装置3間で映像データの同期を取りやすいマルチキャスト方式を採用するが、映像データの同期を取る仕組みがシステムに導入されている場合はユニキャスト方式を採用してもよい。
映像表示装置3は、例えばPC(Personal Computer)により実現され、ユーザが操作を行うと、当該操作に応じた映像をディスプレイ上に表示する処理を行う。ここでいう操作には、映像を表示する操作のみならず、例えばウィンドウのオープンまたはクローズ、ウィンドウの拡大、縮小、ドラッグ等の操作も含まれる。
ネットワーク2は、有線、無線を問わず、例えばインターネット、無線ネットワーク等であればよい。
まず、映像送信装置1の詳細な構成について説明する。映像送信装置1は、ネットワーク処理部11と、映像データ記憶部12と、テスト用映像データ送信部13と、映像データ送信部14と、プロファイル情報記憶部15とを備える。
ネットワーク処理部11は、ネットワーク2への各機器の接続処理と所定のデータ伝送プロトコルの制御を行う。
映像データ記憶部12は、映像表示装置3へ送信するための映像データと、映像表示装置3のメモリ、CPU、GPU等の消費リソースを測定するためのテスト用映像データとが記憶されている。テスト用映像データは、テスト映像の元データであるテスト用映像ソースが、映像データの表示品質を決定するためのパラメータであるプロファイルを用いてエンコードされることにより生成され、映像データ記憶部12には、複数の異なるプロファイルを用いてエンコードされた複数のテスト用映像データが記憶される。これらの複数のテスト用映像データは、映像ソースは全て同一であっても、異なるプロファイルによりエンコードされるため、異なる映像データとなる。
図2は実施の形態1に係るプロファイルの例を示す図である。この例では、プロファイルを識別するためのプロファイルID「1」、プロファイル名「normal_h264」、コーデック「H.264」、fps(frame per second)「30」、解像度(W)「640」、解像度(H)「480」、品質「80」(0〜100で100を最高品質とする)、配信アドレス「224.1.0.1:47000」となる。
なお、必ずしも映像データ、テスト用映像データをデータ形式で記憶しておく必要はなく、例えば映像送信装置1が監視カメラ等の場合は、映像ソースをリアルタイムでプロファイルを用いてエンコードして映像表示装置3に送信してもよい。
テスト用映像データ送信部13は、映像データ記憶部12に記憶されるテスト用映像データ及びそのテスト用映像データを生成するために用いられたプロファイルに関する情報を、ネットワーク処理部11を介して映像表示装置3に送信する。また、テスト用映像データ送信部13は、後述する受信パラメータを映像表示装置3に送信する。
映像データ送信部14は、映像データ記憶部12に記憶される映像データを、ネットワーク処理部11を介して映像表示装置3に送信する。なお、ここでは説明のためテスト用映像データ送信部13と映像データ送信部14とが別々に設けられた構成としているが、これに限定されず、同一の送信部から映像データまたはテスト用映像データを送信するものとしてもよい。
プロファイル情報記憶部15には、映像送信装置1が映像表示装置3に送信したテスト用映像データのプロファイルの情報が記憶される。例えば、図2に示すプロファイルを用いてエンコードされたテスト用映像データが映像表示装置3に送信されると、プロファイルID「1」に関するプロファイル情報がプロファイル記憶部14に記憶される。
次に、映像表示装置3の詳細な構成について説明する。映像表示装置3は、ネットワーク処理部31と、映像データ受信部32と、映像表示部33と、リソース計測部34と、リソース情報記憶部35と、UI(User Interface)部36と、プロファイル選択部(映像データ選択部)37とを備える。
ネットワーク処理部31は、ネットワーク処理部11と同様、ネットワーク2への各機器の接続処理と所定のデータ伝送プロトコルの制御を行う。
映像データ受信部32は、映像送信装置1から送信された映像データまたはテスト用映像データを受信する。
映像表示部33は、映像データ受信部32により受信された映像データまたはテスト用映像データに基づく映像を表示する。ただし、映像表示部33は、映像データ受信部32により受信された複数の映像データをそのまま全て表示するというわけではなく、複数の映像データのうち、ユーザにより選択された映像データのみを表示する。
リソース計測部34は、映像データ受信部32で受信されたテスト用映像データに関する映像を映像表示部33にて再生する場合の消費リソースを計測する。
図3は実施の形態1に係る消費リソースの例を示す図である。図3に示すように、例えばプロファイルID「1」を用いてエンコードされたテスト用映像データに基づく映像を映像表示部33にて表示する際の消費リソースは、メモリ(MB)が600、CPU(%)が14、GPU(%)が20であることがわかる。
リソース情報記憶部35には、リソース計測部34にて計測対象となったテスト用映像データのプロファイルと、計測された消費リソースとが対応付けてリソース情報として記憶される。リソース情報の詳細な説明については後述する。
UI制御部36は、GUI(Graphical User Interface)制御を行い、ユーザ操作を認識する。
プロファイル選択部37は、映像データ送信部14から送信された複数の映像データを映像データ受信部32が受信した場合に、リソース情報記憶部35に記憶されるリソース情報に基づき、映像表示部33に表示するための映像データのプロファイルを選択する。言い換えると、プロファイル選択部37は、受信された複数の映像データのうち、選択されたプロファイルの映像データを映像表示部33に表示させる映像データ選択部として機能するとも言える。
次に、実施の形態1の動作について説明する。まずは、映像表示装置3におけるリソース情報の設定処理について説明する。図4は実施の形態1に係るリソース情報の設定処理についての動作例を示すフローチャートである。
まず、映像送信装置1のテスト用映像データ送信部13が、映像データ記憶部12に記憶されるテスト用映像データ及びそのテスト用映像データのプロファイル情報を、ネットワーク処理部11を介して映像表示装置3に送信する(ステップS1)。
図5は実施の形態1に係るプロファイルの他の例を示す図である。ここでは、テスト用映像ソースに対し、図5に示す異なる2種類のプロファイル(プロファイルID「1」、「2」)を用いてエンコードしたテスト用映像データを送信する場合を例に説明する。なお、以下の説明では、プロファイルID「1」を第1のプロファイル、プロファイルID「2」を第2のプロファイルと呼称してもよい。テスト用映像データ送信部13は、まずプロファイルID「1」でエンコードした1個のテスト用映像データと、プロファイルID「1」に関するプロファイル情報とを映像表示装置3に送信する。
映像送信装置1は、プロファイル情報記憶部15にプロファイルID「1」に関するプロファイル情報を記憶する(ステップS2)。
映像表示装置3の映像データ受信部32は、映像送信装置1からネットワーク2、ネットワーク処理部31を介して受信したテスト用映像データを受信し、リソース計測部34が、受信したテスト用映像データを映像表示部33に表示する際に消費するリソースを計測する(ステップS3)。
ここでは、プロファイルID「1」のテスト用映像データを映像表示部33に表示すると、図3に示すリソースを消費することとなる。
次に、映像表示装置3は、映像表示部33にて表示したテスト用映像データの消費リソースと、そのテスト用映像データのプロファイル情報(プロファイルID「1」)とを対応付けてリソース情報としてリソース情報記憶部35に記憶する(ステップS4)。
図6は実施の形態1に係るリソース情報の例を示す図である。図6に示すように、リソース情報は、表示したテスト用映像データのプロファイル情報と、表示したテスト用映像データの消費リソースとがそれぞれテーブル形式(プロファイルテーブル及びリソーステーブル)で対応付けられているが、必ずしもこの形式に限定されない。
映像送信装置1が映像表示装置3に対してテスト用映像データを所定回数送信した場合(ステップS5−Yes)、ステップS6に移る。一方で、テスト用映像データを所定回数送信していない場合(ステップS5−No)、ステップS1からステップS4までの処理を繰り返す。なお、所定回数については任意に定めてよいものとする。
ここでは、所定回数を10回とすると、プロファイルID「1」のテスト用映像データは1回しか送信していないので、ステップS1の処理に戻る。ステップS1では、テスト用映像データ送信部13は、前サイクルで送信したプロファイルID「1」のテスト用映像データと同一のデータ及びプロファイル情報を、再び映像表示装置3に送信する。
その後のステップS3では、リソース計測部34は、プロファイルID「1」のテスト用映像データを2個同時に映像表示部33に表示させた場合の消費リソースを計測する。
そして、ステップS4では、テスト用映像データを2個同時に表示させた場合の消費リソースをリソース情報に追記し、リソース情報を更新する。この一連の処理を、所定回数10回になるまで行う。
図7は実施の形態1に係る複数のテスト用映像データを表示させた場合のリソース情報の例を示す図である。図7に示すリソース情報は、プロファイルID「1」のテスト用映像データを2〜10個同時に表示させた場合の消費リソースの情報が、図6からさらに追記されている。例えば、プロファイルID「1」のテスト用映像データを同時に3個表示する場合は、消費リソースはメモリ(MB)645、CPU(%)28、GPU(%)44となる。また、図7のリソース情報には、テスト用映像データを表示しない場合の消費リソースについての情報も追記されている。このようなテスト用映像データを表示しない場合の消費リソースの情報は、予め算出して記憶しておいてもよいし、ステップS1〜S5の途中で算出して記憶するようにしてもよい。
なお、これまで、テスト用映像データ送信部13はテスト用映像データを1個ずつ送信する構成について説明してきたが、必ずしもこれに限定されず、複数個のテスト用映像データを同時に送信するようにしてもよい。その場合は、映像表示装置3側で、複数個のテスト用映像データを同時に受信して表示させた場合の消費リソースを計測することになる。
ステップS6に進んで、映像送信装置1が映像表示装置3に対して全てのプロファイルのテスト用映像データを送信した場合(ステップS6−Yes)、映像表示装置3における設定処理が終了する。一方、全てのプロファイルテスト用映像データを送信していない場合は(ステップS6−No)、ステップS1からS5までの処理を再度繰り返す。
ここでは、映像送信装置1は、プロファイルID「2」のテスト用映像データを映像表示装置3に送信していないので、ステップS1の処理に戻り、テスト用映像データ送信部13は、映像表示装置3に対しプロファイルID「2」のテスト用映像データを送信する。プロファイルID「2」のテスト用映像データについても、プロファイルID「1」のテスト用映像データと同様にステップS1からステップS5までの処理が繰り返され、リソース情報にプロファイルID「2」のテスト用映像データを表示する際の消費リソースの情報が追記される。
図8は、実施の形態1に係る異なるプロファイルのテスト用映像データを表示させた場合のリソース情報の例を示す図である。図8に示すリソース情報は、プロファイルID「2」のテスト用映像データを1個表示させた場合、1個も表示させない場合、また2〜10個を同時に表示させた場合の消費リソースの情報がそれぞれ、図7からさらに追記されている。つまり、リソース情報には、プロファイルID「1」のテスト用映像データを1または複数表示した場合の消費リソースについての情報が含まれるとともに、プロファイルID「2」のテスト用映像データを1または複数表示した場合の消費リソースについての情報が含まれる。なお、プロファイルID「1」のテスト用映像データを1または複数表示する場合の消費リソースを第1の消費リソース、プロファイルID「2」のテスト用映像データを1または複数表示する場合の消費リソースを第2の消費リソースと呼称してもよい。
次に、映像表示装置3が映像送信装置1から映像データを受信した場合の、プロファイル選択処理について説明する。図9は、実施の形態1に係るプロファイル選択処理についての動作例を示すフローチャートである。
まず、映像データ送信部14が、映像表示装置3に対して、映像データ記憶部12に記憶される複数の映像データを送信する(ステップS01)。
映像データ送信部14から送信される映像データ、言い換えると映像データ記憶部12に記憶される映像データは、複数の映像ソースがそれぞれ異なるプロファイルでエンコードされた映像データであり、エンコードに用いられるプロファイルは、図4で説明した設定処理の動作においてプロファイル情報記憶部15に記憶されたプロファイルが該当する。そのため、例えば映像ソースが10個で、かつ、映像データのプロファイルが図5の例で示すプロファイルID「1」、「2」の2つの場合、映像データの個数としては20個となる。つまり、各映像ソースについて2つの異なるプロファイルでエンコードされた映像データが存在するので10×2で20個となり、これら20個の映像データがマルチキャスト送信される。
図10は実施の形態1に係る映像ソースの例を示す図である。図10の例では映像ソースは10個あり、それぞれの映像ソースに対し映像ID、名称、形式、アドレス等の項目が設けられている。なお、アドレスは、形式が「ライブ」の場合は映像ソースのIPアドレスが該当し、形式が「記録」の場合は映像ファイルのパスが該当する。
また、映像データ送信部14は、映像データに加え、送信される映像データの受信アドレスを示した受信パラメータを映像表示装置3に送信する。
図11は実施の形態1に係る受信パラメータの例を示す図である。図10に示す10個の映像ソースに対してプロファイルID「1」、「2」でエンコードされた映像データであるので、上記したように合計20個の映像データの受信アドレスの情報が含まれる。
映像表示装置3の映像データ受信部32は、映像送信装置1から送信された20個の映像データを受信する(ステップS02)。
映像データ受信部32にて映像データを受信すると、プロファイル選択部37は、リソース情報記憶部35に記憶されたリソース情報と、設定された消費リソースの閾値に関する情報とから、受信条件を設定する(ステップS03)。
図12は実施の形態1に係る受信条件の例を示す図である。受信条件は、リソース情報に含まれるプロファイルテーブル及びリソーステーブルと、閾値テーブルから構成される。図12の例では、図8で説明したプロファイルテーブルに、さらに単位メモリ(MB)、単位CPU(%)、単位GPU(%)の項目が付加されている。これらの項目は所定のプロファイルの映像データを1個新たに表示する際の平均の消費リソースを意味する。例えば、プロファイルID「1」の映像データを新たに1個追加で表示する場合は、消費リソースは、メモリが2.3MB、CPUが5.7%、GPUが7%となる。つまり、受信条件におけるリソース情報には、プロファイルID「1」のテスト用映像データに基づく映像とプロファイルID「2」のテスト用映像データに基づく映像とを同時に表示した場合の消費リソースについての情報が含まれる。
閾値テーブルについては、予め映像表示装置3内で設定されていてもよいし、プロファイル選択部37が動的に設定するようにしてもよい。図12の例では、同時に受信できる映像数は10、メモリ閾値(MB)は1000、CPU閾値(%)は50、GPU閾値(%)は80となる。
図9に戻って、UI制御部36がユーザ操作を検知すると(ステップS04−Yes)、プロファイル選択部37は、受信条件に基づいて選択された映像データのプロファイルを選択する(ステップS05)。
図13は実施の形態1においてユーザに選択された映像の表示を説明するための図である。映像データ受信部32により映像データを受信された段階においては、図13(A)に示すように、映像は表示されていない。
ここで、ステップS04において、ユーザがプロファイルID「1」、映像ID「1」の映像データを選択すると、プロファイル選択部37は、図12の受信条件に基づき、図11の受信パラメータに示す映像ID「1」のプロファイルとしてプロファイルID「1」を選択し、その受信アドレス「224.2.0.1:47000」を検索する。
つまり、プロファイル選択部37は、受信条件におけるリソース情報に基づいて、1つの映像データ(ID「1」)を表示する場合の消費リソース(メモリ600MB、CPU14%、GPU10%)は閾値(メモリ閾値1000MB、CPU閾値50%、GPU閾値80%)以下であると判断し、プロファイルID「1」を選択する。
図9に戻って、映像表示部33には映像ID「1」の映像以外は表示されていないので、ステップS06における処理は「No」となり、映像ID「1」の映像が映像表示部33に表示される(ステップS08)。そうすると、図13(B)に示すように、映像ID「1」、プロファイルID「1」の映像Aが映像表示装置3の映像表示部33にて表示される。
さらにユーザ操作があると(ステップS09−Yes)、ステップS05以降の処理を繰り返す。
ここで、ユーザがプロファイルID「1」、映像ID「2」の映像データを新たに選択すると、プロファイル選択部37は、リソース情報から、プロファイルID「1」の映像データを2個同時に表示した場合の消費リソース(メモリ620MB、CPU25%、GPU20%)の情報を読み取り、閾値未満であると判定する。そして、プロファイル選択部37は、映像ID「2」の受信アドレス「224.1.0.2:47010」を検索し、映像表示部33に表示させる。
プロファイル選択部37は、上記したように、プロファイル「1」の映像データを2個同時に表示しても消費リソースが閾値未満であると判断するので、ステップS06の処理は「No」となり、映像ID「1」の映像データのプロファイルは変更されない。そして、図13(C)に示すように、映像ID「1」、プロファイルID「1」の映像Aと、映像ID「2」、プロファイルID「1」の映像Bとが、映像表示装置3の映像表示部33にて表示される。
こういった処理を繰り返し、ユーザによりプロファイルID「1」の映像データが6個表示されている場合について説明する。6個の映像データの映像IDはそれぞれ「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」であるとする。図9のステップS09において、ユーザが新たに7個目の映像データ(映像ID「7」)を選択すると、プロファイル選択部37は、受信条件におけるリソース情報から、プロファイルID「1」の映像データを7個同時に表示した場合の消費リソースを読み取る。その場合、図12に示すように、CPUの消費リソースは50%となり、閾値以上となってしまう。
次に、プロファイル選択部37は、受信条件におけるリソース情報から、プロファイルID「1」の映像データ6個とプロファイルID「2」の映像データ1個とを同時に表示した場合の消費リソースを読み取る。その場合、図12に示すように、CPUの消費リソースは、50.4(47+3.4)%となり、これでも閾値以上となってしまう。
そのため、プロファイル選択部37は、他の映像データのプロファイルの変更が必要と判断し(ステップS06−Yes)、ステップ07の処理に移り、既にプロファイルID「1」で表示している6個の映像データのプロファイルの変更を行う。プロファイル選択部37は、受信条件におけるリソース情報から、プロファイルID「1」の映像データ5個と、プロファイルID「2」の映像データ2個とを同時に表示した場合の消費リソースを読み取る。その場合、図12に示すように、メモリが701.6(682+9.8×2)MB、CPUが46.8(40+3.4×2)%、GPUが61(50+5.5×2)となり、いずれも閾値未満となるので、プロファイル選択部37は、既に表示されている6個の映像データと、新たに選択された1個の映像データについて、プロファイルID「1」が5個、プロファイルID「2」が2個となるようにプロファイルを変更する。
ここで、既に表示されている6個のプロファイルID「1」の映像データのうち、プロファイルIDを「1」から「2」へ変更する映像データの決定方法について説明する。プロファイルIDが「1」から「2」へ変更されると、図5に示されるようにfpsが下がるので、通常ユーザにとって優先度の低い映像データのプロファイルが「1」から「2」に変更されることになる。
例えば、プロファイル選択部37は、ユーザの操作中の映像データのプロファイルIDは変更せず、以下(A)から(D)のいずれかの規則に従ってプロファイルIDを変更する映像データを決定すればよい。(A)ユーザの操作履歴を取得し、最も操作されていない映像データから順に変更する、(B)表示サイズが小さい映像データから順に変更する、(C)映像データの表示ウィンドウの並び順(オーダ)が低い映像データから順に変更する、(D)表示位置が画面中央から最も遠い映像データから順に変更する。なお、表示ウィンドウの表示サイズ、表示ウィンドウの並び順、映像の表示位置等の情報については、映像表示部33により取得され、プロファイル選択部37に通知される。
次に、プロファイルID「1」の映像データが5個、プロファイルID「2」の映像データが2個表示されている場合において、ユーザ操作により1個の映像データに関する表示ウィンドウが閉じられた場合の処理について説明する。
ユーザにより表示ウィンドウが閉じられたことをUI制御部36が検知してプロファイル選択部37に通知すると、プロファイル選択部37は、図12に示す受信条件におけるリソース情報から、プロファイルID「1」の映像データが6個同時に表示された場合の消費リソースは、メモリ710MB、CPU47%、GPU55%であり、これらはいずれも閾値未満であることを読み取る。そして、プロファイル選択部37は、プロファイルID「2」で表示されている映像データについて、プロファイルIDを「1」に変更する。結果として、映像表示部33には、プロファイルID「1」の映像データに関する映像が6個同時に表示されることとなる。
以上のように、本発明の実施の形態1によれば、映像表示装置3が、受信した各プロファイルのテスト用映像データを1つまたは複数同時に表示した場合の消費リソースをリソース計測部34で計測し、計測された消費リソースとプロファイルとがそれぞれ対応付けられたリソース情報に基づいて、プロファイル選択部37は表示する映像データのプロファイルを選択するので、映像を表示させるまでの処理遅延を防止することができる。
つまり、映像送信装置1が、映像表示装置3の消費リソースについての情報を取得し、当該情報に基づいて送信する映像データのプロファイルを設定する必要がなく、映像表示装置3側で受信した映像データのプロファイルを選択して映像を表示するので、映像送信装置1側におけるプロファイル設定のための処理を省くことができ、処理遅延が防止される。
なお、これまで、表示する映像数が増減する場合の例については、ユーザにより新たな映像データが選択される場合、または、ユーザにより映像データの表示ウィンドウが閉じられた場合が該当するとして説明をしたが、これに限らない。例えば、映像送信装置1に複数の映像表示装置3がネットワーク2を介して接続される映像表示システムの構成である場合、以下で説明するようなユーザ処理により表示する映像の増減が生じる。このような映像表示システムにおいては、映像は、各映像表示装置3の画面を跨って表示されることが可能となる。
図14は実施の形態1に係る表示映像数の増減を説明するための図である。図14の例では、映像は、映像表示装置3A、3B、3C、3Dに跨っての表示が可能である。ユーザ操作前では、映像表示装置3AではプロファイルID「1」の映像Aが表示され、映像表示装置3BではプロファイルID「1」の映像Bが表示されている。
ここで、ユーザが映像Aを拡大する操作を行うと、映像表示装置3B、3C、3Dでは新たにプロファイルID「1」の映像Aが1個表示されるので、表示映像数が1増加する。この際、映像表示装置3Bは、必要があれば、図9のステップS05〜07にて説明したように、映像Bのプロファイルを変更する。なお、図14には図示しないが、ユーザが映像Aをドラッグして映像表示装置3Bに移動させたような場合は、映像表示装置3Aは表示映像数が1減少し、映像表示装置3Bは表示映像数が1増加する。なお、映像表示装置3C、3Dの映像表示数は増減しない。
実施の形態2.
以下図面を用いて本発明の実施の形態2について説明する。実施の形態1では、テスト用映像データを表示する際に計測した消費リソースを予測値として記憶し、受信した映像データのプロファイル選択に用いていたが、実施の形態2では、映像表示装置3が消費するリソースの実測値を測定し、当該実測値が閾値以上であった場合はプロファイルの変更処理を行う。
図15は実施の形態2に係る映像表示システムの構成例を示す図である。実施の形態2の映像表示システムを構成する映像表示装置30は、実施の形態1の映像表示装置3の構成に加えて、新たにリソース実測値監視部38を備えている点において実施の形態1と異なる。実施の形態2に係る映像表示装置30における他の構成については実施の形態1と同じであるので、図1と同一符号を付してその説明を省略する。
リソース実測値監視部38は、映像表示装置30が映像を表示する際の消費リソースの実測値を常時監視(計測)し、その値をプロファイル選択部37に通知する。
次に、実施の形態1におけるプロファイル選択処理について説明する。図16は実施の形態2に係るプロファイル選択処理についての動作例を示すフローチャートである。なお、リソース情報の設定処理の動作については実施の形態1と同様であるためその説明を省略する。
図16において、ステップS001からステップS009は、実施の形態1の図9で説明したステップS01からステップS09と同じであるため、説明を省略する。ここで、実施の形態1と同様に、6個のプロファイルID「1」の映像データが表示されており、ユーザにより新たに7個目の映像データ(プロファイルID「1」)が選択された場合について説明する。
ユーザが新たに7個目の映像データを選択すると、プロファイル選択部37は、受信条件におけるリソース情報から、プロファイルID「1」の映像データを7個同時に表示した場合の消費リソースを読み取る。その場合、図12に示すように、CPUの消費リソースは50%で閾値以上となってしまうので、プロファイルID「1」が5個、プロファイルID「2」が2個となるように映像データのプロファイルを変更する。このときの消費リソースは、図12から、メモリ701.6(682+9.8×2)MB、CPU46.8(40+3.4×2)%、GPU61(50+5.5×2)となり、いずれも閾値未満である。
しかしながら、これらの値は推定値であるので、環境要因が変化すると、必ずしもその通りの値でない場合がある。環境要因が変化する例としては、例えば、テスト用映像データを送信し消費リソースを計測してリソース情報の設定処理が完了した後、新たにアプリケーションが追加でインストールされていた場合が該当し、この場合、リソース情報に基づく消費リソースと、消費リソースの実測値とが必ずしも一致しない。また、消費リソースのうちCPUは時刻変動が激しいため、消費リソースの推定値が閾値未満でも、消費リソースの実測値としては瞬間的に閾値を超える場合がある。
リソース実測値監視部38は、計測している消費リソースの実測値をプロファイル選択部37に通知する。プロファイル選択部37は、通知された消費リソース実測値が図12に示す閾値以上であるか否かを判定し、閾値以上でなければ(ステップS0010−No)、選択したプロファイルのまま表示を続けるようにする。つまり、プロファイルID「1」の映像が5個と、プロファイルID「2」の映像2個とを同時に表示したままにする。
プロファイル選択部37は、通知された消費リソース実測値が図12に示す閾値以上である場合(ステップS0010−Yes)、消費リソース実測値が閾値未満となるよう、表示している映像のプロファイルを変更する。例えば、プロファイル選択部37は、プロファイルID「1」の映像4個と、プロファイルID「2」の映像3個とを同時に表示するようにすればよい。ここで新たにプロファイルID「1」から「2」に変更される映像データの決定方法については、実施の形態1で説明した方法を用いればよい。
以上のように、本発明の実施の形態2によれば、リソース実測値監視部38が消費リソースの実測値を計測し、プロファイル選択部37は、リソース情報に基づく消費リソースが閾値未満であっても、消費リソースの実測値が閾値以上の場合は表示している映像のプロファイルを変更して消費リソースの実測値が閾値未満となるようにするので、環境要因による消費リソースの変動の影響を受けることなく処理遅延を防止することができる。
また、テスト用映像データによるリソース情報の設定処理が終了した後に環境が変化した場合、例えば新たにアプリケーションをインストールしたような場合であっても、変化後の環境において再度リソース情報の設定処理を行う必要がないので、映像表示システムの管理者にとっての運用負担を軽減することが可能となる。
1 映像送信装置、2 ネットワーク、3、30 映像表示装置、11 ネットワーク処理部、12 映像データ記憶部、13 テスト用映像データ送信部、14 映像データ送信部、15 プロファイル情報記憶部、31 ネットワーク処理部、32 映像データ受信部、33 映像表示部、34 リソース計測部、35 リソース情報記憶部、36 UI制御部、37 プロファイル選択部、38 リソース実測値監視部

Claims (8)

  1. 映像データを送信する映像送信装置と、前記映像送信装置と接続され前記映像送信装置からの前記映像データを受信して表示する映像表示装置とを備える映像表示システムであって、
    前記映像送信装置は、
    第1のプロファイルのテスト用映像データと第2のプロファイルのテスト用映像データとを送信するテスト用映像データ送信部と、
    前記映像データを、前記第1のプロファイルと前記第2のプロファイルでエンコードして、それぞれ送信する映像データ送信部と、を備え、
    前記映像表示装置は、
    前記第1のプロファイルのテスト用映像データと前記第2のプロファイルのテスト用映像データと、前記第1のプロファイルの映像データと前記第2のプロファイルの映像データとを受信する映像データ受信部と、
    前記映像データ受信部で受信された前記第1のプロファイルのテスト用映像データに基づく映像を表示する場合の第1の消費リソースと、前記第2のプロファイルのテスト用映像データに基づく映像を表示する場合の第2の消費リソースとを計測するリソース計測部と、
    前記リソース計測部で計測された前記第1の消費リソースと前記第1のプロファイルとが対応付けられるとともに、前記第2の消費リソースと前記第2のプロファイルとが対応付けられたリソース情報を記憶するリソース情報記憶部と、
    前記映像データ受信部で受信した前記映像データのプロファイルを、前記リソース情報に基づき、前記第1のプロファイルまたは前記第2のプロファイルのいずれかに選択するプロファイル選択部と、を備えたことを特徴とする映像表示システム。
  2. 前記リソース情報には、前記第1のプロファイルのテスト用映像データに基づく映像を複数同時に表示した場合の消費リソースについての情報が含まれるとともに、前記第2のプロファイルのテスト用映像データに基づく映像を複数同時に表示した場合の消費リソースについての情報が含まれることを特徴とする請求項1に記載の映像表示システム。
  3. 前記リソース情報には、前記第1のプロファイルのテスト用映像データに基づく映像と前記第2のプロファイルのテスト用映像データに基づく映像とを同時に表示した場合の消費リソースについての情報が含まれることを特徴とする請求項1または2に記載の映像表示システム。
  4. 前記プロファイル選択部は、前記リソース情報に基づき、表示中の映像に基づく消費リソースと、前記映像データ受信部で受信した前記映像データに基づく映像を表示する場合の消費リソースとの合計が、設定された消費リソースの閾値未満となるように前記受信した映像データの前記プロファイルを選択することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の映像表示システム。
  5. 前記プロファイル選択部は、前記消費リソースの合計が前記閾値未満となるように前記表示中の映像に関する映像データのプロファイルを変更することを特徴とする請求項4に記載の映像表示システム。
  6. 前記プロファイル選択部は、前記表示中の映像が複数ある場合に、優先度に応じて前記プロファイルを変更する前記表示中の映像に関する映像データを決定することを特徴とする請求項5に記載の映像表示システム。
  7. 前記プロファイル選択部は、前記表示中の映像に基づく前記消費リソースの実測値と前期受信した映像データに基づく映像を表示する場合の前記消費リソースの実測値との合計が前記閾値以上となる場合に、前記表示中の映像に関する映像データの前記プロファイル又は前記受信した映像データの前記プロファイルのうち少なくともいずれか一方を変更することを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の映像表示システム。
  8. 映像送信装置から送信された第1のプロファイルのテスト用映像データと第2のプロファイルのテスト用映像データと、前記第1のプロファイルの映像データと前記第2のプロファイルの映像データと、を受信する映像データ受信部と、
    前記映像データ受信部で受信された前記第1のプロファイルのテスト用映像データに基づく映像を表示する場合の第1の消費リソースと、前記第2のプロファイルのテスト用映像データに基づく映像を表示する場合の第2の消費リソースとを計測するリソース計測部と、
    前記リソース計測部で計測された前記第1の消費リソースと前記第1のプロファイルとが対応付けられるとともに、前記第2の消費リソースと前記第2のプロファイルとが対応付けられたリソース情報を記憶するリソース情報記憶部と、
    前記映像データ受信部で受信した映像データのプロファイルを、前記リソース情報に基づき、前記第1のプロファイルまたは前記第2のプロファイルのいずれかに選択するプロファイル選択部と、を備えたことを特徴とする映像表示装置。
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