JP6159933B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、弾球遊技機に関する。
従来、弾球遊技機では、一般的に、始動口への入球に起因して乱数が抽出され、該乱数により大当り抽選が行われると共に、当りとなった際に停止表示される特別図柄の種類が決定される。そして、特別図柄の種類により、大当り遊技の内容や、大当り遊技終了後に、弾球遊技機の遊技状態を確変状態や時短状態に設定するか否かが決定されるため、遊技者の選択が大当り遊技の内容や遊技状態に反映されることが無く、興趣に欠ける部分があった。
これに対し、特許文献1には、センターケースの両側に第1始動口と第2始動口を設け、大当り抽選で当りとなった後にどちらの始動口に遊技球を入球させるかにより、大当り遊技の内容や、大当り遊技終了後の遊技状態を決定することが記載されている。具体的には、第1始動口に入球させた場合には、抽選により大当り遊技のラウンド数が2R或いは5Rに設定されると共に、大当り遊技終了後には、所定数の大当り抽選が行われるまで時短状態となる。一方、第2始動口に入球させた場合には、大当り遊技のラウンド数は必ず5Rとなるが、大当り遊技終了後は時短状態にはならない。
特開2008−295968号公報
特許文献1における第1,第2始動口の選択は、いわば、時短状態を放棄する代わりに5ラウンドの大当り遊技を確実に獲得するか、或いは、大当り遊技のラウンド数が減ってしまうリスクを背負って時短状態の獲得にチャレンジするかを決めるものである。
しかしながら、時短状態の獲得にチャレンジした結果、大当り遊技のラウンド数が減ったとしても、ラウンド数が5Rから2Rに減るだけである。また、時短状態を獲得したからといって、遊技球の減り具合が抑えられるとはいえ、時短状態中に必ず当りになるというわけではない。
すなわち、上記選択は、1回の大当り遊技や、該大当り遊技の直後の遊技に影響を及ぼすのみであり、遊技性を大きく変化させるものではないため、重要性が低く、遊技者が飽きてしまうおそれがある。
本願発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、遊技者の選択に応じて遊技性を大きく変えることができる弾球遊技機を提供することを目的とする。
上記課題に鑑みてなされた請求項1に係る発明は、始動口への入球により抽出された乱数に基づき大当り抽選を行うと共に、大当り抽選に当選した後、予め定められたパターンに従い通常大入賞口或いは確変大入賞口を開閉することで大当り遊技を行う弾球遊技機に関するものである。
この弾球遊技機は、確変大入賞口に入球した遊技球が入球可能な確変突入口と、パターンを定めるための第1決定口及び第2決定口を有する当り決定装置と、大当り抽選で当選すると、第1決定口と第2決定口とのどちらに入球が生じたかに応じて、該当選後に行われる大当り遊技のパターンを選択する選択手段と、大当り遊技中に遊技球が確変突入口に入球すると、該大当り遊技の終了後に、当該弾球遊技機を、大当り抽選での当選確率が上昇する確変状態に設定する設定手段と、を備える。
そして、当り決定装置は、大当り抽選での当選後、当該当り決定装置に入球した遊技球を、予め定められた期間にわたり第1決定口に誘導すると共に、該期間の経過後、該遊技球を、予め定められた期間にわたり第2決定口に誘導する誘導手段をさらに有し、大当り遊技のパターンとして、確変大入賞口或いは通常大入賞口が入球容易な態様で開放される開放回数が異なる複数の種類のパターンが設けられていると共に、これらのパターンは、さらに、確変大入賞口の開放により確変突入口への入球が容易となる確変パターンと、確変突入口への入球が不可能な通常パターンとに分類される。
また、選択手段は、第1決定口に入球した場合には、第2決定口に入球した場合に比べ、より高い確率で確変パターンを選択し、且つ、第1決定口に入球した場合の大当り遊技における開放回数の平均値が、第2決定口に入球した場合の大当り遊技における開放回数の平均値よりも低くなるように、パターンを選択する。
さらに、大当り抽選に当選した後、第1決定口に入球することを第1大当りとすると共に、大当り抽選に当選した後、第2決定口に入球することを第2大当りとし、第1大当りが発生した際に選択手段により選択されるパターンを第1パターンとすると共に、第2大当りが発生した際に選択手段により選択されるパターンを第2パターンとし、第1大当り或いは第2大当り発生時に、選択手段によりそれぞれのパターンが選択される確率を選択確率とする。また、選択手段により第1パターンとして通常パターンが1回選択されるにつき発生する第1大当りの回数の平均値を第1平均連チャン回数とすると共に、選択手段により第2パターンとして通常パターンが1回選択されるにつき発生する第2大当りの回数の平均値を第2平均連チャン回数とする。また、第1平均連チャン回数の第1大当りが発生した場合において、それぞれの第1パターンに関して、該第1パターンが選択される回数の平均値と該第1パターンの開放回数との積の総和を第1総和とすると共に、第2平均連チャン回数の第2大当りが発生した場合において、それぞれの第2パターンに関して、該第2パターンが選択される回数の平均値と該第2パターンの開放回数との積の総和を第2総和とする。そして、第1総和と第2総和との差分が予め定められた許容範囲内に収まるように、第1パターンの開放回数及び選択確率と、第2パターンの開放回数及び選択確率とが調整されている。
このような構成によれば、第1大当りとなった場合には、第2大当りに比べ、大当り遊技状態終了後に確変状態になり易く、第2大当りとなった場合には、第1大当りに比べ大当り遊技中の開放回数が多くなるという可能性があり、第1大当りよりも多くの賞球を獲得できる場合がある。
このため、第1大当りと第2大当りの選択により、連チャン(確変状態を維持しながら複数回にわたり当りが発生すること)により多くの賞球を獲得することを目指すか、或いは、連チャンの発生が困難となるリスクを背負ってより大量の賞球を獲得することを目指すかが決定される。
具体的には、例えば、遊技者が十分な時間を有しており、遊技を楽しみながら時間をかけて大量の賞球を獲得したいという場合であれば、第1大当りを選択することが考えられる。一方、短時間で勝負をかけたい場合や、一発逆転を狙いたいという場合には、第2大当りを選択することが考えられる。
このように、請求項1に係る弾球遊技機によれば、第1大当りを選択するか第2大当りを選択するかにより遊技性を大きく変えることができる。そして、これにより、遊技者の好みや状況に応じた遊技を提供することができると共に、遊技者は、様々な遊技戦略を持って遊技を行うことが可能となる。
また、仮に、遊技盤上の別々の場所に第1決定口と第2決定口が設けられている場合には、各決定口への入球確率を適切なものとするため、各決定口への遊技球の流下経路上に設置された釘を調整する必要がある。
これに対し、請求項1に係る弾球遊技機では、第1決定口と第2決定口は単一の当り決定装置の内部に設けられ、該当り決定装置に入球した遊技球は、誘導手段によりいずれかの決定口に誘導される。
このため、各決定口に対し個別に釘調整を行う必要が無くなり、釘調整の手間を低減することができる。
なお、請求項1と同様の確変突入口、当り決定装置、選択手段、設定手段、を備える弾球遊技機において、通常大入賞口及び確変大入賞口を開放する態様として、該入賞口への入球が容易となる時間にわたり開放する長時間開放と、該入賞口を短時間にわたり開放し、該入賞口への入球を困難とする短時間開放とが設けられており、大当り遊技のパターンとして、確変大入賞口或いは通常大入賞口の長時間開放がなされる開放回数が異なる複数の種類のパターンが設けられていると共に、これらのパターンは、さらに、確変大入賞口の長時間開放が少なくとも1回なされ、該長時間開放により確変突入口への入球が容易となる確変パターンと、確変大入賞口の長時間開放がなされない通常パターンとに分類される構成としても良い。
このような構成を有する場合であっても、同様の効果を得ることができる
また、請求項1に係る弾球遊技機によれば、大当り抽選に当選した後、第1大当りと第2大当りのどちらを選択し続けたとしても、遊技者がトータルで獲得できる賞球の数を同程度とすることができる。このため、獲得できる賞球の数とは無関係に、純粋に遊技者の好みにより遊技性を選択させることができる。
パチンコ機の正面図である。 パチンコ機の遊技盤の正面図である。 遊技盤に設けられた確変決定装置を示す説明図である。 遊技盤に設けられた当り決定装置を示す説明図である。 パチンコ機の裏面図である。 パチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。 第一実施形態におけるメインルーチンについてのフローチャートである。 第一実施形態における始動口入賞確認処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における当否判定処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における当否判定処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における当否判定処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における当否判定処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における大当り決定処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における大当り遊技処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における大当り遊技処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における大当り遊技処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における大当り遊技処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における確変突入口通過確認処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における大当り演出決定処理についてのフローチャートである。 第一実施形態における演出画面の説明図である。 第一実施形態における各種類の大当り遊技の内容を示す表と、開放パターンの内容を示す表である。 第二実施形態における大当り演出決定処理についてのフローチャートである。 第二実施形態における演出画面の説明図である。 第二実施形態における各種類の大当り遊技の内容を示す表と、開放パターンの内容を示す表である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[構成の説明]
(1)全体の構成について
図1に示すように、本実施形態のパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠51にて各構成を保持する構造を有している。外枠51の左側上下にはヒンジ53が設けられており、ヒンジ53により、板ガラス61が嵌め込まれた前枠(ガラス枠)52及び後述の内枠が、外枠51に対し開閉可能に保持される。また、前枠52の板ガラス61の奥には、内枠に保持された遊技盤1(図2)が設けられている。
前枠52の上部の左右両側にはスピーカ66が設置されており、これらにより遊技音が出力され、遊技の趣向性を向上させる。また、前枠52には、遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプ65のほか、遊技の異常を報知するLEDが設けられている。
前枠52の下部には、上皿55と下皿63とが一体に形成されている。また、下皿63の右側には発射ハンドル64が設けられており、該発射ハンドル64を時計回りに操作することにより発射装置が作動し、上皿55から供給された遊技球が遊技盤1に向けて発射される。
下皿63は、上皿55から溢れた賞球を受けるよう構成されており、球抜きレバーを操作することで、下皿63に溜まった遊技球を遊技店に備えられたドル箱に移すことができる。また、上皿55の中央には、演出ボタン67及びジョグダイヤル68が設けられている。
本パチンコ機50は、いわゆるCR機であり、プリペイドカードの読み書きを行うプリペイドカードユニット(CRユニット)56が付属されていると共に、上皿55の右側には球貸ボタン57,精算ボタン58,精算表示装置59が設けられている。
なお、図1の49は、前枠52及び前記内枠を外枠51にロックするシリンダ錠であり、該シリンダ錠49に所定の鍵を挿入して鍵を時計回りに操作すると、内枠が開放され、反時計回りに操作すると、前枠52が開放される。
また、図2に示すように、遊技盤1には、外レール2aと内レール2bとによって囲まれた略円形の遊技領域3が形成されている。遊技領域3には、その中央部にセンターケース5が装着され、センターケース5に向かって左横には、普通図柄作動ゲート22が設置されている。普通図柄作動ゲート22を遊技球が通過すると、普通図柄の当否抽選用の複数種類の乱数が抽出され、抽出された乱数に基づく当否判定(普通図柄抽選)が行われる。
センターケース5の直下には、遊技球の入球に起因して、特別図柄(特図とも記載)の変動表示を伴う大当り抽選が行われる第1始動口11及び第2始動口12が、上下に並んで配設されている。本パチンコ機50は、第1始動口11への入球により変動する第1特別図柄(第1特図)と、第2始動口12への入球により変動する第2特別図柄(第2特図)との2種類の特別図柄を備える。第1始動口11は、常時遊技球が入球可能に構成されているが、第2始動口12は、普通図柄抽選での当選により開放される普通電動役物として構成されており、開放時のみ入球可能となっている。
第1始動口11に遊技球が入球すると、第1特図に対応する複数種類の乱数が抽出され、第1保留記憶として記憶されると共に、第2始動口12に遊技球が入球すると、第2特図に対応する複数種類の乱数が抽出され、第2保留記憶として記憶される。
普通電動役物として構成された第2始動口12は、普通図柄抽選での当選時に、所定時間の開放が行われる。
また、センターケース5に向かって右側には、大当りの種類を決定するための当り決定装置16が配置されている。
また、センターケース5の下方であって、第1,第2始動口11,12に向かって右側には、大当り抽選で当ると行われる大当り遊技の際に開放される特別電動役物からなる第1,第2大入賞口20,21が配置されている。なお、第2大入賞口21は、第1大入賞口20の上側に配置されている。
また、第1,第2始動口11,12の下側には、大当り遊技中に第1大入賞口20に入球した遊技球が誘導され、大当り遊技終了後に確変状態(大当り抽選で当る確率が上昇した状態)となることを決定するための確変決定装置13が配置されている。
なお、確変決定装置13と当り決定装置16の詳細については、後述する。
遊技盤1における向かって右下の領域には、7セグメントの第1特図表示装置9及び第2特図表示装置10と、4個のLEDからなる第1特図保留数表示装置23及び第2特図保留数表示装置24と、2個のLEDからなる普通図柄表示装置7と、4個のLEDからなる普図保留数表示装置8が設置されている。
図2に示す遊技盤1のセンターケース5には、中央に演出図柄表示装置6(全体の図示は省略)のLCDパネルが配設され、LCDパネルの画面上では、演出図柄の変動表示等を行うことで、第1,第2特図に対応する大当り抽選の結果を報知する図柄演出が行われる。
また、センターケース5には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージ等が設けられている。
なお、遊技盤1の遊技領域3には多数の遊技釘4が植設されており、盤面最下部にはアウト口が設けられている。
次に、確変決定装置13と当り決定装置16の構成について説明する。
図3に記載されているように、確変決定装置13は、第1大入賞口20に入球した遊技球が排出される排出口13aと、確変状態への移行を決定するための確変突入口15と、確変突入口15を閉鎖或いは開放する振分羽根14を備える。
既に述べたように、大当り遊技中に第1大入賞口20に入球した遊技球は、遊技盤の背部に配された経路を流下して確変決定装置13に誘導され、排出口13aから排出される。確変突入口15が開放されているときに排出口13aから遊技球が排出されると、該遊技球は確変突入口15に入球し、大当り遊技終了後に確変状態となることが決定される(図3(b)参照)。一方、確変突入口15が閉鎖されているときに排出口13aから遊技球が排出されると、該遊技球は振分羽根14によりはずれ口13bに誘導される(図3(a)参照)。
また、図4に記載されているように、当り決定装置16は、上側に向かって開口している入口16aと、第1大当り(詳細は後述する)を発生させることを決定するための第1ゲート18と、第2大当り(詳細は後述する)を発生させることを決定するための第2ゲート19と、各ゲートを通過した遊技球を排出する出口16bを備える。
また、当り決定装置16は、入口16aに入球した遊技球を、第1,第2大当りゲート18,19のどちらに誘導する振分装置17を備えている。この振分装置17は、第1ゲート18に向かう経路と第2ゲート19に向かう経路の分岐点に設けられており、いずれかの経路を塞いだ状態とすることで、入口16aに入球した遊技球を他方の経路に誘導する。
なお、図4(a)は、入球した遊技球を第2ゲート19に誘導する場合(右振分)を示しており、図4(b)は、入球した遊技球を第1ゲート18に誘導する場合(左振分)を示している。
そして、大当り抽選に当選した後、当り決定装置16は、所定期間(例えば5秒間)にわたり左振分となり、遊技球を第1ゲート18に誘導すると共に、該期間が経過すると、さらに所定期間(例えば5秒間)にわたり右振分となり、遊技球を第2ゲート19に誘導する。
また、図5に示すように、パチンコ機50の裏側は、遊技盤1を脱着可能に取付ける内枠70が外枠51に収納された構成となっている。内枠70は、前枠52と同様、一方の側縁(図3に向かって右側)の上下位置が外枠51に設けられたヒンジ53に結合され、開閉可能に設置されている。内枠70には、遊技球流下通路が形成されており、上方(上流)から球タンク71、タンクレール72、払出ユニット73が設けられ、払出ユニット73の中には払出装置が設けられている。この構成により、遊技盤1の入賞口に遊技球が入賞すると、球タンク71に貯留されている所定個数の遊技球(賞球)が払出装置から払い出され、流下通路を通り上皿55に払い出される。また、本実施形態では、払出装置は、球貸ボタン57の操作に応じて遊技球(貸球)を払い出すよう構成されている。
また、パチンコ機50の裏側には、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83、発射制御装置、電源基板85が設けられている。主制御装置80,演出図柄制御装置82,サブ統合制御装置83は、遊技盤1に設けられ、払出制御装置81,発射制御装置,電源基板85は、内枠70に設けられている。なお、図5では発射制御装置が記載されていないが、発射制御装置は、払出制御装置81の奥側(遊技盤1側)に配されている。
また、球タンク71の右側には、外部接続端子板78が設けられており、外部接続端子板78により、遊技状態や遊技結果を示す信号が図示しないホールコンピュータへ送られる。
(2)電気的構成について
次に、パチンコ機50の電気的構成について説明する。このパチンコ機50は、図6のブロック図に示すとおり、主制御装置80を中心にして構成されている。なお、このブロック図には、単に信号を中継するいわゆる中継基板や電源基板等は記載されていない。また、詳細な図示は省略するが、主制御装置80、払出制御装置81、演出図柄制御装置82、サブ統合制御装置83のいずれもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備えている。また、発射制御装置84、電源基板にはCPU、ROM、RAMは設けられていないが、これに限るわけではなく、発射制御装置84等にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置80には、第1始動口11に入球した遊技球を検出する第1始動口SW11a、第2始動口12に入球した遊技球を検出する第2始動口SW12a、普通図柄作動ゲート22に進入した遊技球を検出する普通図柄作動SW22a、一般入賞口25〜27に入球した遊技球を検出する入賞口SW25a等からの検出信号が入力される。
また、このほかにも、第1大入賞口20に入球した遊技球を計数するための第1カウントSW20a、第2大入賞口21に入球した遊技球を計数するための第2カウントSW21a等からの検出信号が入力される。さらに、確変決定装置13に設けられた確変突入口15に入球した遊技球を検出する確変突入口SW15a、当り決定装置16に設けられた第1ゲート18を通過した遊技球を検出する第1ゲートSW18a、同装置に設けられた第2ゲート19を通過した遊技球を検出する第2ゲートSW19a等からの検出信号が入力される。
主制御装置80は、搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号等に基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成し、払出制御装置81及びサブ統合制御装置83に出力する。
また、主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている第1特図表示装置9,第2特図表示装置10,第1特図保留数表示装置23,第2特図保留数表示装置24,普通図柄表示装置7,普図保留数表示装置8の表示を制御する。
さらに、主制御装置80は、第1大入賞口ソレノイド(第1大入賞口SOL)20bを制御することで第1大入賞口20の開閉を制御すると共に、第2大入賞口ソレノイド(第2大入賞口SOL)21bを制御することで第2大入賞口21の開閉を制御し、普電役物ソレノイド12bを制御することで第2始動口12の開閉を制御する。
また、振分羽根ソレノイド14aを制御することで、振分羽根14を制御し、確変決定装置13に設けられた確変突入口15の開閉状態を切り替えると共に、振分装置ソレノイド17aを制御することで、当り決定装置16に設けられた振分装置17の位置を制御する。
主制御装置80からの出力信号は試験信号端子にも出力されるほか、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板78に出力されてホールコンピュータ87に送られる。
主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信が可能である。
払出制御装置81は、主制御装置80から送られてくるコマンドに応じて払出モータ30を稼働させて賞球を払い出させる。本実施例においては、賞球として払い出される遊技球を計数するための払出SW31の検出信号は払出制御装置81に入力され、払出制御装置81で賞球の計数が行われる構成を用いる。この他にも主制御装置80と払出制御装置81に払出SW31の検出信号が入力され、主制御装置80と払出制御装置81の双方で賞球の計数を行う構成を用いることも考えられる。
なお、払出制御装置81は、ガラス枠閉鎖SW45,内枠閉鎖SW46,球切れSW33,払出SW31,満杯SW32からの信号が入力され、満杯SW32により下皿63が満タンであることを示す信号が入力された場合や、球切れSW33により球タンク71に遊技球が少ないあるいは無いことを示す信号が入力された場合には、払出モータ30を停止させ、賞球の払出動作を停止させる。また、満杯SW32,球切れSW33も、その状態が解消されるまで信号を出力し続ける構成になっており、払出制御装置81は、その信号が出力されなくなることに起因して払出モータ30の駆動を再開させる。
また、払出制御装置81は、CRユニット端子板34を介してCRユニット56と交信することで払出モータ30を作動させ、貸し球を排出する。払出された貸し球は払出SW31に検出され、検出信号は払出制御装置81に入力される。また、CRユニット端子板34は、精算表示装置59とも双方向通信可能に接続されており、精算表示装置59には、遊技球の貸出しを要求するための球貸ボタン57、精算を要求するための精算ボタン58が設けられている。
また、払出制御装置81は、外部接続端子板78を介して賞球に関する情報、枠(内枠70,前枠52)の開閉状態を示す情報などをホールコンピュータ87に送信するほか、発射制御装置84に対して発射停止信号を送信する。
なお、本実施例では遊技球を払出す構成であるが、入賞等に応じて発生した賞球を払い出さずに記憶する封入式の構成にしても良い。
発射制御装置84は、発射モータ40を制御して、遊技領域3に遊技球を発射させる。
なお、発射制御装置84には、払出制御装置81以外に、発射ハンドル64からの回動量信号、タッチSW38からのタッチ信号、発射停止SW39から発射停止信号が入力される。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル64を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止SW39を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射出来ないようになっている。
サブ統合制御装置83は、主制御装置80から送信されてくるデータ及びコマンドを受信し、それらを演出表示制御用、音制御用及びランプ制御用のデータに振り分けて、演出表示制御用のコマンド等は演出図柄制御装置82に送信し、音制御用及びランプ制御用は自身に含まれている各制御部位(音声制御装置及びランプ制御装置としての機能部)に分配する。
そして、音声制御装置としての機能部は、音声制御用のデータに基づいて音LSIを作動させることによってスピーカ66からの音声出力を制御し、ランプ制御装置としての機能部は、ランプ制御用のデータに基づいてランプドライバを作動させることによって各種LED、ランプ28を制御する。
また、サブ統合制御装置83には、演出ボタン67,ジョグダイヤル68が接続されており、遊技者が演出ボタン67,ジョグダイヤル68を操作した際には、その信号がサブ統合制御装置83に入力される。
サブ統合制御装置83と演出図柄制御装置82とは双方向通信が可能である。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して、演出図柄の変動表示(図柄演出)等の演出画面を表示させる。
[動作の説明]
[第一実施形態]
次に、第一実施形態におけるパチンコ機50の動作について説明する。
第一実施形態のパチンコ機50は、周知のものと同様、第1始動口11或いは第2始動口12への入球により大当り抽選が行われ、大当り抽選で当った場合には、第1大入賞口20或いは第2大入賞口21を開閉することで大当り遊技が行われる。
また、パチンコ機50の遊技状態として、大当り抽選での当選確率が上昇する確変状態や、第2始動口12への入球が容易となる時短状態が設けられている。なお、遊技状態が時短状態且つ確変状態となる場合もあり、また、時短状態,確変状態のいずれでもない状態を、通常状態と記載する。また、時短状態となった場合には、普通図柄抽選での当選確率が上昇すると共に、普通図柄の変動時間が短縮され、さらに、普通図柄抽選での当選時における普通電動役物の開放時間を長くすることで、第2始動口12への入球確率が上昇した状態となる。
また、パチンコ機50では、大当り遊技において第1,第2大入賞口20,21を開閉させる開放パターンとして、各大入賞口の開放時間や開放タイミング等が異なる複数の種類が設けられている。また、大当り遊技の種類として、この開放パターンや、大当り遊技終了後の遊技状態が異なる複数の種類が設けられている。そして、大当り抽選で当った後、当り決定装置16に入球した遊技球が、第1ゲート18と第2ゲート19のどちらを通過したかにより、大当たり遊技の種類が定められる。
具体的には、第1特図で当った場合と、第2特図で当った場合のそれぞれにおいて、各ゲートには複数の大当り遊技の種類が対応付けられており、遊技球がいずれかのゲートを通過すると、抽選により、通過したゲートに対応するいずれかの種類の大当り遊技が選択され、選択された種類の大当り遊技が行われる。
また、大当り遊技中、第1大入賞口20に入球した遊技球は確変決定装置13に誘導され、該遊技球が確変突入口15に入球することで、大当り遊技終了後に確変状態に移行することが決定される。そして、大当り遊技の開放パターンとして、第1大入賞口20が長時間開放され、大当り遊技終了後に確変状態となる可能性がある確変パターンと、第1大入賞口20が短時間しか開放されず、大当り遊技終了後に確変状態とならない通常パターンの2種類が設けられている。
このため、大当り抽選に当選後に、遊技球を第1ゲート18と第2ゲート19のどちらを通過させるかにより、大当り遊技で獲得可能な賞球の数や、大当り遊技後の遊技状態が異なるものとなり、パチンコ機50の遊技性が大きく変化することになる。
以下では、第一実施形態におけるパチンコ機50の動作について、詳しく説明する。
(1)メインルーチンについて
まず、パチンコ機50の主制御装置80におけるメインルーチンについて、図7に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、このメインルーチンは、2ms周期のタイマ割り込み処理として起動される。
S10では、主制御装置80は、正常なタイマ割り込みによりメインルーチンが起動されたか否かを判定し、肯定判定が得られた場合には(S10:Yes)、S20に処理を移行すると共に、否定判定が得られた場合には(S10:No)、S15に処理を移行する。
S15では、主制御装置80は、CPUやI/O等の初期設定を行い、S70に処理を移行する。
一方、S10で肯定判定が得られた場合には、主制御装置80は、初期値乱数の更新(S20),大当り決定用乱数の更新(S25),大当り種類決定用乱数の更新(S30),当り決定用乱数の更新(S35),リーチ判定用乱数の更新(S40),変動パターン決定用乱数の更新(S45)を行う。
そして、主制御装置80は、始動口等といった入賞口への遊技球の入賞を検出する入賞確認処理と(S50)、始動口への入賞に起因して大当り抽選を行う当否判定処理と(S55)、サブ統合制御装置83等にデータ及びコマンドを送信し、また、ホールコンピュータ87等に各種情報を送信する各出力処理と(S60)、遊技者の不正行為を検出する不正監視処理と(S65)を行う。
なお、これ以外にも、遊技球の普通図柄作動ゲート22の通過に起因して普通図柄抽選等を行う普図当否判定処理や、普通電動役物(第2始動口12)を開放することで普図遊技を行う普図遊技処理等を行っても良い。
また、当否判定処理に続いて、大当り抽選で当った際に大当り遊技の種類を決定する大当り決定処理や、大当り遊技を行うための大当り遊技処理が行われる。
また、S70では、主制御装置80は、次のタイマ割込みが発生してメインルーチンが起動されるまで、初期値乱数の更新を繰り返し行う。
(2)始動口入賞確認処理について
次に、第1,第2始動口11,12への入賞を検出し、該入賞に応じて保留記憶等を行う始動口入賞確認処理について、図8に記載のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、メインルーチンから実行される入賞確認処理からコールされるサブルーチンとして構成されている。
S100では、主制御装置80は、第1始動口SW11aの検出信号に基づき、第1始動口11への遊技球の入賞が発生したかを判定する。そして、肯定判定の場合は(S100:Yes)、S105に処理を移行し、否定判定の場合は(S100:No)、S115に処理を移行する。
S105では、主制御装置80は、第1始動口11に対応する特図についての保留記憶の数(第1保留記憶)が、最大値(一例として4)に達しているか否かを判定する。そして、肯定判定の場合は(S105:Yes)、S110に処理を移行し、否定判定の場合は(S105:No)、S115に処理を移行する。
S110では、主制御装置80は、大当り抽選に用いられる大当り決定用乱数や、図柄演出においてリーチとなるか否かを決定するためのリーチ判定用乱数や、特別図柄の変動時間等を決定するための変動パターン決定用乱数等を抽出する。そして、抽出した乱数を第1保留記憶として記憶すると共に、何個の第1保留記憶が生じているかを示す第1保留数コマンドを生成してサブ統合制御装置83に送信し、S115に処理を移行する。
S115では、主制御装置80は、第2始動口SW12aの検出信号に基づき、第2始動口12への遊技球の入賞が発生したかを判定する。そして、肯定判定の場合は(S115:Yes)、S120に処理を移行し、否定判定の場合は(S115:No)、本処理を終了する。
S120では、主制御装置80は、第2始動口12に対応する特図についての保留記憶の数(第2保留記憶)が、最大値(一例として4)に達しているか否かを判定する。そして、肯定判定の場合は(S120:Yes)、本処理を終了し、否定判定の場合は(S120:No)、S125に処理を移行する。
S125では、主制御装置80は、大当り決定用乱数やリーチ判定用乱数や変動パターン決定用乱数等を抽出する。そして、抽出した乱数を第2保留記憶として記憶すると共に、何個の第2保留記憶が生じているかを示す第2保留数コマンドを生成してサブ統合制御装置83に送信し、本処理を終了する。
(3)当否判定処理について
次に、保留記憶に係る大当り決定用乱数により大当り抽選を行う当否判定処理について、図9〜12のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、メインルーチンから実行される。また、本処理の終了後は、大当り遊技の種類を決定する大当り決定処理が実行される。
まず、図9に関して、S200では、主制御装置80は、役物連続作動装置の作動中、すなわち、大当り遊技の実行中であるか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S200:Yes)、本処理を終了し、否定判定の場合には(S200:No)、S205に処理を移行する。
S205では、主制御装置80は、第1特図或いは第2特図の変動表示中か否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S205:Yes)、図11のS280に処理を移行し、否定判定の場合には(S205:No)、S210に処理を移行する。
S210では、主制御装置80は、第1特図或いは第2特図の確定表示中か否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S210:Yes)、図12のS290に処理を移行し、否定判定の場合には(S210:No)、図10のS215に処理を移行する。
続いて図10に関して、S215では、主制御装置80は、第2保留記憶の有無について判定し、肯定判定の場合には(S215:Yes)、S220に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S215:No)、S225に処理を移行する。
S220では、主制御装置80は、第2保留記憶の数をデクリメントすると共に、最も古い第2保留記憶を選択し、S235に処理を移行する。
S225では、主制御装置80は、第1保留記憶の有無について判定し、肯定判定の場合には(S225:Yes)、S230に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S225:No)、本処理を終了する。
S230では、主制御装置80は、第1保留記憶の数をデクリメントすると共に、最も古い第1保留記憶を選択し、S235に処理を移行する。
S235では、主制御装置80は、確変状態であることを示す確変フラグがセットされているか否かを判定し、肯定判定の場合には(S235:Yes)、S240に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S235:No)、S245に処理を移行する。
S240では、主制御装置80は、選択された保留記憶に係る大当り判定用乱数と、確変状態に対応する当否判定用テーブル(確変テーブル)に基づき、大当り抽選で当るか否かを判定し、該保留記憶を消化する。そして、S250に処理を移行する。
一方、S245では、主制御装置80は、選択された保留記憶に係る大当り判定用乱数と、通常状態に対応する当否判定用テーブル(通常テーブル)に基づき、大当り抽選で当るか否かを判定し、該保留記憶を消化する。そして、S250に処理を移行する。
S250では、主制御装置80は、大当り抽選で当ったか否かを判定し、肯定判定の場合には(S250:Yes)、S255に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S250:No)、S265に処理を移行する。
S255,S260では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係る変動パターン決定用乱数等に基づき特別図柄の変動時間等を決定し、S275に処理を移行する。
一方、大当り抽選で外れた際に移行するS265では、主制御装置80は、消化した保留記憶に係るリーチ判定用乱数や変動パターン決定用乱数等に基づき特別図柄の変動時間等を決定し、S270に処理を移行する。
S270では、主制御装置80は、確変状態中に実行可能な大当り抽選の残り回数(確変回数)や、時短状態中に実行可能な大当り抽選の残り回数(時短回数)を示すカウンタの更新等を行い、S275に処理を移行する。
S275では、主制御装置80は、サブ統合制御装置83に対し、大当り抽選後の第1保留記憶の数を示す第1保留数コマンドと、大当り抽選後の第2保留記憶の数を示す第2保留数コマンドとを送信する。また、消化した保留記憶に対応する特図の変動表示を開始すると共に、サブ統合制御装置83に対し特別図柄の変動時間等を示す変動開始コマンドを送信することで図柄演出を開始させる。さらに、サブ統合制御装置83に対し、停止表示させる演出図柄を指示する図柄指定コマンドを送信し、本処理を終了する。
続いて図11に関して、第1特図或いは第2特図の変動表示中に移行するS280では、主制御装置80は、特図の変動時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S280:Yes)、S285に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S280:No)、本処理を終了する。
S285では、主制御装置80は、特図の変動表示を終了し、特図の確定図柄を表示させると共に、サブ統合制御装置83に対し演出図柄の確定表示を行わせる図柄確定コマンドを送信し、本処理を終了する。
続いて図12に関して、特図の確定表示中に移行するS290では、主制御装置80は、特図の確定表示の継続時間が終了したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S290:Yes)、S295に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S290:No)、本処理を終了する。
S295では、主制御装置80は、特図の確定表示を終了し、S300に処理を移行する。
S300では、主制御装置80は、確定表示されていた特図が大当り時のものであるかを判定し、肯定判定の場合には(S300:Yes)、S305に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S300:No)、S335に処理を移行する。
S305では、主制御装置80は、確変状態であることを示す確変フラグを参照すると共に、確変フラグがセットされている場合には確変フラグをクリアし(S310)、その後、S315に処理を移行する。
S315では、主制御装置80は、時短状態であることを示す時短フラグを参照すると共に、時短フラグがセットされている場合には時短フラグをクリアし(S320)、その後、S325に処理を移行する。
そして、主制御装置80は、条件装置作動開始処理(S325)を実行すると共に、大当り抽選での当選を通知するコマンドや、大当り抽選で当った後、大当り遊技の種類が決定されるまでに行われる大当り開始演出の開始を指示するコマンドをサブ統合制御装置83に送信し(S330)、本処理を終了する。
一方、S300にて否定判定が得られた場合に移行するS335では、主制御装置80は、確変フラグを参照し、該フラグがセットされている場合には(S335:Yes)、確変回数を参照する(S340)。そして、確変回数が0である場合には(S340:Yes)、確変フラグをクリアし(S345)、S350に処理を移行する。
S350では、主制御装置80は、時短フラグを参照し、該フラグがセットされている場合には(S350:Yes)、時短回数を参照する(S355)。そして、時短回数が0である場合には(S355:Yes)、時短フラグをクリアし(S360)、S365に処理を移行する。
S365では、主制御装置80は、サブ統合制御装置83に対し、現在の遊技状態を通知する状態指定コマンドを送信する状態指定コマンド送信処理を実行し、本処理を終了する。
(4)大当り決定処理について
次に、大当り抽選で当った際に大当り遊技の種類を決定する大当り決定処理について、図13のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、当否判定処理に続いて実行される。また、本処理の終了後は、大当り遊技を行うための大当り遊技処理が実行される。
S400では、主制御装置80は、条件装置の作動中か否か(大当り抽選で当ったか否か)を判定する。そして、肯定判定の場合には(S400:Yes)、S405に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S400:No)、本処理を終了する。
S405では、主制御装置80は、役物連続作動装置が未作動か否か(大当り遊技が開始されていないか)を判定する。そして、肯定判定の場合には(S405:Yes)、S410に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S405:No)、本処理を終了する。
S410では、主制御装置80は、当り決定装置16に設けられた振分装置17を制御する振分装置制御処理を実行する。具体的には、例えば、大当り抽選に当った後の経過時間が0〜5秒である場合には、振分装置17を左振分とすると共に、該経過時間が5〜10秒である場合には、振分装置17を右振分とするといった具合に、5秒毎に振分先を切り替えても良い。
続くS415では、主制御装置80は、第1ゲートSW18aからの検出信号に基づき、遊技球が第1ゲート18を通過したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S415:Yes)、S420に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S415:No)、S430に処理を移行する。
S420では、主制御装置80は、大当り種類決定用乱数を用いた抽選により、当選した大当り抽選に対応する特図(第1特図と第2特図のどちらで当ったか)と第1ゲート18とに対応するいずれかの種類の大当り遊技を選択すると共に、選択した種類の大当り遊技を行うことを決定し、S425に処理を移行する。
S425では、主制御装置80は、役物連続作動装置を作動させて大当り遊技を開始すると共に、第1ゲート18の通過により大当り遊技が行われること(第1大当り)を示すコマンドや、大当り遊技の種類を示すコマンドや、大当り遊技の開始を指示するコマンドをサブ統合制御装置83に送信し、本処理を終了する。
一方、S430では、主制御装置80は、第2ゲートSW19aからの検出信号に基づき、遊技球が第2ゲート19を通過したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S430:Yes)、S435に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S430:No)、本処理を終了する。
S435では、主制御装置80は、大当り種類決定用乱数を用いた抽選により、当選した大当り抽選に対応する特図と第2ゲート19とに対応するいずれかの種類の大当り遊技を選択すると共に、選択した種類の大当り遊技を行うことを決定し、S440に処理を移行する。
S440では、主制御装置80は、役物連続作動装置を作動させて大当り遊技を開始すると共に、第2ゲート19の通過により大当り遊技が行われること(第2大当り)を示すコマンドや、大当り遊技の種類を示すコマンドや、大当り遊技の開始を指示するコマンドをサブ統合制御装置83に送信し、本処理を終了する。
(5)大当り遊技処理について
次に、大当り遊技を行う大当り遊技処理について、図14〜17のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、大当り決定処理に続いて実行される。
S500では、主制御装置80は、役物連続作動装置の作動中、すなわち、大当り遊技の実行中であるか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S500:Yes)、S505に処理を移行し、否定判定の場合には(S500:No)、本処理を終了する。
S505では、主制御装置80は、確変決定装置13に設けられた確変突入口15への遊技球の入球を検出する確変突入口通過確認処理を実行し、S510に処理を移行する。
S510では、主制御装置80は、第2大入賞口21の開放中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S510:Yes)、図15のS545に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S510:No)、S515に処理を移行する。
S515では、主制御装置80は、第1大入賞口20の開放中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S515:Yes)、図15のS565に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S515:No)、S520に処理を移行する。
S520では、主制御装置80は、大当り遊技における各ラウンドのインターバル中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S520:Yes)、図16のS620に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S520:No)、S525に処理を移行する。
S525では、主制御装置80は、大当り遊技の終了演出中であるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S525:Yes)、図17のS665に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S525:No)、S530に処理を移行する。
S530では、主制御装置80は、大当り抽選で当った後、大当り遊技の種類が決定されるまでに行われる大当り開始演出の演出時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S530:Yes)、S535に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S530:No)、本処理を終了する。
S535では、主制御装置80は、選択された大当り遊技の種類に対応する開放パターンに従い第2大入賞口21を開放させる第2大入賞口開放処理を実行する(1R目の大当り遊技を実行する)と共に、ラウンド数を示す開放カウンタをインクリメントし(S540)、本処理を終了する。
続いて図15に関して、第2大入賞口21の開放中に移行するS545では、主制御装置80は、第2大入賞口21に入賞した遊技球の数が10個となったか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S545:Yes)、S555に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S545:No)、S550に処理を移行する。
S550では、主制御装置80は、第2大入賞口21の開放時間が終了したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S550:Yes)、S555に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S550:No)、本処理を終了する。
S555では、主制御装置80は、第2大入賞口21を閉鎖させる第2大入賞口閉鎖処理を実行し、S560に処理を移行する。
S560では、主制御装置80は、大当り遊技の各ラウンドのインターバルを設定する大当りインターバル処理を実行し、本処理を終了する。
一方、第1大入賞口20の開放中に移行するS565では、主制御装置80は、第1大入賞口20に入賞した遊技球の数が10個となったか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S565:Yes)、S575に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S565:No)、S570に処理を移行する。
S570では、主制御装置80は、第1大入賞口20の開放時間が終了したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S570:Yes)、S575に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S570:No)、S600に処理を移行する。
S575では、主制御装置80は、第1大入賞口20を閉鎖させる第1大入賞口閉鎖処理を実行し、S580に処理を移行する。
S580では、主制御装置80は、確変突入口正常フラグを参照し、確変決定装置13に設けられた振分羽根14により確変突入口15が開放された状態か否か(確変突入口15への入球が可能かどうか)を判定する。そして、肯定判定の場合には(S580:Yes)、S585に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S580:No)、S595に処理を移行する。
S585では、主制御装置80は、振分羽根14により確変突入口15を閉鎖すると共に、確変突入口15が開放されていることを示す確変突入口正常フラグをクリアし(S590)、S595に処理を移行する。
S595では、主制御装置80は、大当り遊技の各ラウンドのインターバルを設定する大当りインターバル処理を実行し、本処理を終了する。
一方、第1大入賞口20の開放時間が終了していない場合に移行するS600では、主制御装置80は、振分羽根14により確変突入口15が閉鎖されているか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S600:Yes)、S605に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S600:No)、本処理を終了する。
S605では、主制御装置80は、第1大入賞口20の開放開始から3秒が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S605:Yes)、S610に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S605:No)、本処理を終了する。
S610では、主制御装置80は、振分羽根14を制御して確変突入口15を開放すると共に、確変突入口15が開放されていることを示す確変突入口正常フラグをセットし(S615)、本処理を終了する。
続いて図16に関して、各ラウンドのインターバル中に移行するS620では、主制御装置80は、大当り遊技のインターバル時間が経過したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S620:Yes)、S625に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S620:No)、本処理を終了する。
S625では、主制御装置80は、大当り遊技の現在のラウンド数が16か否か(最終ラウンドか否か)を判定し、肯定判定の場合には(S625:Yes)、S630に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S625:No)、S640に処理を移行する。
S630では、主制御装置80は、大当り遊技を終了させる際の演出を行う大当り終了演出処理を実行すると共に、開放カウンタをクリアし(S635)、本処理を終了する。
S640では、主制御装置80は、現在行われている大当り遊技の種類に対応する開放パターンと、現在のラウンド数に基づき、第1大入賞口20と第2大入賞口21のどちらを開放するかを判定する。そして、第1大入賞口20を開放させる場合には、S645に処理を移行し、第2大入賞口21を開放させる場合には、S655に処理を移行する。
S645では、主制御装置80は、第1大入賞口20を開放させる第1大入賞口開放処理を実行すると共に、ラウンド数を示す開放カウンタをインクリメントし(S650)、本処理を終了する。
一方、S655では、主制御装置80は、第2大入賞口21を開放させる第2大入賞口開放処理を実行すると共に、ラウンド数を示す開放カウンタをインクリメントし(S660)、本処理を終了する。
続いて図17に関して、大当り遊技の終了演出中に移行するS665では、主制御装置80は、該終了演出の時間が終了したか否かを判定し、肯定判定の場合には(S665:Yes)、S670に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S665:No)、本処理を終了する。
続くS670,S675では、主制御装置80は、役物連続作動装置と条件装置とを停止させ、S680に処理を移行する。
S680では、主制御装置80は、大当り遊技中に、確変決定装置13に設けられた確変突入口15への入球が生じたことを示す確変有効フラグがセットされているか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S680:Yes)、S685に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S680:No)、S695に処理を移行する。
S685では、主制御装置80は、確変回数と時短回数として、終了した大当り遊技の種類に対応する継続回数を設定すると共に、確変フラグと時短フラグをセットし(S690)、S710に処理を移行する。なお、このとき、確変有効フラグをクリアしても良い。
一方、S695では、主制御装置80は、大当り遊技の終了後に時短状態となるか否かを判定し、肯定判定の場合には(S695:Yes)、S700に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S695:No)、S710に処理を移行する。
S700では、主制御装置80は、時短回数として、終了した大当り遊技の種類に対応する継続回数を設定すると共に、時短フラグをセットし(S705)、S710に処理を移行する。
S710,S715では、主制御装置80は、サブ統合制御装置83に対し、大当り遊技に関する演出を終了させる大当り終了コマンドと、大当り遊技終了後の遊技状態を通知する状態指定コマンドとを送信し、本処理を終了する。
(6)確変突入口通過確認処理について
次に、大当り遊技中に、確変決定装置13に設けられた確変突入口15への入球を検出する確変突入口通過確認処理について、図18のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、大当り遊技処理のS505にて実行される処理(S505からコールされるサブルーチン)として構成されている。
S750では、主制御装置80は、確変有効フラグがクリアされているか否かを判定し、肯定判定の場合には(S750:Yes)、S755に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S750:No)、本処理を終了する。
S755では、主制御装置80は、確変突入口SW15aからの検出信号に基づき、確変突入口15への入球が発生したか否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S755:Yes)、S760に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S755:No)、本処理を終了する。
S760では、主制御装置80は、確変突入口正常フラグがセットされているか否かを判定し、肯定判定の場合には(S760:Yes)、S765に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S760:No)、本処理を終了する。
S765では、主制御装置80は、確変有効フラグをセットし、本処理を終了する。
(7)大当り演出決定処理について
次に、大当り遊技中に行われる大当り演出の内容を決定する大当り演出決定処理について、図19のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、サブ統合制御装置83にて定期的に実行される。
S800では、サブ統合制御装置83は、大当り開始演出の実行中か否かを判定する。そして、肯定判定の場合には(S800:Yes)、S805に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S800:No)、本処理を終了する。
S805では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からのコマンドにより、第1大当りが生じたか否かを判定し、肯定判定の場合には(S805:Yes)、S810に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S805:No)、S815に処理を移行する。
S810では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からのコマンドにより、大当り遊技の種類を判別すると共に、該種類に応じて、大当り遊技のラウンド数や登場するキャラクタ等、大当り演出の内容を設定し、S825に処理を移行する。
S815では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からのコマンドにより、第2大当りが生じたか否かを判定し、肯定判定の場合には(S815:Yes)、S820に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S815:No)、本処理を終了する。
S820では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からのコマンドにより、大当り遊技の種類を判別すると共に、該種類に応じて、大当り遊技のラウンド数や登場するキャラクタ等、大当り演出の内容を設定し、S825に処理を移行する。
S825では、サブ統合制御装置83は、設定した内容に従い大当り演出を開始し、本処理を終了する。
(8)演出画面について
次に、大当り開始演出や大当り演出の際に演出図柄表示装置6に表示される演出画面の具体例について、図20を用いて説明する。
大当り抽選に当選すると、大当り開始演出が開始され、開始演出画面900が表示される。開始演出画面900では、右打ちを促す矢印901が表示されると共に、第1ゲート18に対応してボクサー902が表示され、第2ゲート19に対応して空手家903が表示される。また、ボクサー902と空手家903のうちの一方の選択(第1ゲート18と第2ゲート19のどちらに入球させるかの選択)を促すと共に、大当り演出において選択されたキャラクタが勝つと、大当り遊技後に確変状態となることを通知するメッセージが表示される。
そして、第1ゲート18の通過により第1大当りが発生すると、抽選により、第1大当りに対応するいずれかの種類の大当り遊技が選択され、大当り遊技が開始されると、該大当り遊技の種類に関らず、ボクサー902が登場した演出画面910が表示されて大当り演出が開始される。
該大当り演出における演出画面920では、ボクサー902と空手家903が対戦する様子が表示される。そして、確変パターンの大当り遊技が行われている場合には、第1大入賞口20を開放するラウンドが開始される前にボクサー902が勝利し、大当り遊技終了後に確変状態となることが示唆される。
一方、第2ゲート19の通過により第2大当りが発生すると、抽選により、第2大当りに対応するいずれかの種類の大当り遊技が選択され、大当り遊技が開始されると、該大当り遊技の種類に関らず、空手家903が登場した演出画面930が表示されて大当り演出が開始される。
該大当り演出における演出画面940では、空手家903とボクサー902が対戦する様子が表示される。そして、確変パターンの大当り遊技が行われている場合には、第1大入賞口20を開放するラウンドが開始される前に空手家903が勝利し、大当り遊技終了後に確変状態となることが示唆される。
(9)大当り遊技の種類について
次に、大当り遊技の種類や、大当り遊技における開放パターンについて説明する。
図21(a)の表が示すように、第一実施形態では、大当り遊技の種類として、“8R確変大当り”,“8R通常大当り”,“16R確変大当り”,“通常小当り”,“8R時短大当り”の5種類が設けられている。
そして、第1特図での当選により第1大当り,第2大当りが発生した各場合と、第2特図での当選により第1大当り,第2大当りが発生した各場合の計4つのケースについて、各ケースに2種類の大当り遊技が対応付けられている。
また、各種類の大当り遊技中に確変突入口15への入球が生じた場合には、大当り遊技終了後、10000回の大当り抽選が行われるまで(次回の当選まで)、確変状態且つ時短状態となる。
また、各種類の大当り遊技では、開放パターンA〜Dのいずれかにより第1大入賞口20或いは第2大入賞口21の開閉がなされる。図21(b)の表は、開放パターンA〜Dにおいて、各ラウンドにおける第1大入賞口20或いは第2大入賞口21の開放の態様を示している。
ここで、各大入賞口が29秒或いは15秒にわたって開放される(遊技球の入球が容易な態様で開放される)ことを長時間開放と記載すると共に、各大入賞口が0.4秒間開放される(遊技球の入球が困難な態様で開放される)ことを短時間開放と記載する。
図21(b)の表が示すように、各開放パターンの総ラウンド数は16Rであるが、短時間開放がなされるラウンドも存在している。このため、開放パターンA,Bの実質ラウンド数(長時間開放されるラウンド数)は8R、開放パターンCの実質ラウンド数は16R、開放パターンDの実質ラウンド数が0Rとなっている。
また、開放パターンA,Cでは、第1大入賞口20の長時間開放がなされるため、確変パターンとなる。一方、開放パターンB,Dでは、第1大入賞口20は短時間開放しかなされず、また、上述したように、確変突入口15は、第1大入賞口20の開放後3秒が経過した時点で開放される。このため、第1大入賞口20に入球しても確変突入口15への入球は不可能であり、開放パターンB,Dは通常パターンとなる。
このため、8R確変大当り或いは16R確変大当りが選択された場合には、ほぼ確実に大当り遊技終了後に確変状態となるが、他の種類の大当り遊技が選択された場合には、確変状態にはならない。
そして、図21(a)の表が示すように、第1特図で当選した後、第1大当りが選択された場合には、大当り遊技の実質ラウンド数は必ず8Rになると共に、大当り遊技の終了後、50%の確率で、次回当選まで確変状態且つ時短状態となる。一方、第2大当りが選択された場合には、50%の確率で、実質ラウンド数が16Rで、次回当選まで確変状態且つ時短状態となる16R確変大当りになるが、50%の確率で、出玉も殆ど期待できず、確変状態にも移行しない通常小当りとなる。
このため、第1大当りを選択した場合には、それなりの量の賞球を確実に得られ、運が良ければ確変状態等に移行することになり、安定した利益が得られる。一方、第2大当りを選択した場合には、運が良ければ大量の賞球が得られると共に、確変状態等に移行するが、運が悪ければ、得るものが殆ど無いというハイリスク・ハイリターンの勝負を行うことになる。
なお、第1特図で当選した場合には、第1,第2大当りを選択した各場合の平均的な実質ラウンド数は、共に8Rとなっているため、第1,第2大当りのどちらを選択しても、1回の大当り遊技において遊技者が得られる賞球は変わらない。このため、遊技者は、純粋に自分の好みに従い第1大当りと第2大当りのうちの一方を選択すると考えられる。
無論、これに限らず、第1,第2大当りを選択した各場合の平均的な実質ラウンド数が略同一となるよう(換言すれば、各場合の平均的な実質ラウンド数の差分が許容範囲内となるよう)、各種類の大当り遊技が選択される確率や、各種類の大当り遊技の実質ラウンド数を調整しても良い。このような場合であっても、同様の効果を得ることができる。
一方、第2特図で当選した後、第1大当りが選択された場合には、大当り遊技の実質ラウンド数は必ず8Rになると共に、大当り遊技の終了後、80%の確率で、次回当選まで確変状態且つ時短状態となり、20%の確率で、100回の大当り抽選が行われるまで時短状態となる。
また、第2大当りが選択された場合には、66%の確率で、実質ラウンド数が16Rで、次回当選まで確変状態且つ時短状態となる16R確変大当りになる。しかし、34%の確率で、大当り遊技の実質ラウンド数が8Rで、大当り遊技の終了後、100回の大当り抽選が行われるまで時短状態となる8R時短大当りとなる。
このため、例えば、確変状態中に第2特図で当選し、第1大当りを選択した場合には、所謂連チャンが継続する可能性が高くなり、安定した利益が得られる。一方、第2大当りを選択した場合には、さらに大量の賞球が得られる可能性があるが、連チャンが終了してしまうという危険性が高くなる。このように、第1大当りを選択した場合と、第2大当りを選択した場合とでは、遊技性が大きく異なるものとなる。
また、第2特図で当選した場合、第1大当りが連続して選択されると、平均して5回に1回の割合で8R時短大当りとなり、平均的な連チャン回数(特許請求の範囲における第1継続回数に相当)は5回になると考えられる。この平均的な連チャンが発生した際には、8R確変大当りが4回,8R時短大当りが1回発生することになり、これらの大当り遊技の実質ラウンド数の総和(第1総和)は、40Rとなる。
一方、第2大当りが連続して選択されると、平均して3回に1回の割合で8R時短大当りとなり、平均的な連チャン回数(特許請求の範囲における第2継続回数に相当)は3回になると考えられる。この平均的な連チャンが発生した際には、16R確変大当りが2回,8R時短大当りが1回発生することになり、これらの大当り遊技の実質ラウンド数の総和(第2総和)は、40Rとなる。
このように、第1大当りと第2大当りのどちらが選択された場合であっても、遊技者にトータルで付与される平均的な実質ラウンド数は同じであり、遊技者が獲得可能な賞球数は同等となる。このため、遊技者は、純粋に自分の好みに従い第1大当りと第2大当りのうちの一方を選択すると考えられる。
無論、これに限らず、第1総和と第2総和が略同一となるよう(換言すれば、第1総和と第2総和の差分が許容範囲内となるよう)、各種類の大当り遊技の選択確率や、各種類の大当り遊技の実質ラウンド数を調整しても良い。このような場合であっても、同様の効果を得ることができる。
また、各特図で当選した場合において、第2大当りを選択した方が短期間に大量の賞球を獲得でき、第1大当りに比べ時間効率が良いというメリットが生じている。このため、各特図で当選した際の第2大当りに対応する各種類の大当り遊技における実質ラウンド数を減らし、第2大当りの選択により獲得可能な賞球の数を減らしても良い。
また、第1特図で当選した後、第2大当りが選択された場合には、通常小当りが選択されてしまうと、遊技者は殆ど賞球を獲得できないという可能性が高く、遊技者に不利過ぎるとも考えられる。このため、実質ラウンド数を増やす等して通常小当りとなった際に獲得可能な賞球の数を増やしても良い。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態におけるパチンコ機50の動作について説明する。
第二実施形態においても、第一実施形態と同様にして第1大当り,第2大当りが設けられているが、各大当りに対応付けられている大当り遊技の種類が異なっている。
具体的には、大当り遊技の種類として、“10R確変大当り”,“10R時短大当り”,“16R確変大当り”,“14R時短大当り”,“6R確変大当り”,“4R時短大当り”の6種類が設けられている。そして、第1大当りには“10R確変大当り”,“10R時短大当り”が対応付けられており、第2大当りには“16R確変大当り”,“14R時短大当り”,“6R確変大当り”,“4R時短大当り”が対応付けられている(図24(a)参照)。
以下では、第1,第2大当りが発生した際の演出内容の設定方法や、各種類の大当り遊技について説明する。
(1)大当り演出決定処理について
まず、大当り演出の内容を決定する大当り演出決定処理について、図22のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、サブ統合制御装置83にて定期的に実行される。
S1000では、サブ統合制御装置83は、大当り開始演出の実行中か否かを判定し、肯定判定の場合には(S1000:Yes)、S1005に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S1000:No)、本処理を終了する。
S1005では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からのコマンドにより、第1大当りが生じたか否かを判定し、肯定判定の場合には(S1005:Yes)、S1010に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S1005:No)、S1015に処理を移行する。
S1010では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からのコマンドにより、大当り遊技の種類を判別すると共に、該種類に応じて大当り演出の内容を設定し(登場するキャラクタとしてボクサーが選択される)、S1035に処理を移行する。
S1015では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からのコマンドにより、第2大当りが生じたか否かを判定し、肯定判定の場合には(S1015:Yes)、S1020に処理を移行すると共に、否定判定の場合には(S1015:No)、本処理を終了する。
S1020では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からのコマンドにより、大当り遊技の種類を判別する。そして、該種類が16R確変大当り、或いは14R時短大当りである場合には(S1020:Yes)、S1025に処理を移行すると共に、該種類が6R確変大当り、或いは4R時短大当りである場合には(S1020:No)、S1030に処理を移行する。
S1025では、サブ統合制御装置83は、16R確変大当り、或いは14R時短大当りに対応する大当り演出の内容を設定し(登場するキャラクタとして鬼が選択される)、S1035に処理を移行する。
一方、S1030では、サブ統合制御装置83は、6R確変大当り、或いは4R時短大当りに対応する大当り演出の内容を設定し(登場するキャラクタとして空手家が選択される)、S1035に処理を移行する。
S1035では、サブ統合制御装置83は、設定した内容に従い大当り演出を開始し、本処理を終了する。
(2)演出画面について
次に、大当り開始演出や大当り演出の際に演出図柄表示装置6に表示される演出画面の具体例について、図23を用いて説明する。
第二実施形態においても、大当り開始演出の際には第一実施形態と類似した開始演出画面950が表示されるが、第2ゲート19に対応して鬼953と空手家954が表示される点で第一実施形態と相違している。
そして、第1大当りが発生した場合には、第一実施形態と同様、抽選により大当り遊技の種類が選択され、ボクサー952が登場した演出画面により大当り演出が行われる。
一方、第2大当りが発生した場合には、鬼953と空手家954が登場した演出画面960が表示されると共に、抽選により、16R確変大当り,14R時短大当り,6R確変大当り,4R時短大当りのうちのいずれかの種類の大当り遊技が選択される。
そして、6R確変大当り、或いは4R時短大当りが選択された場合には、空手家954が登場した演出画面が表示され、16R確変大当り、或いは14R時短大当りが選択された場合には、鬼953が登場した演出画面が表示される。
その後、大当り演出における演出画面では、第一実施形態と同様、鬼953或いは空手家954と敵が対戦する様子が表示される。そして、確変パターンの大当り遊技が行われている場合には、第1大入賞口20を開放するラウンドが開始される前に鬼953或いは空手家954が勝利し、大当り遊技終了後に確変状態となることが示唆される。
なお、演出画面970〜990は、第2大当り発生時に16R確変大当り、或いは14R時短大当りが選択され、鬼953が登場した際の様子を示している。鬼953が登場した時点で、大当り遊技の実質ラウンド数が14R以上であることが確定し、大量の賞球が得られることが判明する。さらに、鬼953が敵955との対戦に勝利すると、大当り遊技終了後、次回大当りまで確変状態且つ時短状態となる。
一方、空手家954が登場した場合には、大当り遊技の実質ラウンド数が6R以下であることが確定し、大量の賞球の獲得は望めないことが判明する。
(3)大当り遊技の種類について
次に、大当り遊技の種類や、大当り遊技における開放パターンについて説明する。
既に述べたように、第二実施形態では、大当り遊技の種類として、“10R確変大当り”,“10R時短大当り”,“16R確変大当り”,“14R時短大当り”,“6R確変大当り”,“4R時短大当り”の6種類が設けられている。そして、当選した大当り抽選に対応する特図の種類に関らず、第1大当りには“10R確変大当り”,“10R時短大当り”が対応付けられており、第2大当りには“16R確変大当り”,“14R時短大当り”,“6R確変大当り”,“4R時短大当り”が対応付けられている(図24(a)参照)。
また、第一実施形態と同様、各種類の大当り遊技中に確変突入口15への入球が生じた場合には、大当り遊技終了後、10000回の大当り抽選が行われるまで(次回の当選まで)、確変状態且つ時短状態となる。
また、各種類の大当り遊技では、開放パターンA〜Fのいずれかにより第1大入賞口20或いは第2大入賞口21の開閉がなされる。図24(b)の表は、開放パターンA〜Fにおける、各ラウンドの第1大入賞口20或いは第2大入賞口21の開放の態様を示している。開放パターンA,Bの実質ラウンド数は10Rであると共に、開放パターンC〜Fの実質ラウンド数は、それぞれ、16,14,6,4となっている。
また、開放パターンA,C,Eは確変パターンとなるため、10R確変大当り,16R確変大当り,6R確変大当りが選択された場合には、確変突入口15への入球により、大当り遊技終了後、次回の当選まで確変状態且つ時短状態となる。一方、開放パターンB,D,Fは通常パターンとなるため、10R時短大当り,14R時短大当り,4R時短大当りが選択された場合には確変状態にはならないが、100回の大当り抽選が行われるまで時短状態となる。
そして、第1大当りが選択された場合には、大当り遊技の実質ラウンド数は必ず10Rになると共に、大当り遊技の終了後、50%の確率で、次回当選まで確変状態且つ時短状態となるか、時短状態(100回)となるかが選択される。このため、第1大当りを選択した場合には、それなりの数の賞球を確実に得られ、運が良ければ確変状態等に移行することになり、安定した利益が得られる。
一方、第2大当りが選択された場合には、50%の確率で、大当り遊技の実質ラウンド数が14R以上となるか、或いは、6R以下となるかが選択される。そして、実質ラウンド数が14R以上となった場合には、80%の確率で、大当り遊技終了後に確変状態且つ時短状態となるが、実質ラウンド数が6R以下となった場合には、80%の確率で大当り遊技終了後に確変状態に移行しない。
つまり、第2大当りが選択された場合、大当り遊技終了後に確変状態に移行する確率は50%である。しかし、実質ラウンド数が14R以上になった場合と、6R以下になった場合とで確変状態に移行する確率が異なっており、14R以上である場合のほうが確変状態に移行し易い。このため、第2大当りを選択した場合には、実質ラウンド数が14R以上になれば、確変状態に移行して大量の賞球を獲得できる可能性が高いが、6R以下になった場合には確変状態に移行する望みが薄く、ハイリスク・ハイリターンの勝負を行うことになる。
なお、既に述べたように、実質ラウンド数が14R以上となった場合には、演出画面に鬼が登場し、6R以下となった場合には、演出画面に空手家が登場する。このため、第2大当りを選択した遊技者は、鬼が登場することを望みながら遊技を行うことになる。
また、第1,第2大当りを選択した各場合の平均的な実質ラウンド数は、共に10Rとなっているため、第1,第2大当りのどちらを選択しても、1回の大当り遊技において遊技者が得られる賞球は変わらない。このため、遊技者は、純粋に自分の好みに従い第1大当りと第2大当りのうちの一方を選択すると考えられる。
また、第1大当りが連続して選択されると、平均して2回に1回の割合で10R時短大当りとなり、平均的な連チャン回数は2回になると考えられる。この平均的な連チャンが発生した際には、10R確変大当りが1回,10R時短大当りが1回発生することになり、これらの大当り遊技の実質ラウンド数の総和(第1総和)は、20Rとなる。
一方、第2大当りが連続して選択された場合にも、平均して2回に1回の割合で確変パターンではない大当り遊技(14R時短大当り,4R時短大当り)となり、平均的な連チャン回数は2回になると考えられる。そして、この平均的な連チャンが発生した場合の各種類の大当り遊技の平均発生回数は、16R確変大当りが0.8回,14R時短大当りが0.2回,6R確変大当りが0.2回,4R時短大当りが0.8回となる。このため、該連チャン中の平均的な実質ラウンド数の総和(第2総和)は、20Rとなる。
このように、第1大当りと第2大当りのどちらが選択された場合であっても、遊技者にトータルで付与される平均的な実質ラウンド数は同じであり、遊技者が獲得可能な賞球数は同等となる。このため、遊技者は、純粋に自分の好みに従い第1大当りと第2大当りのうちの一方を選択すると考えられる。
無論、これに限らず、第1総和と第2総和が略同一となるよう(換言すれば、第1総和と第2総和の差分が許容範囲内となるよう)、各種類の大当り遊技の選択確率や、各種類の大当り遊技の実質ラウンド数を調整しても良い。このような場合であっても、同様の効果を得ることができる。
なお、第1大当り発生時に10R確変大当りと10R時短大当りが選択される確率は、それぞれ50%となっているが、これに限定されることは無い。具体的には、例えば、10R確変大当りが選択される確率を50%よりも大きくしても良く、これにより、第1大当りのほうが、第2大当りよりも確変状態に移行する確率が高くなる。このため、第1大当りを選択することでより安定した利益が得られるようになり、第1大当りを選択した際の遊技性と第2大当りを選択した際の遊技性の違いを、より明確にすることができると考えられる。
また、第2大当り発生時に、16R確変大当り或いは6R確変大当りが選択される確率と、14R時短大当り或いは4R時短大当りが選択される確率は、それぞれ50%となっているが、これに限定されることは無い。具体的には、例えば、16R確変大当り等が選択される確率を50%(第1大当り発生時に10R確変大当りが選択される確率)よりも小さくしても良く、これにより、第1大当りのほうが、第2大当りよりも確変状態に移行する確率が高くなる。このため、第1大当りを選択することでより安定した利益が得られるようになり、第1大当りを選択した際の遊技性と第2大当りを選択した際の遊技性の違いを、より明確にすることができると考えられる。
[変形例]
また、以下のようにして、第1大当り,第2大当りに対応する大当り遊技の種類を定めることも考えられる。
すなわち、第1大当りには、開放パターンが確変パターンである大当り遊技(確変大当り遊技)のみを対応付けると共に、第2大当りには、確変大当り遊技と、開放パターンが通常パターンであり、大当り遊技終了後に予め定められた回数(時短回数)の時短状態に移行する時短大当り遊技とを対応付ける。
そして、パチンコ機50を、確変大当り遊技が予め定められたリミッタ回数にわたり連続して行われた場合には、リミッタ機能が作動し、大当り遊技中に確変突入口15に入球しても確変状態に移行しない構成とする(つまり、第1大当りが選択され続けた場合には、必ずリミッタ回数分の大当り遊技を行うことができる)。
また、第1大当り或いは第2大当りに対応する各種類の大当り遊技について、1回の大当り遊技で獲得可能な賞球数の平均値を平均賞球数とし、第2大当りに対応する大当り遊技の平均賞球数を、第1大当りに対応する大当り遊技の平均賞球数よりも多くする。
さらに、確変状態でない場合に大当り抽選で当選した後(初回当り後)、リミッタ回数にわたり第1大当りに対応する大当り遊技が行われた場合に獲得可能な賞球数の平均値を第1平均総賞球数とする。また、初回当り後、第2大当りが選択され続けた場合に獲得可能な賞球数の平均値を第2平均総賞球数とする。そして、第1平均総賞球数と、第2平均総賞球数を略同一とする。
このような構成の下では、初回当り後、所定回数の当りが発生するまでは第1大当りを選択し、リミッタ回数に達する前の当りで第2大当りを選択すると、第1平均総賞球数或いは第2平均総賞球数を上回る数の賞球を獲得することが可能となる。
これに対し、第1大当りから第2大当りに切り替えた時点での残り回数(リミッタ回数に達するまでに行うことができる確変大当り遊技の回数)が少ない程、第2大当りに対応する時短大当り遊技の時短回数を少なくしても良い。
こうすることにより、初回当り後は第1大当りを選択し、途中から第2大当りに切り替えるという作戦にリスクを持たせることができ、このような作戦が取られた場合に得られる利益と、初回当り後、第1大当り或いは第2大当りの一方を選択し続けた場合に得られる利益のバランスを調整することができる。このため、純粋に遊技者の好みにより第1大当り,第2大当りの選択を行わせることができる。
[他の実施形態]
(1)第一,第二実施形態における大当り遊技の各開放パターンは、総ラウンド数が全て16Rとなっており、短時間開放がなされるラウンドを設けることで、実質ラウンド数(獲得可能な賞球数)を異ならせている。しかしながら、これに限定されることは無く、各開放パターンにおいて短時間開放を設けず、実質ラウンド数を総ラウンド数としても良い。すなわち、短時間開放に相当するラウンド分の大入賞口の開放を行わない構成としても良い。
また、第一,第二実施形態では、大当り遊技中、短時間開放がなされた第1大入賞口20に遊技球が入球しても、該遊技球は確変突入口15に入球することは無い。しかし、短時間開放における開放時間を長くする、或いは、確変突入口15の開放タイミングを変更する等して、短時間開放がなされた第1大入賞口20に入球した遊技球が、非常に低い確率で確変突入口15に入球する構成としても良い。
このような場合であっても、同様の効果を得ることができる。
(2)また、第一,第二実施形態では、大当り抽選に当選した際に停止表示された特図の種類に関らず、遊技球が第1ゲート18と第2ゲート19のどちらを通過したかにより大当り遊技の種類が定められる。
しかしながら、周知のパチンコ機と同様、乱数を用いて大当り抽選に当選した際に停止表示される特図の種類を決め、特定の種類の特図が停止表示された場合のみ、遊技球が通過したゲートに応じて大当り遊技の種類を定めても良い。そして、他の種類の特図が停止表示された場合には、該特図の種類に応じて、大当り遊技の種類を定めても良い。
こうすることにより、遊技者の意思によりパチンコ機50の遊技性を決めることができると同時に、遊技者の意思に関係なく、運によりパチンコ機50の遊技性が変わってしまうという場合が生じ、遊技の興趣を高めることができる。
(3)また、第一,第二実施系形態では、入球した遊技球を確変決定装置13に誘導する第1大入賞口20と、第2大入賞口21が別々に設けられているが、これらの大入賞口を一体に構成しても良い。すなわち、入球した遊技球を確変決定装置13に誘導する一つの大入賞口(統一大入賞口)を設け、第一,第二実施形態における各開放パターンにおいて第1,第2大入賞口が長時間開放されるタイミングで、第1,第2大入賞口に替えて統一大入賞口を長時間開放しても良い。
そして、第1大入賞口20が長時間開放されるタイミングでは、確変決定装置13の振分羽根14を制御して確変突入口15を開放し、第2大入賞口21が長時間開放されるタイミングでは、確変決定装置13の振分羽根14を制御して確変突入口15を閉鎖しても良い。
また、これ以外にも、第1大入賞口20が長時間開放されるタイミングでは、確変突入口15への入球を有効とすると共に、第2大入賞口21が長時間開放されるタイミングでは、確変突入口15への入球を無効としても良い。
こうすることにより、弾球遊技機の構成を簡略化することができる。
[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
第1大入賞口20が確変大入賞口に、第2大入賞口21が通常大入賞口に、第1ゲート18が第1決定口に、第2ゲート19が第2決定口に、振分装置17が誘導手段に相当する。
また、大当り決定処理のS420,S435が選択手段に、大当り遊技処理のS685,S690が設定手段に、実質ラウンド数が開放回数に相当する。
1…遊技盤、2a…外レール、2b…内レール、3…遊技領域、4…遊技釘、5…センターケース、6…演出図柄表示装置、7…普通図柄表示装置、8…普図保留数表示装置、9…第1特図表示装置、10…第2特図表示装置、11…第1始動口、11a…第1始動口SW、12…第2始動口、12a…第2始動口SW、12b…普電役物ソレノイド、13…確変決定装置、14…振分羽根、14a…振分羽根ソレノイド、15…確変突入口、15a…確変突入口SW、16…当り決定装置、17…振分装置、17a…振分装置ソレノイド、18…第1ゲート、18a…第1ゲートSW、19…第2ゲート、19a…第2ゲートSW、20…第1大入賞口、20a…第1カウントSW、20b…第1大入賞口SOL、21…第2大入賞口、21a…第2カウントSW、21b…第2大入賞口SOL、22…普通図柄作動ゲート、22a…普通図柄作動SW、23…第1特図保留数表示装置、24…第2特図保留数表示装置、30…払出モータ、31…払出SW、32…満杯SW、33…球切れSW、34…CRユニット端子板、38…タッチSW、39…発射停止SW、40…発射モータ、45…ガラス枠閉鎖SW、46…内枠閉鎖SW、49…シリンダ錠、50…パチンコ機、51…外枠、52…前枠、53…ヒンジ、55…上皿、56…CRユニット、57…球貸ボタン、58…精算ボタン、59…精算表示装置、61…板ガラス、63…下皿、64…発射ハンドル、65…枠側装飾ランプ、66…スピーカ、67…演出ボタン、68…ジョグダイヤル、70…内枠、71…球タンク、72…タンクレール、73…払出ユニット、78…外部接続端子板、80…主制御装置、81…払出制御装置、82…演出図柄制御装置、83…サブ統合制御装置、84…発射制御装置、85…電源基板、90…図柄表示装置中継端子板。

Claims (1)

  1. 始動口への入球により抽出された乱数に基づき大当り抽選を行うと共に、前記大当り抽選に当選した後、予め定められたパターンに従い通常大入賞口或いは確変大入賞口を開閉することで大当り遊技を行う弾球遊技機であって、
    前記確変大入賞口に入球した遊技球が入球可能な確変突入口と、
    前記パターンを定めるための第1決定口及び第2決定口を有する当り決定装置と、
    前記大当り抽選で当選すると、前記第1決定口と前記第2決定口とのどちらに入球が生じたかに応じて、該当選後に行われる前記大当り遊技の前記パターンを選択する選択手段と、
    前記大当り遊技中に遊技球が前記確変突入口に入球すると、該大当り遊技の終了後に、当該弾球遊技機を、前記大当り抽選での当選確率が上昇する確変状態に設定する設定手段と、を備え、
    前記当り決定装置は、前記大当り抽選での当選後、当該当り決定装置に入球した遊技球を、予め定められた期間にわたり前記第1決定口に誘導すると共に、該期間の経過後、該遊技球を、予め定められた期間にわたり前記第2決定口に誘導する誘導手段をさらに有し、
    前記大当り遊技の前記パターンとして、前記確変大入賞口或いは前記通常大入賞口が入球容易な態様で開放される開放回数が異なる複数の種類の前記パターンが設けられていると共に、これらのパターンは、さらに、前記確変大入賞口の開放により前記確変突入口への入球が容易となる確変パターンと、前記確変突入口への入球が不可能な通常パターンとに分類され、
    前記選択手段は、前記第1決定口に入球した場合には、前記第2決定口に入球した場合に比べ、より高い確率で前記確変パターンを選択し、且つ、前記第1決定口に入球した場合の前記大当り遊技における前記開放回数の平均値が、前記第2決定口に入球した場合の前記大当り遊技における前記開放回数の平均値よりも低くなるように、前記パターンを選択すること、
    を特徴とし、
    前記大当り抽選に当選した後、前記第1決定口に入球することを第1大当りとすると共に、前記大当り抽選に当選した後、前記第2決定口に入球することを第2大当りとし、
    前記第1大当りが発生した際に前記選択手段により選択される前記パターンを第1パターンとすると共に、前記第2大当りが発生した際に前記選択手段により選択される前記パターンを第2パターンとし、
    前記第1大当り或いは前記第2大当り発生時に、前記選択手段によりそれぞれの前記パターンが選択される確率を選択確率とし、
    前記選択手段により前記第1パターンとして前記通常パターンが1回選択されるにつき発生する前記第1大当りの回数の平均値を第1平均連チャン回数とすると共に、前記選択手段により前記第2パターンとして前記通常パターンが1回選択されるにつき発生する前記第2大当りの回数の平均値を第2平均連チャン回数とし、
    前記第1平均連チャン回数の前記第1大当りが発生した場合において、それぞれの前記第1パターンに関して、該第1パターンが選択される回数の平均値と該第1パターンの前記開放回数との積の総和を第1総和とすると共に、前記第2平均連チャン回数の前記第2大当りが発生した場合において、それぞれの前記第2パターンに関して、該第2パターンが選択される回数の平均値と該第2パターンの前記開放回数との積の総和を第2総和とし、
    前記第1総和と前記第2総和との差分が予め定められた許容範囲内に収まるように、前記第1パターンの前記開放回数及び前記選択確率と、前記第2パターンの前記開放回数及び前記選択確率とが調整されていること、
    を特徴とする弾球遊技機。
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