JP6159487B2 - 選択的なフィードバック及び補間を伴うトレリス符号化量子化のシステム及び方法 - Google Patents

選択的なフィードバック及び補間を伴うトレリス符号化量子化のシステム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6159487B2
JP6159487B2 JP2016550919A JP2016550919A JP6159487B2 JP 6159487 B2 JP6159487 B2 JP 6159487B2 JP 2016550919 A JP2016550919 A JP 2016550919A JP 2016550919 A JP2016550919 A JP 2016550919A JP 6159487 B2 JP6159487 B2 JP 6159487B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
sample
quantization error
channel parameter
quantized
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016550919A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016535559A (ja
Inventor
ソ,ジョンフン
ジャン,ジィアイン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huawei Technologies Co Ltd
Original Assignee
Huawei Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Huawei Technologies Co Ltd filed Critical Huawei Technologies Co Ltd
Publication of JP2016535559A publication Critical patent/JP2016535559A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6159487B2 publication Critical patent/JP6159487B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/0413MIMO systems
    • H04B7/0417Feedback systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/022Site diversity; Macro-diversity
    • H04B7/024Co-operative use of antennas of several sites, e.g. in co-ordinated multipoint or co-operative multiple-input multiple-output [MIMO] systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/06Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
    • H04B7/0613Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission
    • H04B7/0615Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal
    • H04B7/0619Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of weighted versions of same signal using feedback from receiving side
    • H04B7/0658Feedback reduction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Description

本願は、“System and Method for Trellis Coded Quantization with Selective Feedback and Interpolation”と題される2013年11月1日出願の米国特許出願第14/070,233号に対する優先権を主張し、その全体が本明細書で再現されるように、参照によりその全体を本明細書に援用する。
本開示は一般にデジタル通信に関し、より詳細には、選択的なフィードバック及び補間を伴うトレリス符号化量子化(TCQ)のシステム及び方法に関する。
多地点協調(CoMP)、干渉アラインメント(IA)、ダーティペーパ符号化(DPC)、Massive MIMO(multiple-input multiple-output)等の新しい技術は、無線通信システムの容量増加について、いくつかの鍵となり得る。しかしながら、精確なチャネルナレッジに対する需要を理由に、このような技術によってもたらされる利益の全ては実現されない場合がある。例えば、IEEE802.11ac等の現在の技術基準における現在のチャネルフィードバックスキームでは、特にマルチユーザー(MU)MIMO(multiple-input multiple-output)システムに関して、送信(Tx)ビーム形成(BF)設計が制限される。しかしながら、MU−MIMOやCoMP様システムの非線形プリコーダ設計方法において設計されるような高度なBFスキームを適用するためには、スケジューラにおいて完全なチャネル状態情報(CSI)ナレッジが必要となる。
本開示の例示的実施形態は、選択的なフィードバック及び補間を伴うトレリス符号化量子化(TCQ)のシステム及び方法を提供する。
本開示の例示的実施形態によれば、チャネルフィードバックのための方法が提供される。本方法は、受信点(RP)が、送信点(TP)から信号を受信するステップと、RPが、受信された信号からチャネルパラメータを推定するステップと、RPが、トレリス符号化量子化(TCQ)スキームに従って、推定されたチャネルパラメータをトレリスにマッピングするステップと、を有する。本方法は、RPが、トレリスにビタビアルゴリズム(VA)を適用して、量子化チャネルパラメータを生成するステップであって、量子化チャネルパラメータは複数のサンプルを含む、ステップと、RPが、量子化誤差が所定の閾値よりも大きい量子化チャネルパラメータのサンプルと関連する、推定された前記チャネルパラメータのサンプルを識別するステップと、RPが、量子化誤差が所定の閾値よりも大きいサンプルに従って、インジケータを生成するステップと、RPが、量子化チャネルパラメータ及びインジケータをTPに送信するステップと、を有する。
本発明の別の例示的実施形態によれば、送信点(TP)を作動させる方法が提供される。本方法は、TPが、通信チャネルのチャネル情報を受信するステップであって、チャネル情報は、量子化チャネルパラメータと、量子化誤差が所定の閾値よりも大きい推定チャネルパラメータの識別サンプルのインジケータとを含む、ステップと、TPが、量子化チャネルパラメータから再構成チャネルパラメータを生成するステップと、を有する。また、本方法は、TPが、識別サンプルの置換サンプルを補間するステップと、TPが、再構成チャネルパラメータ中の識別サンプルを置換サンプルで置換して、通信チャネルの回復チャネルパラメータを生成するステップと、を有する。
本発明の別の例示的実施形態によれば、受信点が提供される。受信点は、受信器と、受信器に動作可能に結合されるプロセッサと、プロセッサに動作可能に結合される送信器とを備える。受信器は、送信点(TP)から信号を受信する。プロセッサは、受信された信号からチャネルパラメータを推定し、トレリス符号化量子化(TCQ)スキームに従って、推定されたチャネルパラメータをトレリスにマッピングし、トレリスにビタビアルゴリズム(VA)を適用して量子化チャネルパラメータを生成し(量子化チャネルパラメータは複数のサンプルを含む)、量子化誤差が所定の閾値よりも大きい量子化チャネルパラメータのサンプルと関連する、推定された前記チャネルパラメータのサンプルを識別し、量子化誤差が所定の閾値よりも大きいサンプルに従って、インジケータを生成する。送信器は、量子化チャネルパラメータ及びインジケータをTPに送信する。
本発明の別の例示的実施形態によれば、送信点が提供される。送信点は、受信器と、受信器に動作可能に結合されるプロセッサとを備える。受信器は、通信チャネルのチャネル情報を受信する。チャネル情報は、量子化チャネルパラメータと、量子化誤差が所定の閾値よりも大きい推定チャネルパラメータの識別サンプルのインジケータとを含む。プロセッサは、量子化チャネルパラメータから再構成チャネルパラメータを生成し、識別サンプルの置換サンプルを補間し、再構成チャネルパラメータ中の識別サンプルを置換サンプルで置換して、通信チャネルの回復チャネルパラメータを生成する。
実施形態の1つの利点は、例示的実施形態を用いると、送信点に提供される必要のあるフィードバック情報の量が、完全なチャネル状態情報に要するフィードバック情報の一部であることである。したがって、高度なBFスキームに要するチャネルナレッジを保持しながら、通信オーバーヘッドが低減される。
実施形態の更なる利点は、量子化誤差の高いチャネルパラメータのサンプルが置換用にマークされることであり、これは送信点で補間法を用いて行われてよい。高い量子化誤差サンプルを除去すると、チャネルナレッジに存在する総誤差を低減することにより、通信システム全体の性能を改善するのに役立つ。
本開示及びその利点をより完全に理解するために、添付の図面を併用して以下の説明を参照する。
本明細書に記載の例示的実施形態に係る、例示的な通信システムを示す。 本明細書に記載の例示的実施形態に係る、チャネル状態情報のフィードバックを強調した例示的な通信システムを示す。 本明細書に記載の例示的実施形態に係る、例示的な量子化誤差の確率分布関数を示す。 本明細書に記載の例示的実施形態に係る、受信基地局が送信点にチャネルフィードバックを提供するときに受信点で発生する工程の例示的なフローチャートを示す。 本明細書に記載の例示的実施形態に係る、例示的なトレリスのブランチマッピングを示す。 本明細書に記載の例示的実施形態に係る、例示的なトレリス図を示す。 本明細書に記載の例示的実施形態に係る、例示的なトレリスの負の部分のブランチラベルを示す。 本明細書に記載の例示的実施形態に係る、例示的なトレリスの正の部分のブランチラベルを示す。 本明細書に記載の例示的実施形態に係る、送信点がチャネルフィードバックを受信し該チャネルフィードバックをビーム形成に用いるときに送信点で発生する工程の例示的なフローチャートを示す。 本明細書に記載の例示的実施形態に係る、例示的な第1の通信機器を示す。 本明細書に記載の例示的実施形態に係る、例示的な第2の通信機器を示す。
現在の例示的実施形の運用とその構造を以下に詳述する。しかし、当然のことながら、本開示は、広範な具体的背景で実施することのできる多くの適用可能な発明概念を提供する。論じられる具体的な実施形態は、本開示の具体的構造と本開示を運用する方法の説明に過ぎず、本開示の範囲を限定しない。
本開示の一実施形態は、選択的なフィードバック及び補間を伴うTCQに関する。例えば、受信点は、送信点(TP)から信号を受信し、受信された信号からチャネルパラメータを推定し、トレリス符号化量子化(TCQ)スキームに従って、推定されたチャネルパラメータをトレリスにマッピングし、トレリスにビタビアルゴリズム(VA)を適用して量子化チャネルパラメータを生成し(量子化チャネルパラメータは複数のサンプルを含む)、量子化誤差が所定の閾値よりも大きい量子化チャネルパラメータのサンプルと関連する、推定されたチャネルパラメータのサンプルを識別し、量子化誤差が所定の閾値よりも大きいサンプルに従ってインジケータを生成し、量子化チャネルパラメータ及びインジケータをTPに送信する。別の例として、送信点は、通信チャネルのチャネル情報を受信し(チャネル情報は、量子化チャネルパラメータと、量子化誤差が所定の閾値よりも大きい推定チャネルパラメータの識別サンプルのインジケータとを含む)、量子化チャネルパラメータから再構成チャネルパラメータを生成し、識別サンプルの置換サンプルを補間し、再構成チャネルパラメータ中の識別サンプルを置換して、通信チャネルの回復チャネルパラメータを生成する。
本開示は、具体的な背景における例示的実施形態、すなわち、チャネル状態情報を用いて高度なBF技法又は高度な通信技法を促進する通信システムに関して説明される。本開示は、規格に準拠する通信システム(例えば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)やIEEE802.11等の技術規格に準拠する通信システム)に適用されてよく、また、チャネル状態情報を用いて高度なBF技法又は高度な通信技法を促進する、規格に準拠しない通信システムに適用されてよい。
図1は、例示的な通信システム100を示す。通信システム100は、AP110やAP111等のアクセスポイント(AP)を含む。図1に示されるように、APの被覆領域は重複する(AP110に対応する被覆領域112と、AP111に対応する被覆領域113)。APは、基地局120や基地局121等の基地局にサービス提供してよい。高度な通信技法を用いると、デバイスは複数のAPと通信することができる。図1に示されるように、基地局120はAP110とAP111の両方と通信してよい。同様に、基地局121はAP110とAP111の両方と通信してよい。APから基地局への通信はダウンリンク(DL)通信と称され、基地局からAPへの通信はアップリンク(UL)通信と称される。APは、バックホールネットワーク130に接続されてよい。バックホールネットワーク130は、モビリティ、認証、許可等の機能サポートと、データ、情報、マルチメディア等のサービスとを提供してよい。一般に、APは通常、基地局、ノードB、拡張型ノードB(eNB)、制御装置、通信制御装置等と称される場合もある。同様に、基地局は通常、移動局、モバイル、加入者、ユーザー、端末、ユーザーイクイップメント(UE)等と称される場合もある。
多くの基地局と通信可能な複数のAPを通信システムが採用し得ることが理解されるが、単純化のために、2つのAPと複数のUEのみを示す。
図2は、チャネル状態情報のフィードバックを強調した例示的な通信システム200を示す。一般に、チャネル状態情報を取得するために、送信点(例えば、ダウンリンクで基地局210に向けて送信を行うAP205や、アップリンクでAP205に向けて送信を行う基地局210)は通信チャネル(又はリンク)を用いて受信点に向けて送信を行い、受信点は該送信を利用して、通信チャネルを測定する。受信点は、チャネル測定を用いてチャネル状態情報を取得し、チャネル状態情報(或いはその関数)を送信点に送信する。チャネル状態情報は、チャネルフィードバック(チャネルFB)と称される場合がある。送信点は、チャネルFBを用いて、BF、CoMP、MU−MIMO、シングルユーザーMIMO等の高度な通信技法を十分活用するようにその送信器を調整してよい。
一般に、高度な通信技法の使用を要する送信点は、送信器ビーム形成(TxBF)のために、MIMOチャネル等の通信チャネルを把握する必要がある。これは、非線形プリコードMIMO等の高度な通信技法が適用される場合に、送信点で完全なチャネルナレッジを把握する必要があるので、特に当てはまる。しかしながら、コストが問題である。チャネルナレッジが精確であるほど、チャネルフィードバックのサイズが大きくなってしまう。その結果、通信オーバーヘッドが増大し、通信システム効率が低下してしまう。
“Systems and Methods for Trellis Coded Quantization Based Channel Feedback”と題された2013年7月22日出願の共同譲渡の米国特許出願第13/947,721号(引用により本明細書に援用される)は、チャネルフィードバックを量子化するためのTCQの利用を開示する。TCQの利用は、ダーティペーパ符号化(DPC)(最も複雑な非線形MIMOプリコーディング技法のひとつ)をも含む任意の種類のMIMOビーム形成技法の適用に適合したままで、現在規定されているIEEE802.11nの完全なチャネルナレッジフィードバックサイズの約10%までチャネルフィードバックのサイズを低減するのに役立つ。
例示的実施形態によれば、一部の形式のビーム形成は、他と比べてチャネル推定誤差の影響を受けやすい。したがって、トレリス技法、ブランチラベリング及び推定チャネルの正規化を最適化することが効果的であり得る。更に、通信システムの性能を改善するために、TCQを用いたチャネルフィードバックの量子化が、選択的なフィードバック及びサンプル補間を含むように更新されてよい。
例示的実施形態によれば、チャネル推定誤差の重要なソースが量子化誤差である。TCQ技法を用いると、実際にチャネルフィードバックをフィードバックする前に、チャネルフィードバックの量子化誤差を決定することが可能である。したがって、TCQ適用後のチャネルフィードバックの量子化誤差を決定し、大きい量子化誤差をもつ量子化データを識別することが可能である。送信点では、量子化誤差の大きい量子化データに対応するチャネルナレッジが置換データで置換されてよく、結果として、チャネルナレッジが改善される。
図3は、例示的な量子化誤差の確率分布関数300を示す。確率分布関数(PDF)300は、TCQ技法を用いる量子化の後のチャネルパラメータ中に存在する量子化誤差の分布を示し得る。PDF300は平均μ及び標準偏差σをもつ。量子化誤差が閾値(σや−σ)よりも大きい(又は小さい)量子化値は、量子化誤差が大きすぎるとみなされる場合があり、チャネル推定誤差の影響を受けやすいビーム形成形式の性能が不十分になる一因となり得る。このような量子化値は、送信点で補間等の技法を用いることによる置換のために、識別されてよい。
図4は、受信基地局が送信点にチャネルフィードバックを提供するときに受信点で発生する工程400の例示的なフローチャートを示す。工程400は、受信点(例えば、ダウンリンク伝送でのUE又は基地局や、アップリンク伝送でのeNB又はAP)が送信点(例えば、ダウンリンク伝送でのeNB又はAPや、アップリンク伝送でのUE又は基地局)にチャネルフィードバックを提供するときに、受信点で発生する工程を表してよい。
工程400は、受信点が送信点によって送信された信号を受信することから開始してよい(ブロック405)。信号は、受信点に既知であり、送信点によって送信され、受信点のチャネル測定を補助する参照信号であってよい。代替では、信号は、受信点が継時的に受信できる、送信点からの規則伝送であってよい。受信点は、信号を実部(I)と虚部(Q)に分けてよい(ブロック407)。
受信点は、チャネルを推定してよい(ブロック409)。受信点は、送信点によって送信された信号を用いて、チャネルを測定してよい。送信点によって送信される信号は受信チャネルにとって既知である(例えば、受信点には、信号の送信電力レベル及び属性が既知である)ので、受信点は、信号とチャネルの測定とを用いてチャネルを推定可能であってよく、よって、推定チャネルパラメータが生成される。留意すべきこととして、2組の推定チャネルパラメータが存在してよく、1組は実部用、1組は虚部用である。
受信点は、推定されたチャネルパラメータを正規化してよい(ブロック411)。推定チャネルパラメータの正規化は、受信点でMISO(multiple-input single-output)に基づく受信を用いて実行されてよい。すなわち、全ての送信アンテナ(TX)の各受信アンテナ(RX)の推定チャネルパス
Figure 0006159487
は、チャネルベクトル
Figure 0006159487
のノルムを用いて正規化されてよい。よって、正規化されたチャネルパラメータは、
Figure 0006159487
と表すことができる。
正規化されたチャネルパラメータは、TCQ技法を利用してトレリスにマッピングされてよい(ブロック413)。説明上の例として、トレリスは、S=(Si−1/4)+64*uと表すことのできる前方状態遷移関数を用いて説明されてよい。インデックスiはトレリスステージインデックスを表す。よって、Sはi番目のステージのノード(状態)を表す。更に、uは入力ビットを表し、発散されるノード(状態)ごとの4個のブランチパスの入力に2個のビットが割り当てられる。よって、uは一般に0〜3の整数である。各トレリスステージは、各サブキャリアと、各実部又は虚部と、単一のTXと単一のRXとの間の各チャネル(リンク)のチャネルパラメータに対応する。加えて、後方状態遷移はSi−1=(S*4)%64+uと表すことができる。uは、後方トレリス遷移の残存ブランチ情報である。
図5は、例示的なトレリスのブランチマッピングを示す。図6は例示的なトレリス図を示す。ノードの4個の進入ブランチは互いに競合し、4個の進入ブランチのうち1個のブランチが残存する。ブランチラベルは、全ての状態において量子化レベルをできるだけまばらに分散させるような方式で選択されてよい。すなわち、ノードからの4個のブランチは、4個のブランチ間の距離が最大化されるように選択されるべきである。
例示的なトレリスは256個のブランチをもつ。256ブランチトレリスに着目して議論しているが、他のトレリスサイズ及び設計を用いて例示的実施形態を実施することもできる。256個のスカラ量子化点が存在し、それらは、
Q(S,B)=±(2n−1)/256,n=1,2,…,128
と表すことができる。SとBは、それぞれ、i番目のトレリスステージの状態とブランチインデックスを表す。加えて、ブランチは、
Figure 0006159487
とラベリングされてよい。NTXはTXアンテナの数であり、Qは、既に各状態及び各ブランチにマッピングされた256個のスカラ量子化点である。したがって、ブランチへのQマッピングに従って、表現式
Figure 0006159487
は、各状態及び各ブランチの最終ブランチラベルになる。図7aと図7bはそれぞれ、トレリスの負の部分と正の部分の例示的なブランチラベルを示す。
例示的実施形態によれば、トレリスノードからの4個のブランチ間の距離を最大化するように、トレリスの量子化レベル及びブランチマッピングが選択されてよい。一般に、4個のブランチ間の距離を等しくすることにより、トレリスの全てのブランチの距離が最大化される。結果として、全ての状態において量子化レベルができるだけまばらに分散される。説明上の例として、正弦関数(sin())の適用及びノード0(状態0)とノード1(状態1)からの4個のブランチへのマッピングの前の、均等に分散された角度量子化は、それぞれ、
Figure 0006159487

Figure 0006159487
である。4個のブランチ間の距離は等しく、最大化される。
再び図4を参照する。受信点は、正規化されたチャネルパラメータを量子化して、量子化チャネルパラメータ(トレリスの出力)を生成してよい(ブロック415)。例示的実施形態によれば、チャネルパラメータの量子化は、TCQ技法に対応するビタビアルゴリズム(VA)を用いて実現されてよい。使用されるVAは、TCQ技法で使用するときに選択されるトレリスに特有であってよい。説明上の例として、サイズ(例えば状態数やブランチ数)、量子化レベル、ブランチマッピング等により、使用されるVAが決定されてよい。
受信点は、チャネルパラメータを回復して、回復チャネルパラメータを生成してよい(ブロック417)。受信点は、量子化チャネルパラメータからチャネルパラメータを回復してよい。つまり、受信点は、ブロック415の量子化プロセスを逆行して、チャネルパラメータを回復してよい。留意すべきこととして、量子化プロセスは量子化ノイズを導入し得るので(図3と関連する記載を参照)、量子化チャネルパラメータから回復されたチャネルパラメータ(回復チャネルパラメータと称する)は、量子化前のチャネルパラメータ(すなわち、推定されたチャネルパラメータ)とは等しくない可能性が高い。受信点は、畳み込みエンコーダを用いて、量子化チャネルパラメータからチャネルパラメータを回復してよい。用いられる畳み込みエンコーダは、送信点が受信点から受信したチャネルフィードバックからチャネルパラメータを回復する際に用いる畳み込みエンコーダと同じであってよい。
受信点は、推定されたチャネルパラメータの量子化誤差を決定してよい(ブロック419)。受信点は、推定されたチャネルパラメータを回復チャネルパラメータと比較して、推定されたチャネルパラメータの量子化誤差を決定してよい。推定されたチャネルパラメータの各サンプルの量子化誤差が存在してよい。
受信点は、量子化チャネルパラメータの量子化誤差が閾値を超える推定されたチャネルパラメータのサンプルを選択してよい(ブロック421)。上述のように、推定されたチャネルパラメータ各サンプルは、各自の量子化誤差を有してよい。一般に、量子化誤差は図3に示されるようなガウス分布に従うものである。通常、大半のサンプルの量子化誤差は、平均μに比較的近い。しかしながら、一部のサンプルの量子化誤差は閾値(例えばσ)を超える。このようなサンプルは、量子化誤差が閾値(σ)を超えるサンプルとして決定されてよい。閾値は数値法を用いて決定されてよく、例えば、量子化誤差と補間誤差との良好なトレードオフを表す。
量子化誤差が閾値を超えるサンプルを単純に選択することが可能であるが、別の技法では、量子化誤差が他のサンプルの特定のパーセンタイルを超えるサンプルを選択することを含んでよい。説明上の例として、量子化誤差が他のサンプルの量子化誤差のXパーセンタイルを超えるサンプルが選択される。Xは閾値であり、25、50、60、70、75等の数値であってよい。一般に、Xは数値法を用いて決定される数値であってよく、例えば、量子化誤差と補間誤差との良好なトレードオフを表す。
説明上の例として、受信点は、推定されたチャネルパラメータが関連する量子化チャネルパラメータの量子化誤差に従って、推定されたチャネルパラメータのサンプルをソートしてよい。受信点は、量子化チャネルパラメータの量子化誤差が閾値Xを超える推定されたチャネルパラメータのサンプルを識別してよい。Xは、上述のような量子化誤差パーセンタイルを表す数値である。
ブロック417,419,421は、まとめて、量子化チャネルパラメータの量子化誤差が閾値を超える推定されたチャネルパラメータのサンプルを識別するステップと称されてよい(ブロック430)。
受信点は、チャネルフィードバック、例えばBF FBを生成してよい(ブロック423)。チャネルフィードバックは量子化チャネルパラメータを含んでよい。加えて、受信点は量子化誤差が閾値を超える推定チャネルパラメータのサンプルを識別しているので、受信点は、推定チャネルパラメータの識別されたサンプルについての情報を送信点に提供してよい。量子化誤差が閾値を超えるサンプルとして識別されたか或いは識別されなかったということを理由に、各サンプルに対して単一のビットインジケータが使用されてよい。例えば、量子化誤差が閾値を超えるサンプルとしてサンプルが識別された場合、サンプルに関連するインジケータは第1の値(例えば1又は真値)に設定される。同様に、量子化誤差が閾値を超えるサンプルとしてサンプルが識別されていない場合、インジケータは第2の値(例えば0又は偽値)に設定されてよい。サンプルが複数ある可能性があるので、インジケータは複数あってよい(例えば、サンプルあたり1個のインジケータ)。したがって、チャネルフィードバックは、量子化チャネルパラメータと、複数のインジケータとを含んでよい。チャネルフィードバックは初期状態情報を含んでもよく、初期状態情報は、トレリスの初期状態を示すのに用いられる。初期状態情報のサイズは、トレリス内の状態の数によって決まる(例えば、64個の状態を表すには6ビットが必要であり、或いは、256個の状態を表すには8ビットが必要である)。ブロック415,417,419,421,423は、まとめてBF FBの生成と称することができる。受信点は、チャネルフィードバックを送信してよい(ブロック425)。
留意すべきこととして、順番に、推定されたチャネルパラメータの量子化がVAを用いて実行されてよく、チャネルパラメータの回復が畳み込み符号化を用いて実行されてよい。VAは量子化チャネルパラメータを提供し、畳み込みエンコーダは回復チャネルパラメータを提供する。VAと畳み込みエンコーダの両方は、利用されるTCQ技法と、TCQ技法で使用するときに選択されるトレリスとに対応してよい。
図8は、送信点がチャネルフィードバックを受信し該チャネルフィードバックをビーム形成に用いるときに送信点で発生する工程800のフローチャートを示す。工程800は、送信点(例えば、ダウンリンク伝送でのeNB又はAP、或いは、アップリンク伝送でのUE又は基地局)がチャネルフィードバックを受信し該チャネルフィードバックをビーム形成に用いるときに、送信点で発生する工程を示してよい。
工程800は、送信点が信号を送信することから開始してよい(ブロック805)。信号は、受信点に既知であり、受信点が送信点と受信点との間のチャネルの測定を行うときに補助する参照信号であってよい。代替では、信号は、送信点から受信点への規則伝送であってよい。
送信点は、受信点からチャネルフィードバックを受信してよい(ブロック807)。チャネルフィードバックは、送信点と受信点との間のチャネルの量子化チャネルパラメータを含んでよい。MIMOを利用する場合、送信点の各送信アンテナと受信点の各受信アンテナとの間の各リンクには量子化チャネルパラメータがあってよい。また、チャネルフィードバックは複数のインジケータを含んでもよく、各 インジケータはチャネルパラメータのサンプルと関連する。インジケータは、受信点がチャネルパラメータの関連サンプルを、量子化誤差が閾値を超える対応する量子化サンプルとして識別したか否かを示す。また、チャネルフィードバックは初期状態情報を含んでもよく、初期状態情報はトレリスの初期状態を示すのに用いられる。
送信点は、量子化チャネルパラメータからチャネルパラメータを回復してよい(ブロック809)。送信点は、畳み込みエンコーダを用いてチャネルパラメータを回復してよい(回復チャネルパラメータと称する)。例示的実施形態によれば、送信点によって用いられる畳み込みエンコーダは、受信点によって用いられる畳み込みエンコーダと同じ設計を用いる。
送信点は、補間法を用いて、量子化誤差が閾値を超えると識別された回復チャネルパラメータのサンプルの置換を構築してよい(ブロック811)。送信点は、置換の構築にどのような補間法を用いてもよい。置換サンプルを伴う回復チャネルパラメータを用いて、送信点の受信点への送信用の送信器が調整されてよい(ブロック813)。
表1は、様々なMIMO構成について、例示的実施形態(選択的FBを伴うTCQに基づくFB)と2つの標準化チャネルフィードバック技法との、例示的なチャネルフィードバックのビットサイズを示す。表1に示されるように、選択的FBを伴うTCQに基づくFBは、明らかに小さいチャネルフィードバックサイズで、完全なチャネル状態情報フィードバックを提供する。説明上の例として、20MHzの現在のWiFi OFDMシンボルについて、各シンボルには64個のサブキャリアがある。状態当たり4ブランチのトレリスの出力ビット数は2ビットであり、サンプルが量子化誤差の高いインジケータをもつか否かとして1ビットが追加される。ビット数にMIMOサイズを乗じた後に、2を乗じる(それぞれ実部と虚部に対して)。最終FBサイズに対して、1回初期状態インジケーション(或いは初期状態情報)が追加される。64個の状態トレリスには6ビット必要である。よって、例えば表1の3X3MIMOサイズについて、以下の結果が得られる。すなわち、合計のTCQに基づくBF FBビット=(2+1;TCQの出力+脱落部分に対する1ビットインジケーション)*64*(2;実部と虚部の区分)*3*3+(6;初期状態の指示)→3*64*2*3*3+6=3462ビットである。フィードバックオーバーヘッドは、依然として1/5だけ減少している。
Figure 0006159487
図9は、例示的な第1の通信機器900を示す。通信機器900は受信デバイスの実現であってよく、例えばダウンリンクの基地局、ユーザーイクイップメント、端末、加入者、移動局等や、アップリンクのAP、基地局、ノードB、進化型ノードB(eNB)、制御装置、通信制御装置等であってよい。通信機器900は、本明細書で論じられる各種実施形態の実現に用いられてよい。図9に示されるように、送信器905は、パケットやチャネルフィードバック等を送信するように構成される。また、通信機器900は、パケットや信号等を受信するように構成される受信器910を備える。
チャネル推定ユニット920は、参照信号等の受信信号を用いて行われるチャネル測定に従って、チャネル推定を生成するように構成される。マッピングユニット922は、TCQスキームを用いてチャネルパラメータをトレリスにマッピングするように構成される。量子化ユニット924は、VAを用いてチャネルパラメータを量子化するように構成される。サンプル識別ユニット926は、量子化誤差が閾値を超える量子化チャネルパラメータに関連するチャネルパラメータのサンプルを識別するように構成される。サンプル識別ユニット926は、量子化チャネルパラメータからチャネルパラメータを再構成し、且つ、2つを比較して量子化誤差を決定するように構成される。フィードバック生成ユニット928は、量子化チャネルパラメータ及び複数のインジケータを含むチャネルフィードバックを生成するように構成される。各インジケータは、関連するサンプルチャネルパラメータが、量子化誤差が閾値を超える量子化チャネルパラメータと関連するか否かを示す。メモリ930は、信号、トレリス、VA、畳み込みエンコーダ、チャネルパラメータ、再構成チャネルパラメータ、量子化誤差、複数のインジケータ、チャネルフィードバック等を格納するように構成される。
通信機器900の要素は、具体的なハードウェア論理ブロックとして実現されてよい。代替では、通信機器900の要素は、プロセッサ、制御装置、特定用途向け集積回路等で実行されるソフトウェアとして実現されてよい。更に別の代替では、通信機器900の要素は、ソフトウェア及び/又はハードウェアの組合わせとして実現されてよい。
例として、受信器910及び送信器905は具体的なハードウェアブロックとして実現されてよい。一方、チャネル推定ユニット920、マッピングユニット922、量子化ユニット924、サンプル識別ユニット926及びフィードバック生成ユニット928は、マイクロプロセッサ(例えばプロセッサ915)やカスタム回路、フィールドプログラマブル論理アレイのカスタムコンパイル論理アレイで実行されるソフトウェアモジュールであってよい。チャネル推定ユニット920、マッピングユニット922、量子化ユニット924、サンプル識別ユニット926及びフィードバック生成ユニット928は、メモリ930に格納されるモジュールであってよい。
図10は、例示的な第2の通信機器1000を示す。通信機器1000は送信デバイスの実現であってよく、アップリンクの基地局、ユーザーイクイップメント、端末、加入者、移動局等や、ダウンリンクのAP、基地局、ノードB、進化型ノードB(eNB)、制御装置、通信制御装置等であってよい。通信機器1000は、本明細書で論じられる各種実施形態の実現に用いられてよい。図10に示されるように、送信器1005は、パケットや信号を送信するように構成される。また、通信機器1000は、パケットやチャネルフィードバック等を受信するように構成される受信器1010を備える。
パラメータ回復ユニット1020は、チャネルフィードバックで受信された量子化チャネルパラメータからチャネルパラメータを回復するように構成される。パラメータ回復ユニット1020は、畳み込みエンコーダを用いてチャネルパラメータを回復する。また、パラメータ回復ユニット1020は複数のインジケータを用いて、チャネルパラメータのどのサンプルが、量子化誤差が閾値を超える量子化チャネルパラメータと関連するのかを決定する。補間ユニット1022は、補間アルゴリズムを用いて、量子化誤差が閾値を超える量子化チャネルパラメータと関連するチャネルパラメータの各指示サンプルのチャネルパラメータの置換サンプルを補間するように構成される。パラメータ回復ユニット1020は、補間サンプルを用いて指示サンプルを置換する。情報処理ユニット1024は回復チャネルパラメータを用いて、受信点に送信を行うように送信器1005を調整する。メモリ1030は、信号、畳み込みエンコーダ、回復チャネルパラメータ、複数のインジケータ、チャネルフィードバック等を格納するように構成される。
通信機器1000の要素は、具体的なハードウェア論理ブロックとして実現されてよい。代替では、通信機器1000の要素は、プロセッサ、制御装置、特定用途向け集積回路等で実行されるソフトウェアとして実現されてよい。更に別の代替では、通信機器1000の要素は、ソフトウェア及び/又はハードウェアの組合わせとして実現されてよい。
例として、受信器1010及び送信器1005は具体的なハードウェアブロックとして実現されてよい。一方、パラメータ回復ユニット1020、補間ユニット1022及び情報処理ユニット1024は、マイクロプロセッサ(例えばプロセッサ915)やカスタム回路、フィールドプログラマブル論理アレイのカスタムコンパイル論理アレイで実行されるソフトウェアモジュールであってよい。パラメータ回復ユニット1020、補間ユニット1022及び情報処理ユニット1024は、メモリ1030に格納されるモジュールであってよい。
本開示とその利点を詳細に説明したが、ここで、添付の特許請求の範囲に定められるような本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、様々な変更、置換及び代替がなされ得ることを理解されたい。

Claims (23)

  1. チャネルフィードバックを提供する方法であって、
    受信点(RP)が、送信点(TP)から信号を受信するステップと、
    前記RPが、受信された前記信号からチャネルパラメータを推定するステップと、
    前記RPが、トレリス符号化量子化(TCQ)スキームに従って、推定された前記チャネルパラメータをトレリスにマッピングするステップと、
    前記RPが、前記トレリスにビタビアルゴリズム(VA)を適用して、量子化チャネルパラメータを生成するステップであって、前記量子化チャネルパラメータは複数のサンプルを含む、ステップと、
    前記RPが、量子化誤差が所定の閾値よりも大きい量子化チャネルパラメータのサンプルと関連する、推定された前記チャネルパラメータのサンプルを識別するステップと、
    前記RPが、前記量子化誤差が前記所定の閾値よりも大きい前記サンプルに従って、インジケータを生成するステップと、
    前記RPが、前記量子化チャネルパラメータ及び前記インジケータを前記TPに送信するステップと、
    を有する方法。
  2. 前記量子化チャネルパラメータの前記サンプルを識別する前記ステップは、
    前記量子化チャネルパラメータから再構成チャネルパラメータを生成するステップと、
    前記再構成チャネルパラメータに従って、前記推定されたチャネルパラメータの各サンプルの量子化誤差を決定するステップと、
    前記所定の閾値を超える量子化誤差をもつ前記推定されたチャネルパラメータの前記サンプルを選択するステップと、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記サンプルを選択する前記ステップは、指定のパーセンタイルを超える量子化誤差をもつ前記推定されたチャネルパラメータの前記サンプルを選択するステップを含む、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記指定のパーセンタイルを超える量子化誤差をもつ前記推定されたチャネルパラメータの前記サンプルを選択する前記ステップは、
    前記量子化誤差に従って、前記推定されたチャネルパラメータの前記サンプルをソートすることにより、ソートサンプルを生成するステップと、
    前記指定のパーセンタイルを超える量子化誤差をもつ前記推定されたチャネルパラメータの前記サンプルとして、前記指定のパーセンタイルの前記ソートサンプルを識別するステップと、
    を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記再構成チャネルパラメータを生成するステップは、前記量子化チャネルパラメータに畳み込みエンコーダを適用するステップを含む、
    請求項2乃至4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記量子化誤差を決定するステップは、前記再構成チャネルパラメータから前記推定されたチャネルパラメータを差し引くステップを含む、
    請求項2乃至5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記推定されたチャネルパラメータを正規化するステップ、
    を更に有する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記トレリスは、
    Figure 0006159487
    とラベリングされるブランチを含み、NTXは前記TPでの送信アンテナの数であり、Qは前記トレリスの各状態及び前記トレリスの各ブランチにマッピングされるスカラ量子化点の数である、
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 初期状態情報を送信するステップ、
    を更に有する、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 関連サンプルの量子化誤差が前記所定の閾値を超える場合、前記インジケータの各々は第1の値に設定され、前記関連サンプルの量子化誤差が前記所定の閾値を超えない場合、前記インジケータの各々は第2の値に設定される、
    請求項1乃至9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 送信点(TP)を作動させる方法であって、
    前記TPが、通信チャネルのチャネル情報を受信するステップであって、前記チャネル情報は、量子化チャネルパラメータと、量子化誤差が所定の閾値よりも大きい推定チャネルパラメータの識別サンプルのインジケータとを含む、ステップと、
    前記TPが、前記量子化チャネルパラメータから再構成チャネルパラメータを生成するステップと、
    前記TPが、前記識別サンプルの置換サンプルを補間するステップと、
    前記TPが、前記再構成チャネルパラメータ中の前記識別サンプルを前記置換サンプルで置換して、前記通信チャネルの回復チャネルパラメータを生成するステップと、
    を有する方法。
  12. 前記回復チャネルパラメータに従って、前記TPの送信器を調整するステップ、
    を更に有する、請求項11に記載の方法。
  13. 前記チャネル情報は更に初期状態情報を含む、
    請求項11又は12に記載の方法。
  14. 前記再構成チャネルパラメータを生成する前記ステップは、前記量子化チャネルパラメータに畳み込みエンコーダを適用するステップを含む、
    請求項11乃至13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 送信点(TP)から信号を受信するように構成される受信器と、
    前記受信器に動作可能に結合されるプロセッサであって、受信された前記信号からチャネルパラメータを推定するように構成され、トレリス符号化量子化(TCQ)スキームに従って、前記推定されたチャネルパラメータをトレリスにマッピングするように構成され、前記トレリスにビタビアルゴリズム(VA)を適用して量子化チャネルパラメータを生成するように構成され、前記量子化チャネルパラメータは複数のサンプルを含み、量子化誤差が所定の閾値よりも大きい量子化チャネルパラメータのサンプルと関連する推定された前記チャネルパラメータのサンプルを識別するように構成され、前記量子化誤差が前記所定の閾値よりも大きい前記サンプルに従ってインジケータを生成するように構成されるプロセッサと、
    前記プロセッサに動作可能に結合される送信器であって、前記量子化チャネルパラメータ及び前記インジケータを前記TPに送信するように構成される送信器と、
    を備える受信点。
  16. 前記プロセッサは、前記量子化チャネルパラメータから再構成チャネルパラメータを生成し、前記再構成チャネルパラメータに従って、前記推定されたチャネルパラメータの各サンプルの量子化誤差を決定し、前記所定の閾値を超える量子化誤差をもつ前記推定されたチャネルパラメータの前記サンプルを選択するように構成される、
    請求項15に記載の受信点。
  17. 前記所定の閾値は指定のパーセンタイルであり、
    前記プロセッサは、前記量子化誤差に従って、前記推定されたチャネルパラメータの前記サンプルをソートし、前記指定のパーセンタイルを超える量子化誤差をもつ前記推定されたチャネルパラメータの前記サンプルとして、前記指定のパーセンタイルの前記ソートされたサンプルを識別するように構成される、
    請求項16に記載の受信点。
  18. 前記プロセッサは、指定のパーセンタイルを超える量子化誤差をもつ前記推定されたチャネルパラメータの前記サンプルを選択するように構成される、
    請求項16又は17に記載の受信点。
  19. 前記プロセッサは、前記推定されたチャネルパラメータを正規化ように構成される、
    請求項15乃至18のいずれか一項に記載の受信点。
  20. 前記送信器は、初期状態情報を送信するように構成される、
    請求項15乃至19のいずれか一項に記載の受信点。
  21. 通信チャネルのチャネル情報を受信するように構成される受信器であって、前記チャネル情報は、量子化チャネルパラメータと、量子化誤差が所定の閾値よりも大きい推定チャネルパラメータの識別サンプルのインジケータとを含む、受信器と、
    前記受信器に動作可能に結合されるプロセッサであって、前記量子化チャネルパラメータから再構成チャネルパラメータを生成するように構成され、前記識別サンプルの置換サンプルを補間するように構成され、前記再構成チャネルパラメータ中の前記識別サンプルを前記置換サンプルで置換して、前記通信チャネルの回復チャネルパラメータを生成するように構成される、プロセッサと、
    を備える送信点。
  22. 前記プロセッサは、前記回復チャネルパラメータに従って、前記送信点の送信器を調整するように構成される、
    請求項21に記載の送信点。
  23. 前記プロセッサは、前記量子化チャネルパラメータに畳み込みエンコーダを適用するように構成される、
    請求項21又は22に記載の送信点。
JP2016550919A 2013-11-01 2014-10-25 選択的なフィードバック及び補間を伴うトレリス符号化量子化のシステム及び方法 Active JP6159487B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/070,233 2013-11-01
US14/070,233 US9209869B2 (en) 2013-11-01 2013-11-01 System and method for trellis coded quantization with selective feedback and interpolation
PCT/CN2014/089514 WO2015062453A2 (en) 2013-11-01 2014-10-25 System and method for trellis coded quantization with selective feedback and interpolation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016535559A JP2016535559A (ja) 2016-11-10
JP6159487B2 true JP6159487B2 (ja) 2017-07-05

Family

ID=53005322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016550919A Active JP6159487B2 (ja) 2013-11-01 2014-10-25 選択的なフィードバック及び補間を伴うトレリス符号化量子化のシステム及び方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9209869B2 (ja)
EP (1) EP3017572B1 (ja)
JP (1) JP6159487B2 (ja)
CN (1) CN105432048B (ja)
WO (1) WO2015062453A2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9749028B2 (en) * 2015-09-10 2017-08-29 Huawei Technologies Co., Ltd. System and method for trellis coded quantization based channel feedback
US9660845B2 (en) * 2015-10-06 2017-05-23 Huawei Technologies Co., Ltd. System and method for state reduction in trellis equalizers using bounded state enumeration
KR102198201B1 (ko) * 2019-08-02 2021-01-04 광운대학교 산학협력단 주변 후방산란 통신에서의 채널 추정 방법 및 그를 위한 장치
US11683712B2 (en) 2020-07-17 2023-06-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Hybrid hierarchical parameter tracking for CSI estimation
US11949480B2 (en) * 2021-05-04 2024-04-02 Huawei Technologies Co., Ltd. Method and system for channel state information feedback using sub-codebook based trellis coded quantization

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090023467A1 (en) * 2007-07-18 2009-01-22 Kaibin Huang Method and apparatus for performing space division multiple access in a wireless communication network
US8249204B2 (en) * 2008-07-11 2012-08-21 Industrial Technology Research Institute Apparatus and method for channel state information feedback
CN101369871A (zh) * 2008-10-16 2009-02-18 上海交通大学 基于有限反馈的多用户mimo系统预编码方法和装置
US8295379B2 (en) * 2009-12-08 2012-10-23 Futurewei Technologies, Inc. System and method for non-uniform bit allocation in the quantization of channel state vectors
US20110243207A1 (en) * 2010-04-05 2011-10-06 Futurewei Technologies, Inc. System and Method for Adapting Codebooks
US9438320B2 (en) * 2010-09-01 2016-09-06 Interdigital Patent Holdings, Inc. Iterative nonlinear precoding and feedback for multi-user multiple-input multiple-output (MU-MIMO) with channel state information (CSI) impairments
US20130044799A1 (en) * 2011-02-15 2013-02-21 Pang-Chang Lan Method of Handling Geodesic Interpolation for MIMO Precoding and Related Communication Device
JP2013066174A (ja) * 2011-08-29 2013-04-11 Kyushu Univ 受信機、選択方法及びプログラム
US8855184B2 (en) 2012-01-27 2014-10-07 Futurewei Technologies, Inc. System and method for non-interleaved signal field

Also Published As

Publication number Publication date
WO2015062453A2 (en) 2015-05-07
CN105432048A (zh) 2016-03-23
EP3017572A4 (en) 2016-08-17
US20150124894A1 (en) 2015-05-07
EP3017572B1 (en) 2017-12-06
EP3017572A2 (en) 2016-05-11
WO2015062453A3 (en) 2015-06-11
CN105432048B (zh) 2019-01-18
JP2016535559A (ja) 2016-11-10
US9209869B2 (en) 2015-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5781593B2 (ja) 無線通信システムにおいてチャネル状態情報をフィードバックする端末装置及びその方法
US8412275B2 (en) Method and system for communicating feedback information in a multiple user multiple input multiple output (MU-MIMO) communication system
CN102835056B (zh) 用于报告自适应码本的反馈信息的系统和方法
JP6159487B2 (ja) 選択的なフィードバック及び補間を伴うトレリス符号化量子化のシステム及び方法
KR101664421B1 (ko) 무선 통신 시스템에서의 코드북을 생성하는 장치 및 방법
CN102342143A (zh) 用于无线通信系统中的信道信息反馈的系统和方法
US8982976B2 (en) Systems and methods for trellis coded quantization based channel feedback
CN102932112A (zh) 一种多天线传输的方法及装置
WO2014101350A1 (zh) 报告信道状态信息的方法、用户设备和基站
US20190044591A1 (en) Base station, user equipment, precoding matrix application method, and precoding matrix acquisition method
WO2014162567A1 (ja) 移動局、基地局、及び通信制御方法
WO2017076220A1 (zh) 一种信道状态信息csi反馈方法、终端及基站
US9749028B2 (en) System and method for trellis coded quantization based channel feedback
CN111435864A (zh) 发送信道状态信息的方法和装置
CN108370286B (zh) 用于高级接收机的信道状态信息反馈的方法、装置
CN107395256B (zh) 一种信道状态信息反馈方法、设备及系统
US20190349053A1 (en) Channel state information transmission method, access network device, and terminal device
CN108322283B (zh) 数据发送技术
CN107534530B (zh) 信干噪比的计算方法、装置和接收机
JP2011120236A (ja) ユーザ設備の通信処理方法及びユーザ設備
CN115333582B (zh) 预编码信息
EP4277394A1 (en) Channel state information reporting method and related device
CN117978332A (zh) 信道状态信息报告的发送、接收方法、装置及存储介质
Khan Multi-user MIMO beamforming: implementation, verification in L1 capacity, and performance testing
CN118138085A (zh) 预编码信息

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160530

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170609

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6159487

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250