JP6158902B2 - フォント配信システム、及びフォント配信方法 - Google Patents

フォント配信システム、及びフォント配信方法 Download PDF

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Description

この発明は、例えば、ウェブブラウザを用いて閲覧するHTMLファイルのようなウェブページの文字を、ユーザー端末が所有していないフォントで閲覧可能にするために、通信回線を介してユーザー端末にフォントを配信するようなフォント配信システム、及びフォント配信方法に関する。
ウェブブラウザを用いて閲覧されるウェブサイトには、デザインの多様化や見栄え向上のため、ウェブサイトを構成するウェブページの文字を、ユーザー端末が所有するフォントではなく、フォント提供者が提供するフォントを用いて閲覧可能に構成されたものがある。
そして、ウェブページの表示に必要なフォントをユーザー端末に提供する手段として、ウェブサイトを運営するサイト運営者に対して、フォント提供者が有料のサービスとして提供しているフォント配信システムが知られている。
例えば、特許文献1には、ユーザー端末(文書閲覧装置40)がウェブページを取得するたびに、サブセットフォントの配信をフォント配信サーバーに直接的に要求するフォント配信システムが記載されている。
具体的には、特許文献1のユーザー端末(文書閲覧装置40)は、取得したウェブページの文字に対応する文字情報、及び文字の書体名を関連付けてフォント配信サーバーに送信して、サブセットフォントの配信を要求している。
一方、フォント配信サーバーは、取得した文字情報、及び書体名に基づいて、文字に対応するフォント群であるサブセットフォントを生成したのち、サブセットフォントをユーザー端末に配信している。これにより、ユーザー端末は、ウェブページの文字を、所望する書体のフォントで閲覧可能に表示することができる。
ところで、上述したフォント配信システムの場合、ウェブページのソースコードには、例えばドメインなどのフォント配信サーバーを示す情報が、フォント配信の要求に必要な情報として記載されている。
このウェブページのソースコードは、ユーザー端末において容易に閲覧できることが多い。このため、ウェブサイトのドメインとフォント配信サーバーのドメインとが異なる場合、ユーザー端末を操作するユーザーがソースコードを閲覧した際、フォント配信サーバーを示す情報によって、ウェブサイトのドメイン以外のドメインへユーザー端末が不正に誘導されていると誤解されるおそれがあった。
特に、企業のウェブサイトの場合、自社のウェブサイトが不正な誘導を行っていると誤解されると、大きな問題となるおそれがある。このため、ユーザー端末を操作するユーザーには知られないようにフォント配信サーバーを示す情報を秘匿したいという要望が、フォント提供者が提供するフォント配信システムを利用する顧客から挙げられている。
特開2014−85746号公報
本発明は、上述の問題に鑑み、フォント配信サーバーを示す情報を秘匿したいという顧客ニーズに対応できるフォント配信システム、及びフォント配信方法を提供することを目的とする。
この発明は、複数のフォントを提供するフォント提供者が取得したドメインが付与されるとともに、前記フォントから生成したサブセットフォントを配信するフォント配信サーバーと、前記フォントを利用する顧客が作成したウェブページの文字を、前記サブセットフォントで閲覧可能に出力するユーザー端末と、前記フォント配信サーバー、及び前記ユーザー端末を接続する通信回線とを備えたフォント配信システム、及びフォント配信方法であって、前記通信回線に接続されるとともに、前記顧客が取得したドメインが付与された顧客サーバーを備え、前記ユーザー端末に、前記ウェブページに基づいて、前記サブセットフォントの配信を要求するフォント要求情報を生成する情報生成手段と、前記フォント要求情報を前記顧客サーバーに送信するフォント要求手段とを備え、前記顧客サーバーに、前記ユーザー端末から取得した前記フォント要求情報を、予め記憶している前記フォント配信サーバーのドメインを示す提供者ドメイン情報に基づいて、前記フォント配信サーバーに送信するフォント要求中継手段と、前記サブセットフォントを前記ユーザー端末に送信するフォント応答手段とを備えたことを特徴とする。
上記フォントは、明朝体やゴシック体などの書体で形成された文字書体、あるいは文字を明朝体やゴシック体などの書体で再現するためのフォントプログラムなどとすることができる。
上記サブセットフォントで閲覧可能に出力するとは、液晶モニターなどの表示部に出力する、プリンタなどの印字装置に出力することをいう。
上記フォント要求情報は、少なくともウェブページの文字を示す情報と、文字の書体名を示す情報とが関連付けられた情報とすることができる。
この発明により、フォント配信サーバーを示す情報を秘匿したいという顧客ニーズに対応することができる。
具体的には、ユーザー端末から取得したフォント要求情報を、顧客サーバーが、提供者ドメイン情報に基づいてフォント配信サーバーに送信するとともに、取得したサブセットフォントを、顧客サーバーがユーザー端末に送信するため、ユーザー端末は、フォント配信サーバーと直接的に通信することなく、サブセットフォントを取得することができる。
これにより、フォント配信システム、及びフォント配信方法は、例えば、フォント配信サーバーを示す情報である提供者ドメイン情報を、ウェブページに予め記述しておくことを不要にできる。
このため、フォント配信システム、及びフォント配信方法は、顧客がウェブページの作成を依頼した作成業者や、ウェブページのソースコードを閲覧したユーザーに、フォント配信サーバーを示す情報である提供者ドメイン情報が知られることを防止できる。
さらに、ユーザー端末がフォント配信サーバーと直接的に通信しないため、フォント配信システム、及びフォント配信方法は、万一、ユーザー端末において通信先を解析された場合であっても、フォント配信サーバーを示す情報である提供者ドメイン情報が特定されることを防止できる。
従って、フォント配信システム、及びフォント配信方法は、フォント配信サーバーを示す情報を秘匿したいという顧客ニーズに対応することができる。
この発明の態様として、前記顧客サーバーに、前記フォント要求情報に対応する前記サブセットフォントを取得した場合、取得した前記サブセットフォントを記憶するフォント記憶手段を備え、前記顧客サーバーの前記フォント要求中継手段を、前記フォント記憶手段が前記フォント要求情報に対応する前記サブセットフォントを記憶していない場合、前記フォント要求情報を前記フォント配信サーバーに送信する構成とし、前記顧客サーバーの前記フォント応答手段を、前記フォント記憶手段が前記フォント要求情報に対応する前記サブセットフォントを記憶していない場合、前記フォント配信サーバーから取得した前記サブセットフォントを前記ユーザー端末に送信し、前記フォント記憶手段が前記フォント要求情報に対応する前記サブセットフォントを記憶している場合、記憶している前記サブセットフォントを前記ユーザー端末に送信する構成とすることができる。
この発明により、フォント配信システムは、フォント配信サーバーを示す情報を秘匿したいという顧客ニーズに対応できるとともに、顧客に対するサービスの向上、及び顧客の利便性の向上を図ることができる。
具体的には、ウェブページの作成者は、意図したとおりにウェブページが表示されるか否かを確認するため、少なくとも一回、ウェブブラウザを用いてウェブページを表示することになる。
この際、顧客サーバーがフォント配信サーバーからサブセットフォントを取得するため、フォント配信システムは、フォント要求情報に対応するサブセットフォントを、顧客や作成者以外の不特定多数のユーザーがウェブページを閲覧するタイミングまでに、フォント記憶手段に容易に記憶しておくことができる。
そして、記憶しているサブセットフォントを顧客サーバーがユーザー端末に送信するため、フォント配信システムは、不特定多数のユーザーがウェブページを閲覧する際、ユーザー端末とフォント配信サーバーとが通信することを確実に阻止できる。これにより、フォント配信システムは、例えば、顧客がウェブページの作成を依頼した作成業者や、不特定多数のユーザーに提供者ドメイン情報が知られることを確実に防止できる。
さらに、例えば、ユーザー端末がウェブページを取得するたびに、サブセットフォントの配信をフォント配信サーバーに直接的に要求する場合に比べて、フォント配信システムは、フォント配信サーバーへのアクセス数を大幅に低減することができる。
このため、フォント配信システムは、例えば、ウェブページのPV数や顧客数が増加した場合であっても、アクセス数の増大による高負荷によってフォント配信サーバーが停止することを防止できる。
加えて、記憶しているサブセットフォントを顧客サーバーがユーザー端末に送信するため、フォント配信システムは、例えば、メンテナンス等でフォント配信サーバーが停止した場合であっても、フォント要求情報に対応するサブセットフォントを、顧客サーバーがユーザー端末に送信することができる。
これにより、フォント配信システムは、フォント要求情報に対応するサブセットフォントをユーザー端末に安定して配信することができる。
さらにまた、フォント配信システムは、フォント提供者、及び顧客の双方の利便性を向上することができる。
具体的には、フォント配信サーバーへのアクセス数を抑制できるため、フォント配信システムは、例えば、ウェブページのPV数が増加した場合であっても、フォント提供者によるフォント配信サーバー、及び通信インフラなどの設備増強を抑えることができる。
つまり、フォント配信システムは、サービス維持にかかるフォント提供者側のコストを削減することができる。これにより、フォント提供者は、顧客に対して請求するサービスの利用料を抑えることができるため、顧客に対するサービスの向上を図ることができる。
さらに、顧客が取得したドメイン環境に顧客サーバーがあるため、顧客は、フォント提供者のフォントを利用しながら、顧客自身が顧客サーバーや通信インフラを管理することができる。
このため、顧客は、ウェブページのPV数増加に伴って負荷が高くなる顧客サーバーや通信インフラなどの設備増強を、フォント配信サーバーの性能を考慮することなく行うことができる。例えば、顧客は、ウェブページのPV数増加に応じて設備増強を適宜行うことができる。あるいは、ウェブページのPV数増加予測に応じて設備増強を計画的に行うことができる。
加えて、フォント配信システムは、顧客サーバーとフォント配信サーバーとの通信を抑制できるため、顧客サーバーの安全性を向上することができる。これにより、フォント配信システムは、顧客の利便性を向上することができる。
従って、フォント配信システムは、フォント配信サーバーを示す情報を秘匿したいという顧客ニーズに対応できるとともに、顧客に対するサービスの向上、及び顧客の利便性の向上を図ることができる。
またこの発明の態様として、前記ユーザー端末に、前記フォント要求情報を生成するためのスクリプトファイル、または前記ウェブページの配信を前記顧客サーバーに要求する文書要求手段を備え、前記顧客サーバーに、前記スクリプトファイル、及び前記ウェブページを関連付けて記憶する文書記憶手段と、前記ユーザー端末からの要求に対応する前記ウェブページ、または前記スクリプトファイルを前記ユーザー端末に送信する文書応答手段とを備えることができる。
上記スクリプトファイルは、例えば、ユーザー端末の情報生成手段によって実行されるJavaScript(登録商標)などとすることができる。
この発明により、フォント配信システムは、フォント配信サーバーを示す情報を秘匿したいという顧客ニーズにより確実に対応することができる。
具体的には、例えば、ウェブページにユーザー端末がアクセスするたびに、ユーザー端末がスクリプトファイルの配信をフォント配信サーバーに要求する場合、ウェブページには、フォント配信サーバーを示す情報である提供者ドメイン情報を予め記述しておく必要がある。このため、フォント配信サーバーを示す情報である提供者ドメイン情報が、ウェブページのソースコードから容易に特定されるという問題があった。
そこで、スクリプトファイルを顧客サーバーに記憶したことにより、フォント配信システムは、フォント配信サーバーを示す情報である提供者ドメイン情報を、ウェブページのソースコードに記述することを不要にできる。これにより、フォント配信システムは、顧客がウェブページの作成を依頼した作成業者やウェブページのソースコードを閲覧したユーザーに、フォント配信サーバーを示す情報である提供者ドメイン情報が知られることをより確実に防止できる。
さらに、スクリプトファイルを取得する際、フォント配信サーバーと通信することがないため、フォント配信システムは、万一、ユーザー端末において通信先を解析された場合であっても、フォント配信サーバーを示す情報である提供者ドメイン情報が特定されることを防止できる。
加えて、フォント配信システムは、スクリプトファイルをフォント配信サーバーから取得する場合に比べて、フォント配信サーバーへのアクセス数をより低減することができる。これにより、フォント配信システムは、フォント提供者による設備増強をより抑えることができるともに、例えば、メンテナンス等でフォント配信サーバーが停止した場合であっても、ウェブページ、及びスクリプトファイルを顧客サーバーがユーザー端末に送信することができる。
従って、フォント配信システムは、フォント要求情報を生成するためのスクリプトファイルを、顧客サーバーからユーザー端末に配信することで、フォント配信サーバーを示す提供者ドメイン情報を秘匿したいという顧客ニーズにより確実に対応することができる。
またこの発明の態様として、前記顧客サーバーをエッジサーバーとして、複数の前記エッジサーバーでコンテンツ・デリバリ・ネットワークを構成することができる。
この発明により、フォント配信システムは、コンテンツ・デリバリ・ネットワークとは異なるドメインが付与されたフォント配信サーバーを、サブセットフォントの配信におけるオリジンサーバーとして機能させることができる。
このため、フォント配信システムは、例えば地理的条件を加味した最適な顧客サーバーからユーザー端末にサブセットフォントを効率よく配信することができる。
さらに、この場合であっても、フォント配信システムは、ユーザー端末とフォント配信サーバーとの直接的な通信を防止できるため、フォント配信サーバーを示す情報である提供者ドメイン情報を秘匿することができる。
加えて、顧客のコンテンツ・デリバリ・ネットワークを利用することで、フォント配信システムは、フォント提供者が顧客ごとにコンテンツ・デリバリ・ネットワークを提供する場合に比べて、フォント提供者にかかるコストを大幅に削減することができるとともに、顧客がコンテンツ・デリバリ・ネットワークを管理することができる。このため、フォント配信システムは、顧客に対するサービスの向上、及び顧客の利便性の向上をより図ることができる。
従って、フォント配信システムは、複数の前記顧客サーバーでコンテンツ・デリバリ・ネットワークを構成することで、顧客ニーズに対応できるだけでなく、効率の良いサブセットフォントの配信による利便性の向上と、顧客に対するサービス向上とを両立することができる。
本発明により、フォント配信サーバーを示す情報を秘匿したいという顧客ニーズに対応できるフォント配信システム、及びフォント配信方法を提供することができる。
フォント配信システムにおける構成を示す構成図。 フォント配信システムにおける内部構成を示すブロック図。 フォント配信システムにおける処理、及び各種情報の受け渡しを示すシーケンス図。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
まず、本実施例におけるフォント配信システム1について、図1及び図2を用いて詳しく説明する。
なお、図1はフォント配信システム1における構成図を示し、図2はフォント配信システム1における内部構成のブロック図を示している。
本実施形態におけるフォント配信システム1は、通信回線2を介してユーザー端末3が取得したウェブサイトの文字を、サイト作成者が意図したとおりの書体で閲覧可能に表示するためのサブセットフォントを配信するシステムである。
このフォント配信システム1は、図1に示すように、エンドユーザーが操作するユーザー端末3と、各種フォントを提供するフォント提供者が設置したフォント配信サーバー4と、フォント提供者のフォントを利用する顧客が設置したコンテンツ・デリバリ・ネットワーク5(以下、「顧客CDN5」と呼ぶ)と、これらを相互に通信可能に接続する通信回線2とで構成している。
ユーザー端末3は、例えば、ウェブサイトを作成するサイト作成者、またはウェブサイトを閲覧するサイト閲覧者などのエンドユーザーが操作する据え置き型の端末、あるいは携帯型の端末などである。
このユーザー端末3は、図2に示すように、端末操作部31と、端末表示部32と、端末記憶部33と、回線接続部34と、これらを制御する端末制御部35などで構成している。
端末操作部31は、キーボード31aやマウス31bで構成し、エンドユーザーによる入力操作を受け付ける機能を有している。
端末表示部32は、液晶ディスプレイ、あるいはCRTなどで構成し、各種情報を表示する機能を有している。
端末記憶部33は、ハードディスクあるいは不揮発性メモリなどで構成し、各種情報を書き込んで記憶する機能と、各種情報を読み出す機能とを有している。なお、端末記憶部33には、ウェブサイトを閲覧するためのプログラムであるウェブブラウザを記憶している。
回線接続部34は、有線LANカードあるいは無線LAN子機などで構成し、通信回線2に接続する機能と、通信回線2を介した各種情報の送受信を行う機能とを有している。
端末制御部35は、CPU及びメモリなどをハード構成と、プログラム及びデータなどのソフト構成とで構成し、ウェブサイトの作成、あるいはウェブサイトの閲覧にかかる各種処理機能や、所定のバスを介して接続された各部の動作を制御する機能を有している。
また、フォント配信サーバー4は、フォントベンダーのようなフォント提供者が取得したドメインが割り当てられたサーバーであって、所定の文字に対応するフォント群であるサブセットフォントを配信する機能を有している。
このフォント配信サーバー4は、図2に示すように、フォント記憶部41と、回線接続部42と、これらを制御する配信制御部43などで構成している。
フォント記憶部41は、ハードディスクあるいは不揮発性メモリなどで構成し、各種情報を書き込んで記憶する機能と、各種情報を読み出す機能とを有している。このフォント記憶部41には、所定の大きさのアウトライン形式で、かつ明朝体やゴシック体などの書体で文字を再現するためのフォントプログラムであるフォントを、書体ごとに列挙格納した書体ファイルを記憶している。
なお、書体ファイルとしては、仮名文字用のフォント群である仮名書体ファイル(図示省略)、漢字用のフォント群である漢字書体ファイル(図示省略)、英字用のフォント群である英字書体ファイル(図示省略)、及び数字用のフォント群である数字書体ファイル(図示省略)などがある。
回線接続部42は、有線LANカードあるいは無線LAN子機などで構成し、通信回線2に接続する機能と、通信回線2を介した各種情報の送受信を行う機能とを有している。
配信制御部43は、CPU及びメモリなどをハード構成と、プログラム及びデータなどのソフト構成とで構成し、通信回線2を介した各種情報の受け渡し等に係る各種処理機能や、所定のバスを介して接続された各部の動作を制御する機能を有している。
また、顧客CDN5は、図1及び図2に示すように、ウェブサイトを構成するコンテンツを記憶するオリジンサーバー6と、オリジンサーバー6から配信されたコンテンツをキャッシュする複数のエッジサーバー7と、ユーザー端末3からの要求に対する応答に適したエッジサーバー7を決定するコンテンツルーター8とを相互に通信可能に接続して構成している。
なお、この顧客CDN5には、ウェブサイトを運営するサイト運営者である顧客が取得したドメインが割り当てられている。
より詳しくは、オリジンサーバー6は、図2に示すように、オリジン記憶部61と、回線接続部62と、これらを制御するオリジン制御部63とで構成している。
オリジン記憶部61は、ハードディスクあるいは不揮発性メモリなどで構成し、各種情報を書き込んで記憶する機能と、各種情報を読み出す機能とを有している。
このオリジン記憶部61には、サイト作成者が操作するユーザー端末3から送信されたコンテンツ10と、ウェブブラウザ上で実行される外部プログラムであるスクリプトファイル11とを記憶している。
コンテンツ10は、HTML形式で記述されたHTMLファイル10a、HTMLファイル10aに関連付けられた画像ファイル10b、及びHTMLファイル10aに関連付けられたスタイルシート10cなどで構成している。
なお、HTMLファイル10aは、ウェブサイトのタイトルや本文を示す文字、文字の書式やページレイアウトを指定するタグ、スタイルシート10cの読み込むタグ、及び画像ファイル10bを指定するタグ、サブセットフォントのファイル名であるフォントファミリ名を指定するタグなどが記述されている。
さらに、HTMLファイル10aには、スクリプトファイル11の配信を要求する要求命令文などがJavaScript(登録商標)で記述されている。この要求命令文には、スクリプトファイル11のファイル名などが登録されている。
スタイルシート10cは、HTMLファイル10aのタグによってWEBブラウザに読み込まれる外部定義ファイルであって、HTMLファイル10aの文字やレイアウトなどのスタイルを、例えばスタイル言語タグで定義している。
スクリプトファイル11は、文字を示す文字情報や、文字の書体名を示す書体情報などを、HTMLファイル10aを動的に解析して抽出する外部プログラムファイルであって、例えば、JavaScript(登録商標)などで記述している。
さらに、スクリプトファイル11には、顧客CDN5のドメインを示す顧客ドメイン情報、及び顧客固有の契約情報を示す契約者情報などを登録している。
このスクリプトファイル11は、ウェブサイトを公開する前に、サイト作成者が操作するユーザー端末3からの要求によって、フォント配信サーバー4が生成したものである。この際、フォント配信サーバー4が、通信回線2を介して接続された認証サーバー(図示省略)に、顧客ドメイン情報や契約者情報を登録させている。
回線接続部62は、有線LANカードあるいは無線LAN子機などで構成し、コンテンツルーター8を介してエッジサーバー7と各種情報の送受信を行う機能とを有している。
オリジン制御部63は、CPU及びメモリなどをハード構成と、プログラム及びデータなどのソフト構成とで構成し、各種情報の受け渡し等に係る各種処理機能や、所定のバスを介して接続された各部の動作を制御する機能を有している。
また、エッジサーバー7は、オリジンサーバー6、またはフォント配信サーバーから取得した各種情報を所定のキャッシュ期間だけ記憶する機能と、キャッシュしている場合、各種情報をユーザー端末3に配信する機能とを有している。
このエッジサーバー7は、図2に示すように、エッジ記憶部71と、回線接続部72と、これらを制御するエッジ制御部73とで構成している。
エッジ記憶部71は、ハードディスクあるいは不揮発性メモリなどで構成し、各種情報を書き込んで記憶する機能と、各種情報を読み出す機能とを有している。
このエッジ記憶部71には、フォント配信サーバー4のドメインで指定されたサブセットフォントの要求先を示すフォント要求先ドメイン情報71aを予め記憶している。
さらに、エッジ記憶部71には、オリジンサーバー6から取得したコンテンツ10やスクリプトファイル11、及びフォント配信サーバー4から取得したサブセットフォントが、所定のキャッシュ期間だけ記憶されている。
回線接続部72は、有線LANカードあるいは無線LAN子機などで構成し、通信回線2を介した各種情報の送受信を行う機能、オリジンサーバー6、及び他のエッジサーバー7と各種情報の受送信を行う機能などを有している。
エッジ制御部73は、CPU及びメモリなどをハード構成と、プログラム及びデータなどのソフト構成とで構成し、各種情報の受け渡し等に係る各種処理機能や、所定のバスを介して接続された各部の動作を制御する機能を有している。
また、コンテンツルーター8は、図2に示すように、通信回線2に接続する機能と、ユーザー端末3やフォント配信サーバー4との各種情報の受送信を行う機能と、オリジンサーバー6、及びエッジサーバー7との各種情報の受送信を行う機能とを有している。
さらに、コンテンツルーター8は、ユーザー端末3からの要求に対して、応答に適したエッジサーバー7を、例えば地理的条件から決定する機能と、エッジサーバー7がキャッシュしている情報を、他のエッジサーバー7との間で同期させる機能などを有している。
次に、エンドユーザーがユーザー端末3を操作して、ウェブサイトを閲覧する際のフォント配信システム1の動作について、図3を用いて詳しく説明する。
なお、図3はフォント配信システム1における処理、及び各種情報の受け渡しを示すシーケンス図を示している。
まず、ウェブサイトの閲覧を所望するエンドユーザーが、ユーザー端末3を操作して、ウェブブラウザを起動させる。その後、エンドユーザーがユーザー端末3を操作して、所望するウェブサイトのURL、この場合、顧客CDN5のドメインで指定されるURLを、ウェブブラウザのURL欄に入力する。
顧客CDN5のドメインで指定されるウェブサイトのURLが入力されると、端末制御部35は、図3に示すように、コンテンツ要求処理を開始して(ステップS101)、顧客CDN5のドメインで指定されるウェブサイトのURLに基づいて、コンテンツ10の配信を要求するコンテンツ要求情報を顧客CDN5に送信する。
コンテンツ要求情報を受信すると、顧客CDN5は、コンテンツルーター8によって、例えば、地理的にユーザー端末に近いエッジサーバー7を決定するとともに、決定したエッジサーバー7にコンテンツ要求情報を送信する。
この際、顧客CDN5は、決定したエッジサーバー7と各種情報の受け渡しを行う要求を、エッジサーバー7のURLを示すサーバー情報とともにユーザー端末3に送信することで、以降の各種情報の受け渡しがエッジサーバー7とユーザー端末3との間で直接的に行われるようにする。
コンテンツ要求情報を受信すると、エッジサーバー7のエッジ制御部73は、コンテンツ要求情報に対応するコンテンツ10を、エッジ記憶部71に記憶しているか否かを判定する(ステップS102)。
エッジ記憶部71にコンテンツ10を記憶していない場合(ステップS102:No)、すなわち、コンテンツ10の配信が初めて要求される場合、エッジ制御部73は、コンテンツ10、及びスクリプトファイル11の送信を要求するファイル要求情報をオリジンサーバー6に送信する。
なお、エッジ記憶部71にコンテンツ10を記憶していない場合とは、例えば、コンテンツ10を新規に作成した場合、あるいはキャッシュ期間を超えたため、コンテンツ10が削除された場合などである。
エッジサーバー7からのファイル要求情報を受信すると、オリジンサーバー6のオリジン制御部63は、コンテンツ配信処理を開始して(ステップS103)、オリジン記憶部61から読み出したコンテンツ10、及びスクリプトファイル11を関連付けてエッジサーバー7に送信する。
コンテンツ10、及びスクリプトファイル11を取得したエッジサーバー7のエッジ制御部73は、コンテンツ格納処理を開始して(ステップS104)、取得したコンテンツ10、及びスクリプトファイル11を関連付けてエッジ記憶部71に記憶する。
その後、エッジ制御部73は、コンテンツ送信処理を開始して(ステップS105)、取得したコンテンツ10を、通信回線2を介してユーザー端末3に送信する。
なお、ステップS102において、エッジ記憶部71にコンテンツ10を記憶している場合(ステップS102:Yes)、すなわち、コンテンツ10の配信要求が2回目以降である場合、エッジ制御部73は、処理をステップS105に進めて、エッジ記憶部71から読み出したコンテンツ10を、通信回線2を介してユーザー端末3に送信する。
顧客CDN5からコンテンツ10を取得すると、ユーザー端末3の端末制御部35は、取得したコンテンツ10を一時記憶するとともに、コンテンツ10をウェブサイトとして閲覧可能に再現する処理を開始する。
この際、端末制御部35は、HTMLファイル10aの要求命令文を解析して、スクリプトファイル11のファイル名を抽出する。そして、端末制御部35は、HTMLファイル10aの要求命令文に基づいて、スクリプトファイル名に対応するスクリプトファイル11の送信を要求するスクリプト要求情報を生成する。
その後、端末制御部35は、スクリプト要求処理を開始して(ステップS106)、エッジサーバー7のURLを示すサーバー情報に基づいて、スクリプト要求情報を顧客CDN5のエッジサーバー7に送信する。
スクリプト要求情報を受信すると、エッジサーバー7のエッジ制御部73は、スクリプト送信処理を開始して(ステップS107)、スクリプト要求情報に対応するスクリプトファイル11をエッジ記憶部71から読み出す。その後、エッジ制御部73は、読み出したスクリプトファイル11をユーザー端末3に送信する。
スクリプトファイル11を取得したユーザー端末3の端末制御部35は、ウェブブラウザ上でスクリプトファイル11を実行する。その後、端末制御部35は、実行されたスクリプトファイル11に基づいて、HTMLファイル10aを解析する解析処理を開始する(ステップS108)。
具体的には、端末制御部35は、HTMLファイル10aの文字を示す文字情報と、文字の書体名を示す書体情報、フォントファミリ名を示すファミリ名情報とをHTMLファイル10aから抽出する。
そして、端末制御部35は、スクリプトファイル11から取り出した顧客CDN5のドメインを示す顧客ドメイン情報や、顧客固有の契約情報を示す契約者情報などに、文字情報、書体情報、及びファミリ名情報を関連付けたフォント要求情報を生成する。
フォント要求情報を生成すると、端末制御部35は、フォント要求処理を開始して(ステップS109)、エッジサーバー7のURLを示すサーバー情報に基づいて、フォント要求情報を送信する。つまり、端末制御部35は、顧客CDN5のエッジサーバー7にフォント要求情報を送信する。
フォント要求情報を受信すると、エッジサーバー7のエッジ制御部73は、フォント要求情報に対応するサブセットフォントを、エッジ記憶部71に記憶しているか否かを判定する(ステップS110)。
エッジ記憶部71にサブセットフォントを記憶していない場合(ステップS110:No)、つまり、サブセットフォントの配信が初めて要求される場合、エッジ制御部73は、エッジ記憶部71に記憶しているフォント要求先ドメイン情報71aに基づいて、フォント要求情報をフォント配信サーバー4に送信する。
なお、エッジ記憶部71にサブセットフォントを記憶していない場合とは、例えば、コンテンツ10を新規に作成した場合、あるいはキャッシュ期間を超えたため、サブセットフォントが削除された場合などである。
フォント要求情報を受信すると、フォント配信サーバー4の配信制御部43は、認証配信処理を開始して(ステップS111)、フォント要求情報の認証、及びフォント要求情報に対応するサブセットフォントの生成配信を行う。
具体的には、配信制御部43は、フォント要求情報から顧客ドメイン情報や、契約者情報を抽出したのち、認証サーバーに送信する。その後、認証サーバーは、取得した顧客ドメイン情報や契約者情報と、データーベースに登録された登録情報と比較参照する。そして、認証サーバーは、適合した場合、適合したことを示す認証適合情報を送信し、適合しない場合、認証エラーを示す認証エラー情報を、フォント配信サーバー4に送信する。
認証適合情報を取得したフォント配信サーバー4の配信制御部43は、フォントの使用が許可された顧客のウェブサイトであると判定して、書体情報に対応する書体ファイルをフォント記憶部41から読み出すとともに、文字情報に対応するフォントを書体ファイルから抽出する。
そして、配信制御部43は、抽出したフォントと文字情報とを関連付けて列挙格納するとともに、ファミリ名情報のフォントファミリ名が付与されたサブセットフォントを生成する。その後、配信制御部43は、生成したサブセットフォントをエッジサーバー7に送信する。
なお、認証エラー情報を取得した場合、フォント配信サーバー4は、顧客CDN5に対して所定のエラー情報を送信し、サブセットフォントの配信を行わない。
サブセットフォントを取得すると、エッジサーバー7のエッジ制御部73は、サブセット格納処理を開始して(ステップS112)、取得したサブセットフォントをコンテンツ10に関連付けてエッジ端末記憶部33に記憶する。さらに、エッジ制御部73は、サブセット送信処理を開始して(ステップS113)、取得したサブセットフォントを、通信回線2を介してユーザー端末3に送信する。
なお、ステップS110において、サブセットフォントをエッジ記憶部71に記憶している場合(ステップS110:Yes)、つまり、サブセットフォントの配信要求が2回目以降である場合、エッジ制御部73は、処理をステップS113に進め、エッジ記憶部71から読み出したサブセットフォントをユーザー端末3に送信する。
顧客CDN5からサブセットフォントを取得すると、ユーザー端末3の端末制御部35は、サブセットフォントを一時記憶する。その後、端末制御部35は、スクリプトファイル11に基づいて、フォント表示処理を開始する(ステップS114)。
具体的には、端末制御部35は、HTMLファイル10aの文字を、取得したサブセットフォントで閲覧可能するために、HTMLファイル10aのスタイルタグ、あるいはスタイルシート10cを書き換える。
その後、端末制御部35は、HTMLファイル10aの文字を、一時記憶したサブセットフォントで閲覧可能に再現して端末表示部32に表示させる。この際、端末制御部35は、HTMLファイル10aに関連付けられた画像ファイル10bなども端末表示部32に表示させることで、取得したコンテンツ10をウェブサイトとして表示させる。
以上のような動作を実現するフォント配信システム1、及び該システムを用いたフォント配信方法は、フォント配信サーバーを示す情報を秘匿したいという顧客ニーズに対応することができる。
具体的には、ユーザー端末3から取得したフォント要求情報を、エッジサーバー7が、フォント要求先ドメイン情報71aに基づいてフォント配信サーバー4に送信するとともに、取得したサブセットフォントを、エッジサーバー7がユーザー端末3に送信するため、ユーザー端末3は、フォント配信サーバー4と直接的に通信することなく、サブセットフォントを取得することができる。
これにより、フォント配信システム1、及びフォント配信方法は、例えば、フォント配信サーバー4を示す情報であるフォント要求先ドメイン情報71aを、HTMLファイル10aに予め記述しておくことを不要にできる。
このため、フォント配信システム1、及びフォント配信方法は、顧客がHTMLファイル10aの作成を依頼した作成業者や、HTMLファイル10aのソースコードを閲覧したユーザーに、フォント配信サーバー4を示す情報であるフォント要求先ドメイン情報71aが知られることを防止できる。
さらに、ユーザー端末3がフォント配信サーバー4と直接的に通信しないため、フォント配信システム1、及びフォント配信方法は、万一、ユーザー端末3において通信先を解析された場合であっても、フォント配信サーバー4を示す情報であるフォント要求先ドメイン情報71aが特定されることを防止できる。
従って、フォント配信システム1、及びフォント配信方法は、フォント配信サーバー4を示す情報を秘匿したいという顧客ニーズに対応することができる。
また、エッジ記憶部71がフォント要求情報に対応するサブセットフォントを記憶していない場合、エッジサーバー7のエッジ制御部73が、フォント要求情報をフォント配信サーバー4に送信するとともに、フォント配信サーバー4から取得したサブセットフォントをユーザー端末3に送信し、エッジ記憶部71がフォント要求情報に対応するサブセットフォントを記憶している場合、エッジサーバー7のエッジ制御部73が、記憶しているサブセットフォントをユーザー端末3に送信することにより、フォント配信システム1は、フォント配信サーバー4を示す情報を秘匿したいという顧客ニーズに対応できるとともに、顧客に対するサービスの向上、及び顧客の利便性の向上を図ることができる。
具体的には、HTMLファイル10aの作成者は、意図したとおりにHTMLファイル10aが表示されるか否かを確認するため、少なくとも一回、ウェブブラウザを用いてHTMLファイル10aを表示することになる。
この際、エッジサーバー7がフォント配信サーバー4からサブセットフォントを取得するため、フォント配信システム1は、フォント要求情報に対応するサブセットフォントを、顧客や作成者以外の不特定多数のユーザーがHTMLファイル10aを閲覧するタイミングまでに、エッジ記憶部71に容易に記憶しておくことができる。
そして、記憶しているサブセットフォントをエッジサーバー7がユーザー端末3に送信するため、フォント配信システム1は、不特定多数のユーザーがHTMLファイル10aを閲覧する際、ユーザー端末3とフォント配信サーバー4とが通信することを確実に阻止できる。
これにより、フォント配信システム1は、例えば、顧客がHTMLファイル10aの作成を依頼した作成業者や、不特定多数のユーザーにフォント要求先ドメイン情報71aが知られることを確実に防止できる。
さらに、例えば、ユーザー端末3がHTMLファイル10aを取得するたびに、サブセットフォントの配信をフォント配信サーバー4に直接的に要求する場合に比べて、フォント配信システム1は、フォント配信サーバー4へのアクセス数を大幅に低減することができる。
このため、フォント配信システム1は、例えば、HTMLファイル10aのPV数や顧客数が増加した場合であっても、アクセス数の増大による高負荷によってフォント配信サーバー4が停止することを防止できる。
加えて、記憶しているサブセットフォントをエッジサーバー7がユーザー端末3に送信するため、フォント配信システム1は、例えば、メンテナンス等でフォント配信サーバー4が停止した場合であっても、フォント要求情報に対応するサブセットフォントを、エッジサーバー7がユーザー端末3に送信することができる。
これにより、フォント配信システム1は、フォント要求情報に対応するサブセットフォントをユーザー端末3に安定して配信することができる。
さらにまた、フォント配信システム1は、フォント提供者、及び顧客の双方の利便性を向上することができる。
具体的には、フォント配信サーバー4へのアクセス数を抑制できるため、フォント配信システム1は、例えば、HTMLファイル10aのPV数が増加した場合であっても、フォント提供者によるフォント配信サーバー4、及び通信インフラなどの設備増強を抑えることができる。
つまり、フォント配信システム1は、サービス維持にかかるフォント提供者側のコストを削減することができる。これにより、フォント提供者は、顧客に対して請求するサービスの利用料を抑えることができるため、顧客に対するサービスの向上を図ることができる。
さらに、顧客が取得したドメイン環境にエッジサーバー7があるため、顧客は、フォント提供者のフォントを利用しながら、顧客自身がエッジサーバー7や通信インフラを管理することができる。
このため、顧客は、HTMLファイル10aのPV数増加に伴って負荷が高くなるエッジサーバー7や通信インフラなどの設備増強を、フォント配信サーバー4の性能を考慮することなく行うことができる。例えば、顧客は、HTMLファイル10aのPV数増加に応じて設備増強を適宜行うことができる。あるいは、HTMLファイル10aのPV数増加予測に応じて設備増強を計画的に行うことができる。
加えて、フォント配信システム1は、エッジサーバー7とフォント配信サーバー4との通信を抑制できるため、エッジサーバー7の安全性を向上することができる。これにより、フォント配信システム1は、顧客の利便性を向上することができる。
従って、フォント配信システム1は、フォント配信サーバー4を示す情報を秘匿したいという顧客ニーズに対応できるとともに、顧客に対するサービスの向上、及び顧客の利便性の向上を図ることができる。
また、スクリプトファイル11、及びHTMLファイル10aを関連付けて記憶するエッジ記憶部71を備え、ユーザー端末3からの要求に対応するHTMLファイル10a、またはスクリプトファイル11をユーザー端末3にエッジ制御部73が送信するエッジサーバー7としたことにより、フォント配信システム1は、フォント配信サーバー4を示す情報を秘匿したいという顧客ニーズにより確実に対応することができる。
具体的には、例えば、HTMLファイル10aにユーザー端末3がアクセスするたびに、ユーザー端末3がスクリプトファイル11の配信をフォント配信サーバー4に要求する場合、HTMLファイル10aには、フォント配信サーバー4を示す情報であるフォント要求先ドメイン情報71aを予め記述しておく必要がある。このため、フォント配信サーバー4を示す情報であるフォント要求先ドメイン情報71aが、HTMLファイル10aのソースコードから容易に特定されるという問題があった。
そこで、スクリプトファイル11をエッジサーバー7に記憶したことにより、フォント配信システム1は、フォント配信サーバー4を示す情報であるフォント要求先ドメイン情報71aを、HTMLファイル10aのソースコードに記述することを不要にできる。
これにより、フォント配信システム1は、顧客がHTMLファイル10aの作成を依頼した作成業者やHTMLファイル10aのソースコードを閲覧したユーザーに、フォント配信サーバー4を示す情報であるフォント要求先ドメイン情報71aが知られることをより確実に防止できる。
さらに、スクリプトファイル11を取得する際、フォント配信サーバー4と通信することがないため、フォント配信システム1は、万一、ユーザー端末3において通信先を解析された場合であっても、フォント配信サーバー4を示す情報であるフォント要求先ドメイン情報71aが特定されることを防止できる。
加えて、フォント配信システム1は、スクリプトファイル11をフォント配信サーバー4から取得する場合に比べて、フォント配信サーバー4へのアクセス数をより低減することができる。
これにより、フォント配信システム1は、フォント提供者による設備増強をより抑えることができるともに、例えば、メンテナンス等でフォント配信サーバー4が停止した場合であっても、コンテンツ10、及びスクリプトファイル11をエッジサーバー7がユーザー端末3に送信することができる。
従って、フォント配信システム1は、フォント要求情報を生成するためのスクリプトファイル11を、エッジサーバー7からユーザー端末3に配信することで、フォント配信サーバー4を示すフォント要求先ドメイン情報71aを秘匿したいという顧客ニーズにより確実に対応することができる。
また、オリジンサーバー6、及び複数のエッジサーバー7で構成した顧客CDN5と、フォント配信サーバー4とを備えたことにより、フォント配信システム1は、顧客CDN5とは異なるドメインが割り当てられたフォント配信サーバー4を、サブセットフォントの配信におけるオリジンサーバーとして機能させることができる。
このため、フォント配信システム1は、例えば地理的条件を加味した最適なエッジサーバー7からユーザー端末3にサブセットフォントを効率よく配信することができる。
さらに、この場合であっても、フォント配信システム1は、ユーザー端末3とフォント配信サーバー4との直接的な通信を防止できるため、フォント配信サーバー4を示す情報であるフォント要求先ドメイン情報71aを秘匿することができる。
加えて、顧客の顧客CDN5を利用することで、フォント配信システム1は、フォント提供者が顧客ごとに顧客CDN5を提供する場合に比べて、フォント提供者にかかるコストを大幅に削減することができるとともに、顧客が顧客CDN5を管理することができる。このため、フォント配信システム1は、顧客に対するサービスの向上、及び顧客の利便性の向上をより図ることができる。
従って、フォント配信システム1は、複数のエッジサーバー7で顧客CDN5を構成することで、顧客ニーズに対応できるだけでなく、効率の良いサブセットフォントの配信による利便性の向上と、顧客に対するサービス向上とを両立することができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明のウェブページは、実施形態のHTMLファイル10aに対応し、
以下同様に、
顧客サーバーは、顧客CDN5のエッジサーバー7に対応し、
ユーザー端末の情報生成手段、フォント要求手段、及び文書要求手段は、端末制御部35に対応し、
提供者ドメイン情報は、フォント要求先ドメイン情報71aに対応し、
顧客サーバーのフォント要求中継手段、フォント応答手段、文書記憶手段、及び文書応答手段は、エッジ制御部73に対応し、
顧客サーバーのフォント記憶手段は、エッジ制御部73によって制御されたエッジ記憶部71に対応し、
コンテンツ・デリバリ・ネットワークは、顧客CDN5に対応し、
ユーザー端末の情報生成工程は、図3のステップS108に対応し、
ユーザー端末のフォント要求工程は、図3のステップS109に対応し、
顧客サーバーのフォント要求中継工程は、図3のステップS110:Noに対応し、
顧客サーバーのフォント応答工程は、図3のステップS113に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、上述した実施形態において、コンテンツ10をウェブサイトしてユーザー端末3の端末表示部32に出力する構成としたが、これに限定せず、プリンタなどの印刷装置に出力する構成としてもよい。
また、ユーザー端末3、フォント配信サーバー4、及び顧客CDN5で構成したフォント配信システム1としたが、これに限定せず、ユーザー端末3、フォント配信サーバー4、及びエッジサーバー7に相当する単独のサーバーとで構成したフォント配信システムとしてもよい。この場合、エッジサーバー7に相当する単独のサーバーに、コンテンツ10、及びスクリプトファイル11を予め記憶しておく。
また、コンテンツ10の配信を要求するコンテンツ要求情報を顧客CDN5が取得した際、エッジサーバー7のURLを示すサーバー情報を、顧客CDN5からユーザー端末3に送信して、以降の各種情報の受け渡しがエッジサーバー7とユーザー端末3との間で直接的に行われるようにしたが、これに限定せず、ユーザー端末3が顧客CDN5に各種情報を要求するたびに、顧客CDN5が最適なエッジサーバー7を決定するようにしてもよい。
さらに、スクリプトファイル11をユーザー端末3に送信する際、顧客CDN5が、エッジサーバー7のURLを示すサーバー情報をスクリプトファイル11に関連付けてユーザー端末3に送信してもよい。この場合、ユーザー端末3は、取得したサーバー情報に対応するエッジサーバー7にフォント要求情報を直接的に送信する。
1…フォント配信システム
2…通信回線
3…ユーザー端末
4…フォント配信サーバー
5…顧客CDN
7…エッジサーバー
10a…HTMLファイル
11…スクリプトファイル
35…端末制御部
71…エッジ記憶部
71a…フォント要求先ドメイン情報
73…エッジ制御部

Claims (5)

  1. 複数のフォントを提供するフォント提供者が取得したドメインが付与されるとともに、前記フォントから生成したサブセットフォントを配信するフォント配信サーバーと、
    前記フォントを利用する顧客が作成したウェブページの文字を、前記サブセットフォントで閲覧可能に出力するユーザー端末と、
    前記フォント配信サーバー、及び前記ユーザー端末を接続する通信回線とを備えたフォント配信システムであって、
    前記通信回線に接続されるとともに、前記顧客が取得したドメインが付与された顧客サーバーを備え、
    前記ユーザー端末に、
    前記ウェブページに基づいて、前記サブセットフォントの配信を要求するフォント要求情報を生成する情報生成手段と、
    前記フォント要求情報を前記顧客サーバーに送信するフォント要求手段とを備え、
    前記顧客サーバーに、
    前記ユーザー端末から取得した前記フォント要求情報を、予め記憶している前記フォント配信サーバーのドメインを示す提供者ドメイン情報に基づいて、前記フォント配信サーバーに送信するフォント要求中継手段と、
    前記サブセットフォントを前記ユーザー端末に送信するフォント応答手段とを備えた
    フォント配信システム。
  2. 前記顧客サーバーに、
    前記フォント要求情報に対応する前記サブセットフォントを取得した場合、取得した前記サブセットフォントを記憶するフォント記憶手段を備え、
    前記顧客サーバーの前記フォント要求中継手段を、
    前記フォント記憶手段が前記フォント要求情報に対応する前記サブセットフォントを記憶していない場合、前記フォント要求情報を前記フォント配信サーバーに送信する構成とし、
    前記顧客サーバーの前記フォント応答手段を、
    前記フォント記憶手段が前記フォント要求情報に対応する前記サブセットフォントを記憶していない場合、前記フォント配信サーバーから取得した前記サブセットフォントを前記ユーザー端末に送信し、前記フォント記憶手段が前記フォント要求情報に対応する前記サブセットフォントを記憶している場合、記憶している前記サブセットフォントを前記ユーザー端末に送信する構成とした
    請求項1に記載のフォント配信システム。
  3. 前記ユーザー端末に、
    前記フォント要求情報を生成するためのスクリプトファイル、または前記ウェブページの配信を前記顧客サーバーに要求する文書要求手段を備え、
    前記顧客サーバーに、
    前記スクリプトファイル、及び前記ウェブページを関連付けて記憶する文書記憶手段と、
    前記ユーザー端末からの要求に対応する前記ウェブページ、または前記スクリプトファイルを前記ユーザー端末に送信する文書応答手段とを備えた
    請求項1または請求項2に記載のフォント配信システム。
  4. 前記顧客サーバーをエッジサーバーとして、複数の前記エッジサーバーでコンテンツ・デリバリ・ネットワークを構成した
    請求項1から請求項3のいずれか1つに記載のフォント配信システム。
  5. 複数のフォントを提供するフォント提供者が取得したドメインが付与されるとともに、前記フォントから生成したサブセットフォントを配信するフォント配信サーバーと、前記フォントを利用する顧客が作成したウェブページの文字を、前記サブセットフォントで閲覧可能に出力するユーザー端末と、前記フォント配信サーバー、及び前記ユーザー端末を接続する通信回線とを備えたシステムを用いたフォント配信方法であって、
    前記ユーザー端末に、
    前記ウェブページに基づいて、前記サブセットフォントの配信を要求するフォント要求情報を生成する情報生成工程と、
    前記フォント要求情報を前記顧客サーバーに送信するフォント要求工程とを備え、
    前記通信回線に接続されるとともに、前記顧客が取得したドメインが付与された前記顧客サーバーに、
    前記ユーザー端末から取得した前記フォント要求情報を、予め記憶している前記フォント配信サーバーのドメインを示す提供者ドメイン情報に基づいて、前記フォント配信サーバーに送信するフォント要求中継工程と、
    前記サブセットフォントを前記ユーザー端末に送信するフォント応答工程とを備えた
    フォント配信方法。
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