JP3965408B2 - デジタルコンテンツデータ提供システム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば不正取得や改ざんからの保護が要求される画像データなどのデジタルコンテンツデータをネットワークを介して提供するデジタルコンテンツデータ提供システムに関する。
インターネット上に公開されたデジタルコンテンツデータは、Webブラウザによりコンピュータのディスプレイに表示することができる。例えばデジタルコンテンツデータが画像データである場合、ユーザはディスプレイ上に表示された画像の上にポインタを移動させてからマウスの右ボタンをクリックすると、「名前を付けて画像を保存」が選択可能にディスプレイ上に表示されるので、これを選択してその画像を画像データとしてコンピュータの記憶手段に保存できる。
また、WebブラウザによってコンピュータのディスプレイにWebページを表示すると、そのWebページを構成するHTMLファイルやページ内に含まれる画像データなどのデジタルコンテンツデータは、インターネット一時ファイルにキャッシュされ、コンピュータの記憶手段に自動的に保存される。この一時ファイルは、アプリケーションソフトやOSに標準搭載されたファイル管理ツールによって自由にアクセスすることができ、複写・保存機能を使用することによって、一時ファイル内のデジタルコンテンツデータを任意のファイルに複写・保存できる。
更に、コンピュータのキーボードに設けられている「Prtsc」キーを操作することによってディスプレイに表示されている画像をキャプチャし、画像ソフトの複写・保存機能により画像データとして任意のファイルに複写・保存したり、画像キャプチャソフトを使用してディスプレイに表示されている画像を画像データとして任意のファイルに複写・保存できる。
任意のファイルに複写・保存されたデジタルコンテンツデータは、エディタソフトの印刷機能を使用して印刷することができる。また、画像データの場合には、ディスプレイ上に表示された画像の上にポインタを移動させてからマウスの右ボタンをクリックすると、「画像を印刷する」が選択可能に表示されるので、これを選択してその画像を印刷出力できる。
このように、従来、デジタルコンテンツデータは、オリジナルと同一の形で複写・保存、印刷出力を自由に行うことができた。したがって、著作物の不正利用や、情報の漏洩、改ざん等のリスクが増大していた。
このような点に鑑み、従来より、デジタルコンテンツデータの閲覧は可能であるが、複写・保存、印刷出力を禁止する方法や装置等が種々提案されている。
例えば、インターネット上に公開されたデータ提供者のページにアクセスし、コンピュータ端末からパスワードを入力することでデータファイルを閲覧可能な専用のブラウザを起動させ、その専用ブラウザによってデジタルコンテンツデータを複写・保存、及び印刷出力が不可能な状態で表示する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、常駐ソフト等によってパーソナルコンピュータの操作を監視しており、保護が要求されているデジタルコンテンツデータを複写・保存、及び印刷出力する操作が行われた場合には、これらの操作を無効化したり、保護が要求されているデジタルコンテンツデータから置換データに差し替えて、置換データを複写・保存、印刷出力させる方法が開示されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2001−154921号公報 特開2001−154984号公報
しかしながら、上記の従来技術は、いずれもいわゆる対処療法的なものであり、データ自体は一時ファイルとしてコンピュータ端末に保存していたり、コンピュータのOS(Operating System)が管理可能なメモリ領域に保存しているので、ツール等の使用による複写・保存、印刷出力等を完全に防止することは困難である。
本発明は、これらの問題に鑑み、従来技術の課題を解決すべくなされたものであり、その目的は、デジタルコンテンツデータの閲覧は許容するが、複写・保存、印刷出力等を不可能とするデジタルコンテンツデータ提供システムを提供することにある。
請求項に記載の発明は、第1コンテンツデータ配信サーバと、第2コンテンツデータ配信サーバと、メタファイル配信サーバと、クライアントとを互いにネットワーク接続したデジタルコンテンツデータ提供システムにおいて、第1コンテンツデータ配信サーバは、メタファイル配信サーバの配信元情報を含む第1コンテンツデータを格納した第1コンテンツデータ記憶手段を有し、メタファイル配信サーバは、第2コンテンツデータ配信サーバの配信元情報及び第2コンテンツデータを特定する第2コンテンツデータ特定キー情報を有したメタファイルを格納するメタファイル記憶手段を有し、第2コンテンツデータ配信サーバは、第2コンテンツデータを第2コンテンツデータ特定キー情報に関連づけして記憶する第2コンテンツデータ記憶手段を有し、クライアントは、第1コンテンツデータと第2コンテンツデータを表示可能なディスプレイ、第1コンテンツデータと第2コンテンツデータを保存するメモリ領域を有したビデオメモリ、ビデオメモリのメモリ領域に保存された第1コンテンツデータと第2コンテンツデータをディスプレイに表示可能なデータ形式に書き換えてディスプレイに表示するビデオチップを有した画像表示手段とOSとの間に介在してOSが画像表示手段を制御するための橋渡しを行う画像表示手段用デバイスドライバと、第1ブラウザと、第2ブラウザとを有し、クライアントの第1ブラウザによってクライアントは、第1コンテンツデータ配信サーバに対して第1コンテンツデータの配信を要求するリクエストを送信し、第1コンテンツデータ配信サーバは、クライアントからの第1コンテンツデータの配信を要求するリクエストに応じて第1コンテンツデータ記憶手段から該当する第1コンテンツデータを検索取得し、その検索取得した第1コンテンツデータをクライアントに配信し、クライアントの第1ブラウザによってクライアントは、画像表示手段用デバイスドライバを使用してビデオメモリのメモリ領域内に通常メモリ領域を確保し、第1コンテンツデータ配信サーバから配信を受けた第1コンテンツデータを通常メモリ領域に保存してクライアントのディスプレイに表示させ、第1コンテンツデータに含まれているメタファイル配信サーバの配信元情報を用いてメタファイル配信サーバにメタファイルの配信を要求するリクエストを生成し、その生成したリクエストをメタファイル配信サーバに送信し、メタファイル配信サーバは、クライアントからのメタファイルの配信を要求するリクエストに応じてメタファイル記憶手段から該当するメタファイルを検索取得し、クライアントに配信し、クライアントの第1ブラウザによってクライアントは、メタファイル配信サーバからメタファイルの配信を受けると、そのメタファイルを第2ブラウザに受け渡し、クライアントの第2ブラウザによってクライアントは、第1ブラウザからメタファイルを受け取ると、メタファイルに含まれている第2コンテンツデータ配信サーバの配信元情報及び第2コンテンツデータ特定キー情報を用いて第2コンテンツデータ配信サーバに第2コンテンツデータの配信を要求するリクエストを生成し、その生成したリクエストを第2コンテンツデータ配信サーバに送信し、第2コンテンツデータ配信サーバは、クライアントからの第2コンテンツデータの配信を要求するリクエストを受けると、リクエストに含まれている第2コンテンツデータ特定キー情報に基づき第2コンテンツデータ記憶手段から該当する第2コンテンツデータを検索取得し、その検索取得した第2コンテンツデータを暗号化してクライアントに配信し、クライアントの第2ブラウザによってクライアントは、画像表示手段用デバイスドライバを使用することなくビデオメモリのメモリ領域内にオーバーレイ領域を確保し、その確保したオーバーレイ領域に第2コンテンツデータ配信サーバから配信を受けた第2コンテンツデータを復号化して保存し、クライアントのディスプレイに表示させることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のデジタルコンテンツデータ提供システムにおいて、クライアントは、第2ブラウザによって、ビデオメモリのメモリ領域が有するメモリ形式を解析して特定し、第2コンテンツデータをメモリ形式に適合した形に変換してからオーバーレイ領域に保存する処理をクライアントに行わせることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項またはに記載のデジタルコンテンツデータ提供システムにおいて、第2コンテンツデータ配信サーバは、クライアントからのリクエストに応じて第2コンテンツデータ記憶手段から該当する第2コンテンツデータを検索取得すると、予め設定されている第2コンテンツデータの表示サイズとその表示位置の情報を有するデータ属性情報を第2コンテンツデータに付加した独自のプロトコル形式に変換してから暗号化してクライアントに配信し、第2ブラウザによってクライアントは、第2コンテンツデータ配信サーバから配信を受けた第2コンテンツデータを復号化し、その復号化した第2コンテンツデータに付加されているデータ属性情報に基づき、表示サイズとその表示位置の情報を取得し、その取得した情報に基づきディスプレイに第2コンテンツデータを表示する表示ウインドウの大きさとその表示位置を決定し、その決定した表示ウインドウの大きさとその表示位置に合わせて表示マスクを生成し、画像表示手段により第2コンテンツデータを表示ウインドウの表示位置で表示マスクに重ね合わせて表示させることを特徴とする。
請求項の発明によると、第2ブラウザによって、画像表示手段用デバイスドライバを使用することなく、ビデオメモリのメモリ領域内にオーバーレイ領域を確保し、この確保したオーバーレイ領域に第2コンテンツデータを保存してディスプレイに表示させる処理をクライアントに行わせることができる。
オーバーレイ領域は、OSが管理できない領域であり、第2ブラウザによってメモリ領域に確保されると、第2ブラウザ以外のアプリケーションソフトやOSによってアクセスすることはできず、オーバーレイ領域内におけるデジタルコンテンツデータの保存場所も知ることはできない。
したがって、オーバーレイ領域に保存された第2コンテンツデータを複写・保存、印刷出力等することはできず、第2コンテンツデータをディスプレイに表示させるのみとすることができる。これにより、第2コンテンツデータを著作物の不正流用、情報の漏洩、改ざん等から適切に保護することができる。
また、第2コンテンツデータ配信サーバは、第2コンテンツデータの配信を要求するリクエストに含まれている第2コンテンツデータ特定キー情報に基づいて第2コンテンツデータ記憶手段から該当する第2コンテンツデータを検索取得してクライアントに配信する処理を行う。
したがって、第2コンテンツデータが格納されている場所を直接示す情報をクライアントに教えることなく、第2コンテンツデータ配信サーバ側でクライアントからリクエストされた第2コンテンツデータを特定することができ、リクエスト元のクライアントに配信することができる。
したがって、第2コンテンツデータの第2コンテンツデータ配信サーバにおける格納場所をクライアント側から隠すことができる。よって、第2コンテンツデータの格納場所の推測、断定を不可能とし、第2コンテンツデータがオリジナルと同等のファイル形式で第2コンテンツデータ配信サーバから取り出されてクライアント側に流出するのを防ぐことができる。
請求項の発明によると、第2ブラウザによってクライアントは、予めビデオメモリのメモリ領域が有するメモリ形式を解析して特定しておき、第2コンテンツデータをビデオメモリのオーバーレイ領域が有するメモリ形式に適合した形に変換してからオーバーレイ領域に保存する。したがって、クライアントが有するビデオメモリの仕様の相違を吸収することができ、第2コンテンツデータを実際にクライアントに実装されているビデオメモリのメモリ形式に適合した形に変換することができる。よって、種々のビデオメモリに対応することができ、第2ブラウザに汎用性を持たせることができる。
請求項の発明によると、第2ブラウザによってクライアントは、第2コンテンツデータに付加されているデータ属性情報に基づいて表示ウインドウを予め設定された大きさで所定の表示位置に表示することができる。そして、その表示ウインドウの大きさに合わせて表示マスクを生成し、第2コンテンツデータを表示ウインドウの表示位置で表示マスクに重ね合わせて表示することができる。
次に、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
図1は、本実施の形態におけるデジタルコンテンツデータ提供システムのシステム構成図、図2は、インターネット端末が有するグラフィックボードの構成を説明する図、図3は、インターネット端末における画像表示方法を説明するブロック図、図4は、各サーバの内部構成を説明するブロック図、図5は、コンテンツ配信方法を説明するフローチャートである。
本実施の形態におけるデジタルコンテンツデータ提供システム1は、図1に示すように、インターネット端末(クライアントコンピュータ)10と、第1サーバ装置(第1コンテンツデータ配信サーバ及びメタファイル配信サーバ)20と、第2サーバ装置30(第2コンテンツデータ配信サーバ)を有している。
インターネット端末10は、CPU10a、ハードディスクやメモリなどの記憶手段、キーボードやマウス等の入力手段、ディスプレイ10b等の出力手段、モデムやLANなどのインターネット(ネットワーク)2への接続手段等を有したパーソナルコンピュータ等のハードウエアと、記憶手段の管理、入出力処理、アプリケーションソフトの実行等を行うOS(Operating System)や各種アプリケーション、デバイスドライバ等のプログラムソフトウエアによって構成されている。
インターネット端末10の出力手段は、ディスプレイ10bに画像を表示させる画像表示手段であるグラフィックボード13を備えている。
グラフィックボード13は、図2に示すように、ビデオチップ14、ビデオメモリ(VRAM:Video Random Access Memory)15、DAC(Digital Analog Converter)16、ビデオBIOSを保存したフラッシュメモリ17、AGPバス(或いはPCIバス)18等を備えている。
ビデオチップ14は、AGPバス18を介してインターネット端末10のCPU10aに接続されており、CPU10aから表示命令を受けると、表示すべきデジタルコンテンツデータをビデオメモリ15に保存し、そのデジタルコンテンツデータをビデオBIOSに基づきディスプレイ10bに表示可能なデジタルデータ形式に描画処理してDAC16に送信する。
DAC16では、デジタルデータ形式のデジタルコンテンツデータをアナログデータ形式に変換し、出力端子からディスプレイ10bに送信する。これにより、ディスプレイ10bにデジタルコンテンツデータが画像表示される仕組みとなっている。
ビデオメモリ15は、メモリ領域内にOSが管理することができる通常メモリ領域15aと、OSが管理することができないオーバーレイ領域15bを確保することができるように構成されている。
通常メモリ領域15aは、図3に示すように、後述する汎用ブラウザ11がグラフィックボード用デバイスドライバを使用することによって確保され、第1コンテンツデータが保存される。一方、オーバーレイ領域15bは、グラフィックボード用デバイスドライバを使用することなく、後述する専用ブラウザ12によって確保され、第2コンテンツデータが直接高速に書き込まれて保存される。
上記構成を有するインターネット端末10の記憶手段には、グラフィックボード用デバイスドライバ(画像表示手段用デバイスドライバ)と、汎用ブラウザ(第1ブラウザ)11及び専用ブラウザ(第2ブラウザ)12の2つの閲覧ソフトとがそれぞれ起動可能な状態でインストールされている。
グラフィックボード用デバイスドライバは、グラフィックボード13とOSとの間に介在してOSがグラフィックボード13を制御するための橋渡しを行うソフトウエアである。
汎用ブラウザ11は、例えばマイクロソフト社のインターネットエクスプローラ等のいわゆるWebブラウザであり、HTTPやFTPなどの一般的なインターネットプロトコルを利用してインターネット2上に公開されたWebサーバのWebサイトにアクセスし、HTMLやXML等の所定の記述言語により記述された文書データや画像データなどのデジタルコンテンツデータを取得し、ディスプレイ10bに画像表示させる処理を行う。また、汎用ブラウザ11は、HTTPS等の一般的な暗号化機能付きプロトコルを利用して第1サーバ装置20のメタファイル配信サーバ25にメタファイルの配信を要求し、配信されたメタファイルを復号化する処理を行う。
専用ブラウザ12は、インターネット端末10がメタファイル配信サーバ25からメタファイルの配信を受け取り、そのメタファイルを汎用ブラウザ11から受け渡されることによって自動的に起動し、配信されたメタファイルの解析を行い、そのメタファイルの情報に基づき第2サーバ装置30の第2コンテンツデータ配信サーバ31にアクセスし、第2コンテンツデータの配信を要求するリクエストを行い、そのリクエストに応じて配信された第2コンテンツデータを復号化してディスプレイ10bに表示する処理を行う。
このディスプレイ10bへの表示処理では、専用ブラウザ12は、予めグラフィックボード13のビデオメモリ15にアクセスして、オーバーレイ領域15bのメモリ形式を解析し、そのメモリ形式を取得しておく。そして、第2コンテンツデータ配信サーバ31から第2コンテンツデータの配信を受けてその復号化を行うと、第2コンテンツデータに付加されているデータ属性情報に基づいて、ディスプレイ10bに表示する表示サイズの情報と、第2コンテンツデータのファイル形式の情報を取得し、その取得した表示サイズに応じてディスプレイ10bに表示される表示ウィンドウの大きさを調整して、第2コンテンツデータを表示可能とする表示マスクを表示ウィンドウ内に生成する。
そして、表示サイズに合わせてビデオメモリ15のメモリ領域内に専用のオーバーレイ領域15bを確保し、オーバーレイ領域15bのメモリ形式に相当した形式に第2コンテンツデータのファイル形式を変換し、その確保したオーバーレイ領域15bに直接書き込んで保存し、オーバーレイ領域15bの座標を表示ウィンドウの画像表示座標に一致させて表示マスクに表示させる処理を行うように構成されている。
第1サーバ装置20は、第1コンテンツデータ配信サーバ21と、メタファイル配信サーバ25の2つのサーバとして機能するように構成されている。
第1コンテンツデータ配信サーバ21は、第1コンテンツデータを記憶する第1コンテンツデータ記憶手段22と、汎用ブラウザ11によってインターネット端末10から第1コンテンツデータの配信を要求するHTTPリクエストを受けた場合に第1コンテンツデータ記憶手段22から該当する第1コンテンツデータを検索取得する第1コンテンツデータ検索取得手段23と、その検索取得した第1コンテンツデータをHTTPレスポンスとしてリクエスト元のインターネット端末に配信する第1コンテンツデータ配信手段24を有する。
第1コンテンツデータは、汎用ブラウザ11によってインターネット端末10に表示される、HTMLにより記述された文書データや画像データなどのデジタルコンテンツデータによって構成されたものであり、第2コンテンツデータよりも保護の要求度が低いものである。
この第1コンテンツデータには、メタファイル配信元情報が含まれている。メタファイル配信元情報は、HTML、スクリプト、あるいはプログラムを利用して第1コンテンツデータのページ定義内でメタファイル配信サーバ31にメタファイルの配信を要求する記述がなされており、第1コンテンツデータをインターネット端末10に表示した場合に、ページ定義されたリンク情報として表示されるように構成されている。
本実施の形態では、第2コンテンツデータの取得を希望する場合にクリックするリンクボタンとして第1コンテンツデータ中に表示され、クリックすることによってメタファイル配信サーバ31にメタファイルの配信を要求するリクエストを暗号化して送信するように構成されている。
メタファイル配信サーバ25は、暗号化されたメタファイルを記憶するメタファイル記憶手段26と、インターネット端末10からメタファイルの配信を要求するリクエストを受けた場合にメタファイル記憶手段26から該当するメタファイルを検索取得するメタファイル検索取得手段27と、その検索取得したメタファイルをリクエスト元のインターネット端末10に配信するメタファイル配信手段28を有している。
復号化されたメタファイルは、第2サーバ装置30のサーバ装置名(例えば、HOST=www.***.com)及びアクセスポート番号(例えば、PORT=****2)を有した第2サーバ配信元情報と、第2コンテンツデータにアクセスするアクセスキー(例えば、KEY=mosquite212109)を有したオリジナルのキー情報(第2コンテンツデータ特定キー情報)を保持している。これらの第2サーバ配信元情報とキー情報は、専用ブラウザ12が第2コンテンツデータの配信を要求するリクエストを作成する際に用いられる。
第2サーバ装置30の第2コンテンツデータ配信サーバ31は、複数の第2コンテンツデータをオリジナルのファイル形式でキー情報に関連づけして記憶する第2コンテンツデータ記憶手段32と、インターネット端末10から第2コンテンツデータの配信を要求するリクエストを受けた場合に、リクエストに含まれているキー情報に基づいて第2コンテンツデータ記憶手段32内を検索し、該当する第2コンテンツデータを取得する第2コンテンツデータ検索取得手段33と、その検索取得した第2コンテンツデータを独自のプロトコル形式に変換し、更にAES(Advanced Encryption Standard)等の既知の暗号方法によって暗号化してから、独自のプロトコルによりリクエスト元のインターネット端末10に配信する第2コンテンツデータ配信手段34を有している。
第2コンテンツデータは、専用ブラウザ12によってインターネット端末10のディスプレイ10bに表示されるデジタルコンテンツデータであり、第1コンテンツデータよりも保護の要求度が高いデジタルコンテンツデータ、より詳細には、オリジナルと同等のファイル形式で流出したり、インターネット端末10側で複写・保存、印刷出力等がされるのを防ぐことが要求されているデジタルコンテンツデータである。
第2コンテンツデータは、文書データや画像データ等のデジタルコンテンツデータによって構成されており、そのオリジナルは、一般的な汎用のファイル形式、例えば、リッチtext、cvs、pdf、gif、jpeg、bmpなどのファイル形式で作成されている。
そして、オリジナルのファイル形式のままで第2コンテンツデータ記憶手段32に格納されており、第2コンテンツデータの管理者等がサーバ側でエディタを使用してオリジナルの第2コンテンツデータの内容を修正等でき、第2コンテンツデータの登録や管理を容易に行うことができるようになっている。
一方、第2サーバ装置30の第2コンテンツデータ配信サーバ31からインターネット端末10に配信される第2コンテンツデータは、第2コンテンツデータ配信サーバ31の第2コンテンツデータ配信手段34によってオリジナルのファイル形式から、そのオリジナルのファイル形式の情報と表示サイズの情報とを有するデータ属性情報が付加された独自のプロトコル形式に変更されて更に暗号化されたものであり、専用ブラウザ12を使用しなければ復号化できず、ディスプレイに表示することができない形に変更されている。
次に、上記構成を有するデジタルコンテンツデータ提供システム1を用いたデジタルコンテンツデータの提供方法について図5のフローチャートに基づき以下に説明する。
まず、インターネット端末10から第1サーバ装置20のWebサイトにアクセスする(ステップS1)。Webサイトへのアクセスは、汎用ブラウザ11を起動して第1サーバ装置20のURLを直接入力したり、ディスプレイ10bに表示されているリンクボタンをクリックすることによって行われる。
第1サーバ装置20は、インターネット端末10からWebサイトへのアクセスを要求するリクエストを受けると、第1コンテンツデータ配信サーバ21が第1コンテンツデータ記憶手段22から該当する第1コンテンツデータを検索取得し、リクエスト元のインターネット端末10に配信する(ステップS2)。
インターネット端末10が第1サーバ装置20から第1コンテンツデータの配信を受けると、汎用ブラウザ11は、その第1コンテンツデータをインターネット端末10のディスプレイに表示させる処理を行う。
汎用ブラウザ11は、グラフィックボード用デバイスドライバを使用してグラフィックボード13のビデオメモリ15に通常メモリ領域15aを確保し、ビデオチップ14を制御して通常メモリ領域15aに第1コンテンツデータを保存する。そして、通常メモリ領域15aに保存された第1コンテンツデータをビデオチップ4により描画処理してディスプレイ10bに表示させる処理を行う。
尚、本実施の形態では、OSにWindows(登録商標)を使用しており、汎用ブラウザ11が第1コンテンツデータを通常メモリ領域15aに保存しディスプレイに表示する処理は、OSが有する標準APIを使用してOS管理システムによりグラフィックボード用デバイスドライバを使用することによって行っている。尚、OSは、Windows(登録商標)に限定されるものではなく、例えばLinux等の他のOSでもよい。
これにより、ディスプレイ10bには第1コンテンツデータが表示され、その第1コンテンツデータの中に、保護が要求される第2コンテンツデータの取得を希望する場合にクリックするように指示されたクリックボタンが表示される。
汎用ブラウザ11を操作してこのクリックボタンをクリックすると、汎用ブラウザ11は、第1コンテンツデータに含まれているメタファイル配信元情報に基づき第1サーバ装置10のメタファイル配信サーバ25にメタファイルの配信を要求するリクエストを作成し、そのリクエストをHTTPSなどの一般的な暗号化機能付きプロトコルを利用して暗号化し、インターネット端末10からメタファイル配信サーバ25に送信する処理を行う(ステップS3)。
メタファイル配信サーバ25は、インターネット端末10からメタファイルの配信を要求するリクエストを受けると、そのリクエストを復号化し、リクエストに含まれている情報に基づいてメタファイル記憶手段26から該当するメタファイルを検索取得し、リクエスト元のインターネット端末10に配信する(ステップS4)。
汎用ブラウザ11は、インターネット端末10が第1サーバ装置20のメタファイル配信サーバ25からメタファイルの配信を受けると、専用ブラウザ12を自動的に立ち上げ、そのメタファイルを専用ブラウザ12に受け渡す。
専用ブラウザ12は、汎用ブラウザ11からメタファイルを受け取ると、そのメタファイルの解析を行い、メタファイルに含まれている第2サーバ配信元情報とキー情報を取得する。そして、その第2サーバ配信元情報とキー情報を用いて、第2サーバ装置30に第2コンテンツデータの配信を要求するリクエストを作成し、そのリクエストを暗号化してから、独自のプロトコルによりインターネット端末10から第2サーバ装置30に送信する(ステップS6)。
第2サーバ装置30は、第2コンテンツデータの配信を要求するリクエストを受けると、復号化し、そのリクエストに含まれているキー情報を用いて第2コンテンツデータ記憶手段32内を検索し、該当する第2コンテンツデータを取得する。そして、その検索取得した第2コンテンツデータをオリジナルのファイル形式から独自のプロトコル形式に変換し、更に暗号化してから、独自のプロトコルを利用してリクエスト元のインターネット端末10に配信する(ステップS7)。
専用ブラウザ12は、インターネット端末10が第2サーバ装置30から暗号化された第2コンテンツデータの配信を受けると、その第2コンテンツデータを復号化し、インターネット端末10のディスプレイ10bに表示させる処理を行う(ステップS8)。
専用ブラウザ12による表示処理は、汎用ブラウザ11とは異なり、グラフィックボード用デバイスドライバを使用せず、ビデオメモリ15のオーバーレイ領域15bに直接高速に書き込むことによって行われる。
尚、本実施の形態では、第2コンテンツデータをオーバーレイ領域15bに直接高速に書き込む処理は、Windows(登録商標)が有するDirectXというマルチメディア拡張APIを使用することによって行っている。しかしながら、第2コンテンツデータをオーバーレイ領域15bに直接高速に書き込む処理は、このマルチメディア拡張APIに限定されるものではなく、他のプログラムを使用してもよい。
この表示処理について詳細に説明すると、専用ブラウザ12は、まず最初に復号化された第2コンテンツデータに付加されているデータ属性情報に基づき、ディスプレイ10bに表示する表示サイズの情報と、第2コンテンツデータのオリジナルのファイル形式の情報を取得する。
そして、ディスプレイ10bに表示する表示ウィンドウの大きさを表示サイズに応じて変更し、第2コンテンツデータを表示可能とする表示マスクを表示ウィンドウ内に生成する処理を行う。
そして、第2コンテンツデータの表示サイズに合わせてビデオメモリ15内に専用のオーバーレイ領域15bを確保し、オーバーレイ領域15bのメモリ形式に相当した形式に第2コンテンツデータのファイル形式を変換してから、その確保したオーバーレイ領域15bに直接書き込む。
ビデオチップ14は、第2コンテンツデータがビデオメモリ15内のオーバーレイ領域15bに書き込まれると、オーバーレイ領域15bの座標を表示ウィンドウの画像表示座標に一致させて表示マスクに第2コンテンツデータを表示させる。
これにより、汎用ブラウザ11と同じようにディスプレイ10bの表示ウィンドウ内に第2コンテンツデータが表示されているように見えるが、実際には、専用ブラウザ12によって表示ウィンドウとは別個独立に、表示ウィンドウの位置に重ね合わせた形で第2コンテンツデータが表示される。
第1コンテンツデータが保存される通常メモリ領域15aは、グラフィックボード用デバイスドライバによって確保されるメモリ領域であり、インターネット端末10のOSが管理できる管轄範囲内の領域である。したがって、OSのツール機能や他のアプリケーションソフトを利用することによって通常メモリ領域15aに保存されているデータを参照し、複写・保存、印刷出力等を行うことができる。
これに対し、オーバーレイ領域15bは、グラフィックボード用デバイスドライバを使用することなく、専用ブラウザ12によって直接確保されるメモリ領域である。そして、OSが管理できない管轄範囲外の領域であり、専用ブラウザ12によってビデオメモリのメモリ領域に確保されると、専用ブラウザ12以外のアプリケーションソフトやOSによってアクセスすることはできず、オーバレイ領域内における第2コンテンツデータの保存場所を知ることはできない。
したがって、OSのツール機能や他のアプリケーションソフトを利用しても、オーバーレイ領域15bに保存されている第2コンテンツデータを参照し、複写・保存、印刷出力等することは不可能である。また、第2コンテンツデータは、グラフィックボード用デバイスドライバを使用することなく、オーバーレイ領域15bに直接書き込まれて保存されているため、インターネット一時ファイルにもキャッシュされず、ハードディスクやメモリなどの記憶手段に保存されることもない。
したがって、第2コンテンツデータをディスプレイ10bに表示するのみ、換言すると、第2コンテンツデータの閲覧だけが可能であり、その複写・保存、印刷出力を不可能とすることができる。よって、保護が要求されるデジタルコンテンツデータを不正流用、情報の漏洩、改ざん等から適切に保護することができる。
また、上記構成を有するデジタルコンテンツデータ提供システム1によれば、インターネット端末10から第2サーバ装置30の第2コンテンツデータ配信サーバ31に第2コンテンツデータを特定するキー情報を送信し、第2コンテンツデータ配信サーバ31でそのキー情報に基づいて該当する第2コンテンツデータを検索取得してリクエスト元のインターネット端末10に配信する処理を行う。
したがって、従来のように第2コンテンツデータが格納されている場所を直接示す情報をインターネット端末10に教えることなく、第2コンテンツデータ配信サーバ31側でインターネット端末10からリクエストされた第2コンテンツデータを特定することができ、リクエスト元のインターネット端末10に配信することができる。
したがって、保護が要求されるコンテンツデータである第2コンテンツデータの格納場所をインターネット端末10側から隠すことができ、第2コンテンツデータがオリジナルと同等のファイル形式で第2コンテンツデータ配信サーバ31から取り出されてインターネット端末10側に流出するのを防ぐことができる。
また、第2コンテンツデータ配信サーバ31は、第2コンテンツデータ特定キー情報によってリクエストされた第2コンテンツデータを暗号化してから独自のプロトコルを利用してインターネット端末10に配信し、インターネット端末10は、配信された第2コンテンツデータを専用ブラウザ12によって復号化し、インターネット端末10のディスプレイに表示する。
したがって、第2コンテンツデータ配信サーバ31とインターネット端末10との間で、第2コンテンツデータのデータ通信を傍受されても復号化できず、秘密状態を維持することができる。
尚、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上述の実施の形態では、ビデオメモリのオーバーレイ領域に直接高速に書き込む手段として、OSのマルチメディア拡張APIを使用する場合を例に説明したが、他のソフトウエアを使用してもよい。
それから、インターネット2を利用した場合を例に説明したが、他のネットワークを利用したものであってもよい。また、上述の実施の形態では、第1コンテンツデータ配信サーバ21とメタファイル配信サーバ25を第1サーバ装置20に設けた場合を例に説明したが、2つのサーバ装置に分けて設けてもよい。
また、第2コンテンツデータ配信サーバ31で第2コンテンツデータをオリジナルのファイル形式から独自のプロトコル形式に変換する場合を例に説明したが、オリジナルのファイル形式のままインターネット端末10に配信してもよい。
本実施の形態におけるデジタルコンテンツデータ提供システムの構成図である。 インターネット端末が有するグラフィックボードの構成を説明する図である。 インターネット端末における画像表示方法を説明するブロック図である。 各サーバの内部構成を説明するブロック図である。 コンテンツ配信方法を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 コンテンツ配信システム
2 インターネット(ネットワーク)
10 インターネット端末(クライアント)
10a CPU
10b ディスプレイ
11 汎用ブラウザ(第1ブラウザ)
12 専用ブラウザ(第2ブラウザ)
13 グラフィックボード(画像表示手段)
14 ビデオチップ
15 ビデオメモリ
16 DAC
17 フラッシュメモリ(ビデオBIOS)
18 AGP(PCI)バス
20 第1サーバ装置
21 第1コンテンツデータ配信サーバ
25 メタファイル配信サーバ
30 第2サーバ装置
31 第2コンテンツデータ配信サーバ
32 第2コンテンツデータ記憶手段
33 第2コンテンツデータ検索取得手段
34 第2コンテンツデータ配信手段

Claims (3)

  1. 第1コンテンツデータ配信サーバと、第2コンテンツデータ配信サーバと、メタファイル配信サーバと、クライアントとを互いにネットワーク接続したデジタルコンテンツデータ提供システムにおいて、
    前記第1コンテンツデータ配信サーバは、前記メタファイル配信サーバの配信元情報を含む第1コンテンツデータを格納した第1コンテンツデータ記憶手段を有し、
    前記メタファイル配信サーバは、前記第2コンテンツデータ配信サーバの配信元情報及び前記第2コンテンツデータを特定する第2コンテンツデータ特定キー情報を有したメタファイルを格納するメタファイル記憶手段を有し、
    前記第2コンテンツデータ配信サーバは、第2コンテンツデータを前記第2コンテンツデータ特定キー情報に関連づけして記憶する第2コンテンツデータ記憶手段を有し、
    前記クライアントは、前記第1コンテンツデータと前記第2コンテンツデータを表示可能なディスプレイ、前記第1コンテンツデータと前記第2コンテンツデータを保存するメモリ領域を有したビデオメモリ、該ビデオメモリのメモリ領域に保存された第1コンテンツデータと第2コンテンツデータを前記ディスプレイに表示可能なデータ形式に書き換えて前記ディスプレイに表示するビデオチップを有した画像表示手段とOSとの間に介在して前記OSが前記画像表示手段を制御するための橋渡しを行う画像表示手段用デバイスドライバと、第1ブラウザと、第2ブラウザとを有し、
    前記クライアントの第1ブラウザによって該クライアントは、前記第1コンテンツデータ配信サーバに対して第1コンテンツデータの配信を要求するリクエストを送信し、
    前記第1コンテンツデータ配信サーバは、前記クライアントからの第1コンテンツデータの配信を要求するリクエストに応じて第1コンテンツデータ記憶手段から該当する第1コンテンツデータを検索取得し、該検索取得した第1コンテンツデータを前記クライアントに配信し、
    前記クライアントの第1ブラウザによって該クライアントは、前記画像表示手段用デバイスドライバを使用して前記ビデオメモリのメモリ領域内に通常メモリ領域を確保し、前記第1コンテンツデータ配信サーバから配信を受けた第1コンテンツデータを前記通常メモリ領域に保存して前記クライアントのディスプレイに表示させ、前記第1コンテンツデータに含まれている前記メタファイル配信サーバの配信元情報を用いて前記メタファイル配信サーバに前記メタファイルの配信を要求するリクエストを生成し、該生成したリクエストを前記メタファイル配信サーバに送信し、
    前記メタファイル配信サーバは、前記クライアントからの前記メタファイルの配信を要求するリクエストに応じて前記メタファイル記憶手段から該当するメタファイルを検索取得し、前記クライアントに配信し、
    前記クライアントの第1ブラウザによって該クライアントは、前記メタファイル配信サーバから前記メタファイルの配信を受けると、該メタファイルを第2ブラウザに受け渡し、
    前記クライアントの第2ブラウザによって該クライアントは、前記第1ブラウザから前記メタファイルを受け取ると、前記メタファイルに含まれている前記第2コンテンツデータ配信サーバの配信元情報及び前記第2コンテンツデータ特定キー情報を用いて前記第2コンテンツデータ配信サーバに前記第2コンテンツデータの配信を要求するリクエストを生成し、該生成したリクエストを前記第2コンテンツデータ配信サーバに送信し、
    前記第2コンテンツデータ配信サーバは、前記クライアントからの前記第2コンテンツデータの配信を要求するリクエストを受けると、該リクエストに含まれている前記第2コンテンツデータ特定キー情報に基づき前記第2コンテンツデータ記憶手段から該当する第2コンテンツデータを検索取得し、該検索取得した第2コンテンツデータを暗号化してクライアントに配信し、
    前記クライアントの第2ブラウザによって該クライアントは、前記画像表示手段用デバイスドライバを使用することなく前記ビデオメモリのメモリ領域内にオーバーレイ領域を確保し、該確保したオーバーレイ領域に前記第2コンテンツデータ配信サーバから配信を受けた第2コンテンツデータを復号化して保存し、前記クライアントのディスプレイに表示させることを特徴とするデジタルコンテンツデータ提供システム。
  2. 前記クライアントは、
    前記ブラウザによって、前記ビデオメモリのメモリ領域が有するメモリ形式を解析して特定し、前記第2コンテンツデータを前記メモリ形式に適合した形に変換してから前記オーバーレイ領域に保存する処理を行ことを特徴とする請求項に記載のデジタルコンテンツデータ提供システム。
  3. 前記第2コンテンツデータ配信サーバは、前記クライアントからのリクエストに応じて前記第2コンテンツデータ記憶手段から該当する第2コンテンツデータを検索取得すると、予め設定されている前記第2コンテンツデータの表示サイズとその表示位置の情報を有するデータ属性情報を前記第2コンテンツデータに付加した独自のプロトコル形式に変換してから暗号化して前記クライアントに配信し、
    前記第2ブラウザによって前記クライアントは、前記第2コンテンツデータ配信サーバから配信を受けた第2コンテンツデータを復号化し、該復号化した第2コンテンツデータに付加されている前記データ属性情報に基づき、前記表示サイズとその表示位置の情報を取得し、該取得した情報に基づき前記ディスプレイに前記第2コンテンツデータを表示する表示ウインドウの大きさとその表示位置を決定し、該決定した表示ウインドウの大きさとその表示位置に合わせて表示マスクを生成し、前記画像表示手段により前記第2コンテンツデータを前記表示ウインドウの表示位置で前記表示マスクに重ね合わせて表示させることを特徴とする請求項またはに記載のデジタルコンテンツデータ提供システム。
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