JP6158759B2 - 商品販売データ処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、商品販売データ処理装置及びプログラムに関する。
従来、集客率向上や得意客の増加をねらって、買上げ金額等に応じて会員である顧客にポイントを付与し、貯まったポイントに応じて値引き等の特典を会員に提供するポイントサービスが行われている。係るポイントサービスでは、固有の識別情報を記録したカードを各会員に配布し、この識別情報に基づいてポイントを管理することが一般に行われている。
ところで、このようなポイントサービスでは、購入対象の商品を登録する際に、ポイントカードの読み取りを行っている。そして、読み取ったポイントカードに基づき、買上げ金額等に応じたポイントを会員に付与している。そのため、ポイントカードを読み取らせた場合には、その取引が締められない限り、ポイントカードから読み取った情報は保持される。
しかしながら、ポイントカードを読み取らせた後に、買上げが取り止められたような場合、ポイントカードから読み取った情報が保持された状態を維持してしまうことがある。この場合には、操作者が意図した状態ではないため、操作ミスを誘発する恐れがある。
本発明が解決しようとする課題は、締め操作をせずにポイントカードから読み取った情報を消去することができる商品販売データ処理装置及びプログラムを提供することである。
実施形態の商品販売データ処理装置は、入力手段と、読取手段と、保持手段と、登録手段と、計測手段と、消去手段と、を備える。前記入力手段は、ポイントの付与対象となる客を識別可能な識別情報の入力を受け付ける。前記読取手段は、前記識別情報ごとに前記ポイントに関するポイント情報を対応付けて記憶する記憶部から、前記入力手段が受け付けた前記識別情報に対応する前記ポイント情報を読み取る。前記保持手段は、前記読取手段が読み取った前記ポイント情報を保持する。前記登録手段は、購入対象の商品を登録する。前記計測手段は、前記登録手段が商品を登録するまでの時間を計測する。前記消去手段は、前記計測手段が設定時間を経過したことを計測した場合に、前記保持手段に保持された前記ポイント情報を消去する。
図1は、本実施形態に係るPOSシステムの構成を示す図である。 図2は、POS端末の外観構成を概略的に示す図である。 図3は、POS端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図4は、ストアサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図5は、ポイント管理ファイルのデータ構成の一例を示す図である。 図6は、POS端末の機能構成を示すブロック図である。 図7は、商品登録処理の流れを示すフローチャートである。 図8は、商品登録画面の一例を示す図である。 図9は、メッセージが表示された商品登録画面の一例を示す図である。 図10は、セルフPOSの外観構成を概略的に示す図である。
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る商品販売データ処理装置及びプログラムを詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係るPOSシステム1の構成を示す図である。係るPOSシステム1は、固有のカード識別情報を記録したポイントカードC1(図2参照)を各会員に発行し、このポイントカードC1を持参した会員に対して、購入金額に応じたポイントを付与するサービスを提供する店舗で利用されるものである。POSシステム1は、ポイントカードC1を各会員に発行することで、ポイントを付与する対象となる顧客である会員を識別することができる。
図1に示すように、POSシステム1は、本実施形態の商品販売データ処理装置に対応する複数台のPOS端末2と、ストアサーバ3とを有する。POS端末2とストアサーバ3とは、LAN4によって接続され、各種データを送受信する。
POS端末2は、精算場所に設置され、操作者が売上処理を行うための端末である。ここで、図2は、POS端末2の外観構成を概略的に示す図である。図2に示すように、本体201の上面には、キーボード202と、カードリーダ204とが設けられる。
キーボード202は、操作者が操作入力を行うための各種の操作キーを有している。キーボード202は、数値を入力するための「置数キー」、商品の小計出力を指示する「小計キー」、取引の締めを指示するための「締めキー」等を含む。
カードリーダ204は、ポイントカードC1の挿入を受け付け、そのポイントカードC1からデータの読み取りを行う装置である。例えば、ポイントカードC1が磁気カードである場合、カードリーダ204として磁気カードリーダを用いる。また、ポイントカードC1がICカードである場合には、カードリーダ204としてICカードリーダを用いる。
また、本体201の奥側には、表示器205が設けられる。表示器205は、例えば液晶表示器であり、操作者用の第1表示器205aと、主に客用に用いられる第2表示器205bとを有する。表示器205は、各種情報を表示する。
また、本体201の下部側には、金銭を収納するためのドロワ206が引出自在に設けられる。さらに、POS端末2には、バーコードや二次元コード等のコードシンボルに保持されたデータを光学的に読み取るコードスキャナ207等が接続される。
POS端末2は、本体201の内部に、図3に示すようなハードウェア構成を有する。ここで、図3は、POS端末2のハードウェア構成を示すブロック図である。POS端末2は、CPU(Central Processing Unit)21と、RAM(Random Access Memory)22と、ROM(Read Only Memory)23と、通信インタフェース(I/F)26と、I/O機器制御部28と、とを備える。
CPU21は、バス24を介して、RAM22と、ROM23と、通信インタフェース(I/F)26と、I/O機器制御部28と接続される。CPU21は、ROM23あるいは記憶部27に格納されたプログラムをRAM22に展開して実行することにより、I/O機器制御部28に接続された上記各部を制御し、POS端末2における各種処理を実行する。
RAM22は、記憶領域の一部を、会員情報タイマ値領域221と、責任者タイマ値領域222と、会員情報保持領域223として使用する。会員情報タイマ値領域221は、後述する会員情報を保持している時間を計測するタイマのタイマ値を記憶する領域である。責任者タイマ値領域222は、POS端末2の責任者として登録された操作者を解除するログオフまでの時間を計測するタイマのタイマ値を記憶する領域である。会員情報保持領域223は、ストアサーバ3から読み取った、会員情報を記憶する領域である。
ここで、会員情報とは、商品の購入金額に応じて付与されるポイントに関するポイント情報を含む、ポイントカードC1を有する会員に関する情報である。さらに詳しくは、ポイント情報とは、現在のポイントの累積値などである。会員に関する情報とは、会員登録時に記入した会員の氏名、年齢、性別、連絡先などの情報である。
通信インタフェース(I/F)26は、LAN4を介してストアサーバ3との間で相互にオンライン通信を実行する。
I/O機器制御部28は、キーボード202と、カードリーダ204と、表示器205と、コードスキャナ207とが接続される。また、CPU21には、ROM23及びI/O機器制御部28を介して、プリンタ25と、記憶部27とが接続される。プリンタ25は、CPU21の制御に基づき、レシート用紙及びジャーナル用紙への印字を行うレシート/ジャーナルプリンタであって、本体201の内部又は本体201の外部に設けられる。記憶部27は、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置である。記憶部27は、CPU21が実行する各種プログラムや各種データ等を格納している。
次に、ストアサーバ3について説明する。ストアサーバ3は、POSシステム1に係る各種データの記憶と管理を行う。
図4は、ストアサーバ3のハードウェア構成を示すブロック図である。ストアサーバ3は、CPU31と、RAM32と、ROM33と、通信インタフェース(I/F)35と、I/O機器制御部36と、を備える。CPU31は、バス34を介して、RAM32と、ROM33と、通信インタフェース(I/F)35と、I/O機器制御部36と接続される。CPU31は、ROM33あるいは記憶部39に格納されたプログラムをRAM32に展開して実行することにより、I/O機器制御部36に接続された上記各部を制御し、ストアサーバ3における各種処理を実行する。
通信インタフェース(I/F)35は、LAN4を介してPOS端末2との間で相互にオンライン通信を実行する。I/O機器制御部36は、キーボード37と、表示器38と、記憶部39とが接続される。
記憶部39は、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置である。記憶部27は、CPU31が実行する各種プログラムや各種データの他、商品マスタファイルF1と、ポイント管理ファイルF2とをPOS端末2から参照可能に記憶する。
商品マスタファイルF1は、各商品を識別するための商品コードと対応付けて、その商品に関する商品情報が格納されている(不図示)。商品情報は、例えば、その商品の商品名、商品が属する部門を示す部門コードや、価格等である。
ポイント管理ファイルF2は、各会員に付与されたポイントを管理するためのファイルである。図5は、ポイント管理ファイルF2のデータ構成の一例を示す図である。図5に示すように、ポイント管理ファイルF2は、各ポイントカードC1のカード識別情報に対応付けて、会員情報を記憶する。
上記の構成において、ストアサーバ3のCPU31は、POS端末2と協働することで、カード識別情報ごとに会員情報を管理する。具体的に、CPU31は、POS端末2からカード識別情報とポイントとの組を受け付けると、このカード識別情報に対応付けてポイント管理ファイルF2に記憶された累積ポイントに、当該ポイントを加算する。また、CPU31は、POS端末2から特定のカード識別情報を指定した読み出し要求を受け付けると、そのカード識別情報に対応する会員情報を読み出し、POS端末2に提供(送信)する。
次に、実施形態にかかるPOS端末2のCPU21が実現する機能部について説明する。図6は、POS端末2の機能構成を示すブロック図である。CPU21は、ROM23や記憶部27に記憶されたプログラムと協働することで、図6に示すように、カード識別情報入力部211と、会員情報取得部212と、会員情報保持部213と、商品登録部214と、時間計測部215と、会員情報消去部216と、責任者解除部217と、表示制御部218と、として機能する。
入力手段であるカード識別情報入力部211は、カードリーダ204を介して、会員が有しているポイントカードC1から、会員を識別可能なカード識別情報の入力を受け付ける。なお、カード識別情報は、キーボード202を介して、入力されてもよい。
読取手段である会員情報取得部212は、ストアサーバ3の記憶部39に記憶されたポイント管理ファイルF2から、カード識別情報に対応付けられた会員情報を読み取る。具体的には、会員情報取得部212は、カード識別情報入力部211が入力を受け付けたカード識別情報と共に会員情報の読み出し要求をストアサーバ3に送信する。そして、会員情報取得部212は、ストアサーバ3から送信された会員情報を受信することで会員情報を読み出す。
保持手段である会員情報保持部213は、会員情報取得部212が、取得した会員情報をRAM22の会員情報保持領域223に記憶させることで保持する。
登録手段である商品登録部214は、キーボード202又はコードスキャナ207から入力された商品の商品情報を、会員が購入対象の商品として登録する。例えば、商品登録部214は、キーボード202やコードスキャナ207から商品コードが入力されると、当該商品コードに対応する商品情報を商品マスタファイルF1から取得し、登録する。
計測手段である時間計測部215は、商品を登録するまでの時間を計測する。更に詳しくは、時間計測部215は、特徴的な機能として、会員情報タイマと、責任者タイマとの機能を有する。
会員情報タイマは、RAM22の会員情報保持領域223に記憶されている会員情報を消去するまでの設定時間以内に、商品登録部214が商品を登録するか否かを判定する。ここで、会員情報を消去するまでの設定時間は、事前に任意の値を設定することができる。具体的には、1分以内などである。会員情報タイマは、会員情報取得部212がRAM22の会員情報保持領域223に会員情報を記憶させると計測を開始する。そして、会員情報タイマは、設定時間を経過するまでに商品登録部214が商品を登録した場合に、会員情報を保持すると判定する。一方、会員情報タイマは、設定時間を経過するまでに商品登録部214が商品を登録しない場合に、会員情報を消去すると判定する。
なお、会員情報タイマの計測開始は、POS端末2を使用する責任者として、POS端末2に店員コードを入力したときであってもよい。その場合には、会員情報保持領域223に会員情報を記憶させたときには、会員情報タイマのタイマ値をクリアして、再度計測を行う。
責任者タイマは、POS端末2を使用する責任者としての登録を解除するまでの設定時間以内に、商品登録部214が商品を登録するか否かを判定する。ここで、責任者登録を解除するまでの設定時間は、事前に任意の値を設定することができる。具体的には、5分以内などである。責任者タイマは、POS端末2を使用する責任者として登録されると計測を開始する。そして、責任者タイマは、設定時間を経過するまでに商品登録部214が商品を登録した場合に、責任者登録を解除しないと判定する。一方、責任者タイマは、設定時間を経過するまでに商品登録部214が商品を登録しない場合に、責任者登録を解除すると判定する。
なお、責任者タイマは、会員情報保持領域223に会員情報を記憶させたときに、責任者タイマのタイマ値をクリアして、再度計測を行う。
消去手段である会員情報消去部216は、時間計測部215が、設定時間までに商品登録が行われず、会員情報を消去すると判定した場合に、RAM22の会員情報保持領域223に記憶された会員情報を消去する。
責任者解除部217は、時間計測部215が、設定時間までに商品登録が行われず、責任者登録を解除すると判定した場合に、責任者としての登録を解除する。
表示制御手段である表示制御部218は、RAM22の会員情報保持領域223に会員情報が記憶された場合に、会員情報を保持していることを示す報知画面を表示させる。これにより、ポイントカードC1を読み取っているか否かを識別することができる。報知画面は、会員情報を保持していることを報知するメッセージの表示などである。または、会員情報を保持していることを示すマークなどであってもよい。または、会員情報を保持していることを示すポップアップ画面などであってもよい。
次に、上述した実施形態にかかるPOS端末2のCPU21が制御プログラムに従って実行する商品登録処理について説明する。
図7は、POS端末2のCPU21が制御プログラムに従って実行する商品登録処理の流れを示すフローチャートである。
POS端末2のCPU21は、POS端末2を使用する操作者である責任者の登録を求める責任者登録画面(不図示)を表示する(ステップS1)。次いで、POS端末2のCPU21は、責任者が登録されたか否かを判定する(ステップS2)。責任者登録が登録されていない場合に(ステップS2;No)、POS端末2のCPU21は、待機する。
一方、責任者が登録された場合に(ステップS2;Yes)、POS端末2のCPU21(時間計測部215)は、会員情報タイマと、責任者タイマとの計測を開始する(ステップS3)。
次いで、POS端末2のCPU21は、商品登録画面G1を表示させる(ステップS4)。ここで、図8は、商品登録画面G1の一例を示す図である。商品登録画面G1は、商品登録部214が登録した商品を表示する画面である。商品登録画面G1は、大別すると、基本情報表示欄G11と、商品一覧表示欄G12と、売上点数表示欄G13と、売上金額表示欄G14とを備える。基本情報表示欄G11は、POS端末2の基本的な状態を表示する欄である。また、基本情報表示欄G11は、POS端末2を識別可能なレジNo欄と、操作者である責任者欄とを表示する欄を備える。図8に示す基本情報表示欄G11は、登録と表示し商品登録を行うことが示されている。また、レジNo欄には、1と表示され、責任者欄には操作者Aと表示されている。商品一覧表示欄G12は、商品登録部214が購入対象として登録した商品の一覧を表示する欄である。売上点数表示欄G13は、商品登録部214が購入対象として登録した直近の商品の売上点数を表示する欄である。売上金額表示欄G14は、商品登録部214が購入対象として登録した直近の商品の売上金額を表示する欄である。
次いで、POS端末2のCPU21は、コードスキャナ207やキーボード202を介して、商品コードが入力されるか否かを判定する(ステップS5)。商品コードが入力された場合に(ステップS5;Yes)、POS端末2のCPU21(商品登録部214)は、入力された商品を購入対象の商品として商品登録を行う(ステップS6)。
次いで、POS端末2のCPU21(時間計測部215)は、会員情報タイマを停止する(ステップS7)。このように、POS端末2のCPU21(時間計測部215)は、会員情報タイマを停止することで、その後、会員情報タイマが設定時間になることはなくなる。よって、会員情報消去部216は、会員情報を消去しなくなる。
次いで、POS端末2のCPU21(時間計測部215)は、責任者タイマを停止する(ステップS8)。このように、POS端末2のCPU21(時間計測部215)は、責任者タイマを停止することで、その後、責任者タイマが設定時間になることはなくなる。よって、責任者解除部217は、責任者を解除しなくなる。
次いで、POS端末2のCPU21は、商品登録された商品を商品登録画面G1に表示させる(ステップS9)。
一方、商品コードが入力されない場合に(ステップS5;No)、POS端末2のCPU21(カード識別情報入力部211)は、ポイントカードC1が読み取られ、カード識別情報が入力されたか否かを判定する(ステップS10)。
カード識別情報が入力された場合に(ステップS10;Yes)、POS端末2のCPU21(会員情報取得部212)は、会員情報を取得する(ステップS11)。具体的には、POS端末2のCPU21(会員情報取得部212)は、ストアサーバ3の記憶部39に記憶されたポイント管理ファイルF2から、入力されたカード識別情報に対応付けられた会員情報を読み取る。そして、POS端末2のCPU21(会員情報取得部212)は、読み取った会員情報を、RAM22の会員情報保持領域223に記憶させる。
次いで、POS端末2のCPU21(時間計測部215)は、RAM22の会員情報タイマ値領域221に記憶されたタイマ値をクリアして初期値にする(ステップS12)。次いで、POS端末2のCPU21(時間計測部215)は、RAM22の責任者タイマ値領域222に記憶されたタイマ値をクリアして初期値にする(ステップS13)。
次いで、POS端末2のCPU21は、会員情報を保持していることを示すメッセージM1を商品登録画面G1に表示させる(ステップS14)。ここで、図9は、メッセージM1が表示された商品登録画面G1の一例を示す図である。図9に示す商品登録画面G1は、「(ポイントカード会員宣言中)」とのメッセージM1を表示することで会員情報を保持していることを通知する。
一方、カード識別情報が入力されない場合に(ステップS10;No)、POS端末2のCPU21(時間計測部215)は、商品登録部214が商品登録を行わず会員情報タイマが設定時間になったか否かを判定する(ステップS15)。
会員情報タイマが設定時間になったと判定した場合に(ステップS15;Yes)、POS端末2のCPU21(会員情報消去部216)は、RAM22の会員情報保持領域223に記憶された会員情報を消去する(ステップS16)。次いで、POS端末2のCPU21(表示制御部218)は、商品登録画面G1に表示された会員情報を保持していることを示すメッセージM1を消去する(ステップS17)。
一方、会員情報タイマが設定時間ではないと判定した(ステップS15;No)、POS端末2のCPU21(時間計測部215)は、商品登録部214が商品登録を行わず責任者タイマが設定時間になったか否かを判定する(ステップS18)。なお、責任者タイマの設定時間は、会員情報タイマの設定時間より長く設定してもよい。すなわち、会員情報タイマが設定時間を経過したと判定した後も、POS端末2のCPU21(時間計測部215)は、責任者タイマが設定時間となったか否かを判定する。
責任者タイマが設定時間ではないと判定した場合に(ステップS18;No)、POS端末2のCPU21は、ステップS4に戻る。一方、責任者タイマが設定時間になったと判定した場合に(ステップS18;Yes)、POS端末2のCPU21(責任者解除部217)は、責任者としての登録を解除し(ステップS19)、ステップS1に移行する。
次いで、POS端末2のCPU21は、商品登録処理を終了する締めキーの押下が検出されるか否かを判定する(ステップS20)。締めキーの押下が検出されない場合に(ステップS20;No)、POS端末2のCPU21は、商品登録処理を続行するとして、ステップS4に戻る。
一方、締めキーの押下が検出された場合に(ステップS20;Yes)、POS端末2のCPU21は、商品登録された商品の代金が授受され、購入金額に応じたポイントを加算する。更に詳しくは、POS端末2のCPU21は、入力されたカード識別情報と、加算するポイントとをストアサーバ3に送信する。そして、ストアサーバ3のCPU31は、受信したカード識別情報に対応付けられてポイント管理ファイルF2に記憶された会員情報に、受信したポイントを加算する(ステップS21)。
以上により、POS端末2のCPU21は、商品登録処理を終了する。
以上のように、本実施形態のPOS端末2によれば、カード識別情報入力部211は、カードリーダ204などを介して、ポイントカードC1からカード識別情報の入力を受け付ける。会員情報取得部212は、ポイントに関する情報を含む会員情報を記憶するストアサーバ3の記憶部39のポイント管理ファイルF2から、入力されたカード識別情報に対応付けられた会員情報を読み取る。読み取った会員情報は、会員情報保持部213がRAM22の会員情報保持領域223に保持させる。時間計測部215は、商品を登録するまでの時間を計測する。そして、商品を登録するまでの時間が設定時間を経過している場合に、会員情報消去部216は、RAM22の会員情報保持領域223に保持された会員情報を消去する。よって、締め操作をせずにポイントカードC1から読み取った情報を消去することができる。従って、操作者の操作ミスを誘発する恐れがなくなる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
なお、上述の実施形態において、商品販売データ処理装置として、POS端末2に適用した例で説明したが、これに限らない。例えば、スーパーマーケット等の店舗に設置されて用いられるセルフチェックアウト装置(以降、単にセルフPOSと称する)であってもよい。
ここで、図10は、セルフPOS1000の外観構成を概略的に示す図である。セルフPOS1000の本体1202は、タッチパネル1105が表面に設けられた表示デバイス1106や、商品の種別等を認識(検出)するために商品画像を読み取る商品読取部1110を備えている。
表示デバイス1106としては例えば液晶表示器が用いられる。表示デバイス1106は、客にセルフPOS1000の操作方法を知らせるための案内画面や、各種の入力画面や、商品読取部1110で読み込んだ商品情報を表示する登録画面、商品の合計金額や預かり金額、釣銭額等を表示し、支払い方法の選択をする精算画面等を表示する。
商品読取部1110は、客が商品に付されたコードシンボルを商品読取部1110の読取窓1103にかざすことで商品画像を読み取るものである。
また、本体1202の右側にはかごに入った未精算の商品を置くための商品載置台1203が設けられる。また、本体1202の左側には精算済みの商品を置くための商品載置台1204が設けられ、精算済みの商品を入れるための袋を掛けるための袋掛けフック1205や、精算済みの商品を袋に入れる前に一時的に置いておくための一時置き台1206が設けられている。商品載置台1203および1204には計量器がそれぞれ備えられており、精算の前後で商品の重量が同じであることを確認する機能を有している。
また、セルフPOS1000の本体1202には、精算用の紙幣の入金や釣り紙幣の受け取りを行うための釣り銭器1201が設けられている。
また、セルフPOS1000の本体1202には、ポイントカードC1の挿入を受け付けるカード挿入口1210が設けられている。
このような構成のセルフPOS1000を、上述の実施形態に係る商品販売データ処理装置として機能させてもよい。
上記実施形態や変形例の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記憶媒体(ROM又は記憶部)に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らないものとする。例えば、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、記憶媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、上記実施形態や変形例の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
1 POSシステム
2 POS端末
3 ストアサーバ
21 CPU
211 カード識別情報入力部
212 会員情報取得部
213 会員情報保持部
214 商品登録部
215 時間計測部
216 会員情報消去部
217 責任者解除部
218 表示制御部
特開2014−41478号公報

Claims (6)

  1. ポイントの付与対象となる客を識別可能な識別情報の入力を受け付ける入力手段と、
    前記識別情報ごとに前記ポイントに関するポイント情報を対応付けて記憶する記憶部から、前記入力手段が受け付けた前記識別情報に対応する前記ポイント情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段が読み取った前記ポイント情報を保持する保持手段と、
    購入対象の商品を登録する登録手段と、
    前記登録手段が商品を登録するまでの時間を計測する計測手段と、
    前記計測手段が設定時間を経過したことを計測した場合に、前記保持手段に保持された前記ポイント情報を消去する消去手段と、
    を備える商品販売データ処理装置。
  2. 前記計測手段は、前記設定時間を経過するまでに前記登録手段が商品を登録した場合に、時間計測を停止させる、
    請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
  3. 前記保持手段が前記ポイント情報を保持していることを示す報知画面を表示させる表示制御手段を更に備えた、
    請求項1又は2に記載の商品販売データ処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記消去手段が前記ポイント情報を消去した場合に、前記報知画面を消去する、
    請求項3に記載の商品販売データ処理装置。
  5. 前記計測手段は、前記読取手段が前記ポイント情報を読み取ってから、前記登録手段が商品を登録するまでの時間を計測する、
    請求項1乃至4の何れか1つに記載の商品販売データ処理装置。
  6. コンピュータを、
    ポイントの付与対象となる客を識別可能な識別情報の入力を受け付ける入力手段と、
    前記識別情報ごとに前記ポイントに関するポイント情報を対応付けて記憶する記憶部から、前記入力手段が受け付けた前記識別情報に対応する前記ポイント情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段が読み取った前記ポイント情報を保持する保持手段と、
    購入対象の商品を登録する登録手段と、
    前記登録手段が商品を登録するまでの時間を計測する計測手段と、
    前記計測手段が設定時間を経過したことを計測した場合に、前記保持手段に保持された前記ポイント情報を消去する消去手段と、
    として機能させるプログラム。
JP2014135215A 2014-06-30 2014-06-30 商品販売データ処理装置及びプログラム Expired - Fee Related JP6158759B2 (ja)

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