JP6158541B2 - 腸管免疫調節剤 - Google Patents

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本発明は、霊芝の抽出物を含有することを特徴とする、腸管免疫調節剤に関する。
霊芝は、マンネンタケ科マンネンタケ属の担子菌であり、古来より不老不死の霊薬として知られ、中国では、文献のほか古美術品の中に、これを物語る資料が数多く残されている。日本でも、日本書紀等の古文書に散見され、珍重されてきた歴史がある。近年、サルノコシカケ科のカワラタケの熱水抽出物に強い抗腫瘍作用が認められて以来、霊芝研究には注目が集まっている(非特許文献1、2)。
腸管は、食物を消化し栄養素を体内に取り込む器官であるが、それと同時に細菌、ウイルスなどの侵入に絶えず曝されている器官でもある。そこで、ヒト、ウシ、マウスなどの哺乳動物は、自己防衛のため、自己と非自己を識別し、外敵を排除することで体内への侵入を防ぐ腸管免疫という生体防御システムを発達させてきた。腸管免疫系は外敵からの最前線のバリアーとして働いており、体内の60%以上のリンパ球や抗体が腸管に集中していることから、体内で最大の免疫系と考えられている。この腸管免疫系において中心的な役割を果たしているのが、パイエル板と呼ばれる組織である(非特許文献3)。パイエル板は、小腸の管腔側にある集合リンパ小節で多数のリンパ球が集まっており、体内の免疫応答に深く関わっている。
霊芝には、TNFα(腫瘍壊死因子)の分泌促進を介して免疫活性強化作用を有する健康機能食品(特許文献1)、霊芝を含む担子菌類において、癌細胞に対する傷害作用を介した免疫活性調節剤(特許文献2)、霊芝のマクロファージ貪食活性やNK細胞(ナチュラルキラー細胞)活性による免疫系活性物質(特許文献3)、霊芝を含む腫瘍の予防または治療用医薬品(特許文献4)などが知られている。しかしながら、先行する特許文献には霊芝の腸管免疫系に及ぼす作用は全く記載されていない。
また、霊芝による腸管パイエル板におけるイムノグロブリンAやインターフェロンγの産生促進作用、パイエル板細胞やヘルパーT細胞の細胞数の増殖を促進する作用も報告されていない。
哺乳動物の免疫システムには自然免疫系と獲得免疫系という2つのシステムが存在する。自然免疫系は、先天的に備わっている免疫系で、マクロファージやNK細胞によりウイルスや細菌などの抗原を排除するものであり、非特異的で単純な免疫システムである。一方、獲得免疫系は、後天的に備わる免疫系で、自然免疫系で取り込んだ抗原情報を記憶し、再度、侵入した抗原に対して、迅速かつ強力な免疫応答を誘導できるシステムである。ヘルパーT細胞、キラーT細胞、B細胞などが関与し、特定の抗原に対する特異性の高い複雑な免疫システムである。つまり、抗原に対して、まず単純な自然免疫系が作用し、それでは対処できなくなった場合に、より特異性の高い獲得免疫系が作用するものと考えられている。しかしながら、先行する特許文献には、霊芝の自然免疫系に及ぼす作用(特許文献1、2、3、4)についての記載はあるものの、獲得免疫系に及ぼす作用は全く記載されていない。
特開2003−135028号公報 特開2002−371004号公報 特許3128147号公報 特開2001−131083号公報 清水大典著、「原色きのこ」、家の光協会、1979年、174−175頁 難波恒雄著、「原色和漢薬図鑑(下)」、保育社、1980年、247−248頁 清野宏編集、「粘膜免疫」、中山書店、2001年、6−12頁
本発明の目的は、霊芝の抽出物を含有することを特徴とする腸管免疫調節剤を提供することである。
本発明者らは、鋭意研究した結果、霊芝の抽出物に腸管免疫調節作用があることを見出し、さらに詳しくは、霊芝の抽出物に腸管パイエル板の細胞数増殖促進作用、ヘルパーT細胞の細胞数増殖促進作用、イムノグロブリンA産生促進作用、インターフェロンγ産生促進作用を見出し、本発明を完成するに至った。
本発明に用いる霊芝は、担子菌類のマンネンタケ科(Ganoderma taceae)マンネンタケ属(Ganoderma)に属するキノコで、中国の薬学古書である「本草綱目」や「神農本草経」によると、赤霊芝(赤芝)、黒霊芝(黒芝)、紫霊芝(紫芝)、青霊芝(青芝)、黄霊芝(黄芝)及び白霊芝(白芝)が存在すると記載されている。本発明では、マンネンタケ科に属する全てのキノコを用いることができるが、好ましくは赤霊芝、黒霊芝、紫霊芝、青霊芝、黄霊芝、白霊芝であり、さらに好ましくは赤霊芝(Ganoderma lucidum)、黒霊芝(Ganoderma sinense、Ganoderma japonicum、Ganoderma atrum)を用いることが望ましい。
本発明に用いる霊芝は、子実体、菌糸体、天産物、栽培物、及び培養物などを問わず使用することができ、広く中国や日本市場などで流通しているものを用いることができる。また、必要に応じてそのままの状態、破砕物、或いは乾燥物などを適宜選択して抽出操作に付することができる。
本発明に用いる霊芝の抽出物を得る抽出溶媒としては、例えば、水、低級アルコール類(メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノールなど)、液状多価アルコール(1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリンなど)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトンなど)、アセトニトリル、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチルなど)、炭化水素類(ヘキサン、ヘプタン、石油エーテルなど)、エーテル類(エチルエーテル、テトラヒドロフラン、プロピルエーテルなど)が挙げられる。これらの溶媒は一種でも二種以上を混合して用いても良い。
本発明に用いる霊芝の抽出物の摂取量は、投与形態、使用目的、年齢、体重などによって異なるが、乾燥物に換算して1〜20000mg/日、好ましくは10〜10000mg/日、より好ましくは50〜5000mg/日の範囲で1日1回から数回経口投与できる。上記投与範囲より少ない量で十分な場合もあるし、また、範囲を超えて投与する必要がある場合もある。また、製剤化における薬効成分の添加法については、予め加えておいても、製造途中で添加しても良く、作業性を考えて適宜選択すれば良い。
本発明の腸管免疫調節剤は、食品、医薬部外品又は医薬品のいずれにも用いることができ、その剤形としては、例えば、経口用として散剤、顆粒剤、錠剤、糖衣錠剤、カプセル剤、シロップ剤、丸剤、懸濁剤、液剤、乳剤などである。非経口用として注射剤にすることが出来る。また、座剤とすることも出来る。
本発明の腸管免疫調節剤は、上記抽出物をそのまま使用しても良く、抽出物の効果を損なわない範囲内で、必要に応じて通常の医薬品、医薬部外品又は食品に用いられる賦形剤、安定剤、保存剤、結合剤、崩壊剤、炭化水素類、脂肪酸類、アルコール類、エステル類、pH調整剤、防腐剤、香料などの成分を配合することもできる。
本発明の霊芝の抽出物を含有することを特徴とする腸管免疫調節剤は、腸管パイエル板に含まれる細胞数の増殖、ヘルパーT細胞数の増殖、およびイムノグロブリンAとインターフェロンγの産生を促進することから、腸管免疫を賦活する作用を有する。本発明の腸管免疫調節剤は、食経験のある天然素材から抽出したものであるので、安全性にも優れている。
製造例1 赤霊芝の熱水抽出物
赤霊芝の乾燥物20gに400mLの精製水を加え、95〜100℃で2時間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮し、凍結乾燥して赤霊芝の熱水抽出物を1.4g得た。
製造例2 黒霊芝の熱水抽出物
黒霊芝の乾燥物20gに400mLの精製水を加え、95〜100℃で2時間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮し、凍結乾燥して黒霊芝の熱水抽出物を1.3g得た。
製造例3 赤霊芝のエタノール抽出物
赤霊芝の乾燥物100gに900mLのエタノールを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固して、赤霊芝のエタノール抽出物を1.6g得た。
製造例4 黒霊芝のエタノール抽出物
黒霊芝の乾燥物100gに900mLのエタノールを加え、常温で7日間抽出した後、濾過し、その濾液を濃縮乾固して、黒霊芝のエタノール抽出物を1.5g得た。
本願発明を詳細に説明するため実施例を挙げるが、本願発明はこれに限定されない。実施例に示す%は重量%を示す。
軟カプセル剤
<処方>
成分 配合量(%)
1.赤霊芝熱水抽出物(製造例1) 30.0
2.米胚芽油 60.0
3.ミツロウ 7.0
4.ビタミンE 3.0
<製造方法>
成分1〜4を混合し、ゼラチン、グリセリン、カラメル色素で構成される被膜に、250mg充填し、乾燥後、軟カプセル剤を得る。
<用法>
1日当り4粒摂取する。
硬カプセル剤
<処方>
成分 配合量(%)
1.赤霊芝熱水抽出物(製造例1) 45.0
2.コーンスターチ 52.0
3.ショ糖脂肪酸エステル 3.0
<製造方法>
成分1〜3を混合し、2号硬カプセルに250mg充填してカプセル剤を得る。
<用法>
1日当り4粒摂取する。
飲料
<処方>
成分 配合量(%)
1.黒霊芝熱水抽出物(製造例2) 1.0
2.クエン酸 6.0
3.ショ糖 10.0
4.香料 1.0
5.水 82.0
<製造方法>
成分1〜4を成分5の一部の水に撹拌溶解する。次いで、成分5の残りの水を加えて混合する。
<用法>
1日当り50ml摂取する。
顆粒剤
<処方>
成分 配合量(%)
1.赤霊芝エタノール抽出物(製造例3) 15.0
2.乳糖 80.0
3.セルロース 5.0
<製造方法>
成分1〜3を乾式法により造粒し、顆粒剤を得る。
<用法>
1日当り1g摂取する。
錠剤
<処方>
成分 配合量(%)
1.黒霊芝エタノール抽出物(製造例4) 11.0
2.乳糖 60.0
3.還元麦芽糖水飴 25.0
4.ショ糖脂肪酸エステル 4.0
<製造方法>
成分1〜4を混合して打錠成型し、0.5gの錠剤を得る。
<用法>
1日当り2粒摂取する。
実験例1 腸管パイエル板に含まれる細胞数の増殖促進作用
BALB/c系マウスに赤霊芝熱水抽出物を1g/kgとなるように1日1回、10日間連続で経口投与し、最終投与24時間後に小腸よりパイエル板を摘出し、細胞数を計測した。
結果を表1に示した。表1より、霊芝抽出物を経口投与すると、腸管パイエル板に含まれる細胞数が増加した。
Figure 0006158541
実験例2 腸管パイエル板に含まれるヘルパーT細胞数の増殖促進作用
実験例1のマウスのパイエル板より細胞を採取した。得られた細胞を1×10個/mLとなるように0.1%BSA含有PBBSに浮遊させ、その100μLをエッペンチューブに添加し、ヘルパーT細胞の細胞表面抗原であるCD4を添加して、4℃、30分間反応させた。氷冷した0.1%BSA含有PBBSを添加することにより、反応を停止し、遠心処理した後に、上清を吸引除去し、得られた細胞ペレットに0.1%BSA含有PBBSを添加した。再度遠心処理後に上清を吸引除去し、得られた細胞ペレットに0.1%BSA含有PBBSを添加して、細胞浮遊液を調製した。フローサイトメトリーにて、細胞浮遊液中のヘルパーT細胞数を計測した。
結果を表2に示した。表2より、霊芝抽出物を経口投与すると、腸管パイエル板に含まれるヘルパーT細胞数が増加した。
Figure 0006158541
実験例3 腸管パイエル板におけるイムノグロブリンAの産生促進作用
実験例1のマウスのパイエル板より得られた細胞を1×10個で播種し、0.5あるいは20μg/mLとなるようにLPS(Lipopolysaccaride)を含有する牛胎児血清含有RPMI1640培地中で、5日間培養した。培養上清を回収し、上清中に含まれるイムノグロブリンAについて、ELISA法により測定した。
結果を表3に示した。表3の対照(LPS添加無)と霊芝抽出物(LPS添加無)、対照(LPS5μg/mL)と霊芝抽出物(LPS5μg/mL)、対照(LPS20μg/mL)と霊芝抽出物(LPS20μg/mL)をそれぞれ比較すると、いずれも霊芝抽出物を経口投与したことにより、腸管パイエル板におけるイムノグロブリンAの産生が促進された。
Figure 0006158541
実験例4 腸管パイエル板におけるインターフェロンγの産生促進作用
実験例1のマウスのパイエル板より得られた細胞を、実験例3と同様の方法で培養し、その培養上清を回収した。上清中に含まれるインターフェロンγについて、ELISA法により測定した。
結果を表4に示した。表4の対照(LPS添加無)と霊芝抽出物(LPS添加無)、対照(LPS5μg/mL)と霊芝抽出物(LPS5μg/mL)、対照(LPS20μg/mL)と霊芝抽出物(LPS20μg/mL)をそれぞれ比較すると、いずれも霊芝抽出物を経口投与したことにより、腸管パイエル板におけるインターフェロンγの産生が促進された。
Figure 0006158541
黒霊芝抽出物についても、同様の試験を行ったところ、赤霊芝抽出物と同様の腸管パイエル板に含まれる細胞数の増殖、ヘルパーT細胞数の増殖、イムノグロブリンAとインターフェロンγの産生を促進する作用が認められた。
以上の結果より、霊芝抽出物は、腸管パイエル板に含まれる細胞数の増殖、ヘルパーT細胞数の増殖、イムノグロブリンAとインターフェロンγの産生を促進することから、腸管免疫を賦活する作用を持つことが示された。
本発明の腸管免疫調節剤は、優れた腸管免疫賦活作用を示した。従って、安全で優れた腸管免疫賦活作用を有する医薬品、医薬部外品または食品としての利用に有用である。

Claims (1)

  1. 黒霊芝の抽出物を含有することを特徴とする腸管パイエル板におけるイムノグロブリンAの産生促進剤

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