JP6157624B2 - アセチレンと二酸化炭素からアセチレンジカルボン酸を製造する方法 - Google Patents

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発明の詳細な説明
本発明は、アセチレンと二酸化炭素の反応によりアセチレンジカルボン酸を製造する方法に関する。
アセチレンジカルボン酸は、1877年に遡る歴史的な方法に応じて、メソ−ジブロムコハク酸をアルカリ脱離することによって形成される。
E. C. Horning, J. Am Chem. Soc. 1945, 67, 1412-1422は、臭化ビニルとブチルリチウムとの反応により得られる炭化ジリチウムとエーテル中の二酸化炭素(ドライアイスとして使用される)との反応による収率34%を有するアセチレンジカルボン酸の形成を記載する。
酸化鉛電極でのアルキノールの電気化学的アノード酸化では、アセチレンジカルボン酸が約50%の収率で得られる。V. Wolf, Chem. Ber. 1954, 87, 668-676は、アセチレンジカルボン酸の電気化学的製造方法を記載する。この場合に、副反応として、アセチレンジカルボン酸の脱カルボキシル化が進行し、二酸化炭素とエチンが形成される。J. Kaulen及びH.J. Schaefer, Tetrahedron Lett. 1982, 38, 3299-3308は、酸化ニッケルアノードでα−ω−ジオールを酸化してジカルボン酸にすることを記載する。しかし、これら電気化学的方法は、高いエネルギー消費及び高いコストと結び付いている。
WO 2012/022801には、(4,7−ジフェニルフェナントロリン)ビス(トリフェニルホスフィン)銅(I)及び炭酸セシウムの存在下でのジメチルホルムアミド中の5barのCO2を用いるアセチレンの直接カルボキシル化が記載されている。この場合に、アセチレンモノカルボン酸及びアセチレンジカルボン酸の混合物が得られ、前記混合物はそのn−ヘキシルエステルの形で反応混合物中で検出される。60℃での2時間の反応時間の後の変換は、アセチレンジカルボン酸の形成に関して約1.8の変換数(ターンオーバー数、TON)に相応する。WO 2012/022801は、さらに、末端アルキンを、フェナントロリン−ホスフィン−銅(I)−錯体及び炭酸セシウムの存在下で、相応するプロピオール酸にカルボキシル化することを開示する。WO 2011/075087は、末端アルキンを、銅化合物及びアミン塩基の存在下で、CO2を用いてカルボキシル化することを開示する。
アセチレンをアセチレンジカルボン酸へと直接的にカルボキシル化することは、困難であることが判明し、なぜならば、アセチレンは、有機溶媒中にわずかな溶解性しか有さず、共反応体としての二酸化炭素は、有機溶媒中のその明らかにより高い溶解性のために、反応媒体中のアセチレンの富化をさらに困難にするからである。次いで形成されるアセチレンモノカルボン酸塩もまた少ない溶解性しか有さず、そのために、アセチレンジカルボン酸への第2のカルボキシル化工程が困難になり、結果として、アセチレンモノカルボン酸及びアセチレンジカルボン酸の生成物混合物が形成される。さらに、アセチレンカルボン酸、特にアセチレンジカルボン酸は、溶液中で脱カルボキシル化する傾向があり、ここで、脱カルボキシル化は、さらに銀錯体及び銅錯体によって触媒作用される。その上、アセチレンは重合反応又はビニル化反応する傾向があり、そのために、さらに収率は低下しうる。
銅化合物又は銀化合物の存在下でのアセチレンのカルボキシル化では、さらに、爆発性の銅アセチリド又は銀アセチリドが形成される危険性がある。したがって、使用される触媒量を最小限にすることは尽力に値する。この危険性は、加圧下でアセチレンを用いて作業する場合に、常に存在する。触媒の使用が少ないほど、この危険性は少なくなる。
さらに、WO 2012/022801 A1に記載の方法における化学量論量の無機塩基の併用は、発生する塩負荷(Salzfracht)のために、工業規模で実施される方法においては好ましくない。形成されるアセチレンジカルボン酸を後続工程において有用な目的化合物であるブタン−1,4−ジオールへと水素化できるようにするためには、アセチレンジカルボン酸から炭酸セシウム及び反応後に存在する他のセシウム塩を除去しなければならない。
本発明の課題は、アセチレンの直接的なカルボキシル化によってアセチレンジカルボン酸を製造する、簡単に実施できる方法を提供することである。本発明の課題は特に、使用される触媒量に対して高い変換率によって特徴付けられる方法を提供することである。本発明の課題は更に、無機塩基の併用なしに実施される方法を提供することである。
前記課題は、本発明は、アセチレンと二酸化炭素を反応させてアセチレンジカルボン酸を製造する方法において、反応を銀塩又は銅塩及びアミン塩基の存在下で実施することを特徴とする前記方法によって解決される。
意外なことに、銅塩又は銀塩の存在下で、炭酸セシウムのような無機塩基の非存在下でも、アミン塩基の存在下で作業される場合に、アセチレンのアセチレンジカルボン酸への直接的カルボキシル化が進行することが見出された。このことは、アミン塩基が極めて強く銅又は銀に配位し、そしてアセチレン及びCO2のための配位箇所を遮断できるために、よりいっそう意外である。二酸化炭素の溶解性、特にアセチレンの溶解性は反応条件下では極めて低いので、銅触媒又は銀触媒が、少量の溶解したアセチレンと比較して多過剰量のアミン塩基によって失活することが予期されていた。さらに、CO2の存在下では、アミンはカルバマートを形成してカルボキシル化され、そうしてその塩基性を低下させる。さらに意外なことに、形成されたアセチレンジカルボン酸は反応条件(低い二酸化炭素分圧及び高温)下で安定であり、脱カルボキシル化されない。
アセチレンのアセチレンジカルボン酸への直接的カルボキシル化は、銀触媒又は銅触媒及びアミン塩基の存在下で行われる。適した銀触媒は、元素の銀、コロイド状銀粒子(任意に、安定化安定剤、例えばホスフィンリガンド、ジメチルスルホキシド及び/又はポリビニルピロリドンを含んでよい)、ハロゲン化銀(I)、例えばAgF、AgCl、AgBr及びAgl、硝酸銀、テトラフルオロホウ酸銀、トリフルオロメタンスルホン酸銀、カルボン酸銀(酢酸銀)、ヘキサフルオロリン酸銀、酸化銀、硫酸銀、ヘキサフルオロアンチモン酸銀、p−トルエンスルホン酸銀及び炭酸銀からなる群から選択されている。好ましくは、ヨウ化銀(I)(AgI)、硝酸銀(I)(AgNO3)及びテトラフルオロホウ酸銀(AgBF4)、特に好ましくは硝酸銀(I)である。
適した銅触媒は、元素の銅及びコロイド状銅粒子、並びに、ハロゲン化銅(I)、例えばCuF、CuCl、CuBr及びCul、シアン化銅(I)、テトラフルオロホウ酸銅、トリフルオロメタンスルホン酸銅、酢酸銅、ヘキサフルオロリン酸銅、酸化銅、硫酸銅、ヘキサフルオロアンチモン酸銅、p−トルエン硫酸銅及び炭酸銅からなる群から選択された銅塩である。好ましくは、ヨウ化銅(I)(CuI)及びシアン化銅(I)(CuCN)、特に好ましくはCuIである。
本発明の実施態様においては、アセチレンと二酸化炭素との反応は、銀塩、特にAgNO3の存在下で実施される。更なる本発明の実施態様においては、アセチレンと二酸化炭素の反応は、銅塩、特にCuIの存在下で実施される。
適したアミン塩基は、反応温度で液状のアミン塩基、例えばアルキルアミン、特にトリC3〜C6−アルキルアミン、例えばトリプロピルアミン及びトリブチルアミン、アルカノールアミン、特にモノ−、ジ−及びトリ−C2〜C4−アルカノールアミン、例えばモノ−、ジ−及びトリエタノールアミン、特に複素環式アミン塩基、例えばN−メチルピペリジン、N−メチルピペリドン、N−メチルモルホリン、N−メチル−2−ピロリドン、しかしとりわけジアザビシクロノネン(DBN)及びジアザビシクロウンデセン(DBU)である。
特に好ましいアミン塩基は、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−ノナ−5−エン(DBN)及び1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−ウンデカ−7−エン(DBU)である。
反応は、溶媒の存在下で実施できる。適した溶媒は、例えばジメチルスルホキシド(DMSO)、ジメチルホルムアミド(DMF)、水、NMP、ジオキサン、スルホラン及びアルコールである。銀コロイドは、DMSO中での加熱によって予備形成され、次いで反応混合物に添加されてもよい。DMSOは極めて良好な溶媒であり、さらに銀は加熱の際にその中に極めて微細なコロイドを形成する。
反応は、別個の溶媒の非存在下でも実施でき、ここで銀塩又は銅塩はアミン塩基中に溶解して存在できる。
反応は、一般に全圧(アセチレン及び二酸化炭素)1〜50bar、好ましくは1〜20bar、一般に温度50〜120℃、好ましくは50〜100℃で実施される。二酸化炭素対アセチレンのモル比はこの場合に一般に2:1〜50:1、好ましくは5:1〜20:1である。本発明の方法では、高い変換数(ターンオーバー数、TON)が達成される。
本発明の実施態様では、反応は常圧(1bar)で実施される。更なる実施態様においては、全圧1〜10barで作業される。
形成されたアセチレンジカルボン酸は、引き続きブタン−1,4−ジオールへと水素化されることができる。水素化は、アセチレンカルボキシル化の反応混合物の後処理なしに、アミン塩基の存在下で実施できる。
本発明は以下の実施例によって詳説される。
実施例
実施例1〜4
試験を、ガスクロマトグラフィ用の100mlのヘッドスペースバイアル中において実施し、前記バイアルはテフロンコーティングしたブチルゴム膜を有するアルミニウムのフランジキャップで閉鎖されている。
この容器を温度調節するために、8cmの高さのシリンダー状のアルミニウムブロックを使用し、その直径は、実験室マグネット撹拌機の加熱プレートの直径に相応していた。アルミニウムブロックは、7cmの深さの、反応容器の直径の穿孔と、温度計を収容するための穿孔を備えていた。
シュレンクラインへの接続のための真空分散器が取り付けられており、これは複数の容器の同時の排気及び充填を可能にするためである。そのために、直径3mmを有する真空に耐えるテフロンチューブが一方の末端でルアーロック(Luer-Lock)シリンジ針の収容のためのアダプターと接続しており、そして、もう一方の末端で鋼管と接続しており、前記鋼管は真空チューブを介してシュレンクラインと接続している。
固形の出発材料を空気下で反応容器中へと秤量した。20mmのマグネット撹拌子を加え、膜キャップを用いてフリンジ挟み器具により容器を気密に閉鎖した。引き続き、反応容器をアルミニウムブロックの穿孔へと差込み、中空針を介して膜キャップを通じて真空分散器と接続させた。
不活性ガス雰囲気を反応容器中で作り出すために、これらを3回相次いで脱気し、2回窒素で、引き続き二酸化炭素で再充填した。液状試薬を、シリンジを用いて膜キャップを通じて添加した。
実施例1及び2は、5barの圧力で実施された。そのために、真空分散器の針をCO2向流下で除去し、反応器をオートクレーブ反応器へと移した。引き続き、ドリルで孔を空けた長いカニューレを反応容器の膜へと突き刺し、オートクレーブ反応器を閉鎖した。ガス弁を介して、雰囲気を3回の真空−CO2サイクルで交換した。引き続き、1barのアセチレン及び4barのCO2をオートクレーブ反応器へと圧入した。16時間60℃で約700rpmで撹拌した。
実施例3及び4(出発材料1−オクチン)を20barの圧力で実施した。そのために、真空分散器の針をCO2向流下で除去し、反応容器をオートクレーブ反応器へと移した。引き続き、ドリルで孔を空けた長いカニューレを反応容器の膜へと突き刺し、オートクレーブ反応器を閉鎖した。ガス弁を介して、雰囲気を3回の真空−CO2サイクルで交換した。引き続き、20barのCO2をオートクレーブ反応器へと圧入した。16時間40℃で約700rpmで撹拌した。
反応時間の経過及び容器の冷却後に、(1)エステル化のための物質(1−ブロモヘキサン又はヨウ化メチル)を添加し、n−テトラデカンを内部標準として注入する、又は(2)生成物を更に反応させない、のいずれかを行った。この場合に、まずメシチレンを、後にNMPを標準として添加した。変法(1)を実施例3及び4において、変法(2)を実施例1及び2において実施した。
エステル化(1)の場合には、容器を30分間の撹拌後に開け、ディスポーザブルピペットを用いて反応混合物の0.25mlの試料を6mlのロール縁容器へと移し、前記容器は2.0mlの酢酸エチル及び2.0mlの炭酸水素ナトリウム水溶液を含んだ。この両相をまずピペットを用いて混合し、次いで相分離するまで待った。引き続き、そのつど1.0mlの有機相を0.3mlの水不含硫酸マグネシウムを介して2.0mlの試料グラスへと濾過し、そのつど0.5mlの溶媒で洗浄した。この場合に、コットン栓を備えているディスポーザブルピペットをフィルターとして使用した。
遊離酸(2)の後処理の場合には、最初に溶媒DMSOを濾過により除去した。固形物を氷浴冷却下で5.0mlの蒸留水に取り込み、50〜100μlのN−メチルピロリドン(NMP)を添加した。明澄な溶液を、変換率の測定のために2.0mlの試料グラスへと移し、HPLCを用いて内部標準に対して相対的に測定し、レスポンスファクターを用いて較正した。
試験結果は以下の表に表されている。
Figure 0006157624
結果からは、アミン塩基の存在下でのCO2を用いたアセチレンの銀触媒作用された直接的カルボキシル化が可能であることを明確に示す。

Claims (6)

  1. アセチレンと二酸化炭素を反応させてアセチレンジカルボン酸を製造する方法において、反応を銀触媒及びアミン塩基の存在下で実施することを特徴とする前記方法。
  2. 銀触媒が、ハロゲン化銀(I)、硝酸銀(I)及びテトラフルオロホウ酸銀からなる群から選択されていることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. アミン塩基が、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−ノナ−5−エン(DBN)及び1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−ウンデカ−7−エン(DBU)からなる群から選択されていることを特徴とする請求項1または2記載の方法。
  4. 反応を溶媒中で実施することを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の方法。
  5. 反応を1〜50barの全圧及び50〜120℃の温度で実施することを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の方法。
  6. 反応を二酸化炭素対アセチレンのモル比2:1〜50:1で実施することを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の方法。
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