JP6157474B2 - 改良されたイジェクト機能を有する容積移送式ピペット - Google Patents

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Description

本発明は、容積移送式サンプリングピペットの分野に関する。
このようなピペットは、キャピラリー・ピストン(capillary−piston)型のアイテムと協働するように意図されており、キャピラリー・ピストン(capillary−piston)型のアイテムのピストンは、イジェクトされる前あるいは再使用される前に、サンプリングされる試料に直接接触するように設けられている。容積移送式ピペットはそれ故に、ピストンがピペットの一体部分である、従来型の空気置換式ピペットとは異なる設計を有する。
本発明は、より具体的にはキャピラリー・ピストン組立体のイジェクト機能に関する。
容積移送式ピペットは、通常、粘性、揮発性液体および/または汚染物質をサンプリングするために使用される。「キャピラリー・ピストン」型のアイテムとの結合に伴い、ピペットが汚染されることを防ぐ。
このようなピペットは、例えば特許文献1から知られている。
従来技術から知られている容積移送式ピペットでは、ピペットと協働するように意図されたキャピラリー・ピストン組立体に属している、ピストンの頂端部を把持するための装置の変位を制御する底端部を有する制御ロッドが提供される。この把持装置はまた、「クリップ」として知られている。
ピペットは、例えば、その頂端部に配置された制御ボタンを介して、制御ロッドによって2つの連続的なストロークを下方に発揮できるように設計されている。制御ロッドの第1のストロークは、サンプリングされた試料を分注するためのストロークに対応する。第1のばねの復元力、好ましくは圧縮ばねの復元力に抗することにより行われる。制御ロッドの第2のストロークは、ピストンを把持しているクリップが表に出て、開口することに対応する。第2のストロークは、第1のばねと同じ方向に沿って配置され、且つはるかに高い剛性を有する第2のばねの復元力、好ましくは、圧縮ばねの復元力に抗することにより行われる。
より正確には、この第2のストロークにより、それらを取り囲むさや(sheath)からクリップのあご引き出される。一旦あごがさやから解放されると、ピペットにアイテムを装着するときにピストンの頂端部があご部内に入り易くなり、一方で同時に先端部の上にキャピラリーを装着することができる
第2のばねの復元力の影響で、制御ロッドの第1の上昇段階では、あご部は、ピストンの頂端部が締め付け位置においてあごによって維持された状態で、クリップのさやに納まる。第2のばねの剛性より低い剛性を有する第1のばねの復元力の影響で、制御ロッドの第2の上昇段階では、ピペット本体に対する高い位置までの、ピストンを取り囲んでいるクリップ及びロッドの変位を引き起こす
試料のサンプリングを行うために、操作者は再び、ピストンがサンプリング用の低い位置をもたらす第1のばね完全圧縮まで、ピストンが埋め込まれた状態で、制御ロッドの第1のストロークを実行するべきである。この段階でのストロークを継続すること、すなわち、第2のばねに対する第2のストロークを不用意に誘発させることは、ピストンの下方への過度の変位を引き起こし、サンプリングされた試料のの誤差につながる。ピストンの過度のオーバーストロークが、あごを取り囲むさやによるクリップのあご部の開放のため、そしてキャピラリーに対して支持しているあご部に起因して、ピストンとキャピラリーの不用意なイジェクトにつながることさえある。このようなイジェクトは、生産性の面で問題となるばかりでなく、キャピラリー・ピストン組立体が液体容器内に落ちたとき、液体の突出が無視できない危険を生じる。
ピストンが、第1のストロークの終わりにおいてその最低点に達したとき、そのアイテムがサンプリングされる液体中に浸漬される。サンプリングを確保するために、操作者は次いで操作者の親指によって制御ボタンに加えられている圧力を徐々に解放する。このことは、制御ロッドとピストン第1のばねの復元力の作用下で上昇されることを可能にする。この上昇中に、ピストンの下端に接触している液体は、キャピラリーに入る。
分注するために、操作者は、液体を収容するように意図された容器内にキャピラリーを配置して、制御ボタンを彼/彼女の親指で押すことによって、制御ロッドの第1のストロークを再度行う。ここでも、ピストンのオーバーストロークの場合には、この装置からキャピラリーが不用意に外れ、液体の不用意な突出の危険が再び発生する。
最終的に、液体分注動作が完了すると、操作者は、キャピラリー・ピストン・アイテムの所望のイジェクトを引き起こすために、制御ロッドの第2のストロークを行うことができる。しかしながら、このイジェクト動作は、第2のばねの復元力に対抗することにより操作者の親指のみを使用して実行される。つまり、第2のばねの復元力は、第1のばねの復元力と対比するために必然的に相当なものであり、このように第1のストロークの終わりにおいて操作者への敏感な信号のその送達機能を確保することができる。このように、第2のばねの高い剛性は、人間工学的な視点からピペットを完全なものにし、特にこの欠点として、ピストンを導入する前に、上述したクリップの開放動作中に起こる。
仏国特許発明第2 446 672号明細書
それゆえに、本発明の1つの目的は、少なくとも部分的に、従来技術の実施形態に係る上述の欠点を克服することである。
この目的を行うために、本発明の1つの目的は、容積移送式サンプリングピペットであって、制御ロッド(control rod)を備え、制御ロッド(control rod)の底端部が、ピペットと協働するためのキャピラリー・ピストン組立体(capillary−piston assembly)に属しているピストンの頂端部を把持するため装置の変位を制御し、容積移送式サンプリングピペットはまた、前記キャピラリー・ピストン組立体をイジェクトするためのロッドを備え、前記ロッドは、イジェクトロッドと制御ロッドとの間の相対変位中に、その底部が前記把持装置に収容された前記ピストンの頂端部にイジェクト圧力を与えることができるように前記制御ロッドに対して移動可能に取り付けられる、容積移送式サンプリングピペットを提供することである
本発明は、ピペットの制御機能と確実にされるべきキャピラリー・ピストンアイテム(capillary−piston item)のイジェクト機能可能にする設計解離要素に基づかれていることが注目すべき点である。
より正確には、本発明は、制御ロッドとは異なる専用のロッドによって実行されるべきアイテムのイジェクトを提供する。その結果として、従来技術の実施形態とは異なり、制御ロッドによるアイテムの偶発的なイジェクトの危険が有利にゼロに低減される。したがって、本発明によピペットの操作中に、操作者は、そのような損失のリスクを気にせずに制御ロッドを作動させることができ、全体的に人間工学、サンプリングの再現性及び生産性が改善されることを可能にする
これらの改善は、採用されたイジェクト技術によって更に増強される。採用されたイジェクト技術は、停止の手段として、キャピラリーをそのストロークにおいて順番に、駆動するイジェクトロッドの底部を用いたピストンの押し出しに基づいている。アイテムのイジェクトを確実にするために送達されるべき力はそれ故に、高い剛性を有するばねの復元力に対抗するために予め必要とされる力よりもはるかに低くすることができる。それは操作者のための感覚信号を生成するために、ばね剛性の大きな差を提供する必要がないからである。さらに、以上説明したように、把持装置からピストンを外し、且つピペットの先端部からキャピラリーを除去するために必要とされる低い支持力は、キャピラリー・ピストンアイテムの偶発的な損失の危険が全く発生しない。
好ましくは、前記把持装置は、弾性復元手段によって、好ましくはこれらの同じあご部を取り囲んでいる弾性復元手段によって、締め付け位置に戻される少なくとも2つのあご部(jaws)を有するクリップの形態を有する。これは、ピペット操作プロセスが、ピペットに対するアイテムの設置に関して、特に簡略化されることを可能にする。
この点において、本発明の1つの目的は、以下の連続ステップを備える、容積移送式サンプリングピペットを用いるピペット操作方法を提供することである。
(a)キャピラリーピストン組立体のキャピラリーをピペットの先端上に装着して、低い位置までの制御ロッド変位中にクリップの中に組立体のピストンの頂端部を導入する工程であって、ピストンの頂端部を支持することによって、半径方向外向きに付勢されたあご部を互いから離れて移動させることによって導入が行われ、前記あごに関連した弾性復元手段を変形することによって、離れて移動させることが可能になる工程。
(b)前記制御ロッドを動作させることにより試料をサンプリングし、分注する工程。
(c)前記制御ロッドを作動させることによりキャピラリーピストン組立体をイジェクトする工程。
工程(a)の間に、キャピラリーの装着及びピストンの導入は、優先的に順次実行される。このように、装着動作は、制御ロッドを動作させずに、従来の空気置換式ピペットを用いて行ったものと類似の方法で行われる。キャピラリーの装着が完了すると、クリップへのピストンの導入は、このように開始され、単に制御ロッドを移動させることによって行われ、操作者からの少ない労力しか必要とされない作用により行われ、あご取り囲む弾性復元手段の剛性によって実質的に調整される。上記の操作は、このように操作者にとって通常のものであり、ピペットの人間工学を向上させると共に生産性の面での利益を提供する。
なお代替例によれば、工程(a)の間に、キャピラリーの装着及びピストンの導入は、本発明の範囲から逸脱することなく、同時に行うことができることに留意されるべきである。
工程(a)の終わりにおいて、ピストンはキャピラリーにおける停止の低い位置にある。それ故に、サンプリング処理を簡略化するために、前記制御ロッドは、試料がサンプリングされまで、前記工程(a)の終わりにおいて低い位置に維持されており、試料がサンプリングされる間に、制御ロッドが液体吸引を引き起こすようにピストンを上昇させる
好ましくは、本発明の範囲から逸脱することなく、異なる可能性がある場合でも、前記イジェクトロッドが、中空の制御ロッドの内部に収容されている。示す一例として、イジェクトロッドは、制御ロッドの周囲で外部のピペット本体内に収容され、ピストンの頂端部へ、本発明に特有であるイジェクト効果を適用することができるように、把持装置の内部に入っている低い端部を有している。
好ましくは、ピペットは、前記制御ロッドの頂端部に配置された制御ボタンと、前記イジェクトロッドの頂端部に配置されたイジェクトボタンと、を備えている。前記イジェクトボタンが、このように、優先的に前記制御ボタンとハンドル成形型ピペット体
(handle forming pipette body)との間に配置されている。
好ましくは、前記イジェクトボタンは、前記イジェクトロッドに取り付けられた支持部材(support member)であって、前記制御ロッドに設けられた楕円形の通路を通過し、前記楕円形の通路の中で摺動可能である、支持部材によって担持される
好ましくは、ピペットは、前記制御ロッドに対して高い位置へ前記イジェクトロッドを戻す弾性復元手段を備えている。これは、優先的に圧縮ばねである。
好ましくは、前記制御ロッドに対して高い位置に前記イジェクトロッドを戻す前記弾性復元手段、前記イジェクトボタンを作動させる際に、第1のストロークが、前記弾性復元手段を介して、前記イジェクトロッドとともに前記制御ロッドを駆動することをもたらし、前記制御ロッドの変位が前記第1のストロークの終わりにおける停止の手段によって並進的に停止されたときに第のストロークが誘発され、前記第のストロークが前記イジェクトロッドと前記制御ロッドとの間の相対変位をもたらし、前記ピストンの前記頂端部に前記イジェクト圧力を引き起こすように設計される。
好ましくは、ピペットは、前記第1のストロークの終わりにおいて停止されている前記制御ロッドが、ピペットの先端部から少なくとも部分的に下方に突出している前記把持装置を配置し、ピペットの先端部上で、前記キャピラリー・ピストン組立体のキャピラリー(capillary)が装着されるように意図されているように設計されている。これは特、ピストンの頂端部を導入する際に、クリップのあご部が容易に離れるように移動することを可能にする。
好ましくは、前記制御ロッドに対する底部の停止(bottom stop)が、前記先端部を統合しているピペットの部に配置されていて、前記制御ロッドと前記底部の停止との間に介在されている前記把持装置に設けられた停止と好ましくは協働するように設計されている。代替的に、制御ロッドは、本発明の範囲から逸脱することなく、ピペットの低部の停止に対して直接支持することを可能にする停止を備えてもよい。
最後に、ピペットは、単一の体積サンプリングタイプのもの、あるいは、サンプリングされる試料の体積を調整するための装置を含むものであってもよいことに留意されるべきである。
本発明の更なる利点および特徴を、以下の非限定的な詳細な説明で示す。
添付の図面に関して以下に説明する。
本発明の好ましい実施形態に係る容積移送式サンプリングピペットの長手方向の断面図である。 図1に示したピペットに備えられている制御ロッドの正面図である。 図1に示したピペットに備えられているピストンクリップの斜視図である。 図3に示したクリップの縦断面の部分図である。 図1に示したピペットの動作を概略的に表す異なる図である。 図1に示したピペットの動作を概略的に表す異なる図である。 図1に示したピペットの動作を概略的に表す異なる図である。 図1に示したピペットの動作を概略的に表す異なる図である。
初めに、図1を参照して、容積移送式サンプリングピペット1は、本発明の好適な実施形態を示している。
以下の説明全体を通して、用語「上部」および「底部」は、ピペット垂直に保持された状態、すなわち分注する位置あるいは分注する位置に近い位置で考慮されるものである。
ピペット1は外部本体を備え、外部本体の上部が操作者のためのハンドル2を形成しており、外部本体の低部4が先細であり、低部4が、キャピラリーが装着されることが意図される先端部6を下方に有する。低部4は、優先的に、組立/分解を容易にするために、ハンドル成形体(handle forming body)2に螺合して取り付けられている。
ピペットは、ピペット本体内部に摺動可能に収容される制御ロッド8を統合している。制御ロッド8は中空であり、ピペットの長手方向の軸10に沿って配置されている。その上端部はハンドル成形体2から上方に突出しており、操作者の片手でハンドル成形体2を保持しながら操作者の親指によって作動するように意図された制御ボタン12を備えている。図2に示すように、ロッドは、非円形の横断面を有し、ここでは六角形あるいは直角形状を有している。ロッドは、サンプリングされる体積を調整するために、ねじ14を介して摺動可能に収容され、ロッドの内側の中空部には、制御ロッド8の外表面に相補的な形であり、外側表面にはねじ山が切られており、ハンドル成形体2の下端に螺合して取り付けられている。
既知の方法で、その制御ボタン12による制御ロッド8の回転は、調整ネジが長手方向の軸10の方向に沿ってピペットの外部本体に対して変位することを可能にし、このようにサンプリングされるように意図される試料の体積の変化をもたらす。
低部4内に設けられたボア(bore)18の中にガイドとして作用する制御ロッド8の底端部は、またボア18の中に摺動可能に取り付けられたクリップ20に対して軸方向に支持している
図1、2および4に示すように、クリップ20は、2つあるいはそれ以上のあご(jaws)によって下方に延長した制御ロッドの底端部16に接触するための本体24を備えている。示す例として、2つのあご26が設けられ、ひとつはクリップ本体24と一体として形成され、他方は、この同じクリップ本体に取り付けられている。弾性復元(elastic return)は、両方のあご、両方のあご部が半径方向内側に引き込まれ締め付け位置に戻されることを可能にすることを意味する。それらを分離しているスリップ30は、そのとき低い寸法を有する。
れを行うために、弾性復元手段は、好ましくは同じあごり囲むことによって、半径方向内側にあご26を付勢するそれ故に、この弾性復元手段は、一般的な環状の形状を持つばね32であることができる。ばねが、半径方向外側に圧力を加えられたときに、ばねの直径を増大させることができる。図に示された一実施形態において、ばね32は、あご26の外面を取り囲む螺旋ばねの形状をとる。
図4により良く見ることができるように、各あご26は、以下に説明されるように、ピストンの挿入を容易にするように面取り端部36を有している。
更に、クリップ本体24は下方に向いた第1の肩部38を有しており、第1の肩部38は、先端部6の近傍において、低部4に設けられた肩部(shoulder)40と離れて対向してい。復元ばね(return spring)42は、これらの2つの肩部38、40の間に支持されながら収容されていて、クリップ20とクリップに対して支持された制御ロッドの高い位置における復元ばねを構成している。この圧縮ばね(compression spring)42によって発生される復元力によって、制御ロッド8が外本体に対して高い位置を効果的にとることができ、従来の高い停止位置(図示せず)は、この同じ外部本体上のその端部に設けられる。
クリップ20は第2の肩部44を備え、この第2の肩部44は同様に、下方に向けられており、肩部40と離れて対向している。第2の肩部44は、第1の肩部38に対して下方に位置し、半径方向内側に位置される。第2の肩部44は、このようにばね42によって取り囲まれている。以下記載されているように、第2の肩部44は、クリップ20とクリップに対して支持している制御ロッド8に対して低い停止を機能するために設けられている。図1に示される高い位置において、クリップのあご面取り端部36は、先端部6内の、先端部6の内部に引っ込んだ位置に配置されている。先端部の内径は、一方で、締め付け位置におけるそのあご26を有するクリップ20の平均直径に近い値を有する。
本発明の特徴の1つは、中空制御ロッド8の内部に摺動可能に取り付けられたイジェクトロッド46の存在である。このイジェクトロッド46は、制御ロッド8の内部表面に相補的な外面を有する。その上端部は、制御ボタン12とハンドル成形体2との間に配置され、イジェクトボタン48を担持する。これを行うために、イジェクトボタン48、イジェクトロッド8に取り付けられ、かつ図2に示すように制御ロッドに設けられた楕円形の通路52を通過するピン形状の支持部材50によって支持されている。ピン50は、軸10の方向に沿って摺動に対応し、両方のロッド8、46との間の相対変位の間に楕円形の通路52内摺動することができる。
イジェクトロッド46の底部54は、より先細(tapered)であり、円筒形状と円形の断面を有している。底端部54は、クリップの間に規定された空間60まで貫通する中空本体内に設けられたボア(bore)58内に入る。
底端部54とイジェクトロッド46の高部との間の形状変化において、これは、下方に向けた肩部66であって、ボア58の中で、クリップ20上に設けられた肩部68と離れて対向している肩部66を規定している。復元ばね(return spring)64は、これらの2つの肩部66、68の間に支持されながら収容されていて、外側に位置する制御ロッド8に対して、イジェクトロッド46に対する高い位置に復元ばねを構成している。この圧縮ばね64によって発生された復元力により、イジェクトロッド46制御ロッド8に対して高い位置を効果的にとり、図1に示されるように、高い停止は、制御ボタン12の底端部上の制御ロッド8を取り囲むイジェクトボタンを押すことにより行われる。このような停止は、代替的に、制御ロッドに横方向に設けられた楕円形の通路52の上端部上ピン50を押すことによって行われることができる
図5〜8を参照して、ピペット1の動作について説明する。
まず、ハンドル2を介してピペットを握っている操作者は、「ラック(rack)」とも呼ばれる、好ましくはケースに配置されたキャピラリー・ピストンアイテム組立体84のキャピラリー80の中に先端部6を係合する。ピペットに垂直圧力を下向きに加えることによって、操作者は従来の空気置換式ピペットの先端部にキャピラリーまたは従来のコーン(cone)を装着するように、先端部6上にキャピラリー80の装着を達成する。この取り付けの様子(sleeving)は、図5に模式的に示されている。
次いで、図6に示されるように、操作者は、制御ボタン12を押下して、低い位置に制御ロッド及びクリップをもたらす。この変位の目的は、クリップ24の中への組立体84のピストン82の頂端部86の導入を引き起こすとである。このピストン導入は、以下に詳述する。
ばね42の復元力に対抗しながらロッド8が降下している間、クリップあごの面取り端部36はピストン82の頂端部86に接触し始めており、クリップあご部は、すでに行われていない場合、それに応じてキャピラリー80の中の低い位置に押し出されている。この低い位置は、ピストン82の頂端部86の下に位置するフランジ(flange)90が、キャピラリー80の内側における対応する肩部92に当接している時に、到達される。
下降が進むにつれて、あご36は、これらのあごの面取り部36に対して支持しているピストン86の頂端部によって半径方向外側に付勢されるこのことは、あご部がお互いに離れて移動させることを引き起こし、この互いに離れた移動は、これらのあごを取り囲む螺旋状のばね32の張力によって可能であり、先端部6内の十分な内径により許される。そのうえ、この下降中、あごの低い部分は、これらのあご部がより半径方向外側に変形されることを可能にするように、先端部6から突出するように意図されている。
あご互いから離れて移動され且つ制御ロッドの下降が進むとき、これは、これらのあごによって規定された空間60内にピストンの頂端部86を徐々に導入することを引き起こす。その導入は、図6に示されるように、あご部の面取り端部36がピストンのフランジ90に当接して、次に、肩部92に対して当接したときに終了する。クリップ20がその結果、第2の肩部44と肩部40との間の接触により低部4の低い停止にあるので、この位置は、上記の全て、制御ロッドとこの制御ロッドに対して支持しているクリップの低い位置に対応する。この段階において、ばね42が、第1の肩部38と肩部40との間で最大に圧縮される。
この工程終わりにおいて、ピストンは、キャピラリーにおける低停止位置(low stop position)に位置している。それ故に、サンプリング処理を簡略化するために、試料がサンプリングされるまで、制御ロッド8は低い位置に保持されており、試料がサンプリングされる間に、制御ロッド8が液体吸引を引き起こすためにピストンを上昇させている。
液体試料の分注は、次に、ピストンを把持するために実行されるものと同一の方法で、その制御ボタン12を介して制御ロッドを変位させることにより行われる。実際に、ストロークは、制御ロッド8を、図6に示される第2の肩部44と肩部40との間の接触まで低い位置に至らせるのと同じである。
最後に、アイテム組立体(item assembly)84のイジェクトは、その操作ボタン48によって作動されるイジェクトロッド46を用いて行われる。
復元ばね64の剛性は、第1のストローク中にこのばね圧縮されず、変位したイジェクトロッド46が、それと一緒に制御ロッド8を駆動するようになる。この段階は、概略的に図7に表されている。
制御ロッド8が変位され且つクリップ20が第2の肩部44と肩部40との停止の手段によって並進的に停止されたとき、そして、ボタン48が下方に作動され続け、それからイジェクトロッドの第2のストロークが発生しており、第2のストロークの間、一定のままである、ロッド8に対してロッド46の相対変位がある。これは、イジェクトロッド46の底端部54がピストン82の頂端部86に接触している状態に至る結果となり、次に、当該ピストンのこの同じ頂端部にイジェクト成果を及ぼす結果となる。イジェクトロッド46は、このようにピストン82を追い出し、図8に概略的に表されているように、そのフランジ90を介して支持することによって、アイテム組立体84がイジェクトされるまで、ピストン82と一緒にキャピラリー80を駆動させる。これに関して、イジェクトロッド46の端部54の形状は、中心合わせで、両方の部品の間の接触を助長するように、ピストン82の頂端部86にぴったりと装着するように最適化することができる。
当然、ちょうど記載された唯一の限定的な実施形態だけでなく、当業者によって様々な変更を行うことができる。
1・・・容積移送式サンプリングピペット
8・・・制御ロッド
16・・・底端部
20・・・把持装置
46・・・イジェクトロッド
54・・・底端部
82・・・ピストン
84・・・キャピラリー・ピストン組立体
86・・・頂端部

Claims (14)

  1. 容積移送式サンプリングピペット(1)であって、
    制御ロッド(control rod)(8)を備え、前記制御ロッド(8)の底端部(16)が、ピペットと協働するように意図されたキャピラリー・ピストン組立体(capillary−piston assembly)(84)に属しているピストン(82)の頂端部(86)を把持するための把持装置(20)の変位を制御する容積移送式サンプリングピペット(1)において
    前記キャピラリー・ピストン組立体をイジェクトするためのイジェクトロッド(46)を備え、
    前記イジェクトロッド(46)は、前記イジェクトロッド(46)と前記制御ロッド(8)との相対変位中に前記イジェクトロッド(46)の底部(54)が前記把持装置(20)に収容された前記ピストン(82)の頂端部(86)にイジェクト圧力を与えることができるように前記制御ロッド(8)に対して移動可能に取り付けられていることを特徴とする容積移送式サンプリングピペット(1)。
  2. 前記イジェクトロッド(46)が、中空制御ロッド(8)の内部に収容されていることを特徴とする請求項1に記載の容積移送式サンプリングピペット(1)
  3. 前記制御ロッド(8)の頂端部に配置された制御ボタン(12)と、前記イジェクトロッド(46)の頂端部に配置されたイジェクトボタン(48)を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の容積移送式サンプリングピペット(1)
  4. 前記イジェクトボタン(48)が、前記制御ボタン(12)とハンドル成形ピペット本体(handle forming pipette body)(2)との間に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の容積移送式サンプリングピペット(1)
  5. 前記イジェクトボタン(48)は、前記イジェクトロッド(46)に取り付けられた支持部材(support member)(50)であって、前記制御ロッド(8)に設けられた楕円形の通路(52)を通過し、前記楕円形の通路(52)の中で摺動可能である、支持部材によって担持されることを特徴とする請求項4に記載の容積移送式サンプリングピペット(1)
  6. 前記把持装置(20)が、弾性復元手段(32)によって締め付け位置に戻された少なくとも2つのあご(jaws)(26)を有するクリップの形態を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の容積移送式サンプリングピペット(1)
  7. 前記あご(26)に関連付けられた前記弾性復元手段(32)が、前記あご取り囲むことを特徴とする請求項6に記載の容積移送式サンプリングピペット(1)
  8. 前記制御ロッド(8)に対して高い位置へ前記イジェクトロッド(46)を戻す弾性復元手段(64)を備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の容積移送式サンプリングピペット(1)
  9. 前記制御ロッド(8)に対して高い位置へ前記イジェクトロッド(46)を戻す前記弾性復元手段(64)、前記イジェクトボタン(48)を作動させる際に、第1のストロークが、前記弾性復元手段(64)を介して、前記イジェクトロッド(46)とともに前記制御ロッド(8)を駆動することをもたらし、前記制御ロッド(8)の変位が前記第1のストロークの終わりに停止の手段によって並進的に停止されたときに、第2のストロークが前記イジェクトロッド(46)と前記制御ロッド(8)との間の相対変位をもたらし、前記ピストン(82)の前記頂端部(86)に前記イジェクト圧力を引き起こすように設計されることを特徴とする請求項3を介して従属した請求項8に記載の容積移送式サンプリングピペット(1)
  10. 前記第1のストロークの終わりに、停止されている前記制御ロッド(8)が、ピペットの先端部(6)から少なくとも部分的に下方に突出している前記把持装置(20)を配置し、ピペットの先端部(6)の上において前記キャピラリーピストン組立体(84)のキャピラリー(capillary)(80)が装着するように意図されているように設計されていることを特徴とする請求項9に記載の容積移送式サンプリングピペット(1)
  11. 前記制御ロッド(8)に対する肩部(40)が、前記先端部(6)を統合しているピペットの部(4)に配置されていて、前記制御ロッド(8)と前記肩部(40)との間に介在され前記把持装置に設けられた第2の肩部(44)と協働するように設計されていることを特徴とする請求項10に記載の容積移送式サンプリングピペット(1)
  12. サンプリングされる試料の体積を調整するための装置(14)を含むことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の容積移送式サンプリングピペット(1)
  13. キャピラリーピストン組立体(84)のキャピラリー(80)をピペットの先端装着し、低い位置までの制御ロッド(8)の移動中に前記キャピラリー・ピストン組立体のピストンの頂端部(86)をクリップ(20)に導入する工程(a)であって、あご部を互いに離れて移動させるように半径方向外向きに付勢されたあご(26)によって導入が行われ、前記あごに関連した弾性復元手段(32)を変形させることによって、前記互いに離れて移動させることが可能になる、工程(a)と、
    前記制御ロッド(8)を作動させることにより試料をサンプリングし分注する工程(b)と、
    前記イジェクトロッド(46)を作動させることによりキャピラリーピストン組立体(84)をイジェクトする工程(c)との
    以上の連続工程を備える、請求項6に記載の容積移送式サンプリングピペット(1)を用いるピペット操作方法。
  14. 前記工程(a)の終わりにおいて、試料がサンプリングされるまで、前記制御ロッド(8)が位置に維持されていることを特徴とする請求項13に記載のピペット操作方法。
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