JP6150741B2 - パネル材 - Google Patents

パネル材 Download PDF

Info

Publication number
JP6150741B2
JP6150741B2 JP2014032850A JP2014032850A JP6150741B2 JP 6150741 B2 JP6150741 B2 JP 6150741B2 JP 2014032850 A JP2014032850 A JP 2014032850A JP 2014032850 A JP2014032850 A JP 2014032850A JP 6150741 B2 JP6150741 B2 JP 6150741B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
panel material
locking piece
receiving groove
inner groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014032850A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015158078A (ja
Inventor
夏樹 小池
夏樹 小池
Original Assignee
理研軽金属工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 理研軽金属工業株式会社 filed Critical 理研軽金属工業株式会社
Priority to JP2014032850A priority Critical patent/JP6150741B2/ja
Publication of JP2015158078A publication Critical patent/JP2015158078A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6150741B2 publication Critical patent/JP6150741B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Description

この発明は、重ね合わせて運搬することが可能なパネル材に関する。
従来、ビル建築の天井、外壁、内壁等に押出形材からなるパネル材が使用されている。こうしたパネル材は隣接するパネル材と連結できるようになっており、複数のパネル材を互いに連結していくことで壁面や天井を完成していくようになっている。例えば特許文献1に記載されているように、スパンドレル形材の一側に、隣接するスパンドレル形材の嵌入縁を嵌合する嵌合部を形成し、他側に、隣接するスパンドレル形材の嵌合部に嵌入する嵌入縁を形成したものが知られている。
こうしたパネル材を運搬する際には、2枚のパネル材の裏面同士を対向させて重ね合わせて運搬するのが便利である。すなわち、重ね合わせることで一回の運搬で2枚のパネル材を運搬できるし、裏面の凹凸を互いに係合させて運搬できるので運搬中にパネル材が滑って落下することを防止できる。
特開平10−159240号公報
しかし、上記した従来の構造では、2枚のパネル材の裏面同士を対向させて重ね合わせて運搬した際に一方のパネル材の突出片が他方のパネル材の係合部の裏側に入り込んでしまい、現場で作業しようとしたときに一方のパネル材が他方のパネル材から容易に抜けなくなってしまうという問題があった。こうしたパネル材は一般的に長尺であるため、一度入り込んでしまうと引き抜く作業に手間がかかり、作業性に悪影響を与えることとなる。また、引き抜く際にパネル材が傷付くなどのトラブルも発生しやすくなる。
そこで、本発明は、隣接するパネル材に接続可能な押出形材からなるパネル材において、2枚のパネル材の裏面同士を対向させて重ね合わせて運搬した場合でも、一方のパネル材が他方のパネル材の裏側に入り込まないようにしたパネル材を提供することを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
請求項1記載の発明は、化粧面を備えた平面部と、前記平面部の一方の端部に形成された第1の接続部と、前記平面部の他方の端部に形成された第2の接続部と、を備えた押出形材からなるパネル材であって、前記第1の接続部と前記第2の接続部とを接続することで隣り合うパネル材を接続可能に形成され、前記第1の接続部は、側方に突出した係止片を備え、前記第2の接続部は、隣接するパネル材の前記係止片を挿入可能なコ字形の受溝を備えるとともに、前記受溝よりも化粧面側において前記受溝の反対方向に開口する内溝を備え、2枚のパネル材の裏面同士を対向させて重ね合わせたときに、一方のパネル材の前記内溝に他方のパネル材の前記係止片が入り込まないようにするための進入防止手段を設け、前記進入防止手段は、前記内溝の入口に設けられた突起であることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、上記した請求項に記載の発明の特徴点に加え、2枚のパネル材の裏面同士を対向させて上下に重ね合わせたときに、互いの前記係止片が相手側の前記突起に当接することを特徴とする。
請求項1に記載の発明は上記の通りであり、2枚のパネル材の裏面同士を対向させて重ね合わせたときに、一方のパネル材の内溝に他方のパネル材の係止片が入り込まないようにするための進入防止手段を設けたので、2枚のパネル材の裏面同士を対向させて重ね合わせて運搬した場合でも、一方のパネル材が他方のパネル材の裏側に入り込まないようにすることができる。
また、記進入防止手段は、前記内溝の入口に設けられた突起であるので、最小限の重量及びコストの増加で、一方のパネル材が他方のパネル材の裏側に入り込まないようにすることができる。
また、請求項に記載の発明は上記の通りであり、2枚のパネル材の裏面同士を対向させて上下に重ね合わせたときに、互いの前記係止片が相手側の前記突起に当接するので、重ね合わせた状態で安定して運搬することができ、運搬時の揺れなどによるガタつきでパネル材に傷がつくことを防止できる。
本実施形態に係るパネル材の外観斜視図である。 本実施形態に係るパネル材の正面図である。 本実施形態に係るパネル材を取り付けた状態の図である。 本実施形態に係るパネル材の裏面同士を対向させて上下に重ね合わせた図である。 本実施形態に係る進入防止手段を説明する一部拡大図である。 本実施形態に係るパネル材の変形例である。 進入防止手段を備えていないパネル材において、一方のパネル材が他方のパネル材の裏側に入り込んだ状態を示す一部拡大図である。
本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。
本実施形態に係るパネル材10は、ビル建築の天井、外壁、内壁等に使用されるアルミニウム製の押出形材からなり、図1及び図2に示すように、化粧面12を備えた平面部11と、前記平面部11の一方の端部に形成された第1の接続部20と、前記平面部11の他方の端部に形成された第2の接続部30と、を備えている。
平面部11は、化粧面12によって天井面や壁面などを形成するものであり、化粧面12が外側に向くように下地材50などに取り付けられる。この平面部11の裏面13にはリブ14が突出形成されており、図3に示すように、パネル材10を下地材50などに取り付けたときにリブ14が下地材50に当接して安定した取り付け状態を維持できるようになっている。
第1の接続部20は、図2に示すように、平面部11の端部から略直角に延設された第1立上部21と、第1立上部21の上端から略直角に延設された係止片22と、を備えている。係止片22は、複数のパネル材10を連続して配置した際に隣接するパネル材10と係合可能に側方に突出して形成されている。なお、この係止片22の先端には、上方に向けて屈折した上向屈折端部23が形成されている。
第2の接続部30は、図2に示すように、平面部11の端部から略直角に延設された第2立上部31と、第2立上部31の上部に形成された受溝32と、を備えている。受溝32は、複数のパネル材10を連続して配置した際に隣接するパネル材10の前記係止片22を挿入するためのものであり、係止片22を挿入する方向を開口させた略コ字形の溝として形成されている。この受溝32は、図2に示すように、第2立上部31の上端から略直角に内方(第1の接続部20の方向)に延びる下壁部33と、下壁部33の端部から略直角に上方に延びる奥壁部34と、奥壁部34の上端から略直角に外方に延びる上壁部35と、によって形成されている。なお、上壁部35の先端部には、下方に向けて屈折した下向屈折端部36が形成されている。
このパネル材10を使用して天井面や壁面を構成する場合には、図3に示すように、下地材50などの表面にパネル材10を固定し、この下地材50に固定したパネル材10に隣接するパネル材10を連結して固定していく。パネル材10を連結する際には、図3に示すように、隣り合うパネル材10の第1の接続部20と第2の接続部30とを接続することで互いに連結する。
この作業を詳しく説明すると、まず最初のパネル材10を下地材50の表面に固定する。具体的には、第2の接続部30の上壁部35を下地材50に当接させ、上壁部35を貫通するようにビス51を下地材50に打ち込んで、最初のパネル材10を下地材50に固定する。このとき、リブ14が下地材50に当接することで取り付けが安定する。次に、隣接するパネル材10の係止片22を、最初のパネル材10の受溝32に奥まで挿入する。係止片22の先端には上向屈折端部23が形成されており、この上向屈折端部23が受溝32の内幅と略等しい幅で形成されているため、係止片22は受溝32によって支持される。係止片22が受溝32によって固定されたら、隣接するパネル材10の上壁部35を貫通するようにビス51を下地材50に打ち込んで、隣接するパネル材10を下地材50に固定する。このような作業をパネル材10の数だけ繰り返せば、隣り合うパネル材10をいくつでも接続することができる。このような接続方法によれば、第1の接続部20が隣接するパネル材10によって支持され、第2の接続部30だけをビス51で固定すればよいので、パネル材10の取り付け作業を簡素化することができる。
ところで、本実施形態に係るパネル材10は、受溝32を形成したことにより受溝32よりも化粧面12側(図2における下側)に内溝37が形成されている。すなわち、図2等に示すように、平面部11と、第2立上部31と、下壁部33と、によって略コ字形の内溝37が形成されている。この内溝37は、第1の接続部20の方向に向けて開口しており、言い換えると、受溝32とは反対方向に向けて開口している。
また、この内溝37の入口には、内溝37の入口を塞ぐように突出した突起38が設けられている。この突起38は、図4及び図5に示すように、2枚のパネル材10の裏面13同士を対向させて重ね合わせたときに、一方のパネル材10の内溝37に他方のパネル材10の係止片22が入り込まないようにするための進入防止手段として機能するものである。
すなわち、パネル材10を運搬する際に、図4に示すように、2枚のパネル材10の裏面13同士を対向させて重ね合わせたとしても、一方のパネル材10の突起38に他方のパネル材10の係止片22の上向屈折端部23が突き当たるので、係止片22が内溝37に入り込むことが防止される。
このような進入防止手段を備えていないパネル材10の場合、図7に示すように、2枚のパネル材10の裏面13同士を対向させて重ね合わせて運搬した際に、係止片22が内溝37に入り込んでしまい、現場で作業しようとしたときに一方のパネル材10が他方のパネル材10から容易に抜けなくなってしまうという問題がある。こうしたパネル材10は一般的に長尺であるため、一度入り込んでしまうと引き抜く作業に手間がかかり、作業性に悪影響を与えることとなっていた。また、引き抜く際にパネル材10が傷付くなどのトラブルも発生しやすくなっていた。
しかしながら、本実施形態によれば、進入防止手段を設けたことにより、2枚のパネル材10の裏面13同士を対向させて重ね合わせて運搬した場合でも、一方のパネル材10が他方のパネル材10の裏側に入り込まないので、上記したような問題が発生しない。
なお、本実施形態においては、突起38が内溝37の開口縁に設けられており、突起38と奥壁部34とが段差なく連続する(係止片22の突き当て面において、突起38と奥壁部34とが面一となる)ようになっている。このため、一方のパネル材10の突起38付近には、係止片22が引っ掛かるような段差が存在せず、運搬時に重ねたパネル材10が引っ掛かって抜けなくなるといったこともない。
また、2枚のパネル材10の裏面13同士を対向させて上下に重ね合わせたときに、互いの係止片22が相手側の突起38に当接するようになっているため、重ね合わせた状態で安定して運搬することができ、運搬時の揺れなどによるガタつきでパネル材10に傷がつくことを防止できるようになっている。
なお、上記した実施形態においては、平面部11の裏面13にリブ14を設ける例について説明したが、これに限らず、図6(a)に示すようなコ字形の凸部15をリブ14の代わりに設けたり、図6(b)に示すようにリブ14を設けないようにしてもよい。
また、上記した実施形態においては、進入防止手段として突起38を設けたが、これに限らず、図6(c)に示すように奥壁部34を延長した壁部39を平面部11まで延設し、この壁部39を進入防止手段としてもよい。
10 パネル材
11 平面部
12 化粧面
13 裏面
14 リブ
15 凸部
20 第1の接続部
21 第1立上部
22 係止片
23 上向屈折端部
30 第2の接続部
31 第2立上部
32 受溝
33 下壁部
34 奥壁部
35 上壁部
36 下向屈折端部
37 内溝
38 突起(進入防止手段)
39 壁部(進入防止手段)
50 下地材
51 ビス

Claims (2)

  1. 化粧面を備えた平面部と、前記平面部の一方の端部に形成された第1の接続部と、前記平面部の他方の端部に形成された第2の接続部と、を備えた押出形材からなるパネル材であって、
    前記第1の接続部と前記第2の接続部とを接続することで隣り合うパネル材を接続可能に形成され、
    前記第1の接続部は、側方に突出した係止片を備え、
    前記第2の接続部は、隣接するパネル材の前記係止片を挿入可能なコ字形の受溝を備えるとともに、前記受溝よりも化粧面側において前記受溝の反対方向に開口する内溝を備え、
    2枚のパネル材の裏面同士を対向させて重ね合わせたときに、一方のパネル材の前記内溝に他方のパネル材の前記係止片が入り込まないようにするための進入防止手段を設け
    前記進入防止手段は、前記内溝の入口に設けられた突起であることを特徴とする、パネル材。
  2. 2枚のパネル材の裏面同士を対向させて上下に重ね合わせたときに、互いの前記係止片が相手側の前記突起に当接することを特徴とする、請求項記載のパネル材。
JP2014032850A 2014-02-24 2014-02-24 パネル材 Active JP6150741B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014032850A JP6150741B2 (ja) 2014-02-24 2014-02-24 パネル材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014032850A JP6150741B2 (ja) 2014-02-24 2014-02-24 パネル材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015158078A JP2015158078A (ja) 2015-09-03
JP6150741B2 true JP6150741B2 (ja) 2017-06-21

Family

ID=54182263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014032850A Active JP6150741B2 (ja) 2014-02-24 2014-02-24 パネル材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6150741B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5712686Y2 (ja) * 1977-01-28 1982-03-13
JPS60105715U (ja) * 1983-12-23 1985-07-18 株式会社クボタ 無機質壁板
JPS61100725U (ja) * 1984-12-10 1986-06-27
JPH06307056A (ja) * 1993-04-23 1994-11-01 Nippon Tetsupan Kk 縦張用建築用外壁材
JP2901559B2 (ja) * 1996-11-29 1999-06-07 澤己 薬師寺 スパンドレル
JP4424548B2 (ja) * 2005-06-14 2010-03-03 理研軽金属工業株式会社 スパンドレル固定構造
JP2010053619A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Megatech Co Ltd 外壁材
JP2010255287A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Kanawa Kogyo:Kk 外装板

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015158078A (ja) 2015-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7621084B2 (en) System for mounting wall panels to a wall structure
US10072687B2 (en) Board interlocking structure
CA2578704C (en) Splicer for siding panel assembly
US20170298635A1 (en) Modular surface covering assembly to cover a bearing surface
US9631365B2 (en) Interlocking wall panels for modular building units
US20140305063A1 (en) Panel for Wall of a Set Building and Thereof Construction Method
EP2415945A2 (en) Flooring article
US9388565B2 (en) Siding and roofing panels and method for mounting same
CA2829410A1 (en) Clips for thin brick wall system
KR102575473B1 (ko) 케이블 트레이 접합부 및 이음매 판 결합 시스템
US8950135B2 (en) Corner assembly for siding and roofing coverings and method for covering a corner using same
JP6150741B2 (ja) パネル材
US20230167645A1 (en) Hollow Building Surface Panel and Building Surface System
KR20200048077A (ko) 설치 및 교체가 용이한 벽 패널 조립체
KR20180133072A (ko) 건축물 지붕 및 내,외벽용 마감재
KR101838527B1 (ko) 외장패널 결합체
JP2016044441A (ja) デッキの幕板取り付け構造
JP6134949B2 (ja) 板張り壁構造及びこれを備えた建物外部構築物
JP4864919B2 (ja) カーテンウオール
KR101949393B1 (ko) 서포트 일체형 빔 구조 지하 차수벽
KR20150003307U (ko) 목재블록 연결장치
JP5055213B2 (ja) 外装パネルと胴縁の取付構造及び取付方法
KR102701688B1 (ko) 클립, 천정 바탕재 및 천정 바탕재 시공 방법
KR102619873B1 (ko) 조립식 욕실의 벽판넬 정렬 조립체
JP2021120503A (ja) 多角形パネルの取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160711

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170404

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6150741

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250