JP6150111B2 - デュアルクラッチトランスミッション - Google Patents

デュアルクラッチトランスミッション Download PDF

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Description

この発明はデュアルクラッチトランスミッションに係り、特にデュアルクラッチトランスミッションのチェーンの潤滑性の向上を図るデュアルクラッチトランスミッションに関するものである。
デュアルクラッチトランスミッションは、エンジンに対して連結されるハウジングと、このハウジングの長手方向で前記エンジンヘの連結部の近傍に配置される隔壁とを備えている。
そして、前記デュアルクラッチトランスミッションは、隔壁を貫通して前記ハウジング内に延びるとともに前記エンジンの回転が入力される入力軸と、この入力軸と一体に回転するとともに前記隔壁の近傍に配置される駆動スプロケットと、この駆動用スプロケットからチェーンを介して駆動される第1及び第2スプロケットと、第1油圧クラッチを介して前記第1スプロケットに連結される第1中間軸と、第2油圧クラッチを介して前記第2スプロケットに連結される第2中間軸と、前記第1及び第2中間軸と平行な出力軸と、前記第1中間軸と前記出力軸との間に配置され、奇数順位の変速段を構成する第1ギヤ群と、前記第2中間軸と前記出力軸との間に配置され、偶数順位の変速段を構成する第2ギヤ群とを備えている。
また、前記デュアルクラッチトランスミッションは、前記第1及び第2油圧クラッチを前記第1及び第2中間軸の軸方向で前記チェーンより前記隔壁の側に配置している。
このとき、前記デュアルクラッチトランスミッションは、前記第1及び第2ギヤ群を、回転自在に配置される駆動歯車と、この駆動歯車に噛み合う従動歯車とによって構成している。
特表2008−544161号公報
ところで、従来の湿式の油圧クラッチを利用しているトランスミッション、例えばデュアルクラッチトランスミッションにおいては、油圧クラッチが回転することにより遠心力でオイルが飛散する構造となっている。
しかし、この飛散したオイルを収集する方策が講じられておらず、このためオイルが潤滑に利用されることはなく、オイルをハウジング内で飛散させているという不都合がある。
この発明は、チェーンを介して回転が伝達される第1及び第2スプロケットを、第1油圧クラッチ及び第2油圧クラッチを介して第1中間軸及び第2中間軸に連結したデュアルクラッチトランスミッションについて、チェーンの潤滑性を向上させることを目的とする。
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、エンジンに対して連結されるハウジングと、このハウジングの長手方向で前記エンジンヘの連結部の近傍に配置される隔壁と、この隔壁を貫通して前記ハウジング内に延びるとともに前記エンジンの回転が入力される入力軸と、この入力軸と一体に回転するとともに前記隔壁の近傍に配置される駆動スプロケットと、この駆動用スプロケットからチェーンを介して駆動される第1及び第2スプロケットと、第1油圧クラッチを介して前記第1スプロケットに連結される第1中間軸と、第2油圧クラッチを介して前記第2スプロケットに連結される第2中間軸と、前記第1及び第2中間軸と平行な出力軸と、前記第1中間軸と前記出力軸との間に配置され、奇数順位の変速段を構成する第1ギヤ群と、前記第2中間軸と前記出力軸との間に配置され、偶数順位の変速段を構成する第2ギヤ群とを備え、前記第1及び第2油圧クラッチを前記第1及び第2中間軸の軸方向で前記チェーンより前記隔壁の側に配置したデュアルクラッチトランスミッションにおいて、前記第1油圧クラッチまたは前記第2油圧クラッチから外部へ飛散するオイルを収集して前記チェーンに導くオイルキャッチプレートを前記隔壁に取り付けるとともに、前記第1中間軸と前記第2中間軸とを前記入力軸よりも高い位置に夫々配置し、前記オイルキャッチプレートを前記チェーンの内周側であり、かつ前記第1油圧クラッチ及び前記第2油圧クラッチの少なくとも一方の下方の空間に配置したことを特徴とする。
この発明によれば、第1油圧クラッチまたは第2液圧クラッチから排出され、かつ遠心力で飛散されるオイルを、隔壁に取り付けたオイルキャッチプレートによって収集し、チェーンに導くことができる。
よって、チェーンを介して回転が伝達される第1及び第2スプロケットを、第1油圧クラッチ及び第2油圧クラッチを介して第1中間軸及び第2中間軸に連結したデュアルクラッチトランスミッションについて、チェーンの潤滑性を向上させることができる。
図1はデュアルクラッチトランスミッションのオイルキャッチプレートの構造を示すハウジング斜視図である。(実施例) 図2はデュアルクラッチトランスミッションの構造図である。(実施例) 図3はデュアルクラッチトランスミッションの斜視図である。(実施例) 図4は図3のIV−IV線による断面図である。(実施例) 図5は図1のV−V線による断面図である。(実施例) 図6は図1のVI矢視図である。(実施例) 図7は油圧クラッチから飛散するオイルの収集状態を説明するデュアルクラッチトランスミッションの内側図である。(実施例)
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
図1〜図7はこの発明の実施例を示すものである。
図2において、1はデュアルクラッチトランスミッションである。
このデュアルクラッチトランスミッション1は、エンジン2に対して連結されるハウジング3を備えている。
そして、このハウジング3の長手方向で前記エンジン2ヘの連結部4の近傍に隔壁5を配置している。
このとき、図2に示す如く、この隔壁5を貫通して前記ハウジング3内に延びるとともに前記エンジン2の回転が、エンジン出力軸6を介して入力される入力軸7と、この入力軸7と一体に回転するとともに前記隔壁5の近傍に配置される駆動スプロケット8と、この駆動用スプロケット8からチェーン9を介して駆動される第1及び第2スプロケット10、11と、第1油圧クラッチ12を介して前記第1スプロケット10に連結される第1中間軸13と、第2油圧クラッチ14を介して前記第2スプロケット11に連結される第2中間軸15と、前記第1及び第2中間軸13、15と平行な出力軸16と、前記第1中間軸13と前記出力軸16との間に配置され、奇数順位の変速段を構成する第1ギヤ群17と、前記第2中間軸15と前記出力軸16との間に配置され、偶数順位の変速段を構成する第2ギヤ群18とを備えている。
つまり、前記第1ギヤ群17は、第1速ギヤ列19、第3速ギヤ列20、第5速ギヤ列21とからなる。
また、前記第2ギヤ群18は、第2速ギヤ列22、第4速ギヤ列23、第6速ギヤ列24とからなるとともに、この第2ギヤ群18を配置する前記第2中間軸15の端部たる前記第6速ギヤ列24の外側には、リバースギヤ列25を配置している。
そして、前記第1ギヤ群17及び前記第2ギヤ群18において、前記第1〜第6ギヤ列19〜24を前記第1及び第2中間軸13、15に回転自在に夫々配置される駆動歯車と、この駆動歯車に噛み合うとともに前記出力軸16に固定される従動歯車とによって構成する。
前記デュアルクラッチトランスミッション1においては、図2に示す如く、第1速ギヤ列19の第1駆動歯車(図示せず)を前記第1中間軸13にワンウェイクラッチ26を介して取り付ける一方、前記第1中間軸13に配置される第1駆動歯車以外の駆動歯車を噛み合いクラッチ(「第1スリーブ」ともいう。)27によって第1中間軸13に選択的に連結可能とし、前記噛み合いクラッチ27をアクチュエータ(図示せず)によって作動させている。
また、前記噛み合いクラッチ27は、図2に示す如く、前記第3速ギヤ列20の第3駆動歯車と前記第5速ギヤ列21の第5駆動歯車との間に配置される第3・第5噛み合いクラッチからなる。
なお、前記第2中間軸15においては、前記第2速ギヤ列22の第2駆動歯車と前記第4速ギヤ列23の第4駆動歯車との間に配置される第2・第4噛み合いクラッチ(「第2スリーブ」ともいう。)28と、前記第6速ギヤ列24の第6駆動歯車と前記リバースギヤ列25のリバース駆動歯車との間に配置される第6・リバース噛み合いクラッチ29とを備えている。
このとき、前記デュアルクラッチトランスミッション1は、図4に示す如く、前記第1及び第2油圧クラッチ12、14を前記第1及び第2中間軸13、15の軸方向で前記チェーン9より前記隔壁5の側に配置している。
尚、図2はデュアルクラッチトランスミッション1の構造を示す図のため、前記第1及び第2油圧クラッチ12、14の位置及びディファレンシャル装置30の位置が図4(実物)とは異なる。
前記デュアルクラッチトランスミッション1の前記出力軸16においては、図2に示す如く、前記リバースギヤ列25から離れる側(図2において右側の軸方向一側)をディファレンシャル装置30に連絡して設ける。
このディファレンシャル装置30は、前記出力軸16に配置されるディファレンシャル駆動歯車31と、このディファレンシャル駆動歯車31に噛み合い、かつ、ディファレンシャル軸(図示せず)に設けられるディファレンシャル従動歯車である終減速ギヤ32とを有し、前記ディファレンシャル装置30は、車軸33を介して駆動輪34に連絡している。
これにより、前記第1中間軸13または前記第2中間軸15からの駆動力は、前記出力軸16に伝達された後に、前記ディファレンシャル装置30を介して前記駆動輪33に伝達される。
そして、上述した各噛み合いクラッチ27、28、29を前記アクチュエータによって夫々作動させ、前記第1駆動歯車26以外の駆動歯車を前記第1中間軸13または前記第2中間軸15に選択的に連結可能としている。
このとき、前記アクチュエータは、バルブボディ(図示せず)を介してオイルポンプ(図示せず)に接続され、このオイルポンプから供給される油圧によって作動される。
ここで、前記エンジン2から前記駆動輪34までの動力の伝達経路を詳細に説明する。
まず、前記エンジン2からの動力は、前記エンジン出力軸6を介して、前記デュアルクラッチトランスミッション1の入力軸7に伝達される。
そして、この入力軸7と一体に回転する前記駆動スプロケット8から、前記チェーン9を介して、第1及び第2スプロケット10、11に動力が夫々伝達される。
前記第1スプロケット10側においては、前記第1油圧クラッチ12を介して前記第1中間軸13に動力が伝達される。
また、前記第2スプロケット11側においては、前記第2油圧クラッチ14を介して前記第2中間軸15に動力が伝達される。
そして、前記第1速ギヤ列19、第3速ギヤ列20、第5速ギヤ列21とからなる、奇数順位の変速段を構成する前記第1ギヤ群17においては、前記ワンウェイクラッチ26または第3・第5噛み合いクラッチからなる前記噛み合いクラッチ27によって、前記第1中間軸13からの動力が前記出力軸16に選択的に伝達される。
更に、前記第2速ギヤ列22、第4速ギヤ列23、第6速ギヤ列24とからなる、偶数順位の変速段を構成する前記第2ギヤ群18においては、前記第2・第4噛み合いクラッチ(「第2スリーブ」ともいう。)28または前記第6・リバース噛み合いクラッチ29によって、前記第2中間軸15からの動力が前記出力軸16に選択的に伝達される。
前記出力軸16に伝達された動力は、前記リバースギヤ列25から離れる側(図2において右側の軸方向一側)に連結する前記ディファレンシャル装置30のディファレンシャル駆動歯車31と、このディファレンシャル駆動歯車31に噛合するディファレンシャル従動歯車である終減速ギヤ32とを介して車軸33を伝達され、この車軸33を介して前記駆動輪34に伝達される。
次に、前記ワンウェイクラッチ26の動作を追加説明する。
車両が発進する場合に、前記第1中間軸13及び前記第2中間軸15にトルクが入る。
このとき、前記第1中間軸13に配置した前記ワンウェイクラッチ26のエンゲージ(「ロック」ともいう。)機能により前記第1速ギヤ列19の第1駆動歯車が前記第1中間軸13に固定される。
そして、前記第1駆動歯車と噛み合う第1従動歯車から前記出力軸16へ回転が伝達され、前記駆動輪34を駆動する。
また、第2速以上に変速した場合には、ギヤ比の関係で前記出力軸16が第1速時よりも早く回転する。
このとき、前記第1駆動歯車が前記第1中間軸13より早く回転するため、前記ワンウェイクラッチ26のディスエンゲージ(「フリー」ともいう。)機能により前記第1駆動歯車は空転するだけでトルクを伝えない。
前記デュアルクラッチトランスミッション1において、前記第1油圧クラッチ12または前記第2油圧クラッチ14から外部へ飛散するオイルを収集して前記チェーン9に導くオイルキャッチプレート35を前記隔壁5に取り付ける構成とする。
詳述すれば、前記デュアルクラッチトランスミッション1において、前記第1油圧クラッチ12及び前記第2油圧クラッチ14を前記隔壁5の近傍に配置し、この隔壁5の前記第1油圧クラッチ12及び前記第2油圧クラッチ14側に、図1及び図3、図4に示す如く、前記オイルキャッチプレート35を取り付けるものである。
この構造により、前記第1油圧クラッチ12または前記第2油圧クラッチ14から排出され、かつ遠心力で飛散されるオイルを、前記隔壁5に取り付けたオイルキャッチプレート35によって収集し、前記チェーン9に導くことができる。
よって、このチェーン9を介して回転が伝達される第1及び第2スプロケット10、11を、第1油圧クラッチ12及び第2油圧クラッチ14を介して前記第1中間軸13及び前記第2中間軸15に連結した前記デュアルクラッチトランスミッション1について、前記チェーン9の潤滑性を向上させることができる。
また、前記第1中間軸13と前記第2中間軸15とを前記入力軸7よりも高い位置に夫々配置し、前記オイルキャッチプレート35を前記チェーン9の内周側であり、かつ前記第1油圧クラッチ12及び前記第2油圧クラッチ14の少なくとも一方の下方の空間36に配置する構成とする。
つまり、前記第1中間軸13と前記第2中間軸15とを、図3及び図4、図7に示す如く、前記入力軸7よりも高い位置に夫々配置した際に、第1中間軸13及び第2中間軸15の前記第1及び第2スプロケット10、11と入力軸7の前記駆動用スプロケット8とに前記チェーン9を捲回している。
そして、このチェーン9の内周側において、前記第1油圧クラッチ12及び前記第2油圧クラッチ14の少なくとも一方の下方、例えば図7に示す如く、第2油圧クラッチ14の下方に現出される空間36に前記オイルキャッチプレート35を配置するものである。
この構造により、前記オイルキャッチプレート35を前記第1油圧クラッチ12または前記第2油圧クラッチ14の近くに配置でき、第1油圧クラッチ12または第2油圧クラッチ14から飛散するオイルの収集量を増加させることができる。
このため、前記チェーン9に対するオイルの供給量を増加させ、チェーン9の潤滑性を向上できる。
更に、前記オイルキャッチプレート35のオイル収集面37を前記チェーン9の周方向で直線部9Lの長さが最も長い区間に沿わせる構成とする。
つまり、前記オイルキャッチプレート35を形成する際には、図1及び図3、図5〜図7に示す如く、板状部材を長手方向に沿って折曲した後、板状部材の途中部位を幅方向に沿って折曲してL字状形状とし、板状部材の最も長い直線部分に前記オイル収集面37を形成している。
追記すれば、前記板状部材を長手方向に沿って折曲した際に、下方向に突形状、つまり、板状部材の上面に断面V字形状の案内溝形状を現出させるように、前記オイルキャッチプレート35を形成する。
そして、前記チェーン9の内周側において、このチェーン9の直線部9Lに対して、前記オイルキャッチプレート35のオイル収集面37を沿わせるように配置するものである。
この構造により、前記オイルキャッチプレート35のオイル収集面37の長さを長くでき、収集できるオイル量を増加させることができる。
このため、前記チェーン9に対するオイルの供給量を増加させ、チェーン9の潤滑性を向上できる。
更にまた、前記隔壁5は、前記オイルキャッチプレート35の上流端35a側に連結され、前記オイルキャッチプレート35の上流端35aにオイルを導く傾斜部38を有する構成とする。
つまり、前記隔壁5に形成される入力軸用孔部39と車軸用孔部40との間の近傍に前記オイルキャッチプレート35配置する際に、図5及び6に示す如く、入力軸用孔部39側から車軸用孔部40側に向かって適正角度で下方向に傾斜させつつ、前記隔壁5から前記空間36内に突出する前記傾斜部38を形成する。
そして、この傾斜部38の下側端部が前記オイルキャッチプレート35の上流端35a側に連結するように、オイルキャッチプレート35を配置するものである。
この構造により、前記第1油圧クラッチ12または前記第2油圧クラッチ14から飛散するオイルを前記隔壁5に形成した前記傾斜部38により収集し、前記オイルキャッチプレート35の上流端35a側に導くことができる。
このため、前記チェーン9に対するオイルの供給量を増加させ、チェーン9の潤滑性を向上できる。
ここで、前記オイルキャッチプレート35が飛散するオイルを収集する方法について説明する。
前記エンジン2からの動力が、前記エンジン出力軸6を介して、前記デュアルクラッチトランスミッション1の入力軸7に伝達されると、図7に示す如く、この入力軸7に取り付けた前記駆動用スプロケット8から前記チェーン9を介して前記第1及び第2スプロケット10、11が矢印A方向に回転する。
そして、前記第1スプロケット10側においては、前記第1油圧クラッチ12を介して前記第1中間軸13に動力が伝達される一方、前記第2スプロケット11側においては、前記第2油圧クラッチ14を介して前記第2中間軸15に動力が伝達される。
そして、前記第1油圧クラッチ12または前記第2油圧クラッチ14から飛散するオイルを前記オイルキャッチプレート35が収集する。
このとき、このオイルキャッチプレート35は、前記オイル収集面37を前記隔壁5から前記チェーン9の上側へのびる幅に形成しているため、前記第1油圧クラッチ12及び前記第2油圧クラッチ14が前記チェーン9より前記隔壁5の側へ突出していても、収集したオイルを確実にチェーン9の内周面部位に導くことができる。
1 デュアルクラッチトランスミッション
2 エンジン
3 ハウジング
4 連結部
5 隔壁
6 エンジン出力軸
7 入力軸
8 駆動スプロケット
9 チェーン
9L 直線部
10、11 第1及び第2スプロケット
12 第1油圧クラッチ
13 第1中間軸
14 第2油圧クラッチ
15 第2中間軸
16 出力軸
17 第1ギヤ群
18 第2ギヤ群
19 第1速ギヤ列
20 第3速ギヤ列
21 第5速ギヤ列
22 第2速ギヤ列
23 第4速ギヤ列
24 第6速ギヤ列
25 リバースギヤ列
26 ワンウェイクラッチ
27 噛み合いクラッチ(「第1スリーブ」ともいう。)
28 第2・第4噛み合いクラッチ(「第2スリーブ」ともいう。)
29 第6・リバース噛み合いクラッチ
30 ディファレンシャル装置
31 ディファレンシャル駆動歯車
32 終減速ギヤ
33 車軸
34 駆動輪
35 オイルキャッチプレート
35a 上流端
36 空間
37 オイル収集面
38 傾斜部
39 入力軸用孔部
40 車軸用孔部

Claims (3)

  1. エンジンに対して連結されるハウジングと、このハウジングの長手方向で前記エンジンヘの連結部の近傍に配置される隔壁と、この隔壁を貫通して前記ハウジング内に延びるとともに前記エンジンの回転が入力される入力軸と、この入力軸と一体に回転するとともに前記隔壁の近傍に配置される駆動スプロケットと、この駆動用スプロケットからチェーンを介して駆動される第1及び第2スプロケットと、第1油圧クラッチを介して前記第1スプロケットに連結される第1中間軸と、第2油圧クラッチを介して前記第2スプロケットに連結される第2中間軸と、前記第1及び第2中間軸と平行な出力軸と、前記第1中間軸と前記出力軸との間に配置され、奇数順位の変速段を構成する第1ギヤ群と、前記第2中間軸と前記出力軸との間に配置され、偶数順位の変速段を構成する第2ギヤ群とを備え、前記第1及び第2油圧クラッチを前記第1及び第2中間軸の軸方向で前記チェーンより前記隔壁の側に配置したデュアルクラッチトランスミッションにおいて、前記第1油圧クラッチまたは前記第2油圧クラッチから外部へ飛散するオイルを収集して前記チェーンに導くオイルキャッチプレートを前記隔壁に取り付けるとともに、前記第1中間軸と前記第2中間軸とを前記入力軸よりも高い位置に夫々配置し、前記オイルキャッチプレートを前記チェーンの内周側であり、かつ前記第1油圧クラッチ及び前記第2油圧クラッチの少なくとも一方の下方の空間に配置したことを特徴とするデュアルクラッチトランスミッション。
  2. 前記オイルキャッチプレートのオイル収集面を前記チェーンの周方向で直線部の長さが最も長い区間に沿わせたことを特徴とする請求項に記載のデュアルクラッチトランスミッション。
  3. 前記隔壁は、前記オイルキャッチプレートの上流端側に連結され、前記オイルキャッチプレートの上流端にオイルを導く傾斜部を有することを特徴とする請求項1に記載のデュアルクラッチトランスミッション。
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