JP6148265B2 - 学習装置、学習方法、およびプログラム - Google Patents
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これに対し、例えば下記の特許文献1には、分類に有効な特徴量のみを選出し、選出された有効特徴量を使用することにより、学習のための処理時間を短くすることが記載されている。
認識処理により生成された認識結果を修正した修正結果の入力を受け付け、前記認識対象データに前記修正結果を付加した再学習データを作成するステップと、作成した再学習データに含まれる認識対象データに対して認識処理を行った場合に当該認識対象データに付加された修正結果を認識結果として出力するように、前記認識処理の処理パラメータを学習するステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明の一態様は、認識識対象データに対して認識処理を行い、前記認識対象データの評価値としての前記認識対象データの認識結果を生成する認識処理部と、前記認識処理部の処理対象となった認識対象データのうちの一部を抽出し、抽出された認識対象データを含む再学習データを作成する学習制御部と、前記学習制御部により作成された再学習データを含む学習対象データを用いて、前記認識処理部の処理パラメータを学習する学習処理部と、を有し、前記学習制御部は、前記学習処理部により学習に用いられた認識対象データに含まれる情報のうち、前記学習において前記処理パラメータへの寄与が大きい一部分として、前記認識対象データのうち他の部分よりも前記認識処理部により出力される評価値を表す部分を抽出し、抽出した認識対象データに認識結果を付加した再学習データを作成し、前記学習処理部は、前記認識処理部が前記学習制御部により作成された再学習データに含まれる学習対象データに対して認識処理を行った場合に当該学習対象データに付加された認識結果を出力するように、前記認識処理部の処理パラメータを学習する、学習装置である。
本発明の一態様は、認識対象データに対して認識処理を行い、前記認識対象データの認識結果を生成する認識処理部と、前記認識処理部の処理対象となった認識対象データのうちの一部を抽出し、抽出された認識対象データを含む再学習データを作成する学習制御部と、前記学習制御部により作成された再学習データを含む学習対象データを用いて、前記認識処理部の処理パラメータを学習する学習処理部と、を有し、前記学習制御部は、前記認識対象データを任意サイズの部分に分割し、分割した部分を認識対象データとして前記認識処理部により認識させ、その認識結果を前記認識対象データの同一の位置ごとに統計処理することで、前記学習において前記処理パラメータへの寄与が大きい一部分の位置を判定し、前記学習処理部により学習に用いられた認識対象データに含まれる情報のうち、前記判定した一部分を抽出し、抽出した認識対象データに認識結果を付加した再学習データを作成し、前記学習処理部は、前記認識処理部が前記学習制御部により作成された再学習データに含まれる学習対象データに対して認識処理を行った場合に当該学習対象データに付加された認識結果を出力するように、前記認識処理部の処理パラメータを学習する、学習装置である。
本発明の一態様は、認識対象データに対して認識処理を行い、前記認識対象データの評価値としての前記認識対象データの認識結果を生成するステップと、認識処理の処理対象となった認識対象データのうちの一部を抽出し、抽出された認識対象データを含む再学習データを作成するステップと、前記再学習データを含む学習対象データを用いて、認識処理の処理パラメータを学習するステップと、を有し、前記再学習データを作成するステップは、前記認識対象データに含まれる情報のうち、前記学習において前記処理パラメータへの寄与が大きい一部分として、前記認識対象データのうち他の部分よりも前記認識処理部により出力される評価値を表す部分を抽出し、抽出した認識対象データに認識結果を付加した再学習データを作成し、前記学習するステップは、前記作成された再学習データに含まれる学習対象データに対して認識処理を行った場合に当該学習対象データに付加された認識結果を出力するように、前記認識処理の処理パラメータを学習する、学習方法である。
本発明の一態様は、認識対象データに対して認識処理を行い、前記認識対象データの認識結果を生成するステップと、認識処理の処理対象となった認識対象データのうちの一部を抽出し、抽出された認識対象データを含む再学習データを作成するステップと、前記再学習データを含む学習対象データを用いて、認識処理の処理パラメータを学習するステップと、を有し、前記再学習データを作成するステップは、前記認識対象データを任意サイズの部分に分割し、分割した部分を認識対象データとして認識処理により認識させ、その認識結果を前記認識対象データの同一の位置ごとに統計処理することで、前記学習において前記処理パラメータへの寄与が大きい一部分の位置を判定し、前記学習するステップにより学習に用いられた認識対象データに含まれる情報のうち、前記判定した一部分を抽出し、抽出した認識対象データに認識結果を付加した再学習データを作成し、前記学習するステップは、前記作成された再学習データに含まれる学習対象データに対して認識処理を行った場合に当該学習対象データに付加された認識結果を出力するように、前記認識処理の処理パラメータを学習する、学習方法である。
本発明の一態様は、コンピュータに、認識対象データに対して認識処理を行い、前記認識対象データの評価値としての前記認識対象データの認識結果を生成するステップと、認識処理の処理対象となった認識対象データのうちの一部を抽出し、抽出された認識対象データを含む再学習データを作成するステップと、前記再学習データを含む学習対象データを用いて、認識処理の処理パラメータを学習するステップと、を有し、前記再学習データを作成するステップは、前記認識対象データに含まれる情報のうち、前記学習において前記処理パラメータへの寄与が大きい一部分として、前記認識対象データのうち他の部分よりも前記認識処理部により出力される評価値を表す部分を抽出し、抽出した認識対象データに認識結果を付加した再学習データを作成させ、前記学習するステップは、前記作成された再学習データに含まれる学習対象データに対して認識処理を行った場合に当該学習対象データに付加された認識結果を出力するように、前記認識処理の処理パラメータを学習させる、ためのプログラムである。
本発明の一態様は、コンピュータに、認識対象データに対して認識処理を行い、前記認識対象データの認識結果を生成するステップと、認識処理の処理対象となった認識対象データのうちの一部を抽出し、抽出された認識対象データを含む再学習データを作成するステップと、前記再学習データを含む学習対象データを用いて、認識処理の処理パラメータを学習するステップと、を有し、前記再学習データを作成するステップは、前記認識対象データを任意サイズの部分に分割し、分割した部分を認識対象データとして認識処理により認識させ、その認識結果を前記認識対象データの同一の位置ごとに統計処理することで、前記学習において前記処理パラメータへの寄与が大きい一部分の位置を判定し、前記学習するステップにより学習に用いられた認識対象データに含まれる情報のうち、前記判定した一部分を抽出し、抽出した認識対象データに認識結果を付加した再学習データを作成させ、前記学習するステップは、前記作成された再学習データに含まれる学習対象データに対して認識処理を行った場合に当該学習対象データに付加された認識結果を出力するように、前記認識処理の処理パラメータを学習させる、ためのプログラムである。
図1は、本発明を適用した実施形態の画像認識装置1の機能的な構成を示すブロック図である。画像認識装置1は、認識処理の処理パラメータを学習し、認識処理によって画像を認識するものである。画像認識装置1は、画像の認識を行うことにより、認識結果に基づいて画像を分類させることができる。なお、この実施形態の説明は、画像認識装置1が画像を認識するものについて説明する。
画像認識装置1は、ソフトウェアを実行する制御装置および記憶部を有するコンピュータである。画像認識装置1は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサが記憶部(不図示)に記憶されているプログラムを実行することによって機能するソフトウェア機能部である。また、画像認識装置1は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってよい。
また、画像認識装置1において情報を記憶する記憶部(14、32、42、72、74)は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory),ROM(Read Only Memory),またはRAM(Random Access Memory)等により実現される。また、記憶部には、ファームウェアやアプリケーションプログラム等の各種プログラム、各種機能部による処理結果、および外部から取得した情報などが記憶される。
画像変換部12は、学習処理に使用されるサンプル画像の入力を受け付ける。このサンプル画像は、任意の画像であればよい。画像変換部12は、例えば、学習素材としての画像を記憶するサーバ装置等(不図示)から複数のサンプル画像が供給される。なお、画像認識装置1は、随時サンプル画像が供給され、サンプル画像が供給されたことに応じて後述する学習処理を行ってもよい。サンプル画像には、当該サンプル画像の属性情報が付加される。属性情報は、サンプル画像の分類を表すクラスIDであってもよく、サンプル画像の評価を表す情報であってもよい。
クラスIDは、画像の種類を表す。画像の種類は、例えば画像の印象を表す。画像の印象は、例えばミニマル(minimal)調、メランコリー(melancholy)調、HDR(High Dynamic Range)調、またはビンテージ(vintage)調といったものである。また、画像の種類は、例えば画像に含まれるオブジェクトであってもよい。このオブジェクトは、例えば、犬、猫、人、自動車、また自転車等である。
実数値は、例えばサンプル画像を見た人間の感性を表す。本実施形態において、人間の感性は、画像を見たときに直感的に判断される評価値を表す。評価値は、例えばPG12、R−15、R−18のような、情報の閲覧を制限するために指定された値である。
学習画像データベース14に蓄積された学習画像は、学習処理部20に供給され、学習処理部20によって認識処理部30の処理パラメータを学習するために使用される。
認識処理部30は、学習処理部20により得た処理パラメータに基づいて画像の認識処理を行う。認識処理部30は、認識処理によって画像の属性情報を認識結果として得る。認識処理部30は、認識処理がされた画像および当該画像の属性情報を認識結果として認識結果管理部40に出力する。
なお、管理端末60は、画像認識装置1と一体化されたコンピュータにより実現されていてもよく、画像認識装置1とインターネット等の通信回線を介して接続されていてもよい。
属性情報として評価値の算出に畳み込みニューラルネットワークを用いる場合、畳み込みニューラルネットワークは、画像の入力に応じて一次元量である評価値を出力するよう学習される。学習処理部20は、評価値が「1」が付加された学習画像が供給されたことに対し、評価値が「1」の認識結果が得られるように畳み込み層における処理パラメータを更新する。このとき、学習処理部20は、学習画像に付加された評価値と畳み込みニューラルネットワークから出力された評価値との誤差を、ユークリッド誤差等を用いて最小となるように、誤差逆伝搬法を用いて回帰を行う。
学習制御部70は、第1の学習処理において複数の学習対象データから複数の学習対象データ群を設定して学習処理部20に出力し、第2の学習処理において複数の学習対象データから第1の学習処理とは異なる組み合わせで複数の学習対象データ群を設定して学習処理部20に出力する。学習処理部20は、学習制御部70から入力された複数の学習対象データ群のそれぞれに対して1単位の認識処理を行って、1単位の認識処理により得られた認識結果のそれぞれに基づいて、認識処理部30の処理パラメータを学習する。
なお、学習制御部70は、それぞれの繰り返し学習画像群741、742、743のそれぞれに学習画像および再学習データの全てを格納し、学習対象となるデータの順序が異なるようにしてもよい。
学習制御部70は、繰り返し学習データ記憶部74から繰り返し学習画像群741の画像群#1、#2、#3を読み出し、画像群#1、#2、#3のそれぞれを用いて学習処理部20によって1単位ごとに学習処理を実施させる。これにより、学習処理部20は、画像群#1、#2、#3ごとの認識処理が終了する度に、認識処理部30の処理パラメータを学習する。同様に、学習処理部20は、繰り返し学習画像群742の画像群#1、#2、#3および繰り返し学習画像群743の画像群#1、#2、#3のそれぞれを用いて認識処理部30の処理パラメータを学習させる。
補正後の修正結果={(正解値)−(出力値)}×定数+(正解値)
学習制御部70は、修正値と正解値とを比較して、自動的に修正結果を補正してもよい。また、学習制御部70は、ユーザインターフェース部62の操作に基づいて、正解値から遠ざかる方向に修正結果を補正させてもよい。さらに、修正結果の補正は、管理端末60内部で実施してもよく、学習制御部70において実施してもよい。
認識処理部30は、学習画像110に付加された認識結果を得るように処理パラメータが学習される。この学習画像110には、学習において認識処理部30の処理パラメータへの寄与が大きい一部分が含まれる。学習において認識処理部30の処理パラメータへの寄与が大きい一部分とは、認識処理部30により分類される確信度が高い領域、認識処理部30により出力される評価値を最もよく表す領域である。学習制御部70は、学習画像110を学習した畳み込みニューラルネットワークを用いて、学習画像110のうち処理パラメータへの寄与が大きい一部分である画像部分112を判定し、画像部分112を再学習画像114(学習対象データ)として抽出する。
この結果、画像認識装置1によれば、既に学習処理に使用した画像から学習に効率的な領域を抽出して、認識処理部30の処理パラメータの学習精度を高めることができる。すなわち、この画像処理装置1によれば、正しい属性情報が付加された学習済の画像のうち、当該正しい属性情報に合致する属性の画像部分112を抽出することにより高い精度で認識処理に寄与の高い画像を抽出することができる。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
Claims (3)
- 認識対象データに対して認識処理を行い、前記認識対象データの認識結果を生成する認識処理部と、
前記認識処理部の処理対象となった認識対象データのうちの一部を抽出し、抽出された認識対象データを含む再学習データを作成する学習制御部と、
前記学習制御部により作成された再学習データを含む学習対象データを用いて、前記認識処理部の処理パラメータを学習する学習処理部と、を有し、
前記学習制御部は、前記認識対象データを任意サイズの部分に分割し、分割した部分を認識対象データとして前記認識処理部により認識させ、その認識結果を前記認識対象データの同一の位置ごとに統計処理することで、前記学習において前記処理パラメータへの寄与が大きい一部分の位置を判定し、前記学習処理部により学習に用いられた認識対象データに含まれる情報のうち、前記判定した一部分を抽出し、抽出した認識対象データに認識結果を付加した再学習データを作成し、
前記学習処理部は、前記認識処理部が前記学習制御部により作成された再学習データに含まれる学習対象データに対して認識処理を行った場合に当該学習対象データに付加された認識結果を出力するように、前記認識処理部の処理パラメータを学習する、
学習装置。 - 認識対象データに対して認識処理を行い、前記認識対象データの認識結果を生成するステップと、
認識処理の処理対象となった認識対象データのうちの一部を抽出し、抽出された認識対象データを含む再学習データを作成するステップと、
前記再学習データを含む学習対象データを用いて、認識処理の処理パラメータを学習するステップと、を有し、
前記再学習データを作成するステップは、前記認識対象データを任意サイズの部分に分割し、分割した部分を認識対象データとして認識処理により認識させ、その認識結果を前記認識対象データの同一の位置ごとに統計処理することで、前記学習において前記処理パラメータへの寄与が大きい一部分の位置を判定し、前記学習するステップにより学習に用いられた認識対象データに含まれる情報のうち、前記判定した一部分を抽出し、抽出した認識対象データに認識結果を付加した再学習データを作成し、
前記学習するステップは、前記作成された再学習データに含まれる学習対象データに対して認識処理を行った場合に当該学習対象データに付加された認識結果を出力するように、前記認識処理の処理パラメータを学習する、
学習方法。 - コンピュータに、
認識対象データに対して認識処理を行い、前記認識対象データの認識結果を生成するステップと、
認識処理の処理対象となった認識対象データのうちの一部を抽出し、抽出された認識対象データを含む再学習データを作成するステップと、
前記再学習データを含む学習対象データを用いて、認識処理の処理パラメータを学習するステップと、
を実行させ、
前記再学習データを作成するステップは、前記認識対象データを任意サイズの部分に分割し、分割した部分を認識対象データとして認識処理により認識させ、その認識結果を前記認識対象データの同一の位置ごとに統計処理することで、前記学習において前記処理パラメータへの寄与が大きい一部分の位置を判定し、前記学習するステップにより学習に用いられた認識対象データに含まれる情報のうち、前記判定した一部分を抽出し、抽出した認識対象データに認識結果を付加した再学習データを作成させ、
前記学習するステップは、前記作成された再学習データに含まれる学習対象データに対して認識処理を行った場合に当該学習対象データに付加された認識結果を出力するように、前記認識処理の処理パラメータを学習させる、
ためのプログラム。
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