JP6002796B1 - 感性評価装置、感性評価方法、およびプログラム - Google Patents

感性評価装置、感性評価方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】認識結果の修正を精度よく行うことができる感性評価装置、感性評価方法、およびプログラムを提供する。【解決手段】感性評価装置1は、評価対象の画像に対して認識処理を行い、人間の感性で評価可能な一次元量で表現される評価値を認識結果として生成する認識処理部30と、認識処理部30により生成された評価値に基づく表示位置に認識処理部30により認識処理がされた評価対象の画像を配置した評価値修正用画像を表示部に表示させる表示制御部と、表示部により表示された評価対象の画像の評価値を修正した修正値および評価対象の画像を含む修正結果の入力を受け付ける修正入力部と、認識処理部30が評価対象の画像に対して認識処理を行った場合に、評価値の修正を反映するための操作に基づいて認識処理部30の処理パラメータを学習する学習処理部20と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、感性評価装置、感性評価方法、およびプログラムに関する。
従来、撮像画像に対して画像認識を行って画像内に含まれる対象を認識する技術がある。この画像認識技術においては、近年、ニューラルネットワークを多層化したディープラーニング技術を利用して高い精度で対象を認識することが行われている。このディープラーニング技術は、一般的にはニューラルネットワークの入力層と出力層との間の中間層において複数段階に亘って層を重ねることにより高い精度で対象を認識する。このディープラーニング技術において、特に、畳み込みニューラルネットワーク(Convolutional Neural Network;CNN)が、従来の画像特徴量に基づいて対象を認識するよりも高い性能を有することで注目されている。
従来の畳み込みニューラルネットワークによれば、ラベルが付与された認識対象画像を学習し、認識対象画像に含まれる対象を認識する。また、従来の畳み込みニューラルネットワークは、複数のカテゴリを予め設定し、何れかのカテゴリを示すラベルが付与された認識対象画像を学習することで、入力画像が複数のカテゴリのうち何れに分類されるかを認識する手法である。この複数のカテゴリは、入力画像から受ける印象として分類される場合がある。この印象は、ミニマル(minimal)調、メランコリー(melancholy)調、HDR(High Dynamic Range)調、またはビンテージ(vintage)調といったものである。
"Recognizing Image Style", Sergey Karayev, Matthew Trentacoste, Helen Han, Aseem Agarwala, Trevor Darrell, Aaron Hertzmann, Holger Winnemoeller (Submitted on 15 Nov 2013 (v1), last revised 23 Jul 2014 (this version, v3))
上述した画像認識技術において、各カテゴリは完全に独立しており、入力画像は何れかのカテゴリに分類にされる。しかしながら、上述の画像認識技術は、入力画像を見た者が直接的に感じる強さの度合いに基づいて分類することができない可能性がある。例えば、従来の畳み込みニューラルネットワークを利用した認識技術は、予め設定した各カテゴリの何れにも分類されないような入力画像であっても何れかのカテゴリに分類してしまい、入力画像を見た者の直感と大きくはずれている場合があった。また、認識精度を高くするためには、入力画像を参照しながら認識結果を修正して再学習をさせることが有効であるが、精度よく修正作業を実施できない可能性があった。
そこで本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、認識結果の修正を精度よく行うことができる感性評価装置、感性評価方法、およびプログラムを提供することを目的としている。
(1)本発明の一態様は、評価対象の画像に対して認識処理を行い、人間の感性で評価可能な一次元量で表現される評価値を認識結果として生成する認識処理部と、前記認識処理部により生成された評価値に基づく表示位置に前記認識処理部により認識処理がされた評価対象の画像を配置した評価値修正用画像を表示部に表示させ、同じ評価値の評価対象の画像が複数存在する場合、複数の画像は、他の同じ評価値の画像と評価値を表す方向と垂直な方向に一列に並んで表示させる表示制御部と、前記評価値の修正を反映するための操作を受け付ける修正入力部と、前記認識処理部が前記評価対象の画像に対して認識処理を行った場合に、前記修正入力部に入力された修正を反映するための操作に基づいて前記認識処理部の処理パラメータを学習する学習処理部と、を有する感性評価装置である。
また、本発明の一態様は、評価対象の画像に対して認識処理を行い、人間の感性で評価可能な一次元量で表現される評価値を認識結果として生成する認識処理部と、前記認識処理部により生成された評価値に基づく表示位置に前記認識処理部により認識処理がされた評価対象の画像を配置した評価値修正用画像を表示部に表示させる表示制御部と、前記評価値の修正を反映するための操作を受け付ける修正入力部と、前記認識処理部が前記評価対象の画像に対して認識処理を行った場合に、前記修正入力部に入力された修正を反映するための操作に基づいて前記認識処理部の処理パラメータを学習する学習処理部と、を有し、前記表示制御部は、前記修正入力部に入力された修正結果を前記認識結果として出力するように前記認識処理部の処理パラメータを学習した後に前記認識処理部により評価値が修正された画像を評価対象の画像として生成された認識結果を表示させる、感性評価装置である。
また、本発明の一態様は、評価対象の画像に対して認識処理を行い、人間の感性で評価可能な一次元量で表現される評価値を認識結果として生成する認識処理部と、前記認識処理部により生成された評価値に基づく表示位置に前記認識処理部により認識処理がされた評価対象の画像を配置した評価値修正用画像を表示部に表示させる表示制御部と、前記評価値の修正を反映するための操作を受け付ける修正入力部と、前記認識処理部が前記評価対象の画像に対して認識処理を行った場合に、前記修正入力部に入力された修正を反映するための操作に基づいて前記認識処理部の処理パラメータを学習する学習処理部と、を有し、前記評価値修正用画像内の位置と、前記評価値が取り得る範囲のうちの前記評価値の一部の範囲とが予め対応づけられ、前記修正入力部は、前記評価値修正用画像における前記評価対象の画像の位置を変更する操作を受け付けたことに基づいて、前記評価対象の画像の変更された位置に対する前記評価値の範囲を変更する、感性評価装置である。
(2)本発明の一態様は、上述の感性評価装置であって、前記修正入力部は、前記評価値修正用画像における前記評価対象の画像の位置を移動する操作を受け付けたことに応じて、前記評価対象の画像の変更された位置に基づいて評価値を修正する。
(3)本発明の一態様は、上述の感性評価装置であって、前記評価値修正用画像内の位置と、前記評価値が取り得る範囲のうちの前記評価値の一部の範囲とが予め対応づけられ、前記修正入力部は、前記評価値修正用画像における前記評価対象の画像の位置を変更する操作を受け付けたことに基づいて、前記評価対象の画像の変更された位置に対する前記評価値の範囲を変更する。
(4)本発明の一態様は、上述の感性評価装置であって、前記学習処理部は、前記評価値が修正された評価対象の画像のみを含む修正結果、または前記評価値が修正された評価対象の画像および前記評価値が修正されていない評価対象の画像の双方を含む修正結果を用いて、前記認識処理部の処理パラメータを学習する。
(5)本発明の一態様は、上述の感性評価装置であって、前記表示制御部は、前記修正入力部に入力された修正結果を前記認識結果として出力するように前記認識処理部の処理パラメータを学習した後に前記認識処理部により評価値が修正された画像を評価対象の画像として生成された認識結果を表示させる。
(6)本発明の一態様は、評価対象の画像に対して認識処理を行い、人間の感性で評価可能な一次元量で表現される評価値を認識結果として生成するステップと、前記認識結果として生成された評価値に基づく表示位置に、認識処理がされた評価対象の画像を配置した評価値修正用画像を表示部に表示させ、同じ評価値の評価対象の画像が複数存在する場合、複数の画像は、他の同じ評価値の画像と評価値を表す方向と垂直な方向に一列に並んで表示させるステップと、前記評価値の修正を反映するための操作を受け付けるステップと、前記評価対象の画像に対して認識処理を行った場合に、前記評価値の修正を反映するための操作に基づいて前記認識処理の処理パラメータを学習するステップと、を有する感性評価方法である。
(7)本発明の一態様は、コンピュータに、評価対象の画像に対して認識処理を行わせ、人間の感性で評価可能な一次元量で表現される評価値を認識結果として生成させ、前記認識結果として生成された評価値に基づく表示位置に、認識処理がされた評価対象の画像を配置した評価値修正用画像を表示部に表示させ、同じ評価値の評価対象の画像が複数存在する場合、複数の画像は、他の同じ評価値の画像と評価値を表す方向と垂直な方向に一列に並んで表示させ、前記評価値の修正を反映するための操作を受け付けさせ、前記評価対象の画像に対して認識処理を行った場合に、前記評価値の修正を反映するための操作に基づいて前記認識処理の処理パラメータを学習させる、処理を実行させるためのプログラムである。
本発明の一態様によれば、認識結果の修正を精度よく行うことができる。
本発明を適用した感性評価装置1を含むシステムの構成を示すブロック図である。 本発明を適用した感性評価装置1の機能的な構成を示すブロック図である。 本発明を適用した感性評価装置1の学習処理および認識処理を示す図である。 ユーザインターフェース部60の機能的な構成を示すブロック図である。 ユーザインターフェース部60における表示部65に表示させる評価値修正用画像100を説明する図である。 本発明を適用した感性評価装置1の処理手順を示すフローチャートである。 表示領域100Aに表示された画像取得用ボックス200を示す図である。 サムネイル画像位置110にサムネイル画像120を表示させた評価値修正用画像100の一例を示す図である。 評価値修正用画像100におけるサムネイル画像120aがX方向に移動される様子を示す図である。 再度認識処理を実行した結果に基づいてサムネイル画像120を再表示させた評価値修正用画像100の一例を示す図である。 本発明を適用した感性評価装置1における他の評価値修正用画像100を示す図である。 (a)は、評価値修正用画像100の他の一例を示す図であり、(b)は、サムネイル画像位置110に対応する評価値の範囲を変更した後の評価値修正用画像100の一例を示す図である。 サムネイル画像位置110に割り当てる評価値の範囲を変更する他の例を示す図であり、(a)はあるサムネイル画像120を移動させている様子を示し、(b)はサムネイル画像120が移動された結果を示す。 本発明を適用した感性評価装置1における評価値修正用画像100の変形例を示す図である。
以下、本発明を適用した感性評価装置、感性評価方法、およびプログラムを、図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用した感性評価装置1を含むシステム構成を示すブロック図である。感性評価装置1は、評価対象の画像を取得する。このため、感性評価装置1は、ローカル画像記憶部2と、検索サーバ3と接続される。
ローカル画像記憶部2は、インターネット等の外部のネットワークを介することなく感性評価装置1に接続される。ローカル画像記憶部2は、例えば、感性評価装置1の機能を実装したパーソナルコンピュータやイーサネット(登録商標)等のローカルのネットワークを介して感性評価装置1と接続される機器である。ローカル画像記憶部2は、感性評価装置1から供給された画像の選択命令に従って評価対象の画像を感性評価装置1に出力する。
検索サーバ3は、感性評価装置1と外部のネットワークを介して接続される。検索サーバ3は、感性評価装置1から供給された検索キーワードを含む検索命令に従って検索キーワードに合致する画像を取得し、取得した画像を感性評価装置1に送信する。感性評価装置1は、検索サーバ3から送信された画像を評価対象の画像として処理する。
図2は、本発明を適用した感性評価装置1の機能的な構成を示すブロック図である。感性評価装置1は、画像を見た人間の感性に基づいて画像の評価を行うものである。感性評価装置1は、画像の評価を行うことにより、評価結果に基づいて画像を分類させることができる。
感性評価装置1は、学習画像蓄積部10と、学習処理部20と、認識処理部30と、認識結果管理部40と、インターフェース部50と、ユーザインターフェース部60と、学習制御部70とを有する。
感性評価装置1は、ソフトウェアを実行する制御装置および記憶部を有するコンピュータである。感性評価装置1は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサが記憶部(不図示)に記憶されているプログラムを実行することによって機能するソフトウェア機能部である。また、感性評価装置1は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってよい。
また、感性評価装置1において情報を記憶する記憶部(14、32、42、72)は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory),ROM(Read Only Memory),またはRAM(Random Access Memory)等により実現される。また、記憶部には、ファームウェアやアプリケーションプログラム等の各種プログラム、各種機能部による処理結果、インターフェース部50が外部から取得した情報などが記憶される。
学習画像蓄積部10は、画像変換部12と、学習画像データベース14とを有する。
画像変換部12は、サンプル画像の入力を受け付ける。このサンプル画像は、任意の画像であればよい。画像変換部12は、例えば、学習素材としての画像を記憶するサーバ装置等(不図示)から複数のサンプル画像が供給される。なお、感性評価装置1は、随時サンプル画像が供給され、サンプル画像が供給されたことに応じて後述する学習処理を行ってもよい。
サンプル画像には、当該サンプル画像の評価値を示すラベルが付加される。ラベルには、サンプル画像の評価値が含まれる。評価値は、サンプル画像を見た人間の感性を表す。本実施形態において、人間の感性は、例えば、画像を見たときに直感的に判断される危険度を表す。危険度は、例えばPG12、R−15、R−18のような、情報の閲覧を制限するために指定された値である。人間の感性は、危険度に限らず、美しさの度合い、重厚さの度合いなど、画像を見たときに直感的に判断される印象であればよい。
評価値は、本実施形態において、評価値が低い1から2、3、4、5のように段階的に評価値が高くなるよう所定ステップ数の離散値が設定される。なお、評価値は、学習画像に任意の値として付加可能である。さらに、評価値は、認識結果に含まれて、任意の値が出力されうる。
サンプル画像に付加される評価値は、例えば感性評価装置1の管理者の感性により予め複数の段階に設定される。なお、サンプル画像に付加される評価値は、離散値の間の値に設定されたものであってもよい。例えば、1〜5の段階的な評価値のうち、「3」に属する画像が他の危険度と比して多数である場合や「3」に属する画像でも評価値に差がある場合には、「3.5」または「2.5」という危険度を設定してもよい。
さらに、サンプル画像に付加される評価値は、均等の間隔ではなく、異なる間隔であってもよい。サンプル画像に付加される評価値は、例えば、4と5との間隔を大きくしてもよい。
画像変換部12は、サンプル画像を学習処理に適した形式に変換する前処理を行う。画像変換部12は、前処理を施した画像を学習画像として学習画像データベース14に蓄積する。学習画像データベース14には、画像変換部12により変換された画像が学習画像として複数蓄積される。学習画像データベース14は、外部から供給された変換前のサンプル画像、および画像変換部12により変換された学習画像(学習対象データ)を蓄積する。学習画像は、画像に正しい評価値が付加されたデータである。学習画像データベース14は、画像変換部12により変換された学習画像が学習処理部20において学習処理が実行可能なファイルとして記憶される。学習画像データベース14に蓄積された学習画像は、学習処理部20に供給され、学習処理部20によって認識処理部30の処理パラメータを学習するために使用される。
学習処理部20には、学習画像蓄積部10から出力された学習画像が供給されると共に、学習制御部70から再学習データが供給される。学習処理部20は、学習画像または再学習データ、またはそれら両方を用いて認識処理を行い、認識結果を得る。学習処理部20は、学習画像に付加された評価値が認識結果となるように認識処理部30の処理パラメータを学習し、学習結果データを生成する。この学習結果データは、認識処理部30における処理パラメータである。このとき、学習処理部20は、認識処理を行って認識結果の誤差が最小となるように認識処理の処理パラメータとしての結果を学習結果データとして更新を行う。この学習結果は、認識処理部30における学習結果データ記憶部32に記憶される。学習処理部20は、学習結果を得ることに応じて学習結果データ記憶部32における学習結果を更新する。これにより、学習処理部20は、画像変換部12に入力された学習画像または再学習データに付加された評価値を認識結果として出力するように処理を行う。
認識処理部30は、学習結果データ記憶部32を有する。学習結果データ記憶部32における学習結果としての認識処理部30の処理パラメータは、学習処理部20によって更新される。認識処理部30は、学習処理部20により得た処理パラメータに基づいて評価対象の画像の認識処理を行う。認識処理部30は、認識処理によって評価対象の画像の評価値を認識結果として得る。認識処理部30は、認識処理がされた画像および当該画像の評価値を認識結果として認識結果管理部40に出力する。
認識結果管理部40は、認識結果データ記憶部42を有する。認識結果データ記憶部42は、認識処理部30により出力された認識結果を蓄積する。認識結果管理部40は、入力画像の評価値を認識結果としてインターフェース部50に出力して、インターフェース部50により認識結果を出力させる。
認識処理部30には、ローカル画像記憶部2または検索サーバ3から評価対象の画像が供給される。認識処理部30により評価対象の画像に対して認識処理を行った結果は、認識結果データ記憶部42に記憶され、評価対象の画像と共にユーザインターフェース部60に読み込まれる。そして、ユーザインターフェース部60によって認識結果が修正された場合、評価対象の画像は、修正値と共に修正結果として学習制御部70に供給される。修正結果には、修正された評価値(以下、修正値とも記載する。)、および評価対象の画像が含まれる。
学習制御部70は、再学習データ記憶部72を有する。学習制御部70には、インターフェース部50を介してユーザインターフェース部60から出力された修正結果が供給される。学習制御部70は、修正結果を再学習データ記憶部72に記憶させる。再学習データ記憶部72は、再学習データとして修正結果を蓄積する。
インターフェース部50は、ローカル画像記憶部2および検索サーバ3と、感性評価装置1の各部との間で通信を行う通信インターフェースにより実現される。インターフェース部50は、ローカル画像記憶部2および検索サーバ3から認識対象の画像を取得して、認識処理部30に供給する。インターフェース部50は、認識結果を認識結果管理部40から入力して、当該認識結果をユーザインターフェース部60に出力する。インターフェース部50は、ユーザインターフェース部60から修正結果が供給されたことに応じて、修正結果を学習制御部70に出力する。
図3は、本発明を適用した感性評価装置1の学習処理および認識処理を示す図である。学習処理部20には、評価値が付加された学習画像および再学習データが複数供給される。認識処理部30は、例えば、畳み込みニューラルネットワーク(Convolutional Neural Network;CNN)により実現される。畳み込みニューラルネットワークは、中間層としての複数の畳み込み層(フィルタ部)と、出力層とを有する。畳み込み層は、それぞれ、例えば、入力されたデータにフィルタリング(乗算処理)を行い、フィルタリング後の画像(特徴)にバイアス値を加算する。畳み込みニューラルネットワークは、画像データを入力し、中間層によりフィルタ係数に基づくフィルタ処理を行って、出力層により処理済のデータを出力する。フィルタ部は、学習処理部20により生成された学習結果としてのフィルタ係数が設定される。畳み込みニューラルネットワークは、学習画像または再学習データに付加された評価値を出力するようにフィルタ係数が設定される。
なお、学習処理部20による学習手法は、畳み込みニューラルネットワークの処理パラメータの設定であってもよく、その他の機械学習手法でもよく、学習結果データ記憶部32には、学習手法に応じた学習結果が記憶される。認識処理部30は、学習結果データ記憶部32に記憶された学習結果に基づいて認識対象の画像の評価値を得ることとなる。
評価値の算出に畳み込みニューラルネットワークを用いる場合、畳み込みニューラルネットワークは、入力画像に入力に応じて一次元量である評価値を出力するよう学習される。学習処理部20は、評価値が「1」のラベルが付加された評価対象の画像が供給されたことに対し、評価値が「1」の認識結果が得られるように畳み込み層における処理パラメータを更新する。このとき、学習処理部20は、評価対象の画像に付加された評価値と畳み込みニューラルネットワークから出力された評価値との誤差を、ユークリッド誤差等を用いて最小となるように、誤差逆伝搬法を用いて回帰を行う。
ユーザインターフェース部60は、管理者が操作するユーザインターフェース部60を有するコンピュータにより実現される。なお、本実施形態においては、感性評価装置1とインターフェース部50とが異なる端末であると説明するが、感性評価装置1とインターフェース部50は同じ端末であってもよく、ネットワーク経由で接続された機器であってもよい。
図4は、ユーザインターフェース部60の機能的な構成を示すブロック図である。ユーザインターフェース部60は、操作部61と、操作受付部62と、修正入力部63と、表示制御部64と、表示部65とを備える。表示部65は、各種情報を表示する表示ディスプレイである。表示部65は、評価値に基づく表示位置に評価対象の画像を配置した評価値修正用画像を表示させる。表示制御部64は、インターフェース部50から認識結果が供給される。表示制御部64は、認識結果に基づいて、評価値修正用画像を表示部65に表示させるための表示データを生成する。
操作部61は、ユーザによる操作を受け付ける操作デバイスである。操作部61は、操作受付部62に操作信号を出力する。操作部61は、ユーザの評価値の修正を反映させる操作がなされる。このユーザの評価値の修正を反映させるための操作は、評価値の修正を数値で指定する操作ではなく、ユーザの直感的な操作であって、評価値の修正量を直感的に指定可能な操作である。
操作受付部62は、操作部61から出力された操作信号に基づいてユーザの操作を受け付ける。操作受付部62は、ユーザの評価値の修正を反映させる操作に基づく操作信号を、評価値の修正量を表す情報として修正入力部63に出力する。評価値の修正量を表す情報は、例えば、画像の位置情報である。
修正入力部63は、操作受付部62により受け付けられた操作に基づいて、評価値の修正量を表す情報を入力する。具体的には、修正入力部63には、評価値の修正量を表す情報として画像の位置情報が供給され、画像の位置情報に基づいて画像の修正値を求めて表示制御部64に出力する。
表示制御部64は、表示部65に表示させる情報を制御する。表示制御部64は、認識結果がインターフェース部50から供給されたことに応じて評価値修正用画像100を表示部65に表示させる。また、表示制御部64は、修正入力部63により評価値の修正を反映するための操作を受け付けたことに応じて、評価値修正用画像を更新する。具体的には、表示制御部64は、評価値の修正を反映するための操作に基づいて、後述するようにサムネイル画像の位置を修正してもよく、評価値の値を連続的に修正するためのスライダの位置を変更してもよい。
表示制御部64は、修正値、および評価値が修正された評価対象の画像を修正結果としてインターフェース部50に出力する。この修正結果は、インターフェース部50を介して学習制御部70に出力される。また、表示制御部64は、修正結果をインターフェース部50に出力した後、再度認識処理部30により出力された認識結果をインターフェース部50から受信したことに応じて、評価値修正用画像を更新する。
図5は、ユーザインターフェース部60における表示部65に表示させる評価値修正用画像100を説明する図である。評価値修正用画像100は、X方向において評価値を割り当て、評価値に基づくX方向の表示位置に評価対象の画像のサムネイル画像が配列される。なお、本実施形態において、評価値修正用画像100には、評価対象の画像を縮小したサムネイル画像が表示されるとするが、サムネイル画像に限らず、評価対象の画像そのものを表示させてもよく、縮小以外の画像処理を施した画像を表示させてもよい。例えば、表示制御部64は、サムネイル画像に代えて、縮小した場合に視認できない画像を黒点で表示させてもよい。さらに、表示制御部64は、評価対象の画像の評価値に基づいて表示形態を変更してもよい。表示制御部64は、評価値が低い画像を緑の点で表し、評価値が高い画像を赤の点で表し、評価値が中間の画像をグラデーション等の形態で表す。これにより、評価値修正用画像100に含まれる画像が多く、サムネイル画像の縮小率を高くしても、多数の画像の評価値の分布を把握させることができる。
評価値修正用画像100は、表示領域100Aを有する。表示領域100Aは、表示部65の表示画面のうち評価値修正用画像100が占める領域に相当する。表示領域100Aには、サムネイル画像表示領域100Bと評価値表示領域100Cとが含まれる。
サムネイル画像表示領域100Bは、一つのサムネイル画像が格納される表示位置(以下、サムネイル画像位置110と記載する。)がX方向およびY方向の2次元空間に配列させた表示領域である。サムネイル画像位置110には、評価値が取り得る範囲のうちの評価値の一部の範囲が予め割り当てられる。すなわち、X方向にn個のサムネイル画像位置110が配置されると設定された場合、評価値が取り得る範囲をn等分した評価値の範囲が各サムネイル画像位置110に割り当てられる。
サムネイル画像は、評価対象の画像の評価値に対応したX方向のサムネイル画像位置110に表示される。同じ評価値の評価対象の画像が複数存在する場合、複数のサムネイル画像は、他の同じ評価値のサムネイル画像とY方向に一列に並んで表示される。なお、サムネイル画像位置110に割り当てた評価値の範囲のうち、評価値が高いほど、Y方向の上方にサムネイル画像120を配置してもよい。
サムネイル画像のサイズは、予め設定されていてもよく、インターフェース部50により取得して評価値修正用画像100に表示される画像数に基づいて動的に変更してもよい。予め設定されるサムネイル画像のサイズは、例えば、評価値修正用画像100におけるサムネイル画像の視認性や修正作業の効率性などに基づいて設定されてもよい。
評価値表示領域100Cは、X方向においてサムネイル画像位置110に割り当てられた評価値を表す。評価値表示領域100Cは、例えばX方向の+側(図中の右側)ほど高い評価値が高いことを表す。評価値表示領域100Cは、例えば色の濃淡によって評価値の高低を表してもよく、評価値を数字によって表してもよい。なお、本実施形態は、X方向の各サムネイル画像位置110に評価値を割り当てたが、これに限らず、Y方向の各サムネイル画像位置110に評価値を割り当て、評価対象の画像の評価値に基づいてY方向のサムネイル画像位置110ごとにサムネイル画像を配置してもよい。
以下、本発明を適用した感性評価装置1の動作について説明する。図6は、本発明を適用した感性評価装置1の処理手順を示すフローチャートである。
まず、感性評価装置1は、評価対象の画像を取得する(ステップS100)。このとき、ユーザインターフェース部60は、ユーザに評価対象の画像を取得するための操作を促す。図7は、表示領域100Aに表示された画像取得用ボックス200を示す図である。画像取得用ボックス200には、検索ボックス202と、画像選択ボタン204と、開始ボタン206とが含まれる。
ユーザインターフェース部60は、操作受付部62により、操作部61の操作に基づいて検索ボックス202に対する検索キーワードの入力を受け付ける。操作受付部62により受け付けられた検索キーワードは、インターフェース部50を介して、検索命令と共に検索サーバ3に送信される。ユーザインターフェース部60は、操作受付部62により、操作部61の操作に基づいて画像選択ボタン204に対する操作を受け付ける。ユーザインターフェース部60は、ローカル画像記憶部2に記憶された画像を評価対象の画像として取り込む選択命令をインターフェース部50からローカル画像記憶部2に出力させる。ユーザインターフェース部60は、開始ボタン206が操作されたことに応じて、インターフェース部50から検索命令または選択命令を出力させる。これにより、インターフェース部50は、検索命令または選択命令に応じて評価対象の画像を取得し、取得した評価対象の画像を認識処理部30に出力する。
認識処理部30は、インターフェース部50から評価対象の画像が供給されたことに応じて、認識処理を行う(ステップS102)。認識処理部30は、評価対象の画像、および評価対象の画像の評価値を認識結果として認識結果管理部40に出力する。認識結果管理部40に出力された認識結果は、インターフェース部50を介してユーザインターフェース部60に出力される。
ユーザインターフェース部60は、表示制御部64により認識結果を入力する。表示制御部64は、認識結果に含まれる評価値に基づいて評価対象の画像がどのサムネイル画像位置110に対応するかを分類する(ステップS104)。ユーザインターフェース部60は、分類した評価対象の画像のサムネイル画像を評価値に基づくサムネイル画像位置110に表示する評価値修正用画像を表示部65に表示させる(ステップS106)。図8は、サムネイル画像位置110にサムネイル画像120を表示させた評価値修正用画像100の一例を示す図である。表示制御部64は、評価対象の画像の評価値が高いほど、X方向の+側のサムネイル画像位置110に、評価対象の画像のサムネイル画像120を表示させる。また、表示制御部64は、サムネイル画像位置110に割り当てられた評価値の範囲に含まれる評価値の評価対象の画像が複数存在する場合、当該複数の評価対象の画像のサムネイル画像をY方向に配列する。
ユーザインターフェース部60は、操作部61の操作を操作受付部62により受け付けた結果、サムネイル画像120の位置の移動を検出したか否かを判定する(ステップS108)。ユーザインターフェース部60は、サムネイル画像120のX方向における移動が、あるX方向のサムネイル画像位置110から他のX方向のサムネイル画像位置110に移動した場合、サムネイル画像120の位置の移動を検出したと判定する。あるX方向のサムネイル画像位置110から他のX方向のサムネイル画像位置110に移動していない場合、ユーザインターフェース部60は、サムネイル画像120の位置の移動を検出しない。ユーザインターフェース部60は、例えば、同じX方向のサムネイル画像位置110においてサムネイル画像120がY方向に移動された場合には、サムネイル画像120の移動を検出しない。
図9は、評価値修正用画像100におけるサムネイル画像120aがX方向に移動される様子を示す図である。図9に示すように、X方向位置Xaのサムネイル画像120aが選択されて、X方向位置Xbに移動されてサムネイル画像120bとなった場合、ユーザインターフェース部60は、サムネイル画像120の移動を検出する。
ユーザインターフェース部60は、サムネイル画像120のX方向における移動後の位置を判定する(ステップS110)。ユーザインターフェース部60は、図9に示すように、移動後のサムネイル画像120bのX方向における位置Xbを判定する。このとき、ユーザインターフェース部60は、評価値修正用画像100におけるX方向位置に対応した移動後のサムネイル画像120bのX方向における位置Xbを判定する。
ユーザインターフェース部60は、修正入力部63により、移動後のサムネイル画像120bのX方向における位置Xbに基づいて修正値を取得する(ステップS112)。このとき、修正入力部63は、移動後のサムネイル画像120bのX方向における位置Xbに対応するサムネイル画像位置110を認識し、サムネイル画像位置110に割り当てられた評価値の幅の中央値を修正値として認識する。
なお、サムネイル画像120を移動させる操作は、他のサムネイル画像120が存在するX方向の位置に移動させる操作のみならず、X方向において隣接するサムネイル画像120間に隙間を設ける操作であってもよい。これにより、修正入力部63は、隙間が設けられたX方向の距離だけ、サムネイル画像120のX方向位置をずらして修正値を算出する。
ユーザインターフェース部60は、評価値の修正が終了して、修正値に基づいて認識処理部30の処理パラメータを学習する処理を実行するか否かを判定する(ステップS114)。ユーザインターフェース部60は、例えば、メニュー画面における再学習ボタン(不図示)に対して操作部61が操作されたことに応じて学習処理を実行する操作を操作受付部62により受け付けた場合に、学習処理を実行すると判定して、ステップS116以降に処理を進める。ユーザインターフェース部60は、操作受付部62により学習処理を実行する操作を受け付けていない場合、ステップS115に処理を進め、修正を表示して終了するか否かを判定する。ユーザインターフェース部60は、修正された評価値を表示して終了する場合には処理を終了し、そうでない場合にはステップS108に処理を戻して、サムネイル画像120aの移動を受け付ける処理を継続する。ユーザインターフェース部60は、例えば、評価値の修正を受け付けた結果のみを表示して終了するか否かという設定情報を参照してステップS115の判定を実施する。
ユーザインターフェース部60は、学習処理を実行する操作を受け付けたことに応じて、修正値、および評価値が修正された評価対象の画像を修正結果として学習制御部70に出力する。学習制御部70は、修正結果を再学習データとして学習処理部20に出力する。これにより、学習処理部20は、修正結果に基づいて認識処理部30の処理パラメータを学習する(ステップS116)。
ステップS116において、ユーザインターフェース部60は、評価値が修正された評価対象の画像のみを含む修正結果を学習制御部70に出力させる。これにより、ユーザインターフェース部60は、評価対象の画像を認識処理部30に認識処理をさせたときに修正値を認識結果として出力させるように認識処理部30の処理パラメータを学習処理させることができる。また、ユーザインターフェース部60は、評価値が修正された評価対象の画像、および評価値が修正されていない評価対象の画像の双方を含む修正結果を出力させてもよい。これにより、ユーザインターフェース部60は、評価値が修正されていない評価対象の画像を正解の評価値として認識処理部30の処理パラメータを学習処理させることができる。
なお、ユーザインターフェース部60は、図9に示すように、サムネイル画像120を削除する操作を受け付けた場合、削除されたサムネイル画像120に対応する評価対象の画像を修正結果として学習制御部70に出力させないことが望ましい。これにより、認識処理部30の処理パラメータの学習処理において認識精度を低下するような認識結果を削除することができる。
ユーザインターフェース部60は、学習処理が終了したことに応じて、評価値が修正された評価対象の画像を認識処理部30に出力する。これにより、ユーザインターフェース部60は、評価値が修正された評価対象の画像に対して再度認識処理を実行させる(ステップS118)。なお、ユーザインターフェース部60は、評価値が修正された評価対象の画像、および評価値が修正されていない評価対象の画像の双方を認識処理部30に出力して、再度認識処理を実行させてもよい。
ユーザインターフェース部60は、表示制御部64により再度認識処理をした結果として認識結果を入力する。表示制御部64は、認識結果に含まれる評価値に基づいて評価対象の画像がどのサムネイル画像位置110に対応するかを分類する(ステップS120)。ユーザインターフェース部60は、分類した評価対象の画像のサムネイル画像を評価値に基づく位置に表示する評価値修正用画像100を表示部65に表示させる(ステップS122)。図10は、再度認識処理を実行した結果に基づいてサムネイル画像120を再表示させた評価値修正用画像100の一例を示す図である。表示制御部64は、評価値が修正された評価対象の画像のサムネイル画像120dを、再度認識処理がされた結果としての評価値に対応したX方向における位置Xcに表示させる。これにより、ユーザインターフェース部60は、サムネイル画像120を移動させる操作に基づいて評価値を修正させたことに対して、認識処理部30の処理パラメータがどの程度学習されたかをユーザに提示することができる。この結果、感性評価装置1によれば、さらにサムネイル画像120を移動させて、さらに評価値を修正して再度認識処理部30の処理パラメータを学習することができ、さらに認識処理部30の認識精度を高くすることができる。
ユーザインターフェース部60は、評価値の修正を終了させるか否かを判定する(ステップS124)。ユーザインターフェース部60は、例えば、評価値修正用画像100を閉じる操作を受け付けた場合、または、画像取得用ボックス200を表示させる操作を受け付けた場合に、処理を終了させる。一方、ユーザインターフェース部60は、サムネイル画像120を選択または移動させる操作などを受け付けた場合には、ステップS108に処理を戻す。
以上のように、本発明を適用した感性評価装置1によれば、評価値に基づく表示位置に評価対象の画像を配置した評価値修正用画像100を表示させて、評価値を修正させることができる。これにより、感性評価装置1によれば、複数の評価対象の画像のサムネイル画像120の相対的なX方向位置を比較しながら評価値を修正することができる。この結果、感性評価装置1によれば、一枚ずつ評価対象の画像を参照しながら評価値を修正するよりも、認識結果の修正作業を精度よく行うことができる。
また、感性評価装置1によれば、多数の評価対象の画像の評価値を評価値修正用画像100によって閲覧して、認識処理部30における認識処理の特異点を見つけることができ、より認識処理部30の認識精度を高くするように学習処理を行わせることができる。
さらに、感性評価装置1によれば、評価対象の画像が大量に存在する場合であっても、直感的に効率よく修正作業を行うことができ、作業時間を短縮することができる。さらに、感性評価装置1によれば、評価値の修正に迷いが生じるような画像であっても、他のサムネイル画像120を参照して修正することができる。
以下、本発明を適用した感性評価装置1における他の実施形態について説明する。図11は、本発明を適用した感性評価装置1における他の評価値修正用画像100を示す図である。感性評価装置1は、例えば、評価値の取り得る範囲が1〜5とすると、評価値の取り得る範囲を5つのX方向の範囲に区分する。さらに、感性評価装置1は、5つのX方向の範囲に区分したそれぞれの範囲をさらに4つのX方向の範囲に区分して、区分された範囲のそれぞれにサムネイル画像位置110を割り当てる。例えば、評価値が「1」の範囲を、0.00以上であり0.25以下の範囲R1a、0.25より高く0.50以下の範囲R1b、0.50より高く0.75以下の範囲R1c、および0.75より高く1.00以下の範囲R1dの4つの範囲に区分する。それぞれの評価値の範囲R1a、R1b、R1c、およびR1dには、それぞれサムネイル画像位置110が割り当てられる。評価値が2〜5のそれぞれの範囲についても4つの評価値の範囲に区分し、それぞれにサムネイル画像位置110を割り当てる。
ユーザインターフェース部60は、サムネイル画像120を移動させる操作を受け付けたことに対し、移動後のサムネイル画像120bのX方向における位置が何れのサムネイル画像位置110に割り当てた評価値の範囲に含まれるかを判定する。これにより、ユーザインターフェース部60は、移動後のサムネイル画像120bのX方向における位置に対応するサムネイル画像位置110を判定することにより、評価値を0.25単位で修正することができる。
なお、感性評価装置1は、サムネイル画像位置110に割り当てる評価値の範囲を0.25単位とは異なる範囲に割り当ててもよい。また、サムネイル画像位置110に割り当てる評価値の範囲は、評価値修正用画像100におけるX方向の全範囲に亘って一定ではなくてもよい。さらに、感性評価装置1は、評価値の取り得る範囲を1〜5よりも広くするようにサムネイル画像120が移動されたことに対し、評価値の取り得る範囲を1〜5よりも広くなるように修正してもよい。
さらに、本発明を適用した感性評価装置1において、修正入力部63は、評価値修正用画像100におけるサムネイル画像120の位置を変更する操作を受け付けたことに基づいて、サムネイル画像120の変更された位置に対する評価値の範囲を変更してもよい。図12(a)は、評価値修正用画像100の他の一例を示す図であり、図12(b)は、サムネイル画像位置110に対応する評価値の範囲(レンジ)を変更した後の評価値修正用画像100の一例を示す図である。
表示制御部64は、評価対象の画像の評価値に基づいてサムネイル画像120を評価値修正用画像100におけるX方向に配列する。この結果、図12(a)に示すように、特定の評価値の範囲にサムネイル画像120が偏る場合がある。図12(a)に示す評価値修正用画像100は、評価値が「1」の範囲および評価値が「2」の範囲にサムネイル画像120が偏っている。
ユーザインターフェース部60は、操作受付部62によりサムネイル画像120を移動させる操作を受け付けたことに応じて、サムネイル画像位置110に割り当てる評価値の範囲を狭くするように変更する。ユーザインターフェース部60は、例えば図12(a)に示すように、図中点線で示すサムネイル画像120を、評価値の範囲R1aと評価値の範囲R1bとの間の位置(サムネイル画像120#)に移動させる操作を受け付けたことに応じて、図12(b)に示すように、評価値が「1」に割り当てられるX方向の範囲を2倍にする。また、ユーザインターフェース部60は、評価値修正用画像100においてサムネイル画像位置110に割り当てる評価値の範囲を1/2倍にする。さらに、ユーザインターフェース部60は、サムネイル画像120の総数に対して割り当てられているサムネイル画像120の割合が高い評価値が「2」の範囲についても同様に、X方向の範囲を2倍にすると共に、サムネイル画像位置110に割り当てる評価値の範囲を1/2倍にする。
これにより、ユーザインターフェース部60は、図12(b)に示すように、例えば、評価値が「1」の範囲における範囲R1aを、X方向に隣接した2つの範囲R1aおよびR1a#に分割する。この結果、ユーザインターフェース部60は、評価値が「1」の範囲に割り当てるサムネイル画像位置110を8個として、評価値が0〜1の範囲を8等分した評価値の範囲を各サムネイル画像位置110に割り当てる。例えば、図12(a)に示す評価値修正用画像100において、評価値の範囲R1aに0以上0.25以下が割り当てられていた場合、図12(b)に示す評価値修正用画像100において、評価値の範囲R1aに0以上0.125以下の範囲を割り当て、評価値の範囲R1a#に0.125より高く0.25以下の範囲を割り当てる。
なお、ユーザインターフェース部60は、サムネイル画像位置110に割り当てる評価値の範囲を大きくしてもよい。例えば、図12(b)に示す評価値修正用画像100を表示させている場合において、X方向において評価値の範囲R1a#に位置するサムネイル画像120の全てが、X方向において評価値の範囲R1aに移動させる操作を受け付けたとする。この場合、ユーザインターフェース部60は、評価値の範囲R1aとR1a#とを統合して、サムネイル画像位置110に割り当てる評価値の範囲を2倍に変更してもよい。
この感性評価装置1によれば、評価値修正用画像100におけるサムネイル画像120の位置を変更する操作を受け付けたことに基づいて、評価値修正用画像100の位置に対する評価値の範囲を変更する。これにより、感性評価装置1によれば、Y方向において配列された複数のサムネイル画像120を比較して、評価値が異なると判断した場合に、サムネイル画像位置110に割り当てられた評価値の範囲を変更させることができる。この結果、感性評価装置1によれば、より直感的に精度よく評価対象の画像の評価値を修正することができる。
図13は、サムネイル画像位置110に割り当てる評価値の範囲を変更する他の例を示す図である。図13(a)は、評価値が1、2、3、4、および5のいずれかであり、X方向の評価値の範囲を1、2、3、4、および5の5つに区分した評価値修正用画像100を示す。すなわち、評価値が「1」の範囲に配置された複数のサムネイル画像120は、全て評価値が「1」である。
ユーザインターフェース部60は、操作受付部62により、X方向における位置Xdのサムネイル画像120e(評価値:2)を、X方向における位置Xe(120e#)に移動させる操作を受け付けたとする。この操作を受け付けたことに対し、修正入力部63は、評価値「2」の範囲を細分化した値を新たなサムネイル画像120eに割り当ててもよい。このサムネイル画像120eは、評価値「2」の範囲の右端に移動されたので、評価値「2」の範囲を3分割し、3分割した評価値の範囲のうち最も高い評価値(R2c)を割り当てる。また、修正入力部63は、3分割したそれぞれの範囲をサムネイル画像位置110a、110b、および110cに割り当て、その後に移動されたサムネイル画像120に細分化した評価値に修正してもよい。
なお、上述した実施形態においては、サムネイル画像120を移動させることによって評価値を修正させる例について説明したが、評価値を割り当てた軸を修正する操作を受け付けて、軸の所定長さに対する評価値の範囲を修正してもよい。例えば、図11に示した評価値修正用画像100において、評価値が「2」の軸を広げるドラッグ操作を受け付けたことよってY方向の所定長さに対する評価値の範囲を細かくしてもよい。また、評価値が「5」の軸を狭くするドラッグ操作を受け付けたことよってY方向の所定長さに対する評価値の範囲を広くしてもよい。さらに、Y方向における評価値を数値により修正させる操作を受け付けたことによって、Y方向の所定長さに対する評価値の範囲を修正してもよい。
図14は、本発明を適用した感性評価装置1における評価値修正用画像100の変形例を示す図である。評価値修正用画像100には、評価値に基づいてサムネイル画像120を配置させるX方向の軸に加え、評価値に対応したサムネイル画像位置110ごとに配置された複数のサムネイル画像120を他の値に基づいて配置するためのY方向の軸を設定してもよい。すなわち、評価値に基づいてサムネイル画像120をX方向に配列し、サムネイル画像位置110ごとにY方向に配列された複数のサムネイル画像120を他の値に基づいて配列する。他の値は、感性を表す他の値であってもよい。例えば、X方向の評価値を危険度(感性の一例)にした場合、Y方向を危険度とは他の感性を表す値に設定してもよい。また、他の値は、例えば画像の人気数、閲覧数、撮像時刻、更新時刻からの経過時間などの評価対象の画像に関する何らかの値であってもよい。表示制御部64は、認識結果と共に、評価対象の画像に関する値を受信し、受信した評価対象の画像に関する値に基づいてY方向におけるサムネイル画像120の位置を制御する。さらに、感性評価装置1は、X方向およびY方向のみならず、さらに3次元の軸を設けてもよい。
ユーザインターフェース部60は、図14に示すようにY方向の軸を設定してサムネイル画像120を配置させた場合、上述した実施形態と同様に、X方向へサムネイル画像120を移動させる操作に基づいて評価値を修正する。また、ユーザインターフェース部60は、X方向におけるサムネイル画像120の移動と共に、Y方向におけるサムネイル画像120の移動を検出し、Y方向におけるサムネイル画像120の移動量に基づいてY方向に設定された値を修正する。なお、ユーザインターフェース部60は、3次元の軸を設けた場合には、3次元方向の移動量に基づいて3次元の軸のそれぞれに設定された値を修正する。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
また、上述した感性評価装置1の機能を実現するためのコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1…感性評価装置、2…ローカル画像記憶部、3…検索サーバ、10…学習画像蓄積部、12…画像変換部、14…記憶部、20…学習処理部、30…認識処理部、32…学習結果データ記憶部、50…インターフェース部、60…ユーザインターフェース部、61…操作部、62…操作受付部、63…修正入力部、64…表示制御部、65…表示部、72…再学習データ記憶部、100…評価値修正用画像、100B…サムネイル画像表示領域、100C…評価値表示領域、110…サムネイル画像位置、120…サムネイル画像

Claims (9)

  1. 評価対象の画像に対して認識処理を行い、人間の感性で評価可能な一次元量で表現される評価値を認識結果として生成する認識処理部と、
    前記認識処理部により生成された評価値に基づく表示位置に前記認識処理部により認識処理がされた評価対象の画像を配置した評価値修正用画像を表示部に表示させ、同じ評価値の評価対象の画像が複数存在する場合、複数の画像は、他の同じ評価値の画像と評価値を表す方向と垂直な方向に一列に並んで表示させる表示制御部と、
    前記評価値の修正を反映するための操作を受け付ける修正入力部と、
    前記認識処理部が前記評価対象の画像に対して認識処理を行った場合に、前記修正入力部に入力された修正を反映するための操作に基づいて前記認識処理部の処理パラメータを学習する学習処理部と、
    を有する感性評価装置。
  2. 評価対象の画像に対して認識処理を行い、人間の感性で評価可能な一次元量で表現される評価値を認識結果として生成する認識処理部と、
    前記認識処理部により生成された評価値に基づく表示位置に前記認識処理部により認識処理がされた評価対象の画像を配置した評価値修正用画像を表示部に表示させる表示制御部と、
    前記評価値の修正を反映するための操作を受け付ける修正入力部と、
    前記認識処理部が前記評価対象の画像に対して認識処理を行った場合に、前記修正入力部に入力された修正を反映するための操作に基づいて前記認識処理部の処理パラメータを学習する学習処理部と、
    を有し、
    前記表示制御部は、前記修正入力部に入力された修正結果を前記認識結果として出力するように前記認識処理部の処理パラメータを学習した後に前記認識処理部により評価値が修正された画像を評価対象の画像として生成された認識結果を表示させる、
    感性評価装置。
  3. 評価対象の画像に対して認識処理を行い、人間の感性で評価可能な一次元量で表現される評価値を認識結果として生成する認識処理部と、
    前記認識処理部により生成された評価値に基づく表示位置に前記認識処理部により認識処理がされた評価対象の画像を配置した評価値修正用画像を表示部に表示させる表示制御部と、
    前記評価値の修正を反映するための操作を受け付ける修正入力部と、
    前記認識処理部が前記評価対象の画像に対して認識処理を行った場合に、前記修正入力部に入力された修正を反映するための操作に基づいて前記認識処理部の処理パラメータを学習する学習処理部と、
    を有し、
    前記評価値修正用画像内の位置と、前記評価値が取り得る範囲のうちの前記評価値の一部の範囲とが予め対応づけられ、
    前記修正入力部は、前記評価値修正用画像における前記評価対象の画像の位置を変更する操作を受け付けたことに基づいて、前記評価対象の画像の変更された位置に対する前記評価値の範囲を変更する、
    感性評価装置。
  4. 前記修正入力部は、前記評価値修正用画像における前記評価対象の画像の位置を移動する操作を受け付けたことに応じて、前記評価対象の画像の変更された位置に基づいて評価値を修正する、
    請求項1に記載の感性評価装置。
  5. 前記評価値修正用画像内の位置と、前記評価値が取り得る範囲のうちの前記評価値の一部の範囲とが予め対応づけられ、
    前記修正入力部は、前記評価値修正用画像における前記評価対象の画像の位置を変更する操作を受け付けたことに基づいて、前記評価対象の画像の変更された位置に対する前記評価値の範囲を変更する、
    請求項1またはに記載の感性評価装置。
  6. 前記学習処理部は、前記評価値が修正された評価対象の画像のみを含む修正結果、または前記評価値が修正された評価対象の画像および前記評価値が修正されていない評価対象の画像の双方を含む修正結果を用いて、前記認識処理部の処理パラメータを学習する、 請求項1、4、及び5のうちいずれか1項に記載の感性評価装置。
  7. 前記表示制御部は、前記修正入力部に入力された修正結果を前記認識結果として出力するように前記認識処理部の処理パラメータを学習した後に前記認識処理部により評価値が修正された画像を評価対象の画像として生成された認識結果を表示させる、
    請求項1、及び4から6のうちいずれか1項に記載の感性評価装置。
  8. 評価対象の画像に対して認識処理を行い、人間の感性で評価可能な一次元量で表現される評価値を認識結果として生成するステップと、
    前記認識結果として生成された評価値に基づく表示位置に、認識処理がされた評価対象の画像を配置した評価値修正用画像を表示部に表示させ、同じ評価値の評価対象の画像が複数存在する場合、複数の画像は、他の同じ評価値の画像と評価値を表す方向と垂直な方向に一列に並んで表示させるステップと、
    前記評価値の修正を反映するための操作を受け付けるステップと、
    前記評価対象の画像に対して認識処理を行った場合に、前記評価値の修正を反映するための操作に基づいて前記認識処理の処理パラメータを学習するステップと、
    を有する感性評価方法。
  9. コンピュータに、
    評価対象の画像に対して認識処理を行わせ、人間の感性で評価可能な一次元量で表現される評価値を認識結果として生成させ、
    前記認識結果として生成された評価値に基づく表示位置に、認識処理がされた評価対象の画像を配置した評価値修正用画像を表示部に表示させ、同じ評価値の評価対象の画像が複数存在する場合、複数の画像は、他の同じ評価値の画像と評価値を表す方向と垂直な方向に一列に並んで表示させ
    前記評価値の修正を反映するための操作を受け付けさせ、
    前記評価対象の画像に対して認識処理を行った場合に、前記評価値の修正を反映するための操作に基づいて前記認識処理の処理パラメータを学習させる
    処理を実行させるためのプログラム。
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