JP6146777B2 - 開度規制部材、積荷排出補助ユニット、及び積荷排出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ダンプカー等のダンプ式荷台に積載された砂や砂利等の積荷を排出させる際に用いられる開度規制部材、積荷排出補助ユニット、及び積荷排出方法に関する。
従来より、建物の建築現場等において、ダンプカーの荷台に積載された砂等を一輪車等へ移載して所定の場所へ運搬する作業が行われている。そして、ダンプカーから一輪車等への砂等の移載は、作業員が荷台に登りスコップを用いて行うのが一般的であるが、一連の運搬作業を一人で行うことも多く、この場合には、作業員は繰り返し荷台へ登り降りすることとなり、作業効率が悪いことに加え、肉体的負担が大きいという問題があった。
特許文献1には、このような作業員の負担を軽減できる排荷装置が開示されている。この排荷装置は、ダンプカーの後アオリ板に置き換えて装備され、ダンプカーの荷台を後方に傾斜させると、砂等の積荷が排荷装置の流出口から排出されるように構成されている。
登録実用新案公報第3176342号
しかしながら、上述した従来の排荷装置は構造が複雑で、安価に製造することができないという問題があった。また、排荷装置の着脱に伴い後アオリ板も着脱する必要があり、排荷装置の着脱作業が繁雑になるという問題があった。
本発明の目的は、簡単な構造でもって、ダンプ式荷台に積載された砂等の積荷の排出を容易にできる積荷排出補助ユニット及びこれを用いた積荷排出方法を提供することである。
本発明の他の目的は、簡単な構造でもって、ダンプ式荷台のアオリ板の開度を規制できる開度規制部材を提供することである。
本発明の請求項1に記載の開度規制部材は、ダンプ式の荷台が傾斜された際におけるアオリ板の開度を規制するための開度規制部材であって、前記荷台の底面に当接する第1当接部と、前記アオリ板に対向する第2当接部と、前記アオリ板を挟んで前記第2当接部と対向する第3当接部と、を有し、前記荷台が傾斜された際に、前記第1当接部が前記荷台の底面に当接し、前記第2当接部が前記アオリ板の内側上端部に当接し、前記第3当接部が前記アオリ板の外側下端部に当接することにより、前記アオリ板の開度を規制することを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の開度規制部材は、前記第1当接部及び前記第2当接部を有するガイド部材を備え、前記ガイド部材は、前記ガイド部材の後端と前記荷台の一方の側板との間に所定の間隔が設けられるように、前記荷台の他方の側板から後方に向かって内側へ傾斜して配置されることを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の開度規制部材は、前記ガイド部材に着脱自在に装着される規制部材を更に備え、前記第3当接部は前記規制部材に設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項4に記載の開度規制部材は、前記ガイド部材の前端部には係止部材が設けられ、前記係止部材は前記他方の側板の上端に係止されることを特徴とする。
本発明の請求項5に記載の開度規制部材は、前記アオリ板の下端部に当接して、前記第3当接部が前記アオリ板に対して浮き上がるのを規制する抜止手段を更に備えることを特徴とする。
本発明の請求項6に記載の積荷排出補助ユニットは、ダンプ式の荷台に取り付けられて使用される積荷排出補助ユニットであって、前記荷台の内部空間を、後方領域の幅寸法が後方に向かって漸減する積載空間と、非積載空間と、へ区画する区画手段と、前記荷台が傾斜された際におけるアオリ板の開度を規制するための開度規制部材と、を備え、前記開度規制部材は、前記荷台の底面に当接する第1当接部と、前記アオリ板に対向する第2当接部と、前記アオリ板を挟んで前記第2当接部と対向する第3当接部とを備え、前記積載空間に積載された積荷は、前記荷台が傾斜した状態で、前記荷台の底板と前記アオリ板との間に規定された排出口を介して排出され、前記排出口は前記積載空間に連通することを特徴とする。
本発明の請求項7に記載の積荷排出補助ユニットは、前記開度規制部材は、前記荷台が傾斜された際に、前記第1当接部が前記荷台の底面に当接し、前記第2当接部が前記アオリ板の内側上端部に当接し、前記第3当接部が前記アオリ板の外側下端部に当接することにより、前記アオリ板の開度を規制することを特徴とする。
本発明の請求項8に記載の積荷排出補助ユニットは、前記区画手段はガイド部材から構成され、前記ガイド部材は、前記ガイド部材の後端と前記荷台の一方の側板との間に所定の間隔が設けられるように、前記荷台の他方の側板から後方に向かって内側へ傾斜して配置されることを特徴とする。
本発明の請求項9に記載の積荷排出補助ユニットは、前記区画手段は一対のガイド部材から構成され、前記一対のガイド部材のうち、一方のガイド部材は前記荷台の一方の側板から後方に向かって内側へ傾斜して配置され、他方のガイド部材は前記荷台の他方の側板から後方に向かって内側へ傾斜して配置され、前記一方のガイド部材の後端と前記他方のガイド部材の後端との間には所定の間隔が設けられ、前記排出口は、前記一方のガイド部材の後端と前記他方のガイド部材の後端との間に規定されることを特徴とする。
本発明の請求項10に記載の積荷排出方法は、ダンプ式の荷台に設けられた積載空間に積載された積荷を排出する積荷排出方法であって、前記荷台に開度規制部材を設置する工程と、前記荷台を傾斜させてアオリ板を開くことにより、前記荷台の底板と前記アオリ板との間に隙間を開ける工程と、前記積載空間に積載された積荷を前記隙間から排出させる工程と、を含み、前記荷台の内部空間は、区画手段によって非積載空間と前記積載空間とへ区画され、前記積載空間は、その後方領域の幅寸法が後方に向かって漸減し、前記開度規制部材は、前記荷台の底面に当接する第1当接部と、前記アオリ板に対向する第2当接部と、前記アオリ板を介して前記第2当接部と対向する第3当接部と、を有し、前記荷台が傾斜した際に、前記第1当接部が前記荷台の底面に当接し、前記第2当接部が前記アオリ板の内側上端部に当接し、前記第3当接部が前記アオリ板の外側下端部と当接することにより、前記アオリ板の開度を規制するように構成されていることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の開度規制部材によれば、ダンプ式の荷台が傾斜された際に、第1当接部が荷台の底面に当接し、第2当接部がアオリ板の内側上端部に当接し、第3当接部がアオリ板の外側下端部に当接することにより、アオリ板の開度を規制するので、簡単な構成でもってアオリ板の開度を規制することができる。また、このようにアオリ板の開度を規制することにより、荷台が傾斜した際にアオリ板が大きく開きすぎて、荷台の積荷が一度に勢いよく排出されてしまうのを防止できる。
なお、本発明におけるダンプ式の荷台は、ダンプカーに用いられるものに限定されず、荷台を傾斜させてアオリ板を自重により開放させるタイプの荷台であれば、ダンプカー以外の構造体に搭載されるものであってもよい。また、本発明においては、アオリ板が設けられている側を後側として定義する。
本発明の請求項2に記載の開度規制部材によれば、ガイド部材は、その後端と荷台の一方の側板との間に所定の間隔が設けられるように、荷台の他方の側板から後方に向かって内側へ傾斜して配置されるので、荷台の内部空間が積載空間と非積載空間へと区画され、また、積載空間の後部領域においては、その幅寸法が後方に向かって漸減するように規定される。従って、荷台を後方に傾斜させると、積載空間に積載された積荷は荷台の底板とアオリ板との間に設けられた排出口を介して排出されるので、作業者は荷台に登らなくても、この排出口から積荷を下方に落とすようにして運搬具へ積荷を排出・移載させることができ、積荷の排出作業を効率良く行うことができる。また、積載空間は、区画手段によって後部幅寸法が後方に向かって漸減するように規定されるので、積荷を効率良く排出口へ導くことができる。
本発明の請求項3に記載の開度規制部材によれば、第3当接部を有する規制部材はガイド部材に着脱自在に装着されるので、ダンプカーの走行時等には規制部材を外しておくことができる。よって、荷台から規制部材がはみ出した状態でダンプカー等を走行する必要がなく、走行時における安全性を確保できる。
本発明の請求項4に記載の開度規制部材によれば、ガイド部材の前端部には係止部材が設けられ、係止部材は他方の側板の上端に係止されるので、ガイド部材と他方の側板とを係止部材を介して連結させることができ、これによりガイド部材を他方の側板に安定して支持させることができる。
本発明の請求項5に記載の開度規制部材によれば、アオリ板の下端部に当接する抜止手段を備えるので、第3当接部ひいては開度規制部材全体がアオリ板から浮き上がるのを防止でき、開度規制部材がアオリ板から外れるのを防止でき、開度規制部材を安全に利用することができる。
本発明の請求項6に記載の積荷排出補助ユニットによれば、積載空間に積載された積荷は荷台の底板とアオリ板との間に設けられた排出口を介して排出されるので、作業者は荷台に登らなくても、この排出口から積荷を下方に落とすようにして運搬具へ積荷を排出・移載させることができ、積荷の排出作業を効率良く行うことができる。また、積載空間は、区画手段によって後部幅寸法が後方に向かって漸減するように規定されるので、積荷を効率良く排出口へ導くことができる。更に、開度規制部材は、荷台が傾斜された際におけるアオリ板の開度を規制するため、荷台が傾斜された際にアオリ板が全開となり、区画手段が落下するのを防止できる。
本発明の請求項7に記載の積荷排出補助ユニットによれば、開度規制部材は、荷台が傾斜された際に、第1当接部が荷台の底面に当接し、第2当接部がアオリ板の内側上端部に当接し、第3当接部がアオリ板の外側下端部に当接することにより、アオリ板の開度を規制するため、簡単な構成でもってアオリ板の開度を規制することができる。
本発明の請求項8に記載の積荷排出補助ユニットによれば、区画手段はガイド部材から構成され、ガイド部材は、ガイド部材の後端と荷台の一方の側板との間に所定の間隔が設けられるように、荷台の他方の側板から後方に向かって内側へ傾斜して配置されるため、簡単な構成でもって荷台の内部空間を積載空間と非積載空間へと区画することができ、またガイド部材の着脱も容易に行うことができる。
本発明の請求項9に記載の積荷排出補助ユニットによれば、区画手段は一対のガイド部材から構成され、一方のガイド部材は荷台の一方の側板から後方に向かって内側へ傾斜して配置され、他方のガイド部材は荷台の他方の側板から後方に向かって内側へ傾斜して配置されるので、簡単な構成でもって荷台の内部空間を積載空間と非積載空間へと区画することができ、またガイド部材の着脱も容易に行うことができる。
本発明の請求項10に記載の積荷排出補助ユニットによれば、積載空間に連通する隙間を荷台の底板とアオリ板との間に設け、積載空間に積載された積荷をこの隙間から排出させるので、作業者は荷台に登ることなく、積荷の排出作業を効率良く行うことができる。また、開度規制部材は、荷台が傾斜した際に、アオリ板の開度を規制するので、隙間の下方に運搬具を配置するためのスペースを確保することができる。
本発明の第1実施形態に係る積荷排出補助ユニットを装備した荷台が傾斜姿勢に維持された状態のダンプカーを示す概略斜視図。 図1に示すダンプカーを運搬具と共に示す概略後面図。 図1に示す積荷排出補助ユニットが備えるガイド部材を示す斜視図。 図1に示す積荷排出補助ユニットが備える開度規制部材を示す斜視図。 図4に示す開度規制部材が設置された荷台が水平に保たれた状態を示す要部断面図。 図4に示す開度規制部材が設置された荷台を傾斜させた状態を示す要部断面図。 本発明の第2実施形態に係る積荷排出補助ユニットを装備した荷台が傾斜姿勢に維持された状態を示す概略後面図。 本発明の第3実施形態に係る積荷排出補助ユニットを装備した荷台が傾斜姿勢に維持された状態を示す概略後面図。 図8の積荷排出補助ユニットが備える一対のガイド部材と連結部材とを示す分解斜視図。 本発明の第4実施形態に係る開度規制部材を示す側面図。 図10に示す開度規制部材の要部分解拡大図。 図10に示す開度規制部材の使用状態を示す側面図。 本発明の第4実施形態に係る開度規制部材の変形例を示す図であって、(a)は側面図、(b)は分解斜視図。 本発明の第4実施形態に係る開度規制部材の他の変形例を示す側面図。 本発明の第4実施形態に係る開度規制部材の更なる変形例を示す側面図。 本発明の第5実施形態に係る開度規制部材を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は荷台に設置した状態を示す側面図、(c)は(b)の状態から荷台を傾斜させた状態を示す側面図。 本発明の第6実施形態に係る開度規制部材を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は分解斜視図。 図17に示す開度規制部材の使用方法を示す側面図であって、(a)は開度規制部材の支持部材を荷台に設置して荷台を傾斜させた状態を示す図、(b)は(a)の支持部材に鉤状部材を連結させた状態を示す図。 本発明の第7実施形態に係る開度規制部材を装備した荷台が傾斜姿勢に維持された状態のダンプカーを示す概略斜視図。 本発明の8実施形態に係る開度規制部材を装備した荷台が傾斜姿勢に維持された状態のダンプカーを示す概略斜視図。 図20に示す開度規制部材の分解斜視図。 本発明に係るガイド部材の変形例を示す側面図。 本発明に係る開度規制部材の変形例を示す斜視図。 本発明に係る一対のガイド部材の連結方法の変形例を示す斜視図。 本発明に係る一対のガイド部材の連結方法の他の変形例を示す斜視図。 本発明に係る開度規制部材の他の変形例を示す分解斜視図。 本発明に係る開度規制部材の他の変形例を示す斜視図。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る積荷排出補助ユニット1について説明する。図1及び図2を参照して、本実施形態に係る積荷排出補助ユニット1は、ダンプカーD等に用いられるダンプ式の荷台9に取り付けられて使用されるものであって、区画手段としてのガイド部材2と、1又は複数(図1の例では2個)の開度規制部材4とを備える。ガイド部材2及び開度規制部材4は十分な剛性を有すればその素材に制限はなく、木製又は鋼製であってもよく、或いはアクリル樹脂やABS樹脂等の合成樹脂から構成してもよい。荷台9は左右一対の側板91,91(左側板91L,右側板91R)と荷台9の後部に設けられたアオリ板92とを備え、ガイド部材2は、その後端が荷台9の一方の側板91(図1の例では左側板91L)から所定距離L1だけ離隔するように、他方の側板91(図1の例では右側板91R)とアオリ板92との間に斜めに掛け渡される。これにより、荷台9の内部空間は、後方領域の幅寸法が後方に向かって漸減する積載空間S1と、その他の非積載空間S2とへ区画される。
図3をも参照して、ガイド部材2は一側面が開放された浅箱形に形成されており、ベース板21と、ベース板21の周縁から側方へ延出する4枚の側板22(上板22a、底板22b、後板22c、前板22d)とを備える。ガイド部材2は、開放面が非積載空間S2に面するように配置され、ベース板21の外側の平坦面(積載空間S1側の面)がガイド面21aとして機能する。後板22cは、ベース板21から離隔するにつれて内側へ傾斜するように形成されている。上板22aの前端近傍位置には上板22aを厚み方向に貫通する開口部Hが形成されており、この開口部Hに下向略U字状の係合部材23の一端部が挿通され、その下端部には抜止部材24が設けられている。この係合部材23を荷台9の側板91に係止させることで、係合部材23を介してガイド部材2が荷台9の側板91に連結される。なお、ガイド部材2の高さは、荷台9の側板91とほぼ等しい或いは側板91よりも幾分高く設定するのが好ましく、具体的には35〜45cmであるのが好ましく、40cmであるのが更に好ましい。
図4をも参照して、開度規制部材4は、水平方向に延出する第1当接部としてのベース部41と、ベース部41の後端部に設けられた鉤状部42とを備え、鉤状部42は側面視略下向コ字型に形成されている。より具体的に、鉤状部42は、ベース部41の後端部から上方に起立する第2当接部42aと、第2当接部42aと実質上平行に延びる当接部42bと、第2当接部42aの上端と当接部42bの上端とを接続する接続部42cとを備える。本実施形態においては、ベース部41は長尺平板状に形成され、第2当接部42a、当接部42b、及び接続部42cは、角棒状に形成されている。
この開度規制部材4は、図1及び図5に示す様に、ベース部41が荷台9の非積載空間S2に位置すると共に、鉤状部42の第2当接部42aと当接部42bとがアオリ板92を挟んで互いに対向するように設置される。この状態で荷台9を後方に傾斜させる(ダンプアップさせる)と、自重によってアオリ板92が開く。即ち、アオリ板92は回動軸94(図1)を中心に回動し、その下端が荷台9の底板93に対して相対的に後方へ移動し、荷台9の底板93とアオリ板92の間に隙間が生じる。荷台9の底板93とアオリ板92の下端との隙間、即ちアオリ板92の開度は、荷台9の傾斜角度が増すに従い大きくなるが、傾斜角度が所定角度に達すると、アオリ板92の内側上端部(より具体的にはアオリ板92の内面と上面との角部)及び外側下端部(より具体的にはアオリ板92の外面と底面との角部)が開度規制部材4の第2当接部42a及び当接部42bにそれぞれ当接し(図6参照)、またベース部41が荷台9の底面(底板93)に当接することで、アオリ板92のそれ以上の回動(開方向への移動)が阻止される。よって、アオリ板92の内側上端部及び外側下端部が開度規制部材4の第2当接部42a及び当接部42bにそれぞれ当接した状態において、荷台9の底板93とアオリ板92の下端との距離(即ち、アオリ板92の開度)が最大距離L2となる。
このようにアオリ板92の開度を規制することにより、アオリ板92が全開となるのが防止され、荷台9が傾斜した際にガイド部材2が落下するのを防止できる。即ち、ダンプカーDが2トンタイプの場合、アオリ板92を全開させると、荷台9の開口部の高さ(荷台9の底板93からアオリ板92までの距離)は約60cm程度となり、3トンタイプの場合には開口部の高さはそれ以上となるため、ガイド部材2の高さを相当程度高く設定しない限り、荷台9を傾斜させた際にガイド部材2は開口部を介して荷台9から落下してしまう。しかしながら、上述したようにアオリ板92の開度を規制することにより、ガイド部材2は開口部を介して落下することなく、アオリ板92に当接して支持される。
このように形成された荷台9の開口部(荷台9の底板93とアオリ板92の下端との隙間)のうち、積載空間S1と連通する部分、即ちガイド部材2の後端よりも一方の側板91(左側板91L)寄りの部位が荷台9の排出口Pとして機能し、作業者は、この排出口Pを介して積載空間S1に積載された砂等の積荷(図示せず)を運搬具Eへ排出・移載することができる。即ち、作業者は図2に示す様に予め排出口Pの下方位置となる所定位置に運搬具Eを配置させておき、荷台9を傾斜させる。すると、排出口Pが開口すると共に、積荷は自重により排出口Pへ向かって後方へ移動する。よって、作業者は、鍬やホー等の道具(図示せず)を用いて積荷を排出口Pから下方へ落とすようにして運搬具Eへ排出・移載させることができる。また、積荷が積載される積載空間S1は、その後部の幅寸法が排出口Pへ向かって漸減するようにガイド部材2によって規定されているため、積荷をガイド部材2のガイド面21aに沿ってスムーズに排出口P側へ集めることができる。
なお、荷台9の傾斜角度に制限はないが、荷台9を傾斜させるに従い荷台9の後端部の高さ位置が下降していくため、荷台9を最大傾斜角度まで傾斜させた場合には、排出口Pの下方に運搬具Eとしての一輪車を置くだけの十分なスペースが確保されない場合がある。よって、このような場合には、一輪車を置けるだけのスペースが確保できる範囲内で荷台9を傾斜させればよい。
ここで、ガイド部材2の後端と荷台9の一方の側板91(左側板91L)との間隔(排出口Pの左右幅)L1は、次のように設定するのが好ましい。即ち、図2に示す様に、運搬具Eとして一輪車を用い、一輪車をダンプカーDに対して横向き(図2に示す向き)に置く場合には、排出口Pの左右幅L1は50cm程度であるのが好ましい。50cmを大幅に超えると排出口Pから排出された砂等の積荷が運搬具Eからこぼれてしまい、50cmよりも大幅に小さいと作業効率が悪くなる。同様の理由により、運搬具Eとして一輪車を用い、一輪車をダンプカーDと平行(図2の向きに対して垂直)に置く場合には、排出口Pの左右幅L1は30cm程度であるのが好ましい。更に、運搬具Eとしてバケツを用いる場合には、排出口Pの左右幅L1は約15cmであるのが好ましい。
また、排出口Pの前後幅(荷台9の底板93とアオリ板92との最大距離)L2は、10cm〜20cm程度であるのが好ましい。運搬具Eとしてバケツを用いた場合に排出口Pの前後幅L2が20cmを超えると、排出口Pから排出された砂等が運搬具Eからこぼれ易くなってしまう。また、運搬具Eとして一輪車を用いた場合においても、前後幅L2が20cmを超えると、次の様な問題が生じる。即ち、上述したように、荷台9を傾斜させるに従い荷台9の後端の高さ位置が下降していくため、排出口Pの下方に一輪車を配置するスペースを確保する必要性から、荷台9の傾斜角度は制限される。排出口Pの前後幅L2を大きく設定すると、その分だけアオリ板92の下端の高さ位置も低くなり、この場合には荷台9の傾斜角度が更に制限される。すると、荷台9を大きく傾斜させることができなくなり、積荷を自重によって荷台9の後方へ効率良く移動させることができなくなる恐れが生じる。一方、排出口Pの前後幅L2が10cmより小さいと、作業効率が低下するという問題が生じる。
ここで、荷台9を傾斜させてアオリ板92が開くと、これに従いアオリ板92の上端が荷台9の側板91から離れるように後方へ移動し、その結果、開度規制部材4も全体的に後方へ移動する(図6参照)。一方で、アオリ板92は所定の厚さを有することから、開度規制部材4の第2当接部42aと当接部42bの距離L3(図4)は、結果的に排出口Pの前後幅L2とほぼ等しくなる。よって、開度規制部材4の第2当接部42aと当接部42bの距離L3も、前後幅L2と同様に、10cm〜20cmに設定するのが好ましく、約15cmとするのが更に好ましい。
更に、開度規制部材4の高さは、図5に示す様に開度規制部材4を荷台9に設置した際に、連結部42cの下面がアオリ板92の上端よりも幾分上方に位置するように設定するのが好ましい。このように設定することにより、連結部42cとアオリ板92との間に若干の隙間Gが生じることになり、アオリ板92が図5の状態から図6の状態へ回動する際にアオリ板92の後上角部92Cによって開度規制部材4が上方へ押し上げられるのを防止できる。ここで、ベース部41の底面から連結部42cの底面までの距離L4は45〜50cmに設定するのが好ましい。距離L4を45cm以上とすることにより、開度規制部材4を2トンタイプ及び3トンタイプのダンプカーについて共通に用いることができると共に、50cm以下とすることにより、開度規制部材4が不必要に大型化するのを防止できる。
次に、このように構成された積荷排出補助ユニット1を用いた積荷排出方法について説明する。この積荷排出補助ユニット1を用いて積荷を排出する場合には、荷台9に積荷を積み込む前に、水平状態に保たれた荷台9に対してガイド部材2を所要の通りに予め設置しておく。より具体的に、荷台9が水平の状態では、アオリ板92は荷台9の底板93の後端に当接しており、排出口Pは閉じられている。また、アオリ板92はロック部材(図示せず)により閉状態にロックされている。この状態で、ガイド部材2を荷台9の側板91(他方の側板;右側板91R)からアオリ板92まで斜めに配置し、その前端部と後端部とを当該側板91(91R)とアオリ板92にそれぞれ当接させ、荷台9の内部空間を積載空間S1と非積載空間S2とへ区画する。荷台9の側板91(一方の側板;左側板91L)とガイド部材2の後端との距離L1が、使用する搬送具Eに対応する所定距離となるように位置調整し、係合部材23を側板91(91R)の上端に係止させる。
このようにガイド部材2が設置された状態で、荷台9の積載空間S1に砂や砂利等の積荷を積載し、建築現場等の目的地へ運搬する。目的地に到達後、非積載空間S2に対応させて、開度規制部材4を荷台9の後端部に設置する。このとき、鉤状部42の第2当接部42aはアオリ板92の内面と当接させるのが好ましい(図5参照)。次に、バケツや一輪車等の運搬具Eを所定位置に配置する。この所定位置の上方に、荷台9の排出口Pが位置することになる。次に、荷台9を後方へ傾斜させる(ダンプアップさせる)と、アオリ板92のロック部材が解除され、排出口Pが開口するので、作業者は鍬やホー等を用いて積荷を排出口Pから下方へ落とすようにして運搬具Eへ排出・移載させる。排出口P付近の積荷をある程度排出させたら、荷台9を更に傾斜させ、残りの積荷を自重によって荷台9の後方へ移動させて、排出口Pから排出させる。以降、同様の作業を繰り返すことにより、作業者は荷台9に登らなくても、全ての積荷を容易に排出させることができる。
このように、本実施形態の積荷排出補助ユニット1によれば、所定幅L1,L2を有すると共に下方に開口する排出口Pを規定することができるので、この排出口Pから積荷を落とすようにして運搬具Eに積荷を排出・移載させることができ、積荷の排出作業を効率良く行うことができる。また、ガイド部材2によって区画された荷台9の積載空間S1は、排出口Pに向かってその幅寸法が漸減しているため、ガイド部材2のガイド面21aに沿って積荷を排出口Pに向かって容易に集めることができる。更に、ガイド部材2の荷台9への設置は、ガイド部材2を荷台9の底面(底板93)に載置した後に係合部材23を荷台9の側板91に係止させるだけでよく、また開度規制部材4の荷台9への設置も、開度規制部材4を荷台9の所定位置に載置させるだけでよく、工具等を用いなくても極めて容易にガイド部材2及び開度規制部材4の着脱を行うことができる。
[第2実施形態]
次に、図7を参照して、本発明の第2実施形態に係る積荷排出補助ユニット101について説明する。なお、上述した第1実施形態に係る積荷排出補助ユニット1と実質同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施形態における積荷排出補助ユニット101は、上述した積荷排出補助ユニット1と実質同一の構成を有するが、区画手段として一対のガイド部材2,2を備える点で異なる。即ち、図7に示す様に、一対のガイド部材2,2は略逆ハ字状となるようにダンプ式の荷台9に設置され、荷台9の内部空間を1の積載空間S1と、積載空間S1の両側後方に位置する2つの非積載空間S2,S2へ区画する。
より具体的に、右側のガイド部材2(一方のガイド部材)は、荷台9の右側板91R(一方の側板)から後方に向かって内側へ傾斜して配置され、左側のガイド部材2(他方のガイド部材)は、荷台9の左側板91L(他方の側板)から後方に向かって内側へ傾斜して配置され、右側のガイド部材2の後端と左側のガイド部材2の後端とは所定距離L1だけ離隔し、ここに排出口Pが形成されることとなる。また、右側のガイド部材2の前端部に設けられた係止部材23は右側板91Rの上端に係止され、左側のガイド部材2の前端部に設けられた係止部材23は左側板91Lの上端に係止される。複数の開度規制部材4を用いる場合には、2つの非積載空間S2,S2のそれぞれに対応させて開度規制部材4が設置される。
本実施形態においても、第1実施形態に係る積荷排出補助ユニット1と同様に、排出口Pから積荷を効率良く排出させることができる。
ここで、積荷は荷台9の後方部位から順次排出させていくため、荷台9の前方角部付近に積荷が残りやすく、積荷が水分を含んだ砂等の場合には特に、荷台9をある程度傾斜させただけでは排出口Pに向かって落下せず、荷台9の前方角部に積荷が残ってしまうことがある。この場合には、次の手法を採用することにより、積荷の排出を更に効率良く行うことができる。
まず、排出口Pの近傍位置において、落下防止板5を一対のガイド部材2,2の間に渡すようにして荷台9の底面(底板93)に載置する。ここで、運搬具Eとしての一輪車が排出口Pの下方位置に置かれている場合には、これを一端移動させておき、荷台9を最大傾斜角度まで傾斜させる。一輪車を一端移動させておくのは、荷台9を最大傾斜角度まで傾斜させた際にアオリ板92が一輪車に衝突するのを回避するためである。このように荷台9を最大傾斜角度まで傾斜させると、水分を含んだ砂等であっても自重により落下し、排出口Pから一気に排出されることなく落下防止板5により堰き止められる。ここで、一対のガイド部材2,2は略逆向ハ字状に配置されているため、落下防止板5を一対のガイド部材2,2間に渡しておくだけで、特別な保持具を用いなくても落下防止板5はガイド部材2,2により支持される。その後、荷台9の傾斜角度を緩め、運搬具Eを排出口Pの下方位置へ設置し、落下防止板5を取り外した後に、排出口Pから積荷を排出させればよい。
なお、上述した第1実施形態の積荷排出補助ユニット1を用いた場合であっても、落下防止板5を荷台9の側板91とガイド部材2の間に渡すことにより、これと同様の手法を用いて積荷を荷台9の後方へ集めることもできる。この場合には、固定手段(図示せず)を用いて落下防止板5を荷台9の側板91に固定させればよい。また、第2実施形態においても、固定手段(図示せず)を用いて落下防止板5を一対のガイド部材2,2に固定し、安定性を確保してもよい。
[第3実施形態]
次に、図8及び図9を参照して、本発明の第3実施形態に係る積荷排出補助ユニットについて説明する。なお、上述した第1又は第2実施形態に係る積荷排出補助ユニット1,101と実質同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施形態における積荷排出補助ユニット201は、第2実施形態に係る積荷排出補助ユニット101と実質同一の構成を有するが、一対のガイド部材2,2が連結部材6にて連結される点で異なる。この連結部材6は、右側のガイド部材2の後端と左側のガイド部材2の後端との距離を所定距離L1に維持するものであって、所定長さを有する棒状部材61の両端から係止部62,62が下方に延出されて構成されている。また、各ガイド部材2のガイド面21aには略横向U字状の被係止部25が設けられている。この被係止部25に連結部材6の各係止部62を係止することにより、一対のガイド部材2,2が連結部材6にて連結され、所定距離L1を維持しつつ、ガイド部材2,2を安定させることができる。
なお、連結部材6としては、所定距離(即ち排出口Pの左右幅)L1に合わせて長さ50cm程度のもの、長さ30cm程度のもの、及び長さ15cm程度のものを用意し、運搬具Eの種類等に応じて使い分けるようにすればよい。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係る開度規制部材について説明する。なお、以下の各実施形態において、上述した第1〜第3実施形態と実質同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。また、本実施形態に係る開度規制部材及び後述する第5及び第6実施形態に係る開度規制部材は、上述した積荷排出補助ユニット1,101,201において、開度規制部材4に代えて用いることができることは言うまでもない。
図10及び図11を参照して、図示の開度規制部材4Aは、抜止手段を備える点で上述した開度規制部材4と異なる。より具体的に、本実施形態における抜止手段は、当接部42bAに対して上下方向へ位置調整可能に装着された抜止部材71により構成され、当接部42bAには、当接部42bAの長手方向に延びる長孔Haが当接部42bAを貫通して設けられている。抜止部材71は例えばアングル金具から構成され、下向き略L字状の断面形状を有し、当接部42bAに当接する垂下部71aと、垂下部71aの上端から略直角に延びる抜止部71bとを有する。垂下部71aには垂下部71aをその厚み方向に貫通する開口部71cが形成されている。このように構成された抜止部材71は、ボルト72と、ワッシャ73と、ナット74とを用いて当接部42bAへ取り付けられる。即ち、ワッシャ73と、抜止部材71の開口部71cと、当接部42bAの長孔Haとに挿通させたボルト72の先端をナット74に螺着させることで、抜止部材71は当接部42bAに装着される。ボルト72をナット74に強固に締め付けると、抜止部材71は当接部42bAに対して固定され、ボルト72のナット74への締め付けを緩めると、抜止部材71は長孔Haに沿って上下方向へ移動可能とされる。
このように構成された開度規制部材4Aは、次のようにして用いることができる。まず、抜止部材71を長孔Haの下方位置に合わせた状態で、開度規制部材4Aを水平状態に保たれた荷台9の後端部に上述のようにして設置する。次に、荷台9を後方へ傾斜させてアオリ板92を開き、アオリ板92の内側上端部及び外側下端部を開度規制部材4Aの第2当接部42a及び当接部42bAにそれぞれ当接させる。この状態で抜止部材71を上方へ移動させ、図12に示す様に、抜止部材71の抜止部71bをアオリ板92の下端部に当接させて位置決めする。ボルト72をナット74に対して強固に締め付けて、抜止部材71を固定する。
これにより、荷台9の傾斜角度が増大しても、当接部42bAひいては開度規制部材4A全体がアオリ板92から浮き上がるのを防止できる。よって、開度規制部材4Aが誤ってアオリ板92から外れてしまうのを防止でき、積荷排出補助ユニットを安全に用いることができる。
ここで、抜止手段としては、上述した形態に限定されず、例えば次の様に構成してもよい。図13を参照して、開度規制部材4Bの当接部42bBには複数の挿通孔Hbが形成され、何れか1の挿通孔Hbに抜止手段としてのボルト75を挿通させる。このように挿通されたボルト75は、その先端部がアオリ板92の下端部に当接し、当接部42bBひいては開度規制部材4B全体がアオリ板92から浮き上がるのを防止する。また、挿通孔Hbは複数個設けられているので、ボルト75を挿通させる挿通孔Hbを適宜選択することにより、上下方向におけるボルト75の位置を調整することができる。なお、挿通孔Hbに挿通する部材としては、ボルト75の他に、フラットバー等を用いることもできる。
或いは、図14に示す様に、当接部42bの下端部からベース部41に向けて延出する延出部42dを抜止手段として設けてもよい。このような構成によっても、延出部42dがアオリ板92の下端部に当接して、開度規制部材4Cがアオリ板92から外れるのを防止できる。
更に、図15に示す様に、当接部42bDの内面下方部位に楔型の切欠き部42eを1又は複数個(図15の例では2個)形成してもよい。このような構成によっても、仮に開度規制部材4Dがアオリ板92に対して浮き上がろうとしても、開度規制部材4Dの切欠き部42eの内面が抜止手段として機能し、アオリ板92の下端部或いは底面に当接して開度規制部材4Dがアオリ板92から外れるのを防止できる。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態に係る開度規制部材について説明する。図16を参照して、図示の開度規制部材4Eは、荷台9の底板93に載置されて第1当接部として機能する支持部材(ベース部)43と、支持部材43に支持された鉤状部材44と、を備える。支持部材43は平板状に形成され、その上面には一対のブラケット43aが立設されている。鉤状部材44は側面視略下向き略コ字型に形成され、支持部材43から上方に延出する棒状の支持部44aと、支持部44aと実質平行に延びる棒状の第3当接部44bと、支持部44aの上端と第3当接部44bの上端とを接続する棒状の接続部44cとを備える。支持部44aの下端は一対のブラケット43aに挿通された支持軸43bを介して支持部材43に取り付けられ、支持軸43bを中心に鉤状部材44全体が回動自在とされている。また、鉤状部材44には、接続部44cの下面から下方に延出する第2当接部44dが設けられている。この第2当接部44dは、支持部44aと第3当接部44bの間であって、やや第3当接部44b寄りの位置に設けられ、第3当接部44bと実質上平行に延びている。
このように構成された開度規制部材4Eは、図16(b)に示す様に、支持部材43が荷台9の底板93に載置され、鉤状部材44の第3当接部44bと第2当接部44dとがアオリ板92を挟んで互いに対向するように設置される。この状態で荷台9を後方に傾斜させると、自重によってアオリ板92が開く。これにより、図16(c)に示す様に、鉤状部44全体が支持部材43に対して相対的に回動すると共に、アオリ板92の内側上端部及び外側下端部が第2当接部44d及び第3当接部44bにそれぞれ当接し、アオリ板92が全開となるのが防止される。
なお、本実施形態においては支持部材43を用いたが、支持部材43を省略し、支持部44aの下端部を直接荷台9の底板93に載置することもできる。この場合には支持部44aの下端部が第1当接部として機能する。また、このように構成された開度規制部材4Eの第3当接部44bに、上述したような抜止手段(抜止部材71、ボルト75、延出部42d、切欠き部42e)を設けてもよい
[第6実施形態]
次に、本発明の第6実施形態に係る開度規制部材について説明する。図17を参照して、図示の開度規制部材4Fは、荷台9の底板93に載置される支持部材45と、支持部材45に連結される鉤状部材46と、を備える。支持部材45は側面視略L字状に形成され、直線状に水平方向に延びて第1当接部として機能する棒状のベース部45aと、ベース部45aの一端部から上方に向かって実質上垂直に延びる第2当接部45bを有する。一方、鉤状部材46は、上下方向に延びる第3当接部46aと、第3当接部46aと実質上平行に延びる取付部46bと、第3当接部46aの下端部と取付部46bの下端部とを連結する連結部46cとを有する。
また、支持部材45と鉤状部材46とは、連結手段により相互に連結可能とされている。本実施形態においては、支持部材45の第2当接部45bには複数の挿通孔45cが形成され、また鉤状部材46の取付部46bには複数の挿通孔46dが形成され、何れかの挿通孔45c及び挿通孔46dに挿通させたボルト47をナット48に螺着させることで、支持部材45と鉤状部材46とが連結される。
このように構成された開度規制部材4Fは次の様にして用いられる。まず、支持部材45と鉤状部材46とが分解された状態で、支持部材45のみを荷台9に設置する。このとき、ベース部45aの底面が底板93に当接し、第2当接部45bがアオリ板92の内面に沿って上方に延びるようにする。次に、図18(a)に示す様に、荷台9を僅かに傾斜させ、アオリ板92を少しだけ開く。図18(b)に示す様に、第3当接部46aと取付部46bとの間にアオリ板92が介在するように、鉤状部材46の取付部46bをアオリ板92と荷台9の底板93の間へ下方から挿入し、連結手段としてのボルト47を用いて取付部46を支持部材45の第2当接部45bに連結させる。
これにより、荷台9を更に傾斜させた場合であっても、アオリ板92の内側上端部及び外側下端部は開度規制部材4Fの第2当接部45b及び第3当接部46aにそれぞれ当接することとなり、アオリ板92の開度を規制できる。また、開度規制部材4Fがアオリ板92から浮き上がっても、連結部46cがアオリ板92の下端部に当接することで開度規制部材4Fがアオリ板92から外れるのを防止でき、連結部46cは抜止手段として機能する。
なお、本実施形態においては、支持部材45の第2当接部45bと鉤状部材46の第3当接部46bとを連結させる連結手段としてボルト47を用いたが、例えば第2当接部45bに係合突部を設け、これを取付部46bの挿通孔46dに挿通させて両者を連結させてもよく、或いは取付部46bに係合突部を設け、これを第2当接部45bの挿通孔45cに挿通させて両者を連結させてもよい。
[第7実施形態]
次に、第7実施形態に係る開度規制部材について説明する。なお、上述した第1〜第6実施形態に係る積荷排出補助ユニットと実質同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図19を参照して、この開度規制部材4Mは、上述したガイド部材2に規制部材42Mが一体的に設けられて構成されており、荷台9の内部空間を積載空間S1と非積載空間S2とへ区画する区画手段としての機能をも備えるものである。より具体的に、開度規制部材4Mは、上述したガイド部材2を備えると共に、規制部材42Mの連結部42cがガイド部材2の後端部上方から後方へ延びるように設けられ、当接部42bが連結部42cの後端部から下方に延出するように設けられている。当該構成においては、ガイド部材2の底面(ガイド部材2の底板22b)が荷台9の底板93に当接する第1当接部として機能し、ガイド部材2の後端面(後板22c)が第2当接部として機能し、規制部材42Mの当接部42bが第3当接部として機能する。即ち、荷台9が後方へ傾斜すると、ガイド部材2の底面(第1当接部)が荷台9の底面に当接し、ガイド部材2の後端面(第2当接部)がアオリ板92の内面上端部に当接し、当接部42b(第3当接部)がアオリ板92の外面下端部に当接することで、アオリ板92の開度が規制される。
かかる構成によれば、また、ガイド部材2の底面全体が荷台9の底板93と当接するので、荷台9を後方へ傾斜させた際における開度規制部材4Mの安定性を向上できる。また、ガイド部材と開度規制部材とを個別に設置する必要がなく、開度規制部材4Mを設置するだけで足りるので、作業性を向上できる。
[第8実施形態]
次に、本実施形態に係る開度規制部材4Nについて説明する。図20及び図21を参照して、本実施形態に係る開度規制部材4Nは、例えば平板状に形成されたガイド部材202と、ガイド部材202に着脱自在に連結される規制部材240と、を備える。ガイド部材202は、一対の幅広面を有し、一方の幅広面が非積載空間S1に面するように配置され、この幅広面がガイド面21aとして機能する。ガイド部材202の前端近傍位置にはガイド部材202を高さ方向に貫通する貫通孔H5が形成されており、この貫通孔H5に係合部材23の一端部が挿入される。また、ガイド部材202の後端近傍位置にはガイド部材202を高さ方向に貫通する貫通孔H6が形成されており、この貫通孔H6に規制部材240が挿入されてガイド部材202と連結される。
規制部材240は下向略U字状に形成されており、挿入部242aの上端と当接部242bの上端とが連結部242cにより接続された形状とされている。また、挿入部242aの上端寄り部位にはフランジ部242fが設けられている。フランジ部242fの外径は、ガイド部材202の貫通孔H6の内径よりも大径とされている。かかる構成において、規制部材240の挿入部242aをガイド部材202の貫通孔H6に挿入すると、フランジ部242fがガイド部材202の上端面202aに当接し、規制部材240の連結部242cがガイド部材202の上端面202aよりも幾分(例えば5cm程度)上方にするようになる。これにより、荷台9を傾斜させてアオリ板92を開く際に、アオリ板92の上端が規制部材240の連結部242cに衝突するのを阻止できる。
このように構成された開度規制部材4Nは次の様にして用いられる。まず、規制部材240が取り外された状態で、ガイド部材202を上述したガイド部材2と同様の手順で荷台9に設置し、荷台9の積載空間S1に砂や砂利等の積荷を積載して目的地へ運搬する。目的地に到達後、ガイド部材202の貫通孔H6に規制部材240の挿入部242aを挿入する。このとき、図20に示す様に、規制部材240の当接部242bがアオリ板92の外側に位置する、即ちアオリ板92を介してガイド部材202の後端面222cに対向するようにする。そして、所望の運搬具を所定位置に配置した後に、荷台9を後方へ傾斜させて、上述したのと同様に積荷を排出させればよい。
このとき、ガイド部材202の底面222bが荷台9の底板93と当接する第1当接部として機能し、ガイド部材202の後端面222cがアオリ板92の内側上端部に当接する第2当接部として機能し、規制部材240の当接部242bがアオリ板92の外側下端部に当接する第3当接部として機能する。
このように、本実施形態の開度規制部材4Nによれば、規制部材240をガイド部材202から取り外すことができるので、規制部材240が荷台9からはみ出した状態でダンプカーDを走行させる必要がなく、走行時における安全性を確保できる。また、規制部材240の挿入部242aをガイド部材202の貫通孔H6へ挿入するだけで、規制部材240をガイド部材202へ装着(連結)でき、使い勝手がよい。更に、ガイド部材202の底面222b全体が荷台9の底板93と当接するので、荷台9を後方へ傾斜させた際における開度規制部材4Nの安定性を向上できる。
また、貫通孔H6に挿入された規制部材240はガイド部材202に対して旋回自在であるため、平面視におけるガイド部材202に対する規制部材240の角度を自在に変えることができる。よって、荷台9に設置されるガイド部材202の傾斜角度、ひいては排出口Pの左右幅を自由に設定することができる。
更に、貫通孔H5及び貫通孔H6はガイド部材202の縦方向に貫通して設けられているので、ガイド部材202を上下反転させ、係合部材23及び規制部材240を貫通孔H5及びH6へ挿入すれば、ガイド部材202の他方の幅広面をガイド面21aとして用いることができる。このように使用することにより、積荷の排出箇所を荷台9の左寄り部位(図20に示す状態)から、右寄り部位へ変えることができ、作業場の地形等の条件に応じた形態での使用が可能となる。
なお、規制部材240の挿入部242aの下端からフランジ部242fまでの長さL5は、ガイド部材202の上下方向長さL6と実質同一とするのが好ましい。長さL5が長さL6よりも極端に短いと、規制部材240のガイド部材202への連結が不安定になるためである。また、ガイド部材202の寸法(高さ寸法等)は上述したガイド部材2の寸法と同様に設定されるのが好ましい。
以上、本発明の実施形態に係る積荷排出補助ユニット及び開度規制部材について添付の図面を参照して説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されず、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
例えば、上記実施形態においては、ガイド部材2の後板22cはベース板21から離隔するにつれて内側へ傾斜するように形成されたが、後板22cはベース板21に対して垂直に延びてもよい。また、ガイド部材2の形状は箱状に限定されず、例えばガイド部材を一枚の板状部材から形成してもよい。
上記実施形態におけるガイド部材2(図3)は、ベース板21と、ベース板21の周縁から側方へ延出する4枚の側板22とを備えて構成されたが、本発明はこれに限定されず、例えば図22に示すガイド部材2Aのように、複数の角パイプで矩形状の外枠22Aを形成し、その片面にベース板21を溶接等により固定させると共に、外枠22Aの内側に複数(図22の例では3本)の角パイプを補強部材22Bとして配設させて構成してもよい。このように構成することにより、ガイド部材2Aの軽量化を図りつつ、ガイド部材2A全体の強度を上げることができる。
さらに、図22に示す様に、開口部Hに隣接させて他の開口部Hcを設けてもよい。このように構成することで、係合部材23の他端部を開口部Hcに挿通させて係合部材23を収納することができる。
更に、図23に示す様に、第2当接部42aの上端部が当接部42bの上端部に固定された側面視略逆向V字状の鉤状部42Gを有する開度規制部材4Gを用いることもできる。また、このように構成された開度規制部材4Gに、上述したような抜止手段(抜止部材71、ボルト75、延出部42d、切欠き部42e)を設けてもよい。開度規制部材4(4A〜4D)のベース部41は平板状である必要はなく、例えば棒状とすることもでき、開度規制部材4(4A〜4D)の第2当接部42a、当接部42b(42bA、42bD)、連結部42c等は棒状に限定されず、平板状であってもよい。
上記実施形態においては、図9に示す様に、連結部材6の係止部62,62を被係止部25,25に係止させることにより、一対のガイド部材2,2を連結したが、図24に示す様に、ガイド部材2,2の上板22a,22aに孔H1,H1を形成し、連結部材6の係止部62,62を当該孔H1,H1に挿通させることにより、一対のガイド部材2,2を連結する構成としてもよい。或いは、連結部材6に代えて、図25に示す連結部材6Aを用いて一対のガイド部材2,2を連結させてもよい。より具体的に、この連結部材6Aには、棒状部材61よりも小径の突部63,63が棒状部材61の両端から外方に延出するように設けられている。突部63,63よりも大径であって、棒状部材61よりも小径の孔H2,H2を、ガイド部材2,2のベース板21,21に形成し、これらの孔H2,H2に連結部材6Aの突部63,63を挿通さることにより、一対のガイド部材2,2を連結させることができる。
上記実施形態においては、係止部材23を用いてガイド部材2と荷台9の側板91とを連結させたが、必ずしも係止部材23を用いなくてもよい。
また、上述した開度規制部材4(4A,4B,4C,4D,4E)における連結部42c(44c)については、長さ調整可能に構成してもよい。長さ調整可能な構成としては、例えば図26に示す様に、開度規制部材4を2つの部材81及び82から構成し、これらを重ね合わせてボルト等の連結部材83で両者を連結する方法や、図27に示す様に、開度規制部材4を2つの部材84及び85から構成し、一方の部材84の端部に他方の部材85の端部を挿入させ、両者をボルト等の連結部材83により連結させる方法が挙げられる。開度規制部材4Fの連結部46cについても同様に長さ調整可能に構成することもできる。このように、連結部42c(44c、46c)の長さ調整を可能とすることにより、第2当接部42a(44d,45b)と当接部42b(42bA,42bB,42bD,44b,46a)との距離を調整でき、アオリ板92の開度を調整できる。開度規制部材4M,4Nにおける規制部材42M,240についても同様に、長さ調節可能に構成してもよい。
1,101,201 積荷排出補助ユニット
2,2A,202 ガイド部材
4,4A,4B,4C,4D,4E,4F,4G,4H,4M,4N 開度規制部材
6,6A 連結部材
9 荷台
41 ベース部
42, 42’ 鉤状部
42a,44a,44d,45b 第2当接部
42b,42bA,42bB,42bD 第3当接部
91 側板
92 アオリ板
D ダンプカー
E 運搬具
P 排出口
S1 積載空間
S2 非積載空間

Claims (10)

  1. ダンプ式の荷台が傾斜された際におけるアオリ板の開度を規制するための開度規制部材であって、前記荷台の底面に当接する第1当接部と、前記アオリ板に対向する第2当接部と、前記アオリ板を挟んで前記第2当接部と対向する第3当接部と、を有し、
    前記荷台が傾斜された際に、前記第1当接部が前記荷台の底面に当接し、前記第2当接部が前記アオリ板の内側上端部に当接し、前記第3当接部が前記アオリ板の外側下端部に当接することにより、前記アオリ板の開度を規制することを特徴とする開度規制部材。
  2. 前記第1当接部及び前記第2当接部を有するガイド部材を備え、前記ガイド部材は、前記ガイド部材の後端と前記荷台の一方の側板との間に所定の間隔が設けられるように、前記荷台の他方の側板から後方に向かって内側へ傾斜して配置されることを特徴とする請求項1に記載の開度規制部材。
  3. 前記ガイド部材に着脱自在に装着される規制部材を更に備え、前記第3当接部は前記規制部材に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の開度規制部材。
  4. 前記ガイド部材の前端部には係止部材が設けられ、前記係止部材は前記他方の側板の上端に係止されることを特徴とする請求項2又は3に記載の開度規制部材。
  5. 前記アオリ板の下端部に当接して、前記第3当接部が前記アオリ板に対して浮き上がるのを規制する抜止手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の開度規制部材。
  6. ダンプ式の荷台に取り付けられて使用される積荷排出補助ユニットであって、
    前記荷台の内部空間を、後方領域の幅寸法が後方に向かって漸減する積載空間と、非積載空間と、へ区画する区画手段と、前記荷台が傾斜された際におけるアオリ板の開度を規制するための開度規制部材と、を備え、
    前記開度規制部材は、前記荷台の底面に当接する第1当接部と、前記アオリ板に対向する第2当接部と、前記アオリ板を挟んで前記第2当接部と対向する第3当接部とを備え、
    前記積載空間に積載された積荷は、前記荷台が傾斜した状態で、前記荷台の底板と前記アオリ板との間に規定された排出口を介して排出され、前記排出口は前記積載空間に連通することを特徴とする積荷排出補助ユニット。
  7. 前記開度規制部材は、前記荷台が傾斜された際に、前記第1当接部が前記荷台の底面に当接し、前記第2当接部が前記アオリ板の内側上端部に当接し、前記第3当接部が前記アオリ板の外側下端部に当接することにより、前記アオリ板の開度を規制することを特徴とする請求項6に記載の積荷排出補助ユニット。
  8. 前記区画手段はガイド部材から構成され、前記ガイド部材は、前記ガイド部材の後端と前記荷台の一方の側板との間に所定の間隔が設けられるように、前記荷台の他方の側板から後方に向かって内側へ傾斜して配置されることを特徴とする請求項6又は7に記載の積荷排出補助ユニット。
  9. 前記区画手段は一対のガイド部材から構成され、
    前記一対のガイド部材のうち、一方のガイド部材は前記荷台の一方の側板から後方に向かって内側へ傾斜して配置され、他方のガイド部材は前記荷台の他方の側板から後方に向かって内側へ傾斜して配置され、
    前記一方のガイド部材の後端と前記他方のガイド部材の後端との間には所定の間隔が設けられ、前記排出口は、前記一方のガイド部材の後端と前記他方のガイド部材の後端との間に規定されることを特徴とする請求項6又は7に記載の積荷排出補助ユニット。
  10. ダンプ式の荷台に設けられた積載空間に積載された積荷を排出する積荷排出方法であって、
    前記荷台に開度規制部材を設置する工程と、
    前記荷台を傾斜させてアオリ板を開くことにより、前記荷台の底板と前記アオリ板との間に隙間を開ける工程と、
    前記積載空間に積載された積荷を前記隙間から排出させる工程と、を含み、
    前記荷台の内部空間は、区画手段によって非積載空間と前記積載空間とへ区画され、前記積載空間は、その後方領域の幅寸法が後方に向かって漸減し、
    前記開度規制部材は、前記荷台の底面に当接する第1当接部と、前記アオリ板に対向する第2当接部と、前記アオリ板を介して前記第2当接部と対向する第3当接部と、を有し、前記荷台が傾斜した際に、前記第1当接部が前記荷台の底面に当接し、前記第2当接部が前記アオリ板の内側上端部に当接し、前記第3当接部が前記アオリ板の外側下端部と当接することにより、前記アオリ板の開度を規制するように構成されていることを特徴とする積荷排出方法。
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