JP6146777B2 - 開度規制部材、積荷排出補助ユニット、及び積荷排出方法 - Google Patents
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Description
本発明の第1実施形態に係る積荷排出補助ユニット1について説明する。図1及び図2を参照して、本実施形態に係る積荷排出補助ユニット1は、ダンプカーD等に用いられるダンプ式の荷台9に取り付けられて使用されるものであって、区画手段としてのガイド部材2と、1又は複数(図1の例では2個)の開度規制部材4とを備える。ガイド部材2及び開度規制部材4は十分な剛性を有すればその素材に制限はなく、木製又は鋼製であってもよく、或いはアクリル樹脂やABS樹脂等の合成樹脂から構成してもよい。荷台9は左右一対の側板91,91(左側板91L,右側板91R)と荷台9の後部に設けられたアオリ板92とを備え、ガイド部材2は、その後端が荷台9の一方の側板91(図1の例では左側板91L)から所定距離L1だけ離隔するように、他方の側板91(図1の例では右側板91R)とアオリ板92との間に斜めに掛け渡される。これにより、荷台9の内部空間は、後方領域の幅寸法が後方に向かって漸減する積載空間S1と、その他の非積載空間S2とへ区画される。
次に、図7を参照して、本発明の第2実施形態に係る積荷排出補助ユニット101について説明する。なお、上述した第1実施形態に係る積荷排出補助ユニット1と実質同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
次に、図8及び図9を参照して、本発明の第3実施形態に係る積荷排出補助ユニットについて説明する。なお、上述した第1又は第2実施形態に係る積荷排出補助ユニット1,101と実質同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
次に、本発明の第4実施形態に係る開度規制部材について説明する。なお、以下の各実施形態において、上述した第1〜第3実施形態と実質同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。また、本実施形態に係る開度規制部材及び後述する第5及び第6実施形態に係る開度規制部材は、上述した積荷排出補助ユニット1,101,201において、開度規制部材4に代えて用いることができることは言うまでもない。
次に、本発明の第5実施形態に係る開度規制部材について説明する。図16を参照して、図示の開度規制部材4Eは、荷台9の底板93に載置されて第1当接部として機能する支持部材(ベース部)43と、支持部材43に支持された鉤状部材44と、を備える。支持部材43は平板状に形成され、その上面には一対のブラケット43aが立設されている。鉤状部材44は側面視略下向き略コ字型に形成され、支持部材43から上方に延出する棒状の支持部44aと、支持部44aと実質平行に延びる棒状の第3当接部44bと、支持部44aの上端と第3当接部44bの上端とを接続する棒状の接続部44cとを備える。支持部44aの下端は一対のブラケット43aに挿通された支持軸43bを介して支持部材43に取り付けられ、支持軸43bを中心に鉤状部材44全体が回動自在とされている。また、鉤状部材44には、接続部44cの下面から下方に延出する第2当接部44dが設けられている。この第2当接部44dは、支持部44aと第3当接部44bの間であって、やや第3当接部44b寄りの位置に設けられ、第3当接部44bと実質上平行に延びている。
次に、本発明の第6実施形態に係る開度規制部材について説明する。図17を参照して、図示の開度規制部材4Fは、荷台9の底板93に載置される支持部材45と、支持部材45に連結される鉤状部材46と、を備える。支持部材45は側面視略L字状に形成され、直線状に水平方向に延びて第1当接部として機能する棒状のベース部45aと、ベース部45aの一端部から上方に向かって実質上垂直に延びる第2当接部45bを有する。一方、鉤状部材46は、上下方向に延びる第3当接部46aと、第3当接部46aと実質上平行に延びる取付部46bと、第3当接部46aの下端部と取付部46bの下端部とを連結する連結部46cとを有する。
次に、第7実施形態に係る開度規制部材について説明する。なお、上述した第1〜第6実施形態に係る積荷排出補助ユニットと実質同一の構成については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
次に、本実施形態に係る開度規制部材4Nについて説明する。図20及び図21を参照して、本実施形態に係る開度規制部材4Nは、例えば平板状に形成されたガイド部材202と、ガイド部材202に着脱自在に連結される規制部材240と、を備える。ガイド部材202は、一対の幅広面を有し、一方の幅広面が非積載空間S1に面するように配置され、この幅広面がガイド面21aとして機能する。ガイド部材202の前端近傍位置にはガイド部材202を高さ方向に貫通する貫通孔H5が形成されており、この貫通孔H5に係合部材23の一端部が挿入される。また、ガイド部材202の後端近傍位置にはガイド部材202を高さ方向に貫通する貫通孔H6が形成されており、この貫通孔H6に規制部材240が挿入されてガイド部材202と連結される。
また、上述した開度規制部材4(4A,4B,4C,4D,4E)における連結部42c(44c)については、長さ調整可能に構成してもよい。長さ調整可能な構成としては、例えば図26に示す様に、開度規制部材4を2つの部材81及び82から構成し、これらを重ね合わせてボルト等の連結部材83で両者を連結する方法や、図27に示す様に、開度規制部材4を2つの部材84及び85から構成し、一方の部材84の端部に他方の部材85の端部を挿入させ、両者をボルト等の連結部材83により連結させる方法が挙げられる。開度規制部材4Fの連結部46cについても同様に長さ調整可能に構成することもできる。このように、連結部42c(44c、46c)の長さ調整を可能とすることにより、第2当接部42a(44d,45b)と当接部42b(42bA,42bB,42bD,44b,46a)との距離を調整でき、アオリ板92の開度を調整できる。開度規制部材4M,4Nにおける規制部材42M,240についても同様に、長さ調節可能に構成してもよい。
2,2A,202 ガイド部材
4,4A,4B,4C,4D,4E,4F,4G,4H,4M,4N 開度規制部材
6,6A 連結部材
9 荷台
41 ベース部
42, 42’ 鉤状部
42a,44a,44d,45b 第2当接部
42b,42bA,42bB,42bD 第3当接部
91 側板
92 アオリ板
D ダンプカー
E 運搬具
P 排出口
S1 積載空間
S2 非積載空間
Claims (10)
- ダンプ式の荷台が傾斜された際におけるアオリ板の開度を規制するための開度規制部材であって、前記荷台の底面に当接する第1当接部と、前記アオリ板に対向する第2当接部と、前記アオリ板を挟んで前記第2当接部と対向する第3当接部と、を有し、
前記荷台が傾斜された際に、前記第1当接部が前記荷台の底面に当接し、前記第2当接部が前記アオリ板の内側上端部に当接し、前記第3当接部が前記アオリ板の外側下端部に当接することにより、前記アオリ板の開度を規制することを特徴とする開度規制部材。 - 前記第1当接部及び前記第2当接部を有するガイド部材を備え、前記ガイド部材は、前記ガイド部材の後端と前記荷台の一方の側板との間に所定の間隔が設けられるように、前記荷台の他方の側板から後方に向かって内側へ傾斜して配置されることを特徴とする請求項1に記載の開度規制部材。
- 前記ガイド部材に着脱自在に装着される規制部材を更に備え、前記第3当接部は前記規制部材に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の開度規制部材。
- 前記ガイド部材の前端部には係止部材が設けられ、前記係止部材は前記他方の側板の上端に係止されることを特徴とする請求項2又は3に記載の開度規制部材。
- 前記アオリ板の下端部に当接して、前記第3当接部が前記アオリ板に対して浮き上がるのを規制する抜止手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の開度規制部材。
- ダンプ式の荷台に取り付けられて使用される積荷排出補助ユニットであって、
前記荷台の内部空間を、後方領域の幅寸法が後方に向かって漸減する積載空間と、非積載空間と、へ区画する区画手段と、前記荷台が傾斜された際におけるアオリ板の開度を規制するための開度規制部材と、を備え、
前記開度規制部材は、前記荷台の底面に当接する第1当接部と、前記アオリ板に対向する第2当接部と、前記アオリ板を挟んで前記第2当接部と対向する第3当接部とを備え、
前記積載空間に積載された積荷は、前記荷台が傾斜した状態で、前記荷台の底板と前記アオリ板との間に規定された排出口を介して排出され、前記排出口は前記積載空間に連通することを特徴とする積荷排出補助ユニット。 - 前記開度規制部材は、前記荷台が傾斜された際に、前記第1当接部が前記荷台の底面に当接し、前記第2当接部が前記アオリ板の内側上端部に当接し、前記第3当接部が前記アオリ板の外側下端部に当接することにより、前記アオリ板の開度を規制することを特徴とする請求項6に記載の積荷排出補助ユニット。
- 前記区画手段はガイド部材から構成され、前記ガイド部材は、前記ガイド部材の後端と前記荷台の一方の側板との間に所定の間隔が設けられるように、前記荷台の他方の側板から後方に向かって内側へ傾斜して配置されることを特徴とする請求項6又は7に記載の積荷排出補助ユニット。
- 前記区画手段は一対のガイド部材から構成され、
前記一対のガイド部材のうち、一方のガイド部材は前記荷台の一方の側板から後方に向かって内側へ傾斜して配置され、他方のガイド部材は前記荷台の他方の側板から後方に向かって内側へ傾斜して配置され、
前記一方のガイド部材の後端と前記他方のガイド部材の後端との間には所定の間隔が設けられ、前記排出口は、前記一方のガイド部材の後端と前記他方のガイド部材の後端との間に規定されることを特徴とする請求項6又は7に記載の積荷排出補助ユニット。 - ダンプ式の荷台に設けられた積載空間に積載された積荷を排出する積荷排出方法であって、
前記荷台に開度規制部材を設置する工程と、
前記荷台を傾斜させてアオリ板を開くことにより、前記荷台の底板と前記アオリ板との間に隙間を開ける工程と、
前記積載空間に積載された積荷を前記隙間から排出させる工程と、を含み、
前記荷台の内部空間は、区画手段によって非積載空間と前記積載空間とへ区画され、前記積載空間は、その後方領域の幅寸法が後方に向かって漸減し、
前記開度規制部材は、前記荷台の底面に当接する第1当接部と、前記アオリ板に対向する第2当接部と、前記アオリ板を介して前記第2当接部と対向する第3当接部と、を有し、前記荷台が傾斜した際に、前記第1当接部が前記荷台の底面に当接し、前記第2当接部が前記アオリ板の内側上端部に当接し、前記第3当接部が前記アオリ板の外側下端部と当接することにより、前記アオリ板の開度を規制するように構成されていることを特徴とする積荷排出方法。
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JP2014107708A JP6146777B2 (ja) | 2013-05-28 | 2014-05-26 | 開度規制部材、積荷排出補助ユニット、及び積荷排出方法 |
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JP2013111815 | 2013-05-28 | ||
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JP2013200853 | 2013-09-27 | ||
JP2014107708A JP6146777B2 (ja) | 2013-05-28 | 2014-05-26 | 開度規制部材、積荷排出補助ユニット、及び積荷排出方法 |
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JPH08108787A (ja) * | 1994-10-06 | 1996-04-30 | Riyuujirou Igami | ダンプ車の荷台におけるテールゲート開閉装置 |
-
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