JP6144051B2 - 受信装置および受信方法 - Google Patents
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Description
海面反射波は、直接波に対してパスの違いから遅延が発生し、結果的に直接波と振幅/位相が異なる信号となる。海面は、潮位や波浪により、変動するため、海面反射波のパスも、この影響を受け、変動する。このため、受信アンテナでは、振幅/位相が時間的に変動する海面反射波と直接波との合成波を受信することとなる。従って、海面の変動状況に応じたフェージングが発生する。
フェージングの対策として、ダイバーシチ技術がある。
また、技術的にも厳密なタイミングや送信と受信で同じ経路を利用する必要がなく、中間領域での動作が可能なため、TDD(Time Division Duplex)だけでなくFDD(Frequency Division Duplex)やその他の無線多重技術とも組み合わせが可能となる。
図1は、本発明の一実施例に係る無線通信システムを説明するための図である。
図1は、A地点100とB地点101を結ぶPoint to Pointの無線通信システムである。
送信装置112の一方の送信波は、A地点100に配置されたアンテナ111から発射され、直接波102として、B地点101に配置された受信装置120のアンテナ200に届く。
また、送信装置112のもう一方の送信波は、A地点100に配置されたアンテナ111から発射され、海面、湖面、川面等の反射面106の反射点104により反射され、反射波103としてC地点105に配置された受信装置120のアンテナ201へと届く。
受信装置120のアンテナ201は、反射波103に対して180°位相が異なるC地点105に配置する。
アンテナ200で受信された直接波102は、受信部211で各種信号処理が施され、分配部212で可変増幅部213と受信信号検出部231に分配される。
アンテナ201で受信された反射波103は、受信部221で各種信号処理が施され、分配部222で可変増幅部223と受信信号検出部231に分配される。
制御部232は、直接波102の受信レベルと反射波103の受信レベルから所定の比率の信号レベルにするために可変増幅部213と可変増幅部223の各々へ利得制御信号を出力する。
また、制御部232は、直接波102の受信レベルと反射波103の位相差から所定の位相差にするために遅延補正部214と遅延補正部224の各々へ位相制御信号を出力する。
一方、可変増幅部223に入力された反射波の信号は、可変増幅部223で所定の信号レベルに増幅され、遅延補正部224で所定の位相に補正され、合成部241に入力される。
出力部242は、モデム等の変復調部であり、後段の機器に応じた受信信号に変換して出力する。
そこで図1に示すように、今まで通り、直接波を受信するアンテナとしてアンテナ200を設置し、反射波に対して180°位相が異なる位置にアンテナ201を配置する。このことにより、アンテナ200が逆位相の反射波により減衰するときにアンテナ201では位相が180°異なるため、反射波が直接波を強め合う状態になる。この状態で直接波の信号と反射波の信号を合成部241で合成すると、図3(A)に示す単純合成による一定の受信波形を得ることが可能となる。
数式において、v1は直接波、v2は干渉波、aは直接波の信号レベル、bは反射波の信号レベル、r1はアンテナ200の受信波の信号レベル、r2はアンテナ201の受信波の信号レベル、Cは単純合成受信レベルとする。*は掛算を示す。
v1=a*cos(ωt+α) ・・・ (数式1)
v2=b*cos(ωt+β) ・・・ (数式2)
r1=a*cos(ωt+α)+b*cos(ωt+β) ・・・ (数式3)
r2=a*cos(ωt+α)+b*cos(ωt+β+π) ・・・ (数式4)
例えば、反射率が1に近い場合、a≒bとなり、単純合成受信レベルCの計算式は数式5となる。
C=2a*cos(ωt+α)+b*cos(ωt+β)+b*cos(ωt+β+π)
=2a*cos(ωt+α) ・・・ (数式5)
図3は本発明の一実施例に係る受信装置の詳細な動作を説明するための図である。
図3(A)は反射率が1のときの基本的な単純受信合成による受信波形図である。図3(B)は反射率が0.5のときの単純合成による受信波形図である。図3(C)はアンテナ201のアンテナ利得が2倍の場合の単純合成受信波形図である。
また、本発明によれば、技術的にも厳密なタイミングや送信と受信で同じ経路を利用する必要がなく、中間領域での動作が可能なため、TDD(Time Division Duplex)だけでなくFDD(Frequency Division Duplex)やその他の無線多重技術とも組み合わせが可能となる。
Claims (6)
- 予め定められた条件において受信する直接波と反射波が逆相関の関係となるように配置した第1アンテナと第2アンテナの2つのアンテナと、
前記第1アンテナと前記第2アンテナにより受信されるアナログ信号を合成する合成部と、
を備えた受信装置において、
前記第1アンテナと前記第2アンテナにより受信されたそれぞれの信号を分配する第1分配部と第2分配部と、
前記第1分配部と第2分配部それぞれの分配部にて分配された信号のそれぞれの一方について受信した信号の受信レベル及び位相差を検出する受信信号検出部と、
前記受信信号検出部で検出された受信レベルと位相差を基に、前記第1分配部と第2分配部それぞれの分配部にて分配された信号のそれぞれの他方について信号レベルおよび位相を補正する制御信号を出力する制御部と、
前記第1分配部と第2分配部それぞれの分配部にて分配された信号のそれぞれの他方について前記制御部からの制御信号を基に信号レベルを補正する第1可変増幅部と第2可変増幅部と、
前記第1分配部と第2分配部それぞれの分配部にて分配された信号のそれぞれの他方について前記制御部からの制御信号を基に位相差を補正する第1遅延補正部と第2遅延補正部と、
前記信号レベルおよび位相差を補正したそれぞれの信号を前記合成部で合成することを特徴とする受信装置。 - 請求項1に記載の受信装置であって、
前記制御部は、前記第1アンテナと前記第2アンテナの受信レベルが高い受信信号に対する利得が大きくなるように前記第1可変増幅部もしくは前記第2可変増幅部の利得を制御することを特徴とする受信装置。 - 予め定められた条件において受信する直接波と反射波が逆相関の関係となるように配置された2つの受信手段と、
前記2つの受信手段により受信されるアナログ信号を合成する合成手段と、
を備えた受信装置において、
前記2つの受信手段により受信されたそれぞれの信号を分配する2つの分配手段と、
前記2つの分配手段により分配された信号のそれぞれの一方について受信した信号の受信レベル及び位相差を検出する受信信号検出手段と、
前記受信信号検出手段で検出された受信レベルと位相差を基に、前記2つの分配手段により分配された信号のそれぞれの他方について信号レベルおよび位相を補正する制御信号を出力する制御手段と、
前記2つの分配手段により分配された信号のそれぞれの他方について前記制御手段からの制御信号を基に信号レベルを補正する2つの可変増幅手段と、
前記2つの分配手段により分配された信号のそれぞれの他方について前記制御手段からの制御信号を基に位相差を補正する2つの遅延補正手段と、
前記信号レベルおよび位相差を補正したそれぞれの信号を前記合成手段で合成することを特徴とする受信装置。 - 請求項3に記載の受信装置であって、
前記制御手段は、前記2つの受信手段の受信レベルが高い受信信号に対する利得が大きくなるように前記2つの可変増幅手段の利得を制御することを特徴とする受信装置。 - 予め定められた条件において受信する直接波と反射波が逆相関の関係となるように配置した2つのアンテナにより信号を受信し、前記受信したアナログ信号を合成する受信方法であって、
前記2つのアンテナにより受信したそれぞれの信号を分配し、
前記それぞれの分配された信号のそれぞれの一方について受信した信号の受信レベル及び位相差を検出し、
前記検出された受信レベルと位相差を基に、前記それぞれの分配された信号のそれぞれの他方について信号レベルおよび位相を補正する制御信号を出力し、
前記それぞれの分配された信号のそれぞれの他方について前記制御信号を基に信号レベルを補正し、
前記それぞれの分配された信号のそれぞれの他方について前記制御信号を基に位相差を補正し、
前記信号レベルおよび位相差を補正したそれぞれの信号を合成することを特徴とする受信装置の受信方法。 - 請求項5に記載の受信方法であって、
前記2つのアンテナにより受信した信号の受信レベルが高い受信信号に対する利得が大きくなるように利得を制御することを特徴とする受信方法。
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