JP6143619B2 - 伸縮レール装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道線路の側部に設けられた作業車両の保管場所から鉄道線路まで作業車両を移動させるための伸縮レール装置に関する。
従来、鉄道作業車両用の伸縮レール装置として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。伸縮レール装置は、ベース上に基礎レールを設け、これを作業車両の保管場所上の元位置から、鉄道線路上へ延出した前進位置まで移動自在である。可動レールを基礎レールの上に載せ置けるように設け、これを基礎レール上にある元位置から、基礎レールの先端に連続して鉄道線路上へ延出した前進位置まで移動可能にする。可動レールは、モータ、スプロケット、チェーンで往復移動させる。
特開7−329781号公報
上記従来の伸縮レール装置においては、通常モータにより可動レールを伸縮駆動するが、伸長状態で停電や電源故障などによりモータを使用できない場合、可動レールを元位置に収納するのに手動のウィンチを使用しなければならないが、ワイヤロープを準備し可動レールに接続する等の対応作業が大がかりになる。
したがって、この出願に係る発明は、モータの駆動電源が喪失した場合等の非常時でも、伸長した可動レールを手動で簡易に元位置に戻す操作が可能な伸縮レール装置の手動操作用キー装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための、この出願に係る発明の伸縮レール装置の手動操作用キー装置は、鉄道線路の側部に設けられた保管場所の基礎レール1から可動レール2を長さ方向に延長させて作業車両を鉄道線路の本線レールに移動させるために基礎レール1上で可動レール2を移動させる可動レール移動手段3を備え、可動レール移動手段3には、基礎レール1に固定されたモータ4と、モータ4に駆動される駆動スプロケット5と、駆動スプロケット5に掛け回され可動レールに係止されるチェーン7と、モータ4の軸に直交する方向に駆動力を伝達する円筒状の駆動軸10と、この駆動軸10を相対回転自在に長手方向に貫通するスプロケット軸11とを具備させる。キー部材12を駆動軸10及びスプロケット軸11の周方向対応位置に備えたキー溝10a,11aにそれぞれ係合させ、駆動軸のキー溝10aから離脱可能に両者を結合する。
この出願に係る発明の伸縮レール装置のキー装置によれば、常時はモータにより可動レールを伸縮駆動操作できるが、伸長時にモータの駆動電源が喪失しても、キー部材駆動軸から離脱させれば、スプロケット軸を手動で回転操作することができ、スプロケットに掛けたチェーンを引き回して可動レールを移動させ簡易に元位置に戻すことができる。
本発明に係る伸縮レール装置の正面図である。 図1の伸縮レール装置の平面図である。 図1の伸縮レール装置の駆動装置の正面図である。 手動操作用キー装置の正面図である。 図4の手動操作用キー装置の横断面図である。 図5のVI−VI断面図である。 解除状態の手動操作用キー装置の横断面図である。
図面を参照して本発明の実施の一形態を説明する。
なお、伸縮レール装置は、全体を図示しないが、従来のものと同様にして、作業車両の保管場所のベース上に鉄道線路とほぼ直交方向に敷設され、可動レールが保管場所にある元位置から、鉄道線路上へ延出した前進位置まで、基礎レール上を駆動装置により往復移動自在に設けられる。また、基礎レールは、保管場所PのベースB上に設けられる補助レール上を元位置から、前進位置まで、駆動装置により往復移動自在に設けられる。
図1,図2において、可動レール2は、ほぼ断面コ字状を成し、縮小状態の元位置において、基礎レール1の上に載せ置かれる。可動レール2は、基礎レール1の下部の所要個所に取付けられたローラ1aに乗っており、基礎レール1上を軸線方向に移動可能である。可動レール2は、前進位置において、基端が基礎レール1の先端に連続して鉄道線路上へ延出する。基礎レール1には、可動レール2を軸線方向に往復移動させるための駆動装置3を備えている。
図1ないし図3に示すように、駆動装置3は、基礎レール1の基端側に固定されたモータ4と、モータ4の近傍の駆動スプロケット5と、基礎レール1の先端側に固定された従動スプロケット6と、これらのスプロケット5,6間に掛け回されるチェーン7とを具備する。チェーン7は、基礎レール1と可動レール2との間に形成された空間を通して張られ、途上の係止金具8により可動レール2の基端部に係止される。
図4ないし図6に示すように、駆動スプロケット5のスプロケット軸11は、モータ4に付属する減速機によりモータ軸と直交方向に回転を伝達する駆動軸10にキー装置12を介して結合する。スプロケット軸11は、円筒軸である駆動軸10に軸線回りに相対回転自在に挿入され、露出した一端部には軸回りにキー装置12が装着され、同じく露出した他端部には駆動スプロケット5を手動回転させるためのハンドル13を装着可能である。
キー装置12は、駆動軸10とスプロケット軸11とを結合するキー片14と、このキー片14の基端部を支持し、スプロケット軸11を貫通させる支持部材15と、支持部材15に隣接してスプロケット軸11を挿通させるナット部材16とを具備する。キー片14は、駆動軸10及びスプロケット軸11の周方向対応位置に設けられたキー溝10a,11aに嵌合する角棒材である。
支持部材15は、スプロケット軸11の一端部を軸方向摺動自由に貫通させる貫通孔15aを備えた環状体であり、スプロケット軸11の途上の大径のストッパリング11cを受け入れる凹部15bが貫通孔15aに連続している。支持部材15は、凹部15bの内周面にキー片14の基端部をねじ止めして、キー片14を軸方向に延出させる。支持部材15の外周側面に環状溝15cを備える。
ナット部材16は、スプロケット軸11の端部に形成されたねじ部11bに螺合する環状体であり、正逆回転によりスプロケット軸11上を支持部材15と共に軸線方向前後に移動可能である。ナット部材16は、外周面に半径方向に延びる4本の摘み16aを周方向等間隔に備える。ナット部材16の一方の外周縁部は、軸方向に支持部材15上に延出して、内側に向かって環状溝15c内に突出し支持部材15に係合する環状係合部16bを備える。環状係合部16bは、環状溝15cに対し幅方向に遊びをもって緩く係合する。ナット部材16には、支持部材15を離す方向に付勢し、キー片14がスプロケット軸11のキー溝11aに合致すると、支持部材15をナット部材16から押し出す軸方向のプランジャ17が軸周り等間隔に4箇所埋設されている。
この鉄道作業車両用の伸縮レール装置は、可動レール2の延長位置において、何らかの原因でモータ4の電源が消失した場合、スプロケット軸11の端部にハンドル13を装着し、駆動スプロケット5を手動回転させてチェーン7を引き回し可動レール2を保管場所Pに戻す。この手動操作に先立ち、モータ4の負荷を遮断するため駆動軸10からスプロケット軸11を分離する。スプロケット軸11のキー溝11aにキー片14が係合する状態で(図5)装着してあるキー装置12のナット部材16を回転させると、スプロケット軸11上を外側に向かってナット部材16が環状係合部16bに係合している支持部材15と共に移動していく。支持部材15の移動途上で、キー片14が駆動軸10のキー溝10aから離脱すれば(図7)、スプロケット軸11と駆動軸10とが分離するから、スプロケット軸11の他端部のハンドル13でスプロケット軸11を回転操作でき、駆動スプロケット5が回転してチェーン7を引き回し可動レール2を基礎レール1上で移動させることができる。
電源が復旧してモータ4により可動レール2を駆動する場合、操作に先立ち、モータ4の駆動力を伝達可能に駆動軸10とスプロケット軸11とをキー装置12で結合する。キー装置12はスプロケット軸11のキー溝11aにキー片14を係合させている状態にある(図7)から、ナット部材16を回転させると、ナット部材16は環状係合部16bに係合している支持部材15と共にスプロケット軸11上を内側に向かって移動していく。キー片14が駆動軸10の端面に当接して、支持部材15の移動が妨げられたら、以降のナット部材16の回転によりプランジャ17が押し込まれるが、スプロケット軸11を駆動軸10に対して相対回転させ、駆動軸10のキー溝10aがスプロケット軸11のキー溝11aに合致すれば、キー片14が受け入れられて支持部材15がフリーになるため、プランジャ17が飛び出して、環状溝15c内の環状係合部16bの遊び分だけ支持部材15をナット部材16から押し出し、キー片14を駆動軸10のキー溝10aに押し込み、キー溝10aにキー片14を位置決めする。さらにナット部材16を回転させて支持部材15の凹部15bにストッパリング11cを受け入れると、駆動軸10とスプロケット軸11とがキー片14で結合し、モータ4の駆動力をスプロケット5に伝達できる。
1 基礎レール
2 可動レール
3 駆動装置
4 モータ
5 駆動スプロケット
6 従動スプロケット
7 チェーン
10 駆動軸
10a キー溝
11 スプロケット軸
11a キー溝
12 キー装置
13 ハンドル
14 キー片
15 支持部材
15c 環状溝
16 ナット部材
16a 摘み
16b 環状係合部
17 プランジャ

Claims (2)

  1. 鉄道線路の側部に設けられた保管場所の基礎レールから可動レールを長さ方向に延長させて作業車両を鉄道線路の本線レールに移動させるために基礎レール上で可動レールを移動させる駆動装置を備えた伸縮レール装置において、
    前記駆動装置は、基礎レールに固定されたモータと、モータに駆動される駆動スプロケットと、駆動スプロケットに掛け回され可動レールに係止されるチェーンと、前記モータの軸に直交する方向に駆動力を伝達する円筒状の駆動軸と、この駆動軸を相対回転自在に長手方向に貫通するスプロケット軸とを具備し、
    前記スプロケット軸及び駆動軸の周方向対応位置に備えたキー溝にそれぞれ係合し両者を結合する一方、駆動軸のキー溝から離脱可能なキー部材を具備することを特徴とする鉄道作業車両用伸縮レール装置。
  2. 前記キー部材は、前記キー溝に係合するキー片が固定され、スプロケット軸端部に回転自在に貫通される支持部材と、
    スプロケット軸の端部に形成されたねじ部に螺合し、前記支持部材に前後に遊びをもって緩く係合し、支持部材を軸上前後に移動させるナット部材と、
    このナット部材に埋設され、前記支持部材をナット部材から離すよう付勢し、前記ナット部材の移動途上でキー片が駆動軸のキー溝に合致すると、支持部材をナット部材から押し出して駆動軸のキー溝に位置決めするプランジャとを具備することを特徴とする請求項1に記載の鉄道作業車両用伸縮レール装置。
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