JP6142673B2 - サーバ、データセンタ、システム、および制御方法 - Google Patents
サーバ、データセンタ、システム、および制御方法 Download PDFInfo
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Description
クラウドコンピューティングにおいて、ユーザは、パーソナルコンピュータ等のクライアントを用いて各種作業を実行する。
ユーザがデータを保存する場合、該データは、サービスを提供しているクラウドサーバに保存される。
しかしながら、当該データセンタに多数のクライアントからのアクセス集中による処理遅延、またはクライアントとデータセンタ間のネットワーク障害や多量のパケットによるネットワーク遅延が発生すると保存処理に時間が掛かってしまうという問題がある。
実施の形態のデータセンタは、クライアント端末およびサーバと接続し、記憶部と、書込み完了予測時刻算出部と、を備える。
図1は、実施の形態に係るシステムの構成図である。
クライアント201は、例えば、パーソナルコンピュータや携帯端末などの情報処理装置である。
クライアント201−iは、アプリケーション処理部210−i、データセンタ構成情報取得部211−i、ダミーデータ書込み要求処理部212−i、ネットワーク(NW)レスポンステーブル処理部213−i、サーバレスポンステーブル処理部214−i、データ書込み要求処理部215−i、書込み開始通知受信部216−i、データ管理テーブル処理部217−i、データ読込・書込処理部218−i、書込み完了通知処理部219−i、キャンセル要求処理部220−i、送受信制御部221−i、および記憶部230−iを備える。
データ読込・書込処理部218−iは、データセンタ401へのデータの送信およびデータセンタ401からデータを受信する。
キャンセル要求処理部220−iは、キャンセル要求を管理サーバ301に送信する。
データセンタ構成情報232−iは、項目として、サーバID、Internet Protocol(IP)アドレス、Uniform Resource Locator(URL)を有する。データセンタ構成情報232−iには、サーバID、IPアドレス、およびURLが対応付けられて記述されている。
IPアドレスは、データセンタ401のIPアドレスである。
URLは、データセンタ401のURLである。
NWレスポンステーブル233−iは、項目として、サーバIDおよびNWレスポンスタイムを有する。NWレスポンステーブル233−iには、サーバIDおよびNWレスポンスタイムが対応付けられて記述されている。
NWレスポンスタイムは、クライアント201−iとデータセンタ401間のネットワークレスポンスタイムである。NWレスポンスタイムの単位は、ミリ秒(ms)である。
サーバレスポンステーブル235−iは、項目として、サーバIDおよびサーバレスポンスタイムを有する。サーバレスポンステーブル235には、サーバIDおよびサーバレスポンスタイムが対応付けられて記述されている。
サーバレスポンスタイムは、クライアント201とデータセンタ401間のサーバレスポンスタイムである。サーバレスポンスタイムの単位は、ミリ秒(ms)である。
データ管理テーブル239−iは、項目として、サーバID、IPアドレス、URL、書込みファイル名、および書込み要求IDを有する。データ管理テーブル239−iには、サーバID、IPアドレス、URL、書込みデータ名、および書込み要求IDが対応付けられて記述されている。
IPアドレスは、データセンタ401のIPアドレスである。
URLは、データセンタ401のURLである。
書込み要求IDは、書込みデータ231−iの書込み要求を一意に識別するための識別子である。書込み要求IDは、システム101内でユニークな情報である。
管理サーバ301は、データセンタ構成情報処理部311、NWレスポンステーブル処理部312、サーバレスポンステーブル処理部313、データ書込み要求処理部314、書込み必要時間算出部315、書込み完了予測時刻問合せ部316、書込み先決定部317、書込み要求情報処理部318、書込み完了通知部319、キャンセル要求処理部320、タイムアウト処理部321、送受信制御部322、および記憶部330を備える。
書込み完了通知部319は、クライアント201からデータ書込み完了通知を受信し、書込み先のデータセンタ401にデータ書込み完了通知を送信する。
送受信制御部322は、データセンタ構成情報処理部311、NWレスポンステーブル処理部312、サーバレスポンステーブル処理部313、データ書込み要求処理部314、書込み必要時間算出部315、書込み完了予測時刻問合せ部316、書込み完了通知部319、キャンセル要求処理部320、またはタイムアウト処理部321からデータを受信し、データをクライアント201またはデータセンタ401に転送する。また、送受信制御部317は、クライアント201またはデータセンタ401からデータを受信し、データをデータセンタ構成情報処理部311、NWレスポンステーブル処理部312、サーバレスポンステーブル処理部313、データ書込み要求処理部314、書込み必要時間算出部315、書込み完了予測時刻問合せ部316、書込み完了通知部319、キャンセル要求処理部320、またはタイムアウト処理部321に転送する。
書込み要求情報334は、項目として、書込み要求IDおよびサーバIDを有する。書込み要求情報334には、書込み要求IDおよびサーバIDが対応付けられて記述されている。
サーバIDは、データセンタ401を識別する識別子である。
データセンタ401−jは、ディスク容量チェック処理部411−j、データ読込み処理部412−j、データ書込み処理部413−j、ダミーデータ書込み処理部414−j、データ書込み要求処理部415−j、キャンセル要求処理部416−j、タイムアウト処理部417−j、書込み完了予測時刻問合せ部418−j、データ書込み通知部419−j、書込み完了通知部420−j、時系列要求予測情報更新部421−j、タイムアウト監視・判定部422−j、送受信制御部423−j、Network Interface Card(NIC)424−j、および記憶部430−jを備える。
データ読込み処理部412−jは、記憶部430−jからデータを読み出す。
データ書込み処理部413−jは、記憶部430−jにデータを書き込む。
書込み完了予測時刻問合せ部418−jは、書込み完了予測時刻要求を受信し、書込み完了予測時間を算出し、管理サーバ301に書込み完了予測時間を送信する。
書込み完了通知部420−jは、管理サーバ301からデータ書込み完了通知を受信する。
時系列要求予測情報432−jには、データセンタ401−jが実行中または実行予定の書込み処理の情報が時系列情報として記載されている。また、時系列要求予測情報432−jには、書込み完了予測時間の算出の際に使用されるデータセンタ401−jの情報が記載されている。
時系列要求予測情報432−jは、項目として、最大多重度、ディスク容量、ディスク残量閾値、およびクライアント要求情報を有する。時系列要求予測情報432−jには、最大多重度、ディスク容量、ディスク残量閾値、およびクライアント要求情報が対応付けられて記述されている。
ディスク残量閾値は、書込みを許可するか否かの判定に用いられる閾値である。
書込み完了予測時刻は、予測される書込み完了の時刻である。
書込み予定データサイズは、書き込み予定のデータのサイズである。
図11は、ネットワークレスポンスタイムおよびサーバレスポンスタイムの測定処理のシーケンス図である。
尚、クライアント201−4とデータセンタ401−1は、Transmission Control Protocol(TCP)を用いて通信する。
先ず、クライアント201−4は、接続要求(SYNパケット)をデータセンタ401−1に送信する(ステップS501)。
クライアント201−4は、クライアント201−4が接続要求(SYNパケット)を送信してから、確認応答(ACKパケット)を受信するまでの時間を測定し、該時間をネットワークレスポンスタイムとする。
クライアント201−4は、クライアント201−4がダミーデータ書込み要求を送信してから、書込み完了の応答を受信するまでの時間を測定し、該時間をサーバレスポンスタイムとする。
先ず、アプリケーション処理部210は、書込みデータ231を生成し、書込みデータ231を保存するデータ保存処理を開始する。
図13は、図12のステップS511〜S514に対応する。
図13では、クライアント201−4の処理について述べる。尚、クライアント201−1〜201−3の処理も同様である。
NWレスポンステーブル処理部213−4は、データセンタ401−1に接続要求(SYNパケット)を送信してから、確認応答(ACKパケット)を受信するまでの時間を測定し、該時間をデータセンタ401−1のネットワークレスポンスタイムとしてNWレスポンステーブル233−4に記述する。
サーバレスポンステーブル処理部214−4は、クライアント201−4がダミーデータ書込み要求を送信してから、書込み完了の応答を受信するまでの時間を測定し、該時間をデータセンタ401−1のサーバレスポンスタイムとしてサーバレスポンステーブル235−4に記述する。
図14は、実施の形態に係る管理サーバのデータ保存処理のフローチャートである。
書込み必要時間=NWレスポンスタイム+(サーバレスポンスタイム/ダミーデータサイズ)*書込み予定データサイズ+α ・・・(1)
サーバレスポンスタイムは、サーバレスポンステーブル333から取得される。
ダミーデータサイズは、サーバレスポンスタイムの測定時に使用したダミーデータのサイズである。ダミーデータサイズは、システム101内で予め設定されている。
書込み完了予測時刻要求は、書込み予定データサイズと算出した書込み必要時間を含む。図15に示す書込み完了予測時刻要求は、書込み予定データサイズはd-x、書込み必要時間は3である。
図16A〜Cは、実施の形態に係るデータセンタのデータ保存処理のフローチャートである。
1)書込み処理の時間経過の割合を書き込み予定データサイズに乗算して書込み済みのデータサイズを算出し、書き込み予定データサイズから書込み済みのデータサイズを減算して残りの書込み予定のデータのサイズを算出する。
2)各クライアント201に残りの書込み予定のデータのサイズを問い合わせる。
3)データセンタ401で流通データ量を監視し、残りの書込み予定のデータのサイズを算出する。
先ず、データセンタ401は、図10に示す時系列要求予測情報432を格納しているとする。
図17の横軸は時間、縦軸は多重度またはディスク残量を示す。
ディスク残量は、記憶部430の空き容量である。
図18の横軸は時間、縦軸は多重度またはディスク残量を示す。
図18において、実線のグラフはディスク残量予測値を示し、各矩形は書込み処理を示している。また、現在時刻はtとする。
図19の横軸は時間、縦軸は多重度またはディスク残量を示す。
図19において、実線のグラフはディスク残量予測値を示し、各矩形は書込み処理を示している。また、現在時刻はtとする。
ステップS719において、書込み完了通知部420は、管理サーバ301からデータ書込み完了通知を受信する。データ書込み完了通知は、書込みを終了した書込み要求IDを含む。
図20では、クライアント201−4(クライアント-L)がデータセンタ401−2(データセンタ-b)に書込みを行う場合について説明する。
図20では、各クライアント201において、NWレスポンステーブル233およびサーバレスポンス235が生成され、管理サーバ301に送信済みであるとする。
図23は、更新前のクライアント要求情報に基づくデータセンタの状態を示す図である。
図25は、更新後のクライアント要求情報に基づくデータセンタの状態を示す図である。
次に書込み途中で書込みがキャンセルされる場合の処理について説明する。
図26では、クライアント201−4(クライアント-L)がデータセンタ401−2(データセンタ-b)に書込みを行っており、書込みを中断する場合について説明する。
図27は、図12のステップS518からステップS522の間で書込み処理をキャンセルする場合のクライアントの処理のフローチャートである。
図28は、図12のステップS518からステップS522の間でクライアント201が書込み処理をキャンセルする場合の管理サーバ301の処理のフローチャートである。
図29は、図12のステップS518からステップS522の間でクライアント201が書込み処理をキャンセルする場合の書込み先のデータセンタ401の処理のフローチャートである。
図30は、実施の形態に係るシステムのタイムアウト処理のシーケンス図である。
図30では、データセンタ401−2(データセンタ-b)において、クライアント201−4(クライアント-L)からの書込みがタイムアウトと判定された場合の処理を示す。
ステップS651において、タイムアウト処理部321は、データセンタ401からタイムアウト通知を受信する。タイムアウト通知は、タイムアウトと判定された書込みの書込み要求IDを含む。
ステップS751において、タイムアウト監視・判定部422は、書込みに対するタイムアウトの判定を行う。タイムアウトと判定された場合、制御はステップS752に進む。
タイムアウトの判定は、クライアント201からデータセンタ401への書込み開始前と書込み開始後でそれぞれ以下の方法で判定する。
クライアント201からデータセンタへ401のデータ書込み開始前において、タイムアウトを判定する。データセンタ401から書込み開始通知後、一定時間経過してもデータセンタ401に対してクライアント201からのアクセスがない場合、該当の書込みをタイムアウトと判定する。
クライアント201からデータセンタ401へのデータ書込み開始後において、書込みのタイムアウトを判定する。データセンタ401から書込み開始通知後、クライアント201からの書込みデータ(通信パケット)を監視し、書込みデータの受信が一定時間以上ない場合、該当の書込みをタイムアウトと判定する。
実施の形態のクライアント201、管理サーバ301、およびデータセンタ401は、例えば、図33に示すような情報処理装置1によって実現される。
出力部5は、例えば、ディスプレイ、プリンタ等である。
記録媒体駆動部7は、可搬記録媒体10を駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬記録媒体としては、メモリカード、フレキシブルディスク、Compact Disk Read Only Memory(CD-ROM)、光ディスク、光磁気ディスク等、任意のコンピュータ読み取り可能な記録媒体が用いられる。ユーザは、この可搬記録媒体10に上述のプログラムとデータを格納しておき、必要に応じて、それらをメモリ3に読み出して使用する。
(付記1)
クライアント端末および複数のデータセンタと接続するサーバであって、
前記サーバは、
前記クライアント端末から前記複数データセンタに対する接続要求の送信から、該接続要求に対する応答の受信までの時間であるネットワークレスポンスタイムが記述されたネットワークレスポンステーブル、および前記クライアント端末から前記複数データセンタに対するダミーデータの書込み要求を送信してから、該ダミーデータの書き込み完了の応答を受信するまでの時間であるサーバレスポンスタイムが記述されたサーバレスポンステーブルを格納する記憶部と、
前記クライアント端末からデータの書込み要求を受信したときに、前記ネットワークレスポンスタイム、前記サーバレスポンスタイム、および前記データのサイズに基づいて、各データセンタに対する書込み必要時間を算出する書込み必要時間算出部と、
前記書込み必要時間と前記データのサイズとを含む書込み完了予測時間要求を前記複数のデータセンタに送信し、前記複数のデータセンタから前記データに対する書込み完了予測時間を受信する書込み完了予測時間問合せ部と、
前記複数のデータセンタのうちで、前記書込み完了予測時間が最も早いデータセンタを書込み先に決定する書込み先決定部と、
前記クライアント端末に前記書込み先を通知する書込み要求処理部と
を備えるサーバ。
(付記2)
前記サーバは、
前記データの書込み処理に対する識別子と前記クライアントを示す情報とを含む書込み登録要求を前記書込み先のデータセンタに送信する書込み要求処理部と
をさらに備える付記1記載のサーバ。
(付記3)
クライアント端末およびサーバと接続するデータセンタであって、
前記データセンタは、
前記データセンタが実行中または実行予定の書込み処理が記載された要求予測情報を格納する記憶部と、
データの書込み必要時間と該データのサイズとを含む書込み完了予測時間要求を前記サーバから受信し、前記要求予測情報と前記完了予測時間要求に基づいて、前記データを前記記憶部に書き込んだ場合の書込み完了予測時刻を算出し、前記書込み完了予測時刻を前記サーバに送信する書込み完了予測時刻算出部と、
を備えるデータセンタ。
(付記4)
書込み完了予測時刻算出部は、前記データを前記記憶部に書き込んだ場合の前記記憶部の空き容量を算出し、前記空き容量が閾値未満となる場合、前記空き容量が前記閾値未満となる旨を前記サーバに通知することを特徴とする付記3記載のデータセンタ。
(付記5)
前記要求予測情報には、前記データの書込み処理の開始時刻がさらに記載され、
現在の時刻が前記開始時刻となった場合、前記クライアント端末に前記データの書込み処理の開始を通知するデータ書込み通知部をさらに備えることを特徴とする付記3または4記載のデータセンタ。
(付記6)
データの書込みを要求するクライアント端末、前記データの書込み先を決定するサーバ、および複数のデータセンタを備えるシステムであって、
前記管理サーバは、
前記クライアント端末から前記複数データセンタに対する接続要求の送信から、該接続要求に対する応答の受信までの時間であるネットワークレスポンスタイムが記述されたネットワークレスポンステーブル、および前記クライアント端末から前記複数データセンタに対するダミーデータの書込み要求を送信してから、該ダミーデータの書き込み完了の応答を受信するまでの時間であるサーバレスポンスタイムが記述されたサーバレスポンステーブルを格納する第1の記憶部と、
前記クライアント端末からデータの書込み要求を受信したときに、前記ネットワークレスポンスタイム、前記サーバレスポンスタイム、および前記データのサイズに基づいて、各データセンタに対する書込み必要時間を算出する書込み必要時間算出部と、
前記書込み必要時間と前記データのサイズとを含む書込み完了予測時間要求を前記複数のデータセンタに送信し、前記複数のデータセンタから前記データに対する書込み完了予測時間を受信する書込み完了予測時間問合せ部と
前記複数のデータセンタのうちで、前記書込み完了予測時間が最も早いデータセンタを書込み先に決定する書込み先決定部と、
前記クライアント端末に前記書込み先を通知する書込み要求処理部と
を備え
前記複数のデータセンタの各データセンタは、
自身が実行中または実行予定の書込み処理が記載された要求予測情報を格納する第2の記憶部と、
前記完了予測時間要求を前記サーバから受信し、前記要求予測情報と前記完了予測時間要求に基づいて、前記データを前記第2の記憶部に書き込んだ場合の前記書込み完了予測時刻を算出し、前記書込み完了予測時刻を前記サーバに送信する書込み完了予測時刻算出部と、
を備えることを特徴とするシステム。
(付記7)
クライアント端末および複数のデータセンタと接続し、前記クライアント端末から前記複数データセンタに対する接続要求の送信から、該接続要求に対する応答の受信までの時間であるネットワークレスポンスタイムが記述されたネットワークレスポンステーブル、および前記クライアント端末から前記複数データセンタに対するダミーデータの書込み要求を送信してから、該ダミーデータの書き込み完了の応答を受信するまでの時間であるサーバレスポンスタイムが記述されたサーバレスポンステーブルを格納する記憶部を有するサーバが実行する制御方法であって、
前記クライアント端末からデータの書込み要求を受信したときに、前記ネットワークレスポンスタイム、前記サーバレスポンスタイム、および前記データのサイズに基づいて、各データセンタに対する書込み必要時間を算出し、
前記書込み必要時間と前記データのサイズとを含む書込み完了予測時間要求を前記複数のデータセンタに送信し、
前記複数のデータセンタから前記データに対する書込み完了予測時間を受信し、
前記複数のデータセンタのうちで、前記書込み完了予測時間が最も早いデータセンタを書込み先に決定し、
前記クライアント端末に前記書込み先を通知する
処理を備える制御方法。
(付記8)
前記データの書込み処理に対する識別子と前記クライアントを示す情報とを含む書込み登録要求を前記書込み先のデータセンタに送信する処理をさらに備える付記7記載の制御方法。
(付記9)
クライアント端末およびサーバと接続し、自身が実行中または実行予定の書込み処理が記載された要求予測情報を格納する記憶部を有するデータセンタが実行する制御方法であって、
データの書込み必要時間と該データのサイズとを含む書込み完了予測時間要求を前記サーバから受信し、
前記要求予測情報と前記完了予測時間要求に基づいて、前記データを前記記憶部に書き込んだ場合の書込み完了予測時刻を算出し、
前記書込み完了予測時刻を前記サーバに送信する
処理を備える制御方法。
(付記10)
前記制御方法は、
算出前記データを前記記憶部に書き込んだ場合の前記記憶部の空き容量を算出する処理をさらに備え、
前記送信する処理において、前記空き容量が閾値未満となる場合、前記空き容量が前記閾値未満となる旨を前記サーバに通知することを特徴とする付記9記載の制御方法。
(付記11)
前記要求予測情報には、前記データの書込み処理の開始時刻がさらに記載され、
前記制御方法は、
現在の時刻を監視し、
現在の時刻が前記開始時刻となった場合、前記クライアント端末に前記データの書込み処理の開始を通知する
処理をさらに備えることを特徴とする付記9または10記載の制御方法。
201 クライアント
210 アプリケーション処理部
211 データセンタ構成情報取得部
212 ダミーデータ書込み要求処理部
213 NWレスポンステーブル処理部
214 サーバレスポンステーブル処理部
215 データ書込み要求処理部
216 書込み開始通知受信部
217 データ管理テーブル処理部
218 データ読込・書込処理部
219 書込み完了通知処理部
220 キャンセル要求処理部
221 送受信制御部
230 記憶部
301 管理サーバ
311 データセンタ構成情報処理部
312 NWレスポンステーブル処理部
313 サーバレスポンステーブル処理部
314 データ書込み要求処理部
315 書込み必要時間算出部
316 書込み完了予測時刻問合せ部
317 書込み先決定部
318 書込み要求情報処理部
319 書込み完了通知部
320 キャンセル要求処理部
321 タイムアウト処理部
322 送受信制御部
330 記憶部
401 データセンタ
411 ディスク容量チェック処理部
412 データ読込み処理部
413 データ書込み処理部
414 ダミーデータ書込み処理部
415 データ書込み要求処理部
416 キャンセル要求処理部
417 タイムアウト処理部
418 書込み完了予測時刻問合せ部
419 データ書込み通知部
420 書込み完了通知部
421 時系列要求予測情報更新部
422 タイムアウト監視・判定部
423 送受信制御部
424 NIC
430 記憶部
Claims (8)
- クライアント端末および複数のデータセンタと接続するサーバであって、
前記サーバは、
前記クライアント端末から前記複数のデータセンタに対する接続要求の送信から、該接続要求に対する応答の受信までの時間であるネットワークレスポンスタイムが記述されたネットワークレスポンステーブル、および前記クライアント端末から前記複数のデータセンタに対するダミーデータの書込み要求を送信してから、該ダミーデータの書き込み完了の応答を受信するまでの時間であるサーバレスポンスタイムが記述されたサーバレスポンステーブルを格納する記憶部と、
前記クライアント端末からデータの書込み要求を受信したときに、前記ネットワークレスポンスタイム、前記サーバレスポンスタイム、および前記データのサイズに基づいて、各データセンタに対する書込み必要時間を算出する書込み必要時間算出部と、
前記書込み必要時間と前記データのサイズとを含む書込み完了予測時間要求を前記複数のデータセンタに送信し、前記複数のデータセンタから前記データに対する書込み完了予測時間を受信する書込み完了予測時間問合せ部と
前記複数のデータセンタのうちで、前記書込み完了予測時間が最も早いデータセンタを書込み先に決定する書込み先決定部と、
前記クライアント端末に前記書込み先を通知する書込み要求処理部と、
を備えるサーバ。 - 前記サーバは、
前記データの書込み処理に対する識別子と前記クライアント端末を示す情報とを含む書込み登録要求を前記書込み先のデータセンタに送信する書込み要求処理部と
をさらに備える請求項1記載のサーバ。 - クライアント端末およびサーバと接続するデータセンタであって、
前記データセンタは、
前記データセンタが実行中または実行予定の書込み処理が記載された要求予測情報を格納する記憶部と、
データの書込み必要時間と該データのサイズとを含む書込み完了予測時間要求を前記サーバから受信し、前記要求予測情報と前記完了予測時間要求に基づいて、前記データを前記記憶部に書き込んだ場合の書込み完了予測時刻を算出し、前記書込み完了予測時刻を前記サーバに送信する書込み完了予測時刻算出部と、
を備えるデータセンタ。 - 書込み完了予測時刻算出部は、前記データを前記記憶部に書き込んだ場合の前記記憶部の空き容量を算出し、前記空き容量が閾値未満となる場合、前記空き容量が前記閾値未満となる旨を前記サーバに通知することを特徴とする請求項3記載のデータセンタ。
- 前記要求予測情報には、前記データの書込み処理の開始時刻がさらに記載され、
現在の時刻が前記開始時刻となった場合、前記クライアント端末に前記データの書込み処理の開始を通知するデータ書込み通知部をさらに備えることを特徴とする請求項3または4記載のデータセンタ。 - データの書込みを要求するクライアント端末、前記データの書込み先を決定するサーバ、および複数のデータセンタを備えるシステムであって、
前記サーバは、
前記クライアント端末から前記複数のデータセンタに対する接続要求の送信から、該接続要求に対する応答の受信までの時間であるネットワークレスポンスタイムが記述されたネットワークレスポンステーブル、および前記クライアント端末から前記複数のデータセンタに対するダミーデータの書込み要求を送信してから、該ダミーデータの書き込み完了の応答を受信するまでの時間であるサーバレスポンスタイムが記述されたサーバレスポンステーブルを格納する第1の記憶部と、
前記クライアント端末からデータの書込み要求を受信したときに、前記ネットワークレスポンスタイム、前記サーバレスポンスタイム、および前記データのサイズに基づいて、各データセンタに対する書込み必要時間を算出する書込み必要時間算出部と、
前記書込み必要時間と前記データのサイズとを含む書込み完了予測時間要求を前記複数のデータセンタに送信し、前記複数のデータセンタから前記データに対する書込み完了予測時間を受信する書込み完了予測時間問合せ部と
前記複数のデータセンタのうちで、前記書込み完了予測時間が最も早いデータセンタを書込み先に決定する書込み先決定部と、
前記クライアント端末に前記書込み先を通知する書込み要求処理部と
を備え
前記複数のデータセンタの各データセンタは、
自身が実行中または実行予定の書込み処理が記載された要求予測情報を格納する第2の記憶部と、
前記完了予測時間要求を前記サーバから受信し、前記要求予測情報と前記完了予測時間要求に基づいて、前記データを前記第2の記憶部に書き込んだ場合の前記書込み完了予測時刻を算出し、前記書込み完了予測時刻を前記サーバに送信する書込み完了予測時刻算出部と、
を備えることを特徴とするシステム。 - クライアント端末および複数のデータセンタと接続し、前記クライアント端末から前記複数のデータセンタに対する接続要求の送信から、該接続要求に対する応答の受信までの時間であるネットワークレスポンスタイムが記述されたネットワークレスポンステーブル、および前記クライアント端末から前記複数のデータセンタに対するダミーデータの書込み要求を送信してから、該ダミーデータの書き込み完了の応答を受信するまでの時間であるサーバレスポンスタイムが記述されたサーバレスポンステーブルを格納する記憶部を有するサーバが実行する制御方法であって、
前記クライアント端末からデータの書込み要求を受信したときに、前記ネットワークレスポンスタイム、前記サーバレスポンスタイム、および前記データのサイズに基づいて、各データセンタに対する書込み必要時間を算出し、
前記書込み必要時間と前記データのサイズとを含む書込み完了予測時間要求を前記複数のデータセンタに送信し、
前記複数のデータセンタから前記データに対する書込み完了予測時間を受信し、
前記複数のデータセンタのうちで、前記書込み完了予測時間が最も早いデータセンタを書込み先に決定し、
前記クライアント端末に前記書込み先を通知する
処理を備える制御方法。 - クライアント端末およびサーバと接続し、自身が実行中または実行予定の書込み処理が記載された要求予測情報を格納する記憶部を有するデータセンタが実行する制御方法であって、
データの書込み必要時間と該データのサイズとを含む書込み完了予測時間要求を前記サーバから受信し、
前記要求予測情報と前記完了予測時間要求に基づいて、前記データを前記記憶部に書き込んだ場合の書込み完了予測時刻を算出し、
前記書込み完了予測時刻を前記サーバに送信する
処理を備える制御方法。
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