JP2015111330A - 端末装置、通信システム及び通信プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】サーバ経由で常時接続による端末間通信するシステムにおいて、事前に端末間で伝送データ量をやりとりし、伝送データ量に応じて端末間の直接通信に切り替える。【解決手段】常時接続端末100は、常時接続端末101が持つコンテンツとコンテンツのデータサイズとを対応付けたコンテンツリストを取得しており、コンテンツリストに含まれるコンテンツが指定されるとコンテンツリストを参照して指定コンテンツのデータサイズが閾値を超えるか判定し、超える場合には常時接続端末101との直接接続を要求するセッション切替要求をサーバ200に送信する。サーバ200はセッション切替要求を受信するとセッション切替通知を常時接続端末101に送信し、常時接続端末101はセッション切替通知の応答をサーバ200装置に返信する。サーバ200は応答を受信するとセッション切替情報を常時接続端末100と常時接続端末101とに送信する。【選択図】図12

Description

この発明は、サーバ経由で常時接続による端末間通信を実現する通信システムにおいて、伝送データ量に応じて、サーバとの接続を端末間の直接通信方式に切り替える端末装置、通信システム及び通信プログラムに関する。
IP(Internet Protocol)ネットワークを利用して、端末間の通信を行う場合、各端末とサーバ間で常時接続の通信路を確立し、端末はサーバを経由して他の端末との通信を実現する常時接続システムがある。常時接続システムを適用した例として、TVのような映像受信端末を、ユーザがスマートフォンやタブレットのような携帯端末を使用して遠隔からリモートコントローラとして操作するサービスがある。本サービスは、サーバ側でユーザ操作した履歴を取得できるメリットがある。また、サーバを経由して端末間を伝送するデータの種別としては端末から他の端末を制御する制御信号が主であり、伝送データ量としても数Kバイト単位である。そのため、本サービスにおけるサーバへの負荷は大きくなかった。しかしながら、端末間で画像や映像といった大容量のデータ伝送を行うとき、サーバでの処理は小容量のデータ伝送に比較して負荷が大きくなる。この場合、ユーザにとって操作する端末の応答性能の劣化や、最悪にはサーバとの新規の接続確立が不可になるといった悪影響がでてしまう。
この点に関して従来ではネットワーク成熟度(主にネットワークに参加する端末数)に応じて、ピュアP2P形式とサーバクライアント形式とを自動的に切り換えて利用することにより、最適なネットワーク形態を提供することが開示されている(例えば、特許文献1)。従来の方式(特許文献1)では、サーバクライアント形式において、サーバにおける処理の負荷が高くなることでピュアP2P形式に自動的に切り換えることが開示されている。しかしながら、端末間で画像や映像といった大容量のデータ伝送を行う場合、サーバの処理の負荷が高くなることは事前に想定できるが、現実にサーバの負荷が高くなるまでは、通信方式を切り換えることができないという課題があった。
特開2008−090651号公報
この発明は、サーバへ常時接続によりサーバ経由で端末間通信を実現するシステムにおいて、サーバ負荷が高くなるまで待つことなく、伝送データ量に応じて端末間の直接通信に切り替える手段を提供することを目的とする。
この発明の端末装置は、
情報を保有する情報保有端末装置であってサーバ装置に接続する情報保有端末装置と、前記サーバ装置に接続することで前記サーバ装置を介して通信する端末装置において、
通信部と、
前記情報保有端末装置の保有する保有情報と前記保有情報のデータサイズとを対応付けた対応リストを記憶する対応リスト記憶部と、
前記対応リストに含まれる前記保有情報が指定保有情報として指定された場合に、前記対応リストを参照して前記指定保有情報のデータサイズが予め保有する閾値を超えるか判定し、超えると判定した場合には前記情報保有端末装置との直接接続を要求する直接接続要求を前記通信部により前記サーバ装置を介して前記情報保有端末装置に送信する直接接続要求部とを備え、
前記通信部は、
前記サーバ装置を介して前記直接接続要求を受信した前記情報保有端末装置から前記サーバ装置に返信された直接接続を行う応答を受信した前記サーバ装置から、前記情報保有端末装置との直接接続に使用する直接接続情報を受信することを特徴とする。
この発明は、サーバ経由で常時接続による端末間通信を実現するシステムにおいて、対応リストに基づく伝送データ量に応じて端末間の直接通信に切り替えるので、サーバの負荷を軽減することができる。
実施の形態1による、常時配信システム1000の構成図。 実施の形態1による、常時配信システム1000の別の構成図。 実施の形態1による、常時接続端末100等の構成図。 実施の形態1による、サーバ200の構成図。 実施の形態1による、登録情報100Aを示す図。 実施の形態1による、認証情報応答200Aを示す図。 実施の形態1による、端末リスト201を示す図。 実施の形態1による、別の端末リスト201を示す図。 実施の形態1による、コンテンツリストを示す図。 実施の形態1による、セッション切替要求100Bを示す図。 実施の形態1による、サーバ200が常時接続端末100を認証するフローチャート。 実施の形態1による、常時接続端末100が常時接続端末101から大容量コンテンツを取得するフローチャート。 実施の形態1による、セッション切替情報200Bを示す図。 実施の形態2による、常時接続端末、サーバ装置のハードウェア構成を示す図。
実施の形態1.
図1〜図13を参照して実施の形態1を説明する。
図1は、実施の形態1の常時配信システム1000(通信システム)の構成を示すブロック図である。常時配信システム1000は、常時接続端末100(第1端末装置、端末装置)と常時接続端末101(第2端末装置、情報保有端末装置)と、1台のサーバ200(サーバ装置)及びIPネットワーク300で構成されている。図1では一例として2台の常時接続端末100と常時接続端末101とが示されているが、常時接続端末の台数はこれに限定するものではなく、常時接続端末は複数台存在してよい。常時配信システム1000の常時接続端末はいずれも同様の機能を持ち、例えば図1では常時接続端末100と常時接続端末101とは同様の機能を持ち、後述の図2では常時接続端末100、常時接続端末101〜104の5台はいずれも同様の機能を持つ。
常時接続端末100は、サーバ200と常時接続を確立し、サーバ200を経由して常時接続端末101とデータ通信を行う端末である。ここで常時接続端末100は、データ通信を行う相手の端末が常時接続端末101だけに限られるわけではない。常時接続端末100は、サーバ200の端末管理部220で管理する契約情報により複数の端末と通信することもできる。例えば、常時接続端末100は、サーバ200との常時接続を確立した場合に、サーバ200から通知される端末リスト201(後述の図7、図8)を取得し、その端末リスト201に記載された「端末を識別する端末ID」を用いて、指定の端末にデータ通信を行うことができる。ここでいう端末リスト201とはサーバ200と常時接続を確立している端末のリストであり、サーバ200と常時接続を確立している端末に変更があった場合、サーバ200の常時接続制御部230は常時接続を確立している端末に対して、最新の端末リスト201を通知する。
常時接続端末101は、サーバ200との常時接続を確立し、サーバ200を経由して常時接続端末100とデータ通信を行う端末である。常時接続端末100と常時接続端末101は、同様の機能を持つ。常時接続端末101は端末リスト201の通知を受信し、端末リスト201に常時接続端末101と異なる端末IDが記載されている場合、この端末IDを用いて双方向のデータ通信をすることができる。例えば、常時接続端末101がサーバ200と常時接続を確立し、サーバ200から端末リスト201を受信した際に、端末リスト201に常時接続端末100の端末IDと常時接続端末101の端末IDが記載されているとする。その際に、端末IDを用いて常時接続端末101は常時接続端末100と双方向のデータ通信をすることができる。
サーバ200の端末管理部220では、ユーザを識別するユーザ識別子と常時接続端末を識別する端末IDを対応付けて端末を管理する。実施の形態1の図1では、1ユーザに対して常時接続端末100と常時接続端末101が2台あることを表している。
また、サーバ200は、常時接続端末100から常時接続の確立要求を受けた際に、常時接続端末100と常時接続を確立する。サーバ200は、正常に常時接続端末100と接続が確立した場合、常時接続端末100に対してサーバ200と接続を確立している端末が列挙されている最新の端末リスト201を通知する。同様に、サーバ200は、常時接続端末101から常時接続の確立要求を受けた際に、常時接続端末101とのを確立し、最新の端末リスト201を通知する。
さらに、サーバ200のセッション管理部240は、例えば、常時接続端末100からの送信データを受信した場合、送信データに含まれる端末IDを基に送信先の端末を特定し、指定の端末に対して送信データをそのまま転送する。
図2は、1ユーザに対して5台の常時接続端末100〜104と1台のサーバ200を備えるシステムの例を示す。図2では、常時接続端末100〜104がサーバ200との常時接続を確立した際に、常時接続端末間で双方向通信が可能となる。例えば、常時接続端末100と常時接続端末101の間で双方向のデータ通信が可能、常時接続端末100と常時接続端末103の間で双方向のデータ通信も可能、常時接続端末102と常時接続端末104の間でも双方向のデータ通信もできる。以下では簡単のために常時接続端末100、常時接続端末101を用いて説明する。
図3は、常時接続端末100内部の構成の例を示す。常時接続端末100は、サーバ200や他の端末との通信を行う通信部110、サーバ200とクライアント機器の認証を行う機器認証処理部120、アプリケーションプログラム等からの常時接続要求を制御する常時接続制御部130(直接接続確立部)画像や映像のようなコンテンツを管理するコンテンツ管理部140(対応リスト取得部)、セッションの切替を判定するセッション切替判定部150(直接接続要求部)、セッションの状態を管理するセッション管理部160、コンテンツリスト1011を記憶するコンテンツリスト記憶部170を備えている。なおコンテンツリスト記憶部170はコンテンツ管理部140が有しても構わない。冒頭で述べたように常時接続端末はいずれも同様の機能を持つが、例えば常時接続端末100の通信部110は通信部110aと記載し、常時接続端末101の通信部110は通信部110bの様に記載し、a,bで区別する。以下の動作の説明(図11、図12)における常時接続端末101はコンテンツ(保有情報)を保有する端末(保有情報端末)であり、常時接続端末101のセッション管理部160bと通信部110bとは、後述のセッション切替通知(図12)の応答を返信する返信部を構成する。
図4は、サーバ200内部の構成の例を示す。サーバ200は、常時接続端末100との通信を行う通信部210、端末の契約状態を管理する端末管理部220、認証処理及び常時接続を制御する常時接続制御部230、それぞれの端末とのセッションの状態を管理するセッション管理部240から構成される。通信部210とセッション管理部240とは、以下の動作の説明(図12)におけるセッション切替情報200Bを送信する直接接続情報送信部を構成する。
図5は、常時接続端末100がサーバ200へ端末登録する際の登録情報100Aの図である。図6は、常時接続端末100がサーバ200に機器認証した際の認証情報応答200Aを示す図である。図7は、常時接続端末100が機器認証に成功した際の端末リスト201(端末数が1の場合)を示す図である。図8は、常時接続端末100が機器認証に成功した際の端末リスト201(端末数が3の場合)の図である。図9は、常時接続端末100が管理する動画や画像のようなコンテンツをリストにしたコンテンツリスト1011の図である。図10は、サーバ200が常時接続端末101に対して送信するセッション切替通知の図である。
なお、図5〜図10に示した各項目は一例であり、項目はこれらの図に示したものに限られない。
次に図11、図12に基づき、実施の形態1の常時配信システム1000の動作について接続する。
図11は、常時接続端末100、常時接続端末101が、それぞれサーバ200との常時接続確立をする際の、一連の動作を示すフローチャートである。
図12は、常時接続端末101から常時接続端末100に対して大容量のデータを送信する際の一連の動作を示すフローチャートであり、常時接続端末100が常時接続端末101と直接接続する際のフローチャートである。
まず、図11に基づき、常時接続端末100、常時接続端末101がそれぞれサーバ200との接続確立をする際の動作について説明する。図11は常時接続端末100がサーバ200に接続する場合を述べているが常時接続端末100の場合も同様である。
(常時接続端末100)
まず、常時接続端末100では、機器認証処理部120aが、機器認証を行うためのサーバURLと暗号鍵とを保持しているとする。まず、常時接続端末100では、アプリケーションプログラムの指示に伴い、サーバ200と常時接続を確立する際に常時接続制御部130aに通知がされる。常時接続制御部130aは、サーバ200への機器認証を行うために端末内に保持している登録情報100Aを機器認証処理部120aに通知する。図5に示すように、登録情報100Aの項目には常時接続端末を識別する端末ID、端末で管理する暗号鍵と端末IDから作成する機器認証情報がある。図5では端末IDを「0001」、機器認証情報は16進32文字列とする。機器認証処理部120aは通信部110aを介して登録情報100Aをサーバ200に送信する(S100)。ここで登録情報100Aを送信する通信方式としては、HTTP/HTTPSを用いて送信することを想定しており、例えば、他の通信方式を用いて登録情報100Aを送信しても構わない。また、実施の形態1では機器認証を行うサーバと常時接続を処理するサーバとを同一のサーバ200として表しているが、物理的に異なるサーバを用いても構わない。また機器認証情報は16進32文字に限定するものではない。
(サーバ200)
サーバ200では、通信部210を介して登録情報100Aを受信すると、常時接続制御部230が、サーバ200で保持する暗号鍵と機器認証情報を用いて検証を行う(S101)。ここで、常時接続端末100で保持する暗号鍵とサーバ200で保持する暗号鍵は同一である。認証は、例えば常時接続制御部230が、サーバ200の保持する暗号鍵及び端末IDからサーバ側の機器認証情報を生成し、常時接続端末100から受信した機器認証情報と照合する。機器認証に成功した場合、常時接続制御部230は通信部210から常時接続端末100に対して機器認証結果(OK)と、認証情報応答200Aとを返す。図6に示すように認証情報応答200Aの項目には、共通鍵、初期化ベクタ、常時接続を確立することができるサーバURLがある。図6では、共通鍵を「16進32文字」、初期化ベクタを「16進32文字」として表している。機器認証に失敗した場合、常時接続制御部230は、通信部210から常時接続端末100に対して認証結果(NG)を返す。
(常時接続端末100)
常時接続端末100の機器認証処理部120aでは、通信部110aで受信した機器認証結果を常時接続制御部130aに通知する。常時接続制御部130aは、機器認証結果を参照する(S102)。機器認証結果がOKの場合、常時接続制御部130aは、共通鍵、初期化ベクタ、常時接続を確立することができるサーバURLを保持する(S103)。機器認証結果がNGの場合、ここで処理終了となる。
次に、常時接続端末100の常時接続制御部130aは、通信部110aを介して認証情報応答200Aに含まれるサーバURLを用いて常時接続としてハンドシェイク処理を行う(S104)。ここで常時接続の通信方式としては、WebSocketを想定しており、例えば、他の通信方式で常時接続を実現できるならば別の通信方式でも構わない。
(サーバ200)
サーバ200における常時接続制御部230では、ハンドシェイク処理を行う。ハンドシェイク処理に成功した場合は常時接続を確立する(S105)。ハンドシェイク処理に失敗した場合は常時接続を確立しない。常時接続制御部230では、常時接続端末100との常時接続を確立した場合、サーバ200で管理する端末リスト201を常時接続端末100に送信する(S106)。端末リスト201の項目には、サーバ200と常時接続を確立している端末IDがあり、図7に示すように常時接続端末100の端末IDを「0001」とする。この場合、サーバ200と常時接続端末100だけが接続されている状態である。サーバ200と複数の常時接続端末との常時接続が確立されている際には、端末リスト201が図8に示すように複数の端末IDが含まれることになる。
(常時接続端末100)
常時接続端末100は、常時接続制御部130aが通信部110aを介して端末リスト201を受信し、受信した端末リスト201を記憶部(図示していない)に保持する。常時接続端末100にすでに端末リスト201が存在する場合には、上書き保存する。
以上の動作により、常時接続端末100がアプリケーションプログラムの指示に伴い、サーバ200との常時接続を確立する。また、常時接続端末101は、常時接続端末100と同様の動作によりサーバ200と常時接続を確立する。
次に、図12に基づき、常時接続端末100が、常時接続端末101から画像や映像といった大容量サイズのコンテンツを取得する際の一連の動作を説明する。
(常時接続端末100)
まず、常時接続端末100では、コンテンツ管理部140aが、事前に、図9に示したような、常時接続端末101の保有する画像や映像といったコンテンツと、そのコンテンツのデータサイズとの対応関係を示すコンテンツリスト1011(対応リスト)を取得しているものとする。常時接続端末100は、コンテンツリスト1011をコンテンツリスト記憶部170aに記憶している。常時接続端末100はコンテンツリスト1011の取得方法については問われない。例えば、常時接続端末100はサーバ200経由で常時接続端末101に問い合わせて、常時接続端末101が保有しているコンテンツリストを取得してもよい。
例えば、常時接続端末100のコンテンツ管理部140aは、常時接続端末101のコンテンツリスト記憶部170bにあるコンテンツリスト1011を要求して、常時接続端末101からコンテンツのサイズを含むコンテンツリスト1011を取得する。
あるいは常時接続端末100に対してサーバ200から設定してもよいし、常時接続端末100のユーザが設定しても構わない。図12の説明では、常時接続端末100の要求により、常時接続端末101が保有しているコンテンツリスト1011が、常時接続端末100に送信される場合を説明する(S200)。
(常時接続端末101)
常時接続端末101のコンテンツ管理部140bでは、通信部110bを介してコンテンツリスト要求を受信すると、常時接続端末101にあるコンテンツリスト1011を取得し、常時接続端末100に対して通信部110bを介してコンテンツリスト1011を通知する(S201)。図9に示すように、コンテンツリスト1011の項目にはコンテンツを識別するコンテンツID、コンテンツ種別(動画/画像)、コンテンツのサイズがある。図9では、コンテンツID「0001」、コンテンツ種別「動画」、コンテンツのサイズが「362MB」であることを表している。コンテンツリスト1011の項目は3つのコンテンツに関して記載しているが、これだけに限るものではなく、常時接続端末101にあるすべてのコンテンツに関する情報が記載されていてもよいし、常時接続端末101にあるすべてのコンテンツのうちの指定されたものでも構わない。
(常時接続端末100)
常時接続端末100のコンテンツ管理部140aでは、コンテンツリスト1011を取得すると、コンテンツリスト1011をコンテンツリスト記憶部170aに保持する(S202)。
コンテンツ管理部140bは、常時接続端末101のコンテンツの状態に変更があった場合には、常に常時接続端末100に通知する。次に、常時接続端末100は、アプリケーションプログラム等によりコンテンツ取得の要求を受けた際に、セッション切替判定部150aによりセッション切替の判定を行う(S203)。セッション切替判定部150aは、コンテンツリスト1011を参照することにより、アプリケーションプログラム等により指定されたコンテンツ(指定保有情報)と同一のコンテンツでありコンテンツリスト1011に掲載されたコンテンツのデータサイズが、セッション切替判定部150aが予め保持する閾値(データサイズの閾値)よりも大きいかどうかを判定する。セッション切替判定部150aは大きいと判定した場合に、常時接続端末101との直接接続を要求するセッション切替要求100B(直接接続要求)を、サーバ200に送信する。図10に示すように、セッション切替要求100Bには、送信元の端末ID、送信先の端末ID、切替要否があり、図10では、送信元である常時接続端末100の端末IDを「0001」、送信先の常時接続端末101である端末ID「0002」、切替要否が「YES」(必要)であることが示されている。セッション切替判定部150aは、端末内に保持された閾値よりも小さい場合、通常通りサーバ200を経由して常時接続端末101からコンテンツを取得する(S203のNO)。上記の閾値はユーザにより変更してもよいし、機器認証時にサーバ200から閾値を与えられるような動的な値でもよい。
(サーバ200)
サーバ200では、セッション管理部240がセッション切替要求100Bを受信して、送信先の端末IDを参照する。セッション管理部240では、常時接続端末101に対してセッション切替通知(直接接続要求)を送信する(S204)。
(常時接続端末101)
常時接続端末101では、通信部110bがセッション切替通知を受信した場合、セッション切替通知を受信したことをセッション管理部160bに通知する。セッション管理部160bは、通信部110bの状態を確認して、セッションの切り換えが「可」(OK)であることを通信部110bにより応答として返す。セッション管理部160bでは、通信部110bの状態により、セッションの切り替えを「否」(NG)とする応答を返すこともできる。
(サーバ200)
サーバ200では、通信部210は、常時接続端末101からセッション切替通知の応答を受信した際に、セッション管理部240に通知する。セッション管理部240ではセッション切替通知の応答が「可」(OK)である場合に、セッション切替情報200B(直接接続情報)を取得(収集)する(S205)。ここで「セッション切替情報200B」とは、常時接続端末100と常時接続端末101とがサーバ200を介することなく、直接接続で互いに通信するのに使用する情報である。
(セッション切替情報200B)
図13は、セッション切替情報200Bを示す。図13のようにセッション切替情報200Bの項目には、切替確認結果(OK/NG)、送信元のセッション情報、送信先セッション情報がある。セッション切替情報200Bは、図13に示すものだけに限られるものではなく、例えば、よりセキュアに通信をする場合には、データを暗号化するための共通鍵を含めてもよい。
(サーバ200)
また、セッション管理部240は、セッション切替通知の応答がOKである場合、それぞれの端末とサーバ200とのセッションを切断し接続を断つ。一方セッション管理部240は、セッション切替通知の応答がNGである場合、切替確認結果としてNGを常時接続端末100に返す。
(常時接続端末100)
常時接続端末100では、セッション管理部160aが通信部110aを介してセッション切替情報200Bを受信する。セッション管理部160aは、セッション切替情報200Bに含まれる切替確認結果がOKである場合、常時接続端末101との直接接続を確立するために、直接接続の確立要求を常時接続制御部130aに通知する。常時接続制御部130aは、サーバ200から受信したセッション切替情報200Bを基に常時接続端末101と直接接続を確立するため、ハンドシェイク処理(直接接続確立処理)を開始する(S206)。常時接続制御部130aは、常時接続端末101とのハンドシェイク処理に成功した場合は常時接続を確立する。常時接続端末101とのハンドシェイク処理に失敗した場合は常時接続を確立しない。
常時接続端末100はハンドシェイク処理に成功して常時接続端末101と直接接続が成立した場合には、コンテンツ管理部140aが通信部110aを介して常時接続端末101のコンテンツ管理部140bに指定コンテンツの取得を要求する。そしてコンテンツ管理部140bは自身の保有する指定コンテンツを通信部110bを介して常時接続端末100に伝送する。
以上のように、本実施の形態1では、常時接続端末間における通信方式として、事前に端末間で伝送データ量の通知を行い、伝送データ量に応じて、サーバ経由で通信する方式から端末間の直接通信方式に切り替えることでサーバの負荷を軽減することができる。
以上の実施の形態1では端末間で伝送する大容量データとして、映像等のコンテンツを説明したが例示である。大容量データであればどのような情報でも構わない。例えば大容量のプログラムの伝送でも構わない。
実施の形態2.
図14を参照して実施の形態2を説明する。
図14は、実施の形態1で説明したコンピュータである端末装置及びサーバ装置のハードウェア構成を示す図である。端末装置及びサーバ装置は同様のコンピュータであるので端末装置を想定して説明するが端末装置の説明はサーバ装置にも当てはまる。
図14において、端末装置は、プログラムを実行するCPU810(Central Processing Unit)を備えている。CPU810は、バス825を介してROM(Read Only Memory)811、RAM(Random Access Memory)812、通信ボード816、磁気ディスク装置820と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。磁気ディスク装置820の代わりに、光ディスク装置、フラッシュメモリなどの記憶装置でもよい。
RAM812は揮発性メモリの一例である。ROM811、磁気ディスク装置820等の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部、格納部の一例である。通信ボード816は通信部あるいは入力装置の一例であり、また出力部、出力装置の一例でもある。磁気ディスク装置820には、オペレーティングシステム821(OS)、プログラム群823、ファイル群824が記憶されている。プログラム群823のプログラムは、CPU810、オペレーティングシステム821により実行される。
上記プログラム群823には、以上の実施の形態の説明において「〜部」として説明した機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムはCPU810により読み出され実行される。
ファイル群824には、以上の実施の形態の説明において、「〜の判定結果」、「〜の算出結果」、「〜の抽出結果」、「〜の生成結果」、「〜の処理結果」として説明した情報や、データや信号値や変数値やパラメータなどが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。「〜ファイル」や「〜データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU810によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力などのCPUの動作に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
また、以上の実施の形態の説明において「〜部」として説明したものは、「〜手段」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」として説明したものは、ソフトウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。プログラムはCPU810により読み出され、CPU810により実行される。プログラムは、以上に述べた「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、以上に述べた「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
以上の実施の形態では端末装置、サーバ装置を説明したが、これらの各「〜部」の動作は、コンピュータを装置として機能させるためのプログラムとしても把握できることは以上の説明から当然である。また、上記装置の各「〜部」の動作は、方法としても把握できることは以上の説明により明らかである。
1000 常時配信システム、1011 コンテンツリスト、100 常時接続端末、100A 登録情報、100B セッション切替要求、110,110a,110b 通信部、120,120a,120b 機器認証処理部、130,130a,130b 常時接続制御部、140,140a,140b コンテンツ管理部、150,150a,150b セッション切替判定部、160,160a,160b セッション管理部、170,170a,170b コンテンツリスト記憶部、101,102,103,104 常時接続端末、200 サーバ、200A 認証情報応答、200B セッション切替情報、201 端末リスト、210 通信部、220 端末管理部、230 常時接続制御部、240 セッション管理部、300 IPネットワーク。

Claims (7)

  1. 情報を保有する情報保有端末装置であってサーバ装置に接続する情報保有端末装置と、前記サーバ装置に接続することで前記サーバ装置を介して通信する端末装置において、
    通信部と、
    前記情報保有端末装置の保有する保有情報と前記保有情報のデータサイズとを対応付けた対応リストを記憶する対応リスト記憶部と、
    前記対応リストに含まれる前記保有情報が指定保有情報として指定された場合に、前記対応リストを参照して前記指定保有情報のデータサイズが予め保有する閾値を超えるか判定し、超えると判定した場合には前記情報保有端末装置との直接接続を要求する直接接続要求を前記通信部により前記サーバ装置を介して前記情報保有端末装置に送信する直接接続要求部と
    を備え、
    前記通信部は、
    前記サーバ装置を介して前記直接接続要求を受信した前記情報保有端末装置から前記サーバ装置に返信された直接接続を行う応答を受信した前記サーバ装置から、前記情報保有端末装置との直接接続に使用する直接接続情報を受信することを特徴とする端末装置。
  2. 前記端末装置は、さらに、
    前記通信部が前記直接接続情報を受信した場合には、前記直接接続情報を用いて、前記情報保有端末装置との接続を確立する接続確立処理を開始する直接接続確立部を備えたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  3. 前記情報保有端末装置は、
    前記対応リストを保有し、
    前記端末装置は、さらに、
    前記サーバ装置を介した前記情報保有端末装置との通信によって、前記情報保有端末装置の保有する前記対応リストを取得する対応リスト取得部を備え、
    前記対応リスト記憶部は、
    前記対応リスト取得部が取得した前記対応リストを記憶することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の端末装置。
  4. サーバ装置と、第1端末装置と、第2端末装置とを備え、
    前記第1端末装置と前記第2端末装置とは、
    前記サーバ装置への接続により前記サーバ装置を介して互いに通信する通信システムにおいて、
    前記第1端末装置は、
    通信部と、
    前記第2端末装置の保有する保有情報と前記保有情報のデータサイズとを対応付けた対応リストを記憶する対応リスト記憶部と、
    前記対応リストに含まれる前記保有情報が指定保有情報として指定された場合に前記対応リストを参照して前記指定保有情報のデータサイズが予め有する閾値を超えるか判定し、超えると判定した場合には前記第2端末装置との直接接続を要求する直接接続要求を前記通信部により前記サーバ装置を介して前記第2端末装置に送信する直接接続要求部と
    を備え、
    前記第2端末装置は、
    前記サーバ装置を介して前記直接接続要求を受信した場合に直接接続を行う応答を前記サーバ装置に返信する返信部を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記第2端末装置から前記応答を受信した場合に、接続中の前記第1端末装置と前記第2端末装置とに直接接続に使用する直接接続情報を送信する直接接続情報送信部を備えたことを特徴とする通信システム。
  5. 前記第1端末装置の前記通信部は、
    前記サーバ装置から前記直接接続情報を受信し、
    前記第1端末装置は、さらに、
    前記通信部が前記直接接続情報を受信した場合には、前記直接接続情報を用いて、前記第2端末装置との直接接続を確立する直接接続確立処理を開始する直接接続確立部を備えたことを特徴とする請求項4記載の通信システム。
  6. 前記第2端末装置は、
    前記対応リストを保有し、
    前記第1端末装置は、さらに、
    前記サーバ装置を介した前記第2端末装置との通信によって、前記第2端末装置の保有する前記対応リストを取得する対応リスト取得部を備え、
    前記対応リスト記憶部は、
    前記対応リスト取得部が取得した前記対応リストを記憶することを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載の通信システム。
  7. 情報を保有する情報保有端末装置であってサーバ装置に接続する情報保有端末装置と、前記サーバ装置に接続することで前記サーバ装置を介して通信するコンピュータである端末装置に、
    前記情報保有端末装置の保有する保有情報と前記保有情報のデータサイズとを対応付けた対応リストを記憶する処理と、
    前記対応リストに含まれる前記保有情報が指定保有情報として指定された場合に、前記対応リストを参照して前記指定保有情報のデータサイズが予め保有する閾値を超えるか判定し、超えると判定した場合には前記情報保有端末装置との直接接続を要求する直接接続要求を接続中の前記サーバ装置を介して前記情報保有端末装置に送信する処理と、
    前記サーバ装置を介して前記直接接続要求を受信した前記情報保有端末装置から前記サーバ装置に返信された直接接続を行う応答を受信した前記サーバ装置から、前記情報保有端末装置との直接接続に使用する直接接続情報を受信する処理と
    を実行させるための通信プログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017021664A (ja) * 2015-07-13 2017-01-26 富士通株式会社 メッセージ配信システム、メッセージ配信プログラム、メッセージ配信方法、およびメッセージ配信装置
JP2018156504A (ja) * 2017-03-21 2018-10-04 株式会社リコー 情報処理システム、通信方法及びプログラム
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