JP6142318B2 - 流動接触分解装置の反応器へのフィードノズルの位置決め固定方法 - Google Patents

流動接触分解装置の反応器へのフィードノズルの位置決め固定方法 Download PDF

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本発明は、流動接触分解装置におけるダウンフロー反応器に、原料油を供給する複数本のフィードノズルを高い精度で位置決め、固定するための反応器へのフィードノズルの位置決め固定方法に関するものである。
流動接触分解(Fluid Catalytic Cracking)プロセス(以下、FCCプロセスと略す。)は、重油として評価される高沸点の各種の原料油に、高温雰囲気下においてゼオライト系の固体酸触媒(FCC触媒)を接触させて分解することにより、付加価値の高いガソリンやLPG等の分解生成物を得るものであり、石油精製における最も重要なプロセスである。
このFCCプロセスは、原料油にFCC触媒を接触させて分解させる分解反応工程と、この分解反応工程において生成した分解生成物をFCC触媒から分離して取り出す分離工程と、分離されたFCC触媒をスチームで洗浄し、その後FCC触媒上の付着コークを燃焼させて触媒を再利用するための再生工程と、再生されたFCC触媒を上記分解反応工程に供給する再生触媒の移送工程によって、概略構成されたものである。
図10は、本発明における、上記FCCプロセスの概略構成を示すものである。
このプロセスは、フィードインジェクタ1を介して、外部から供給される原料油と再生触媒保持塔2から送られてくるFCC触媒を下方のダウンフロー反応器3に供給し、このダウンフロー反応器3の上部において、上記原料油およびFCC触媒を混合させつつ落下する過程で接触させて、瞬時に原料油を分解した後に、得られた分解生成物を下部の分離機4で分離して外部に取り出すとともに、FCC触媒を触媒洗浄塔5で洗浄して触媒再生塔6へと送り、当該触媒再生塔6に供給される再生用空気によって再生させて、高温の気体とともに触媒上昇管7から再生触媒保持塔2へと送って再利用するものである。
ここで、図1〜図3は、上記FCC装置におけるダウンフロー反応器の上部構造を示すものである。
このダウンフロー反応器(以下、反応器と略す。)10は、中心軸線を鉛直方向に向けた外観略円筒状の本体11の上部フランジ11aに、図中10で示したフィードインジェクタ1が接続されている。
そして、この反応器10の上部外壁には、円周方向に等間隔をおいて配置された複数本(図では3本)のフィードノズル12が挿入されて固定されており、各フィードノズル12内に、原料油を噴出するためのフィードインジェクタ13が挿入されて、そのフランジ13aがフィードノズル12のフランジ12aに固定されている。ここで、フィードノズル12は、上記外壁側から中心軸線に向けて漸次下方に傾斜するように配置されている。さらに、これらのフィードノズル12は、装着されたフィードインジェクタ13の中心軸線の延長線が、本外11の中心軸線上においてほぼ1点に交差するように外壁に接合固定されている。
ところで、上記構成からなる反応器10を製作するに際しては、複数本のフィードノズル12を、先端部が下方に傾斜した状態で、かつ互いの中心軸線の延長線が上記本体11の中心軸線上において、ほぼ1点に交差するように外壁に溶接によって固定する必要がある。
そして、この反応器10においては、上記フィードインジェクタ1および3本のフィードノズル12から供給されるFCC触媒と原料油とを、落下時の1秒以内といった短時間で、効率的に接触させて所望の分解性能を発揮させるために、上記フィードノズル12の互いの中心軸線の交差点に対して許容されるズレの範囲(公差範囲)が、極めて小さく設定されている。
他方、上記フィードノズル12は、先端部が下方に傾斜した状態で外壁に穿設された孔部に固定されるために、特に溶接時の熱影響によって、製作後における中心軸線の精度保持が難しいという問題点がある。このようなことから、上記FCC装置においては、容易に高い組立精度が得られる反応器10の製作方法の開発が望まれている。
なお、この種のフィードインジェクタの構成は、例えば下記特許文献1においても開示されている。
特開2008−18335号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、簡易かつ高い精度でフィードノズルを接合・固定することが可能になるFCC装置の反応器へのフィードノズルの位置決め固定方法を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、FCC装置における円筒状の反応器の外壁に、内部に原料油のフィードインジェクタが挿入される複数本のフィードノズルを、上記外壁側から中心軸線に向けて漸次下方に傾斜するとともに互いの中心軸線の延長線が1点の公差範囲内において交差するように、円周方向に間隔をおいて穿設された孔部から挿入して接合固定するためのフィードノズルの位置決め固定方法であって、予め、上記フィードインジェクタに代えて上記フィードノズル内に仮装着されるとともに、先端部が上記反応器の上記中心軸線側に延出する長さ寸法のインジェクター治具、および上記反応器の上部開口の外周縁上に載置される拘束部材と、この拘束部材に垂設された支持部材と、この支持部材の下端部に設けられて各々の上記インジェクター治具の先端部を位置決めする位置決め部材を備えた位置決め拘束治具を製作し、上記位置決め拘束治具を、上記反応器の上記上部開口から上記支持部材および位置決め部材を挿入して上記拘束部材を上記上部開口の外周縁上に載置し、上記位置決め部材の中心を上記反応器の上記中心軸線と一致させた後に、上記拘束部材を上記反応器の外周縁部に固定し、次いで上記インジェクター治具を装着した複数本の上記フィードノズルを、各々予め上記反応器の外壁に穿設された孔部から内部に挿入してそのインジェクター治具の先端部を上記位置決め部材において位置決めし、次いで上記反応器の外部に延出する上記フィードノズルの基端部を上記拘束部材に固定して、上記フィードノズルの外周を上記反応器の外壁に接合することを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記反応器が、上記上部開口にフランジ部を有するとともに、上記拘束部材が、上記フランジ部のボルト挿入孔と一致する位置にボルト挿入孔が穿設されて上記フランジ部上に載置される固定板と、この固定板上に板面を鉛直に沿わせて接合されるとともに、先端部が上記フィールドノズルの基端部上方に配置される支持部材とを備え、上記フィールドノズルの基端部に取り付けた拘束用プレートの上部を上記支持部材の先端部に接合することにより、上記フィールドノズルの基端部を上記拘束部材に固定することを特徴とするものである。
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、上記位置決め部材は、上記支持部材の下端部に水平に固定されて上記インジェクター治具の先端部における鉛直方向の位置決めをする水平位置決め部材と、この水平位置決め部材の上面に立設されて上記インジェクター治具の先端部における水平方向の位置決めをする鉛直位置決め部材とを備えてなることを特徴とするものである。
請求項1〜3のいずれかに記載の発明によれば、フィールドノズル内に装着されるフィードインジェクタの先端部は、上記フィードノズルの先端から僅かに突出しているのみである。そこで、本発明においては、上記フィードインジェクタに代えてフィードノズル内に仮装着されるとともに、先端部が反応器の中心軸線側に延出する長さ寸法のインジェクター治具を製作し、複数のフィードノズルにおける当該インジェクター治具の先端部を、別途製作した位置決め拘束治具の位置決め部材によって位置決めしている。
そしてこの状態で、反応器の外部に延出するフィードノズルの基端部を上記位置決め拘束治具の拘束部材に固定しているために、位置決めされた上記フィードノズルの両端部をしっかりと拘束した状態で、当該フィードノズルの外周を反応器の外壁に接合することができる。この結果、上記反応器に、簡易かつ高い精度でフィードノズルを接合・固定することができる。
この際に、請求項2に記載の発明によれば、拘束部材の固定板を、反応器のフランジ部に互いのボルト挿入孔に挿通したボルトを用いて固定し、さらに上記フィールドノズルの基端部に取り付けた拘束用プレートの上部と、上記固定板から突出して当該基端部の上方に配置された支持部材とを接合することにより、上記フィールドノズルの基端部を上記拘束部材に固定しているために、治具の設置および解体が容易であるとともに、特に曲げ応力が作用する支持部材の歪みを低減化して、確実な精度維持を図ることが可能になる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、各々のインジェクター治具の先端部を、水平位置決め部材と鉛直位置決め部材との交差隅部に当接させることにより、当該先端部の水平方向および鉛直方向の位置決めを同時に行うことができ、位置決め作業を極めて容易に行うことが可能になる。
本発明の一実施形態によってフィールドノズルが位置決め・固定された反応器を示す縦断面図である。 図1の平面図である。 図1の要部の拡大図である。 上記実施形態において用いたインジェクター治具を示す正面図である。 (a)はフィードノズルの縦断面図、(b)は当該フィードノズルに図4のインジェクター治具を装着した状態を示す縦断面図である。 上記実施形態に用いた位置決め拘束治具を示す斜視図である。 上記実施形態において反応器に位置決め拘束治具を設置して、フィードノズルを位置決めする状態を示す縦断面図である。 図7の位置決め部材によって複数のフィードノズルのインジェクター治具の先端部を位置決めした状態を示す斜視図である。 図8のフィードノズルの基端部を拘束治具に固定した状態を示す縦断面図である。 FCC装置を示す概略構成図である。
以下、図4〜図9に基づいて、本発明に係るFCC装置の反応器へのフィードノズルの位置決め固定方法の一実施形態について説明する。なお、本実施形態は、図1〜図3に示した構造の反応器10の本体11にフィードノズル12を位置決め固定する方法であるために、同図に示した構成と同一の構成部分については、同一符号を用いて説明を簡略化する。
先ず、本位置決め固定方法においては、フィードインジェクタ13に代えてフィードノズル12内に仮装着される、図4および図5に示すようなインジェクター治具20を製作する。このインジェクター治具20は、フィードノズル12のフランジ12aにボルト結合されるフランジ20aと、このフランジ20aに対して中心軸線が直角になるように接続されたパイプ20bと、このパイプ20bの先端に接合された丸鋼20cと、パイプ20bの外周に一体化されたソケット20dとから構成されたものである。
ここで、パイプ20bは、フィードノズル12より延出して先端の丸鋼20cが反応器の中心軸線近傍に位置する長さ寸法に形成されている。また、丸鋼20は、先端が鋭角となる円錐状に形成されている。さらに、ソケット20dは、フィードノズル12内に嵌合することにより、パイプ20bの中心軸線を、フィードノズル12の中心軸線と一致させる外径寸法に形成されている。
そして、反応器10にフィードノズル12を位置決め固定するに先立ち、図5(b)に示すように、予めフィードノズル12内にインジェクター治具20を装着して、ボルト21aおよびナット21bにより両フランジ12a、20aを連結しておく。
さらに、上記フィードノズル12の位置決め固定用として、図6に示すような位置決め拘束治具22を製作しておく。
この位置決め拘束治具22は、反応器10の上部フランジ11a上に載置される拘束部材23と、この拘束部材23に垂設された支持部材24と、この支持部材24の下端部に設けられて各々のインジェクター治具20の先端部を位置決めする位置決め部材25とから概略構成されたものである。
ここで、拘束部材23は、反応器10の上部フランジ11aと略同径の円板状に形成され、上部フランジ11aのボルト挿入孔と一致する位置にボルト挿入孔(図7、9参照。)26aが穿設された固定板26と、この固定板26上に固定された複数(図では3枚)の支持板(支持部材)27とから構成されている。そして、支持板27は、鋼製の帯板をその板面27aが鉛直に沿うように固定板26上に接合されたもので、各々の先端部が固定板26の外周から径方向外方に延出して、各フィールドノズル12のフランジ12a(基端部)の上方に配置される長さ寸法に形成されている。
また、位置決め部材25は、支持部材24の下端部に水平に固定された円板状の水平位置決め部材28と、この水平位置決め部材28と中心軸線を一致させて立設された鉛直位置決め部材29とから構成されている。この水平位置決め部材28は、上方の固定板26と中心を鉛直方向に一致させて配置されている。
さらに、鉛直位置決め部材29は、外周面が正六角形の管状部材で、3面の外周面を上記支持板27の延在方向に向けて、かつその中心軸線を水平位置決め部材28の中心と一致させて、水平位置決め部材28の上面に接合されている。そして、拘束部材23の固定板26の下面から垂下された上記支持部材24の下端部が、水平位置決め部材28の外周に接合されるとともに、固定板26の下面中心から垂下された支持部材24が水平位置決め部材28の上面中心に接合されている。
次に、上記構成からなる位置決め拘束治具22を、当該位置決め拘束治具22の上部中心に設けたアイボルト30を介して揚重機で吊り上げて、支持部材24および位置決め部材25を反応器10の上部フランジ11aの開口から内部に挿入して、図7に示すように反応器10に設置する。
次いで、上部フランジ11a上の固定板26の位置を調整して、位置決め部材25の中心を反応器10の中心軸線と一致させた後に、固定板26および本体11の上部フランジ11aのボルト挿入孔26aにボルト31を挿通してナット32を締め付けることにより、固定板26を本体11上に固定する。
そしてこの状態で、フィードノズル12を、順次本体11の外壁に穿設されている孔部から内部に挿入して、図8に示すように、各々のインジェクター治具20の丸鋼20cの先端を、水平位置決め部材28と鉛直位置決め部材29との交差角部に突き当てることにより、インジェクター治具20を介してフィードノズル12の水平方向および鉛直方向の位置決めを行う。
このようにして、上記3本のフィードノズル12の水平方向および鉛直方向の位置決めが完了した後に、図9に示すように、拘束用プレート33の上端部を拘束部材23の固定板26から外方に突出する支持板27の先端部に接合するとともに、拘束用プレート33の下端部をフィードノズル12と一体化されているインジェクター治具20のフランジ20aに接合することにより、フィードノズル12の基端側を拘束部材23に固定する。
これにより、各々のフィードノズル12は、両端部が位置決め拘束治具22によって位置決め・固定される。そこで、フィードノズル12の外周を、反応器10の本体11外壁に溶接により固定する。そして、当該溶接か完了した後に、拘束用プレート33、位置決め拘束治具22およびインジェクター治具20を解体あるいは取り外すことにより、反応器10の本体11へのフィードノズル12の位置決め固定が完了する。
このように、上記反応器10へのフィードノズル12の位置決め固定方法によれば、フィードノズル12内に仮装着されるとともに、先端部が反応器10の中心軸線の近傍まで延出する長さ寸法のインジェクター治具20を製作し、複数のフィードノズル12におけるインジェクター治具20の先端部を、別途製作した位置決め拘束治具22の位置決め部材25によって位置決めし、かつ反応器10の外部に延出するインジェクター治具20のフランジ20aを位置決め拘束治具22の拘束部材23に固定しているために、位置決めされたフィードノズル12の両端部をしっかりと拘束した状態で、フィードノズル12の外周を本体11の外壁に接合することができる。この結果、反応器10に、簡易かつ高い精度でフィードノズル12を接合・固定することができる。
また、拘束部材23の固定板26を、本体11の上部フランジ11aに互いのボルト挿入孔26aに挿通したボルト31およびナット32によって固定し、さらに拘束用プレート33によってインジェクター治具20のフランジ20aと支持部材27とを接合することにより、フィールドノズル12の基端部を拘束部材23に固定しているために、位置決め拘束治具22や拘束用プレート33の設置および解体が容易である。この際に、特に支持部材27を、板面27aを鉛直に沿わせて立設しているために、鉛直方向の曲げ応力が作用した際の歪みを低減化して、確実に精度の維持を図ることができる。
さらに、各々のインジェクター治具20の先端に固定した丸鋼20cを、水平位置決め部材28と鉛直位置決め部材29との交差角部に当接させることにより、インジェクター治具20を介してフィードノズル12は水平方向および鉛直方向の位置決めを同時に行うことができ、よって当該位置決め作業を極めて容易に行うこともできる。
高沸点の原料油に、FCC触媒を接触させて分解することによりガソリンやLPG等の分解生成物を得る流動接触分解装置において、ダウンフロー反応器の製作時に、内部に原料油を供給するフィードノズルを位置決め固定するために利用可能である。
3、10 反応器
11 本体
11a 上部フランジ
12 フィードノズル
13 フィードインジェクタ
20 インジェクター治具
22 位置決め拘束治具
23 拘束部材
24 支持部材
25 位置決め部材
26 固定板
26a ボルト挿入孔
27 支持板(支持部材)
27a 板面
28 水平位置決め部材
29 鉛直位置決め部材
33 拘束用プレート

Claims (3)

  1. 流動接触分解装置における円筒状の反応器の外壁に、内部に原料油のフィードインジェクタが挿入される複数本のフィードノズルを、上記外壁側から中心軸線に向けて漸次下方に傾斜するとともに互いの中心軸線の延長線が1点の公差範囲内において交差するように、円周方向に間隔をおいて穿設された孔部から挿入して接合固定するためのフィードノズルの位置決め固定方法であって、
    予め、上記フィードインジェクタに代えて上記フィードノズル内に仮装着されるとともに、先端部が上記反応器の上記中心軸線側に延出する長さ寸法のインジェクター治具、および上記反応器の上部開口の外周縁上に載置される拘束部材と、この拘束部材に垂設された支持部材と、この支持部材の下端部に設けられて各々の上記インジェクター治具の先端部を位置決めする位置決め部材を備えた位置決め拘束治具を製作し、
    上記位置決め拘束治具を、上記反応器の上記上部開口から上記支持部材および位置決め部材を挿入して上記拘束部材を上記上部開口の外周縁上に載置し、上記位置決め部材の中心を上記反応器の上記中心軸線と一致させた後に、上記拘束部材を上記反応器の外周縁部に固定し、次いで上記インジェクター治具を装着した複数本の上記フィードノズルを、各々予め上記反応器の外壁に穿設された孔部から内部に挿入してそのインジェクター治具の先端部を上記位置決め部材において位置決めし、次いで上記反応器の外部に延出する上記フィードノズルの基端部を上記拘束部材に固定して、上記フィードノズルの外周を上記反応器の外壁に接合することを特徴とする流動接触分解装置の反応器へのフィードノズルの位置決め固定方法。
  2. 上記反応器は、上記上部開口にフランジ部を有するとともに、上記拘束部材は、上記フランジ部のボルト挿入孔と一致する位置にボルト挿入孔が穿設されて上記フランジ部上に載置される固定板と、この固定板上に板面を鉛直に沿わせて接合されるとともに、先端部が上記フィールドノズルの基端部上方に配置される支持部材とを備え、上記フィールドノズルの基端部に取り付けた拘束用プレートの上部を上記支持部材の先端部に接合することにより、上記フィールドノズルの基端部を上記拘束部材に固定することを特徴とする請求項1に記載の流動接触分解装置の反応器へのフィードノズルの位置決め固定方法。
  3. 上記位置決め部材は、上記支持部材の下端部に水平に固定されて上記インジェクター治具の先端部における鉛直方向の位置決めをする水平位置決め部材と、この水平位置決め部材の上面に立設されて上記インジェクター治具の先端部における水平方向の位置決めをする鉛直位置決め部材とを備えてなることを特徴とする請求項1または2に記載の流動接触分解装置の反応器へのフィードノズルの位置決め固定方法。
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