JP6141146B2 - プロジェクションシステム - Google Patents

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本発明は、プロジェクタによって画像データを投射面に投射し、画像表示を行うプロジェクションシステムに関する。
スマートフォンや家電などインターネットに接続可能な機器の普及により、テレビやプロジェクタなどの情報表示機にそれら連携機器の情報(運転状態など)を表示する機会が増えている。従来の表示方法では、表示と対象機器の関連性を見た目に表現しておらず表示内容を直感的に理解することが困難であった。
そこで、機器の種別や位置を検知し、表示内容と対象機器の関連性を見た目に表現することで表示の分かりやすさを向上させることが試みられている。例えば、従来、複数の携帯電話の情報を、携帯電話の位置に対応してテレビ画面上の別々の領域に異なる大きさで表示する構成(例えば、特許文献1参照)や、種々の家電機器や携帯電話の状態を、表示装置との相対的な位置関係で表示する構成(例えば、特許文献2参照)といったものがあった。
また、表示領域を動的に制御することで表現の自由度を高め、より直感的に分かりやすい表示を実現することができるが、動的に制御するためには、その変化に応じて表示内容を変更する仕組みが必要である。このような仕組みに関する従来技術として、表示領域を移動させることによって、表示領域よりも高解像度の画像を表示する技術が提案されていた(例えば、特許文献3参照)。
特開2007−148350号公報 特開2011−128532号公報 特開2013−20199号公報
しかしながら、上記特許文献3に記載されているような従来のプロジェクションシステムでは、高解像度の画像の全体像を確認するためには表示領域を移動する必要があり、一度に全体像を確認することはできなかった。プロジェクタの表示領域を拡大すれば、一度に全体像を確認することは可能となるが、プロジェクタは表示領域が大きいほど高い輝度を必要とし消費電力が大きくなる。離れた位置の連携機器の傍らに関連情報を表示するためにはより大きな表示領域を必要とするため、消費電力が大きくなる。一方で、連携機器が互いに近くにある場合は、それほど大きな表示領域が必要ではないため、大きな表示領域に表示すると無駄に電力を消費するという問題があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、連携機器の情報を直感的に分かりやすく表示しつつ、消費電力を抑えることのできるプロジェクションシステムを得ることを目的とする。
この発明に係るプロジェクションシステムは、プロジェクタによって画像データを投射面に投射し、画像表示を行うプロジェクションシステムにおいて、プロジェクタの投射角度と画角およびプロジェクタと投射面との距離に基づいて投射面における表示領域を検知する表示領域検知部と、画像データの表示内容を取得する表示内容取得部と、表示内容を投射面で表示するのに必要な画面サイズを求める表示画面情報生成部と、表示画面情報生成部で決定された画面サイズを表示領域とするための表示画面制御情報を生成する表示制御部と、表示画面制御情報に基づいてプロジェクタの投射角度と画角とを制御するプロジェクタ制御部とを備え、表示画面情報生成部は、表示内容を投射面で表示するのに必要な最小限の画面サイズを求めることを特徴とするものである。
この発明のプロジェクションシステムは、表示内容を投射面で表示するのに必要な画面サイズを求め、この画面サイズを投射面における表示領域としたので、表示内容を直感的に分かりやすく表示しつつ消費電力を抑えることができる。
この発明の実施の形態1によるプロジェクションシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるプロジェクションシステムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1によるプロジェクションシステムのスマートフォンの情報表示を行う際の説明図である。 この発明の実施の形態1によるプロジェクションシステムのスマートフォンと電気自動車のスマートキーの情報表示を行う例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1によるプロジェクションシステムのスマートフォンの情報と共にエアコンの情報表示を行う例を示す説明図である。 この発明の実施の形態2によるプロジェクションシステムのスマートフォンへのメール着信を示すアニメーションの表示例を示す説明図である。 この発明の実施の形態2によるプロジェクションシステムの2台のスマートフォンで写真データを送受信する場合の表示例を示す説明図である。 この発明の実施の形態3によるプロジェクションシステムのスマートフォンからテレビへの写真を送信する際のアニメーション表示を示す説明図である。 この発明の実施の形態3によるプロジェクションシステムのスマートフォンへの新着メールを表示領域の拡大/縮小によって表示する例の説明図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるプロジェクションシステムを示す構成図である。
図1に示すプロジェクションシステムは、プロジェクタ1、機器情報検知部2、表示領域検知部3、表示内容取得部4、表示画面情報生成部5、表示画面情報データベース6、表示制御部7、表示内容生成部8、投射位置制御部9、画角制御部10、輝度制御部11を備えている。
プロジェクタ1は、図示しない投射面である表示部に対して画像データを投射し、画面表示を行うためのプロジェクタである。機器情報検知部2は、後述する図3〜図9に示すように、表示対象となる機器の種別や位置及び内部情報といった機器に関する各種の情報を検知する装置である。ここで、機器情報検知部2における表示対象となる機器の種別を検知する手段としては、
・連携機器の重さによって識別する。
・連携機器の形状によって識別する(カメラなどの撮像手段と画像認識手段を用いる)。
・連携機器が置かれている位置によって識別する。
・連携機器に付与されているバーコードによって識別する(バーコードリーダ等の識別手段を使用する)。
・連携機器に対して電波によって識別する(RFIDなどによって読取を行う)。
また、機器の状態を検知する手段としては、
・連携機器の置かれている位置をカメラや検知板などで検知する。
・連携機器の設置時間長は、カメラや検知板などで検知する。
・連携機器内の更新情報の変化量は、検知板などで検知する。
さらに、機器情報検知部2の設置位置としては、
・表示部の天面に検知板を設置する。
・表示部の下に検知板を設置する。
・表示部の上にカメラを設置する。
といった構成を用いる。
表示領域検知部3は、プロジェクタ1から投射面への投射角度、距離および画角に基づいて投射面上の表示領域を算出する処理部である。表示内容取得部4は、機器情報検知部2からの出力や他の通信手段からの情報に基づいて、表示内容のアニメーションや画像などを検知し解析する処理部である。表示画面情報生成部5は、表示内容取得部4で取得された表示内容の情報と表示画面情報データベース6に登録されている情報とに基づいて、表示内容を投射面で表示するのに必要な最小限の画面サイズを求め、この画面サイズと表示領域検知部3で算出した表示領域との差分を検出する処理部である。表示画面情報データベース6は、表示部上のどの位置で表示するかといった情報を示すデータベースであり、例えば、以下のような情報を備えている。
・連携機器の種別に応じた表示位置情報
・連携機器の種別に応じた表示サイズ情報
・連携機器の種別に応じた表示形状(吹き出しの角度、形)情報
・連携機器の種別に応じた表示時間長情報
・連携機器の種別に応じた表示色情報
・連携機器の種別に応じた動作情報
・連携機器の種別に応じた音情報
表示制御部7は、表示画面情報生成部5が生成した表示画面情報に基づいて、表示内容を投射面で表示するのに必要な最小限の画面サイズを表示領域とするための表示内容生成部8〜輝度制御部11のパラメータを算出する制御部である。表示内容生成部8〜輝度制御部11は、表示制御部7からの表示画面制御情報に基づいてプロジェクタ1を制御するプロジェクタ制御部を構成している。表示内容生成部8は、表示制御部7からのパラメータに基づいて、画像データの表示内容のサイズを制御して表示画面データを生成する処理部である。投射位置制御部9は、表示制御部7からのパラメータに基づいてプロジェクタ1の投射位置を決定する処理部である。画角制御部10は、表示制御部7からのパラメータに基づいてプロジェクタ1の画角を制御する制御部である。輝度制御部11は、表示制御部7からのパラメータに基づいてプロジェクタ1の輝度を、表示領域の縮小に応じて輝度を小さくするといったように、表示領域に応じた輝度制御を行う制御部である。
次に、実施の形態1のプロジェクションシステムの動作について説明する。
図2は、実施の形態1のプロジェクションシステムの動作を示すフローチャートである。
まず、ステップST1において、表示領域検知部3がプロジェクタ1から表示領域情報を取得する。例えば、プロジェクタ1の投射角度や画角および投射面とプロジェクタ1の距離といった情報から表示領域のサイズ、位置を取得する。
次に、ステップST2において、表示内容取得部4が表示内容情報を取得する。例えば、画像のサイズやアニメーション表現による変化量などである。
次にステップST3において、表示画面情報生成部5は、表示内容取得部4から通知された表示内容に対して表示画面情報データベース6に登録されている表示サイズの情報等を用いて表示内容の画面サイズである最小の矩形領域(最小限の画面サイズ)を求める。
次に、ステップST4において、表示画面情報生成部5は、表示領域と画面サイズの差分を抽出する。例えば、表示領域検知部3が検知した表示領域が解像度1000×1000であるのに対して、表示画面情報生成部5が算出した最小矩形領域の解像度が500×500であった場合、表示領域に画像のない領域が生まれる。この領域を差分として抽出する。また、表示画面情報生成部5は、次のステップST5において、表示領域と表示内容の差分の有無を判定し、差分なしの場合、先頭(ステップST1)に戻る。
ステップST5において差分ありの場合、ステップST6において、表示制御部7は、表示領域と表示内容の差分を埋める表示画面制御情報を生成する。例えば、表示領域の解像度を1000×1000から500×500に変更する場合に、表示内容生成部8は表示内容のサイズを2倍にする、画角制御部10は表示領域を1/2にする、輝度制御部11は輝度を2/3にする、といったそれぞれのパラメータを制御する情報を生成する。
次に、ステップST7において、表示内容生成部8が表示画面制御情報に合わせて表示内容を変更する。例えば、表示領域のサイズを縮小させる場合、予め表示されていた内容の見た目を一定に保つために表示領域の変化に応じて表示内容を拡大する必要がある。このような制御を行うため、表示制御部7は、ステップST6において、表示内容が投射面上で表示される画面サイズを固定とし、投射面上の表示領域の拡大または縮小に応じて表示内容の縮小または拡大を行う表示画面制御情報を表示内容生成部8に出力する。
次に、ステップST8において、投射位置制御部9が表示制御部7からの表示画面制御情報に合わせて投射位置を変更する。例えば、画像がx方向に5進むアニメーションの場合、その変化に応じて投射位置を移動させることで、最小の表示領域サイズを保ちつつアニメーションを表現できる。
次に、ステップST9において、画角制御部10が表示画面制御情報に合わせて画角を変更する。例えば、画像が120%のサイズに拡大するアニメーションの場合、その変化に応じて画角を拡大することで、最小の表示領域サイズを保ちつつアニメーションを表現できる。
次に、ステップST10において、輝度制御部11が画角に合わせて必要最小限の輝度になるように変更する。すなわち、表示制御部7は、ステップST6において、輝度制御部11に対して、表示領域の縮小に応じて輝度を小さくするといったように表示領域の大きさに応じた輝度を示す表示画面制御情報を出力する。輝度制御部11がこのような制御を行うことにより、プロジェクションシステムとしての消費電力を抑えることができる。
次に、表示の具体例について説明する。
図3は、スマートフォンの情報表示を行う際の説明図である。
機器情報検知部2は、スマートフォン100からの情報を検知する。ここで、機器情報検知部2は表示部の下側に配置されているとする。また、図示例では新着メール数の情報を取得する場合であるが、これ以外にもニュースフィードの数といった情報でも同様である。このような情報が表示内容取得部4を介して表示画面情報生成部5に入力される。表示画面情報生成部5では、新着メール数表示の場合の吹き出し画像データを表示画面情報データベース6から取得し、吹き出し画像を表示するための最小限の矩形領域の画面サイズと表示位置とを決定し、これを表示画面情報として表示制御部7に出力する。表示制御部7では、この表示画面情報に基づいて、表示内容生成部8〜輝度制御部11のパラメータを示す表示画面制御情報を生成し、これら表示内容生成部8〜輝度制御部11に出力する。図中、破線枠で示す矩形領域が投射面上の表示領域に相当する。
このように、スマートフォン100のメールの新着やニュースフィードの数を表示する吹き出し画像をスマートフォン100のそばに表示する場合、表示されている画像のサイズに合わせて表示領域が最小になるように表示位置やサイズを変更して表示するようにしているので、最小限の消費電力で表示することができる。
図4は、スマートフォン100と電気自動車のスマートキー101の情報表示を行う例である。ここでは、スマートフォン100の情報表示としては新着メール数を、電気自動車のスマートキー101からの情報表示としては電気自動車の充電状況を表示する例を示している。
このように複数の連携機器の情報を表示する場合、先ず、機器情報検知部2によってスマートフォン100と電気自動車のスマートキー101の情報が検知され、表示内容取得部4によってその情報が取得される。表示画面情報生成部5では、スマートフォン100の吹き出し画像と電気自動車の充電状況を表示するための吹き出し画像、およびそれぞれの情報の表示位置に基づいて、これら情報を表示するのに必要な最小限の矩形領域の画面サイズを求める。なお、新着メール数と電気自動車の充電状況の吹き出し画像の位置は、表示画面情報データベース6に登録されている位置や機器情報検知部2で検知されたスマートフォン100と電気自動車のスマートキー101の位置等によって決定される。その後の制御は上記図3の場合と同様である。
このように、複数表示される画像に合わせて表示領域が最小になるように表示位置やサイズを変更して表示するようにしているので、最小限の消費電力で表示することができる。
図5は、スマートフォン100の情報と共に、エアコン102の情報表示を行う例である。
ここで、エアコン102と表示部との関係は、例えば特許文献2の図5等に示されているように、表示部上のエアコン102の設置方向にその情報が表示されるよう設定されているとする。また、エアコン102における各種情報の表示情報は、予め表示画面情報データベース6に格納されているとする。また、エアコン102の情報表示は、その状態(設定)が変更、更新された場合といったように表示が必要なときにだけ行う。さらに、エアコン102における設定温度といった各種の情報は表示内容取得部4が有線または無線通信によって取得可能とする。あるいは、スマートフォン100がエアコン102と通信を行い、スマートフォン100がエアコン102の情報を取得する構成や、クラウドサーバにエアコン102の情報を蓄積し、表示内容取得部4がクラウドサーバにアクセスして情報を取得するといった構成であってもよい。表示画面情報生成部5がスマートフォン100の新着メッセージ数のみを表示する際の動作は図3の場合と同様であり、エアコン102の情報表示も含めて表示を行う場合の動作は、図4の場合と同様である。
このように、エアコン102のように離れた機器の情報を表示する場合、表示内容にあわせて表示領域を変更して表示するようにしているので、エアコンの表示が必要な時だけ、大画面の表示領域で表示することができる。
以上説明したように実施の形態1のプロジェクションシステムによれば、プロジェクタによって画像データを投射面に投射し、画像表示を行うプロジェクションシステムにおいて、プロジェクタの投射角度と画角およびプロジェクタと投射面との距離に基づいて投射面における表示領域を検知する表示領域検知部と、画像データの表示内容を取得する表示内容取得部と、表示内容を投射面で表示するのに必要な画面サイズを求める表示画面情報生成部と、表示画面情報生成部で決定された画面サイズを表示領域とするための表示画面制御情報を生成する表示制御部と、表示画面制御情報に基づいてプロジェクタの投射角度と画角とを制御するプロジェクタ制御部とを備えたので、表示内容を直感的に分かりやすく表示しつつ消費電力を抑えることができる。
また、実施の形態1のプロジェクションシステムによれば、表示画面情報生成部は、表示内容を投射面で表示するのに必要な最小限の画面サイズを求めるようにしたので、プロジェクションシステムとしての消費電力を抑えることができる。
また、実施の形態1のプロジェクションシステムによれば、プロジェクタ制御部としてプロジェクタの輝度を制御する輝度制御部を有し、表示制御部は、輝度制御部に対して、表示領域の縮小に応じて輝度を小さくする表示画面制御情報を出力するようにしたので、表示内容に合わせて最小限の表示領域サイズに変更し、かつ、輝度を抑えることで、消費電力をさらに抑えることができる。
また、実施の形態1のプロジェクションシステムによれば、プロジェクタ制御部としてプロジェクタの表示内容を制御する表示内容生成部を有し、表示制御部は、表示内容が投射面上で表示される画面サイズを固定とし、投射面上の表示領域の拡大または縮小に応じて表示内容の縮小または拡大を行う表示画面制御情報を出力するようにしたので、表示領域の拡大縮小を行っても予め表示されていた内容の見た目を一定に保つことができる。
実施の形態2.
実施の形態2は、表示内容のアニメーションに合わせて表示領域を移動するようにした例を示すものである。プロジェクションシステムとしての基本的な構成は図1と同様であるため、図1の構成を用いて説明する。
図6は、スマートフォンへのメール着信を示すアニメーションの表示例を示す説明図である。
機器情報検知部2によってスマートフォン100からの情報が検知され、これがアニメーションを含むものであった場合、表示内容取得部4ではこの情報を表示画面情報生成部5に通知する。スマートフォン100へのメール着信を表すアニメーションの表示方法として表示画面情報データベース6に予め登録されており、表示画面情報生成部5では、この情報に基づいて表示内容や表示位置の情報を表示画面情報として表示制御部7に出力する。表示制御部7では、この表示画面情報に基づいて表示内容生成部8〜画角制御部10におけるパラメータを示す表示画面制御情報を生成して出力する。これにより、プロジェクタ1は、図6に示すようなアニメーションに合わせて表示領域が移動するよう投射を行う。なお、この場合、表示領域(画面サイズ)については変更せずにアニメーション表示を行う。
このような制御を行うことにより、メールを示す画像がスマートフォン100に対して移動し、メール着信を直感的に理解できるようなアニメーションを実現することができる。
図7は、2台のスマートフォンで写真データを送受信する場合の表示例を示す説明図である。
この場合は、機器情報検知部2によって2台のスマートフォン100a,100bの位置と送受信する情報が検知される。これらの情報は表示内容取得部4を介して表示画面情報生成部5に出力され、表示画面情報生成部5では、2台のスマートフォン100a,100bの位置に合わせて、表示内容と移動する表示位置の情報を表示画面情報として表示制御部7に出力する。表示制御部7では、この表示画面情報に基づいて表示内容生成部8〜画角制御部10におけるパラメータを示す表示画面制御情報を生成して出力する。
これにより、写真データを示す画像がスマートフォン100aからスマートフォン100bに転送されるようなアニメーションを実現することができる。
また、この場合の表示領域(画面サイズ)は変更しない。
以上説明したように、実施の形態2のプロジェクションシステムによれば、表示制御部は、表示内容をアニメーション表示する場合、アニメーションに応じて表示領域を移動させる表示画面制御情報を生成するようにしたので、最小限の表示サイズを保ちつつ、アニメーションを表現することができる。
実施の形態3.
実施の形態3は、表示内容のアニメーションに合わせて表示領域を変更するようにした例を示すものである。プロジェクションシステムとしての基本的な構成は図1と同様であるため、図1の構成を用いて説明する。
図8は、スマートフォンからテレビへの写真を送信する際のアニメーション表示を示す説明図である。
スマートフォン100の位置や各種情報は機器情報検知部2で検知され、また、テレビ103の設置位置や表示部上の表示方法等は表示画面情報データベース6に予め登録されているとする。機器情報検知部2では、スマートフォン100から設置位置や新着メール数の情報と共にテレビ103への写真送信の情報が検知される。表示内容取得部4では、このような情報を取得し、表示画面情報生成部5に出力する。表示画面情報生成部5では、新着メール数の吹き出し画像の画面サイズはそのままに、写真の画面サイズを変更すると共にその表示位置を移動させ、これらを含む最小限の矩形領域を算出する。これにより、写真の位置の移動と共に最小限の矩形領域の大きさが拡大される。表示制御部7は、このような表示画面情報に基づいて、表示内容生成部8〜輝度制御部11のパラメータを示す表示画面制御情報を生成する。例えば、新着メッセージ数の画面サイズを一定とするためには、全体の表示領域の拡大に応じて新着メッセージ数の表示領域を小さくする、といった表示内容生成部8におけるパラメータを生成する。
このようにスマートフォン100からテレビ103へ写真を送信する様子をアニメーションで表現する場合、表示内容のアニメーションに合わせて表示領域のサイズを拡大縮小するようにしているので、移動する写真サムネイル画像とその他の画像を表示できる最小の表示領域のみでアニメーションを表現できる。
図9は、スマートフォンへの新着メールを表示領域の拡大/縮小によって表示する例の説明図である。
この場合、スマートフォン100によって機器情報検知部2が検知する情報は実施の形態2における図6の場合と同様である。表示画面情報生成部5では、表示画面情報データベース6に登録されているアニメーションの表示方法に基づいてその画面サイズを決定する。すなわち、画面サイズが大から小となるような表示画面情報を生成し、これを表示制御部7に出力する。表示制御部7では、表示画面情報生成部5からの表示画面情報に基づいて表示内容生成部8〜画角制御部10のパラメータを示す表示画面制御情報を生成し出力する。
このように、表示内容のアニメーションに合わせて表示領域のサイズを拡大縮小するようにしているので、拡大縮小する画像の最小の表示領域のみでアニメーションを表現できる。
以上説明したように、実施の形態3のプロジェクションシステムによれば、表示制御部は、表示内容をアニメーション表示する場合、アニメーションに応じて表示領域を拡大または縮小させる表示画面情報を生成するようにしたので、最小限の表示サイズを保ちつつ、アニメーションを表現することができる。
また、上記実施の形態1〜3では、特に表示内容を表示する表示時間や色、音については特に説明しなかったが、表示画面情報生成部5は、表示画面情報データベース6に登録されているこれらの情報に基づいて表示内容の表示時間や表示色、音についても表示画面情報として出力するようにしてもよい。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 プロジェクタ、2 機器情報検知部、3 表示領域検知部、4 表示内容取得部、5 表示画面情報生成部、6 表示画面情報データベース、7 表示制御部、8 表示内容生成部、9 投射位置制御部、10 画角制御部、11 輝度制御部、100,100a,100b スマートフォン、101 電気自動車のスマートキー、102 エアコン、103 テレビ。

Claims (5)

  1. プロジェクタによって画像データを投射面に投射し、画像表示を行うプロジェクションシステムにおいて、
    前記プロジェクタの投射角度と画角および当該プロジェクタと前記投射面との距離に基づいて当該投射面における表示領域を検知する表示領域検知部と、
    前記画像データの表示内容を取得する表示内容取得部と、
    前記表示内容を前記投射面で表示するのに必要な画面サイズを求める表示画面情報生成部と、
    前記表示画面情報生成部で決定された画面サイズを前記表示領域とするための表示画面制御情報を生成する表示制御部と、
    前記表示画面制御情報に基づいて前記プロジェクタの投射角度と画角とを制御するプロジェクタ制御部とを備え、
    前記表示画面情報生成部は、前記表示内容を前記投射面で表示するのに必要な最小限の画面サイズを求めることを特徴とするプロジェクションシステム。
  2. 前記プロジェクタ制御部として前記プロジェクタの輝度を制御する輝度制御部を有し、
    前記表示制御部は、前記輝度制御部に対して、前記表示領域の縮小に応じて前記輝度を小さくする表示画面制御情報を出力することを特徴とする請求項記載のプロジェクションシステム。
  3. 前記表示制御部は、前記表示内容をアニメーション表示する場合、当該アニメーションに応じて表示領域を移動させる表示画面制御情報を生成することを特徴とする請求項1または請求項2記載のプロジェクションシステム。
  4. 前記表示制御部は、前記表示内容をアニメーション表示する場合、当該アニメーションに応じて表示領域を拡大または縮小させる表示画面情報を生成することを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれか1項記載のプロジェクションシステム。
  5. 前記プロジェクタ制御部として前記プロジェクタが投射する画像データの表示内容を制御する表示内容生成部を有し、
    前記表示制御部は、前記表示内容が投射面上で表示される画面サイズを固定とし、当該投射面上の表示領域の拡大または縮小に応じて前記表示内容の縮小または拡大を行う表示画面制御情報を出力することを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれか1項記載のプロジェクションシステム。
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