JP6140891B2 - 周波数走査干渉計を用いた形状測定装置 - Google Patents

周波数走査干渉計を用いた形状測定装置 Download PDF

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Description

本発明は、形状測定装置に関し、より具体的には、周波数走査干渉計を用いた形状測定装置に関するものである。
一般に、電子装置内には少なくとも1つの印刷回路基板(printed circuit board、PCB)が備えられ、このような印刷回路基板上には、回路パターン、連結パッド部、前記連結パッド部と電気的に連結された駆動チップなど、多様な回路素子が実装されている。
一般に、印刷回路基板(printed circuit board、PCB)上に電子部品が実装された実装基板は、多様な電子製品に用いられている。このような実装基板は、基板のパッド領域などにソルダリング(solder)を行った後、電子部品の端子をソルダー領域に結合させる方式で製造される。
このようなソルダリングを行うためにフラックス(flux)が主に使用されるが、前記フラックスは基板の所望の位置に適量を形成する必要がある。従って、前記フラックスの3次元形状を正確に測定できる測定装置及び測定方法が求められている。
本発明の目的は、周波数走査干渉計を用いて効果的に測定対象物の3次元形状を測定できる形状測定装置を提供することにある。
本発明の例示的な一実施例による形状測定装置は、光源部、光分離部、基準ミラー、光受信部及び処理部を含む。前記光源部は、光を発生させ、前記光の波長を変化させることができる。前記光分離部は、前記光源部から発生された光を少なくとも基準光及び測定光に分離する。前記基準ミラーは、前記基準光を反射させる。前記光受信部は、前記基準ミラーによって基準光経路を形成するように反射される前記基準光及び基板上に形成された光透過性を有する測定対象物によって測定光経路を形成するように反射される前記測定光を受信する。前記処理部は、前記光受信部によって受信される前記基準光と前記測定光との間の前記光の波長の変化に応じた干渉の変化に基づいて前記測定対象物の形状を算出し、前記測定対象物の第1領域の絶対高さ及び前記測定対象物の前記第1領域に対する第2領域の相対高さを算出して前記第1領域の絶対高さ及び前記第2領域の相対高さをマッチング(matching)して前記測定対象物の形状を算出する。
例えば、前記測定対象物は、粘性を有し得、平面的に観測する時にドット(dot)形状を有し得る。この時、前記第1領域は、前記測定対象物のピーク点を含むことができ、前記第2領域は、前記ピーク点の周囲に位置した傾斜面上の複数の傾斜点を含むことができる。
一実施例によれば、前記基板は、ベース基板、前記ベース基板上に形成されて少なくとも1つのホール(hole)が形成された絶縁層及び前記ホールに対応して前記絶縁層より薄い厚さで形成された導電層を含むことができ、前記測定対象物は、少なくとも前記導電層上に形成されたフラックス(flux)を含むことができる。前記導電層上に形成されたフラックスは、前記ホールの少なくとも一部を埋めるように形成され得、前記ホールに隣接した前記絶縁層の一部をカバーするように形成され得る。
一実施例によれば、前記処理部は、前記測定光のうち前記測定対象物の第1領域で直接反射される光と前記基準光との間の第1光経路差、及び前記測定光のうち前記測定対象物の第1領域を透過した後に前記導電層で反射される光と前記基準光との間の第2光経路差を用いて前記第1領域の絶対高さを算出することができる。
一実施例によれば、前記処理部は、前記測定光のうち前記測定対象物の第2領域を透過した後に、前記導電層で反射される光と前記基準光との間の第3光経路差を用いて前記第2領域の相対高さを算出することができる。
本発明の例示的な他の実施例による形状測定装置は、光源部、光分離部、基準ミラー、光受信部及び処理部を含む。前記光源部は光を発生させ、前記光の波長を変化させることができる。前記光分離部は、前記光源部から発生された光を少なくとも基準光及び測定光に分離する。前記基準ミラーは、前記基準光を反射させる。前記光受信部は、前記基準ミラーによって基準光経路を形成するように反射される前記基準光及び特定物質の表面上に形成された光透過性を有する測定対象物によって測定光経路を形成するように反射される前記測定光を受信する。前記処理部は、前記光受信部によって受信される前記基準光と前記測定光との間の前記光の波長の変化に応じた干渉の変化に基づいて前記測定対象物の形状を算出し、前記測定対象物の屈折率に基づいて絶対高さを算出して形状を算出する。
例えば、前記特定物質は、金属、プラスチック、皮膚のうち一つを含むことができ、前記測定対象物は、所定の粘性及び所定の屈折率を有する物質であり得る。
一実施例によれば、前記処理部は、前記光分離部と前記基準ミラーまでの距離より前記基準ミラーと前記測定対象物までの距離が近い場合に算出された前記測定対象物の形状は、既設定された基準線対比上下反転を行うことができる。
本発明によれば、周波数走査干渉計を用いて効果的に測定対象物の3次元形状を測定することができる。前記測定対象物を領域別に区分して第1領域では絶対高さを測定し、第2領域では相対高さを測定して前記絶対高さ及び前記相対高さをマッチングすることで、前記測定対象物の形状を算出することができる。
また、前記測定対象物が金属、プラスチック、皮膚などの上に形成された所定の屈折率を有する物質である場合にも、前記測定対象物の屈折率に基づいて絶対高さを測定することで、前記測定対象物の形状を正確に算出することができる。
本発明の一実施例による周波数走査干渉計を用いた形状測定装置を示した概念図である。 図1の測定対象物の具体的な一例を示した斜視図である。 図2の測定対象物をI-I’に沿って切断した断面図である。 図1の処理部が測定対象物に対する測定光の挙動から測定対象物の形状を算出する過程を説明するための概念図である。 図1の処理部が測定対象物の他の例に対する測定光の挙動から測定対象物の形状を算出する過程を説明するための概念図である。
本発明は、多様な変更を加えることができ、また、様々な形態を有することができるところ、特定の実施例等を図面に例示して本文に詳細に説明する。しかし、これは本発明を特定の開示形態について限定しようとするものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変更、均等物乃至代替物を含むものと理解されるべきである。
第1、第2等の用語は多様な構成要素を説明するのに用いられるが、前記構成要素は前記用語によって限定されてはならない。前記用語は1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられる。例えば、本発明の権利範囲を逸脱せずに第1の構成要素は第2の構成要素と呼ばれることができ、同様に第2の構成要素は第1の構成要素と呼ばれることができる。
本出願で使用する用語は単に特定の実施例を説明するために使用しており、本発明を限定しようとする意図ではない。単数の表現は文脈上明白に異なって意味しない限り、複数の表現を含む。本出願で、「含む」または「有する」等の用語は明細書に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部分品またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定するものであり、1つまたはそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部分品またはこれらを組み合わせたもの等の存在または付加の可能性を予め排除しないものと理解されるべきである。
異なって定義しない限り、技術的であったり科学的である用語を含めてここで使用される全ての用語は、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者によって一般に理解されるものと同一の意味を有する。
一般に使用される辞典に定義されている用語等は関連技術の文脈上の意味と一致する意味を有すると解釈されるべきであり、本出願で明白に定義しない限り、理想的であったり過度に形式的な意味に解釈されない。
以下、添付した図面を参照して、本発明の望ましい実施例をより詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例による周波数走査干渉計(frequency scanning interferometer、FSI)を用いた形状測定装置を示した概念図である。
図1を参照すると、一実施例による形状測定装置100は、光源部110、光分離部120、基準ミラー130、光受信部140及び処理部150を含む。
前記光源部110は、光を発生させ、前記光の波長を変化させることができる。
一実施例によれば、前記光源部110は、波長可変型レーザ装置、例えば、チューナブルレーザ(tunable laser)を含むことができる。
例えば、前記波長可変型レーザ装置は、レーザ光を発生させ得、前記発生されたレーザ光は特定の波長範囲内で連続的あるいは不連続的な値を有し得る。
前記光分離部120は、前記光源部110から発生された光を少なくとも基準光RL及び測定光MLに分離する。
例えば、前記光分離部120は、ビームスプリッタ(beam splitter)を含むことができる。
一実施例によれば、前記光分離部120は、前記光源部110から発生された光の少なくとも一部を透過させて、透過された前記基準光RLは後述する基準ミラー130に提供され得る。また、前記光分離部120は、前記光源部110から発生された光の少なくとも一部を反射させて、反射された前記測定光MLは形状測定を所望の測定対象物10に向かって提供され得る。
前記基準ミラー(mirror)130は前記基準光RLを反射させる。
反射された前記基準光RLは前記光分離部120に戻り、後述する光受信部140に向かって反射され得る。
前記光受信部140は、前記基準光RL及び前記測定光MLを受信する。
前記基準光RLは、前記基準ミラー130により基準光経路を形成するように反射される。例えば、前記基準光RLの基準光経路は図1に点線矢印で示された形態で形成され得る。
前記測定光MLは、前記測定対象物10により測定光経路を形成するように反射される。例えば、前記測定光MLの測定光経路は図1に実線矢印で示された形態で形成され得る。
前記測定対象物10は基板20上に形成されて、光透過性を有する。従って、前記測定光経路は、前記測定対象物10により反射されることで形成され得、また、透過した後に、前記基板20により反射されることで形成され得る。
例えば、前記測定対象物10は粘性を有し得、平面的に観測する時にドット(dot)形状を有し得る。
図2は、図1の測定対象物の具体的な一例を示した斜視図であり、図3は、図2の測定対象物をI-I’に沿って切断した断面図である。
図2及び図3を参照すると、一実施例によれば、前記測定対象物10は前記基板20上に半球と類似の形状、凸な山形状などで形成され得、具体的な形状は、前記測定対象物10の表面張力及び接着力の大きさに応じて決定され得る。
前記基板20は、ベース基板22、前記ベース基板22上に形成されて少なくとも1つのホール(hole)HLが形成された絶縁層24及び前記ホールHLに対応して前記絶縁層24より薄い厚さで形成された導電層26を含むことができる。
例えば、前記絶縁層24はソルダーレジスト(solder resist)を含むことができ、前記導電層26は銅(copper)を含むことができる。
一実施例によれば、前記測定対象物10は、少なくとも前記導電層26上に形成されたフラックス(flux)を含むことができる。前記フラックスはソルダリングのために用いられる。
前記導電層26上に形成されたフラックスは、前記ホールHLの少なくとも一部を埋めるように形成され得、前記ホールHLに隣接した前記絶縁層24の一部をカバーするように形成されることもできる。また、前記フラックスは、前記ホールHLの全てを埋めるように形成されて前記導電層26をいずれもカバーすることもできる。図2及び図3では、一実施例によれば、前記フラックスが前記ホールHLの全てを埋めるように形成される。
前記処理部150は、前記光受信部140により受信される前記基準光RL及び前記測定光MLの間の干渉の変化に基づいて前記測定対象物の形状を算出する。この時、前記干渉の変化は、前記光の波長の変化による。
前記処理部150は、前記測定対象物10の第1領域AR1の絶対高さ及び前記測定対象物10の前記第1領域AR1に対する第2領域AR2の相対高さを算出し、前記第1領域AR1の絶対高さ及び前記第2領域AR2の相対高さをマッチング(matching)して前記測定対象物10の形状を算出する。
前記第1領域AR1は、前記測定対象物10により反射された光を前記光受信部140で受信できる領域であり得、前記第2領域AR2は、前記測定対象物10により反射された光を前記光受信部140で十分に受信できない領域であり得る。また、前記第1領域AR1及び前記第2領域AR2は、いずれも前記測定対象物10を透過した後、前記導電層26で反射される反射光を前記光受信部140で受信できる領域であり得る。
前記第1領域AR1は前記測定対象物10のピーク点PPを含むことができ、前記第2領域AR2は前記ピーク点PPの周囲に位置した傾斜面上の複数の傾斜点SPを含むことができる。
前記処理部150は、第1光経路差及び第2光経路差を用いて前記第1領域の絶対高さを算出することができる。前記第1光経路差は、前記測定光MLのうち前記測定対象物10の第1領域で反射される光及び前記測定光MLのうち前記測定対象物10の周辺に位置した基準領域RARで反射される光の間の光経路差であり、前記第2光経路差は、前記測定光MLのうち前記測定対象物10の第1領域を透過した後に、前記導電層26で反射される光及び前記測定光MLのうち前記基準領域RARで反射される光の間の光経路差である。
前記基準領域RARは前記測定対象物の形状を算出するための基準として設定可能な領域であって、例えば、図2に示された通り、前記基板10の上面であり得る。
図4は、図1の処理部が測定対象物に対する測定光の挙動から測定対象物の形状を算出する過程を説明するための概念図である。
図4を参照すると、前記測定光MLは前記測定対象物10により第1測定光M1、第2測定光M2及び第3測定光M3の形態で反射され得る。また、前記測定光MLは前記測定対象物10の周辺に位置した所定の基準領域で反射され得、図4に示された通り、前記基板10の上面によって基準測定光RMLの形態で反射され得る。
前記処理部150は、前記光受信部140で取得した前記第1、第2及び第3測定光M1、M2、M3を用いて前記測定対象物10の形状を測定することができる。
一実施例によれば、前記処理部150は後述する数式1〜5により前記第1領域AR1の絶対高さを算出することができる。
Figure 0006140891
Figure 0006140891
Figure 0006140891
数式1〜3において、Oは基準測定光経路、O'は第1測定光経路、Δは第1光経路差である。
前記基準測定光経路は、前記測定光MLが前記測定対象物10により反射されて形成され、図1に実線矢印で示された形態で形成される測定光経路のうち一つであって、前記測定対象物10と関係なく固定不変の経路であれば十分である。一実施例によれば、前記基準測定光経路は図4に示された前記基準測定光RMLにより形成される経路である。
前記第1測定光経路は、図1に実線矢印で示された形態で形成される測定光経路のうち一つであって、前記測定光MLが前記測定対象物10により反射される前記第1測定光ML1の形態で形成される経路である。
前記第1光経路差は、前記基準測定光経路と前記第1測定光経路との間の光経路の差であって、前記光受信部140により取得され得る。
このように、前記第1測定光経路差は光経路の差であるため、図1の光学系の構成において挙動する前記測定光MLが移動する経路のうち共通される経路は前記第1測定光経路差の計算において無視することができ、所定の基礎線BLに基づいて表現され得る。例えば、前記基礎線BLは、図1で点線で示された前記基準光経路と同一の大きさの光経路に該当する臨界線であり得る。即ち、前記測定光MLの経路は、前記測定光MLが前記基礎線BLの下で移動する距離だけ前記基準光経路より大きい。
数式1を参照すると、前記基準測定光経路は、前記基礎線BLと前記基板20の上面との間の距離Lを二回移動する2Lで表され得る。
数式2を参照すると、前記第1測定光経路は、前記測定対象物10により反射されて戻ってくるので、前記基礎線BLと前記測定対象物10のピーク点PPとの間の距離(L−h)を二回移動する2(L−h)で表され得る。ここで、hは、前記ピーク点PPと前記基板20の上面との間の距離である。
従って、数式3を参照すると、前記第1光経路差は2L-2(L−h)で表され得、これによりh(=Δ/2)を算出することができる。
前記基準測定光経路と前記第1測定光経路は、前記測定対象物10を透過せずに空気中で光経路を形成するので、前記測定対象物10により光の進行速度が低下しない。これにより、光経路が測定対象物10の屈折率に影響を受けて増加せずに実際の光が移動する距離で表現される。
Figure 0006140891
Figure 0006140891

数式1、4及び5において、Oは基準測定光経路、O'は第2測定光経路、Δは第2光経路差である。
前記基準測定光経路は上述した通りである。
前記第2測定光経路は、図1に実線矢印で示された形態で形成される測定光経路のうち一つであって、前記測定光MLが前記測定対象物10を透過した後に、前記導電層26により反射される前記第2測定光ML2の形態で形成される経路である。
前記第2光経路差は、前記基準測定光経路と前記第2測定光経路との間の光経路の差であって、前記光受信部140により取得され得る。
このように、前記第2測定光経路差は光経路の差であるため、図1の光学系の構成において挙動する前記測定光MLが移動する経路のうち共通される経路は、前記第2測定光経路差の計算において無視することができ、所定の基礎線BLに基づいて表現され得る。例えば、前記基礎線BLは図1で点線で示された前記基準光経路と同一の大きさの光経路に該当する臨界線であり得る。即ち、前記測定光MLの経路は、前記測定光MLが前記基礎線BLの下で移動する距離だけ前記基準光経路より大きい。
数式1を参照すると、前記基準測定光経路は、前記基礎線BLと前記基板20の上面との間の距離Lを二回移動する2Lで表され得る。
数式4を参照すると、前記第2測定光経路は「2(L−h)+2nh+2nd」で表現され得る。前記第2測定光ML2は前記測定対象物10を透過した後に、前記導電層26により反射されて戻ってくるので、前記基礎線BLと前記測定対象物10のピーク点PPとの間の距離(L−h)、前記ピーク点PPと前記基板20の上面との間の距離h、及び前記基板20の上面と前記ピーク点PPに対応する底点BPとの間の距離dをそれぞれ二回ずつ移動する。この時、一回目に対しては、前記測定対象物10を透過せずに空気中で光経路を形成するので、光経路は(L−h)で表現され、二回目及び三回目に対しては、前記測定対象物10を透過して前記測定対象物10内で光経路を形成するので、光経路は屈折率nを乗じただけ増加してそれぞれnh、ndで表現される。従って、前記第2測定光経路は「2(L−h)+2nh+2nd」で表現される。
従って、数式5を参照すると、前記第2光経路差は「2L−{2(L−h)+2nh+2nd}」で表現され得、これによりd(={2h(1−n)−Δ}/2n)を算出することができる。この時、屈折率nは、前記測定対象物10が知られている物質の場合、知られている物性値によって容易に分かり、知られている物質ではない場合サンプルを通じて予め取得することができる。前記光受信部140により取得されるΔは数式5を参照して負の値を有するようになることがわかる。従って、前記dは符号を負から正に反転させる。
結果的に、数式3及び5を用いて、hとdを足すことで前記測定対象物10の絶対高さを取得することができる。
一方、前記測定対象物10はアレイ(array)形態の複数に形成され得る。この場合、前記第1測定光ML1による第1光経路差が所定の基準値を逸脱するように検出される場合、周辺の測定対象物10で取得されたdを活用することができる。この場合、周辺の測定対象物10で取得されたdと屈折率nの情報及び数式5を用いて高さhを取得でき、hとdを足すことで前記測定対象物10の絶対高さを取得することができる。
一実施例によれば、前記処理部150は、前記測定光MLのうち前記測定対象物10の第2領域AR2を透過した後に、前記導電層26で反射される光及び前記基準光RLの間の第3光経路差を用いて前記第2領域AR2の相対高さを算出することができる。
例えば、前記処理部150は、後述する数式6〜8によって前記第2領域AR2の相対高さを算出することができる。
Figure 0006140891
Figure 0006140891
Figure 0006140891

数式6〜8において、Oは基準測定光経路、O 'は第3測定光経路、Δは第3光経路差である。
前記基準測定光経路は上述した通りである。
前記第3測定光経路は、図1に実線矢印で示された形態で形成される測定光経路のうち一つであって、前記測定光MLが前記測定対象物10を屈折して透過した後に、前記導電層26により反射される前記第3測定光ML3の形態で形成される経路である。
前記第3光経路差は、前記基準測定光経路と前記第3測定光経路との間の光経路の差であって、前記光受信部140により取得され得る。
このように、前記第3測定光経路差は光経路の差であるため、図1の光学系の構成において挙動する前記測定光MLが移動する経路のうち共通される経路は、前記第3測定光経路差の計算において無視することができ、所定の基礎線BLに基づいて表現され得る。例えば、前記基礎線BLは図1で点線で示された前記基準光経路と同一の大きさの光経路に該当する臨界線であり得る。即ち、前記測定光MLの経路は、前記測定光MLが前記基礎線BLの下で移動する距離だけ前記基準光経路より大きい。
数式1を参照すると、前記基準測定光経路は、前記基礎線BLと前記基板20の上面との間の距離Lを二回移動する2Lで表現され得る。
数式6を参照すると、前記第3測定光経路は「2(L-hSP)+2ndSP」で表現され得る。前記第3測定光ML3は前記測定対象物10を透過した後に、前記導電層26により反射されて戻ってくるので、前記基礎線BLと前記測定対象物10の傾斜点SPとの間の距離(L-hSP)及び前記傾斜点SPと前記傾斜点SPで屈折されて前記導電層26に達する距離dSPをそれぞれ二回ずつ移動する。この時、一回目に対しては前記測定対象物10を透過せずに空気中で光経路を形成するので光経路は(L-hSP)で表現されて、二回目に対しては前記測定対象物10を透過して前記測定対象物10内で光経路を形成するので光経路は屈折率nを乗じただけ増加してndSPで表現される。従って、前記第2測定光経路は'2(L-hSP)+2ndSP'で表現される。
従って、数式7を参照すると、dSPはhSP/cosθであるので前記第3光経路差は2hSP(1−n/cosθ)で表現され得る。
数式8を参照すると、hSPはΔ/2(1−n/cosθ)で表現され得、これによりhSPはΔcosθ/(cosθ-n)に比例することがわかる。
従って、前記傾斜点SPの位置に応じてθが大きく変わらないので、絶対高さhSPはΔに概して比例する。結果的に、多数の傾斜点SPの相対高さは前記光受信部140により取得されるΔによって定められ得る。即ち、前記傾斜点SPの相対高さを、既に取得された前記第1領域AR1のピーク点PPを基準としてマッチングさせると、前記第2領域AR2の高さプロファイル(profile)を取得することができる。
一方、前記光受信部140により取得されるΔは数式7を参照して負の値を有するようになることがわかる。従って、前記マッチングに先立ち多数の傾斜点SPに対するΔの値はいずれも符号を負から正に反転させる。
再び図1〜図3を参照すると、前記処理部150は、前記測定対象物10の第3領域AR1の予測高さを算出でき、これにより前記第1領域AR1の絶対高さ、前記第2領域AR2の相対高さ及び前記第3領域AR3の予測高さを用いて前記測定対象物10の形状を算出することができる。
具体的には、前記処理部150は前記第2領域AR2の絶対高さを用いて前記第3領域AR3を設定して、前記第2領域AR2の高さ分布に基づいて前記第3領域AR3の高さ分布を予測することで、前記予測高さを算出することができる。
前記第3領域AR3は前記測定対象物10により反射された光が受信されず、前記測定光MLが前記測定対象物10を透過した後に、前記絶縁層24により前記導電層26まで到達できず前記導電層26で反射された光もまた受信されない領域である。従って、前記第3領域AR3は前記測定光MLが受信されない領域に設定するか、前記第3領域AR3の内側境界及び外側境界を不連続的に示される地点に設定することができる。
前記第3領域AR3の外側境界は、他の実施例によれば、前記測定対象物10の上方で撮影した2次元平面画像から導き出されることもできる。即ち、前記2次元平面画像には前記測定対象物10の平面形状が示されるので、前記第3領域AR3の外側境界を設定することができる。
このように、前記第3領域AR3が設定された後に、前記第3領域AR3の内側境界の高さは前記第2領域AR2と同一に設定して前記第3領域AR3の外側境界の高さは0に設定することができる。
次いで、前記処理部150は前記第2領域AR2の高さ情報に基づいて外挿法(extrapolation)を適用することで、前記第3領域AR3の予測高さを算出することができる。前記第2領域AR2の高さ情報は、上述した通り、前記第2領域AR2の相対高さ及び前記第1領域AR1の絶対高さをマッチングして算出した前記第2領域AR2の絶対高さに関する情報である。
これとは異なり、前記第3領域AR3の範囲が大きくなく、前記第3領域AR3に該当する前記測定対象物10の体積が全体に比べて大きくないので、前記処理部150は前記内側境界と前記外側境界との間の前記第3領域AR3の高さ分布を線状に仮定して算出することもできる。
上記のように、前記処理部150は前記第1領域AR1、前記第2領域AR2及び前記第3領域AR3の高さを算出でき、これにより前記測定対象物10の高さに基づいた3次元形状を測定することができる。
図5は、図1の処理部が測定対象物の他の例に対する測定光の挙動から測定対象物の形状を算出する過程を説明するための概念図である。
図5を参照すると、測定対象物10aは前記ホールHLの全てを埋めるように形成されず前記ホールHLの一部を埋めるように形成され、前記測定対象物10aの一部は、前記ホールHLに隣接した前記絶縁層24の一部をカバーするように形成される。
前記測定光MLは図2〜図4に示した通り、前記測定対象物10aにより第1測定光ML1、第2測定光ML2及び第3測定光ML3の形態で反射され得る。また、前記測定光MLは前記測定対象物10aの周辺に位置した所定の基準領域で反射され得、図4に示された通り、前記基板10の上面によって基準測定光RMLの形態で反射され得る。これに加えて、前記測定光MLは前記測定対象物10aが埋められていない前記ホールHLの一部、即ち、前記導電層26が露出された部分で第4測定光ML4の形態で反射され得る。
前記処理部150が前記光受信部140で取得した前記第1、第2及び第3測定光ML1、ML2、ML3を用いて前記測定対象物10aの形状を測定する過程は図4で説明した過程と実質的に同一なので、重複する詳細な説明は省略する。ただし、図4と異なり、前記測定対象物10aの一部は、前記絶縁層24をカバーせず、これに対応する前記測定対象物10aの領域(図5の右側傾斜面の端部)は前記第3領域AR3に該当せず、前記第2領域AR2に該当する。
図5において、前記処理部150は前記光受信部140で取得した前記第4測定光ML4を用いて前記測定対象物10に隣接して露出された前記導電層26の絶対高さを測定することができ、具体的に前述した数式3と類似の下の数式9及び10を通じて測定することができる。
Figure 0006140891
Figure 0006140891
数式9及び10において、Oは基準測定光経路、O'は第4測定光経路、Δは第4光経路差である。
前記基準測定光経路は上述した通りである。
前記第4測定光経路は、図1に実線矢印で示された形態で形成される測定光経路のうち一つであって、前記測定光MLが前記導電層26により反射される前記第4測定光ML4の形態で形成される経路である。
前記第4光経路差は、前記基準測定光経路と前記第1測定光経路との間の光経路の差であって、前記光受信部140により取得され得る。
数式9及び10を用いて、上述したhを求める方法と同一の方法で、前記基礎線BLと前記導電層26の上面との間の距離LCLを求めることができる。
上記のように、前記処理部150は前記第1領域AR1、前記第2領域AR2及び前記第3領域AR3の高さを算出でき、これにより前記測定対象物10の高さに基づいた3次元形状を測定することができる。
上記のような形状測定装置によれば、周波数走査干渉計を用いて効果的に測定対象物の3次元形状を測定することができる。前記測定対象物を領域別に区分して第1領域では絶対高さを測定して、第2領域では相対高さを測定して前記絶対高さ及び前記相対高さをマッチングすることで、前記測定対象物の形状を算出することができる。
上記のような実施例は絶縁層24と導電層26をいずれも含む基板20に測定対象物10が形成された状態で測定対象物10の形状を測定するためのものであるが、他の実施例によれば、特定物質表面に測定対象物が形成された場合にも測定が可能であることはもちろんである。測定対象物10はフラックスだけでなく所定の屈折率を有する物質であればいずれも適用可能なことはもちろんである。即ち、所定の粘性及び透過性を有する液状物質測定に望ましい。
ここで、前記特定物質は乱反射性質を有し得る金属、プラスチック、皮膚などであり得るが、これに限定されない。このような特定物質表面に形成された測定対象物を周波数走査干渉計を用いて測定する場合、周波数走査干渉計の特性によって測定対象物の形状の高さがマイナスで測定され得る。即ち、測定対象物の屈折率により測定対象物の上下反転で特定物質表面の基準点または基準線より中に入って見えるようになる。
具体的に、光分離部と基準ミラーまでの距離より基準ミラーと測定対象物までの距離が近い場合には、基準線対比上下反転になり、前記光分離部と基準ミラーまでの距離より基準ミラーと測定対象物までの距離が遠い場合には、一定の高さを有する形状を抽出することができる。
この時、設定された基準点を用いて上下反転になった場合には、再び上下反転を行うことで正常な形状を得ることができる。即ち、上下反転は形状の高さがマイナスで測定された場合、再びマイナスを乗じたりマイナス高さに絶対値(例えば、|h|)を適用する方式が用いられ、これを通じて基準ミラーと測定対象物との間の距離に関係なく測定対象物の形態は基準線対比プラス値の高さでディスプレーされることができる。
ここに前記数式4及び5でd値(2nd項)を除いて算出すると、測定対象物の絶対高さhが分かり、測定対象物の絶対高さに基づいて先に図1〜図5で説明した方式を適用すると、測定対象物の全体形状を測定することができる。
上記のような形状測定装置によれば、前記測定対象物が金属、プラスチック、皮膚などの上に形成された所定の屈折率を有する物質である場合にも、前記測定対象物の屈折率に基づいて絶対高さを測定することで、前記測定対象物の形状を正確に算出することができる。
上述した本発明の詳細な説明では本発明の望ましい実施例を参照して説明したが、当該技術分野の熟練した当業者または当該技術分野に通常の知識を有する者であれば、後述する特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び技術領域から逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変更させることができることを理解できるであろう。従って、前述した説明及び下記図面は本発明の技術思想を限定するものとしてではなく、本発明を例示するものとして解釈されるべきである。

Claims (13)

  1. 光を発生させ、前記光の波長を変化させる光源部と、
    前記光源部から発生された光を少なくとも基準光及び測定光に分離する光分離部と、
    前記基準光を反射させる基準ミラーと、
    前記基準ミラーによって基準光経路を形成するように反射される前記基準光及び光透過性物質である測定対象物によって測定光経路を形成するように反射される前記測定光を受信する光受信部と、
    前記光受信部によって受信される前記基準光と前記測定光との間の前記光の波長の変化に応じた干渉の変化に基づいて前記測定対象物の形状を算出する処理部と、
    を含み、
    前記処理部は、前記測定対象物の第1領域の絶対高さ及び前記測定対象物の前記第1領域に対する第2領域の相対高さを算出し、前記第1領域の絶対高さ及び前記第2領域の相対高さをマッチング(matching)して前記測定対象物の形状を算出する
    ことを特徴とする形状測定装置。
  2. 前記測定対象物は基板、金属、プラスチック、皮膚のうちいずれか一つの表面上に形成されることを特徴とする請求項1に記載の形状測定装置。
  3. 前記測定対象物は、平面的に観測する時にドット(dot)形状を有することを特徴とする請求項1に記載の形状測定装置。
  4. 前記測定対象物は基板上に形成されるフラックス(flux)を含むことを特徴とする請求項1に記載の形状測定装置。
  5. 前記基板はベース基板、前記ベース基板上に形成されて少なくとも1つのホール(hole)が形成された絶縁層及び前記ホールに対応して前記絶縁層より薄い厚さで形成された導電層を含み、
    前記フラックスは、少なくとも前記導電層上に形成されたことを特徴とする請求項4に記載の形状測定装置。
  6. 前記導電層上に形成されたフラックスは、前記ホールの少なくとも一部を埋めるように形成され、前記ホールに隣接した前記絶縁層の一部をカバーするように形成されたことを特徴とする請求項5に記載の形状測定装置。
  7. 前記第1領域は、前記測定対象物のピーク点を含み、
    前記第2領域は、前記ピーク点の周囲に位置した傾斜面上の複数の傾斜点を含むことを特徴とする請求項に記載の形状測定装置。
  8. 前記処理部は、前記測定光のうち前記測定対象物の第1領域で反射される光と前記測定光のうち前記測定対象物の周辺に位置した基準領域で反射する光との間の第1光経路差、及び前記測定光のうち前記測定対象物の第1領域を透過した後に電層で反射される光と前記測定光のうち前記基準領域で反射される光との間の第2光経路差を用いて前記第1領域の絶対高さを算出することを特徴とする請求項に記載の形状測定装置。
  9. 前記処理部は、前記測定光のうち前記測定対象物の第2領域を透過した後に前記導電層で反射される光と前記測定光のうち前記基準領域で反射される光との間の第3光経路差を用いて前記第2領域の相対高さを算出することを特徴とする請求項に記載の形状測定装置。
  10. 記処理部は、前記測定対象物の屈折率に基づいて前記測定対象物の絶対高さを算出して前記測定対象物の形状を算出することを特徴とする請求項1に記載の形状測定装置。
  11. 前記処理部は、前記光分離部と前記基準ミラーまでの距離より前記基準ミラーと前記測定対象物までの距離が近い場合に算出された前記測定対象物の形状は既に設定された基準線に基づいて上下反転を行うことを特徴とする請求項に記載の形状測定装置。
  12. 光を発生させ、前記光の波長を変化させる光源部と、
    前記光源部から発生された光の少なくとも一部である第1光が第1光経路を有するようにする第1光経路変更部と、
    前記光源部から発生された光の少なくとも一部であり前記第1光と異なる第2光が基板上に形成された光透過性物質である測定対象物によって反射されて第2光経路を有するようにする第2光経路変更部と、
    前記第1光経路を経た第1光及び前記第2光経路を経た第2光を受信する光受信部と、
    前記光受信部によって受信される前記第1光と前記第2光との間の前記光の波長の変化に応じた干渉の変化に基づいて前記測定対象物の形状を算出する処理部と、
    を含み、
    前記処理部は、前記測定対象物の第1領域の絶対高さ及び前記測定対象物の前記第1領域に対する第2領域の相対高さを算出し、前記第1領域の絶対高さ及び前記第2領域の相対高さをマッチング(matching)して前記測定対象物の形状を算出する
    ことを特徴とする形状測定装置。
  13. 前記第1光経路変更部は基準ミラーを含み、
    前記第2光経路変更部はビームスプリッタを含むことを特徴とする請求項1に記載の形状測定装置。
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