JP6140522B2 - 評価支援方法、評価支援装置、および評価支援プログラム - Google Patents

評価支援方法、評価支援装置、および評価支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、評価支援方法、評価支援装置、および評価支援プログラムに関する。
従来、利用者のアプリケーションに対する習熟度は、例えば、利用者からの申告やアプリケーション専用の評価ツールを用いて評価される。そして、管理者は、例えば、評価されたアプリケーションに対する習熟度に基づいて、利用者の業務能力を評価したり、利用者に割り振る業務を決定したりする。
関連する技術としては、例えば、グラフィカルユーザインターフェース環境でユーザが操作に慣れることで生ずる操作時間の変化を検出することによりユーザのコンピュータに対する習熟度を判定するものがある。また、例えば、作業開始から終了までのユーザ操作を観測・記録し、ユーザ操作とユーザ操作の合間の時間の度数分布を基に分布の分散値を算出し、算出した分散値を熟練指数として熟練度を判定する技術がある。
特開2008−305339号公報 特開平8−55103号公報
しかしながら、上述した従来技術では、利用者のアプリケーションに対する習熟度を評価することが困難な場合がある。例えば、文書作成アプリケーションなどの定型処理を行わないアプリケーションでは、ユーザ操作とユーザ操作の合間の時間にばらつきが生じることがあり、アプリケーションに対する習熟度を評価することが困難である。
1つの側面では、本発明は、利用者のアプリケーションに対する習熟度を評価することができる評価支援方法、評価支援装置、および評価支援プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、利用者の操作入力によって発生したイベントの内容と発生時点とを示すログの集合から、アプリケーションを実行することによってディスプレイに表示される画面を操作対象にする第1のイベントのログと、前記第1のイベントの次に発生した第2のイベントのログと、を検出し、検出した前記第1のイベントのログが示す発生時点と検出した前記第2のイベントのログが示す発生時点とに基づいて、前記画面を操作対象にしてから最初に前記利用者の操作入力が行われるまでの時間を算出する評価支援方法、評価支援装置、および評価支援プログラムが提案される。
本発明の一態様によれば、利用者のアプリケーションに対する習熟度を評価することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる評価支援装置101を含む評価支援システム100の一実施例を示す説明図である。 図2は、実施の形態にかかる評価支援装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図3は、習熟度参照テーブル300の記憶内容の一例を示す説明図である。 図4は、得点割当テーブル400の記憶内容の一例を示す説明図である。 図5は、評価支援装置101の機能的構成例を示すブロック図である。 図6は、評価支援装置101の評価支援処理の流れを示す説明図である。 図7は、一連のログを含むログ情報の一例を示す説明図(その1)である。 図8は、一連のログを含むログ情報の一例を示す説明図(その2)である。 図9は、一連のログを含むログ情報の一例を示す説明図(その3)である。 図10は、一連のログを含むログ情報の一例を示す説明図(その4)である。 図11は、一連のログを含むログ情報の一例を示す説明図(その5)である。 図12は、一連のログを含むログ情報の一例を示す説明図(その6)である。 図13は、一連のログを含むログ情報の一例を示す説明図(その7)である。 図14は、一連のログを含むログ情報の一例を示す説明図(その8)である。 図15は、一連のログを含むログ情報の一例を示す説明図(その9)である。 図16は、一連のログを含むログ情報の一例を示す説明図(その10)である。 図17は、一連のログを含むログ情報の一例を示す説明図(その11)である。 図18は、一連のログを含むログ情報の一例を示す説明図(その12)である。 図19は、評価支援装置101の評価結果の一例を示す説明図(その1)である。 図20は、評価支援装置101の評価結果の一例を示す説明図(その2)である。 図21は、評価支援装置101の評価支援処理手順の一例を示すフローチャートである。 図22は、評価支援装置101の算出処理手順の一例を示すフローチャート(その1)である。 図23は、評価支援装置101の算出処理手順の一例を示すフローチャート(その2)である。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる評価支援方法、評価支援装置、および評価支援プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(評価支援システム100の一実施例)
図1は、実施の形態にかかる評価支援装置101を含む評価支援システム100の一実施例を示す説明図である。
図1において、評価支援システム100は、評価支援装置101と、利用者端末102と、を含む。評価支援装置101と、利用者端末102と、は、ネットワーク110により接続される。ネットワーク110は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット、携帯電話網などである。
評価支援装置101は、利用者端末102に接続し、利用者端末102と通信するコンピュータである。評価支援装置101は、利用者端末102からログ情報を受信し、利用者端末102に習熟度を送信する。評価支援装置101のハードウェア構成例については図2において後述する。
利用者端末102は、アプリケーションを実行し、利用者端末102の利用者の操作によって発生したイベントの履歴になるログ情報を、評価支援装置101に送信するコンピュータである。ログ情報とは、例えば、イベントの内容と、イベントが発生した時点を示す時点情報と、を含む情報である。
イベントとは、例えば、利用者の操作入力によって発生する信号である。操作入力とは、例えば、マウスボタンを押下すること、マウスを移動すること、キーボードのボタンを押下すること、タッチパネルを操作すること、テンキーを操作すること、トラックボールやジョイスティックなどを操作することなどである。イベントの内容とは、例えば、アクティブウィンドウを切り替えること、文字列を選択すること、文字列をコピーすること、文字列を貼り付けることなどである。
利用者端末102とは、例えば、ノート型パソコン、デスクトップ型パソコン、携帯電話機(スマートフォン、PHS(Personal Handyphone System))、またはタブレット型端末などである。
図1において、評価支援装置101は、利用者端末102からログ情報を受信する。次に、評価支援装置101は、受信したログ情報から、アクティブウィンドウを、アプリケーションに関する第1のウィンドウに切り替える第1のイベントを検出する。また、評価支援装置101は、受信したログ情報から、第1のイベントの次に発生した第2のイベントを検出する。
そして、評価支援装置101は、第1のイベントの発生時点と第2のイベントの発生時点とに基づいて、アプリケーションの利用者のアプリケーションに関するウィンドウをアクティブウィンドウにしてからの初めの操作入力が行われるまでの時間を算出する。評価支援装置101は、算出した時間を、利用者のアプリケーションの習熟度として利用者端末102に送信する。これにより、評価支援装置101は、アプリケーションの利用者がアプリケーションを利用する早さを評価して、評価結果を習熟度として利用者端末102に送信することができる。
ここで、一例として、第2のイベントが、アクティブウィンドウを第1のウィンドウから第2のウィンドウに切り替えるイベントである場合を例に挙げて、評価支援装置101の動作について説明する。
この場合、評価支援装置101は、利用者端末102からログ情報を受信する。次に、評価支援装置101は、受信したログ情報から、アクティブウィンドウを、アプリケーションに関する第1のウィンドウに切り替える第1のイベントを検出する。また、評価支援装置101は、受信したログ情報から、アクティブウィンドウを、第1のウィンドウから第2のウィンドウに切り替える第2のイベントを検出する。
次に、評価支援装置101は、第1のイベントと第2のイベントとの間に他のイベントがあるか否かを判定する。ここで、評価支援装置101は、他のイベントがない場合に、第1のイベントが発生した時点を示す時点情報と第2のイベントが発生した時点を示す時点情報とに基づいて、第1のウィンドウをアクティブウィンドウにした時間を算出する。そして、評価支援装置101は、算出した時間を習熟度として利用者端末102に送信する。
これにより、評価支援装置101は、アプリケーションの利用者が、操作対象を切り替えるイベントとは異なるイベントについて操作入力を行わなくてもよいウィンドウを、どのくらい早く閲覧終了したかを評価することができる。そして、評価支援装置101は、評価結果を、習熟度として利用者端末102に送信することができる。
ここでは、評価支援装置101は、算出した時間を習熟度として利用者端末102に送信したが、これに限らない。例えば、評価支援装置101は、時間と習熟度とを対応付けた対応情報に基づいて、算出した時間に対応する習熟度を決定して、利用者端末102に送信してもよい。また、例えば、評価支援装置101は、時間から習熟度を算出する算出式に、算出した時間を代入することにより習熟度を決定して、利用者端末102に送信してもよい。
また、例えば、評価支援装置101は、複数のウィンドウの各々のウィンドウをアクティブウィンドウにした時間の平均値を算出し、平均値に対応する習熟度を特定して、利用者端末102に送信してもよい。また、例えば、評価支援装置101は、複数のウィンドウの各々のウィンドウをアクティブウィンドウにした時間に対応する習熟度を特定して、習熟度の平均値を算出して、習熟度として利用者端末102に送信してもよい。
ここでは、評価支援装置101は、ウィンドウをアクティブウィンドウにした時間に基づく観点から、習熟度を決定して利用者端末102に送信したが、これに限らない。以下の説明では、ウィンドウをアクティブウィンドウにした時間に基づく観点を「観点a」と表記する場合がある。
例えば、評価支援装置101は、ウィンドウをアクティブウィンドウにしてから初めのイベントが発生するまでの時間に基づく観点から、習熟度を決定して利用者端末102に送信してもよい。以下の説明では、ウィンドウをアクティブウィンドウにしてから初めのイベントが発生するまでの時間に基づく観点を「観点b」と表記する場合がある。
また、例えば、評価支援装置101は、ウィンドウをアクティブウィンドウにした時に利用者端末102の利用者の操作によって発生したイベントの数に基づく観点から、習熟度を決定して利用者端末102に送信してもよい。以下の説明では、ウィンドウをアクティブウィンドウにした時に利用者端末102の利用者の操作によって発生したイベントの数に基づく観点を「観点c」と表記する場合がある。
また、例えば、評価支援装置101は、アプリケーションの実行中に利用者端末102の利用者のショートカットキーの操作によって発生したイベントの数に基づく観点から、習熟度を決定して利用者端末102に送信してもよい。以下の説明では、アプリケーションの実行中に利用者端末102の利用者のショートカットキーの操作によって発生したイベントの数に基づく観点を「観点d」と表記する場合がある。
また、例えば、評価支援装置101は、アプリケーションの実行中に利用者端末102の利用者のショートカットキーの操作によって発生したイベントの種類の数に基づく観点から、習熟度を決定して利用者端末102に送信してもよい。以下の説明では、アプリケーションの実行中に利用者端末102の利用者のショートカットキーの操作によって発生したイベントの種類の数に基づく観点を「観点e」と表記する場合がある。
また、評価支援装置は、観点a〜観点eのうちの複数の観点から習熟度を決定して利用者端末102に送信してもよい。これにより、評価支援装置101は、アプリケーションの利用者のアプリケーションの習熟度を、アプリケーションの利用者に通知することができる。このため、アプリケーションの利用者は、自身のアプリケーションの習熟度を把握して、アプリケーションの習熟度の向上を図ることができる。また、評価支援装置101は、アプリケーションの複数の利用者のアプリケーションの習熟度から、アプリケーションの習熟度の統計データを作成することができる。
(評価支援装置101のハードウェア構成例)
次に、図2を用いて、評価支援装置101のハードウェア構成例について説明する。
図2は、実施の形態にかかる評価支援装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。図2において、評価支援装置101は、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、I/F(Interface)204と、を有する。また、各構成部はバス200によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU201は、評価支援装置101の全体の制御を司る。ROM202は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。
I/F204は、通信回線を通じてLAN、WAN、インターネットなどのネットワーク110に接続され、このネットワーク110を介して他の装置に接続される。そして、I/F204は、ネットワーク110と内部のインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。I/F204には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
(利用者端末102のハードウェア構成例)
次に、利用者端末102のハードウェア構成例について説明する。
利用者端末102は、図2と同様に、CPUと、ROMと、RAMと、I/Fと、を有する。また、利用者端末102は、例えば、光ディスクドライブ、光ディスク、ディスプレイ、キーボード、マウス、スキャナ、およびプリンタの少なくともいずれか1つを有してもよい。
キーボードは、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力を行う。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウスは、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などを行う。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナは、画像を光学的に読み取り、利用者端末102内に画像データを取り込む。スキャナは、例えば、OCR(Optical Character Reader)機能を有してもよい。また、プリンタは、画像データや文書データを印刷する。プリンタには、例えば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
(習熟度参照テーブル300)
次に、図3を用いて、習熟度参照テーブル300の記憶内容の一例について説明する。習熟度参照テーブル300は、例えば、図2に示したROM202、またはRAM203などの記憶領域によって実現される。
図3は、習熟度参照テーブル300の記憶内容の一例を示す説明図である。図3に示すように、習熟度参照テーブル300は、習熟度項目に対応付けて、得点合計項目を有し、習熟度のレベルごとに各項目に情報が設定されることにより、レコードを記憶する。
習熟度項目には、アプリケーションの習熟度のレベルが記憶される。得点合計項目には、習熟度項目の習熟度のレベルに利用者を割り振る場合に利用者が満たすべき条件になる得点合計が記憶される。例えば、レコードは、習熟度のレベル「名人」に利用者を割り振る場合に利用者が満たすべき条件が得点合計「23点以上」であることを示す。
(得点割当テーブル400)
次に、図4を用いて、得点割当テーブル400の記憶内容の一例について説明する。得点割当テーブル400は、例えば、図2に示したROM202、またはRAM203などの記憶領域によって実現される。
図4は、得点割当テーブル400の記憶内容の一例を示す説明図である。図4に示すように、得点割当テーブル400は、アプリケーション項目に対応付けて、得点項目と、観点a項目と、観点b項目と、観点c項目と、観点d項目と、観点e項目と、を有する。得点割当テーブル400は、アプリケーションごとに各項目に情報が設定されることにより、レコードを記憶する。
アプリケーション項目には、アプリケーションの名称が記憶される。得点項目には、アプリケーション項目のアプリケーションの利用者に配点する得点が記憶される。観点a項目から観点e項目には、各々の観点から得点項目の得点を配点する場合に利用者が満たすべき条件が記憶される。
観点a項目には、ウィンドウをアクティブウィンドウにした間にイベントが発生しなかった場合のウィンドウをアクティブウィンドウにした時間の平均時間が記憶される。観点b項目には、ウィンドウをアクティブウィンドウにしてから初めのイベントが発生するまでの時間の平均時間が記憶される。
観点c項目には、キーボードやマウスの操作数が記憶される。観点d項目には、全体の操作数に対するショートカットキーの使用数の割合が記憶される。観点e項目には、何種類のショートカットキーを使用したかを示す使用数が記憶される。
例えば、レコードは、アプリケーション「表計算ソフトウェア」の利用者に得点「5」を配点する場合に観点aにおいて利用者が満たすべき条件が平均時間「100ms未満」であることを示す。また、例えば、レコードは、アプリケーション「表計算ソフトウェア」の利用者に得点「5」を配点する場合に観点bにおいて利用者が満たすべき条件が平均時間「200ms未満」であることを示す。
(評価支援装置101の機能的構成例)
次に、図5を用いて、評価支援装置101の機能的構成例について説明する。図5は、評価支援装置101の機能的構成例を示すブロック図である。
評価支援装置101は、検出部501と、算出部502と、決定部503と、を含む。検出部501と、算出部502と、決定部503とは、例えば、図2に示したROM202、RAM203などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU201に実行させることにより、または、I/F204により、その機能を実現する。
検出部501は、ログの集合から、アプリケーションを実行することによってディスプレイに表示される画面を操作対象にする第1のイベントのログと、第1のイベントの次に発生した第2のイベントのログと、を検出する。
ここで、利用者とは、アプリケーションを利用する者であって、例えば、利用者端末102を用いてアプリケーションを実行して利用する者である。操作入力とは、例えば、利用者の各種デバイスの操作による入力である。各種デバイスとは、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、またはコントローラなどである。
イベントとは、例えば、利用者の操作入力によって発生する信号である。操作入力とは、例えば、マウスボタンを押下すること、マウスを移動すること、キーボードのボタンを押下すること、タッチパネルを操作すること、テンキーを操作すること、トラックボールやジョイスティックなどを操作することなどである。
イベントの内容とは、例えば、アクティブウィンドウを切り替えること、文字列を選択すること、文字列をコピーすること、文字列を貼り付けることなどである。アプリケーションとは、例えば、ソフトウェアであって、文書作成ソフトウェアや表計算ソフトウェアなどである。画面とは、例えば、ウィンドウである。操作対象にした画面とは、例えば、アクティブウィンドウにしたウィンドウである。
ログとは、利用者の操作入力によって発生したイベントの内容と発生時点とを示す情報である。ログとは、例えば、利用者のポインティングデバイスの操作入力によって発生したポインタ移動のイベントとは異なるイベントの内容と発生時点とを示す情報である。
また、検出部501は、第2のイベントのログが示す内容が操作対象を切り替えるイベントでない場合、第2のイベントより後に発生した操作対象を切り替える第3のイベントのログを検出してもよい。抽出されたデータは、例えば、RAM203などの記憶領域に記憶される。
算出部502は、検出した第1のイベントのログが示す発生時点と検出した第2のイベントのログが示す発生時点とに基づいて、画面を操作対象にしてから最初に利用者の操作入力が行われるまでの時間を算出する。
算出部502は、例えば、第2のイベントのログが示す内容が操作対象を切り替えるイベントである場合、第1のイベントのログが示す発生時点と第2のイベントのログが示す発生時点とに基づいて、第1の経過時間を算出する。ここで、第1の経過時間とは、例えば、画面の表示を開始する操作入力が行われてから画面の表示を終了または切り替える操作入力が行われるまでの時間である。
また、算出部502は、例えば、第2のイベントのログが示す内容が操作対象を切り替えるイベントでない場合、第1のイベントのログが示す発生時点と第2のイベントのログが示す発生時点とに基づいて、第2の経過時間を算出する。ここで、第2の経過時間とは、例えば、画面の表示を開始する操作入力が行われてから操作対象を切り替えるイベントとは異なる他のイベントを発生させる操作入力が行われるまでの時間である。
また、算出部502は、第1のイベントが発生してから、検出した第3のイベントが発生するまでの間に発生したイベントのログの数を算出してもよい。また、算出部502は、第1のイベントが発生してから第3のイベントが発生するまでの間に発生したイベントのログが示す内容に基づいて、利用者が操作入力を行ったショートカットキーの種類の数を算出してもよい。
また、算出部502は、第1のイベントが発生してから第3のイベントが発生するまでの間に発生したイベントのログが示す内容を特定する。そして、算出部502は、特定した内容に基づいて、第1のイベントが発生してから第3のイベントが発生するまでの間に発生したイベントのログのうちの利用者のショートカットキーの操作入力によって発生したイベントのログの割合を算出してもよい。算出結果は、例えば、RAM203などの記憶領域に記憶される。
決定部503は、対応情報を参照して、算出した第1の経過時間または第2の経過時間に対応する評価値と、算出したログの数に対応する評価値と、に基づいて、利用者のアプリケーションの習熟度を決定する。対応情報とは、例えば、画面の表示を開始する操作入力が行われてから画面の表示を終了または切り替える操作入力が行われるまでの経過時間と、利用者がアプリケーションについて習熟した度合いの評価値を対応付けた情報を含む情報である。対応情報は、例えば、得点割当テーブル400の観点aのフィールドによって実現される。
また、対応情報とは、例えば、画面の表示を開始する操作入力から操作対象を切り替えるイベントとは異なる他のイベントを発生させる操作入力までの経過時間と、利用者がアプリケーションについて習熟した度合いの評価値を対応付けた情報を含む情報である。対応情報は、例えば、得点割当テーブル400の観点bのフィールドによって実現される。また、対応情報とは、例えば、ログの数と、利用者がアプリケーションについて習熟した度合いの評価値を対応付けた情報を含む情報である。対応情報は、例えば、得点割当テーブル400の観点cのフィールドによって実現される。
決定部503は、具体的には、得点割当テーブル400の観点aまたは観点bのフィールドを参照して、算出した第1の経過時間または第2の経過時間に対応する得点を特定する。また、決定部503は、得点割当テーブル400の観点cのフィールドを参照して、算出したログの数に対応する得点を特定する。次に、決定部503は、合計得点を算出する。そして、決定部503は、習熟度参照テーブル300を参照して、合計得点に対応する習熟度を決定する。
また、決定部503は、対応情報を参照して、算出した第1の経過時間または第2の経過時間に対応する評価値と、算出したログの数に対応する評価値と、算出した種類の数に対応する評価値と、に基づいて、利用者のアプリケーションの習熟度を決定する。対応情報とは、例えば、ショートカットキーの種類の数と、利用者がアプリケーションについて習熟した度合いの評価値を対応付けた情報を含む情報である。対応情報は、例えば、得点割当テーブル400の観点dのフィールドによって実現される。
決定部503は、具体的には、得点割当テーブル400の観点aまたは観点bのフィールドを参照して、算出した第1の経過時間または第2の経過時間に対応する得点を特定する。また、決定部503は、得点割当テーブル400の観点cのフィールドを参照して、算出したログの数に対応する得点を特定する。また、決定部503は、得点割当テーブル400の観点dのフィールドを参照して、算出した種類の数に対応する得点を特定する。次に、決定部503は、合計得点を算出する。そして、決定部503は、習熟度参照テーブル300を参照して、合計得点に対応する習熟度を決定する。
決定部503は、対応情報を参照して、算出した第1の経過時間または第2の経過時間に対応する評価値と、算出したログの数に対応する評価値と、算出した種類の数に対応する評価値と、算出した割合に対応する評価値と、を特定する。そして、決定部503は、特定した評価値に基づいて、利用者のアプリケーションの習熟度を決定する。対応情報とは、例えば、利用者のショートカットキーの操作入力によって発生したイベントのログの割合と、利用者がアプリケーションについて習熟した度合いの評価値を対応付けた情報を含む情報である。対応情報は、例えば、得点割当テーブル400の観点eのフィールドによって実現される。
決定部503は、具体的には、得点割当テーブル400の観点aまたは観点bのフィールドを参照して、算出した第1の経過時間または第2の経過時間に対応する得点を特定する。また、決定部503は、得点割当テーブル400の観点cのフィールドを参照して、算出したログの数に対応する得点を特定する。また、決定部503は、得点割当テーブル400の観点dのフィールドを参照して、算出した種類の数に対応する得点を特定する。また、決定部503は、得点割当テーブル400の観点eのフィールドを参照して、算出した割合に対応する得点を特定する。
次に、決定部503は、合計得点を算出する。そして、決定部503は、習熟度参照テーブル300を参照して、合計得点に対応する習熟度を決定する。決定されたデータは、例えば、RAM203などの記憶領域に記憶される。また、決定されたデータは、例えば、I/F204によって利用者端末102に送信されてもよい。
(評価支援装置101の評価支援処理の流れ)
次に、図6を用いて、評価支援装置101の評価支援処理の流れについて説明する。
図6は、評価支援装置101の評価支援処理の流れを示す説明図である。図6に示すように、アプリケーションの実行中に各々の時点でイベントが発生する。ここで、「○」は、例えば、ショートカットキーの操作によって発生したイベントを示す。「▽」は、例えば、ショートカットキー以外の操作によって発生したイベントを示す。「△」は、例えば、アクティブウィンドウを切り替えるイベントを示す。
評価支援装置101は、各々の観点から、アプリケーションの利用者のアプリケーションの習熟度に関する得点を算出する。そして、評価支援装置101は、各々の観点からの得点の合計得点に基づいて、アプリケーションの利用者のアプリケーションの習熟度を決定する。
評価支援装置101は、例えば、観点aから、ウィンドウをアクティブウィンドウにした間にイベントが発生しなかった場合のウィンドウをアクティブウィンドウにした時間を特定する。次に、評価支援装置101は、特定した時間の平均時間を算出する。そして、評価支援装置101は、得点割当テーブル400の観点aのフィールドを参照して、算出した平均時間に対応する第1の得点を特定する。
また、評価支援装置101は、例えば、観点bから、ウィンドウをアクティブウィンドウにしてから、アクティブウィンドウを切り替えるイベントではない初めのイベントが発生するまでの時間を特定する。次に、評価支援装置101は、特定した時間の平均時間を算出する。そして、評価支援装置101は、得点割当テーブル400の観点bのフィールドを参照して、算出した平均時間に対応する第2の得点を特定する。
また、評価支援装置101は、例えば、観点cから、ウィンドウをアクティブウィンドウにしてからアクティブウィンドウを切り替えるまでの間に発生したイベントを検出する。次に、評価支援装置101は、検出したイベントの数を算出する。そして、評価支援装置101は、得点割当テーブル400の観点cのフィールドを参照して、算出したイベントの数に対応する第3の得点を特定する。
また、評価支援装置101は、例えば、観点dから、アプリケーションを実行することによってディスプレイに表示されるウィンドウをアクティブウィンドウにしてからアクティブウィンドウを切り替えるまでの間に、発生したイベントを検出する。次に、評価支援装置101は、発生したイベントのうちの利用者のショートカットキーの操作入力によって発生したイベントの割合を算出する。そして、評価支援装置101は、得点割当テーブル400の観点dのフィールドを参照して、算出した割合に対応する第4の得点を特定する。
また、評価支援装置101は、例えば、観点eから、アプリケーションを実行することによってディスプレイに表示されるウィンドウをアクティブウィンドウにしてからアクティブウィンドウを切り替えるまでの間に、発生したイベントを検出する。次に、評価支援装置101は、発生したイベントのうちの利用者のショートカットキーの操作入力によって発生したイベントから、利用者の使用するショートカットキーの種類の数を算出する。そして、評価支援装置101は、得点割当テーブル400の観点eのフィールドを参照して、算出した種類の数に対応する第5の得点を特定する。
次に、評価支援装置101は、特定した第1の得点から第5の得点までの合計得点を算出する。そして、評価支援装置101は、算出した合計得点に対応する習熟度参照テーブル300の習熟度のフィールドを参照して、アプリケーションの利用者のアプリケーションの習熟度を特定する。
これにより、評価支援装置101は、アプリケーションの利用者のアプリケーションの習熟度を、アプリケーションの利用者に通知することができる。このため、アプリケーションの利用者は、自身のアプリケーションの習熟度を把握して、アプリケーションの習熟度の向上を図ることができる。また、評価支援装置101は、アプリケーションの複数の利用者のアプリケーションの習熟度から、アプリケーションの習熟度の統計データを作成することができる。
(評価支援装置101の評価支援処理の具体例)
次に、図7〜図18を用いて、評価支援装置101の評価支援処理の具体例について説明する。
図7〜図18は、一連のログを含むログ情報の一例を示す説明図である。以下の説明では、説明の簡略化のため、ログ情報のうちのアプリケーションの利用者のマウスの操作入力によって発生したイベントとは異なる他のイベントの内容と発生時点とを示すログについて処理を行うとする。
図7に示すログ700は、利用者端末102の利用者がMailer.exeを用いて「議事録送付」のメールの編集画面のウィンドウを開いた場合のログである。図7の例では、ログ701は、イベントの発生時点を示す「2012/12/11 20:25:39.545」を含む。また、ログは、利用者を示す「accountName=’Owner’」を含む。
また、ログは、イベントの内容を示す「ActiveWindowName=’議事録送付’processName=’C:¥¥(中略)¥¥Mailer.exe’」を含む。また、ログは、ウィンドウの設定を示す「showCmd=’1’」を含む。また、ログは、イベントの識別情報を示す「processId=1980」を含む。
ここでは、評価支援装置101は、例えば、Mailer.exeのアプリケーションを用いて「議事録送付」のウィンドウを開いてアクティブウィンドウにするイベントのログ701を検出する。
また、ここでは、評価支援装置101は、他のログについては、アプリケーションの利用者のマウスの操作入力によって発生したイベントの内容と発生時点とを示すログであるため、処理を行わない。
図8に示すログ800は、利用者端末102の利用者がMailer.exeを用いて開いた「議事録送付」のウィンドウに表示された文字列を範囲選択した場合のログである。ここでは、評価支援装置101は、図8に示すログが、アプリケーションの利用者のマウスの操作入力によって発生したイベントの内容と発生時点とを示すログであるため、処理を行わない。
図9に示すログ900は、利用者端末102の利用者がMailer.exeを用いて開いた「議事録送付」のメールの編集画面において「Ctrl」と「C」とのキーを押下して文字列をコピーした場合のログである。
図9の例では、ログ901は、イベントの内容を示す「keyEvent_down=’ctrl+C’」を含む。ここでは、評価支援装置101は、例えば、アプリケーションの利用者が「Ctrl」と「C」とのキーを押下して、図8において範囲選択した文字列をコピーするイベントのログ901を検出する。
評価支援装置101は、「議事録送付」のウィンドウをアクティブウィンドウにしてから最初にイベントが発生したため、図7に示すログ701が示す発生時点と図9に示すログ901が示す発生時点とに基づいて、経過時間を算出する。評価支援装置101は、例えば、「2012/12/11 20:25:56.924」から「2012/12/11 20:25:39.545」を減算して経過時間「17.379(秒)」を算出する。
また、評価支援装置101は、アクティブウィンドウにしてから発生したイベントの数をインクリメントしてもよい。また、評価支援装置101は、Mailer.exeのアプリケーションについて使用されたショートカットキーの数をインクリメントしてもよいし、ショートカットキーの種類数をインクリメントしてもよい。
また、ここでは、評価支援装置101は、他のログについては、アプリケーションの利用者のマウスの操作入力によって発生したイベントの内容と発生時点とを示すログであるため、処理を行わない。
図10に示すログ1000は、利用者端末102の利用者がテキストエディタを用いてテキスト入力画面を開いた場合のログである。図10の例では、ログ1001は、イベントの内容を示す「ActiveWindowName=’無題’」を含む。
ここでは、評価支援装置101は、例えば、テキストエディタになるEditor1.exeのアプリケーションを用いてテキスト入力画面を開いてアクティブウィンドウにするイベントのログ1001を検出する。
また、評価支援装置101は、図7〜図9のアクティブウィンドウにした「議事録送付」のウィンドウとは異なる無題のウィンドウをアクティブウィンドウにした場合のイベントであることをprocessIdによって判定する。
また、ここでは、評価支援装置101は、他のログについては、アプリケーションの利用者のマウスの操作入力によって発生したイベントの内容と発生時点とを示すログであるため、処理を行わない。
図11に示すログ1100は、利用者端末102の利用者がテキストエディタを用いて開いたテキスト入力画面において「Ctrl」と「V」とのキーを押下して文字列を貼り付けた場合のログである。
図11の例では、ログ1101は、イベントの内容を示す「keyEvent_down=’ctrl+V’」を含む。ここでは、評価支援装置101は、例えば、アプリケーションの利用者が「Ctrl」と「V」とのキーを押下して、図9においてコピーした文字列を貼り付けるイベントのログ1101を検出する。
評価支援装置101は、無題のウィンドウをアクティブウィンドウにしてから最初にイベントが発生したため、図10に示すログ1001が示す発生時点と図11に示すログ1101が示す発生時点とに基づいて、経過時間を算出する。
また、評価支援装置101は、アクティブウィンドウにしてから発生したイベントの数をインクリメントしてもよい。また、評価支援装置101は、Editor1.exeのアプリケーションについて使用されたショートカットキーの数をインクリメントしてもよいし、ショートカットキーの種類数をインクリメントしてもよい。
また、ここでは、評価支援装置101は、他のログについては、アプリケーションの利用者のマウスの操作入力によって発生したイベントの内容と発生時点とを示すログであるため、処理を行わない。
図12に示すログ1200は、利用者端末102の利用者がテキストエディタを用いて開いたテキスト入力画面において「Alt」と「F4」とのキーを押下してテキスト入力画面を閉じた場合のログである。
図12の例では、ログ1201は、イベントの内容を示す「keyEvent_down=’alt+F4’」を含む。ここでは、評価支援装置101は、例えば、アプリケーションの利用者が「Alt」と「F4」とのキーを押下してテキスト入力画面を閉じたイベントのログ1201を検出する。
評価支援装置101は、無題のウィンドウをアクティブウィンドウにしてからイベントが発生したため、アクティブウィンドウにしてから発生したイベントの数をインクリメントしてもよい。また、評価支援装置101は、Editor1.exeのアプリケーションについて使用されたショートカットキーの数をインクリメントしてもよいし、ショートカットキーの種類数をインクリメントしてもよい。
また、ここでは、評価支援装置101は、他のログについては、アプリケーションの利用者のマウスの操作入力によって発生したイベントの内容と発生時点とを示すログであるため、処理を行わない。
この後、アプリケーションの利用者は、別のテキストエディタを用いてテキスト入力画面を開いてアクティブウィンドウにしたとする。
図13に示すログ1300は、利用者端末102の利用者が別のテキストエディタを用いて開いたテキスト入力画面において「Ctrl」と「F」とのキーを押下して検索のダイアログを開いた場合のログである。
ここで、評価支援装置101は、図11と同様に、経過時間を算出する。また、評価支援装置101は、アクティブウィンドウにしてから発生したイベントの数をインクリメントしてもよい。また、評価支援装置101は、Editor2.exeのアプリケーションについて使用されたショートカットキーの数をインクリメントしてもよいし、ショートカットキーの種類数をインクリメントしてもよい。
図14に示すログ1400は、利用者端末102の利用者が別のテキストエディタを用いて開いたテキスト入力画面において「Ctrl」と「O」とのキーを押下してファイルを開くダイアログを開いた場合のログである。
ここで、評価支援装置101は、図12と同様に、アクティブウィンドウにしてから発生したイベントの数をインクリメントしてもよい。また、評価支援装置101は、Editor2.exeのアプリケーションについて使用されたショートカットキーの数をインクリメントしてもよいし、ショートカットキーの種類数をインクリメントしてもよい。
この後、アプリケーションの利用者は、さらに、別のテキストエディタを用いてテキスト入力画面を開いてアクティブウィンドウにしたとする。
図15に示すログ1500は、利用者端末102の利用者が別のテキストエディタを用いて開いたテキスト入力画面において「Shift」と「Ctrl」と「S」とのキーを押下して保存ダイアログを開いた場合のログである。
ここで、評価支援装置101は、図11と同様に、経過時間を算出する。また、評価支援装置101は、アクティブウィンドウにしてから発生したイベントの数をインクリメントしてもよい。また、評価支援装置101は、Editor3.exeのアプリケーションについて使用されたショートカットキーの数をインクリメントしてもよいし、ショートカットキーの種類数をインクリメントしてもよい。
図16に示すログ1600は、利用者端末102の利用者が別のテキストエディタを用いて開いたテキスト入力画面において「Ctrl」と「R」とのキーを押下して文字列置換ダイアログを開いた場合のログである。
ここで、評価支援装置101は、図12と同様に、アクティブウィンドウにしてから発生したイベントの数をインクリメントしてもよい。また、評価支援装置101は、Editor3.exeのアプリケーションについて使用されたショートカットキーの数をインクリメントしてもよいし、ショートカットキーの種類数をインクリメントしてもよい。
図17に示すログ1700は、利用者端末102の利用者が別のテキストエディタを用いて開いたテキスト入力画面において「Alt」と「F4」とのキーを押下してテキスト入力画面を閉じた場合のログである。
ここで、評価支援装置101は、図12と同様に、アクティブウィンドウにしてから発生したイベントの数をインクリメントしてもよい。また、評価支援装置101は、Editor3.exeのアプリケーションについて使用されたショートカットキーの数をインクリメントしてもよいし、ショートカットキーの種類数をインクリメントしてもよい。
図18に示すログ1800は、利用者端末102の利用者が別のテキストエディタを用いて開いたテキスト入力画面において、「Alt」と「Tab」とのキーを押下してアクティブウィンドウを切り替える場合のログである。
図7〜図17では、評価支援装置101は、ウィンドウを開いてアクティブウィンドウにするイベント、またはアクティブウィンドウにしたウィンドウを閉じるイベントについてのログを検出したが、これに限らない。例えば、評価支援装置101は、図18に示すログ1801のように、アクティブウィンドウを切り替えるイベントを検出してもよい。
これにより、評価支援装置101は、Mailer.exe、Editor1.exe、Editor2.exe、およびEditor3.exeの各々のアプリケーションについて、経過時間などを算出することができる。また、評価支援装置101は、各々のアプリケーションについて算出した経過時間などに基づいて、各々のアプリケーションの習熟度を決定することができる。
(評価支援装置101の評価結果)
次に、図19および図20を用いて、評価支援装置101の評価結果の一例について説明する。
図19および図20は、評価支援装置101の評価結果の一例を示す説明図である。評価支援装置101は、例えば、図19に示すように、評価対象のアプリケーションごとに、観点a〜観点eの各々の観点からの算出結果と、算出結果に対応する得点と、合計得点と、習熟度と、を表示する。これにより、評価支援装置101は、アプリケーションの利用者に習熟度を通知して、アプリケーションの利用者にアプリケーションの習熟度の向上を促すことができる。また、評価支援装置101は、アプリケーションの利用者に時系列に沿って習熟度の変化を通知して、アプリケーションの利用者にアプリケーションの習熟度の変化を把握させることができる。
また、評価支援装置101は、例えば、図20に示すように、特定のグループに所属するアプリケーションの利用者について、評価対象のアプリケーションごとに、合計得点と、習熟度と、を表示してもよい。これにより、評価支援装置101の利用者は、特定のグループに所属するアプリケーションの利用者の習熟度を把握して、能力評価の指標にしたり、仕事の割り振りを決定したりすることができる。
(評価支援装置101の評価支援処理手順)
次に、図21〜図23を用いて評価支援装置101の評価支援処理手順の一例について説明する。
図21は、評価支援装置101の評価支援処理手順の一例を示すフローチャートである。図21において、評価支援装置101は、未選択のアプリケーションの中から評価対象にするアプリケーションを選択する(ステップS2101)。
次に、評価支援装置101は、選択したアプリケーションに対して算出処理を実行する(ステップS2102)。そして、評価支援装置101は、得点割当テーブル400を参照して、各々の観点からの得点を特定する(ステップS2103)。
次に、評価支援装置101は、合計得点を算出する(ステップS2104)。そして、評価支援装置101は、習熟度参照テーブル300を参照して、選択したアプリケーションに対応する習熟度を決定する(ステップS2105)。
次に、評価支援装置101は、未選択のアプリケーションがあるか否かを判定する(ステップS2106)。ここで、未選択のアプリケーションがある場合(ステップS2106:Yes)、評価支援装置101は、ステップS2101の処理に戻る。
一方で、未選択のアプリケーションがない場合(ステップS2106:No)、評価支援装置101は、各々のアプリケーションに対応する習熟度を出力して(ステップS2107)、評価支援処理を終了する。
図22および図23は、評価支援装置101の算出処理手順の一例を示すフローチャートである。
図22において、評価支援装置101は、アクティブウィンドウを切り替えるイベントを検出する(ステップS2201)。次に、評価支援装置101は、次のアクティブウィンドウを切り替えるイベントを検出する(ステップS2202)。そして、評価支援装置101は、ステップS2201において検出したイベントと、ステップS2202において検出したイベントと、の間における他のイベントを検出する(ステップS2203)。
次に、評価支援装置101は、他のイベントを検出したか否かを判定する(ステップS2204)。ここで、他のイベントを検出した場合(ステップS2204:Yes)、評価支援装置101は、最初のイベントを検出する(ステップS2205)。次に、評価支援装置101は、アクティブウィンドウを切り替えてから再びアクティブウィンドウを切り替えるまでの時間を算出する(ステップS2206)。そして、評価支援装置101は、アクティブウィンドウを切り替えてから最初のイベントが発生するまでの時間を算出する(ステップS2207)。
次に、評価支援装置101は、アクティブウィンドウを切り替えてから再びアクティブウィンドウを切り替えるまでの間にアプリケーションの利用者の操作入力によって発生したイベントの数を算出する(ステップS2208)。そして、評価支援装置101は、単位時間当たりのイベントの数を算出する(ステップS2209)。
次に、評価支援装置101は、アクティブウィンドウを切り替えてから再びアクティブウィンドウを切り替えるまでの間にアプリケーションの利用者のショートカットキーの操作入力によって発生したイベントの数を算出する(ステップS2210)。そして、評価支援装置101は、ショートカットキーの種類を特定する(ステップS2211)。
次に、評価支援装置101は、アクティブウィンドウに切り替えられたウィンドウであって、アクティブウィンドウを切り替えるイベントを除いた他のイベントが発生したウィンドウの個数をインクリメントする(ステップS2212)。そして、評価支援装置101は、ステップS2215の処理に移行する。
ステップS2204において、他のイベントを検出していない場合(ステップS2204:No)、評価支援装置101は、アクティブウィンドウに切り替えられたウィンドウの表示時間を算出する(ステップS2213)。
次に、評価支援装置101は、アクティブウィンドウに切り替えられたウィンドウであって、アクティブウィンドウを切り替えるイベントのみが発生したウィンドウの個数をインクリメントする(ステップS2214)。そして、評価支援装置101は、ステップS2215の処理に移行する。
ステップS2215において、評価支援装置101は、次のアクティブウィンドウを切り替えるイベントがあるか否かを判定する(ステップS2215)。ここで、イベントがある場合(ステップS2215:Yes)、評価支援装置101は、ステップS2202の処理に戻る。一方で、イベントがない場合(ステップS2215:No)、評価支援装置101は、図23のステップS2301の処理に移行する。
図23において、評価支援装置101は、各々のアプリケーションに対応するウィンドウの表示時間の平均時間を算出する(ステップS2301)。次に、評価支援装置101は、アクティブウィンドウを各々のアプリケーションに対応するウィンドウに切り替えてから最初のイベントが発生するまでの時間の平均時間を算出する(ステップS2302)。そして、評価支援装置101は、各々のアプリケーションに対応する単位時間当たりのイベントの数の平均値を算出する(ステップS2303)。
次に、評価支援装置101は、各々のアプリケーションに対応する利用者の操作入力によって発生したイベントの総数を算出する(ステップS2304)。そして、評価支援装置101は、各々のアプリケーションに対応する利用者のショートカットキーの操作入力によって発生したイベントの総数を算出する(ステップS2305)。
次に、評価支援装置101は、イベントの総数に対するショートカットキーの操作入力によって発生したイベントの総数の割合を算出する(ステップS2306)。そして、評価支援装置101は、ショートカットキーの種類の数を算出して(ステップS2307)、算出処理を終了する。
以上説明したように、本発明の評価支援装置101によれば、アプリケーションを実行することによってディスプレイに表示される画面を操作対象にしてから最初に利用者の操作入力が行われるまでの時間を算出することができる。これにより、本発明の評価支援装置101は、アプリケーションの利用者がアプリケーションを利用する早さを評価して、評価結果を習熟度として利用者端末102に送信することができる。
これにより、本発明の評価支援装置101は、アプリケーションの利用者のアプリケーションの習熟度を、アプリケーションの利用者に通知することができる。このため、アプリケーションの利用者は、自身のアプリケーションの習熟度を把握して、アプリケーションの習熟度の向上を図ることができる。また、本発明の評価支援装置101は、アプリケーションの複数の利用者のアプリケーションの習熟度から、アプリケーションの習熟度の統計データを作成することができる。
また、本発明の評価支援装置101によれば、アプリケーションを実行することによってディスプレイに表示される画面を操作対象にしてから操作対象を切り替えるまでの時間を算出することができる。これにより、本発明の評価支援装置101は、アプリケーションの利用者が、操作対象を切り替えるイベントとは異なるイベントについて操作入力を行わなくてもよいウィンドウを、どのくらい早く閲覧終了したかを評価することができる。そして、本発明の評価支援装置101は、評価結果を習熟度として利用者端末102に送信することができる。
これにより、本発明の評価支援装置101は、アプリケーションの利用者のアプリケーションの習熟度を、アプリケーションの利用者に通知することができる。このため、アプリケーションの利用者は、自身のアプリケーションの習熟度を把握して、アプリケーションの習熟度の向上を図ることができる。また、本発明の評価支援装置101は、アプリケーションの複数の利用者のアプリケーションの習熟度から、アプリケーションの習熟度の統計データを作成することができる。
また、本発明の評価支援装置101によれば、アプリケーションを実行することによってディスプレイに表示される画面を操作対象にしてから最初に操作対象を切り替えるイベントとは異なるイベントを発生させる操作入力が行われるまでの時間を算出することができる。これにより、本発明の評価支援装置101は、アプリケーションの利用者が、ウィンドウをアクティブウィンドウに切り替えてから、どのくらい早く操作対象を切り替えるイベントとは異なるイベントについて操作入力を行うことができるかを評価することができる。そして、本発明の評価支援装置101は、評価結果を習熟度として利用者端末102に送信することができる。
これにより、本発明の評価支援装置101は、アプリケーションの利用者のアプリケーションの習熟度を、アプリケーションの利用者に通知することができる。このため、アプリケーションの利用者は、自身のアプリケーションの習熟度を把握して、アプリケーションの習熟度の向上を図ることができる。また、本発明の評価支援装置101は、アプリケーションの複数の利用者のアプリケーションの習熟度から、アプリケーションの習熟度の統計データを作成することができる。
また、本発明の評価支援装置101によれば、アプリケーションを実行することによってディスプレイに表示される画面を操作対象にしている間に、操作入力が行われた数を算出することができる。これにより、本発明の評価支援装置101は、アプリケーションの利用者が、どのくらい多く操作入力を行うことができるかを評価して、評価結果を習熟度として利用者端末102に送信することができる。
これにより、本発明の評価支援装置101は、アプリケーションの利用者のアプリケーションの習熟度を、アプリケーションの利用者に通知することができる。このため、アプリケーションの利用者は、自身のアプリケーションの習熟度を把握して、アプリケーションの習熟度の向上を図ることができる。また、本発明の評価支援装置101は、アプリケーションの複数の利用者のアプリケーションの習熟度から、アプリケーションの習熟度の統計データを作成することができる。
また、本発明の評価支援装置101によれば、アプリケーションを実行することによってディスプレイに表示される画面を操作対象にしている間に、全ての操作入力のうちでショートカットキーの操作入力が行われた割合を算出することができる。これにより、本発明の評価支援装置101は、アプリケーションの利用者が、どのくらい多くショートカットキーの操作入力を行うことができるかを評価して、評価結果を習熟度として利用者端末102に送信することができる。
これにより、本発明の評価支援装置101は、アプリケーションの利用者のアプリケーションの習熟度を、アプリケーションの利用者に通知することができる。このため、アプリケーションの利用者は、自身のアプリケーションの習熟度を把握して、アプリケーションの習熟度の向上を図ることができる。また、本発明の評価支援装置101は、アプリケーションの複数の利用者のアプリケーションの習熟度から、アプリケーションの習熟度の統計データを作成することができる。
また、本発明の評価支援装置101によれば、アプリケーションを実行することによってディスプレイに表示される画面を操作対象にしている間に、操作入力が行われたショートカットキーの種類の数を算出することができる。これにより、本発明の評価支援装置101は、アプリケーションの利用者が、どのくらいの種類のショートカットキーを活用しているかを評価して、評価結果を習熟度として利用者端末102に送信することができる。
これにより、本発明の評価支援装置101は、アプリケーションの利用者のアプリケーションの習熟度を、アプリケーションの利用者に通知することができる。このため、アプリケーションの利用者は、自身のアプリケーションの習熟度を把握して、アプリケーションの習熟度の向上を図ることができる。また、本発明の評価支援装置101は、アプリケーションの複数の利用者のアプリケーションの習熟度から、アプリケーションの習熟度の統計データを作成することができる。
ここで、従来の評価支援装置が、利用者のアプリケーションの使用状況の自己申告に基づいてアプリケーションの習熟度を評価する場合が考えられる。しかしながら、この場合、従来の評価支援装置は、習熟度を客観的に評価することができない。一方で、本発明の評価支援装置101は、操作ログに基づいて習熟度を決定するため、習熟度を客観的に評価することができる。
ここで、従来の評価支援装置が、アプリケーションごとに用意された専用の評価ツールを用いてアプリケーションの習熟度を評価する場合が考えられる。しかしながら、この場合、複数の評価ツールを用意するためのコストが増大してしまう。一方で、本発明の評価支援装置101は、種々のアプリケーションに適用して、アプリケーションの習熟度を評価することができるため、コストを低減することができる。
なお、本実施の形態で説明した評価支援方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本評価支援プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また本評価支援プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)コンピュータが、
利用者の操作入力によって発生したイベントの内容と発生時点とを示すログの集合から、アプリケーションを実行することによってディスプレイに表示される画面を操作対象にする第1のイベントのログと、前記第1のイベントの次に発生した第2のイベントのログと、を検出し、
検出した前記第1のイベントのログが示す発生時点と検出した前記第2のイベントのログが示す発生時点とに基づいて、前記画面を操作対象にしてから最初に前記利用者の操作入力が行われるまでの時間を算出する、
処理を実行することを特徴とする評価支援方法。
(付記2)前記算出する処理は、
前記第2のイベントのログが示す内容が前記操作対象を切り替えるイベントである場合、前記第1のイベントのログが示す発生時点と前記第2のイベントのログが示す発生時点とに基づいて、前記画面の表示を開始する操作入力が行われてから前記画面の表示を終了または切り替える操作入力が行われるまでの第1の経過時間を算出する、
ことを特徴とする付記1に記載の評価支援方法。
(付記3)前記算出する処理は、
前記第2のイベントのログが示す内容が前記操作対象を切り替えるイベントでない場合、前記第1のイベントのログが示す発生時点と前記第2のイベントのログが示す発生時点とに基づいて、前記画面の表示を開始する操作入力が行われてから前記操作対象を切り替えるイベントとは異なる他のイベントを発生させる操作入力が行われるまでの第2の経過時間を算出する、
ことを特徴とする付記1または2に記載の評価支援方法。
(付記4)前記コンピュータが、
前記第2のイベントのログが示す内容が前記操作対象を切り替えるイベントでない場合、前記第2のイベントより後に発生した前記操作対象を切り替える第3のイベントのログを検出し、
前記第1のイベントが発生してから、検出した前記第3のイベントが発生するまでの間に発生したイベントのログの数を算出する、
処理を実行することを特徴とする付記2または3に記載の評価支援方法。
(付記5)前記コンピュータが、
前記第1のイベントが発生してから前記第3のイベントが発生するまでの間に発生したイベントのログが示す内容に基づいて、前記利用者が操作入力を行ったショートカットキーの種類の数を算出する、
処理を実行することを特徴とする付記4に記載の評価支援方法。
(付記6)前記コンピュータが、
前記第1のイベントが発生してから前記第3のイベントが発生するまでの間に発生したイベントのログが示す内容に基づいて、前記第1のイベントが発生してから前記第3のイベントが発生するまでの間に発生したイベントのログのうちの前記利用者のショートカットキーの操作入力によって発生したイベントのログの割合を算出する、
処理を実行することを特徴とする付記4または5に記載の評価支援方法。
(付記7)前記コンピュータが、
画面の表示を開始する操作入力が行われてから前記画面の表示を終了または切り替える操作入力が行われるまでの経過時間と、画面の表示を開始する操作入力が行われてから前記操作対象を切り替えるイベントとは異なる他のイベントを発生させる操作入力が行われるまでの経過時間と、ログの数と、の各々に前記利用者が前記アプリケーションについて習熟した度合いの評価値を対応付けた対応情報を参照して、算出した前記第1の経過時間または前記第2の経過時間に対応する評価値と、算出した前記ログの数に対応する評価値と、に基づいて、前記利用者の前記アプリケーションの習熟度を決定する、
処理を実行することを特徴とする付記4に記載の評価支援方法。
(付記8)前記コンピュータが、
画面の表示を開始する操作入力が行われてから前記画面の表示を終了または切り替える操作入力が行われるまでの経過時間と、画面の表示を開始する操作入力が行われてから前記操作対象を切り替えるイベントとは異なる他のイベントを発生させる操作入力が行われるまでの経過時間と、ログの数と、ショートカットキーの種類の数と、の各々に前記利用者が前記アプリケーションについて習熟した度合いの評価値を対応付けた対応情報を参照して、算出した前記第1の経過時間または前記第2の経過時間に対応する評価値と、算出した前記ログの数に対応する評価値と、算出した前記種類の数に対応する評価値と、に基づいて、前記利用者の前記アプリケーションの習熟度を決定する、
ことを特徴とする付記5に記載の評価支援方法。
(付記9)前記コンピュータが、
画面の表示を開始する操作入力が行われてから前記画面の表示を終了または切り替える操作入力が行われるまでの経過時間と、画面の表示を開始する操作入力が行われてから前記操作対象を切り替えるイベントとは異なる他のイベントを発生させる操作入力が行われるまでの経過時間と、ログの数と、ショートカットキーの種類の数と、前記利用者のショートカットキーの操作入力によって発生したイベントのログの割合と、の各々に前記利用者が前記アプリケーションについて習熟した度合いの評価値を対応付けた対応情報を参照して、算出した前記第1の経過時間または前記第2の経過時間に対応する評価値と、算出した前記ログの数に対応する評価値と、算出した前記種類の数に対応する評価値と、算出した前記割合に対応する評価値と、に基づいて、前記利用者の前記アプリケーションの習熟度を決定する、
ことを特徴とする付記6に記載の評価支援方法。
(付記10)前記ログは、前記利用者のポインティングデバイスの操作入力によって発生したポインタ移動のイベントとは異なるイベントの内容と発生時点とを示すログであることを特徴とする付記1〜9のいずれか一つに記載の評価支援方法。
(付記11)利用者の操作入力によって発生したイベントの内容と発生時点とを示すログの集合から、アプリケーションを実行することによってディスプレイに表示される画面を操作対象にする第1のイベントのログと、前記第1のイベントの次に発生した第2のイベントのログと、を検出する検出部と、
前記検出部によって検出された前記第1のイベントのログが示す発生時点と、前記検出部によって検出された前記第2のイベントのログが示す発生時点とに基づいて、前記画面を操作対象にしてから最初に前記利用者の操作入力が行われるまでの時間を算出する算出部と、
を有することを特徴とする評価支援装置。
(付記12)コンピュータに、
利用者の操作入力によって発生したイベントの内容と発生時点とを示すログの集合から、アプリケーションを実行することによってディスプレイに表示される画面を操作対象にする第1のイベントのログと、前記第1のイベントの次に発生した第2のイベントのログと、を検出し、
検出した前記第1のイベントのログが示す発生時点と検出した前記第2のイベントのログが示す発生時点とに基づいて、前記画面を操作対象にしてから最初に前記利用者の操作入力が行われるまでの時間を算出する、
処理を実行させることを特徴とする評価支援プログラム。
101 評価支援装置
501 検出部
502 算出部
503 決定部

Claims (4)

  1. コンピュータが、
    利用者の操作入力によって発生したイベントの内容と発生時点とを示すログの集合から、アプリケーションを実行することによってディスプレイに表示される画面を操作対象にする第1のイベントのログと、前記第1のイベントの次に発生した第2のイベントのログと、を検出し、
    前記第2のイベントのログが示す内容が前記操作対象を切り替えるイベントである場合、前記第1のイベントのログが示す発生時点と前記第2のイベントのログが示す発生時点とに基づいて、前記画面の表示を開始する操作入力が行われてから前記画面の表示を終了または切り替える操作入力が行われるまでの第1の経過時間を算出し、
    前記第2のイベントのログが示す内容が前記操作対象を切り替えるイベントでない場合、前記第1のイベントのログが示す発生時点と前記第2のイベントのログが示す発生時点とに基づいて、前記画面の表示を開始する操作入力が行われてから前記操作対象を切り替えるイベントとは異なる他のイベントを発生させる操作入力が行われるまでの第2の経過時間を算出し、
    前記第2のイベントのログが示す内容が前記操作対象を切り替えるイベントでない場合、前記第2のイベントより後に発生した前記操作対象を切り替える第3のイベントのログを検出し、
    前記第1のイベントが発生してから、検出した前記第3のイベントが発生するまでの間に発生したイベントのログの数を算出し、
    前記第1のイベントが発生してから前記第3のイベントが発生するまでの間に発生したイベントのログが示す内容に基づいて、前記利用者が操作入力を行ったショートカットキーの種類の数を算出するとともに、前記第1のイベントが発生してから前記第3のイベントが発生するまでの間に発生したイベントのログのうちの前記利用者のショートカットキーの操作入力によって発生したイベントのログの割合を算出し、
    画面の表示を開始する操作入力が行われてから前記画面の表示を終了または切り替える操作入力が行われるまでの経過時間と、画面の表示を開始する操作入力が行われてから前記操作対象を切り替えるイベントとは異なる他のイベントを発生させる操作入力が行われるまでの経過時間と、ログの数と、ショートカットキーの種類の数と、前記利用者のショートカットキーの操作入力によって発生したイベントのログの割合と、の各々に前記利用者が前記アプリケーションについて習熟した度合いの評価値を対応付けた対応情報を参照して、算出した前記第1の経過時間または前記第2の経過時間に対応する評価値と、算出した前記ログの数に対応する評価値と、算出した前記種類の数に対応する評価値と、算出した前記割合に対応する評価値と、に基づいて、前記利用者の前記アプリケーションの習熟度を決定する、
    処理を実行することを特徴とする評価支援方法。
  2. 前記ログは、前記利用者のポインティングデバイスの操作入力によって発生したポインタ移動のイベントとは異なるイベントの内容と発生時点とを示すログであることを特徴とする請求項1に記載の評価支援方法。
  3. 利用者の操作入力によって発生したイベントの内容と発生時点とを示すログの集合から、アプリケーションを実行することによってディスプレイに表示される画面を操作対象にする第1のイベントのログと、前記第1のイベントの次に発生した第2のイベントのログと、を検出し、前記第2のイベントのログが示す内容が前記操作対象を切り替えるイベントでない場合、前記第2のイベントより後に発生した前記操作対象を切り替える第3のイベントのログを検出する検出部と、
    前記第2のイベントのログが示す内容が前記操作対象を切り替えるイベントである場合、前記第1のイベントのログが示す発生時点と前記第2のイベントのログが示す発生時点とに基づいて、前記画面の表示を開始する操作入力が行われてから前記画面の表示を終了または切り替える操作入力が行われるまでの第1の経過時間を算出し、前記第2のイベントのログが示す内容が前記操作対象を切り替えるイベントでない場合、前記第1のイベントのログが示す発生時点と前記第2のイベントのログが示す発生時点とに基づいて、前記画面の表示を開始する操作入力が行われてから前記操作対象を切り替えるイベントとは異なる他のイベントを発生させる操作入力が行われるまでの第2の経過時間を算出し、前記第1のイベントが発生してから、検出された前記第3のイベントが発生するまでの間に発生したイベントのログの数を算出し、前記第1のイベントが発生してから前記第3のイベントが発生するまでの間に発生したイベントのログが示す内容に基づいて、前記利用者が操作入力を行ったショートカットキーの種類の数を算出するとともに、前記第1のイベントが発生してから前記第3のイベントが発生するまでの間に発生したイベントのログのうちの前記利用者のショートカットキーの操作入力によって発生したイベントのログの割合を算出する算出部と、
    画面の表示を開始する操作入力が行われてから前記画面の表示を終了または切り替える操作入力が行われるまでの経過時間と、画面の表示を開始する操作入力が行われてから前記操作対象を切り替えるイベントとは異なる他のイベントを発生させる操作入力が行われるまでの経過時間と、ログの数と、ショートカットキーの種類の数と、前記利用者のショートカットキーの操作入力によって発生したイベントのログの割合と、の各々に前記利用者が前記アプリケーションについて習熟した度合いの評価値を対応付けた対応情報を参照して、算出された前記第1の経過時間または前記第2の経過時間に対応する評価値と、算出された前記ログの数に対応する評価値と、算出された前記種類の数に対応する評価値と、算出された前記割合に対応する評価値と、に基づいて、前記利用者の前記アプリケーションの習熟度を決定する決定部と、
    を有することを特徴とする評価支援装置。
  4. コンピュータに、
    利用者の操作入力によって発生したイベントの内容と発生時点とを示すログの集合から、アプリケーションを実行することによってディスプレイに表示される画面を操作対象にする第1のイベントのログと、前記第1のイベントの次に発生した第2のイベントのログと、を検出し、
    前記第2のイベントのログが示す内容が前記操作対象を切り替えるイベントである場合、前記第1のイベントのログが示す発生時点と前記第2のイベントのログが示す発生時点とに基づいて、前記画面の表示を開始する操作入力が行われてから前記画面の表示を終了または切り替える操作入力が行われるまでの第1の経過時間を算出し、
    前記第2のイベントのログが示す内容が前記操作対象を切り替えるイベントでない場合、前記第1のイベントのログが示す発生時点と前記第2のイベントのログが示す発生時点とに基づいて、前記画面の表示を開始する操作入力が行われてから前記操作対象を切り替えるイベントとは異なる他のイベントを発生させる操作入力が行われるまでの第2の経過時間を算出し、
    前記第2のイベントのログが示す内容が前記操作対象を切り替えるイベントでない場合、前記第2のイベントより後に発生した前記操作対象を切り替える第3のイベントのログを検出し、
    前記第1のイベントが発生してから、検出した前記第3のイベントが発生するまでの間に発生したイベントのログの数を算出し、
    前記第1のイベントが発生してから前記第3のイベントが発生するまでの間に発生したイベントのログが示す内容に基づいて、前記利用者が操作入力を行ったショートカットキーの種類の数を算出するとともに、前記第1のイベントが発生してから前記第3のイベントが発生するまでの間に発生したイベントのログのうちの前記利用者のショートカットキーの操作入力によって発生したイベントのログの割合を算出し、
    画面の表示を開始する操作入力が行われてから前記画面の表示を終了または切り替える操作入力が行われるまでの経過時間と、画面の表示を開始する操作入力が行われてから前記操作対象を切り替えるイベントとは異なる他のイベントを発生させる操作入力が行われるまでの経過時間と、ログの数と、ショートカットキーの種類の数と、前記利用者のショートカットキーの操作入力によって発生したイベントのログの割合と、の各々に前記利用者が前記アプリケーションについて習熟した度合いの評価値を対応付けた対応情報を参照して、算出した前記第1の経過時間または前記第2の経過時間に対応する評価値と、算出した前記ログの数に対応する評価値と、算出した前記種類の数に対応する評価値と、算出した前記割合に対応する評価値と、に基づいて、前記利用者の前記アプリケーションの習熟度を決定する、
    処理を実行させることを特徴とする評価支援プログラム。
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