JP6140485B2 - 送信装置及び送信方法 - Google Patents

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Description

本開示は、送信装置及び送信方法に関する。
従来、複数の通信装置間における通信として、QoS(Quality of Service)機能(例えば優先制御機能)を用いた通信が普及している。優先制御方式には、例えば、EDCA(Enhanced Distributed Channel Access)が含まれる。
従来のEDCA通信方式を採用する装置として、EDCAパラメータを調整する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された装置は、通信環境に適応するEDCAパラメータの設定において、各アクセスカテゴリ(即ち優先度種類)別の通信端末数及びリアルタイム通信の負荷量を測定し、通信環境をシミュレーションする。この装置は、通信環境のシミュレーションの結果に応じて、リアルタイムデータの遅延時間を短縮し、又は非リアルタイムデータの処理量を増加するEDCAパラメータを求める。
特開2007−006497公報
特許文献1の装置では、ミリ波を用いた近距離無線通信(以下、単に「ミリ波通信」という)からマイクロ波を用いた通信(以下、単に「マイクロ波通信」という)へ通信を切換える場合、通信品質が劣化する可能性がある。
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ミリ波通信からマイクロ波通信に切換える場合の通信品質を向上できる送信装置及び送信方法を提供する。
本開示の送信装置は、通信データのうち周期的に送信される周期データを送信する期間及び通信データのうち非周期的に送信される非周期データを送信する期間を用いて第1の通信路を介して、通信データを送信する第1送信部と、通信データの優先度別に優先制御することによって、第2の通信路を介して、通信データを送信する第2送信部と、第1送信部による送信と第2送信部による送信とを切換える切換制御部と、切換制御部により第1送信部による送信から第2送信部による送信に切換える場合、第2送信部に通信パラメータを設定するパラメータ設定部と、を備え、パラメータ設定部は、周期データの送信パターンと、非周期データの送信パターンと、を導出する送信パターン導出部と、周期データの送信パターン及び非周期データの送信パターンに基づいて、非周期データよりも前記周期データに対して帯域が優先して割り当てられる送信に用いる通信パラメータを導出するパラメータ導出部と、を有する。
本開示によれば、ミリ波通信からマイクロ波通信に切換える場合の通信品質を向上できる。
第1の実施形態における送信装置の構成例を示すブロック図 第1の実施形態におけるパラメータ設定部の構成例を示すブロック図 (A)第1の実施形態におけるミリ波通信の帯域割当状況の一例を示す模式図、(B)第1の実施形態におけるミリ波通信の周期特性の一例を示す模式図、(C)第1の実施形態におけるマイクロ波に対する周期特性の要求の一例を示す模式図 第1の実施形態における周期データ送信パターン設定部の構成例を示すブロック図 (A),(B)第1の実施形態における周期データを含む送信パターンの一例を示す模式図 第1の実施形態における非周期データ送信パターン設定部の構成例を示すブロック図 (A),(B)第1の実施形態における非周期データを含む送信パターンの一例を示す模式図 第1の実施形態における送信装置の動作例を示すフローチャート 第2の実施形態における送信装置の構成例を示すブロック図 第3の実施形態における送信装置の構成例を示すブロック図 EDCA方式における各時間の割り当てを示す模式図 EDCAパラメータのアクセスカテゴリ毎の推奨値を示す模式図
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(本開示の一形態を得るに至った経緯)
昨今、例えばモバイル端末の高機能化又は映像コンテンツのHD(High Density)化に伴い、モバイル端末においても、高画質な映像ファイル又は大容量のファイルが通信され始めている。この通信環境では、通信端末は、相手の通信端末との間において、大容量のファイルを高速に通信することを要請される。
高速な通信方法として、ミリ波通信が注目されている。ミリ波通信は、ギガビット以上のスループットにより通信できる通信規格である。ミリ波通信は、モバイル端末間において、赤外線通信に代わる通信として、又は公衆無線網のトラフィックを軽減させる役割として、期待されている。
ミリ波通信が今後普及するためには、既存のマイクロ波の無線LAN(Local Area Network)による通信(以下、無線LAN通信という)との共存が必要である。なお、ここでのマイクロ波通信は、ミリ波通信を含まないことを想定する。ミリ波通信端末(例えばモバイル通信端末)では、ミリ波と共に無線LAN通信機能も同時に搭載されることが一般的になると考えられる。
ミリ波通信は、無線LAN通信と比較した場合、超高速に通信できるが、通信距離が短く、指向性が強い。従って、通信中のスループットの増減が激しく、使い方によっては通信が途中で遮断されることも想定される。また、ミリ波通信と無線LAN通信との連携が重要であり、特に、ミリ波通信と無線LAN通信とのシームレスな切換が重要である。
ミリ波通信のWiFi(Wireless Fidelity)規格であるIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11adでは、60GHzの周波数帯を用いて通信される。無線LAN通信のWiFi規格である例えばIEEE802.11nでは、5GHz又は2.4GHzの周波数帯を用いて通信される。
ミリ波通信と無線LAN通信との間においてシームレス切換(60GHzから5GHz/2.4GHzの周波数帯への切換、又はその逆への切換)を行う方式として、FST(Fast Session Transfer)が規格化されている。FSTは、以下の参考文献に示されており、ミリ波通信を補う規格として注目されている。
(参考文献:IEEE802.11ad−2012,IEEE,Dec.2012)。
ミリ波通信と無線LAN通信との機能が搭載された通信端末が、ミリ波通信による高速性を最大限に活かすためには、ミリ波通信の切れやすさを補い、ミリ波通信から無線LAN通信へスムーズに切り換えることが必要である。この切換えには、例えばFSTが用いられる。特に、リアルタイム通信(例えば映像ストリーミングの通信)を実施する場合、リアルタイム性を維持する必要がある。リアルタイム性の維持には、通信帯域の割り当て方が重要である。
通常、同時にミリ波通信する通信端末数が少ないので、ミリ波通信には、専用帯域が割り当てられることが多い。つまり、ミリ波通信の場合、各通信端末において動作中のアプリケーション、特にリアルタイム性を要するアプリケーションの通信データに対し、専用の送信帯域が割り当てられる。
一方、無線LAN通信の場合、多数の通信端末が、広い範囲において、同時に1つのアクセスポイントと通信することがある。また、干渉の影響を避けるため、専用帯域が割り当てられないことが多い。無線LAN通信では、通信データに優先度を付ける優先帯域割り当て方式(優先制御)が一般的に利用される。
優先帯域割り当て方式の場合、通信データは、例えば、複数のアクセスカテゴリ(AC:Access Category)に分類される。アクセスカテゴリ間の相対優先度は、例えばEDCAパラメータにより決定され、例えば送信権獲得の確率又は送信時間の長さにより差別化される。
図11は、EDCAの基本方式を示す模式図である。EDCAに用いられる時間は、キャリアセンス時間AIFS(Arbitration InterFrame Space)、及びバックオフ時間CW(Contention Window)を含む。また、EDCAに用いられる時間は、フレーム送信時間TXOP(Transmission Opportunity)を含む。
通信端末は、通信要求が発生した場合、キャリアセンス時間AIFSの経過後に、チャネルの状態を検知する。通信端末は、検知の結果、チャネルがアイドル状態であれば、バックオフ時間CWをランダムに生成し、バックオフ時間CWのカウントダウンを開始する。通信端末は、バックオフ時間CWのカウントが0になった時点において送信権を獲得し、指定送信時間としてのフレーム送信時間TXOP内においてフレームを送受信する。通信端末は、指定送信時間が終了すると、通信要求がある場合に再度キャリアセンスし、送信権の獲得を競う。
無線LAN通信に使用されるWiFi規格であるIEEE802.11eでは、EDCAにおいて、優先度に応じて4つのアクセスカテゴリ(AC_VO、AC_VI、AC_BE、AC_BK)が規定されている。
AC_VOは、Access Category_Voiceの略語である。AC_VIは、Access Category_Videoの略語である。AC_BKは、Access Category_Best Effortの略語である。AC_BKは、Access Category_BacKgroundの略語である。
AC_VO及びAC_VIは、リアルタイム性を要するデータであり、例えば音声データ又はビデオデータ(映像データ)である。AC_BE及びAC_BKは、非リアルタイムの(リアルタイム性を要しない)データである。
図12は、EDCAパラメータの推奨値を示す模式図である。EDCAの4つのアクセスカテゴリに対し、各々異なるEDCAパラメータ値が推奨されている。AIFSN(Arbitration InterFrame Space Number)は、キャリアセンス時間AIFSを指定する。キャリアセンス時間AIFSは、AIFSN×スロットタイムにより導出される。CWminは、バックオフ用ランダム値の最小値を示し、CWmaxは、バックオフ用ランダム値の最大値を示す。フレーム送信時間TXOPは、送信権獲得後の送信時間の長さを指定する。
EDCAパラメータの推奨値は、個別の通信環境に対し、最善なパラメータ値ではないことがある。例えば、特許文献1において、通信環境に対する最適なEDCAパラメータを求める技術が提案されている。
特許文献1の装置では、EDCAパラメータを適応的に設定するが、現在の通信環境を測定することにより、EDCAパラメータを設定する。また、ミリ波通信からマイクロ波通信へ切換える場合、切換え前に、切換え後のEDCAパラメータを設定する必要がある。そのため、ミリ波通信からマイクロ波通信に切換える場合、切換え後の通信環境を測定することが困難であり、切換え前に、切換え後のEDCAパラメータを適切に設定することが困難である。
また、特許文献1では、多数の通信端末が1つのアクセスポイントと通信する通信環境を対象とする。そのため、自律的に送信タイミングを制御する多数の通信端末の全体状況を把握するため、シミュレーション手法を利用していた。しかし、ミリ波通信からマイクロ波通信への切換えでは、シミュレーションが有効な手段とは言えない。これは、切換え後の通信環境を想定していないため、シミュレーションの仮定条件が多くなり、高精度の結果を得るには計算量が多くなることに起因する。
以下、ミリ波通信からマイクロ波通信に切換える場合の通信品質を向上できる送信装置及び送信方法について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態における送信装置10の構成例を示すブロック図である。送信装置10は、切換制御部11、ミリ波送信部13、マイクロ波送信部15、及びパラメータ設定部17を含む。送信装置10として、例えば無線通信機能を有するセンサが考えられる。
送信装置10の入力データは、例えば、通信相手に送信する予定の通信データである。通信データは、所定のアプリケーションソフトウェア(不図示)によりリアルタイムに生成され、又は、所定のメモリ(不図示)に保存されたデータを取得して取得データから生成される。
また、通信データは、送信装置10に入力されるまでに加工されてもよい。例えば、通信データに所定の通信プロトコルのヘッダ情報が付加されてもよい。通信データの生成及び加工の方法、並びに通信データのフォーマットについては、制限されない。
切換制御部11は、通信データを送信する通信路を選択する。切換制御部11は、例えば、ミリ波通信路の通信状態が良好である場合、ミリ波通信路を選択する。ミリ波通信路は、ミリ波通信に使用される通信路であり、専用帯域及び非専用帯域を用いて帯域制御される第1の通信路の一例である。ミリ波通信の通信方式は、例えばSPCA(Service Period Channel Access)方式を含む。
また、切換制御部11は、ミリ波通信路の通信状態が良好でない場合、マイクロ波通信路を選択する。マイクロ波通信路は、マイクロ波通信に使用される通信路であり、通信データの優先度別に優先制御される第2の通信路の一例である。マイクロ波通信の通信方式は、例えばEDCA方式を含む。なお、本実施形態におけるマイクロ波通信には、ミリ波通信は含まない。
なお、通信路の通信状態を判断する方法は限定しない。公知技術として、例えば、統計情報(例えば再送回数)を利用する方法、信号対干渉雑音電力比(SNIR:Signal to Interference−plus−Noise Ratio)を測定する方法がある。
ミリ波送信部13は、ミリ波通信路を用いて、切換制御部11からの通信データを送信する。例えば、IEEE802.11ad規格に準拠して、通信データを送信する。
マイクロ波送信部15は、マイクロ波通信路を用いて、切換制御部11からの通信データを送信する。例えば、IEEE802.11n規格に準拠して、通信データを送信する。マイクロ波通信の通信周波数帯は、例えば2.4GHz帯又は5GHz帯を含む。
パラメータ設定部17は、ミリ波送信部13からミリ波通信における帯域割当状況の情報を取得する。ミリ波通信に対する帯域割当状況の情報は、例えば、通信トラフィックストリームの数、各トラフィックストリームに与えられる帯域の利用状況、の情報を含む。
また、パラメータ設定部17は、マイクロ波送信に切換える場合、マイクロ波通信用の関連パラメータを設定する。マイクロ波通信用の関連パラメータは、トラフィックストリームの種類を示すアクセスカテゴリ用のEDCAパラメータを含み、通信パラメータの一例である。
図2は、パラメータ設定部17の構成例を示すブロック図である。パラメータ設定部17は、周期特性取得部21、周期データ送信パターン設定部22、非周期データ送信パターン設定部23、効果評価部24、送信パターン確定部25、及びパラメータ導出部26を含む。
周期特性取得部21は、ミリ波通信に対する帯域割当状況に基づき、ミリ波通信の周期特性を抽出し、マイクロ波通信に対する周期特性の要求を導出する。
ミリ波通信では、専用帯域が設けられており、専用帯域を用いて、リアルタイム性を要し周期的に送信要求が発生する通信データ(以下、周期データともいう)が周期的に送信される。周期特性取得部21は、例えば、専用帯域が反復して出現する周期T及び周期Tにおけるミリ波送信部13による送信量を、周期特性として抽出する。
また、マイクロ波通信では、ミリ波通信と異なり、一般的に干渉を防止するために専用帯域が設けられない。ミリ波通信における専用帯域において送信される周期データは、マイクロ波通信における所定の帯域に周期的に割り当てられる。周期特性取得部21は、例えば、マイクロ波通信における周期T及び周期Tにおけるマイクロ波送信部15による送信量を、周期特性の要求として導出する。
図3(A)〜(C)は、周期特性取得部21の処理例を説明する模式図である。図3(A)は、ミリ波通信に対する帯域割当状況(送信状況)の一例を示す模式図である。
ミリ波通信に対する帯域割当の種類は、例えば、SP(Service Period)とCBAP(Contention−Based Access Period)との2種類を含む。
SPは、専用帯域を指し、指定通信データに対して与えられる専用の送信時間である。指定送信データは、リアルタイム性を要し、周期的に送信要求が発生する通信データ(以下、周期データともいう)である。周期データには、例えば、音声データ(例えばアクセスカテゴリがAC_VOの通信データ)、ビデオデータ(例えばアクセスカテゴリがAC_VIの通信データ)、が含まれる。
CBAPは、競合帯域(非専用帯域)を指し、複数の通信データ(例えば、リアルタイム性を要しない通信データ(以下、非周期データともいう))により競合して獲得される送信時間である。CBAPの競合には、例えばEDCAが利用される。非周期データには、例えば、アクセスカテゴリがAC_BEの通信データ、アクセスカテゴリがAC_BGの通信データ、が含まれる。
図3(A)では、SP及びCBAPのいずれも、1つ又は複数のビーコン周期において、複数回に分割して帯域割当される。図3(A)では、ビーコン周期においてSP1及びSP2が含まれ、以降のビーコン周期においてもSP1及びSP2が同様の時間区間において反復される。また、1つ又は複数のビーコン周期において、SP1及びSP2が一回だけ帯域割当されてもよい。SP1,SP2は、例えば同じアプリケーションに割り当てられてもよいし、異なるアプリケーションに割り当てられてもよい。
ミリ波通信の帯域割当は、例えば図示しない通信管理端末であるPCP(PBSS Central Point)により決定される。また、例えば、SP,CBAPの時間区間の長さ、SP,CBAPの時間区間の数について、PCPにより決定される。また、送信装置10が通信データのデータ種別からPCPへ帯域割当を要求し、PCPが例えば演算により帯域割当を決定してもよい。また、PCPが帯域割当のための情報を送信装置10により実行されるアプリケーションから受け取り、アプリケーション毎に帯域割当してもよい。
図3(B)は、周期データのミリ波通信における帯域割当状況の一例を示す模式図である。図3(B)では、周期Tにおける送信時間が、送信時間T1と送信時間T2との2回に分割された場合を例示する。ここでは、周期Tは周期データが送信される周期を示し、ビーコン周期の半分の期間である。
図3(C)は、マイクロ波通信する場合の周期データの周期特性の要求の一例を示す模式図である。通常、マイクロ波通信の伝送速度は、ミリ波通信の伝送速度よりも遅いので、周期Tにおける送信時間T3が長くなる。マイクロ波通信における送信時間T3は、ミリ波通信における送信時間T1と送信時間T2とにおいて送信される通信データを送信するための期間に対応する。
送信時間T3は、送信準備期間であるオーバーヘッド時間(例えば、EDCAパラメータにおけるキャリアセンス時間AIFS、バックオフ時間CW、フレーム間隔時間)を含まない。送信時間T3は、通信データを送信する期間に相当する。なお、オーバーヘッド時間は、通信データの種類(例えばアクセスカテゴリ)に応じて異なる。
なお、マイクロ波通信では、EDCAパラメータを利用するので、送信時間の開始時刻を指定できない。つまり、図3(C)では送信時間T3を示されているが、開始時刻指定の意味はない。
マイクロ波通信の帯域割当は、例えば図示しない通信管理端末であるアクセスポイント(AP:Access Point)により決定される。
周期データ送信パターン設定部22は、マイクロ波通信により通信される周期データの送信パターンを設定する。周期データ送信パターン設定部22は、送信パターン導出部の一例である。
非周期データ送信パターン設定部23は、マイクロ波通信により通信される非周期データの送信パターンを設定する。送信パターン導出部の一例である。
効果評価部24は、周期データ送信パターン設定部22及び非周期データ送信パターン設定部23により設定された各種送信パターンに対し、通信効果を評価する。効果評価部24における通信効果の評価指標は、例えば、通信スループット、通信帯域有効利用率、又はアクセス回数N1,N2の少なさを含む。
また、送信パターンは、例えば、通信チャネルへのアクセス回数N1,N2及び一回のアクセス当たりの送信時間TONE2,TONE4(後述)(以下、一回送信時間ともいう)の組み合わせを含む。一回送信時間TONE2,TONE4は、オーバーヘッド時間を含む送信時間である。また、送信パターンは、アクセス回数N1,N2及び一回送信時間TONE2,TONE4に基づく各通信データの時間配置(例えば図3(A)における各通信データの配列)の情報を含んでもよい。
周期データの送信パターンは、周期データのアクセス回数N1及び周期データの一回送信時間TONE2に基づく。非周期データの送信パターンは、非周期データのアクセス回数N2及び非周期データの一回送信時間TONE4に基づく。周期データのアクセス回数N2及び非周期データの一回送信時間TONE4としては、候補値が複数用意される。これにより、送信パターンの様々なバリエーションを生成でき、異なる通信効果を評価できる。なお、各送信パターンは、周期特性取得部21により導出されたマイクロ波通信における周期特性の要求を満たすことが前提である。
例えば、効果評価部24は、アクセス回数N1,N2の少ない送信パターン、つまり一回送信時間TONE2,TONE4が長い送信パターンを、良好な通信であると評価してもよい。この場合、オーバーヘッド時間を相対的に短くすることで、通信効率を向上できる可能性がある。
また、例えば、効果評価部24は、実際の通信環境に適応する一回送信時間TONE2,TONE4を基に、各送信パターンを比較し、評価してもよい。この場合、実際の通信環境を考慮し、例えばパケットロス又は通信データの再送が発生しても、通信効率の低下を抑制できる。
なお、効果評価部24は、一回送信時間TONE2,TONE4の代わりに、一回送信時間TONE1,TONE3に基づいて通信効果を評価してもよい。
送信パターン確定部25は、効果評価部24による評価結果に基づき、周期データの送信パターンと非周期データの送信パターンとを確定する。
パラメータ導出部26は、送信パターン確定部25により確定された送信パターンに対応するEDCAパラメータを導出する。例えば、パラメータ導出部26は、周期データの一回送信時間TONE1及びアクセス回数N1、並びに、非周期データの一回送信時間TONE3及びアクセス回数N2を抽出する。一回送信時間TONE1,TONE3は、オーバーヘッド時間を含まない送信時間である。また、パラメータ導出部26は、周期データに用いるEDCAパラメータにおけるTXOP及びCWminを導出し、非周期データに用いるEDCAパラメータにおけるTXOP及びCWminを導出する。
パラメータ導出部26は、周期データのTXOPを、周期データの送信パターンにおける一回送信時間TONE1から導出する。パラメータ導出部26は、一回送信時間TONE1をそのまま周期データのTXOPとしてもよいし、一回送信時間TONE1を一部加工してTXOPとしてもよい。
また、パラメータ導出部26は、EDCAパラメータにおけるアクセスカテゴリAC_VIに対する推奨値(図12参照)、又は当該推奨値よりも小さい値を、周期データのCWminとして導出する。
また、パラメータ導出部26は、非周期データのTXOPを、非周期データの送信パターンにおける一回送信時間TONE3から導出する。パラメータ導出部26は、一回送信時間TONE3をそのまま周期データのTXOPとしてもよいし、一回送信時間TONE3を一部加工してTXOPとしてもよい。
また、パラメータ導出部26は、非周期データのCWminを、例えば以下に示す式(1)により導出する。
Figure 0006140485
このように、送信パターン確定部25により確定された送信パターンに対応するEDCAパラメータのTXOP,CWminを導出することにより、通信効果により所定基準以上であると評価されたEDCAパラメータを設定できる。従って、通信切換前後において通信品質を維持できる。
次に、周期データ送信パターン設定部22の詳細について説明する。
図4は、周期データ送信パターン設定部22の構成例を示すブロック図である。周期データ送信パターン設定部22は、アクセス回数候補値設定部41、一回送信時間導出部43、及び第1チャネル占有時間導出部45を含む。
アクセス回数候補値設定部41は、周期Tにおける周期データの送信時間T3を分割する回数(アクセス回数N1)の候補値を設定する。
例えば、アクセス回数候補値設定部41は、周期データを送信するフレームサイズとミリ波通信路の伝送速度とに応じて、周期データの一回送信時間TONE1の最小値を導出する。このフレームサイズ及び伝送速度は、例えばPCPから通知され、又はアプリケーション毎に設定されている。アクセス回数候補値設定部41は、周期データの一回送信時間TONE1の最小値に応じて、周期Tにおける最大アクセス回数N1maxを導出する。
アクセス回数候補値設定部41は、アクセス回数N1の候補値として、例えば「1」から最大アクセス回数N1maxまでの整数値を順番に設定してもよいし、最大アクセス回数N1maxから「1」までの整数値を順番に設定してもよい。
一回送信時間導出部43は、アクセス回数候補値設定部41により設定されたアクセス回数N1の候補値に基づき、周期データの一回送信時間TONE2を導出する。
例えば、まず、一回送信時間導出部43は、図3(C)に示した送信時間T3をアクセス回数N1により除算し、一回送信時間TONE1を導出する。一回送信時間TONE1は、オーバーヘッド時間を含まない。
続いて、一回送信時間導出部43は、EDCAにおけるオーバーヘッド時間を考慮した一回送信時間TONE2を導出する。なお、オーバーヘッド時間に含まれるバックオフ時間CWにはランダム値を利用するので、バックオフ時間CWとして、例えばバックオフ時間CWの平均値が利用される。
第1チャネル占有時間導出部45は、周期データのチャネル占有時間T4を導出する。周期データのチャネル占有時間T4は、例えば、一回送信時間TONE2とアクセス回数N1との乗算結果である。
図5(A),(B)は、周期データの異なる送信パターンの一例を示す模式図である。図5(A)はアクセス回数N1が2回の場合を示し、図5(B)はアクセス回数N1が3回の場合を示す。図5(A),(B)では、一回送信時間TONE1,TONE2、及びチャネル占有時間T4を各々示す。
次に、非周期データ送信パターン設定部23の詳細について説明する。
図6は、非周期データ送信パターン設定部23の構成例を示すブロック図である。非周期データ送信パターン設定部23は、第2チャネル占有時間導出部61、一回送信時間候補値設定部63、及びアクセス回数導出部65を含む。
第2チャネル占有時間導出部61は、周期データ送信パターン設定部22から周期T及び周期データのチャネル占有時間T4の情報を取得する。第2チャネル占有時間導出部61は、周期Tにおける非周期データのチャネル占有時間T5を導出する。非周期データのチャネル占有時間T5は、例えば、周期Tから周期データのチャネル占有時間T4を除いた残り時間である。
一回送信時間候補値設定部63は、非周期データの一回送信時間TONE3の候補値を導出する。例えば、一回送信時間候補値設定部63は、非周期データを送信するフレームサイズとミリ波通信路の伝送速度とに応じて、非周期データの一回送信時間TONE3を導出する。続いて、一回送信時間候補値設定部63は、非周期データのチャネル占有時間T5に基づき、一回のアクセスによる送信フレーム数の最大値を導出する。続いて、一回送信時間候補値設定部63は、送信フレーム数の候補値に対応する非周期データの一回送信時間TONE3の候補値を順番に設定する。
一回送信時間候補値設定部63は、非周期データの一回送信時間TONE3の候補値として、例えば時間間隔を均等にして順に設定してもよいし、例えば通信効果が高いと評価された候補値の付近を重点的に細かく設定してもよい。
また、一回送信時間候補値設定部63は、IEEE802.11e規格におけるEDCAパラメータに対する推奨値のように、一回のアクセスにより、非周期データを1フレームにより送信するよう固定し、1フレームに対応する送信時間を設定しても良い。
アクセス回数導出部65は、非周期データの一回送信時間TONE3の候補値に非周期データのオーバーヘッド時間を加えた一回送信時間TONE4を導出し、一回送信時間TONE4に応じてアクセス回数N2を導出する。非周期データは周期データよりも優先度が小さい場合が多いので、非周期データのオーバーヘッド時間は、周期データのオーバーヘッド時間よりも長いことが多い。
図7(A),(B)は、周期データ及び非周期データに対する異なる送信パターンの例を示す模式図である。図7(A)は、周期データのアクセス回数N2が2回であり、非周期データのアクセス回数N2が1回である場合の送信パターンを示す。図7(B)は、周期データのアクセス回数N2が2回であり、非周期データのアクセス回数N2が2回である場合の送信パターンを示す。
次に、送信装置10の動作例について説明する。
図8は、送信装置10の動作例を示すフローチャートである。
まず、S801では、周期特性取得部21は、ミリ波通信からマイクロ波通信への通信方式の切換え前に、ミリ波通信路の周期特性を導出する。
続いて、S803では、周期特性取得部21は、ミリ波通信路の伝送速度とマイクロ波通信路の伝送速度とを考慮し、マイクロ波通信路に対する周期特性の要求を導出する。
続いて、S805では、周期データ送信パターン設定部22は、周期データに対し、マイクロ波通信路において送信される際に通信チャネルにアクセス可能な回数の範囲を導出する。つまり、周期データ送信パターン設定部22は、周期Tにおける最大アクセス回数N1maxを導出する。従って、アクセス可能な回数の範囲は、1回〜最大アクセス回数N1maxである。
続いて、S807では、周期データ送信パターン設定部22は、アクセス回数の範囲から1つの候補値を選択する。これにより、S819において周期データのアクセス回数N1の候補値の順に通信効果が評価される。
続いて、S809では、周期データ送信パターン設定部22は、周期データのアクセス回数N1の候補値に対応する周期データの一回送信時間TONE2、及び周期データのチャネル占有時間T4を導出する。
続いて、S811では、非周期データ送信パターン設定部23は、周期T及び周期データのチャネル占有時間T4から、非周期データのチャネル占有時間T5を導出する。
続いて、S813では、非周期データ送信パターン設定部23は、一回の送信により送信可能なフレーム数を基に、非周期データの一回送信時間TONE3の候補値の範囲を導出する。
続いて、S815では、非周期データ送信パターン設定部23は、非周期データの一回送信時間TONE3の候補値の範囲から、1つの候補値を選択する。これにより、S819において非周期データの一回送信時間TONE4毎に通信効果が評価される。
続いて、S817では、非周期データ送信パターン設定部23は、非周期データの一回送信時間TONE4に対応する非周期データのアクセス回数N2を導出する。
続いて、S819では、効果評価部24は、周期データ及び非周期データの各々の送信パターン(例えばアクセス回数N1,N2、一回送信時間TONE2,TONE4)に対し、通信効果を評価する。
続いて、S821では、非周期データ送信パターン設定部23は、非周期データの一回送信時間TONE3の候補値として、次の候補値を設定する。
続いて、S823では、周期データ送信パターン設定部22は、周期データのアクセス回数N1の候補値として、次の候補値を設定する。
続いて、S825では、送信パターン確定部25は、周期データのアクセス回数N1の候補値及び非周期データの一回送信時間TONE3の候補値の全候補値について、通信効果を比較する。送信パターン確定部25は、全候補値についての通信効果のうち、最良の通信効果と評価された周期データ及び非周期データのアクセス回数N1,N2及び一回送信時間TONE2,TONE4を決定する。また、送信パターン確定部25は、最良の通信効果でなくても、所定基準以上の通信効果であると評価された周期データ及び非周期データのアクセス回数N1,N2及び一回送信時間TONE2,TONE4を決定してもよい。
続いて、S827では、パラメータ導出部26は、例えば(式1)を用いて、決定された周期データのアクセス回数N1及び非周期データのアクセス回数N2に基づき、非周期データに用いるEDCAパラメータのCWminを導出する。
続いて、S829では、パラメータ導出部26は、周期データの一回送信時間TONE1に基づき、周期データに用いるEDCAパラメータのTXOPを導出する。また、パラメータ導出部26は、非周期データの一回送信時間TONE3に基づき、非周期データに用いるEDCAパラメータのTXOPを導出する。
そして、マイクロ波送信部15は、導出されたEDCAパラメータを用いて、マイクロ波通信路を介して送信する。また、マイクロ波送信部15は、導出されたEDCAパラメータをアクセスポイントへ送信する。これにより、送信装置10を含むアクセスポイント管理下の通信装置は、EDCAパラメータを共有して利用できる。
送信装置10によれば、ミリ波通信からマイクロ波通信に切換える場合、切換前のミリ波通信の周期特性から切換後のマイクロ波通信の周期特性の要求(例えばリアルタイム通信に対する要求)を導出し、切換後に利用する送信パラメータを適応的に設定できる。これにより、切換前と切換後とでは帯域の割り当て方が異なるが、リアルタイム通信のリアルタイム性を保障できる。また、マイクロ波通信の周期特性の要求に応じて、非リアルタイム通信も保障できる。従って、ミリ波通信からマイクロ波通信に切換える場合でも通信品質を維持でき、通信品質を向上できる。
なお、本実施形態では、通信トラフィックストリームを周期データと非周期データとの2種類に分けて送信する方法を説明した。これに限らず、周期データに対応するアクセスカテゴリが、AC_VI及びAC_VOの何れか一方でもよい。また、非周期データに対応するアクセスカテゴリが、AC_BE及びAC_BKの何れか一方でもよい。
また、送信装置10は、全ての通信トラフィックストリームをミリ波通信からマイクロ波通信へ切換えてもよい。また、送信装置10は、一部の通信トラフィックストリームに限り、ミリ波通信からマイクロ波通信へ切換えてもよい。これにより、ミリ波送信のみの実施とミリ波送信及びマイクロ波送信の同時実施とを選択できる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、切換後の通信トラフィックストリームを周期データと非周期データとの2種類に分類して送信する方式を示した。本実施形態では、周期データ又は非周期データにおいて、更に複数のデータ種類を含むトラフィックストリームが存在し、別々に処理する方式を示す。
図9は、第2の実施形態における送信装置10Bの構成例を示すブロック図である。送信装置10Bは、切換制御部11、ミリ波送信部13、マイクロ波送信部15B、パラメータ設定部17、及びデータ振分部99を備える。図9の送信装置10Bにおいて、図1の送信装置10と同様の構成要素については、同一の符号を付し、説明を省略又は簡略化する。
送信装置10Bは、送信装置10と比較すると、データ振分部99が追加され、マイクロ波送信部15Bが変更されている。
データ振分部99は、通信データの種別(例えばEDCAパラメータのアクセスカテゴリ)毎に、例えば、送信順序又は送信量を制御する。通信トラフィックストリームには、例えば、EDCAパラメータのアクセスカテゴリがAC_VI,AC_VO,AC_BE,AC_BKである4種類の通信データが含まれる。
データ振分部99は、この4種類のアクセスカテゴリ別に通信データを分類よい。この場合、アクセスカテゴリ毎に、例えば、送信パターンが設定され、通信効果が評価され、EDCAパラメータが導出される。
なお、アクセスカテゴリがAC_VI,AC_VOである通信データは周期データであり、周期データに用いるEDCAパラメータのTXOPに相当する送信時間内に送信される。また、アクセスカテゴリがAC_BE,AC_BKである通信データは非周期データであり、非周期データに用いるEDCAパラメータのTXOPに相当する送信時間内に送信される。
データ振分部99は、例えば、AC_VIに周期データの送信時間の80%を割り当て、AC_VOの通信データに、周期データの送信時間の20%を割り当てるように、パラメータ設定部17に指示してもよい。また、データ振分部99は、例えば、AC_VIの通信データを先に送信し、AC_VOの通信データを後に送信するように、パラメータ設定部17に指示してもよい。これにより、送信量の多い若しくは重要度の高い通信データを先に送信し、又は送信頻度が高くなるように設定できる。また、詳細説明を省略するが、AC_BE,AC_BKについても同様である。
送信装置10Bによれば、通信トラフィックストリームに含まれる通信データの種別毎に、送信パターンを設定し、EDCAパラメータを設定する。これにより、通信データの種別毎に細かく帯域割当方法を設定でき、通信効率を向上できる。
(第3の実施形態)
第1の実施形態では、周期データが出現する周期T又は周期Tにおける送信量が固定された場合の方式を示した。本実施形態では、周期T又は周期Tにおける送信量が複数導出され、切換後の通信状況に合わせて、1つを設定する方式を示す。
図10は第3の実施形態における送信装置10Cの構成例を示すブロック図である。送信装置10Cは、切換制御部11、ミリ波送信部13、マイクロ波送信部15、パラメータ設定部17C、通信状態測定部109、及びパラメータ調整部111を備える。図10の送信装置10Cにおいて、図1の送信装置10と同様の構成要素については、同一の符号を付し、説明を省略又は簡略化する。
送信装置10Cは、送信装置10と比較すると、通信状態測定部109及びパラメータ調整部111が追加され、パラメータ設定部17Cが変更されている。
パラメータ設定部17Cは、周期T又は複数のパラメータ群を導出し、図示しないメモリに保持する。第1の実施形態では、通信効果が最良と評価された送信パターンに対応するEDCAパラメータが1つ設定された。一方、パラメータ設定部17Cは、周期データ送信パターン設定部22又は非周期データ送信パターン設定部23に導出された送信パターンの全て又は一部を利用し、各送信パターンに対応するEDCAパラメータを複数導出する。導出された複数のEDCAパラメータは、パラメータ群として保持される。
通信状態測定部109は、切換制御部11による切換後のマイクロ波通信路の通信状態(例えば物理伝送速度)を測定し、パラメータ調整部111へ通知する。
パラメータ調整部111は、測定された通信状態に基づき、複数のパラメータ群から最適なパラメータ群を選択する。例えば、パラメータ調整部111は、測定された通信状態を加味して、パラメータ設定部17Cにより導出された複数のパラメータ群に対応する送信パターンについて通信効果を評価する。パラメータ調整部111は、通信効果が最良である送信パターンに対応するパラメータを設定する。
送信装置10Cによれば、通信切換前にEDCAパラメータの候補値を複数生成し、通信切換後に、通信状態に適するEDCAパラメータを設定できる。これにより、通信切換後に実際に適したEDCAパラメータに設定できるので、更に通信品質を向上できる。
なお、第2の実施形態と第3の実施形態とを組み合わせてもよい。
本開示は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であれば、どのようなものであっても適用可能である。
上記実施形態では、本開示をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本開示はハードウェアとの連携においてソフトウェアでも実現することも可能である。
また、上記実施形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしてもよいし、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称してもよい。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。例えば、LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、LSI内部の回路セルの接続、又は、設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
(本開示の一形態の概要)
本開示の第1の送信装置は、
専用帯域及び非専用帯域を用いて帯域制御される第1の通信路を用いて、通信データを送信する第1送信部と、
通信データの優先度別に優先制御される第2の通信路を用いて、通信データを送信する第2送信部と、
前記第1送信部による送信と前記第2送信部による送信とを切換える切換制御部と、
前記切換制御部により前記第1送信部による送信から前記第2送信部による送信に切換える場合、前記第2の通信路を用いて通信するための通信パラメータを設定するパラメータ設定部と、
を備える。
本開示の第2の送信装置は、第1の送信装置であって、
前記パラメータ設定部は、
前記通信データのうちの周期的に送信される周期データの送信パターンと、前記通信データのうちの非周期的に送信される非周期データの送信パターンと、を導出する送信パターン導出部と、
前記送信パターン導出部により導出された前記周期データの送信パターン及び前記非周期データの送信パターンに基づいて、前記通信パラメータを導出するパラメータ導出部と、
を備える。
本開示の第3の送信装置は、第2の送信装置であって、
前記パラメータ設定部は、前記送信パターン導出部により導出された送信パターンによる通信効果を評価する効果評価部を備え、
前記送信パターン導出部は、前記周期データの送信パターン及び前記非周期データの送信パターンを各々複数導出し、
前記効果評価部は、各送信パターンによる各通信効果を評価し、
前記パラメータ導出部は、効果評価部により評価された通信効果が所定効果以上である送信パターンに対応する前記通信パラメータを導出する。
本開示の第4の送信装置は、第2または第3の送信装置であって、
前記送信パターン導出部は、前記周期データの通信チャネルへのアクセス回数及び前記周期データの一回のアクセス当たりの送信時間に基づいて、前記周期データの送信パターンを導出する。
本開示の第5の送信装置は、第2ないし第4のいずれか1つの送信装置であって、
前記送信パターン導出部は、前記非周期データの通信チャネルへのアクセス回数と、前記非周期データの一回のアクセス当たりの送信時間に基づいて、前記非周期データの送信パターンを導出する。
本開示の第6の送信装置は、第4または第5の送信装置であって、
前記パラメータ導出部は、前記送信パターン導出部により導出された前記周期データ又は前記非周期データの前記送信時間に基づいて、前記周期データ又は前記非周期データに用いるEDCAパラメータのTXOP(Transmission Opportunity)を導出する。
本開示の第7の送信装置は、第4ないし第6のいずれか1つの送信装置であって、
前記パラメータ導出部は、前記周期データのアクセス回数及び前記非周期データのアクセス回数に基づいて、前記非周期データに用いるEDCAパラメータのCWmin(Contention Window min)を導出する。
本開示の第8の送信装置は、第2ないし第7のいずれか1つの送信装置であって、
前記パラメータ設定部は、前記周期データ又は前記非周期データを複数のデータ種別毎に分類するデータ振分部を備える。
本開示の第9の送信装置は、第2ないし第8のいずれか1つの送信装置であって、
前記パラメータ設定部は、前記切換制御部による切換え前に、前記周期データが送信される送信周期及び前記送信周期に対応する前記通信パラメータの少なくとも一方を複数導出し、前記切換制御部による切換え後の前記第2の通信路の通信状態に応じて、前記送信周期及び前記送信周期に対応する前記通信パラメータの少なくとも一方を設定する。
本開示の第10の送信装置は、第2ないし第9のいずれか1つの送信装置であって、
前記第1の通信路は、ミリ波通信路である。
本開示の第11の送信装置は、第2ないし第10のいずれか1つの送信装置であって、
前記第2の通信路は、マイクロ波通信路である。
本開示の第12の送信装置は、第2ないし第11のいずれか1つの送信装置であって、
前記切換制御部は、全ての前記通信データを前記第2送信部による送信に切換え、又は、一部の前記通信データを前記第2送信部による送信に切換える。
本開示の第13の送信装置は、第2ないし第12のいずれか1つの送信装置であって、
前記周期データは、EDCAパラメータのアクセスカテゴリがAC_VI(Access Category_Video)又はAC_VO(Access Category_Voice)の通信データである。
本開示の第14の送信装置は、第2ないし第13のいずれか1つの送信装置であって、
前記非周期データは、EDCAパラメータのアクセスカテゴリがAC_BE(Access Category_Best Effort)又はAC_BK(Access Category_BacKground)である。
本開示の第15の送信方法は、
送信装置における送信方法であって、
専用帯域及び非専用帯域を用いて帯域制御される第1の通信路を用いて、通信データを送信するステップと、
通信データの優先度別に優先制御される第2の通信路を用いて、通信データを送信するステップと、
前記第1の通信路を用いた送信と前記第2の通信路を用いた送信とを切換えるステップと、
前記第1の通信路を用いた送信から前記第2の通信路を用いた送信に切換える場合、前記第2の通信路を用いて通信するための通信パラメータを設定するステップと、
を有する。
本開示は、ミリ波通信からマイクロ波通信に切換える場合の通信品質を向上できる送信装置及び送信方法等に有用である。
10,10B,10C 送信装置
11 切換制御部
13 ミリ波送信部
15,15B マイクロ波送信部
17,17C パラメータ設定部
21 周期特性取得部
22 周期データ送信パターン設定部
23 非周期データ送信パターン設定部
24 効果評価部
25 送信パターン確定部
26 パラメータ導出部
41 アクセス回数候補値設定部
43 一回送信時間導出部
45 第1チャネル占有時間導出部
61 第2チャネル占有時間導出部
63 一回送信時間候補値設定部
65 アクセス回数導出部
99 データ振分部
109 通信状態測定部
111 パラメータ調整

Claims (15)

  1. 通信データのうち周期的に送信される周期データを送信する期間及び前記通信データのうち非周期的に送信される非周期データを送信する期間を用いて第1の通信路を介して前記通信データを送信する第1送信部と、
    前記通信データの優先度別に優先制御することによって、第2の通信路を介して前記通信データを送信する第2送信部と、
    前記第1送信部による送信と前記第2送信部による送信とを切換える切換制御部と、
    前記切換制御部により前記第1送信部による送信から前記第2送信部による送信に切換える場合、前記第2送信部に通信パラメータを設定するパラメータ設定部と、を備え、
    前記パラメータ設定部は、
    前記周期データの送信パターンと、前記非周期データの送信パターンと、を導出する送信パターン導出部と、
    前記周期データの送信パターン及び前記非周期データの送信パターンに基づいて、前記非周期データよりも前記周期データに対して帯域が優先して割り当てられる送信に用いる前記通信パラメータを導出するパラメータ導出部と、を有する送信装置。
  2. 請求項に記載の送信装置であって、
    前記パラメータ設定部は、前記送信パターン導出部により導出された送信パターンによる通信効果を評価する効果評価部を備え、
    前記パラメータ導出部は、前記効果評価部により評価された通信効果が所定効果以上である場合に、前記送信パターンに対応する前記通信パラメータを導出する送信装置。
  3. 請求項1または2に記載の送信装置であって、
    前記送信パターン導出部は、前記周期データの送信パターン及び前記非周期データの送信パターンを各々、複数のパターンのうちから1つを導出する、
    送信装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の送信装置であって、
    前記送信パターン導出部は、前記周期データの通信チャネルへのアクセス回数及び前記周期データの一回のアクセス当たりの送信時間に基づいて、前記周期データの送信パターンを導出する送信装置。
  5. 請求項ないし4のいずれか1項に記載の送信装置であって、
    前記送信パターン導出部は、前記非周期データの通信チャネルへのアクセス回数と、前記非周期データの一回のアクセス当たりの送信時間に基づいて、前記非周期データの送信パターンを導出する送信装置。
  6. 請求項4または5に記載の送信装置であって、
    前記パラメータ導出部は、前記送信パターン導出部により導出された前記周期データ又は前記非周期データの前記送信時間に基づいて、前記周期データ又は前記非周期データに用いるEDCAパラメータのTXOP(Transmission Opportunity)を導出する送信装置。
  7. 請求項4ないし6のいずれか1項に記載の送信装置であって、
    前記パラメータ導出部は、前記周期データのアクセス回数及び前記非周期データのアクセス回数に基づいて、前記非周期データに用いるEDCAパラメータのCWmin(Contention Window min)を導出する送信装置。
  8. 請求項ないし7のいずれか1項に記載の送信装置であって、
    記周期データ又は前記非周期データを複数のデータ種別毎に分類し、前記分類の結果を前記送信パターン導出部に出力するデータ振分部をさらに備え送信装置。
  9. 請求項ないし8のいずれか1項に記載の送信装置であって、更に、
    通信状態測定部及びパラメータ調整部を含み、
    前記パラメータ設定部は、前記切換制御部による切換え前に、前記周期データの送信パターン又は前記非周期データの送信パターンに対応する前記通信パラメータを複数導出し、
    前記通信状態測定部は、前記切換制御部による切換え後に、複数の前記通信パラメータが順次適用された前記第2の通信路の通信状態をそれぞれ測定し、
    前記パラメータ調整部は、前記第2の通信路の通信状態の測定結果を基に、前記第2送信部に設定する通信パラメータを選択する送信装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の送信装置であって、
    前記第1の通信路は、ミリ波通信路である送信装置。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載の送信装置であって、
    前記第2の通信路は、マイクロ波通信路である送信装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれか1項に記載の送信装置であって、
    前記切換制御部は、全ての前記通信データを前記第2送信部による送信に切換え、又は、一部の前記通信データを前記第2送信部による送信に切換える送信装置。
  13. 請求項ないし12のいずれか1項に記載の送信装置であって、
    前記周期データは、EDCAパラメータのアクセスカテゴリがAC_VI(Access Category_Video)又はAC_VO(Access Category_Voice)の通信データである送信装置。
  14. 請求項ないし13のいずれか1項に記載の送信装置であって、
    前記非周期データは、EDCAパラメータのアクセスカテゴリがAC_BE(Access Category_Best Effort)又はAC_BK(Access Category_BacKground)である送信装置。
  15. 送信装置における送信方法であって、
    通信データのうち周期的に送信される周期データを送信する期間及び前記通信データのうち非周期的に送信される非周期データを送信する期間を用いて、第1の通信路を介して前記通信データを送信するステップと、
    前記通信データの優先度別に優先制御することによって、第2の通信路を介して前記通信データを送信するステップと、
    前記第1の通信路を介した送信と前記第2の通信路を介した送信とを切換えるステップと、
    前記第1の通信路を介した送信から前記第2の通信路を介した送信に切換える場合、前記第2の通信路を介した通信を行うための通信パラメータを設定するステップと、
    前記周期データの送信パターンと、前記非周期データの送信パターンと、を導出するステップと、
    前記周期データの送信パターン及び前記非周期データの送信パターンに基づいて、前記非周期データよりも前記周期データに対して帯域が優先して割り当てられる送信に用いる前記通信パラメータを導出するステップと、
    を有する送信方法。
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