JP6139089B2 - 設計支援装置および設計支援方法 - Google Patents
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Description
ところで、照明や空調機器などの機器(ファシリティ:以下、被制御機器と総称する)とセンサの配置(以下、レイアウトと称する)を決定することには大きな手間が伴う。加えて、省エネ性や快適性を考慮しながら最適なレイアウトを決定するにはノウハウを要し、作業者によりばらつきを生じる可能性がある。
赤外線センサは、歩行する人物の多いエリア(廊下など)に設置されることが多い。保持タイマを長めに設定すればオフィス内に設置しても不具合なく使用できる。ただし、赤外センサは大きな動きしか検知できないので、オフィスに導入するためには保持タイマを長くする必要がある。保持タイマとは、センサが「不在」判定をした後に、機器の制御を行うまでの待機時間である。保持タイマの設定時間が長ければ長いほど、実際には人が不在であるにも関わらず照明や空調がオンされる状態が保たれるので、省エネ効果が低くなる。
図3は、第1の実施形態に係る設計支援装置の一例を示す機能ブロック図である。図3に示される設計支援装置は、記憶部10、入出力部20、オフィスモデル生成部30、レイアウトデータ作成部50とを具備する。記憶部10は例えばコンピュータに搭載される半導体メモリあるいはストレージデバイスである。入出力部20はディスプレイ、キーボード、マウス、外部記憶メディアのスロットなどを備えるユーザインタフェースである。
建物情報10aは、オフィスの入居するビルに関する情報である。具体的には、建物情報10aは、例えばビルの広さ、床面積、天井高、柱の位置、廊下の位置、窓の高さや位置、数などの情報である。
オフィスレイアウト情報10bは、対象空間の室内レイアウトに関する情報である。具体的には、オフィスレイアウト情報10bは、オフィス内の例えば机、椅子、ロッカー、書棚、パーティションなどの配置、プリンタ、パソコンなどのOA機器の配置などの情報である。
被制御機器情報10cは、対象空間に設置される機器(ファシリティ)に関する情報である。具体的には、被制御機器情報10cは、例えば照明、空調機器の種類、並べ方、それぞれの特性あるいは仕様に関する情報である。
センサ情報10dは、対象空間内の情報を取得するセンサに関する情報である。例えばセンサの仕様に関する情報がセンサ情報に相当する。
オフィスモデル40は、ビル内のフロアの例えば3次元モデルである。オフィスモデル40は、オフィス内に配置される机や椅子などのイメージも含む。生成されたオフィスモデル40は設計支援装置のディスプレイに表示され、GUIを介して操作することも可能である。例えば、ユーザによるキーボード、マウス操作で画面上の机や椅子、OA機器の配置を見直したり、微調整することも可能である。
センサについては、特に画像センサは照明機器の間に配置されることが多いので、照明機器と重なりを生じないように配列する。赤外線センサを熱源から離すことも重要である。
図5は、第2の実施形態に係る設計支援装置の一例を示す機能ブロック図である。図5において図3と共通する部分には同じ符号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
このようにセンサと被制御機器のレイアウトと、評価指標の評価スコアとの間には依存関係がある。第2の実施形態ではこれらの要素も含めて評価スコアを算出する。
図8は、第3の実施形態に係る設計支援装置の一例を示す機能ブロック図である。図8において図5と共通する部分には同じ符号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
目標レイアウトデータ110は記憶部10に記憶されることが可能である。入出力部20は、目標レイアウトデータ110を.txt、.csv、あるいは.xmlなどの汎用のファイル形式に変換し、外部記憶メディアなどに保存する。
図9は、第4の実施形態に係る設計支援装置の一例を示す機能ブロック図である。図9において図3と共通する部分には同じ符号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
図11は、第5の実施形態に係る設計支援装置の一例を示す機能ブロック図である。図11において図9と共通する部分には同じ符号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
評価データ160は記憶部10に記憶されることが可能である。入出力部20は、評価データ160を.txt、.csv、あるいは.xmlなどの汎用のファイル形式に変換し、外部記憶メディアなどに保存する。
図13は、第6の実施形態に係る設計支援装置の一例を示す機能ブロック図である。図13において図3と共通する部分には同じ符号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
設定情報180は記憶部10に記憶されることが可能である。入出力部20は、設定情報180を.txt、.csv、あるいは.xmlなどの汎用のファイル形式に変換し、外部記憶メディアなどに保存する。
図14は、第7の実施形態に係る設計支援装置の一例を示す機能ブロック図である。図14において図3と共通する部分には同じ符号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
図15は、第8の実施形態に係る設計支援装置の一例を示す機能ブロック図である。図15において図8、図14と共通する部分には同じ符号を付して示し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
オフィスモデル生成部30は、建物情報10a、および生成されたオフィスレイアウト情報10bに基づいて、オフィスモデル40を生成する。スコア算出部70は、生成されたオフィスモデル40、センサ情報10dおよび被制御機器情報10cに基づいて、オフィスレイアウト情報10bの各評価指標に対する評価スコアを算出する。
Claims (6)
- 建物における対象空間内の情報を取得するセンサに関するセンサ情報、前記建物に関する建物情報、前記対象空間に設置される機器に関する機器情報、および、前記対象空間の室内レイアウトに関する室内レイアウト情報を記憶する記憶部と、
前記建物情報および前記室内レイアウト情報に基づいて、前記対象空間の室内モデルを生成するモデル生成部と、
前記室内モデル、前記センサ情報および前記機器情報に基づいて、前記センサおよび前記機器の少なくともいずれかの前記対象空間におけるレイアウトを示すレイアウトデータを、複数の評価指標を含む複数の条件ごとに作成する作成部と、
前記複数の条件ごとに作成されたレイアウトデータごとに、前記複数の評価指標ごとの評価スコアを算出するスコア算出部と、
前記評価スコアの目標値を取得するインタフェース部と、
前記建物情報、前記室内レイアウト情報、前記機器情報、前記センサ情報、前記室内モデル、および前記レイアウトデータの少なくともいずれかに基づいて、前記室内の環境に関する室内環境情報を算出する環境情報算出部とを具備し、
前記作成部は、前記目標値に応じた評価スコアを得ることの可能なレイアウトデータを作成し、
環境情報算出部は、前記建物情報、前記室内レイアウト情報、前記機器情報、前記センサ情報、前記室内モデル、前記レイアウトデータ、および前記室内環境情報の少なくともいずれかに基づいて、前記センサの運用環境に関するセンサ環境情報を算出する、設計支援装置。 - 前記建物情報、前記室内レイアウト情報、前記機器情報、前記センサ情報、前記室内モデル、前記レイアウトデータ、前記室内環境情報、および、前記センサ環境情報に基づいて、前記センサの検知性能を定量的に評価するための評価データを算出する評価データ算出部を具備する、請求項1に記載の設計支援装置。
- 前記建物情報、前記室内レイアウト情報、前記機器情報、前記センサ情報、前記室内モデル、および前記レイアウトデータに基づいて、前記センサの設定に関する設定情報を算出する設定情報算出部を具備する、請求項1に記載の設計支援装置。
- 建物における対象空間内の情報を取得するセンサに関するセンサ情報、前記建物に関する建物情報、前記対象空間に設置される機器に関する機器情報、および、前記対象空間の室内レイアウトに関する室内レイアウト情報を、コンピュータの記憶部に記憶し、
前記コンピュータが、前記建物情報および前記室内レイアウト情報に基づいて、前記対象空間の室内モデルを生成し、
前記コンピュータが、前記室内モデル、前記センサ情報および前記機器情報に基づいて、前記センサおよび前記機器の少なくともいずれかの前記対象空間におけるレイアウトを示すレイアウトデータを、複数の評価指標を含む複数の条件ごとに作成し、
前記コンピュータが、前記複数の条件ごとに作成されたレイアウトデータごとに、前記複数の評価指標ごとの評価スコアを算出し、
前記コンピュータが、前記建物情報、前記室内レイアウト情報、前記機器情報、前記センサ情報、前記室内モデル、および前記レイアウトデータに基づいて、前記室内の環境に関する室内環境情報を算出し、
前記コンピュータが、前記建物情報、前記室内レイアウト情報、前記機器情報、前記センサ情報、前記室内モデル、前記レイアウトデータ、および前記室内環境情報の少なくともいずれかに基づいて、前記センサの運用環境に関するセンサ環境情報を算出し、
前記コンピュータが、前記評価スコアの目標値を取得し、
前記レイアウトデータを作成することは、前記目標値に応じた評価スコアを得ることの可能なレイアウトデータを作成する、設計支援方法。 - 前記コンピュータは、前記建物情報、前記室内レイアウト情報、前記機器情報、前記センサ情報、前記室内モデル、前記レイアウトデータ、前記室内環境情報、および、前記センサ環境情報に基づいて、前記センサの検知性能を定量的に評価するための評価データを算出する、請求項4に記載の設計支援方法。
- 前記コンピュータは、前記建物情報、前記室内レイアウト情報、前記機器情報、前記センサ情報、前記室内モデル、および前記レイアウトデータに基づいて、前記センサの設定に関する設定情報を算出する、請求項4に記載の設計支援方法。
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