JP6136687B2 - 往復可能地点表示システムおよび表示処理プログラム - Google Patents

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本発明は、特定の一つまたは複数のエネルギーを動力源とする車で往復することができる地点を表示する往復可能地点表示システム、および、そのシステムで用いられる表示処理プログラムに関する。
車の動力源は車毎に定まっている。広く知られている動力源としては、ガソリン、軽油、電気がある。また、その他にも、水素、液化天然ガス、アルコール、シェールガス、バイオ燃料等も知られている。これらの動力源を消費して、内燃機関やモータなどの駆動力発生装置を作動させることで車は走行する。
動力源を消費することで車両は走行するので、車両は、動力源を随時、補給しなければならない。また、動力源により補給のしやすさが異なる。たとえば、電気のみを動力源とする電気自動車は、現状では、充電設備がガソリンスタンドほどには多くない。しかも、航続距離が内燃機関を駆動力発生装置とする内燃機関車よりも短い。これらのことから、電気自動車は、あとどれだけの航続可能距離があるかが、内燃機関車よりも問題となる。そこで、メータに航続可能距離を表示する電気自動車が知られている。
また、特許文献1には、航続可能距離に基づき走行可能範囲を設定し、その走行可能範囲をユーザに提示する技術が開示されている。
特開2003−21522号公報
しかし、航続可能距離に基づいて設定された走行可能範囲が提示されても、その範囲に含まれる地点に行けることの実感が得にくい。その結果、ある地点までの往復に電気自動車を利用したいと考えているとしても、自宅などの出発地とその地点との間を電気自動車で本当に往復できるかどうかの不安が解消されず、電気自動車の利用を躊躇してしまうこともあった。
また、電気自動車に限らず、ある動力源で走行する車において、航続可能距離に基づいて設定された走行可能範囲が提示されただけでは、その車で、自宅などの出発地とその地点との間を本当に往復できるかどうかの不安が解消されず、その車の利用を躊躇してしまうことも考えられる。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、ユーザが特定のエネルギーを動力源とする車を利用しやすくなる往復可能地点表示システム、および、そのシステムで用いられる表示処理プログラムを提供することにある。
その目的を達成するための本発明は、第1のエネルギーを動力源として備える第1車両で用いられ、その第1車両で訪問した訪問地点を取得する取得装置(62)と、所定の出発地と前記取得装置で取得した訪問地点との間を、前記第1のエネルギーとは異なる第2のエネルギーを動力源とする所定の第2車両で往復可能かを判断する往復判断装置(63)と、表示装置(50)と、前記往復判断装置で往復可能と判断した訪問地点を前記表示装置に表示させる表示処理装置(64)とを備えることを特徴とする往復可能地点表示システムである。
本発明では、表示装置の表示内容から、第1車両で過去に行ったことがある訪問地点が、所定の第2車両で往復可能であるかが分かる。そのため、第2車両で往復可能な地点の実感が得やすい。その結果、第2車両で出発地と訪問地点との間を往復することに対する不安が軽減されるので、第2車両を利用しやすくなる。
また、請求項3のように、第1車両を内燃機関車とし、第2車両を電気自動車とすると、次の具体的な効果が例示できる。たとえば、すでに内燃機関車と電気自動車の両方を所持しているユーザであって、所定の電気自動車がそのユーザが所有している電気自動車と同じ車種であれば、自身が所有する内燃機関車で訪問した地点に、自身が所有する電気自動車で往復できるかが分かる。電気自動車の電費は内燃機関の燃費よりも安いので、できるだけ電気自動車を利用したいと考えているユーザが多い。できるだけ電気自動車を利用したいと考えているユーザは、本発明により、電気自動車をより多く利用できるようになる。
また、内燃機関車は所有しているが電気自動車は所有しておらず、近く、内燃機関車を電気自動車へ買い替えたいと考えているユーザにとっても、請求項3に係る発明は有用である。すなわち、これまでに内燃機関車で訪問したことのある地点が、電気自動車で往復可能であるかが分かることにより、電気自動車で自身の行動範囲がカバーできるかどうかが分かる。よって、電気自動車に買い替えても不都合が生じないかどうかを判断しやすい。
なお、もちろん、請求項3や請求項3を引用する発明以外では、第1車両は内燃機関車である必要はなく、第2車両は電気自動車である必要はない。
また、別の発明は、コンピュータを、往復可能地点表示システムで用いられる表示処理装置として機能させるための表示処理プログラムである。
往復可能表示システムとしての機能を備えた携帯端末1の外観の概略図 図1のスマートフォン1の要部構成図 往復可能地点画面の例 往復可能地点画面の別例 変形例2−1の構成図
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。実施形態1では、図1に示すスマートフォン1が本発明の往復可能表示システムとしての機能を備える。このスマートフォン1は、内燃機関車(以下、ICE車)100に持ち込まれて使用される。また、自宅など、ICE車100の外でも使用される。ICE車100は、図示しない内燃機関を駆動力発生装置として備え、この内燃機関はガソリンまたは軽油を燃料とする。このICE車100は請求項の第1車両に相当する。また、ガソリンまたは軽油は請求項の第1のエネルギーに相当する。
本実施形態におけるICE車100は、内燃機関のみを駆動力発生装置とする車に限られず、内燃機関とモータとを駆動力発生装置として併用するハイブリッド車でもよい。
図2に、スマートフォン1の構成のうち実施形態1に関連する部分を示す。スマートフォン1は、記憶部10、通信部20、GPS受信機30、入力部40、表示部50、制御部60を備える。
記憶部10は、不揮発性のメモリであり、ICE車100で訪問した訪問地点など、後述する取得部62が取得する種々の情報を記憶する。 通信部20は、公衆電話回線網を介して他の通信機器とデータや音声の通信が可能である。また、ブルーツゥース(登録商標)などの近距離無線通信も可能である。GPS受信機30は、GPS人工衛星から送信される信号を受信し、受信した信号を制御部60へ送る。
入力部40は、ソフトウェアキーボードと一般的に呼ばれるものを含んでいる。すなわち、入力部40として、表示部50の表示面に表示されるキー配列図形とともに用いられる、表示部50の表示面に重畳配置されたタッチパネルを含んでいる。表示部50には、後述する往復可能地点地図が表示される。
制御部60は、CPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータであり、CPUがRAMの一時記憶機能を利用しつつROMに記憶されたプログラムを実行する。これにより、制御部60は、案内処理部61、取得部62、往復判断部63、表示処理部64として機能する。
案内処理部61は、目的地設定処理、目的地までの案内経路設定処理、設定した目的地までの経路案内処理などを行う。これらの処理においては、通信部20を介して外部から地図データを取得する。また、経路案内処理においては、GPS受信機30がGPS人工衛星から受信した電波をもとにして現在位置も逐次計算する。
取得部62は、予め登録されている自宅から出発して、ICE車100で訪問した訪問地点を逐次取得し、取得した訪問地点を記憶部10に蓄積する。なお、出発地が自宅である場合、訪問地点を訪問した後は、いずれ自宅に戻る。つまり、自宅と訪問地点との間を往復することになる。
訪問地点は、この実施形態1では、このスマートフォン1がICE車100に持ち込まれているときに取得する。スマートフォン1がICE車100に持ち込まれていることは、たとえば、通信部20を介して、ICE車100が備える所定の車載機と通信を行うことで検知する。また、ユーザが、ICE車100に持ち込まれていることをスマートフォン1に所定の操作で伝えてもよい。
スマートフォン1がICE車100に持ち込まれているときにおける訪問地点の取得方法は、たとえば、案内処理部61において目的地に到着したと判断したときに、案内処理部61からその目的地を取得する方法がある。
また、取得部62がGPS受信機30で受信した電波に基づいて現在位置を逐次判断し、一定時間、同一と判断できる地点に一定時間以上滞在したら、その地点を訪問地点としてもよい。あるいは、ICE車100がナビゲーション装置を搭載しており、そのナビゲーション装置が訪問地点を判定する機能を備えている場合、通信部20を介してそのナビゲーション装置と通信を行なって訪問地点を取得してもよい。
さらに、取得部62は、自宅と訪問地点との間をICE車100で往復した時の消費電力情報も取得する。消費電力情報とは、ICE車100に搭載されている乗員向け電気機器の消費電力に関連する情報である。ICE車100に搭載されている乗員向け電気機器には、エアコンやオーディオがある。これらの電気機器の消費電力に影響を与える情報には、それらの電気機器の消費電力そのものも含まれる。その他に、それらの電気機器のオン時間がある。また、エアコンに対する消費電力情報には、設定温度、天気、外気温がある。取得部62は、自宅と訪問地点との間をICE車100で往復した時の、これら消費電力情報の一部または全部を取得して、訪問地点に関連付けて記憶部10に記憶する。
また、取得部62は、自宅から訪問地点までの走行経路(往路)、および、訪問地点から自宅までの走行経路(復路)も取得する。往路、復路も、訪問地点に関連付けて記憶部10に記憶する。
往復判断部63は、自宅と取得部62が取得した訪問地点との間を、所定の電気自動車で往復可能かを判断する。なお、自宅は、請求項における拠点に相当する。また、この電気自動車は請求項の第2車両に相当する。よって、電気が請求項の第2のエネルギーに相当する。現状、ガソリンスタンドは、電気自動車に電気を補給できる施設よりもはるかに多い。すなわち、ICE車100が動力源とするガソリンまたは軽油は、電気自動車が動力源とする電気よりも、補給できる場所が多いエネルギーである。
所定の電気自動車は車種が特定されており、その電気自動車の航続距離に影響を与える種々のパラメータ(たとえばバッテリ容量)に基づいて、予め設定された計算式あるいはマップから、自宅と訪問地点との間をその電気自動車で往復可能か判断する。
また、自宅および訪問地点を通信部20を介して外部のサーバに送信し、外部のサーバが、予め設定された計算式あるいはマップから、自宅と訪問地点との間をその電気自動車で往復可能か判断してもよい。この場合、往復判断部63は、上記サーバから判断結果を取得する。
電気自動車の車種は、複数の車種から選択して設定できることが好ましいが、必ずしも複数の車種から選択できる必要はなく、特定の車種に限定されていてもよい。特定の車種専用の往復可能地点表示システムとなるが、車種別にシステムを用意すればよいからである。
この実施形態1では、取得部62が取得した消費電力情報も考慮して、自宅と訪問地点との間を電気自動車で往復可能かどうか判断する。したがって、上記計算式あるいはマップは、上記消費電力情報も入力パラメータとして入力することができるようになっている。
表示処理部64は、往復判断部63で往復可能と判断した訪問地点を表示部50に表示する。表示部50に表示する態様は、実施形態1では、地図上に訪問地点を一覧表示する。表示対象とする訪問地点に対して、その訪問地点を訪問した時期の制限(たとえば、過去1年以内など)を設けてもよい。
図3は表示処理部64の処理により表示部50に表示される表示例である。なお、図3では図示の便宜上、道路地図を省略しているが、実際には道路地図上に、自宅マーク70、フラグ80が表示される。フラグ80は、往復判断部63が往復可能であると判断した訪問地点を示しており、フラグ80の下に隣接して訪問地点名A〜Hも表示されている。以下では、図3に例示している、地図上に往復可能地点を表示した画面を往復可能地点画面という。
表示処理部64は、図3に例示したような往復可能地点画面を、所定の表示条件が成立したときに表示する。表示条件としては、たとえば、ユーザが表示指示操作を行い、入力部40から表示指示が入力されたことという条件がある。
(実施形態1の効果)
以上、説明した本実施形態によれば、表示部50に表示された往復可能地点表示画面(図3)から、自宅を出発地としてICE車100で往復したことのある訪問地点のうち、電気自動車で往復可能であると判断された訪問地点が一覧表示される。
この往復可能地点表示画面を見ることにより、過去にICE車100で自宅を出発地として実際に往復したことがある訪問地点のうち、所定の電気自動車で往復することができる地点を知ることができる。そのため、電気自動車で往復可能な地点の実感が得やすい。その結果、電気自動車で自宅と訪問地点との間を往復することに対する不安が軽減されるので、電気自動車を利用しやすくなる。
また、本実施形態では、往復可能地点画面はスマートフォン1に表示されるので、どこでも、往復可能地点画面を見ることができる。
なお、実施形態1において、取得部62、往復判断部63、表示部50、表示処理部64は、それぞれ、請求項の取得装置、往復判断装置、表示装置、表示処理装置に相当する。
(実施形態1の具体的使用例1)
具体的使用例1として、ICE車100に加えて、すでに電気自動車を所有しているユーザが本実施形態のスマートフォン1を利用する例を説明する。
ユーザは、自分が所有するICE車100で移動する際にスマートフォン1を車内に持ち込み、自宅から出発して往復した訪問地点をスマートフォン1に蓄積する。なお、そのユーザは、往復判断部63が往復可能かを判断する電気自動車が、自分の所有する電気自動車と同じ車種であることを確認した上で使用する。往復判断部63が複数の車種から一つの車種を選択可能である場合には、自分が所有する電気自動車の車種に設定しておく。
そして、たとえば、そのスマートフォン1を自宅に持ち帰ってから、上記表示指示操作を行って往復可能地点画面を表示部50に表示させる。
この往復可能地点画面を見ることで、自分が所有するICE車100で往復した地点が、自分が所有する電気自動車で往復できるかどうかが分かる。電気自動車の電費はICE車100よりも安いので、ICE車100と電気自動車の両方を所有している者は、できるだけ電気自動車を利用したいと考えていることが多い。しかし、バッテリー切れが心配であるため、通常、電気自動車で実際に往復している範囲は、電気自動車の能力から定まる往復可能範囲よりも狭い範囲となってしまっていることが多い。このような者にとって、本実施形態のように、自分が所有するICE車100で往復した地点が、自分が所有する電気自動車で往復できるかどうかが分かれば、次は、その地点に電気自動車で行ってみようと考える。よって、自分が所有する電気自動車をより多く利用できるようになる。
(実施形態1の具体的使用例2)
具体的使用例2として、ICE車100しか所有しておらず、近く、ICE車100を電気自動車へ買い替えたいと考えているユーザが本実施形態のスマートフォン1を利用する例を説明する。
この使用例2においても、ユーザは、自分が所有するICE車100で移動する際にスマートフォン1を車内に持ち込み、自宅から出発して往復した訪問地点をスマートフォン1に蓄積する。
使用例2においては、ユーザは、往復判断部63が往復可能かを判断する電気自動車が、購入を考えている電気自動車と同じ車種であることを確認した上で使用する。往復判断部63が複数の車種から一つの車種を選択可能である場合には、購入を考えている電気自動車の車種に設定しておく。
そして、たとえば、そのスマートフォン1を自宅に持ち帰ってから、上記表示指示操作を行って往復可能地点画面を表示部50に表示させる。これにより、これまでにICE車100で往復したことのある種々の地点が、電気自動車で往復可能であるかが分かる。よって、電気自動車で自分の行動範囲がカバーできるかどうかが分かるので、電気自動車に買い替えても不都合が生じないかどうかを判断しやすい。
(実施形態2)
次に実施形態2を説明する。この第2実施形態以下の説明において、それまでに使用した符号と同一番号の符号を有する要素は、特に言及する場合を除き、それ以前の実施形態における同一符号の要素と同一である。また、構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分については先に説明した実施形態を適用することができる。
実施形態2では、図4に示す往復可能地点画面を図3に代えて表示する。図4に示す往復可能地点画面にも、図3と同じ自宅マーク70、フラグ80が表示されている。それに加えて、往復判断部63で往復可能と判断した訪問地点に基づいて定まる往復可能範囲90が破線の円により示されている。
この往復可能範囲90の円よりも小さい円は往復実績範囲92であり、電気自動車で実際に往復した地点に基づいて定まる範囲を示している。この往復実績範囲92は、取得部62が、電気自動車で実際に往復した地点を取得した場合に表示する。電気自動車で実際に往復した地点は、ユーザが電気自動車を所有している場合、ICE車100と同様に、スマートフォン1を持ち込んで使用すれば、取得可能である。また、その電気自動車に搭載されているナビゲーション装置などの移動履歴を記憶する装置と通信を行なって取得してもよい。
図4には、さらに、往復判断部63による判断の結果、自宅から出発して往復できないと判断した訪問地点である地点J、Kも示されている。
これらの地点J、Kに対しては×印82が示されており、往復可能と判断した地点であることを示すマークであるフラグ80とは区別されている。
さらに、図4に示す往復可能地点画面には、往復可能と判断した訪問地点のうちの一部の地点(図4では地点A、D)に対して、その訪問地点に実際に訪問したときの走行経路も表示されている。表示されている走行経路は、地点Dは2本である。これらはそれぞれ往路と復路であり、走行経路に沿って表示されている矢印の向きにより往路か復路かの区別が可能となっている。地点Aに対する走行経路は1本のみである。これは往路と復路とが同一であったからである。
さらに、地点A、Dに対しては、走行経路だけでなく、ICE車100で走行したときの日付、天気、外気温も示されている。天気、外気温は請求項の消費電力情報である。
なお、図4では、一部の地点A、Dについてのみ、走行経路、天気、外気温が表示されているが、その他の地点についてもこれらが表示されてもよい。
(実施形態2の効果)
この第2実施形態では、往復可能地点画面に往復可能範囲90が表示される。また、ICE車100で自宅から往復した訪問地点のうち、電気自動車では往復できないと判断した地点が、往復可能と判断した地点とは異なるマーク(×印82)で表示される。これら往復可能範囲90と×印82が表示されることで、実施形態1よりも、電気自動車でどこまで往復可能かが分かりやすくなる。
また、往復実績範囲92も表示される。往復実績範囲92よりも外側にフラグ80が表示された場合には、電気自動車での行動範囲をもっと広げることができる、という判断が可能となる。
また、電気自動車で往復できると判断した地点の一部には走行経路、天気、外気温が表示されるので、それらから、どのような経路、状況でのICE車100での走行が、電気自動車で往復可能と判断されたかが分かりやすい。これにより、どのような状況の場合に、どこまでの地点なら往復することができるかの判断が容易になる。そのため、電気自動車の電池切れが心配な者にとって、より安心して電気自動車が利用できるようになる。
(実施形態3)
実施形態3では、往復判断部63による判断結果を表示部50に表示する表示条件を、ICE車100である地点を訪問して自宅に戻ってきたことという条件にする。このようにすれば、自宅に戻ってきたときに自動的に、今回の訪問地点が電気自動車で往復可能であったかどうかが分かる。なお、実施形態3では、スマートフォン1に代えて、車載ナビゲーション装置など、車載機が前述の実施形態の機能を備えることが好ましい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(変形例1)
たとえば、前述の実施形態では、電気自動車で往復できると判断した訪問地点を地図上に表示していたが、その訪問地点の名称を地図以外の場所に表示するなど、電気自動車で往復できると判断した訪問地点を地図上以外に表示してもよい。
(変形例2)
また、前述の実施形態では、スマートフォン1が、取得部62、往復判断部63、表示処理部64、表示部50を備えていたが、それらのうちの一部の要素を別の装置が備えてもよい。また、全部を車載ナビゲーション装置など他の装置が備えてもよい。
一部の要素を他の装置が備える態様としては、以下の態様がある。たとえば、図5に示すように、車載ナビゲーション装置等のICE車100に搭載された車載機110が取得部62を備え、往復判断部63は所定のサーバが備え、表示処理部64、表示部50は、電気自動車300に搭載された車載機310が備える(変形例2−1)。この例では、相互に通信を行うために、車載機110、サーバ200、車載機310は、それぞれ、無線送信装置111、無線送受信装置201、無線受信装置311を備える。
また、変形例2−1における電気自動車300の車載機310が備える機能のみをスマートフォン1が備えてもよい(変形例2−2)。
また、取得部62を車載ナビゲーション装置が備え、往復判断部63、表示処理部64、表示部50をスマートフォン1が備えてもよい(変形例2−3)。
また、取得部62はスマートフォン1が備え、往復判断部63、表示処理部64、表示部50は電気自動車に搭載された車載機が備えてもよい(変形例2−4)。
これらは例であり、他の態様でもよい。なお、複数の装置に、取得部62、往復判断部6、表示処理部64、表示部50が分散する場合、必要な情報を通信するために適宜、無線通信装置が設けられる。
(変形例3)
前述の実施形態では、ICE車100で訪問地点を訪問したときの消費電力情報を考慮して、自宅と訪問地点との間を往復できるか判断していた。しかし、実際の消費電力情報を考慮せずに、消費電力情報を予め設定された値として、自宅と訪問地点との間を往復できるか判断してもよい。
(変形例4)
前述の実施形態では、自宅から出発して訪問した地点に限定して、自宅とその地点との間を電気自動車で往復できるか判断していたが、自宅以外の地点から出発して訪問した地点についても、自宅とその地点との間を電気自動車で往復できるか判断してもよい(変形例4−1)。また、拠点として、自宅以外の場所を設定してもよい(変形例4−2)。
(変形例5)
また、前述の実施形態では、電気自動車で往復可能と判断した地点をまとめて表示していたが、個別に、その地点を表示してもよい。
(変形例6)
また、前述の実施形態では、第1車両を内燃機関車、第2車両を電気自動車として説明したが、これに限られない。第1車両と第2車両が、互いに異なるエネルギーを動力源としていれば、本発明は適用できる。なお、第1車両と第2車両の動力源は重複があっても、完全に一致していなければ、互いに異なるエネルギーを動力源としているとする。たとえば、ガソリンと電気とを動力源とするハイブリッド車両と、電気のみを動力源とする電気自動車は、互いに異なるエネルギーを動力源としている車両である。また、第2車両が複数種類のエネルギーを動力源とする車両でもよい。
1 スマートフォン(往復可能地点表示システム)、 10 記憶部、 20 通信部、 30 GPS受信機、 40 入力部、 50 表示部(表示装置)、 60 制御部、 61 案内処理部、 62 取得部(取得装置)、 63 往復判断部(往復判断装置)、 64 表示処理部(表示処理装置)、 70 自宅マーク、 80 フラグ、 82 ×印、 90 往復可能範囲、 92 往復実績範囲、 100 内燃機関車、 110 車載機、 111 無線送信装置、 200 サーバ、 201 無線送受信装置、 300 電気自動車、 310 車載機、 311 無線受信装置

Claims (13)

  1. 第1のエネルギーを動力源として備える第1車両で用いられ、その第1車両で訪問した訪問地点を取得する取得装置(62)と、
    所定の出発地と前記取得装置で取得した訪問地点との間を、前記第1のエネルギーとは異なる第2のエネルギーを動力源とする所定の第2車両で往復可能かを判断する往復判断装置(63)と、
    表示装置(50)と、
    前記往復判断装置で往復可能と判断した訪問地点を前記表示装置に表示させる表示処理装置(64)と
    を備えることを特徴とする往復可能地点表示システム。
  2. 請求項1において、
    前記第1のエネルギーは、前記第2のエネルギーよりも補給できる場所が多いエネルギーであることを特徴とする往復可能地点表示システム。
  3. 請求項1において、
    前記第1車両は内燃機関を駆動力発生装置として備える内燃機関車であり、前記第1のエネルギーは前記内燃機関で消費される液体燃料であり、
    前記第2車両はモータを駆動力発生装置として備える電気自動車であり、前記第2のエネルギーは電気であることを特徴とする往復可能地点表示システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記表示処理装置は、前記往復判断装置で往復可能と判断した訪問地点を、前記表示装置に表示した地図上に表示することを特徴とする往復可能地点表示システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、
    前記表示処理装置は、前記往復判断装置で往復可能と判断した訪問地点を、前記表示装置に一覧表示することを特徴とする往復可能地点表示システム。
  6. 請求項3において、
    前記往復判断装置における前記所定の出発地は、拠点として予め設定されている地点であり、
    前記取得装置は、前記拠点から出発した場合に前記訪問地点を取得し、かつ、前記内燃機関車に搭載されている乗員向け電気機器の消費電力に関連する情報である消費電力情報であって、前記拠点を出発してから前記拠点に戻るまでの情報を取得し、
    前記表示処理装置は、前記往復判断装置で往復可能と判断した訪問地点を前記表示装置に表示することに加えて、前記往復判断装置で往復可能と判断した訪問地点と前記拠点との間を前記内燃機関車が往復したときの前記消費電力情報も前記表示装置に表示することを特徴とする往復可能地点表示システム。
  7. 請求項6において、
    前記往復判断装置は、前記取得装置が取得した消費電力情報も使用して、前記拠点と前記訪問地点との間を前記所定の電気自動車で往復可能かを判断することを特徴とする往復可能地点表示システム。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項において、
    前記往復判断装置における前記所定の出発地は、拠点として予め設定されている地点であり、
    前記取得装置は、前記拠点から出発した場合に前記訪問地点を取得し、かつ、前記拠点と前記訪問地点との間の走行経路も取得し、
    前記表示処理装置は、前記往復判断装置で往復可能と判断した訪問地点を前記表示装置に表示することに加えて、前記往復判断装置で往復可能と判断した訪問地点と前記拠点との間の走行経路も前記表示装置に表示することを特徴とする往復可能地点表示システム。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項において、
    前記取得装置は携帯型であり、前記第1車両に持ち込まれて使用されることで、前記訪問地点を取得することを特徴とする往復可能地点表示システム。
  10. 請求項9において、
    携帯型である前記取得装置が、前記表示装置と前記表示処理装置を備えることを特徴とする往復可能地点表示システム。
  11. 請求項1〜6のいずれか1項において、
    前記取得装置が前記第1車両に取り付けられていることを特徴とする往復可能地点表示システム。
  12. 請求項11において、
    前記第1車両に設置され、前記訪問地点を無線送信する無線送信装置(111)と、
    前記無線送信装置が送信した前記訪問地点を受信して、前記往復判断装置に出力する無線受信装置(201)と
    を備えることを特徴とする往復可能地点表示システム。
  13. コンピュータを、請求項1〜12のいずれか1項に記載の往復可能地点表示システムで用いられる前記表示処理装置として機能させるための表示処理プログラム。
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