JP6136630B2 - 移動先判定装置、移動先判定方法、及び移動先判定プログラム - Google Patents

移動先判定装置、移動先判定方法、及び移動先判定プログラム Download PDF

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本発明は、移動先判定装置、移動先判定方法、及び移動先判定プログラムに関する。
スマートフォンやタブレット型端末等、タッチパネルを搭載した電子機器が利用されている。タッチパネルは、タッチパネル上に表示された画像上に、指や専用のペン等が接触すると、接触位置の情報を示す情報信号を外部へ出力する電子部品である。
タッチパネルに対する接触物の接触位置の特定方式としては、例えば、抵抗膜方式や静電容量方式が有る。抵抗膜方式は、金属の抵抗膜に生じた電圧に基づいて接触位置を特定する方式である。静電容量方式は、指がタッチパネルデバイスに近づいた際の静電気に基づいて接触位置を特定する方式である。
タッチパネルを介した操作方法として、フリック(スライド)操作が有る。スライド操作とは、タッチパネル上に指が接触した状態で、当該指をスライドさせる操作をいう。フリック操作は、例えば、携帯電話のボタンや、PC(Personal Computer)に接続されたキーボード又はマウス等では得難い操作感を、ユーザに提供することができる。
特表2011−501263号公報
しかしながら、ユーザが手に汗をかいている場合等、濡れた手でフリック操作を行い場合、タッチパネルの接触面において指が突っかかって移動しない場合がある。タッチパネルは、この場合、ユーザが意図したフリック操作が認識されない可能性が高い。
そこで、一側面では、接触面を介した操作性を向上させることを目的とする。
一つの案では、移動先判定装置は、接触面に対する物体の接触位置を検出する第一の検出部と、前記物体による前記接触面に対する圧力を検出する第二の検出部と、前記第二の検出部によって検出される圧力又は圧力の変化量が第一の閾値を超える場合に、前記第一の検出部によって検出される接触位置の移動方向と前記圧力又は圧力の変化量とに基づいて、前記接触位置の移動先を判定する判定部とを有する。
一態様によれば、接触面を介した操作性を向上させることができる。
本実施の形態における携帯端末のハードウェア構成例を示す図である。 圧力センサの配置例を示す図である。 本実施の形態における電子機器の機能構成例を示す図である。 イベント処理部が実行する処理概要を示す図である。 イベント処理部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 移動量及び圧力差の一例を説明するための図である。 対応情報記憶部の構成例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態における電子機器のハードウェア構成例を示す図である。図1において、電子機器10は、CPU11、メモリ12、補助記憶装置13、タッチパネル14、及び圧力センサ18等を有する。
補助記憶装置13は、電子機器10にインストールされたプログラム等を記憶する。メモリ12は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置13からプログラムを読み出して記憶する。CPU11は、メモリ12に記憶されたプログラムに従って電子機器10に係る機能を実現する。
タッチパネル14は、入力機能と表示機能との双方を備えた電子部品であり、情報の表示や、ユーザからの入力の受け付け等を行う。タッチパネル14は、表示装置15、入力装置16、及びタッチコントロールIC17等を含む。
表示装置15は、液晶パネル等であり、タッチパネル14の表示機能を担う。入力装置16は、タッチパネル14の表面(接触面)に対する接触物の接触を検出するセンサを含む電子部品である。接触物の接触の検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、又は光学方式等、公知の方式のいずれであってもよい。入力装置16は、接触物に反応した(すなわち、接触を検出した)センサの座標の集合(以下、「センサ座標群」という。)の集合をタッチコントロールIC17に入力する。なお、接触物とは、タッチパネル14に接触する物体をいう。斯かる物体の一例として、ユーザの指や専用又は一般のペン等が挙げられる。
タッチコントロールIC17は、入力装置16より入力されるセンサ座標群に基づいて、接触物の接触領域の形状の特定等を実行するIC(Integrated Circuit)である。圧力センサ18は、タッチパネル14の接触面に対する接触物の接触によって、当該接触面に対して作用する圧力の大きさを検出する電子部品である。
なお、電子機器10の一例として、スマートフォン若しくはタブレット型端末等の携帯型端末、車載器、デジタルカメラ、家電製品、その他タッチパネルを有する各種の電子機器が挙げられる。
図2は、圧力センサの配置例を示す図である。図2に示されるように、圧力センサ18は、シート状の平面的な形状を有し、タッチパネル14の下層に配置される。例えば、圧力センサ18は、タッチパネル14の接触面の全面又は略全面における圧力を検出することができる。
図3は、本実施の形態における電子機器の機能構成例を示す図である。図3中、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図3において、電子機器10は、タッチパネル制御部101、圧力センサ制御部102、イベント処理部103、及び対応情報記憶部104等を有する。タッチパネル制御部101、圧力センサ制御部102、及びイベント処理部103は、補助記憶装置13に記憶され、メモリ12にロードされたプログラムがCPU11に実行させる処理により実現される。対応情報記憶部104は、例えば、補助記憶装置13等を用いて実現可能である。
タッチパネル制御部101は、タッチパネル14を操作するためのAPI(Application Program Interface)を提供すると共に、タッチパネル14に対する接触物の接触や、接触位置の移動等を示すイベントをイベント処理部103に通知する。また、タッチパネル制御部101は、タッチコントロールIC17によって特定される接触領域の形状に基づいて、接触位置を算出する。接触位置は、例えば、接触領域の重心である。圧力センサ制御部102は、圧力センサ18を操作するためのAPIを提供する。圧力センサ制御部102は、APIを介して、圧力センサ18によって検出される圧力の大きさを示す値(以下、「圧力値」という。)を、イベント処理部103に通知する。
イベント処理部103は、タッチパネル制御部101より通知されるイベントに応じた処理を実行し、タッチパネル14を介した操作に対応したイベントを上位のアプリケーション等に対して通知する。本実施の形態において、イベント処理部103は、タッチパネル14の接触面上において、物体の滑りが妨げられたことを検知すると、ユーザが意図したと推定される位置を、接触位置の移動先の位置として、上位アプリケーション等に通知する。物体の滑りが妨げられる状況とは、ユーザから見た場合、例えば、スライド操作又はフリック操作(以下、「フリック操作」で統一する。)を行おうとした場合、指先等が接触面上で突っかかって移動しない状況をいう。したがって、本実施の形態によれば、指先等が接触面上で突っかかった場合であっても、電子機器10は、フリック操作を認識することができ、フリック操作に応じた動作を行うことができる。
対応情報記憶部104は、圧力センサ18によって検出される圧力値の変化量と、接触面上における接触位置の移動量の推定値との関係を示す情報を記憶する。
なお、電子機器10を、タッチパネル制御部101又は圧力センサ制御部102として機能させるプログラムは、例えば、タッチパネル14のデバイスドライバ又は圧力センサのデバイスドライバであってもよい。また、電子機器10を、イベント処理部103として機能させるプログラムは、電子機器10のOS(Operating System)を構成するプログラムであってもよい。
続いて、イベント処理部103が実行する処理の概要について説明する。図4は、イベント処理部が実行する処理概要を示す図である。以降では、ユーザの指を、接触物の一例として説明する。
図4の(1)は、ユーザの意図しているフリック操作を示す。ユーザは、フリック操作をする際、指F1で、タッチパネル14の接触面上の所望の位置にタッチする(S1)。当該位置を、「初期位置」という。なお、この際、圧力センサ18によって、例えば、圧力値p1が検出される。続いて、ユーザは、指F1を接触面に接触させた状態で、初期位置から所望の位置まで指F1をスライドさせる(S2)。
図4(2)は、指F1がタッチした後、指F1が滑らなかった場合(突っかかった場合)を示す。指F1が突っかかると、ユーザは、指をスライドさせようとして、スライド方向への力を強める。その結果、例えば、圧力p2が、圧力p2を示す矢印の方向に働く。図4においてタッチパネル14に対する垂直方向をZ軸とすると、圧力p2のうちのZ軸方向の成分p3が、圧力センサ18によって検出される。
イベント処理部103は、圧力p1から圧力p3への変化量と、指F1の移動方向とに基づいて、指F1の移動先について、ユーザが意図した位置を推定する。具体的には、圧力p1から圧力p3への変化量によって、初期位置からの移動量が判定される。当該移動量分だけ、指F1の移動方向にずれた位置が、ユーザの意図した移動先であると判定される。なお、指F1の移動方向は、タッチパネル制御部101より通知される接触位置の座標値の変化に基づいて特定される。すなわち、ユーザの感覚では指F1が移動していない状態でも、指F1をスライドさせようとした状態において、指F1による接触領域、すなわち、センサ座標群は変化する。センサ座標群の変化に応じ、タッチパネル制御部101より通知される接触位置の座標値も変化するのである。
以下、電子機器10が実行する処理手順について説明する。図5は、イベント処理部が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
イベント処理部103は、タッチパネル制御部101より、Downイベントが通知されると(S101)、初期位置の座標値及び現時点において圧力センサ18によって検出されている圧力値を取得する(S102)。すなわち、図6における(1)の状態が発生すると、ステップS102が実行される。Downイベントとは、接触物が接触面に接触した際に、通知されるイベントである。なお、初期位置の座標値は、タッチパネル制御部101より取得される。圧力値は、圧力センサ制御部102より取得される。ステップS102において取得された座標値を、「初期座標値」といい、圧力値を、「初期圧力値」という。
続いて、タッチパネル制御部101よりMoveイベントが通知されると、イベント処理部103は、現時点の接触位置の座標値をタッチパネル制御部101より取得し、現時点の圧力値を圧力センサ制御部102より取得する(S104)。なお、Moveイベントとは、センサ座標群(接触領域)が移動した際に通知されるイベントである。ユーザの感覚では指が移動していない状態でも、センサ座標群の移動が検出されれば、Moveイベントは通知される。ステップS104において取得された座標値を、「移動後座標値」といい、圧力値を、「移動後圧力値」という。
続いて、イベント処理部103は、初期座標値から移動後座標値への移動量及び移動方向を算出する(S105)。当該移動量及び移動方向は、初期座標値を始点とし、移動後座標値を終点とするベクトルによって表現されてもよい。当該ベクトルの大きさが移動量となり、当該ベクトルの向きが移動方向となる。
続いて、イベント処理部103は、初期圧力値と移動後圧力値との差分(以下、「圧力差」という。)を算出する(S106)。すなわち、圧力差とは、接触位置の移動前後における圧力の変化量である。
図6は、移動量及び圧力差の一例を説明するための図である。図6において、(1)は、Downイベントが通知されて、Moveイベントが通知されている過程における、接触位置及び圧力値の変化を示す。(2)は、タッチパネル14によって検出される接触位置の軌跡を示す。位置Pos1は、初期座標値に対応する位置である。位置Pos2は、移動後座標値に対応する位置である。なお、位置Pos3は、ユーザが意図していた移動先の位置である。
図6の例では、位置Pos1から位置Pos2への移動量及び移動方向が、ステップS105において算出される。また、位置Pos1における圧力値p1と、位置Pos2における圧力値p2との差分が、ステップS106において算出される。
続いて、イベント処理部103は、移動量が、閾値α以下であるか否かを判定する(S107)。ここで、閾値αは、チャタリング又は遊びの範囲を規定する閾値である。より平易に言えば、閾値αは、ユーザが意図していない接触物の座標値の変化を、無視するための閾値である。すなわち、例えば、ユーザが一点をタッチしているつもりでいる場合においても、センサ座標群は、指先等の微小な揺らぎ等により変化する。このような変化までもが移動として検出され、上位アプリケーションに通知された場合、上位アプリケーションは、ユーザの意図していない処理を電子機器10に実行させる可能性が有る。閾値αは、そのような不都合を回避するための閾値である。
移動量が、閾値αを超える場合(S107でNo)、イベント処理部103は、通常のイベント処理を実行する(S108)。例えば、Moveイベントが上位アプリケーションに通知される。この場合は、指がスムーズに移動している可能性が高いからである。
一方、移動量が、閾値α以下である場合、すなわち、接触位置の座標値の変化がチャタリングの範囲内である場合(S107でYes)、イベント処理部103は、圧力差が、閾値βを超えるか否かを判定する(S109)。閾値βは、接触物の突っかかりの発生の有無を判定するための閾値である。なお、ステップS109の判定は、移動量が閾値α以内である期間において行われる。したがって、ステップS109では、移動量が閾値α以内である期間における圧力差が、閾値βを超えるか否かの判定に相当する。
圧力差が、閾値β以下である場合(S109でNo)、ステップS103以降が繰り返し実行される。なお、ステップS103以降の繰り返しの過程において、指が接触面から離れることにより、接触位置が検出されなくなった場合は、通常のイベント処理が実行される。例えば、初期座標値に対するダウンイベントが、上位アプリケーションに通知される。
圧力差が、閾値βを超える場合(S109でYes)、イベント処理部103は、指の突っかかりが発生したと判定する。具体的には、図4の(2)における状態の発生が検知される。すなわち、図6に示される移動量が、閾値α未満である場合に、図6に示される圧力差が閾値βを超えていれば、指が、Pos2において突っかかっていると判定される。図6の移動量が閾値α未満である場合、図中では、位置Pos1と位置Pos2とは離れているが、ユーザの感覚では、位置Pos1と位置Pos2とは、ほぼ同じ位置である。なお、移動量が閾値αを超える場合であっても、圧力差が閾値βを超える場合に、指の突っかかりが発生したと判定されてもよい。
ステップS109でYesの場合、イベント処理部103は、圧力差に対応する推定移動量を、対応情報記憶部104を参照して特定する(S110)。推定移動量とは、ユーザが意図した移動先までの、移動後座標値に係る位置からの移動量の推定値をいう。
図7は、対応情報記憶部の構成例を示す図である。図7において、対応情報記憶部104は、圧力差に対応付けて推定移動量を記憶する。例えば、圧力差が大きければ大きいほど、より大きな推定移動量が対応付けられてもよい。
ステップS109において、イベント処理部103は、ステップS106において算出された圧力差に対応付けられている推定移動量を特定する。なお、当該圧力差に対応するレコードが対応情報記憶部104に記憶されていない場合、対応情報記憶部104に記憶されている情報を、例えば、線形補間等することによって、当該圧力差に対応する推定移動量が算出されてもよい。または、対応情報記憶部104に記憶される情報は、関数式又は関数式を構成するパラメータ等であってもよい。この場合、ステップS109では、当該関数式に対して、ステップS106において算出された圧力値を当てはめることで、推定移動量が算出されてもよい。
続いて、イベント処理部103は、移動方向及び推定移動量に基づいて、ユーザが意図したであろう移動先(以下、「推定移動先」という。)の座標値を算出する(S111)。ここでの移動方向は、ステップS105において算出された移動方向である。すなわち、ステップS111では、移動後座標値に対して当該移動方向に、推定移動量分ずれた位置の座標値が、推定移動先の座標値として算出される。上位アプリケーション等には、推定移動先の座標値が通知される。その結果、上位アプリケーション等は、ユーザが意図したフリック操作に応じた処理を、電子機器10に実行させることができる。
上述したように、本実施の形態によれば、指等の接触物の突っかかりを検出することができ、当該接触物の意図された移動先を推定することができる。その結果、接触面を介した操作性を向上させることができる。
また、閾値α以内である期間における圧力差が、閾値βを超える場合に、接触物の突っかかりが発生したことが判定される。したがって、Moveイベントが上位アプリケーション等に通知される前に、フリック操作による移動先を上位アプリケーションに通知することができる。その結果、ユーザが意図しないMoveイベントに応じた処理の実行を回避できる可能性を高めることができる。
なお、上記では、圧力差(圧力の変化量)が閾値βを超えることが、接触物の突っかかりの検出要件とされているが、圧力の変化量ではなく、圧力の値が所定の閾値を超える場合に、接触物の突っかかりの検出要件とされてもよい。この場合、対応情報記憶部104は、圧力の値に対応付けて推定移動量を記憶してもよい。
なお、接触面を有する入力装置であれば、ノートPC等に備えられているタッチパッド等、タッチパネル以外の入力装置に本実施の形態が適用されてもよい。すなわち、表示装置を含まない電子部品であって、接触面を有する入力装置を備えた電子部品に本実施の形態が適用されてもよい。
なお、本実施の形態において、電子機器10は、移動先判定装置の一例である。タッチパネル14は、第一の検出部の一例である。圧力センサ18は、第二の検出部の一例である。イベント処理部103は、判定部の一例である。閾値βは、第一の閾値の一例である。閾値αは、第二の閾値の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
接触面に対する物体の接触位置を検出する第一の検出部と、
前記物体による前記接触面に対する圧力を検出する第二の検出部と、
前記第二の検出部によって検出される圧力又は圧力の変化量が第一の閾値を超える場合に、前記第一の検出部によって検出される接触位置の移動方向と前記圧力又は圧力の変化量とに基づいて、前記接触位置の移動先を判定する判定部とを有する移動先判定装置。
(付記2)
前記判定部は、前記第一の検出部によって検出される接触位置の移動量が第二の閾値以下である期間において、前記第二の検出部によって検出される圧力又は圧力の変化量が前記第一の閾値を超える場合に、前記期間における前記接触位置の移動方向と前記圧力又は圧力の変化量とに基づいて、前記接触位置の移動先の位置を判定する付記1記載の移動先判定装置。
(付記3)
前記第二の閾値は、前記物体の移動として認識されない範囲の値である付記2記載の移動先判定装置。
(付記4)
圧力又は圧力の変化量と移動量との関係を示す情報を記憶する記憶部を有し、
前記判定部は、前記第一の閾値を超える圧力又は圧力の変化量が検出された時点における前記接触位置に対して、前記移動方向に、前記圧力又は圧力の変化量と前記記憶部とに基づいて特定される移動量分ずれた位置を、前記接触位置の移動先の位置と判定する付記1乃至3いずれか一項記載の移動先判定装置。
(付記5)
電子機器が、
接触面に対する物体の接触位置を検出し、
前記物体による前記接触面に対する圧力を検出し、
検出される圧力又は圧力の変化量が第一の閾値を超える場合に、検出される接触位置の移動方向と前記圧力又は圧力の変化量とに基づいて、前記接触位置の移動先を判定する、
処理を実行する移動先判定方法。
(付記6)
前記判定する処理は、検出される接触位置の移動量が第二の閾値以下である期間において、検出される圧力又は圧力の変化量が前記第一の閾値を超える場合に、前記期間における前記接触位置の移動方向と前記圧力又は圧力の変化量とに基づいて、前記接触位置の移動先の位置を判定する付記5記載の移動先判定方法。
(付記7)
前記第二の閾値は、前記物体の移動として認識されない範囲の値である付記6記載の移動先判定方法。
(付記8)
前記判定する処理は、前記第一の閾値を超える圧力又は圧力の変化量が検出された時点における前記接触位置に対して、前記移動方向に、前記圧力又は圧力の変化量と、圧力又は圧力の変化量と移動量との関係を示す情報を記憶する記憶部とに基づいて特定される移動量分ずれた位置を、前記接触位置の移動先の位置と判定する付記5乃至7いずれか一項記載の移動先判定方法。
(付記9)
電子機器に、
接触面に対する物体の接触位置を検出し、
前記物体による前記接触面に対する圧力を検出し、
検出される圧力又は圧力の変化量が第一の閾値を超える場合に、検出される接触位置の移動方向と前記圧力又は圧力の変化量とに基づいて、前記接触位置の移動先を判定する、
処理を実行させる移動先判定プログラム。
(付記10)
前記判定する処理は、検出される接触位置の移動量が第二の閾値以下である期間において、検出される圧力又は圧力の変化量が前記第一の閾値を超える場合に、前記期間における前記接触位置の移動方向と前記圧力又は圧力の変化量とに基づいて、前記接触位置の移動先の位置を判定する付記9記載の移動先判定プログラム。
(付記11)
前記第二の閾値は、前記物体の移動として認識されない範囲の値である付記10記載の移動先判定プログラム。
(付記12)
前記判定する処理は、前記第一の閾値を超える圧力又は圧力の変化量が検出された時点における前記接触位置に対して、前記移動方向に、前記圧力又は圧力の変化量と、圧力又は圧力の変化量と移動量との関係を示す情報を記憶する記憶部とに基づいて特定される移動量分ずれた位置を、前記接触位置の移動先の位置と判定する付記9乃至11いずれか一項記載の移動先判定プログラム。
10 電子機器
11 CPU
12 メモリ
13 補助記憶装置
14 タッチパネル
15 表示装置
16 入力装置
17 タッチコントロールIC
18 圧力センサ
101 タッチパネル制御部
102 圧力センサ制御部
103 イベント処理部
104 対応情報記憶部

Claims (6)

  1. 接触面に対する物体の接触位置を検出する第一の検出部と、
    前記物体による前記接触面に対する圧力を検出する第二の検出部と、
    前記第二の検出部によって検出される圧力又は圧力の変化量が第一の閾値を超える場合に、前記第一の検出部によって検出される接触位置の移動方向と前記圧力又は圧力の変化量とに基づいて、前記接触位置の移動量よりも大きな移動量に係る位置を、前記接触位置の移動先として判定する判定部とを有する移動先判定装置。
  2. 接触面に対する物体の接触位置を検出する第一の検出部と、
    前記物体による前記接触面に対する圧力を検出する第二の検出部と、
    前記第二の検出部によって検出される圧力又は圧力の変化量が第一の閾値を超える場合に、前記第一の検出部によって検出される接触位置の移動方向と前記圧力又は圧力の変化量とに基づいて、前記接触位置の移動先を判定する判定部とを有し、
    前記判定部は、前記第一の検出部によって検出される接触位置の移動量が第二の閾値以下である期間において、前記第二の検出部によって検出される圧力又は圧力の変化量が前記第一の閾値を超える場合に、前記期間における前記接触位置の移動方向と前記圧力又は圧力の変化量とに基づいて、前記接触位置の移動先の位置を判定する移動先判定装置。
  3. 前記第二の閾値は、前記物体の移動として認識されない範囲の値である請求項2記載の移動先判定装置。
  4. 圧力又は圧力の変化量と移動量との関係を示す情報を記憶する記憶部を有し、
    前記判定部は、前記第一の閾値を超える圧力又は圧力の変化量が検出された時点における前記接触位置に対して、前記移動方向に、前記圧力又は圧力の変化量と前記記憶部とに基づいて特定される移動量分ずれた位置を、前記接触位置の移動先の位置と判定する請求項2又は3記載の移動先判定装置。
  5. 電子機器が、
    接触面に対する物体の接触位置を検出し、
    前記物体による前記接触面に対する圧力を検出し、
    検出される圧力又は圧力の変化量が第一の閾値を超える場合に、検出される接触位置の移動方向と前記圧力又は圧力の変化量とに基づいて、前記接触位置の移動先を判定する、
    処理を実行し、
    前記判定する処理は、前記接触位置を検出する処理において検出される接触位置の移動量が第二の閾値以下である期間において、前記圧力を検出する処理において検出される圧力又は圧力の変化量が前記第一の閾値を超える場合に、前記期間における前記接触位置の移動方向と前記圧力又は圧力の変化量とに基づいて、前記接触位置の移動先の位置を判定する移動先判定方法。
  6. 電子機器に、
    接触面に対する物体の接触位置を検出し、
    前記物体による前記接触面に対する圧力を検出し、
    検出される圧力又は圧力の変化量が第一の閾値を超える場合に、検出される接触位置の移動方向と前記圧力又は圧力の変化量とに基づいて、前記接触位置の移動先を判定する、
    処理を実行させ
    前記判定する処理は、前記接触位置を検出する処理において検出される接触位置の移動量が第二の閾値以下である期間において、前記圧力を検出する処理において検出される圧力又は圧力の変化量が前記第一の閾値を超える場合に、前記期間における前記接触位置の移動方向と前記圧力又は圧力の変化量とに基づいて、前記接触位置の移動先の位置を判定する移動先判定プログラム。
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