JP6134425B1 - 駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力された両方向の回転運動を、同一方向の滑らかな回転運動として出力する。【解決手段】駆動装置10は、正逆回転運動が入力される入力回転軸12と、正回転運動が出力される出力回転軸14と、入力回転軸12から出力回転軸14に回転運動を伝達する第一伝達部18および第二伝達部20を備えている。第一伝達部18は、入力回転軸12と連動して正回転する第一スプロケット22と、出力回転軸14を連動させながら正回転する第二スプロケット24と、第一スプロケット22と第二スプロケット24に装着された第一ローラチェーン26を備えている。第二伝達部20は、入力回転軸12と連動して逆回転する第三スプロケット28と、出力回転軸14を連動させながら正回転する第四スプロケット30と、中間部を交差させた8の字状態で第三スプロケット28と第四スプロケット30に装着された第二ローラチェーン32を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、入力回転軸に入力された両方向の回転運動を、同一方向の滑らかな回転運動として出力回転軸から出力する駆動装置に関するものである。
従来、振り子運動や振動のような両方向の運動を同一方向の滑らかな回転運動に変換する発想があまりなかった。確かに振り子式時計は、振り子の往復運動によって針を同じ方向に回転させる仕組みではあるが、得られた同一方向の回転が滑らかではなく、振り子のスピードに依存してしまう。振り子運動や振動のような両方向の運動を同一方向の滑らかな回転運動に変換できれば、この同一方向の回転運動を発電等に利用できる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、入力された両方向の回転運動を、同一方向の滑らかな回転運動として出力することを目的とする。
本発明の駆動装置は、正逆回転運動が入力される入力回転軸と、正回転運動が出力される出力回転軸と、入力回転軸から出力回転軸に回転運動を伝達する動力伝達手段とを有し、動力伝達手段が、第一伝達部と、第二伝達部とを備え、第一伝達部が、入力回転軸の正回転運動を、そのまま出力回転軸の正回転運動として伝達し、第二伝達部が、入力回転軸の逆回転運動を、反転して出力回転軸の正回転運動として伝達する。
本発明の駆動装置において、第一伝達部が、入力回転軸に設けられ、入力回転軸と連動して正回転する第一スプロケットと、出力回転軸に設けられ、出力回転軸を連動させながら正回転する第二スプロケットと、第一スプロケットと第二スプロケットに装着されるとともに、第一スプロケットと第二スプロケットを連動させる第一ローラチェーンとを備え、第二伝達部が、入力回転軸に設けられ、入力回転軸と連動して逆回転する第三スプロケットと、出力回転軸に設けられ、出力回転軸を連動させながら正回転する第四スプロケットと、第三スプロケットと第四スプロケットに装着されるとともに、第三スプロケットと第四スプロケットを反対方向の回転で連動させる第二ローラチェーンとを備え、第一スプロケットと第二スプロケットの少なくとも一方が、正回転方向のフリーホイールを備え、第三スプロケットが逆回転方向のフリーホイールを備える、および/または第四スプロケットが正回転方向のフリーホイールを備えていてもよい。なお、「Aおよび/またはB」は、「Aのみ、Bのみ、またはAとBの両方」を意味している。
本発明の駆動装置において、第二ローラチェーンが、中間部を交差させた8の字状態で第三スプロケットと第四スプロケットに装着されていてもよい。
本発明の駆動装置において、第一伝達部が、入力回転軸に設けられ、入力回転軸と連動して正回転する第一歯車と、出力回転軸に設けられ、出力回転軸を連動させながら正回転する第二歯車と、伝達回転軸と、伝達回転軸に設けられた中継歯車とを備え、中継歯車が、第一歯車に噛み合っており、第二歯車が、中継歯車に噛み合っており、第二伝達部が、入力回転軸に設けられ、入力回転軸と連動して逆回転する第三歯車と、出力回転軸に設けられ、出力回転軸を連動させながら正回転する第四歯車とを備え、第四歯車が、第三歯車に噛み合っており、第一歯車と第二歯車の少なくとも一方が、正回転方向のフリーホイールを備え、第三歯車が逆回転方向のフリーホイールを備える、および/または第四歯車が正回転方向のフリーホイールを備えていてもよい。
本発明の駆動装置において、出力回転軸に設けられた正回転方向のフリーホイールと、このフリーホイールの周囲に設けられたフライホイールとをさらに有していてもよい。
本発明によれば、入力された両方向の回転運動を、同一方向の滑らかな回転運動として出力することができる。
本発明の第一実施形態の駆動装置の斜視図で、正回転運動が入力されたときの回転の伝達を説明する図。 本発明の第一実施形態の駆動装置の斜視図で、逆回転運動が入力されたときの回転の伝達を説明する図。 本発明の第一実施形態の駆動装置に用いるフリーホイールの拡大断面図。 本発明の第二実施形態の駆動装置の側面図。 本発明の第二実施形態の駆動装置で、正回転運動が入力されたときの回転の伝達を説明する図。 本発明の第二実施形態の駆動装置で、逆回転運動が入力されたときの回転の伝達を説明する図。
以下、本発明の駆動装置について、図面を参照しながら実施形態に基づいて説明する。なお、図面は、駆動装置、駆動装置を構成する部材、および駆動装置の周辺部材を模式的に表したものであり、これらの実物の寸法および寸法比は、図面上の寸法および寸法比と必ずしも一致していない。また、本明細書では、便宜上、図面に表示された反時計回り(実線矢印方向)を正回転とし、時計回り(破線矢印方向)を逆回転として説明する。重複説明は適宜省略し、同一部材には同一符号を付与することがある。
(第一の実施形態)
図1および図2は、本発明の第一の実施形態に係る駆動装置10を示している。駆動装置10は、入力回転軸12と、出力回転軸14と、動力伝達手段とを備えている。入力回転軸12は、正逆回転運動が外部から入力される。動力伝達手段は、入力回転軸12から出力回転軸14に回転運動を伝達する。出力回転軸14は、入力回転軸12から動力伝達手段によって伝達された両方向の回転を、正回転運動として出力する。
動力伝達手段は、第一伝達部18と、第二伝達部20とを備えている。第一伝達部18は、入力回転軸12の正回転運動を、そのまま出力回転軸14の正回転運動として伝達する。第二伝達部20は、入力回転軸12の逆回転運動を、反転して出力回転軸14の正回転運動として伝達する。第一伝達部18は、第一スプロケット22と、第二スプロケット24と、第一ローラチェーン26を備えている。第一スプロケット22は、入力回転軸12に設けられ、入力回転軸12と連動して正回転する。第二スプロケット24は、出力回転軸14に設けられ、出力回転軸14を連動させながら正回転する。第一ローラチェーン26は、第一スプロケット22と第二スプロケット24に装着されるとともに、第一スプロケット22と第二スプロケット24を連動させる。
第二伝達部20は、第三スプロケット28と、第四スプロケット30と、第二ローラチェーン32を備えている。第三スプロケット28は、入力回転軸12に設けられ、入力回転軸12と連動して逆回転する。第四スプロケット30は、出力回転軸14に設けられ、出力回転軸14を連動させながら正回転する。第二ローラチェーン32は、中間部を交差させた8の字状態で第三スプロケット28と第四スプロケット30に装着されている。第三スプロケット28と第四スプロケット30は、第二ローラチェーン32によって、反対方向の回転で連動している。本実施形態では、中間部を交差させた8の字状のローラチェーンを第三スプロケット28と第四スプロケット30に装着することによって、第三スプロケット28と第四スプロケット30を反対方向の回転で連動させているが、他の方法で第三スプロケット28と第四スプロケット30を反対方向の回転で連動させてもよい。
第一スプロケット22は、正回転方向のフリーホイール40を備えている。すなわち、入力回転軸12が正回転したとき、フリーホイール40と第一スプロケット22は正回転し、入力回転軸12が逆回転したとき、フリーホイール40は逆回転するが、第一スプロケット22は回転しない。一方、第三スプロケット28は、逆回転方向のフリーホイール42を備えている。すなわち、入力回転軸12が逆回転したとき、フリーホイール42と第三スプロケット28は逆回転し、入力回転軸12が正回転したとき、フリーホイール42は正回転するが、第三スプロケット28は回転しない。
また、駆動装置10は、出力回転軸14に設けられた正回転方向のフリーホイール44と、フリーホイール44の周囲に設けられたフライホイール46を備えている。このため、安定した正方向の回転力を、長時間にわたってフライホイール46から得ることができる。そして、入力回転軸12と出力回転軸14の回転運動が止まっても、フライホイール46の遠心力によって、フライホイール46から回転動力が得られる。なお、フライホイール46を設けず、出力回転軸14から回転動力を取り出してもよい。
駆動装置10を用いれば、振り子運動や振動のような両方向の運動を効率よく一方向の滑らかな回転運動に変換できる。このため、振り子運動や振動を利用した発電システムが構築できる。そして、フリーホイール40,42,44が設けられているため、出力回転軸14の回転速度が上がっても、入力回転軸12に接続された振り子運動や振動には影響を与えない。わずかな大きさであっても、入力回転軸12に接続された大規模な振り子にタイミングよく力を加えれば、出力回転軸14から発電できる回転運動が得られる。また、ドアの回転軸を入力回転軸12とすれば、駆動装置10によって、ドアの開閉動作を電気エネルギーに変えることができる。
一般のドアに駆動装置10を取り付ければ、ドアの開閉の両方向の運動が発電に利用できる。このようにして効率よく発生した電気を蓄電池に貯めておくことによって、夜間や停電時に発光する照明に使用でき、ドアの位置が発見しやすくなる。また、ブランコやシーソーに駆動装置10を取り付ければ、これらの振り子運動で発生した電力を利用して、音楽を流したり、イルミネーションを点灯させたりできる。さらに、海水面に設置した浮きに駆動装置10を取り付ければ、波の上下運動を利用して、効率よく発電できる。また、大掛かりな振り子に駆動装置10を取り付け、電磁石等を用いて一時的な力をタイミングよくこの振り子に加えれば、振り子運動を持続させることができ、大きな発電が可能となる。
つぎに、駆動装置10の動作、すなわち、入力回転軸12に正逆どちらの回転運動が入力されたときでも、出力回転軸14が正回転運動する仕組みについて、図1および図2に基づいて説明する。図1は、正回転運動が入力回転軸12に入力されたときに、第一伝達部18を用いて、正回転運動をそのまま出力回転軸14に伝達する仕組みを示している。図2は、逆回転運動が入力回転軸12に入力されたときに、第二伝達部20を用いて、逆回転運動を反転して出力回転軸14に正回転運動として伝達する仕組みを示している。
図1に示すように、正回転運動が入力回転軸12に入力されると、フリーホイール40が正回転し、第一スプロケット22も正回転する。このとき、フリーホイール42も正回転するが、フリーホイール42は逆回転方向のフリーホイールなので、フリーホイール42が第三スプロケット28を正回転させない。すなわち、フリーホイール42は、第三スプロケット28の中心で正方向に空転する。つぎに、正回転する第一スプロケット22が、第一スプロケット22に装着されている第一ローラチェーン26を正回転させる。
そして、第二スプロケット24にも装着されている第一ローラチェーン26が、第二スプロケット24を正回転させる。第二スプロケット24が正回転すると、第二スプロケット24と正回転方向に連動する出力回転軸14も正回転する。出力回転軸14の正回転運動は、正回転方向のフリーホイール44を経由して、フライホイール46の正回転運動となる。こうして、正方向の回転動力をフライホイール46から取り出して、発電等に利用することができる。
一方、図2に示すように、逆回転運動が入力回転軸12に入力されると、フリーホイール42が逆回転し、第三スプロケット28も逆回転する。このとき、フリーホイール40も逆回転するが、フリーホイール40は正回転方向のフリーホイールなので、第一スプロケット22は逆回転しない。すなわち、フリーホイール40は、第一スプロケット22の中心部で逆方向に空転する。つぎに、逆回転する第三スプロケット28が、第三スプロケット28に装着されている部分の第二ローラチェーン32を逆回転させる。
そして、中間部を交差させた8の字状態で第三スプロケット28と第四スプロケット30に装着されている第二ローラチェーン32によって、第三スプロケット28に装着されている部分の第二ローラチェーン32の回転方向が反転されて、第四スプロケット30に装着されている部分の第二ローラチェーン32に伝達される。すなわち、第四スプロケット30に装着されている部分の第二ローラチェーン32が正回転し、第四スプロケット30を正回転させる。第四スプロケット30が正回転すると、第四スプロケット30と正回転方向に連動する出力回転軸14も正回転する。こうして、出力回転軸14の正回転運動は、正回転方向のフリーホイール44を経由して、フライホイール46の正回転運動となる。
このように、駆動装置10を用いると、入力回転軸12に入力された回転方向に拘らず、出力回転軸14から直接、またはフライホイール46を介して、正方向の回転動力を取り出して利用することができる。なお、フリーホイール40に代えて、またはフリーホイール40とともに、第二スプロケット24の中心部に正回転方向のフリーホイールを設けてもよい。また、フリーホイール42に代えて、またはフリーホイール42とともに、第四スプロケット30の中心部に正回転方向のフリーホイールを設けてもよい。これらのフリーホイールを設けても、入力回転軸12から出力回転軸14への回転の伝達の仕組みは同じである。
ここで、フリーホイールの動作について説明する。図3は、フリーホイール42と第三スプロケット28のつなぎ合わせ部分を拡大した断面図である。入力回転軸12に逆回転運動が入力されフリーホイール42も逆回転すると、図3(a)に示すように、フリーホイール42の歯止めLが第三スプロケット28の歯Tを押して、第三スプロケット28も逆回転する。一方、入力回転軸12に正回転運動が入力されフリーホイール42も正回転すると、図3(b)に示すように、第三スプロケット28の歯Tに沿ってフリーホイール42の歯止めLが出没するため、フリーホイール42は第三スプロケット28の中心部を空転する。
(第二の実施形態)
図4から図6は、本発明の第二の実施形態に係る駆動装置50を示している。駆動装置50では、第一ローラチェーン26と第二ローラチェーン32を設けず、歯車同士を噛み合わせて、入力回転軸12の正逆回転を出力回転軸14に正回転として伝達する。すなわち、駆動装置50は、図4に示すように、入力回転軸12と、出力回転軸14と、第一歯車52と、第二歯車54と、伝達回転軸55と、中継歯車56と、第三歯車58と、第四歯車60とを備えている。伝達回転軸55は、入力回転軸12および出力回転軸14と平行に設置されている。
中継歯車56は、伝達回転軸55に設けられている。伝達回転軸55は、中継歯車56の回転に連動しても、連動しなくてもよい。中継歯車56は、第一歯車52に噛み合っている。第二歯車54は、中継歯車56に噛み合っている。第四歯車60は、第三歯車58に噛み合っている。なお、本実施形態では、第二歯車54および第四歯車60が、正回転方向のフリーホイール66,68をそれぞれ備えている。
図5および図6は、入力回転軸12から各歯車52,54,56,58,60を経由して、出力回転軸14に回転運動が伝達する仕組みを説明するための図で、図4の各歯車52,54,56,58,60およびフライホイール46の左側面を正面に向けたものである。図5は、正回転運動が入力回転軸12に入力されたときに、第一歯車52、中継歯車56、および第二歯車54を経由して、正回転運動として出力回転軸14に伝達する仕組みを示している。図6は、逆回転運動が入力回転軸12に入力されたときに、第三歯車58および第四歯車60を経由して、正回転運動として出力回転軸14に伝達する仕組みを示している。
図5に示すように、正回転運動が入力回転軸12に入力されると、第一歯車52および第三歯車58も正回転する。そして、第一歯車52に噛み合っている中継歯車56と、第三歯車58に噛み合っている第四歯車60が逆回転する。しかし、第四歯車60の中心には正回転方向のフリーホイール68があるため、第四歯車60の逆回転によってフリーホイール68が逆回転することはなく、第四歯車60の逆回転は出力回転軸14に伝達されない。
一方、中継歯車56の逆回転によって、中継歯車56に噛み合っている第三歯車54は正回転する。第三歯車54の正回転は、正回転方向のフリーホイール66を正回転させ、フリーホイール66のこの正回転によって出力回転軸14も正回転する。出力回転軸14の正回転運動は、正回転方向のフリーホイール44を経由して、フライホイール46の正回転運動となる。こうして、正方向の回転動力をフライホイール46から取り出せる。
図6に示すように、逆回転運動が入力回転軸12に入力されると、第一歯車52および第三歯車58も逆回転する。その後、第一歯車52に噛み合っている中継歯車56と、第三歯車58に噛み合っている第四歯車60が正回転する。そして、中継歯車56の正回転によって、中継歯車56に噛み合っている第三歯車54は逆回転する。しかし、第三歯車54の中心には正回転方向のフリーホイール66があるため、第三歯車54の逆回転によってフリーホイール66が逆回転することはなく、第三歯車54の逆回転は出力回転軸14に伝達されない。
一方、第四歯車60の正回転によって、正回転方向のフリーホイール68が正回転し、フリーホイール68のこの正回転によって出力回転軸14も正回転する。出力回転軸14の正回転運動は、正回転方向のフリーホイール44を経由して、フライホイール46の正回転運動となる。こうして、正方向の回転動力をフライホイール46から取り出せる。このように、駆動装置50を用いると、入力回転軸12に入力された回転方向に拘らず、出力回転軸14から直接、またはフライホイール46を介して、正方向の滑らかな回転動力を取り出して利用することができる。
以上、本発明の駆動装置について説明した。本発明の駆動装置の最も大きな特長は、入力回転軸に接続された振り子の揺れ幅が大きくなり、入力回転軸がたとえどちらの方向に回転したとしても駆動装置の動作は全く問題がないだけでなく、振り子の往復運動のスピードに大きな変化があっても、出力される回転動力は直接影響を受けないことである。つまり、本発明の駆動装置は、過度な力を受ける部分がないため、破損のおそれを最小にすることができる。
10 駆動装置
12 入力回転軸
14 出力回転軸
18 第一伝達部
20 第二伝達部
22 第一スプロケット
24 第二スプロケット
26 第一ローラチェーン
28 第三スプロケット
30 第四スプロケット
32 第二ローラチェーン
40,44 正回転方向のフリーホイール
42 逆回転方向のフリーホイール
46 フライホイール
50 駆動装置
52 第一歯車
54 第二歯車
55 伝達回転軸
56 中継歯車
58 第三歯車
60 第四歯車
66,68 正回転方向のフリーホイール

Claims (3)

  1. 正逆回転運動が入力される入力回転軸と、正回転運動が出力される出力回転軸と、前記入力回転軸から前記出力回転軸に回転運動を伝達する動力伝達手段とを有する駆動装置であって、
    前記動力伝達手段が、第一伝達部と、第二伝達部とを備え、
    前記第一伝達部が、前記入力回転軸に設けられ、前記入力回転軸と連動して正回転する第一スプロケットと、前記出力回転軸に設けられ、前記出力回転軸を連動させながら正回転する第二スプロケットと、前記第一スプロケットと前記第二スプロケットに装着されるとともに、前記第一スプロケットと前記第二スプロケットを連動させる第一ローラチェーンとを備え、
    前記第二伝達部が、前記入力回転軸に設けられ、前記入力回転軸と連動して逆回転する第三スプロケットと、前記出力回転軸に設けられ、前記出力回転軸を連動させながら正回転する第四スプロケットと、前記第三スプロケットと前記第四スプロケットに装着されるとともに、前記第三スプロケットと前記第四スプロケットを反対方向の回転で連動させる第二ローラチェーンとを備え、
    前記第一スプロケットと前記第二スプロケットの少なくとも一方が、正回転方向のフリーホイールを備え、
    前記第三スプロケットが逆回転方向のフリーホイールを備える、および/または前記第四スプロケットが正回転方向のフリーホイールを備える駆動装置。
  2. 請求項において、
    前記第二ローラチェーンが、中間部を交差させた8の字状態で前記第三スプロケットと前記第四スプロケットに装着されている駆動装置。
  3. 請求項またはにおいて、
    前記出力回転軸に設けられた正回転方向のフリーホイールと、このフリーホイールの周囲に設けられたフライホイールとをさらに有する駆動装置。
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