JP6132066B2 - 電力伝送システム - Google Patents

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    • H02J50/00Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
    • H02J50/05Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using capacitive coupling

Description

本発明は、送電装置から受電装置へ電力をワイヤレスで伝送する電力伝送システムに関する。
電力伝送システムとして、送電装置の電極と受電装置の電極とが電界結合して電力が伝送される電界結合方式のシステムがある。特許文献1には、電界結合方式の電力伝送システムであって、送電装置から受電装置への電力伝送効率を高めるために、電力伝送の駆動周波数を設定する方法が開示されている。特許文献1に記載の電力伝送システムは、送電装置及び受電装置それぞれに共振回路を設け、送電装置に受電装置を載置した状態で周波数スイープして共振周波数(駆動電圧のピーク値)を探索し、探索して得られた共振周波数から駆動周波数を設定し、受電装置への電力伝送を行う。
特許文献1に記載の電力伝送システムにおいて、共振回路は、送電装置及び受電装置の結合部の静電容量とインダクタとで構成される。そして、電力伝送システムの受電装置は、小型化、薄型化が要求されている。そこで、インダクタに、圧電デバイス(圧電共振子、圧電トランス)を用いることが考えられる。
特許文献2には、受電装置での降圧に圧電トランスを用いた電力伝送システムが開示されている。特許文献2に係る電力伝送システムでは、受電装置に第1の共振回路、及び第2の共振回路を構成し、送電装置で発生させる高周波高電圧の周波数を、これら二つの共振回路が結合する複合共振による二つの共振周波数の間に設定している。これにより、受電装置の負荷変動又は駆動周波数変動が生じる場合の受電装置側電圧と送電装置側電圧との比を安定化できるようにしている。
特開2012−70614号公報 国際公開2012/172929号パンフレット
しかしながら、特許文献2のように圧電トランスを用いた場合、電力伝送時の温度変化により圧電トランスの特性が変化し、これにより、共振条件がずれるおそれがある。共振条件がずれると、ずれる前の共振条件で設定した駆動周波数で電力伝送を行っても、高い伝送効率が得られないといった問題がある。
そこで、本発明の目的は、伝送効率の低下を回避して電力伝送を行う電力伝送システムを提供することにある。
本発明は、送電装置の送電側第1電極及び送電側第2電極と、受電装置の受電側第1電極及び受電側第2電極とが、電界結合することで送電装置から受電装置へ電力を伝送する電力伝送システムにおいて、前記送電装置は、直流電源から出力された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路と、設定された駆動周波数で前記インバータ回路をPWM制御するPWM制御回路と、前記インバータ回路から出力される交流電圧を昇圧し、前記送電側第1電極及び前記送電側第2電極へ印加する昇圧トランスと、前記昇圧トランスと、前記送電側第1電極及び前記送電側第2電極との間に接続された、又は、前記昇圧トランスの一部と共に構成される、第1の共振回路と、を備え、前記受電装置は、前記受電側第1電極及び前記受電側第2電極に誘起される電圧を降圧する圧電トランスと、前記圧電トランスの等価回路の一部を含んで構成され、前記第1の共振回路と同じ共振周波数を有する第2の共振回路と、を備え、前記送電装置は、前記駆動周波数を掃引すると共に、前記第1の共振回路及び前記第2の共振回路の共振周波数を検出する共振周波数検出部と、所定周期で、前記共振周波数検出部が検出した共振周波数を前記駆動周波数に設定する駆動周波数設定部と、を備えたことを特徴とする。
圧電トランスを用いた場合、時間の経過に伴う自己発熱により、共振条件の特性変化が変化し、駆動周波数がずれるため伝送効率が低下するが、本発明の構成では、所定周期で駆動周波数を設定することで、伝送効率の低下を回避することができる。
前記駆動周波数設定部は、異なるタイミングで前記共振周波数検出部が検出した共振周波数の変化量が小さくなるに伴い、前記所定周期を長くすることが好ましい。
この構成では、共振周波数の変化量が小さいと、駆動周波数を設定する周期を長くすることで、無駄な電力伝送を回避し、電力伝送に伴う不要なノイズによる影響を防止できる。
前記送電装置は、前記インバータ回路に流れる電流を検出する電流検出部を備え、前記共振周波数検出部は、前記駆動周波数が掃引された時の、前記電流検出部により検出された電流値の周波数特性に基づいて、前記共振周波数を検出することが好ましい。
この構成では、送電装置のインバータ回路に流れる電流を検出することで、共振周波数を検出するため、受電装置側の圧電トランスの状態を監視せずに共振周波数を検出できる。
前記送電装置は、前記受電装置へ伝送する伝送電力を検出する伝送電力検出部と、伝送電力に応じた前記第1の共振回路及び前記第2の共振回路の共振周波数の検出条件を記憶する記憶部と、を備え、前記共振周波数検出部は、前記伝送電力検出部が検出した伝送電力に応じた検出条件を前記記憶部から取得し、取得した検出条件と、前記駆動周波数を掃引したときに前記電流検出部が検出した電流値の周波数特性とに基づいて、共振周波数を検出することが好ましい。
電流検出部が検出した電流値の周波数特性は、伝送電力に応じて特性カーブが異なるため、上記構成のように、伝送電力に応じた共振周波数の検出条件を予め記憶しておくことで、伝送電力が変化しても、容易に適切な共振周波数を検出できる。
本発明によれば、所定周期で駆動周波数を設定することで、伝送効率の低下を回避することができる。
実施形態1に係る電力伝送システムの回路図 図1の等価回路を示す図 制御回路の機能ブロック図 送電電流IDCの周波数特性を示す図 圧電トランスの斜視図 図5のVI−VI線における断面図 図5のVII−VII線における断面図 送電装置の出力電圧に対する受電装置の出力電圧Voutの比率の周波数特性を示す図 制御部が実行する処理を示すフローチャート 駆動周波数設定処理を示すフローチャート 実施形態2に係る電力伝送システムの回路図 送電電流IDCの周波数特性を示す図
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る電力伝送システムの回路図である。図2は、図1の等価回路を示す図である。
本実施形態に係る電力伝送システム1は、送電装置101と受電装置201とで構成されている。受電装置201は負荷回路RLを備えている。この負荷回路RLは充電回路及び二次電池を含む。そして、受電装置201は、その二次電池を備えた、例えば携帯電子機器である。携帯電子機器としては携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯音楽プレーヤ、ノート型PC、デジタルカメラなどが挙げられる。送電装置101は、載置された受電装置201の二次電池を充電するための充電台である。
送電装置101は、直流電圧Vinを出力する直流電源11を備えている。直流電源11は商用電源に接続されるACアダプタである。
直流電源11にはインバータ回路12が接続されている。インバータ回路12は、MOS−FETのスイッチ素子Q1,Q2,Q3,Q4を備えている。インバータ回路12では、スイッチ素子Q1,Q2が直列接続され、スイッチ素子Q3,Q4が直列接続されている。また、スイッチ素子Q1,Q2の接続点とスイッチ素子Q3,Q4の接続点とは、昇圧トランスT1の1次コイルに接続されている。
インバータ回路12の各スイッチ素子Q1,Q2,Q3,Q4は、PWM制御回路15によりPWM制御される。なお、図2ではPWM制御回路15の図示は省略している。PWM制御回路15は、スイッチ素子Q1,Q4とスイッチ素子Q2,Q3とを交互にオンオフする。これにより、インバータ回路12は直流電圧Vinを交流電圧に変換する。
PWM制御回路15は、出力電圧に応じて変動する帰還電圧と基準電圧との誤差電圧を増幅して誤差電圧信号を出力する誤差増幅器を備えている。そして、この誤差電圧信号と三角波との比較結果に応じたデューティのPWM信号を生成する。PWM制御回路15は、生成したPWM信号を、スイッチ素子Q1,Q2,Q3,Q4のゲートへ出力する。
送電装置101は制御回路16を備えている。制御回路16は、PWM制御回路15に、所定のデューティ比のPWM信号を生成させる。制御回路16については、後に詳述する。
昇圧トランスT1は、2次コイルがアクティブ電極13及びパッシブ電極14に接続されている。昇圧トランスT1は、インバータ回路12で変換された交流電圧を昇圧し、アクティブ電極13及びパッシブ電極14へ印加する。アクティブ電極13は、本発明に係る「送電側第1電極」の一例であり、パッシブ電極14は、本発明に係る「送電側第2電極」の一例である。
アクティブ電極13及びパッシブ電極14には、キャパシタC21,C22(図2では図示を省略)が直列接続されている。アクティブ電極13及びパッシブ電極14へ印加される電圧V1はキャパシタC21,C22により容量分圧される。制御回路16は、この容量分圧された交流電圧を整流し、前記電圧V1を検出する。
また、パッシブ電極14には電流検出用の抵抗R1が接続されている。制御回路16は、抵抗R1に流れる電流I1を検出する。制御回路16は、この電流I1と電圧V1とから、送電装置101から受電装置201へ伝送する電力を取得する。
昇圧トランスT1の2次コイルにはキャパシタC1が並列に接続されていて、キャパシタC1は、昇圧トランスT1の2次コイルと共に並列共振回路17(図2参照)を形成している。
受電装置201はアクティブ電極23及びパッシブ電極24を備えている。アクティブ電極23及びパッシブ電極24は、受電装置201を送電装置101に載置した場合に、送電装置101のアクティブ電極13及びパッシブ電極14と間隙を介して対向する。アクティブ電極13及びパッシブ電極14間に電圧が印加されることで、対向配置となったアクティブ電極13,23が電界結合し、この結合を介して送電装置101の電極と受電装置201の電極が非接触の状態で送電装置101から受電装置201へ電力が伝送される。
アクティブ電極23は、本発明に係る「受電側第1電極」の一例であり、パッシブ電極24は、本発明に係る「受電側第2電極」の一例である。
受電装置201のアクティブ電極23及びパッシブ電極24には、圧電トランス22が接続されている。圧電トランス22は、一対の第1入力電極E11,E12と、一対の第2入力電極E21,E22とを有している。第1入力電極E11,E12は、アクティブ電極23に接続している。第2入力電極E21,E22は、パッシブ電極24に接続している。
また、圧電トランス22は、一対の第1出力電極E31,E32、一対の第2出力電極E41,E42、及び一対の第3出力電極E51,E52を有している。第1出力電極E31,E32、第2出力電極E41,E42、及び第3出力電極E51,E52は、整流平滑回路25に接続している。圧電トランス22は、第1入力電極E11,E12及び第2入力電極E21,E22から入力される電圧を降圧し、第1出力電極E31,E32、第2出力電極E41,E42、及び第3出力電極E51,E52から整流平滑回路25へ出力する。
圧電トランス22は、図2に示すように、トランスT2、キャパシタC21,C22、キャパシタCp、インダクタLp及び抵抗Rp等で表される。キャパシタC21は圧電トランス22の等価入力容量であり、キャパシタC22は圧電トランス22の等価出力容量である。また、キャパシタCp及びインダクタLpは電気機械的なパラメータである。
圧電トランス22の共振周波数は主にキャパシタCpとインダクタLpによる直列共振回路221の共振で定まる。電気エネルギー変換は弾性振動を介するため、圧電体セラミックスの弾性波伝搬速度と寸法で決まる固有共振周波数を有する。この圧電トランス22は、直列共振回路221が、送電装置101側に形成された並列共振回路17と共振周波数が同じとなるよう設計されている。
圧電トランス22の出力側には、インダクタL2が接続されていて、このインダクタL2は、圧電トランス22の等価出力容量であるキャパシタC22とによって並列共振回路222を構成している。インダクタL2は、この並列共振回路222が、並列共振回路17及び直列共振回路221と共振周波数が同じとなるよう回路定数が設定されている。
なお、電力伝送システム1で電力伝送をし続けると、圧電トランス22は自己発熱し、時間の経過と共に温度が上昇する。この発熱は、圧電トランス22のキャパシタCp等の等価的に表される各素子の定数に影響を及ぼす。本実施形態では、圧電トランス22が発熱していない状態(すなわち、圧電トランス22が冷めた状態)で、直列共振回路221及び並列共振回路222は、並列共振回路17と同じ共振周波数となるよう回路定数が設定されている。
圧電トランス22で降圧された電圧は、整流平滑回路25へ出力される。整流平滑回路25は、キャパシタ及びインダクタからなる平滑回路、ダイオードブリッジ、及び所定値の電圧に変換して出力するDC−DCコンバータ等を含んでいる。整流平滑回路25は、交流電圧を整流平滑し、負荷回路RLへ出力する。
なお、整流平滑回路25から負荷回路RLへ出力される出力電圧はVoutで表す。
図3は制御回路16の機能ブロック図である。制御回路16は、マイクロコンピュータを備え、IDC検出部161、伝送電力取得部162、周波数制御部163、記憶部164及び制御部165等の機能を有する。
IDC検出部161は送電電流IDCを検出する。詳しくは、直流電源11とインバータ回路12との間に電流検出用の抵抗R2が接続されていて、IDC検出部161は、その抵抗R2の降下電圧によりインバータ回路12に流れる送電電流IDCを検出する。IDC検出部161は、本発明に係る「電流検出部」に相当する。
伝送電力取得部162は、アクティブ電極13及びパッシブ電極14に印加される電圧V1と、アクティブ電極13及びパッシブ電極14に流れる電流I1とを取得し、電圧V1と電流I1とから、送電装置101から受電装置201への伝送電力を取得する。この伝送電力取得部162は、本発明に係る「伝送電力検出部」の一例である。
なお、送電装置101から受電装置201への伝送電力は、IDC検出部161が検出した送電電流IDCと入力電圧Vinとから求められてもよい。
周波数制御部163は、所定の駆動周波数でインバータ回路12がPWM制御されるよう、デューティ比をPWM制御回路15へ出力する。PWM制御回路15は、その入力されたデューティ比でインバータ回路12を制御する。また、周波数制御部163は、PWM制御回路15がインバータ回路12を駆動制御する周波数を掃引(スイープ)する。例えば、PWM制御回路15が470kHzの周波数でインバータ回路12をPWM制御している場合、468,469,470,471,472kHzと、470±2kHzの周波数範囲を1kHz刻みで掃引する。
記憶部164は、駆動周波数を設定する設定条件(検出条件)を記憶する。詳しくは、記憶部164は、送電装置101から受電装置201への伝送電力に応じて複数の設定条件を記憶している。この設定条件は、制御部165が、送電電流IDCの周波数特性から駆動周波数を設定する際に用いられる。
制御部165は、IDC検出部161、伝送電力取得部162、及び周波数制御部163それぞれの動作を制御する。制御部165は、周波数制御部163が周波数スイープしたときに、IDC検出部161が検出した送電電流IDC、すなわち、送電電流IDCの周波数特性に基づいて、駆動周波数を設定する。
送電電流IDCの周波数特性は、図4に示すように、伝送電力によって特性カーブの凹凸が異なる。図4は、送電電流IDCの周波数特性を示す図である。図4の横軸は周波数、縦軸は送電電流IDCであり、負荷回路RLの負荷を変化させた場合の特性を示す。図4に示すように、負荷の大きさに応じて周波数特性の特性カーブが異なる。
記憶部164に記憶されている設定条件では、例えば、得られた周波数特性の特性カーブの極大値をとる周波数を駆動周波数に設定するのか、極小値をとる周波数を駆動周波数に設定するのかのかが定められている。制御部165は、伝送電力取得部162が取得した伝送電力に対応する設定条件を記憶部164から取得し、その設定条件と、送電電流IDCの周波数特性とから駆動周波数を設定する。そして、周波数制御部163が、その駆動周波数でPWM制御回路15がインバータ回路12をPWM制御するよう、PWM制御回路15へデューティ比を出力する。このように、予め伝送電力に対応する設定条件が記憶されているため、伝送電力が変化しても、容易に適切な共振周波数を検出できる。
制御部165は、本発明に係る「共振周波数検出部」、及び「駆動周波数設定部」の一例である。
以下に、受電装置201で用いられる圧電トランス22について説明する。
図5は、圧電トランス22の斜視図である。図6は、図5のVI−VI線における断面図である。図7は、図5のVII−VII線における断面図である。
圧電トランス22は矩形板状の圧電体板30を備えている。この圧電体板30は、例えばPZT系セラミックスシートが積層されて形成されている。以下では、圧電トランス22の長さ方向をX軸方向、幅方向をY軸方向、厚み方向をZ軸方向とする
圧電トランス22は、(7λ/2)共振モードで長さ方向に振動するものとする。ここで、λは長さ方向の振動の1波長である。したがって、圧電トランス22のX軸方向の長さは(7λ/2)としている。ここで、Y軸方向の幅及びZ軸方向の厚みは(λ/2)未満とすることが好ましい。そうすることで、幅方向及び厚み方向の振動が長さ方向の振動に結合せず、圧電トランス22全体の振動が不安定とならない。
圧電体板30は、X軸方向に沿って、第1低電圧領域31、第1高電圧領域32、第2高電圧領域33、第2低電圧領域34、第3高電圧領域35、第4高電圧領域36、及び第3低電圧領域37が形成されている。各領域31〜37のX軸方向の長さは、何れもλ/2である。
第1低電圧領域31、第2低電圧領域34及び第3低電圧領域37は、Z軸方向(厚み方向)に分極されている。第1低電圧領域31と第3低電圧領域37とは同方向に分極され、第2低電圧領域34は、第1低電圧領域31及び第3低電圧領域37と逆方向に分極されている。分極処理の方法としては、例えば、圧電体板を170℃の絶縁油中で2kV/mmの電圧を印加する方法等が挙げられる。
第1低電圧領域31には、一対の第1出力電極E31,E32がY軸方向に対向するよう圧電体板30の側面に設けられている。また、第1低電圧領域31には、Z軸方向に積層された複数の内部電極E33が設けられている。この内部電極E33は、図6に示すように、交互に第1出力電極E31,E32に接続している。
同様に、第2低電圧領域34、及び、第3低電圧領域37には、一対の第2出力電極E41,E42、及び、第3出力電極E51,E52がY軸方向に対向するよう圧電体板30の側面に設けられている。また、第2低電圧領域34、及び、第3低電圧領域37には、Z軸方向に積層された複数の内部電極E43,E53が設けられている。この内部電極E43は、交互に第2出力電極E41,E42に接続し、内部電極E53は、交互に第3出力電極E51,E52に接続している。
第1高電圧領域32、第2高電圧領域33、第3高電圧領域35及び第4高電圧領域36は、X軸方向に分極されている。第1高電圧領域32には、一対の第2入力電極E21,E22がY軸方向に対向するよう圧電体板30の側面に設けられている。また、第1高電圧領域32には、Z軸方向に積層された複数の内部電極E23が設けられている。この内部電極E23は、第2入力電極E21,E22それぞれに接続している。
第4高電圧領域36には、一対の第1入力電極E11,E12がY軸方向に対向するよう圧電体板30の側面に設けられている。また、第4高電圧領域36には、Z軸方向に積層された複数の内部電極E13が設けられている。この内部電極E13は、第1入力電極E11,E12それぞれに接続している。
以上のように構成された圧電トランス22において、第1入力電極E11,E12がアクティブ電極23に接続され、また、第2入力電極E21,E22がパッシブ電極24に接続されている。送電装置101から受電装置201へ電力伝送され、アクティブ電極23及びパッシブ電極24に電圧が誘起すると、第1入力電極E11,E12及び第2入力電極E21,E22によって、圧電体板30のX軸方向(長さ方向)に電圧が印加される。このため、第1高電圧領域32、第2高電圧領域33、第3高電圧領域35及び第4高電圧領域36には分極方向に電界が加えられる。そして、逆圧電効果により分極方向に直交する方向、すなわち、圧電体板30のX軸方向に縦振動が励振される。
縦振動が励振されると、第1低電圧領域31、第2低電圧領域34及び第3低電圧領域37ではZ軸方向(分極方向)に機械的歪みが生じ、圧電横効果により分極方向に電位差が発生する。この電位差により第1低電圧領域31、第2低電圧領域34及び第3低電圧領域37が低電圧部となり、各電極から低電圧が取り出され負荷回路RLに印加される。
以上のように構成された電力伝送システム1では、並列共振回路17、直列共振回路221及び並列共振回路222それぞれは、共振周波数が同じになるよう回路定数が設定されている。本実施形態では、共振周波数は470kHzとする。そして、駆動周波数は、その共振周波数に定められる。共振周波数において、並列共振回路17と並列共振回路222とはハイインピーダンス(極大)となり、直列共振回路221はローインピーダンス(極小)となる。このため、並列共振回路17、直列共振回路221及び並列共振回路222における電圧降下、すなわち、インバータ回路12と負荷回路RLとの間での電圧降下は小さい。
図8は、送電装置101の出力電圧に対する受電装置201の出力電圧Voutの比率(電圧変換比)の周波数特性を示す図である。送電装置101の出力電圧は、すなわち、キャパシタC21,C22により容量分圧され、アクティブ電極13及びパッシブ電極14に印加される電圧V1である。図8の横軸は周波数、縦軸は変圧比(Vout/V1)であり、負荷回路RLの負荷を変化させた場合の特性を示す。
図8では、周波数が約470kHzの場合、負荷に関係なく変圧比は略同じである。したがって、並列共振回路17、直列共振回路221及び並列共振回路222の共振周波数が約470kHzとなるよう回路定数を設定し、その共振周波数を駆動周波数に定めることで、負荷変動に関係になく、電圧変動を小さくできる。すなわち、負荷変動に関係なく、効率の良い電力伝送が可能となる。
前記したように、電力伝送システム1で電力伝送をし続けることで、圧電トランス22は自己発熱するため、共振条件がずれる。このため、時間の経過に伴い、共振周波数が駆動周波数からずれていき、伝送効率が低下する。そこで、本実施形態では、周期的に共振周波数を検出し、駆動周波数を随時補正する。
以下に、駆動周波数の設定方法について説明する。
図9は、制御部165が実行する処理を示すフローチャートである。図9に示す処理は、例えば、送電装置101に受電装置201が載置されることで開始される。
制御部165は、図10に示す駆動周波数設定処理を実行する(S1)。図10は、駆動周波数設定処理を示すフローチャートである。周波数制御部163は、インバータ回路12の各スイッチ素子Q1〜Q4をPWM制御し、インバータ回路12の出力電圧の周波数をスイープする(S11)。例えば、現周波数が470kHzである場合、468,469,470,471,472kHzと、468kHzから472kHzまで1kHz刻みで掃引する。
周波数制御部163が周波数スイープをするごとに、IDC検出部161が送電電流IDCを検出して、制御部165は、送電電流IDCの周波数特性を取得する(S12)。制御部165は、アクティブ電極13及びパッシブ電極14に印加される電圧V1と、アクティブ電極13及びパッシブ電極14に流れる電流I1とから、送電装置101から受電装置201への伝送電力を取得する(S13)。制御部165は、伝送電力に対向する設定条件を記憶部164から取得する(S14)。制御部165は、S12で取得した周波数特性と、S14で取得した設定条件とから駆動周波数を設定する(S15)。
送電電流IDCの周波数特性の特性カーブは、伝送電力に応じて異なる。このため、伝送電力に応じた設定条件に従い共振周波数を検出し、その検出した共振周波数を駆動周波数に設定する。例えば、図4に示す周波数特性において、検出により得られた周波数特性が、特性カーブRC1であり、取得した設定条件が得られた周波数の極大値を駆動周波数と設定するという条件である場合、図4に示す特性カーブRC1の極大値、すなわち、周波数470kHzを駆動周波数に設定する。また、検出により得られた周波数特性が、特性カーブRC2であり、取得した設定条件が得られた周波数の極小値を駆動周波数と設定するという条件である場合、図4に示す特性カーブRC2の極小値、すなわち、周波数470kHzを駆動周波数に設定する。
図9に戻り、制御部165は処理を終了するか否かを判定する(S2)。処理を終了する場合とは、例えば、送電装置101から受電装置201が取り外された場合などである。処理を終了する場合(S2:YES)、本処理は終了する。処理を終了しない場合(S2:NO)、制御部165は、駆動周波数を設定してから時間Tが経過したか否かを判定する(S3)。この時間Tは、例えば10sなど、適宜変更可能である。
時間Tが経過していない場合(S3:NO)、制御部165はS2の処理を実行する。時間Tが経過した場合(S3:YES)、制御部165は駆動周波数設定処理を実行する(S4)。この駆動周波数設定処理は、図10に示す処理である。このように、本実施形態では、時間T毎に、駆動周波数を設定する。
電力伝送を連続して行うと、時間経過と共に圧電トランス22が自己発熱し、その影響で共振周波数が変動する。このため、時間が経過しても常に同じ駆動周波数で電力伝送し続けた場合、効率が低下する。そこで、時間T毎に駆動周波数を再設定(補正)する。これにより、圧電トランス22の共振周波数がずれても、そのずれに応じて駆動周波数が再設定されるので、効率よく電力伝送し続けることができる。
再設定後、制御部165は、再設定前後の駆動周波数の差分が閾値(例えば、50mV)以上であるか否かを判定する(S5)。閾値以上の場合(S5:YES)、制御部165は、S2の処理を実行する。閾値以上でない場合(S5:NO)、制御部165は、TをT1(T1>t)とする(S6)。
送電装置101から受電装置201へは大電力が伝送される。このため、短期間で繰り返し、駆動周波数設定処理を行うと、電力伝送による不要ノイズが発生し、送電装置101及び受電装置201に影響が及ぶおそれがある。そこで、周期的に検出する共振周波数の変化に差がない場合には、駆動周波数設定処理を行う周期を長くすることで、不要ノイズによる影響を防止できる。
以上説明したように、本実施形態では、圧電トランス22の自己発熱に伴い、伝送効率が低下するため、周期的に共振周波数を検出し、駆動周波数を再設定することで、伝送効率の低下を抑制できる。また、圧電トランス22の自己発熱に伴い共振周波数がずれるが、本実施形態では、送電装置101で送電電流IDCから共振周波数を検出するため、受電装置201側の圧電トランス22を監視する必要がない。
なお、本実施形態では、周波数特性の特性カーブの極大値又は極小値を共振周波数とする場合について説明したが、共振周波数の検出する方法はこれに限定されない。例えば、周波数スイープしたときにIDC検出部161が検出した送電電流IDCから傾きを求め、その傾きの反転を検出することによって共振周波数を検出するようにしてもよい。周波数スイープしたときの送電電流IDCの変位量から共振周波数を検出するようにしてもよい。
また、本実施形態では、圧電トランス22が発熱していない状態(すなわち、圧電トランス22が冷めた状態)で回路定数を設定しているが、圧電トランス22が発熱した状態(圧電トランス22の温度が上がっている状態)で回路定数を設定するようにしてもよい。この場合であっても、周期的に共振周波数を検出し、駆動周波数を設定することで、伝送効率の低下を抑制できる。
(実施形態2)
図11は、実施形態2に係る電力伝送システムの回路図である。本実施形態に係る電力伝送システム2は、送電装置102と受電装置201とを備えている。受電装置201は、実施形態1と同じである。
本実施形態に係る送電装置102は、実施形態1に係る送電装置101と同様に、直流電源11、インバータ回路12、昇圧トランスT1、アクティブ電極13及びパッシブ電極14を備えている。昇圧トランスT1の2次コイルには、キャパシタC3が接続されている。キャパシタC3は、昇圧トランスT1の漏れインダクタンス(又は実部品のインダクタ)L1と共に直列共振回路18を構成している。この直列共振回路18は、その共振周波数が、受電装置201の共振回路221,222(図2参照)の共振周波数になるよう回路定数が設定されている。すなわち、実施形態1では、送電装置101に並列共振回路17が形成しているのに対し、本実施形態では、送電装置102に直列共振回路18を形成している点で実施形態1と相違する。
送電装置102の直列共振回路18と、受電装置201の直列共振回路221及び並列共振回路222との共振周波数が、同じになるよう回路定数を設定することで、その共振周波数において、並列共振回路222はハイインピーダンス(極大)となり、直列共振回路18と直列共振回路221はローインピーダンス(極小)となる。このため、直列共振回路18、直列共振回路221及び並列共振回路222における電圧降下、すなわち、インバータ回路12と負荷回路RLとの間での電圧降下は小さい。
図12は、送電電流IDCの周波数特性を示す図である。図4の横軸は周波数、縦軸は送電電流IDCであり、負荷回路RLの負荷を変化させた場合の特性を示す。図4に示すように、送電装置102が直列共振回路18を備えている場合であっても、負荷に応じて周波数特性の特性カーブが異なる。したがって、実施形態1と同様に、伝送電力に応じた設定条件に従い共振周波数を検出し、その検出した共振周波数を駆動周波数に設定する。
例えば、図12に示す周波数特性において、検出により得られた周波数特性が、図に示す特性カーブRC3であり、取得した設定条件が得られた周波数の極小値を駆動周波数と設定するという条件である場合、図12に示す特性カーブRC3の極小値、すなわち、周波数470kHzを駆動周波数に設定する。また、図12に示す周波数特性において、検出により得られた周波数特性が、図に示す特性カーブRC4であり、取得した設定条件が得られた周波数の極大値を駆動周波数と設定するという条件である場合、図12に示す特性カーブRC4の極小値、すなわち、周波数470kHzを駆動周波数に設定する。何れの場合でも、駆動周波数を周波数470kHzに設定できる。
これにより、実施形態1の図8で説明したように、例えば、共振周波数が約470kHzとした場合、その共振周波数における、送電装置102の出力電圧に対する受電装置201の出力電圧の電圧変換比は、負荷に関係なく変圧比は略同じとなる。すなわち、負荷変動に関係になく、効率の良い電力伝送が可能となる。
この回路において、実施形態1と同様に、共振周波数を周期的に検出し、その検出した共振周波数を駆動周波数に設定することで、圧電トランス22が自己発熱した場合であっても、伝送効率を低下させることなく電力伝送できる。
C1…キャパシタ
C21,C22…キャパシタ
C3…キャパシタ
Cp…キャパシタ
E11,E12…第1入力電極
E13…内部電極
E21,E22…第2入力電極
E23…内部電極
E31,E32…第1出力電極
E33…内部電極
E41,E42…第2出力電極
E43…内部電極
E51,E52…第3出力電極
E53…内部電極
L1…漏れインダクタンス
L2…インダクタ
Lp…インダクタ
Q1,Q2,Q3,Q4…スイッチ素子
R1,R2…抵抗
RL…負荷回路
Rp…抵抗
T1…昇圧トランス
T2…トランス
1,2…電力伝送システム
11…直流電源
12…インバータ回路
13,23…アクティブ電極
14,24…パッシブ電極
15…PWM制御回路
16…制御回路
17…並列共振回路
18…直列共振回路
22…圧電トランス
25…整流平滑回路
30…圧電体板
31…第1低電圧領域
32…第1高電圧領域
33…第2高電圧領域
34…第2低電圧領域
35…第3高電圧領域
36…第4高電圧領域
37…第3低電圧領域
101,102…送電装置
161…IDC検出部
162…伝送電力取得部
163…周波数制御部
164…記憶部
165…制御部
201…受電装置
221…直列共振回路
222…並列共振回路

Claims (2)

  1. 送電装置の送電側第1電極及び送電側第2電極と、受電装置の受電側第1電極及び受電側第2電極とが、電界結合することで送電装置から受電装置へ電力を伝送する電力伝送システムにおいて、
    前記送電装置は、
    直流電源から出力された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路と、
    設定された駆動周波数で前記インバータ回路をPWM制御するPWM制御回路と、
    前記インバータ回路から出力される交流電圧を昇圧し、前記送電側第1電極及び前記送電側第2電極へ印加する昇圧トランスと、
    前記昇圧トランスと、前記送電側第1電極及び前記送電側第2電極との間に接続された、又は、前記昇圧トランスの一部と共に構成される、第1の共振回路と、
    を備え、
    前記受電装置は、
    前記受電側第1電極及び前記受電側第2電極に誘起される電圧を降圧する圧電トランスと、
    前記圧電トランスの等価回路の一部を含んで構成され、前記第1の共振回路と同じ共振周波数を有する第2の共振回路と、
    を備え、
    前記送電装置は、
    前記駆動周波数を掃引すると共に、前記第1の共振回路及び前記第2の共振回路の共振周波数を検出する共振周波数検出部と、
    所定周期で、前記共振周波数検出部が検出した共振周波数を前記駆動周波数に設定する駆動周波数設定部と、
    前記インバータ回路に流れる電流を検出する電流検出部と、
    前記受電装置へ伝送する伝送電力を検出する伝送電力検出部と、
    伝送電力に応じた前記第1の共振回路及び前記第2の共振回路の共振周波数の検出条件を記憶する記憶部と、
    を備え、
    前記共振周波数検出部は、
    前記駆動周波数が掃引された時の、前記電流検出部により検出された電流値の周波数特性と、前記伝送電力検出部が検出した伝送電力に応じた検出条件を前記記憶部から取得し、取得した検出条件とに基づいて、共振周波数を検出する、
    電力伝送システム。
  2. 前記駆動周波数設定部は、
    異なるタイミングで前記共振周波数検出部が検出した共振周波数の変化量が小さくなるに伴い、前記所定周期を長くする、
    請求項1に記載の電力伝送システム。
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