JP6131509B2 - 通信端末、通信方法、およびプログラム - Google Patents

通信端末、通信方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信を行う通信端末、通信方法、およびプログラムに関するものである。
従来、親機(Coordinator)と複数の子機(Device)とがネットワークを構築して、親機と子機との間で無線パケットを用いた通信を行う通信システムがある(例えば、特許文献1参照)。
親機および子機は、PAN(Personal Area Network)−IDによって、ネットワークを識別する。例えば、図4に示すように、親機101のネットワークNT101に複数の子機201が参加し、親機102のネットワークNT102に複数の子機202が参加している。この場合、親機101および子機201には、ネットワークNT101のPAN−IDが設定されており、親機102および子機202には、ネットワークNT102のPAN−IDが設定されている。親機101,102、子機201,202は、このPAN−IDに基づいて、ネットワークを識別している。
この通信システムは、IEEE802.15.4に準拠する通信プロトコルを用いている。そして、親機101,102は、自端末が構成するネットワークのPAN−IDを設定する機能を有しており、この機能は、IEEE802.15.4を利用するネットワーク層以上の上位層において実現されている。親機101,102は、周囲のネットワークのPAN−IDとは異なるPAN−IDを、自端末の属するネットワークに設定する必要がある。
そこで、IEEE802.15.4には、図5に示すActiveスキャンという機能がある。このActiveスキャンは、親機101が、周囲のネットワークのPAN−IDを探索するために行う。親機101は、ビーコン要求(Beacon Request)Y101をブロードキャストする。ビーコン要求Y101を受信した親機102,103,104は、ビーコン信号Y102,Y103,Y104をそれぞれ返信する。ビーコン信号Y102には、親機102のPAN−IDの情報が付加されており、ビーコン信号Y103には、親機103のPAN−IDの情報が付加されており、ビーコン信号Y104には、親機104のPAN−IDの情報が付加されている。ビーコン信号Y102,Y103,Y104を受信した親機101は、親機102,103,104の各PAN−IDとは異なるPAN−IDを自端末に設定する。
なお、親機がActiveスキャンを用いずにPAN−IDを設定する方法として、PAN−IDをランダムに設定する方法や、自端末のシリアル番号に基づいてPAN−IDを設定する方法もある。
また、MAC層がIEEE802.15.4に準拠して動作する通信プロトコルとして、ZigBee(登録商標)がある。ZigBeeでは、親機の再起動の概念はなく、親機は、起動する度にActiveスキャンを行い、PAN−IDを設定し直す。親機のPAN−IDが変更されると、以前に通信していた子機との通信ができなくなるため、親機と子機との間のペアリングを再度行う必要がある。
子機は、親機との通信ができないと判断した場合、IEEE802.15.4のOrphanスキャンを行うことによって、親機の探索を行う。図6では、子機201が、親機101との通信ができなくなった後、親機101の探索を行う。まず、子機201は、孤立通知(Orphan Notification)Y111をブロードキャストする。孤立通知Y111を受信した親機101,102,103は、孤立通知Y111の送信元である子機201が、以前に自端末のネットワークに参加していたか否かを判定する。そして、子機201と以前にネットワークを構成していた親機101のみが、子機201に対して再整列(realignment)コマンドY112を返信する。再整列コマンドY112には、親機101のPAN−IDの情報が付加されている。再整列コマンドY112を受信した子機201は、親機101のPAN−IDを自端末に設定する。
特開2009−88750号公報
上述のZigBee(登録商標)のように親機の再起動の概念がない場合、親機の再起動時に設定したPAN−IDが、前回起動時のPAN−IDと異なる可能性が高い。そこで、親機は、再起動時に、子機との再ペアリングが必要になる。
また、子機が親機との通信を確認できないと判断したときに、親機を探索するOrphanスキャンの機能が、IEEE802.15.14に規定されているが、「通信が確認できないと判断する時間」や、「再探索する時間」が必要である。したがって、親機−子機間で通信不能になる期間が比較的長く発生する。
また、親機は、電源オフ時に自端末のPAN−IDを不揮発性のメモリに格納しておき、親機の再起動時に、格納しているPAN−IDを読みだして設定する方法がある。
しかしながら、親機が自端末のPAN−IDを不揮発性のメモリに格納する構成では、親機の電源オフ時に周囲のネットワークでPAN−IDを設定された場合、隣接するネットワーク同士でPAN−IDが重複する可能性がある。
また、設置前(例えば出荷前)にActiveスキャンを用いて親機のPAN−IDを設定した環境と、親機の実際の設置場所における環境とが異なる場合も、隣接するネットワーク同士でPAN−IDが重複する可能性がある。
すなわち、従来の親機は、再起動した時に、同じネットワークに参加していた子機との間で継続して通信することが困難であった。また、従来の親機は、再起動した時に設定したPAN−IDが、周囲のネットワークのPAN−IDと重複する可能性があった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、再起動時に、同じネットワークに参加している子機との間で継続して通信でき、且つ再起動時に設定したネットワーク識別情報が周囲のネットワークと重複することを抑制できる通信端末、通信方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明の通信端末は、子機を含む周辺端末との間で無線通信を行う親機を構成する通信端末であって、自端末のネットワークを識別するためのネットワーク識別情報、および自端末のネットワークに参加した前記子機の情報である子機情報を記憶する不揮発性の記憶部と、前記周辺端末との間で行う無線通信を制御する通信制御部とを備え、前記通信制御部は、起動時に、前記記憶部に前記子機情報が記憶されていない場合、識別情報取得要求を送信し、この識別情報取得要求を受信した他の親機から返信された前記他の親機の前記ネットワーク識別情報を受信し、この受信した前記他の親機の前記ネットワーク識別情報以外の前記ネットワーク識別情報を前記記憶部に書き込み、前記記憶部に書き込んだ前記ネットワーク識別情報を用いて無線通信を行い、起動時に、前記記憶部に前記子機情報が記憶されている場合、前記記憶部に記憶されている前記ネットワーク識別情報を用いて無線通信を行うことを特徴とする。
この発明において、前記通信制御部は、起動時に、前記記憶部に前記子機情報が記憶されている場合であっても、前記識別情報取得要求を送信した最新の時刻に比べて現在時刻が所定時間以上経過している場合、前記識別情報取得要求を送信し、この識別情報取得要求を受信した他の親機から返信された前記他の親機の前記ネットワーク識別情報を受信し、この受信した前記他の親機の前記ネットワーク識別情報以外の前記ネットワーク識別情報を前記記憶部に書き込むことが好ましい。
この発明において、前記通信制御部は、無線通信の通信トラフィックを計測し、起動時に、前記記憶部に前記子機情報が記憶されている場合であっても、前記通信トラフィックが閾値以上であれば、前記識別情報取得要求を送信し、この識別情報取得要求を受信した他の親機から返信された前記他の親機の前記ネットワーク識別情報を受信し、この受信した前記他の親機の前記ネットワーク識別情報以外の前記ネットワーク識別情報を前記記憶部に書き込むことが好ましい。
本発明の通信方法は、子機を含む周辺端末との間で無線通信を行う親機を構成し、自端末のネットワークを識別するためのネットワーク識別情報、および自端末のネットワークに参加した前記子機の情報である子機情報を記憶する不揮発性の記憶部を備える通信端末の通信方法であって、起動時に、前記記憶部に前記子機情報が記憶されていない場合、識別情報取得要求を送信し、この識別情報取得要求を受信した他の親機から返信された前記他の親機の前記ネットワーク識別情報を受信し、この受信した前記他の親機の前記ネットワーク識別情報以外の前記ネットワーク識別情報を前記記憶部に書き込み、前記記憶部に書き込んだ前記ネットワーク識別情報を用いて無線通信を行い、起動時に、前記記憶部に前記子機情報が記憶されている場合、前記記憶部に記憶されている前記ネットワーク識別情報を用いて無線通信を行うことが好ましい。
本発明のプログラムは、子機を含む周辺端末との間で無線通信を行う親機を構成し、自端末のネットワークを識別するためのネットワーク識別情報、および自端末のネットワークに参加した前記子機の情報である子機情報を記憶する不揮発性の記憶部を備える通信端末の動作を制御するコンピュータにて実行されるプログラムであって、前記コンピュータに、起動時に、前記記憶部に前記子機情報が記憶されていない場合、識別情報取得要求を送信し、この識別情報取得要求を受信した他の親機から返信された前記他の親機の前記ネットワーク識別情報を受信し、この受信した前記他の親機の前記ネットワーク識別情報以外の前記ネットワーク識別情報を前記記憶部に書き込み、前記記憶部に書き込んだ前記ネットワーク識別情報を用いて無線通信を行う機能と、起動時に、前記記憶部に前記子機情報が記憶されている場合、前記記憶部に記憶されている前記ネットワーク識別情報を用いて無線通信を行う機能とを実現させることが好ましい。
以上説明したように、本発明の通信端末、通信方法およびプログラムは、再起動時において記憶部に子機情報が格納されていない場合、周辺の他の親機からネットワーク識別情報を収集し、周辺の他の親機のネットワーク識別情報とは異なるネットワーク識別情報を自端末に設定する。また、再起動時において記憶部に子機情報が格納されている場合、記憶部に記憶されているネットワーク識別情報を用いて再起動後の無線通信を行う。したがって、本発明の通信端末、通信方法およびプログラムにおいて、再起動時に、同じネットワークに参加している子機との間で継続して通信でき、且つ再起動時に設定したネットワーク識別情報が周囲のネットワークと重複することを抑制できるという効果がある。
実施形態の通信システムの構成を示すブロック図である。 同上のActiveスキャンの動作を示す通信シーケンス図である。 同上のOrphanスキャンの動作を示す通信シーケンス図である。 従来の通信システムの構成を示すブロック図である。 従来のActiveスキャンの動作を示す通信シーケンス図である。 従来のOrphanスキャンの動作を示す通信シーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
図1は、本実施形態の通信システムの構成を示しており、親機1(Coordinator)と複数の子機2(Device)とがネットワークを構築して、親機1と子機2との間で無線パケットを用いた通信を行う。なお、各ネットワークの構成要素を区別するため、図1において、ネットワークNT1の親機には11、子機には21の符号を付し、ネットワークNT2の親機には12、子機には22の符号を付す。
親機1および子機2は、PAN(Personal Area Network)−IDによって、ネットワークを識別する。例えば、図1に示すように、親機11のネットワークNT1に複数の子機21が参加し、親機12のネットワークNT2に複数の子機22が参加している。この場合、親機11および子機21には、ネットワークNT1のPAN−IDが設定されており、親機12および子機22には、ネットワークNT2のPAN−IDが設定されている。親機11,12、子機21,22は、このPAN−IDに基づいて、ネットワークを識別している。
親機1は、図1に示すように、通信制御部1a、無線通信部1b、記憶部1cを備えており、本発明の通信端末に相当する。無線通信部1bは、無線パケットの送受信を行うインターフェース機能を有する。通信制御部1aは、マイクロコンピュータ等で構成されて、本発明のコンピュータに相当する。この通信制御部1aは、無線通信部1bの動作を制御し、周辺端末(親機1、子機2)との間で行う無線通信を制御する。記憶部1cは、不揮発性のメモリで構成されており、自端末のネットワークに設定するPAN−ID(ネットワーク識別情報)、および自端末のネットワークに参加した子機2の情報である子機情報等を格納する。子機情報は、親機1とネットワークを構築した子機2のアドレス、通信チャネル、PAN−ID等の子機に関するネットワーク情報である。通信制御部1aは、記憶部1cに格納されているPAN−IDを用いて自端末のネットワークと他のネットワークとを識別し、無線通信部1bによる無線通信を制御する。
そして、図1において親機11が電源オフした後に再起動したケースを例にして、以下説明する。
親機1の通信制御部1aは、電源がオンされて再起動すると、記憶部1cに子機情報が格納されているか否かを判定する。記憶部1cに子機情報が格納されていない場合、再起動した親機11の通信制御部1aは、親機12等の周辺の他の親機1に対してActiveスキャンを行って、周辺の他の親機1のPAN−IDを取得する。なお、再起動した親機11は、記憶部1cに自端末のPAN−IDを格納していたとしても、記憶部1cに子機情報が格納されていない場合、Activeスキャンを行う。
例えば、図2に示すように、親機11の周辺に親機12,13,14が存在しているとする。そして、再起動した親機11は、ビーコン要求(Beacon Request)Y1をブロードキャストして、Activeスキャンを実行する。ビーコン要求Y1を受信した親機12,13,14は、ビーコン信号Y12,Y13,Y14をそれぞれ返信する。ビーコン信号Y12には、親機12のPAN−IDの情報が付加されており、ビーコン信号Y13には、親機13のPAN−IDの情報が付加されており、ビーコン信号Y14には、親機14のPAN−IDの情報が付加されている。ビーコン信号Y12,Y13,Y14を受信した親機11は、親機12,13,14の各PAN−IDとは異なるPAN−IDを、記憶部1cに書き込む。なお、ビーコン要求は、本発明の識別情報取得要求に相当する。
親機11の通信制御部1aは、記憶部1cに書き込んだPAN−IDを用いて自端末のネットワークと他のネットワークとを識別し、無線通信部1bによる無線通信を制御する。
そして、親機11の周辺の子機21がネットワーク参加前にブロードキャストするビーコン要求に対して、親機11の通信制御部1aは、自端末のPAN−IDの情報を付加したビーコン信号を返信する。子機21は、親機11から受信したビーコン信号に付加されたPAN−IDを自端末に設定する。すなわち、ネットワークNT1を構築する親機11および子機21は、互いに共通のPAN−IDを設定できる。また、親機11および子機21に設定されるPAN−IDは、周辺の他のネットワークとは異なるPAN−IDとなる。以降、親機11および子機21は、設定したPAN−IDを用いて無線通信を行う。
上述のように、再起動した親機1は、記憶部1cに子機情報が格納されていない場合、周辺の他の親機1からPAN−IDの情報を収集し、周辺の他の親機1のPAN−IDとは異なるPAN−IDを自端末に設定する。したがって、再起動した親機11は、再起動時に設定したPAN−IDが、周囲のネットワークのPAN−IDと重複することを防止できる。また、親機1の再起動時において記憶部1cに子機情報が格納されていない場合、この親機1には通信を継続すべき子機2がないとみなせるので、親機1は周辺環境に応じた新たなPAN−IDを設定することができる。
また、再起動した親機11の通信制御部1aは、記憶部1cに子機情報が格納されている場合、記憶部1cに記憶されているPAN−IDを用いて再起動後の無線通信を行う。例えば、再起動した親機11の記憶部1cにネットワークNT1の各子機21の子機情報が格納されているとする。この場合、親機11は、以前に子機21とネットワークを構築していたとみなせるので、子機21との通信を再起動後も継続するために、記憶部1cに記憶されているPAN−IDを用いて無線通信を行う。親機11の記憶部1cに記憶されているPAN−IDは、以前に子機21とネットワークを構築していたときに用いていたPAN−IDである。
一方、ネットワークNT1に参加していた子機21は、電源オフした親機11との通信ができない場合、図3に示すOrphanスキャンを行うことによって、親機11の探索を行う。まず、子機21は、孤立通知(Orphan Notification)Y21をブロードキャストする。孤立通知Y21を受信した親機11,12,13のうち、親機12,13は、孤立通知Y21に付加された子機21のPAN−IDが自端末のPAN−IDと異なるので、孤立通知Y21を破棄する。再起動した親機11は、孤立通知Y21に付加された子機21のPAN−IDが自端末のPAN−IDと同じなので、子機21に対して再整列(realignment)コマンドY22を返信する。再整列コマンドY22には、親機11のPAN−ID等の情報が付加されている。再整列コマンドY22を受信した子機21は、親機11のネットワークNT1に再度参加する。
上述のように、再起動した親機1は、記憶部1cに子機情報が格納されている場合、記憶部1cに記憶されているPAN−IDを用いて再起動後の無線通信を行う。したがって、再起動した親機11は、同一のネットワークを以前に構築していた子機21との通信を再起動後も継続することができる。
また、図1において、再起動した親機11の通信制御部1aは、記憶部1cに子機情報が記憶されている場合であっても、前回のActiveスキャンの実行時刻(ビーコン要求を送信した最新の時刻)に比べて現在時刻が所定時間以上経過している場合、Activeスキャンを行ってもよい。
例えば、図1において、親機11が子機21との間でネットワークNT1を構築し、親機11および子機21は同一のPAN−IDを設定している。そして、親機11が電源オフしている間に、周囲の親機12が子機22との間でネットワークNT2を構築し、親機12および子機22が、ネットワークNT1と同一のPAN−IDを設定したとする。その後、親機11が再起動した場合、ネットワークNT1のPAN−IDとネットワークNT2のPAN−IDとが重複してしまう。
そこで、上述のように、親機1は、記憶部1cに子機情報が記憶されていても、前回のActiveスキャンから所定時間以上経過している場合、ビーコン要求をブロードキャストしてActiveスキャンを行う。親機1の通信制御部1aは、Activeスキャンによって、周辺の他の親機1からPAN−IDの情報を収集し、周辺の他の親機1のPAN−IDとは異なるPAN−IDを記憶部1cに書き込む。そして、通信制御部1aは、記憶部1cに書き込んだPAN−IDを用いて自端末のネットワークと他のネットワークとを識別し、無線通信部1bによる無線通信を制御する。すなわち、親機1は、周辺の他の親機1からPAN−IDの情報を収集し、周辺の他の親機1のPAN−IDとは異なるPAN−IDを自端末に設定することができる。
また、親機1の通信制御部1aは、無線パケットの受信状況に基づいて無線通信の通信トラフィックを計測している。そして、図1において、再起動した親機11の通信制御部1aは、記憶部1cに子機情報が記憶されている場合であっても、通信トラフィックが所定レベル以上であれば、ビーコン要求をブロードキャストしてActiveスキャンを行ってもよい。この場合も、親機1の通信制御部1aは、Activeスキャンによって、周辺の他の親機1からPAN−IDの情報を収集し、周辺の他の親機1のPAN−IDとは異なるPAN−IDを記憶部1cに書き込む。そして、通信制御部1aは、記憶部1cに書き込んだPAN−IDを用いて自端末のネットワークと他のネットワークとを識別し、無線通信部1bによる無線通信を制御する。
通信制御部1aが通信トラフィックを計測する方法としては、IEEE.802.15.4に規定されたEDスキャンを利用する方法がある。EDスキャンは、受信信号強度が閾値を超えた回数をカウントしており、通信制御部1aは、受信信号強度が閾値を超えた回数が多いほど、通信トラフィックが高いと判断できる。また、通信制御部1aは、一回のパケット送信処理についてキャリアセンスを行った回数をカウントし、キャリアセンスの回数が多いほど、通信トラフィックが高いと判断してもよい。
例えば、親機1が出荷時にPAN−IDを設定された後、現場に設置されたとする。この場合、親機1にPAN−IDが設定された出荷時の周辺環境と、実際に親機1が設置された現場の周辺環境とは異なる。一般に、現場の周辺環境のほうが、出荷時の周辺環境に比べて周囲に存在する他のネットワークの数が多く、通信トラフィックも高い。そこで、親機1は、子機情報が記憶されている場合であっても、通信トラフィックが所定レベル以上であれば、Activeスキャンを実行する。
したがって、親機1は、PAN−IDを設定した周辺環境と異なる場所に設置された場合に、周辺の他の親機1からPAN−IDの情報を収集し、周辺の他の親機1のPAN−IDとは異なるPAN−IDを自端末に設定することができる。
上述の親機1は、子機2を含む周辺端末との間で無線通信を行う親機を構成する通信端末である。そして、本発明の通信端末は、自端末のネットワークを識別するためのネットワーク識別情報(PAN−ID)、および自端末のネットワークに参加した子機2の情報である子機情報を記憶する不揮発性の記憶部1cを備える。さらに、通信端末は、周辺端末との間で行う無線通信を制御する通信制御部1aを備える。そして、通信制御部1aは、起動時に、記憶部1cに子機情報が記憶されていない場合、識別情報取得要求(ビーコン要求)を送信し、この識別情報取得要求を受信した他の親機1から返信された他の親機1のネットワーク識別情報を受信する。通信制御部1aは、この受信した他の親機のネットワーク識別情報以外のネットワーク識別情報を記憶部1cに書き込み、記憶部1cに書き込んだネットワーク識別情報を用いて無線通信を行う。また、通信制御部1aは、起動時に、記憶部1cに子機情報が記憶されている場合、記憶部1cに記憶されているネットワーク識別情報を用いて無線通信を行う。
また、本発明の通信方法は、子機2を含む周辺端末との間で無線通信を行う親機1を構成し、自端末のネットワークを識別するためのネットワーク識別情報(PAN−ID)、および自端末のネットワークに参加した子機2の情報である子機情報を記憶する不揮発性の記憶部1cを備える通信端末の通信方法である。そして、起動時に、記憶部1cに子機情報が記憶されていない場合、識別情報取得要求(ビーコン要求)を送信し、この識別情報取得要求を受信した他の親機1から返信された他の親機1のネットワーク識別情報を受信する。そして、この受信した他の親機1のネットワーク識別情報以外のネットワーク識別情報を記憶部1cに書き込み、記憶部1cに書き込んだネットワーク識別情報を用いて無線通信を行う。また、起動時に、記憶部1cに子機情報が記憶されている場合、記憶部1cに記憶されているネットワーク識別情報を用いて無線通信を行う。
また、本発明のプログラムは、子機2を含む周辺端末との間で無線通信を行う親機1を構成し、自端末のネットワークを識別するためのネットワーク識別情報(PAN−ID)、および自端末のネットワークに参加した子機2の情報である子機情報を記憶する不揮発性の記憶部1cを備える通信端末の動作を制御するコンピュータ(通信制御部1a)にて実行されるプログラムである。
プログラムは、起動時に、記憶部1cに子機情報が記憶されていない場合、識別情報取得要求(ビーコン要求)を送信し、この識別情報取得要求を受信した他の親機1から返信された他の親機1のネットワーク識別情報を受信する機能をコンピュータに実現させる。そして、プログラムは、この受信した他の親機1のネットワーク識別情報以外のネットワーク識別情報を記憶部1cに書き込み、記憶部1cに書き込んだネットワーク識別情報を用いて無線通信を行う機能をコンピュータに実現させる。また、プログラムは、起動時に、記憶部1cに子機情報が記憶されている場合、記憶部1cに記憶されているネットワーク識別情報を用いて無線通信を行う機能をコンピュータに実現させる。
1(11,12,...) 親機(通信端末)
1a 通信制御部
1b 無線通信部
1c 記憶部
2(21,22,...) 子機
NT1,NT2 ネットワーク

Claims (5)

  1. 子機を含む周辺端末との間で無線通信を行う親機を構成する通信端末であって、
    自端末のネットワークを識別するためのネットワーク識別情報、および自端末のネットワークに参加した前記子機の情報である子機情報を記憶する不揮発性の記憶部と、
    前記周辺端末との間で行う無線通信を制御する通信制御部とを備え、
    前記通信制御部は、
    起動時に、前記記憶部に前記子機情報が記憶されていない場合、識別情報取得要求を送信し、この識別情報取得要求を受信した他の親機から返信された前記他の親機の前記ネットワーク識別情報を受信し、この受信した前記他の親機の前記ネットワーク識別情報以外の前記ネットワーク識別情報を前記記憶部に書き込み、前記記憶部に書き込んだ前記ネットワーク識別情報を用いて無線通信を行い、
    起動時に、前記記憶部に前記子機情報が記憶されている場合、前記記憶部に記憶されている前記ネットワーク識別情報を用いて無線通信を行う
    ことを特徴とする通信端末。
  2. 前記通信制御部は、起動時に、前記記憶部に前記子機情報が記憶されている場合であっても、前記識別情報取得要求を送信した最新の時刻に比べて現在時刻が所定時間以上経過している場合、前記識別情報取得要求を送信し、この識別情報取得要求を受信した他の親機から返信された前記他の親機の前記ネットワーク識別情報を受信し、この受信した前記他の親機の前記ネットワーク識別情報以外の前記ネットワーク識別情報を前記記憶部に書き込むことを特徴とする請求項1記載の通信端末。
  3. 前記通信制御部は、無線通信の通信トラフィックを計測し、起動時に、前記記憶部に前記子機情報が記憶されている場合であっても、前記通信トラフィックが閾値以上であれば、前記識別情報取得要求を送信し、この識別情報取得要求を受信した他の親機から返信された前記他の親機の前記ネットワーク識別情報を受信し、この受信した前記他の親機の前記ネットワーク識別情報以外の前記ネットワーク識別情報を前記記憶部に書き込むことを特徴とする請求項1または2記載の通信端末。
  4. 子機を含む周辺端末との間で無線通信を行う親機を構成し、自端末のネットワークを識別するためのネットワーク識別情報、および自端末のネットワークに参加した前記子機の情報である子機情報を記憶する不揮発性の記憶部を備える通信端末の通信方法であって、
    起動時に、前記記憶部に前記子機情報が記憶されていない場合、識別情報取得要求を送信し、この識別情報取得要求を受信した他の親機から返信された前記他の親機の前記ネットワーク識別情報を受信し、この受信した前記他の親機の前記ネットワーク識別情報以外の前記ネットワーク識別情報を前記記憶部に書き込み、前記記憶部に書き込んだ前記ネットワーク識別情報を用いて無線通信を行い、
    起動時に、前記記憶部に前記子機情報が記憶されている場合、前記記憶部に記憶されている前記ネットワーク識別情報を用いて無線通信を行う
    ことを特徴とする通信方法。
  5. 子機を含む周辺端末との間で無線通信を行う親機を構成し、自端末のネットワークを識別するためのネットワーク識別情報、および自端末のネットワークに参加した前記子機の情報である子機情報を記憶する不揮発性の記憶部を備える通信端末の動作を制御するコンピュータにて実行されるプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    起動時に、前記記憶部に前記子機情報が記憶されていない場合、識別情報取得要求を送信し、この識別情報取得要求を受信した他の親機から返信された前記他の親機の前記ネットワーク識別情報を受信し、この受信した前記他の親機の前記ネットワーク識別情報以外の前記ネットワーク識別情報を前記記憶部に書き込み、前記記憶部に書き込んだ前記ネットワーク識別情報を用いて無線通信を行う機能と、
    起動時に、前記記憶部に前記子機情報が記憶されている場合、前記記憶部に記憶されている前記ネットワーク識別情報を用いて無線通信を行う機能とを実現させる
    ことを特徴とするプログラム。
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