JP6131020B2 - 汚染物質の除去装置 - Google Patents
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Description
<<構成>>
第一実施形態に係る汚染物質の除去装置1(以下、単に除去装置ともいう。)は、水田7に流入する水に含まれる汚染物質を除去する目的で、水田7に水を供給する水路8近傍に設置されている。水路8には堰板が設けられており(図示せず)、堰板を上下させることで、水田7に引き込む水量の調整が可能である。換言すると、堰板を調整することで、水路8と水田7との動水勾配により、水田に水が流入する。そして、第一実施形態に係る除去装置1は、水路8と水田7との動水勾配により水田に流入する水に含まれる汚染物質を除去する。なお、図1では、水田7から排出される水が流れる水路9近傍にも除去装置1が設置されている。これにより、雨水など、水田7の上流側に設置された除去装置1を介さずに水田7に蓄えられた水に含まれる汚染物質を除去することができる。その結果、図1の水田7の更に下流側を流れる水の汚染濃度をより低減することができる。
第一実施形態に係る除去装置1は、図1に示すように、水田7に流入する水に含まれる汚染物質を除去するため、水田7へ水を供給する水路8付近に設置することができる。水田7へ水を供給する水路8は、例えば断面が20cm×20cmであり、比較的小さく、水田7に引き込む水の流量も例えば350〜400l/min程度である。そのため、除去装置1は、水路8の断面積や水田7に引き込む水の水量などに合わせて設計すればよく、使用者が持ち運びできる程度の大きさとすることができる。したがって、使用者は、水田や畑に水を引き込む箇所に除去装置1を容易に設置することができる。
第一実施形態に係る除去装置1では、流入部10Aが水路8よりも低い位置に設けられ、水が供給される水田7と、水田7に水を供給する水路8との動水勾配を利用して水が除去装置1内に流入する。除去装置1には、潜り堰板15が設けられており、流入部10Aから流入した水は、潜り堰板15の下方を潜り抜けて排出部10Bから排出される。潜り堰板15の上流側には、捕捉部17が設けられていることから、流入部10Aから流入した水に含まれる汚染物質は捕捉部17で捕捉される。流入した水が潜り堰板15の下方を潜り抜ける構成とすることで、除去装置1内に流入した水がゆっくりと除去装置1内を通過する。そのため、水に含まれる汚染物質を確実に捕捉することができる。また、除去装置1内に流入した全ての水が捕捉部17が設けられた領域、すなわち潜り堰板15、側壁12,12、及び後壁13で囲まれた領域を通過することから汚染物質の除去をより効果的に行うことができる。また、第一実施形態に係る除去装置1は簡易な構成であり、簡易に汚染物質を除去することができる。
図3は、第二実施形態に係る汚染物質の除去装置の斜視図を示す。なお、第一実施形態に係る汚染物質の除去装置1と同様の構成については、同一符号を付し、説明は割愛する。
る。
図4Aは、第三実施形態に係る汚染物質の除去装置の背面図を示す。図4Bは、第三実施形態に係る汚染物質の除去装置の正面図を示す。なお、先に説明した実施形態と同様の構成については、同一符号を付し、説明は割愛する。
図5は、第四実施形態に係る汚染物質の除去装置の平面図を示す。なお、先に説明した実施形態と同様の構成については、同一符号を付し、説明は割愛する。
寸法よりも小さく形成されている。潜り堰板15c1,15c3は、後壁側の端部が後壁13の内面と接続され、前壁側の端部が潜り堰板15c2の両側端部と接続されている。また、潜り堰板15c1,15c3の下方は、水が潜り抜けるようになっている。
2・・・蓋
7・・・水田
8、9・・・水路
10・・・本体部
15・・・潜り堰板
17・・・捕捉部
10A・・・流入部
10B・・・排出部
Claims (3)
- 汚染物質の除去装置であって、
箱状の本体部と、
前記本体部の上流側、かつ水路よりも低い位置に設けられ、当該水路から供給される汚染物質を含む水が流入する流入部と、
前記本体部の下流側に設けられ、前記汚染物質が除去された水を排出する排出部と、
前記流入部と前記排出部との間に設けられ、下端と前記本体部の下壁との間に隙間を形成する潜り堰板部と、
前記本体部内、かつ前記潜り堰板部よりも上流側に設置され、前記流入部から流入する水に含まれる汚染物質を捕捉する捕捉部と、
前記本体部の下壁と対向すると共に当該下壁と隙間を形成するように設置され、前記捕捉部が載置される通水可能な支持板であって、前記汚染物質が捕捉された水を通過させることによって、当該水を前記潜り堰板部の下端と前記本体部の下壁との間に形成された隙間に導く支持板と、
を備え、
水が供給される領域の地盤高さと前記水路の高さに応じて、前記流入部の高さ位置を調整する流入部の調整部と、
水が供給される領域の地盤高さと前記水路の高さに応じて、前記排出部の高さ位置を調整する排出部の調整部と、を更に備え、
前記排出部の調整部は、前記本体部の下流側に位置する面に設置された上下方向に移動自在な移動板によって構成されており、
前記汚染物質の除去装置は、水田又は畑に設置され、前記流入部には、前記水田又は畑へ水を供給する水路からの水が流入する汚染物質の除去装置。 - 前記汚染物質の除去装置内への飛来物の流入を抑制する蓋部を更に備える、請求項1に記載の汚染物質の除去装置。
- 複数の前記潜り堰板部と、複数の前記排出部とを備える、請求項1又は2に記載の汚染物質の除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012234084A JP6131020B2 (ja) | 2012-10-23 | 2012-10-23 | 汚染物質の除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012234084A JP6131020B2 (ja) | 2012-10-23 | 2012-10-23 | 汚染物質の除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014083493A JP2014083493A (ja) | 2014-05-12 |
JP6131020B2 true JP6131020B2 (ja) | 2017-05-17 |
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ID=50787096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012234084A Active JP6131020B2 (ja) | 2012-10-23 | 2012-10-23 | 汚染物質の除去装置 |
Country Status (1)
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2012
- 2012-10-23 JP JP2012234084A patent/JP6131020B2/ja active Active
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