JP6130040B1 - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、第1条件を成立させすぎると、第1指標の数値が第1有利範囲外になってしまい、第1有利範囲から外れて、逆に第1特典獲得に不利になってしまう。かかる場合には、第1条件を成立させずに第2条件を成立させることで第1指標の数値を増加又は減少の他方に計数させて、再度、第1指標の数値を第1有利範囲内に含ませることが可能となる。
このように第1条件と第2条件とを適当な範囲で成立させることにより、第1特典を獲得しやすくすることができる。
なお、ここで、「第1指標」は、パラメータとしての温度(摂氏温度)のようなものが含まれる。
ここで、第2特典には、例えば、AT状態へ移行可能となる抽選契機が付与されるようなものや、AT状態への移行そのものが付与されるようなものが含まれる。
なお、ここで、第4条件は、第2条件と異なっていても良いし、同一でもよい。
第1特典を獲得するためには、第1指標の数値を第1遊技範囲に滞在させ続けることが必要になる。遊技を進めるにあたって、遊技の進行に伴って適度な頻度(遊技回数)で第1条件と第2条件との両方をバランスよく成立させることが必要となる。これにより、遊技の進行に伴って適度な頻度で第1条件を成立させるという今までにない新たな遊技性を創出することができる。
本明細書では、各説明箇所において、方向についての定義等が示されていない場合には、遊技機10の方を向いて位置している遊技者から見て、遊技機10から遊技者の手前側に向かう方向を「前」方向とし、その逆方向を「後」方向とする。また、同様に、「左」や「右」等の左右方向及び「上」や「下」等の上下方向も、遊技機10の前に位置している遊技者から見た場合の左方向や右方向、又は上方向や下方向を意味する。同様に、各部材の説明においても、方向についての定義等が示されていない場合には、各部材を、遊技機10の所定位置に固定した場合における遊技者から見た方向を意味する。
なお、リール62の周囲には、表面に図柄61を印刷した樹脂性のリールテープが貼付されているものである。このリールテープをリール62の周囲に貼付する際、リールテープ上の図柄61の位置と、ステッピングモータ65のステップとが所定の対応関係となるように設定されている。
本実施の形態に係る遊技機10には、遊技開始の条件として投入するためのメダルを後述するメダル投入口38からあらかじめ投入して、最大50枚までクレジットメダルとして内部に貯留可能なクレジット機能(投入枚数を電子データとして電子的に記憶し管理する機能)を有している。なお、このクレジットメダルとして貯留可能な最大枚数である50枚を最大クレジットメダル数とする。
前記操作部30の上面右側には、遊技媒体としてのメダルを投入するためのメダル投入口38が設けられている。
具体的には、メダルセレクタ17には、特に図示していないが、電磁石を用いたキャンセルコイルの作動により、メダル投入口38から投入されたメダルをホッパーユニット24内に貯留させる通路と、メダル払出口28から後述するメダル受け皿26へ進ませる通路との切り換えが可能に形成されている。これにより、メダル投入口38から投入されたメダルをクレジットメダルとして貯留するか、メダル受け皿26へ払い出すかの切り換えをすることができる。
この電源ユニット43には、電源投入又は電源遮断のための操作が可能な電源スイッチ44と、設定変更処理のための設定キースイッチ45とが設けられている。
この表示装置84には、後述するように、水槽で魚を飼っているイメージを表示させる(図9参照)。その際、水槽の水の温度も温度計とともに表示させている。
外部集中端子板18は、遊技データを遊技機10外部に出力させるものであり、メイン制御手段200と配線される接続端子(コネクタ)や、外部機器(図示省略)と配線される接続端子(コネクタ)が設けられた端子板である。また、外部集中端子板18は、図示しないが、遊技島設備(例えばデータ機器)や遊技ホールのホール管理者が管理するホールコンピュータに接続されている。
(1)リプレイ役の当選に関する情報
(2)メダル投入に関する情報
(3)メダル払出に関する情報
(4)ボーナス状態に関する情報
(5)AT状態に関する情報
(6)エラーに関する情報
(7)設定値の変更の有無に関する情報
(8)前扉14の開閉状態に関する情報
メイン制御手段200は、遊技を制御するためのものであって、遊技を進行させるためのものである。以下、本実施の形態における遊技について説明する。
賭け数を設定する方法には、メダル投入口38からメダルを投入する方法と、マックスベットスイッチ34又はシングルベットスイッチ35を操作することによってクレジットメダルを賭け数として設定する方法とがある。そして、規定の賭け数が設定されていることを条件に、スタートスイッチ40を操作すると、賭け数が確定し、役抽選手段210により、複数の役のいずれかに当選したか又はハズレかの抽選(役抽選)が行われる。また、役抽選とほぼ同時に、前回の遊技でのリール62の回転開始時から所定の時間(本実施の形態では、4.1秒)が経過しているか否かが判定され、所定の時間が経過すると、3個全てのリール62の回転が開始する。
その後に、3個のストップスイッチ50のうち1個を操作すると、当該ストップスイッチ50に対応したリール62の回転が停止する。そして、3個すべてのストップスイッチ50の操作を終えると、3個すべてのリール62の回転が停止する。
このとき、有効ライン86上に所定の図柄61の組み合わせが揃うと、当該図柄61の組み合わせに対応した処理が行われる。本実施の形態に係る遊技機10は、有効ライン86上に予め定められた図柄61の組み合わせが揃うと遊技者に利益が付与されるように形成されている。
この役抽選手段210は、役に当選したか否かを決定するための抽選テーブルを、設定値(1〜6)及び遊技状態(ノーマル状態、RT状態、ボーナス状態等)にそれぞれに対応して複数備えており、メイン制御手段200のROM上に記憶している。
また、設定値は、例えば、設定値1、設定値2、・・・、設定値6のように数値が高い設定値になるほど、所定の役(例えばボーナス移行役)の当選確率は高くなるが、AT機能を発揮しているAT状態への移行抽選の当選確率が低くなる(又は共通になる)ようにしても良いものである。なお、ここでAT機能とは、例えば予め定めた所定の停止操作順序でストップスイッチ50を停止操作しなければ、当選した役に係る図柄組み合わせを有効ライン86上に停止表示させることができないように設定されているような場合に、その所定の停止操作順序を遊技者に報知して、入賞をアシストするような機能を意味する。
停止図柄判定手段230は、メイン制御手段200が備える手段であり、全てのリール62が停止した際における有効ライン86上の図柄61の組み合わせを記憶するとともに入賞等の判定をするためのものである。なお、停止図柄判定手段230による処理は、後述するステップ138(図12参照)において行われる。
遊技媒体払出制御手段240は、停止図柄判定手段230の判定の結果、小役が入賞していると判定するとメダルの払出しを行う。なお、遊技媒体払出制御手段240による処理は、後述するステップ138(図12参照)において行われる。
ここで、遊技媒体払出制御手段240は、メダル払出を付与する役割を有するものである。
この設定変更処理が可能な状態において、設定値選択手段265は、スタートスイッチ40のオン状態が検知されたか否かを判定し、検知されたと判定された場合に、さらに、設定キースイッチ45がオフ状態になることで、設定値を確定する。
具体的には、遊技状態制御手段250は、図4に示すように、大別すると、ノーマル状態制御手段251、RT状態制御手段252及びボーナス状態制御手段253の各手段を有する。
具体的には、第1指標判定手段320は、ATチャンスゾーン状態中に第1指標記憶手段318が記憶している第1指標の数値が所定範囲、すなわち第1有利範囲に入っているか否かを判定する。この第1有利範囲は、第1閾値としての15℃と、第2閾値としての20℃との間に設定されている。
なお、第1指標の数値がこの第1有利範囲に含まれる場合には、第1ポイント決定手段330が第1ポイントの抽選において、有利となるような抽選テーブルを用いて抽選することになる。
具体的には、第1ポイント決定手段330は、役抽選手段210の役抽選の結果、ベル役に当選している場合、第1指標判定手段320の判定結果に基づいて、第1ポイントを決定するものである。もちろん、前記所定役は、上述したベル役に限定されるものではなく、他の役でもよいものであり、また、いずれかの役が当選した場合でもよいものであり、また、当選に限らず、所定役に当選し、当該所定役に係る図柄組み合わせを有効ライン86上に停止表示させた場合である、いわゆる入賞に設定してもよい。なお、当選の代わりに入賞を用いる場合には当該遊技の遊技結果を反映させるためには、ポイント設定処理をリール62の停止処理の後に実施することで適用可能となる。
第1ポイント決定手段330は、役抽選の結果、ベル役に当選している場合、後述する図10(A)(B)に示す所定の抽選テーブルを用いて、第1ポイントを抽選により決定する。
その際、第1ポイント決定手段330は、第1指標判定手段320の判定結果により、第1指標の数値が第1有利範囲に含まれていない場合には、第1ポイントとして小さな数値(2以下)を獲得する当選確率が高く、大きな数値(3以上)を獲得する当選確率が低い通常確率ポイント抽選テーブル(図10(B)参照)を用いて抽選する。
第1ポイントが0に初期化(クリア)された場合、後述する移行決定手段255により現在の演出状態が、ATチャンスゾーン状態(CZ状態)から一般区間の通常状態へ移行させられる、いわゆる転落させる。
なお、ここで、第1ポイント決定手段330がポイント抽選処理によりポイントを決定するために用いた高確率ポイント抽選テーブル、通常確率抽選テーブル(図10(A)(B))は、上述したものに限定されるものではなく、例えば、図11(A)(B)に示すようなものでもよい。
すなわち、第1指標の数値が、第1有利範囲外にある場合に比べて第1有利範囲内にある場合に第1特典(第1ポイント)が獲得しやすい構成であれば、抽選テーブル等は特に限定されない。
本実施の形態では、現在の第1有利範囲が15℃〜20℃である場合、「第1有利範囲外の特定の範囲」として、第1閾値が25℃に変更され、第2閾値が30℃に変更される熱帯魚モードの範囲と、第1閾値が5℃に変更され、第2閾値が10℃に変更される深海魚モードの範囲との2つ設けられている。なお、いずれか1つでもよいものであり、また、これ以外の他の範囲に特定の範囲を設けてもよいものである。
ATチャンスゾーン移行決定手段256で行われるATチャンスゾーン移行抽選は、言い換えれば、通常状態(一般区間)において後述する特別区間へ移行するか否かを決定する抽選である。
AT移行決定手段258は、第1ポイント合計記憶手段340に記憶されている第1ポイントの合計ポイントが、所定の数値、具体的には、30点に到達した際、「AT状態」へ移行することを決定するものである。なお、この点数30点は、これに限定されるものではなく、他の点数に設定してもよいものである。
転落決定手段259は、第1指標の数値が最大値又は最小値に達して第1ポイント決定手段330により第1ポイントが0に初期化(クリア)された場合、所定の転落抽選(転落する当選確率が1/2)を行い、この転落抽選の結果、転落することに決定した場合、現在の遊技状態を、ATチャンスゾーン状態(CZ状態)から一般区間の通常状態へ移行させる、いわゆる転落させる。
なお、この移行決定手段255は、上述した移行決定以外にも他の移行決定も抽選等により実行可能である。
具体的には、演出状態制御手段260は、図4に示すように、通常状態制御手段261、ATチャンスゾーン状態制御手段262及びAT状態制御手段263の各手段を有する。
ここで、「非AT」は、「AT」の非作動状態を意味する。「AT」は、いわゆる「アシストタイム」の略語であり、「AT」に移行すると、当選した小役の押し順が報知される遊技が開始され、報知された押し順に従ってストップスイッチ50を操作することで、当選した小役の図柄61の組み合わせを停止表示させることができる。このため、成立した小役に対応する所定枚数のメダルが払出される。また、「AT」は、本実施の形態では、メイン制御手段200で制御され、このとき、メイン制御手段200のRT状態制御手段252で制御される「RT状態」に移行すると、「ART」状態となる。「ART」状態は、「RT」で、かつ「AT」の状態をいう。
そのため、「AT」が作動すると、上述のように、ベル役の当選時に、当該当選したベル役に対応する押し順が報知される。そして、遊技者は、報知された押し順に従ってストップスイッチ50を操作することで、当該当選したベル役を入賞させることができるため、「AT」が作動すると、「非AT」のときに比して、遊技者に有利となる。
ATチャンスゾーン状態制御手段262は、演出状態がATチャンスゾーン状態で行われている遊技を制御するものである。
AT状態制御手段263は、演出状態がAT状態で行われている遊技を制御するものである。
送信手段380は、複数種類の設定値の中から選択された特定の設定値に対応する当選確率を用いて実行された役抽選の抽選結果をサブ制御手段800の受信手段810へ送信する。
以上の構成をもって、サブ制御手段800は、メイン制御手段200からの信号を受けて、遊技の進行に伴う演出を行うものである。
本実施の形態では、特に図示しないが、通常状態中、液晶表示装置としての表示装置84の画面に、水槽内に卵が表示される演出を行い、ATチャンスゾーン移行抽選に当選すると卵が孵り、ATチャンスゾーン状態中、図9に示すように、液晶表示装置としての表示装置84の画面に水槽内を魚が泳ぎまわる動画像を表示させる演出を行うが、第1指標としての温度が第1有利範囲にある場合、すなわち適正な温度範囲にある場合、表示装置84には、魚が元気よく泳ぎ回るような動画像が表示され、第1指標としての温度が第1有利範囲から外れると、魚は元気がなくなり、泳ぎ回ることをしないような動画像が表示される。なお、合計ポイントが多くなるほど、魚が成長するような演出を行ってもよい。
「遊技状態」は、メイン制御手段200により管理され、図6に示すように、大別すると、「ノーマル状態」、「RT状態」及び「ボーナス状態」がある。「RT」は、いわゆる「リプレイタイム」の略語であり、「RT状態」に移行すると、再遊技役に当選する抽選確率、すなわち再遊技確率が高くなる。
なお、各状態における再遊技役への当選確率は、「ノーマル状態」においては「1/7.3」に設定されており、「RT状態」では「ノーマル状態」よりも高く、「ボーナス状態(RBB1、2)」では「ノーマル状態」よりも低く設定されている。
「RT0」から「RT1」には、AT役こぼし図柄を停止表示させた時に移行する。ここで「AT役こぼし図柄」とは、図示しないが、例えば、左第一停止が不正解のベル役に当選し、押し順不正解(ストップスイッチ50を左ストップスイッチLを第1番目に停止操作する左第1停止で操作)した際に停止表示される図柄である。「RT0」では押し順が報知されず、遊技者はストップスイッチ50を左第1停止で操作している。そのため、例えば「左第1不正解」の役当選時にはAT役こぼし図柄が停止表示され、「RT1」に移行する。
また、「RT2」においてAT役こぼし図柄や転落リプレイ図柄を停止表示させると「RT1」に移行する。ここで「AT役こぼし図柄」とは、上述したとおり、例えば、左第1停止が不正解の役に当選し、押し順不正解(ストップスイッチ50を左第1停止で操作)した際に停止表示される図柄である。例えば、「RT2」において演出状態が図7のAT状態であれば、押し順が報知されるが、AT状態が終了すると、押し順が報知されず、遊技者は通常の押し順すなわち、ストップスイッチ50を左第1停止で操作するため、左第1停止操作が不正解の役に当選してもAT役こぼし図柄が停止表示され、「RT1」に移行する。
「ボーナス状態」は、ボーナス状態制御手段253により制御され、「ボーナス内部当選状態」中に「ボーナス図柄」を揃えることで移行する。
「ボーナス状態」には、「RBB1」、「RBB2」がある。ここで、「RBB1」「RBB2」はいわゆる「RB」が連続作動し、所定の枚数、例えば280枚を超えるメダルの払い出しで終了する。
そして、「ボーナス状態」終了後、「RT0」に移行する。
「一般区間」は、後述する「特別区間」を除いた区間であって、メダルの払い出しを伴う小役の押し順の報知が許容されない区間である。「一般区間」としては、「通常状態」がある。なお、「一般区間」の種類や数は、上述したものに限られない。
「通常状態」は、後述する「特別区間」における「ATチャンスゾーン状態」及び「AT状態」等の特殊な状態を除いた状態である。
この「特別区間」においては、少なくとも1回、最大払出枚数に係る入賞に対する指示がされることとなっている。たとえば、最大払出枚数に係る小役が「ベルA」である場合には、特別区間中において、少なくとも1回「ベルA」の押し順が報知されることとなっている。
「特別区間」としては、「ATチャンスゾーン状態」と、「AT状態」とがある。なお、「特別区間」の種類や数は、上述したものに限られない。
「ATチャンスゾーン状態」は、AT移行決定手段258により、第1ポイント合計記憶手段340に記憶されている第1ポイントの合計ポイントに基づいて「AT状態」へ移行するか否かの決定が行われる状態である。
また、本実施の形態におけるATチャンスゾーン状態では、第1ポイント合計記憶手段340に記憶されている第1ポイントの合計ポイントが、所定の数値、具体的には、30点に到達した際、「AT状態」へ移行することが決定しているがこれには限られない。例えば、合計ポイントが所定の数値に到達した際、AT状態へ移行するか否かの決定が抽選により行われるようにしてもよい。
「ATチャンスゾーン状態」から「AT状態」には、ATチャンスゾーン状態において、上述したような所定条件を満足した際、移行する。
また、「特別区間」から「一般区間」、具体的には、「AT状態」から「通常状態」には、AT状態においてAT状態の遊技期間を消化した後に移行する。ただし、「ATチャンスゾーン状態」から「通常状態」、「AT状態」から「通常状態」への移行条件が成立するための前提として、当該特別区間において、少なくとも1回、最大払出枚数(1回の入賞で払い出される最大の枚数、具体的には、15枚、もちろん、これに限定されるものではなく、12枚や、10枚、9枚等の他の枚数でもよい)に係る入賞に対する指示がされていることが条件となる。また、「特別区間」から「一般区間」へは、前述のAT状態の遊技期間が残っていても、特別区間の遊技期間を「1500ゲーム」消化した場合に移行する。
なお、「ATチャンスゾーン状態」から「AT状態」への移行条件は、合計ポイントが所定の数値に達した場合に成立することには限られない。例えば、さらに、上述した移行条件に加えて「ATチャンスゾーン状態」においてミッション遊技を行い、当該ミッション遊技をクリアした場合に「ATチャンスゾーン状態」から「AT状態」への移行条件が成立することとしてもよい。
また、本実施の形態における演出状態の移行先のパターンは、上記したものに限らず、たとえば、「特別区間」において「ATチャンスゾーン状態」と「AT状態」とを行き来可能としてもよい。
第1指標としての温度は、最小値が0℃、最大値が40℃に設定されている。
第1有利範囲は、第1閾値としての15℃と、第1閾値15℃よりも温度が増加する第2閾値としての20℃との間に設定されている。
第1閾値(15℃)は、第1指標の最小値0℃から第1の所定量(具体的には、15℃)だけ離間した値に設定されている。
第2閾値(20℃)は、第1指標の最大値40℃から第2の所定量(具体的には、20℃)だけ離間した値に設定されている。
また、第1指標としての温度の数値は、第2条件としてのATチャンスゾーン状態中の遊技回数10回が成立すると温度が1℃減少するように計数される。
一般区間中に表示装置84に表示される画面には、水槽の背景の中に魚の卵が表示されていたのに対して、一般区間から特別区間のATチャンスゾーン状態へ移行すると、前記卵がかえり水槽の水の中を泳ぎ回る魚が表示されるとともに、この水槽の水温と、温度計とが表示されるものである。
なお、第1指標としての温度がポイントを獲得しやすくなる所定範囲(第1有利範囲)になると、温度表示の横の顔マークの表情が笑顔になるように設定されている。
図10(B)は、上述したように通常確率ポイント抽選テーブルであって、第1ポイント決定手段330により、第1指標の数値が第1有利範囲に含まれていない場合に用いられる当選確率を有するものである。この通常確率ポイント抽選テーブルでは、第1ポイントとして小さな数値(1又は2)を獲得する当選確率が順に50%、40%と設定され、第1ポイントとして大きな数値(3、4又は5)を獲得する当選確率が順に5%、3%、2%と設定され、前者の当選確率が後者よりも高く設定されている。
図11(B)は、上述したように通常確率ポイント抽選テーブルであって、第1ポイント決定酢談330により、第1指標の数値が第1有利範囲外にある場合には、ポイント1、2の低ポイントのみ順に当選確率70%、30%で抽選を行うように設定されている。
ここで、ATチャンスゾーン開始時に第1有利範囲変更手段350によりカウントしている遊技回数の合計カウントが「0」に設定される。なお、この合計カウントの初期化は、ATチャンスゾーン終了時に0に設定されるようにしてもよい。
また、第1指標減算手段314によりカウントしている遊技回数の合計カウントが「0」に設定される。なお、この合計カウントの初期化は、ATチャンスゾーン終了時に0に設定されるようにしてもよい。
ステップ132において、ポイント設定処理が行われる。なお、詳細は後で説明する(図14、図15参照)。そして、次のステップ133に進む。
ステップ133において、リールユニット60におけるリール62の回転起動処理(回転開始処理)が行われる。リール62が所定の回転速度に達した後、いわゆる定常回転になった後、ストップスイッチ50の停止操作が可能な状態となる。そして、次のステップ134に進む。
ステップ135において、停止制御手段220により、操作されたストップスイッチ50に対応するリール62の停止位置を決定する処理が行われる。具体的には、役抽選の結果と、ストップスイッチ50の操作タイミングとによって、停止位置が決定されるものである。そして、次のステップ136に進む。
ステップ137において、全てのリール62が回転を停止したか否かが判定される。そして、全てのリール62が回転を停止したと判定された場合、次のステップ138に進み、全てのリール62が回転を停止していない、すなわち回転中のリール62が残っていると判定された場合、ステップ134に戻る。
ステップ160において、第1指標としての温度が所定範囲に前回と連続して含まれるか否かが判定される。これは、具体的には、例えば、前回の温度が熱帯魚モード(25℃〜30℃)であった場合に、今回の温度も前回同様に熱帯魚モード(25℃〜30℃)に含まれているか、前回の温度が深海魚モード(5℃〜15℃)であった場合に、今回の温度も前回同様に深海魚モード(5℃〜10℃)に含まれているか、又は、前回の温度が第1有利範囲(15℃〜20℃)であった場合に、今回の温度も前回同様に第1有利範囲(15℃〜20℃)に含まれているかが、判定される。
そして、温度が所定範囲に前回と連続して含まれると判定された場合、次のステップ161に進み、前回と連続して含まれていないと判定された場合、ステップ164に進む。
ステップ162において、第1有利範囲変更手段350による遊技回数のカウント合計が所定回数(具体的には、50回)に達したか否かが判定される。カウント合計が所定回数に達したと判定された場合、次のステップ163に進み、所定回数に達していないと判定された場合、当該処理は終了する。
第1指標が第1有利範囲外の特定の範囲に特定期間継続した場合、当該特定の範囲が、第1有利範囲に設定され、結果として第1有利範囲が切り換わる。また、第1指標が第1有利範囲に特定期間継続した場合、第1有利範囲は、そのまま継続して第1有利範囲として設定され、結果として第1有利範囲は切り換わらず継続される。
さらに、第1有利範囲変更手段350により、カウントしている遊技回数の合計カウントが0に初期化(0クリア)される。
なお、特定期間は遊技回数50回に設定されてあるが、この数値に限定されるものではない。
そして、当該処理が終了する。
ステップ208において、役抽選の結果、第1特定役に当選したか否かが判定される。そして、第1特定役(具体的には、チェリー役)に当選していると判定された場合、次のステップ209に進み、当選していないと判定された場合、ステップ210に進む。
ステップ210において、第1指標減算手段314のカウント機能により、遊技回数のカウントが行われる(1が加算される)。そして、次のステップ211に進む。
ステップ211において、第1指標減算手段314により、遊技回数のカウントが10回に到達したか否かが判定される。遊技回数が10回に到達したと判定された場合、次のステップ212に進み、10回に到達していないと判定された場合、ステップ214に進む。
ステップ212において、第1指標減算処理が行われる。具体的には、第1指標減算手段314により温度が1℃減算(下降)される。そして、次のステップ213に進む。
ステップ213において、第1指標減算手段314のカウント機能により、遊技回数のカウントは0回に初期化される。そして、次のステップ214に進む。
ステップ215において、第1特典としてのポイントが0に初期化(0クリア)される。そして、次のステップ216に進む。
ステップ216において、転落決定手段259により、現在の遊技状態が、ATチャンスゾーン状態(CZ状態)から一般区間の通常状態へ転落させるか否かの転落抽選が行われる。そして、次のステップ217に進む。
ステップ217において、転落抽選の結果、ATチャンスゾーン状態(CZ状態)から転落することに決定されたか否かが判定される。転落することに決定された場合、遊技状態が一般区間へ移行され(なお、この一般区間の移行先のフローチャートは省略)、転落することに決定されていない場合、ステップ218に進む。
ステップ245において、第1ポイント決定手段330により、第1指標は、第1有利範囲内であるか否かが判定される。第1有利範囲内であると判定された場合、ステップ247に進み、第1有利範囲内でないと判定された場合、ステップ246に進む。
なお、既に説明しているように、第1有利範囲は、第1指標が15℃〜20℃に限定されるものではなく、第1有利範囲変更手段350により変更されているような場合には、深海魚モード5℃〜10℃や、熱帯魚モード25℃〜30℃に設定されている場合もある。
一方、ステップ245で、第1有利範囲内でないと判定された場合、ステップ246において、第1ポイント決定手段330により、ポイント抽選に通常確率ポイント抽選テーブル(図10(B)参照)が設定される。そして、次のステップ248に進む。
ステップ248において、第1ポイント決定手段330により、ポイント抽選処理が行われる。そして、次のステップ249に進む。
ステップ250において、ポイント合計が所定値(具体的には30点)に到達したか否かが判定される。そして、到達したと判定された場合、次のステップ251に進み、到達していないと判定された場合、当該処理は終了する。
ステップ251において、AT移行決定処理が行われる。そして、当該処理は終了する。
第1閾値(15℃)と第2閾値(20℃)との間である第1有利範囲を設けたことで第1指標の温度を適当に増加又は減少させて、第1閾値と第2閾値との間(第1有利範囲)にしなければならないという新たな遊技性が発生し、遊技が単調になることなく、興趣に富む遊技にすることができる。
なお、ここで、本実施の形態では、第1条件成立(第1特定役(チェリー役)当選)で第1指標としての温度が増加し、第2条件成立(所定の遊技回数経過)で第1指標としての温度が減少していたが、特にこれに限定されるものではない。例えば、第1条件成立(第1特定役(チェリー役)当選)で第1指標としての温度が減少し、第2条件成立(遊技回数経過)で第1指標としての温度が増加するようにしてもよいものである。さらに、第1条件や第2条件は、上述したような第1特定役成立や、遊技回数経過に限定されるものではなく、他の役の当選や入賞や、他の抽選結果や、所定の契機等の他の条件でもよい。
上述した第1の実施の形態では、第1特典としてのポイントの獲得に有利となる第1有利範囲が、第1指標としての温度という1種類のパラメータによるものであったが、本実施の形態では、異なる種類のパラメータとして第2指標が加わったものである(図17参照)。
第2指標記憶手段418は、第2指標の数値を記憶するためのものである。具体的には、第2指標記憶手段418は、第2指標初期化手段416により設定される第2指標の初期設定値を記憶し、さらに、上述したように第2指標加算手段412により第2指標の数値に1を加算した後の数値や、第2指標減算手段414により第2指標の数値に1を減算した後の数値を、現在の第2指標の数値として記憶するものである。
具体的には、第2指標判定手段420は、ATチャンスゾーン状態中に第2指標記憶手段418が記憶している第2指標の数値が所定範囲、すなわち第2有利範囲に入っているか否かを判定する。この第2有利範囲は、第3閾値としての50%と、第4閾値としての70%との間に設定されている。
なお、第2指標の数値がこの第2有利範囲に含まれる場合には、第1ポイント決定手段330が第1ポイントの抽選において、有利となるような抽選テーブルを用いて抽選することになる。
その際、第1ポイント決定手段330は、第1指標判定手段320及び第2指標判定手段420の判定結果により、第1指標の数値が第1有利範囲に含まれ、且つ、第2指標の数値が第2有利範囲に含まれている場合、すなわち図17に示すA領域の範囲にある場合には、第1ポイントとして小さな数値(2以下)を獲得する当選確率がA〜Cの中で最も低く、大きな数値(3以上)を獲得する当選確率がA〜Cの中で最も高いA領域範囲内用の高確率ポイント抽選テーブル(図19(A)参照)を用いて抽選する。
第1ポイントが0に初期化(クリア)された場合、後述する移行決定手段255により現在の演出状態が、ATチャンスゾーン状態(CZ状態)から一般区間の通常状態へ移行させられる、いわゆる転落させる。
なお、本実施の形態では、基本的な遊技の流れは第1の実施の形態と同様であるため、フローチャートは省略している。
第2指標は、第1条件としてのレア役(チェリー役)当選とは異なる第3条件としてのリプレイ役当選が成立すると第3指標の酸素量(%)が増加するように計数されている。
また、第2指標は、第3条件としての遊技回数10回経過とは異なる第4条件としての遊技回数5回経過が成立すると酸素量(%)が減少するように計数されるものである。
図17に示すように、第1指標の温度と同様に、第2指標の酸素量(%)でも、第3閾値(50%)と、第4閾値(70%)との間に第2有利範囲(50%〜70%)という、第1特典としてのポイントの獲得に有利となる第1有利範囲と同様の範囲が設定されている。
具体的には、第1指標及び第2指標の数値が図17に示す領域Aにある場合、ポイント抽選において最もポイントを獲得しやすい当選確率が設定されたA領域範囲用の高確率ポイント抽選テーブルが用いられる。そして、第1指標及び第2指標の数値が領域Bにある場合、ポイント抽選において領域Aよりは劣るが領域Cよりもポイントを獲得しやすい当選確率が設定されたB領域範囲用の高確率ポイント抽選テーブルが用いられる。また、第1指標及び第2指標の数値が図17に示す領域Cにある場合、ポイント抽選において通常の当選確率が設定されているC領域用の通常確率抽選テーブルが用いられる。
上述した第1、第2の実施の形態では、第1ポイント決定手段330は、抽選により当選確率の異なる抽選テーブルを用いることで第1、第2有利範囲等でポイントを獲得しやすくしていたが、特にこれに限定されるものではない。例えば、第1有利範囲に指標が存在する場合には、単純に獲得できるポイントが高いものを付与するようにしてもよいものである。例えば、第1有利範囲内にある場合は、2点のポイントを付与し、第1有利範囲外に有る場合は、1点のポイントを付与するようにしてもよい。
さらに、第2有利範囲内に滞在する場合のみ、第1ポイントを抽選するようにしてもよいし、第4閾値に達しても第1ポイントを初期化しないようにしてもよい。
なお、ここで、第2の実施の形態では、第1条件成立(第1特定役(チェリー役)当選)で第1指標としての温度が増加し、第2条件成立(所定の遊技回数経過)で第1指標としての温度が減少し、第3条件成立(第2特定役(リプレイ役)当選)で第2指標としての酸素量が増加し、第4条件成立(所定の遊技回数経過)で第2指標としての酸素量が減少し、ていたが、特にこれに限定されるものではない。例えば、第1条件成立(第1特定役(チェリー役)当選)で第1指標としての温度が減少し、第2条件成立(遊技回数経過)で第1指標としての温度が増加するようにしてもよいし、第3条件成立(第2特定役(リプレイ役)当選)で第2指標としての酸素量が減少し、第4条件成立(遊技回数経過)で第2指標としての酸素量が増加するようにしてもよいものである。さらに、第1条件〜第4条件は、上述したような第1特定役成立、第2特定役成立や、遊技回数経過に限定されるものではなく、他の役の当選や入賞や、他の抽選結果や、所定の契機等の他の条件でもよい。
第1の実施の形態では、上述したように第1ポイント決定手段330は、第1指標の数値が第1有利範囲内か否かを判定した後(ステップ245)、直ぐに高確率ポイント抽選テーブル又は通常確率ポイント抽選テーブルを用いて、ポイントを決定するポイント抽選(ステップ248)を必ず行うようにしているが、特にこれに限定されるものではない。例えば、第1指標の数値が第1有利範囲内か否かを判定した後、直ぐに上述した抽選テーブルを用いて、ポイントを決定するポイント抽選を行わずに、第1指標の数値が1有利範囲内か否かを判定した後、当該結果に基づいて、ポイント抽選を行うか否かのポイント抽選の有無を抽選により決定する第1ポイント抽選有無決定手段(図示せず)を設けてもよいものである。
第1の実施の形態で説明した図15に示すフローチャートのステップ245とステップ246との間に本実施の形態に係る図22のフローチャートでは、新たにステップ517、ステップ518が挿入されている。
また、第1の実施の形態で説明した図15に示すフローチャートのステップ245とステップ247との間に本実施の形態に係る図22のフローチャートでは、新たにステップ522、ステップ523が挿入されている。
その他のステップは第1の実施の形態で説明したものと同一ものである。
ステップ517において、上述した第1ポイント抽選有無決定手段により、通常確率ポイント抽選有無決定テーブル(図21(B)参照)を用いて、ポイント抽選有無の決定が行われる。具体的には、図21(B)に示される当選確率を用いて、ポイント抽選を実行するか否かの抽選が行われるものである。そして、次のステップ518に進む。
ステップ518において、その抽選の結果、ポイント抽選を実行するか否かの判定が行われる。ポイント抽選を実行すると判定された場合、ステップ519に進み、ポイント抽選を実行しないと判定された場合、ステップ525に進む。
ステップ523において、その抽選の結果、ポイント抽選を実行するか否かの判定が行われる。ポイント抽選を実行すると判定された場合、ステップ524に進み、ポイント抽選を実行しないと判定された場合、ステップ525に進む。
本実施の形態では、その他の構成や、作用及び効果は第1の実施の形態と同様であって、それらの説明を省略する。
なお、上述したようなATチャンスゾーンだけではなく、AT中(又はART中)も同様の処理を行い、ポイントが所定値に到達すると、AT状態の上乗せが高確率で可能な期間である上乗せ特化ゾーンへ移行することができる等の特典が得られるようなものにも適用可能なものである。
また、第1指標や第2指標等の指標は、上述したような温度や、酸素量に限定されるものではなく、所定の有利範囲を指定できるようなものであれば、他の指標であってもよいものである。
14 前扉 16 図柄表示窓部
17 メダルセレクタ 18 外部集中端子板
19 扉開閉用スイッチ 20 上パネル
22 下パネル 24 ホッパーユニット
26 メダル受け皿 28 メダル払出口
30 操作部 32 ベットスイッチ
34 マックスベットスイッチ 35 シングルベットスイッチ
36 精算スイッチ 38 メダル投入口
40 スタートスイッチ 42 演出用ボタンスイッチ
43 電源ユニット 44 電源スイッチ
45 設定キースイッチ 46 設定変更スイッチ
50 ストップスイッチ L 左ストップスイッチ
C 中ストップスイッチ R 右ストップスイッチ
60 リールユニット 61 図柄
62 リール 63 リール位置センサ
64 左リール 65 ステッピングモータ
66 中リール 68 右リール
72 スピーカー 74 上部スピーカー
76 下部スピーカー 78 演出用ランプ
84 表示装置 86 有効ライン
87 クレジット表示器 88 払出枚数表示器
89 設定表示器 92 投入センサ
94 払出センサ 95 ホッパーモータ
96 オーバーフローセンサ 100 制御装置
200 メイン制御手段 210 役抽選手段
220 停止制御手段 230 停止図柄判定手段
240 遊技媒体払出制御手段 250 遊技状態制御手段
251 ノーマル状態制御手段 252 RT状態制御手段
253 ボーナス状態制御手段 255 移行決定手段
256 ATチャンスゾーン移行決定手段 258 AT移行決定手段
259 転落決定手段 260 演出状態制御手段
261 通常状態制御手段 262 ATチャンスゾーン状態制御手段
263 AT状態制御手段 265 設定値選択手段
270 送信手段 310 第1指標計数手段
312 第1指標加算手段 314 第1指標減算手段
316 第1指標初期化手段 318 第1指標記憶手段
320 第1指標判定手段 330 第1ポイント決定手段
340 第1ポイント合計記憶手段 350 第1有利範囲変更手段
380 送信手段 410 第2指標計数手段
412 第2指標加算手段 414 第2指標減算手段
416 第2指標初期化手段 418 第2指標記憶手段
420 第2指標判定手段 800 サブ制御手段
810 受信手段 820 演出実行制御手段
Claims (6)
- 所定遊技状態中に第1特典を獲得可能な遊技機において、
第1条件が成立すると指標としての数値が増加又は減少のいずれか一方に計数され、当該第1条件と異なる第2条件が成立すると前記指標としての数値が増加又は減少の他方に計数される第1指標を備え、
前記第1指標が、前記第1指標としての所定の数値の第1閾値と、前記第1閾値よりも前記第1指標としての数値が増加する第2閾値との間の所定範囲(以下、「第1有利範囲」とする。)内にある場合、当該第1指標が当該第1閾値未満、又は前記第2閾値を超える場合に比べて前記第1特典を獲得しやすくなるように形成されていることを特徴とする遊技機。 - 前記第1特典がポイントであり、当該ポイントを獲得したポイントの合計が所定数に到達すると第2特典が付与され、
前記第1指標が、前記第1閾値より減少方向に第1の所定量離間した最小値又は前記第2閾値より増加方向に第2の所定量離間した最大値に達すると、前記獲得した第1特典がクリアされることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記第1条件と異なる第3条件が成立すると前記指標とは異なる他の指標としての数値が増加又は減少のいずれか一方に計数され、当該第3条件と異なる第4条件が成立すると前記他の指標としての数値が増加又は減少の他方に計数される第2指標を備え、
前記第2指標が特定の範囲(以下、「第2有利範囲」とする。)、且つ、前記第1指標が前記第1有利範囲の場合、前記第1特典を獲得しやすくなるように形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。 - 前記第1指標が、前記第1閾値未満、又は第2閾値を超える特定の範囲に特定期間継続した場合、当該特定の範囲が、前記第1有利範囲に切り換わることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の遊技機。
- 複数種類の図柄を変動表示可能な複数のリールと、
前記複数のリールそれぞれに対応して前記リールそれぞれの変動表示を操作により停止させる複数のストップスイッチと、
役に当選か否かの役抽選をする役抽選手段とを備え、
所定の契機により前記リールの図柄の前記変動表示を開始させ、前記ストップスイッチの操作により前記変動表示を停止させ、前記役抽選で当選した役に係る図柄組み合わせが所定態様に停止表示することで利益を付与可能な遊技を繰り返す遊技機であって、
前記第1条件は、前記役抽選の結果、所定役に当選した場合に成立することを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の遊技機。 - 前記第2条件は、予め定めた所定の遊技回数を経過した場合に成立することを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の遊技機。
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