JP6128175B2 - 時計ムーブメントおよび時計 - Google Patents
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Description
つまり、太陽電池の電極と回路ブロックとの導通を図る構成にした場合、電池として一次電池を装着すると、一次電池に太陽電池からの充電電流が流れてしまい、一次電池を破壊してしまうことがある。そのため、従来の太陽電池式アナログ時計においては、誤って一次電池が装着された場合には、太陽電池および回路ブロックと一次電池とを導通させないように構成するのが一般的であった。
一方、電池収納部に一次電池または二次電池を収納すると、一次電池または二次電池の電極端子であるプラス端子と接触部とが接触し、プラス端子と表示制御部のプラス電源端子とが導通する。また、一次電池または二次電池の電極端子であるマイナス端子と接触部とが接触し、マイナス端子と表示制御部のマイナス電源端子とが導通する。しかし、充電制御部との接触部は、電極端子との接触部とは異なる位置に設けられており、一次電池または二次電池を収納しても非接触となる位置に配置されるので、ソーラーパネルと一次電池とが電気的に分離される。
以上より、本発明によれば、地板などのムーブメントのベース部品を、一般的な一次電池式電子時計とソーラーパネル式電子時計の間で共通化することができ大幅なコストダウンが実現される。また、汎用性の高い地板などのムーブメントのベース部品となり、生産効率が向上する。
この発明によれば、二次電池ユニットに充電制御部を取り込んであるので、ソーラーパネルと電気的に接続される接触部と充電制御部とを接触させて、ソーラーパネルで発電された電力を、ソーラーパネルへの電流の逆流を防止しつつ、二次電池ユニットの二次電池に蓄電することができる。
この発明によれば、二次電池ユニットの充電制御部との接触部は、一次電池の電極端子との接触部とは異なる位置に設けられており、一次電池を収納しても非接触となる位置に配置されるので、ソーラーパネルと一次電池とが電気的に分離される。
この発明によれば、一次電池の電極端子であるプラス端子と接触部とが接触し、プラス端子と表示制御部のプラス電源端子とが導通する。また、一次電池の電極端子であるマイナス端子と接触部とが接触し、マイナス端子と表示制御部のマイナス電源端子とが導通する。したがって、一次電池により時計が駆動されることになる。
この発明によれば、二次電池または前記二次電池ユニットの二次電池の電極端子であるプラス端子と接触部とが接触し、プラス端子と表示制御部のプラス電源端子とが導通する。また、二次電池または前記二次電池ユニットの二次電池の電極端子であるマイナス端子と接触部とが接触し、マイナス端子と表示制御部のマイナス電源端子とが導通する。したがって、二次電池または前記二次電池ユニットにより時計が駆動されることになる。
また、電子時計100は、図1に示す竜頭16や操作ボタン17及び18を手動操作することにより、内部時刻情報の修正などができるようになっている。
二次電池ユニット27は、後述のソーラーパネル87が発電した電力で充電される。すなわち、ソーラー充電が行われる。二次電池ユニット27は、後述するように逆流防止ダイオード28と導通ばね25(コイルばね)を備える(図4参照)。導通ばね25によりソーラーパネル87と二次電池ユニット27とが電気的に接続される。逆流防止ダイオード28と導通ばね25とは、二次電池への充電を制御する充電制御部として機能する。なお、導通ばね25は導電性の弾性部材の一例である。
外装ケース80の内部に設けられた地板31には、二次電池ユニット27の電池収納部86が形成されている。電池収納部86には、地板31に案内孔82aが形成されており、この案内孔82aに二次電池ユニット27の導通ばね25が挿入される。これにより、二次電池ユニット27の位置決めがなされ、誤装着が防止される。また、案内孔82aに対応する位置にソーラーパネル87の接触部88が形成されている。接触部88は、ソーラーパネル87のマイナス電源端子87n(図示略)と電気的に接続されており、導電材料によって構成される。
なお、接触部88は、一次電池を電池収納部86に収納した状態では、一次電池と非接触となり、二次電池ユニット27を電池収納部86に収納した状態では、二次電池ユニット27の導通ばね25と接触する位置に設けられている。
なお、本実施形態では、ソーラーパネル87の最大出力電圧は、二次電池ユニット27の耐圧を超えないように設定されている。ここで、最大出力電圧をVmax、二次電池27aの耐圧をVx、逆流防止ダイオード28の降下電圧をVdとすれば、Vmax<Vx+Vdとなる。また、Vmax<Vxとしてもよい。例えば、ソーラーパネル87として、3セルのアモルファスシリコン太陽電池を用いて最大出力電圧を2.4Vとし、二次電池27aとして、充電限界が2.6V以上のものを用いればよい。
一次電池50のプラス端子は、接触点Xを介して、表示制御部36のプラス電源端子36pに電気的に接続される。また、一次電池50のマイナス電極は、接触点Yを介して、表示制御部36のマイナス電源端子36nに電気的に接続される。
しかしながら、一次電池50には、導通ばね25が設けられていないので、一次電池50とソーラーパネル87とは非接続となる。従って、ソーラーパネル87から一次電池50へ充電電流が流れることがなく、一次電池50が破壊するといった不具合を防止することができる。
このように、電池収納部86に一次電池50が収納された場合には、一次電池50から表示制御部36へ電力が供給されることになる。
Claims (8)
- 一次電池または二次電池と、ソーラーパネルから前記二次電池への充電を制御する充電制御部と前記二次電池とを有する二次電池ユニットとが、交換可能に収納される電池収納部と、
前記一次電池の電極端子、または前記二次電池の電極端子、もしくは前記二次電池ユニットにおける前記二次電池の電極端子に接触する接触部であって、前記一次電池または前記二次電池による電源供給先の電源端子に接続される接触部と、
一端が前記電極端子に接続された前記充電制御部の他端に接触する接触部であって、前記ソーラーパネルの電源経路に接続された接触部と、を備え、
前記電極端子に接触する前記接触部と、前記充電制御部の他端に接触する前記接触部とは、異なる位置に設けられている、
ことを特徴とする時計ムーブメント。 - 前記充電制御部は、前記ソーラーパネルへの電流の逆流を防止する逆流防止ダイオードと、前記ソーラーパネルと前記二次電池とを電気的に接続する導通ばねによりなる、
ことを特徴とする請求項1に記載の時計ムーブメント。 - 前記ソーラーパネルを備え、
前記ソーラーパネルの最大出力電圧は、前記二次電池ユニットにおける前記二次電池の耐圧を超えないように設定されている、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の時計ムーブメント。 - 前記二次電池の耐圧と前記逆流防止ダイオードの降下電圧との和が、前記ソーラーパネルの最大出力電圧以上である、
ことを特徴とする請求項3に記載の時計ムーブメント。 - 請求項3または請求項4に記載の時計ムーブメントと、
前記ソーラーパネルを収納する外装ケースと、
前記二次電池ユニットと、
を備える、
ことを特徴とする時計。 - 請求項3または請求項4に記載の時計ムーブメントと、
前記ソーラーパネルを収納する外装ケースと、
前記一次電池と、
を備える、
ことを特徴とする時計。 - 請求項1または請求項2に記載の時計ムーブメントと、
外装ケースと、
前記一次電池と、
を備える、
ことを特徴とする時計。 - 請求項1または請求項2に記載の時計ムーブメントと、
外装ケースと、
前記二次電池または前記二次電池ユニットと、
を備える、
ことを特徴とする時計。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015164290A JP6128175B2 (ja) | 2015-08-21 | 2015-08-21 | 時計ムーブメントおよび時計 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017079966A Division JP6327381B2 (ja) | 2017-04-13 | 2017-04-13 | 二次電池ユニットおよびソーラーパネル式電子時計 |
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2015
- 2015-08-21 JP JP2015164290A patent/JP6128175B2/ja active Active
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