JP6127688B2 - 光ファイバマイクロ波伝送装置 - Google Patents

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Description

この発明は、マイクロ波信号で変調した変調光を光ファイバを介して遠方に伝送する装置において、温度変化などによる光ファイバ伝送路の光路長変動を補償する光ファイバマイクロ波伝送装置に関するものである。
一般に、光ファイバ中を光波が伝搬する場合、光ファイバ周囲の温度変化や光ファイバに対する振動があると、光ファイバの伸び縮みなどが生じるため光路長が変動する。したがって、マイクロ波信号を光波に重畳して光ファイバを介して伝送させるRoF(Radio On Fiber)伝送においても、光ファイバの光路長の変動により、光ファイバ伝送後に復調されたマイクロ波信号に位相変動や遅延時間の変動が生じる。
このため、復調されたマイクロ波信号の位相安定性を高めるためには、伝送路である光ファイバの光路長の変動を補償する必要がある。
そして、このような課題を解決するための従来の光路長安定化手段として、擾乱による光路長変動で生じる位相変動(瞬時周波数変動)をモニタし、変動方向と逆方向にマイクロ波信号源の周波数を制御し、伝送先での位相変動を補償するものがある(例えば特許文献1の図1参照)。
この特許文献1に開示された従来の光路長変動補償方式では、まず、レーザから出力されたレーザ光が、第1の光分配器により2分岐される。そして、分岐された一方のレーザ光は、光周波数シフタにより、VCO(Voltage Controlled Oscillator:電圧制御発振器)から出力されたマイクロ波信号の周波数だけ周波数がシフトされる。このレーザ光と、分岐された他方のレーザ光とは、光合波器により合成され、光サーキュレータ、光ファイバを介して遠方に伝送される。
送信先では、送信光の一部が部分反射鏡を介して、第1の光電変換手段に入射し、前記マイクロ波信号の周波数相当の電気信号が出力される。
ここで、伝送路である光ファイバの温度変化に伴う実長、屈折率変化などにより光路長が変動した場合、光電変換手段から出力されるマイクロ波信号の位相が変動する。
一方、部分反射鏡で反射した伝送光は光ファイバを往復し、前記の光サーキュレータを介して、第2の光電変換手段へと入力され、マイクロ波信号が出力される。
ここで、このマイクロ波信号と基準マイクロ波信号の位相を比較し、ループフィルタを介して、VCOへ誤差信号を入力することにより、往復した変調光(マイクロ波信号に相当)と、基準信号との間で位相同期回路が構成される。
このようにして、従来の光路長安定化装置では、伝送路である光ファイバを往復したマイクロ波信号の位相変動を補正する帰還回路が形成されることで、伝送路である光ファイバの光路長変動の補償制御を行い、伝送先で高い位相安定性を得ている。
特開2012−142841号公報
上述したように、特許文献1に開示されるような従来の光路長安定化装置では、送信先で反射し往復した変調光と、送信元の基準信号源との間で位相差を検出し、その位相差の変動をVCOによる周波数制御により補償していた。
しかしながら、通常VCOはCW(Continuous Wave:連続波)しか出力できないため、パルス変調信号や周波数チャープ信号などの各種の変調信号に対して適用することができない。
このように、特許文献1に開示される従来の装置では、特に、伝送できる信号がCWに限定されてしまうという課題が生じる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、従来の装置に対し、パルス変調信号や周波数チャープ信号などの変調信号であっても高位相安定に伝送可能な装置を提供することを目的としている。
この発明に係る光ファイバマイクロ波伝送装置は、
IF信号である第1の高周波信号を出力するIF信号源と
入力される電圧に応じた所定の周波数を有する第2の高周波信号を出力する電圧制御発振器と、
前記第1の高周波信号と前記第2の高周波信号を合成する高周波合成手段と、
前記高周波合成手段で合成された高周波信号で強度変調した変調光を出力する第の電光変換手段と、
前記第1の電光変換手段で出力した記変調光を伝送する光伝送路と、
記光伝送路を伝送した前記変調光の一部を反射させ、他の一部を通過させる光部分反射手段と、
前記光部分反射手段を通過した前記変調光を高周波信号に復調する第の光電変換手段と、
前記第1の光電変換手段の前段に設けられた光帯域阻止フィルタと、
前記第1の光電変換手段出力した高周波信号から、所望の周波数帯域の高周波信号を抽出する第1のマイクロ波帯域通過フィルタと、
前記第の電光変換手段で出力された前記変調光を前記光伝送路に出力するとともに、前記光部分反射手段で反射し前記光伝送路を往復した前記変調光を、前記第の電光変換手段とは異なる方向に光路を切り替えて出力する光サーキュレータと、
前記光サーキュレータで光路が切り換えられた前記変調光を高周波信号に復調する第3の光電変換手段と、
前記第3の光電変換手段で復調された前記高周波信号から所望の周波数帯域の高周波信号を抽出する第2のマイクロ波帯域通過フィルタと、
前記第2のマイクロ波帯域通過フィルタを出力した前記高周波信号と前記電圧制御発振器を出力した第2の高周波信号とを入力として、これら各高周波信号の和周波数信号を出力する第2の周波数変換手段と、
基準周波数を有する基準信号を出力する基準信号源と、
前記第2の周波数変換手段を出力した前記和周波数信号の周波数を、前記基準周波数と同じ周波数帯の高周波信号に変換する第3の周波数変換手段と、
前記第3の周波数変換手段で周波数変換された高周波信号と前記基準信号とを比較し、その差周波数成分に応じた電圧を有する誤差信号を出力するとともに、この誤差信号を前記電圧制御発振器に入力して前記第2の高周波信号の周波数を制御する位相比較手段と、
を備えたことを特徴とするものである。

この発明によれば、パルス変調信号や周波数チャープ信号などの変調信号であっても高位相安定に伝送可能な光ファイバマイクロ波伝送装置を得られるという効果がある。
この発明の実施の形態1による光ファイバマイクロ波伝送装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2による光ファイバマイクロ波伝送装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3による光ファイバマイクロ波伝送装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3による光ファイバマイクロ波伝送装置の動作を説明する図である。 この発明の実施の形態4による光ファイバマイクロ波伝送装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4による光ファイバマイクロ波伝送装置の動作を説明する図である。 この発明の実施の形態5による光ファイバマイクロ波伝送装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態5による光ファイバマイクロ波伝送装置の動作を説明する図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、同一または相当する部分については、同一符号を付して説明する。また、各図中、電線を実線で示し、光ファイバを破線で示す。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る光ファイバマイクロ波伝送装置(以下、略してRoF(Radio over Fiber)装置と表記する)の全体構成を示すブロック図である。
図1において、1はIF信号源、2は第1の電光変換手段である第1のE/O変換手段、3は基準信号源、4は位相比較手段、5はループフィルタ、6は電圧制御発振器であるVCO、7は第2の電光変換手段である第2のE/O変換手段、8は光サーキュレータ、9は第3の光電変換手段である第3のO/E変換手段、10は第2の周波数変換手段であるマイクロ波周波数ミキサ、11は第3の周波数変換手段である分周手段、12は光伝送路である光ファイバ、13は第1の光電変換手段である第1のO/E変換手段、14は光部分反射手段、15は第2の光電変換手段である第2のO/E変換手段、16は第1の周波数変換手段であるマイクロ波周波数ミキサである。
RoF装置は、送信元に入力されたマイクロ波信号で変調した変調光を、光ファイバを介して遠方にある送信先に伝送し、出力するものである。
このRoF装置は、図1に示すように、送信元側には、IF(Intermediate Frequency:中間周波数)信号源1、第1のE/O(電気/光)変換手段2、および、基準信号源3、位相比較手段4、ループフィルタ5、VCO(Voltage Controlled Oscillator:電圧制御発振器)6、第2のE/O変換手段7、光サーキュレータ8、第3のO/E(光/電気)変換手段9、マイクロ波周波数ミキサ10、分周手段11から構成されている。
送信先側には、第1のO/E変換手段13、光部分反射手段14、第2のO/E変換手段15、マイクロ波周波数ミキサ16から構成されている。
それぞれ、送信元、送信先の間は光ファイバ12により接続されている。
なお、図中、実線は電気信号の伝送路を、破線は光信号の伝送路(光ファイバなど)を示す。
以下、動作について説明する。
IF信号源1から出力した電気信号は、第1のE/O変換手段2で、入力電気信号で変調された変調光(たとえば強度変調光)として出力され、この変調光信号は光ファイバ12を介して送信先に伝送され、第1のO/E変換手段13で電気信号(IF信号)に復調される。
一方、VCO6から出力されたマイクロ波信号(以降、LO(Local:局部発振)信号とおく)は、第2のE/O変換手段7で光信号を変調し変調光信号となる。この変調光信号は光サーキュレータ8、光ファイバ12を介して、送信先に伝送される。
送信先では、光部分反射手段14によりその変調光信号の一部を反射し、残りは第2のO/E変換手段15によりLO信号に復調される。光部分反射手段14としては、ハーフミラーなど種々の実現手段がある。
送信先では、マイクロ波周波数ミキサ16にて、前記のIF信号は前記のLO信号により周波数変換(アップコンバート)され、RF(Radio Frequency)信号となって出力される。
ここで、IF信号の周波数をfIF、VCO出力信号の周波数をfLOとすると、マイクロ波ミキサ16からの出力信号は周波数fRF=fIF+fLOのRF信号となる。なお、マイクロ波ミキサ16からは差周波である|fLO−fIF|の信号も出力されるが、ここでは省略する。
通常、パルス変調やチャープ変調などは比較的扱いやすい低い周波数であるIF周波数帯域で行い、LO信号によりRF周波数域に周波数変換(アップコンバート)されることが多い。図1の構成では、変調されたIF信号と、CWであるLO信号(VCO出力信号)をそれぞれ光信号に重畳して、送信先に伝送する。そして、送信先でそれぞれ光電変換したのち、マイクロ波周波数ミキサ16により周波数変換し、RF周波数帯でのパルス変調やチャープ変調された変調信号を得る。
ここで、IF信号源1から出力したIF信号を、sin(2πfIF・t)と、VCO6から出力したLO信号を、sin (2πfLO・t)とおく。なお、初期位相は0としている。また、IF信号による変調光、LO信号による変調光を伝送する各光ファイバの光学長をLとおき、光の速度をcとする。すると、第1のO/E変換手段13で復調されるIF信号は sin(2πfIF・t+2πfIF・L/c)となり、第2のO/E変換手段15で復調されるLO信号は sin(2πfLO・t+2πfLO・L/c)となり、マイクロ波周波数ミキサ16からの出力信号は sin{2π(fIF+fLO)・t+2π(fIF+fLO)・L/c}となる。
ここで、各ファイバの光学長がΔL変動したとするとき、出力RF信号は
sin{2π(fIF+fLO)・t+2π(fIF+fLO)・(L+ΔL)/c}となる。
ここで、fLO>>fIFとすると、光路長変動ΔLに伴う位相変動はfLOによる成分が支配的となる。
よって、LO信号が重畳された光路による位相変動を補償することにより、送信先の位相変動を抑えることができる。
例えば、LO信号の周波数fLOを10GHzとすると、波長は30mmとなるので、1mmの光路長変動が生じると位相変動は12度と大きな値となる。
一方、IF信号の周波数fIFを100MHzとすると、波長は3mとなるので、1mmの光路長変動が生じても、位相変動は0.12度であり、多くの用途では無視できるオーダとなる。
このようにLO信号の位相変動が支配的になるので、LO信号の位相変動のみを補償してもRF信号の位相誤差を抑えることが可能である。
次に、LO信号の位相変動補償に関わる動作を説明する。
送信先に伝送された変調光は前記のように光部分反射手段14でその一部が反射され、光ファイバ12を往復し、光サーキュレータ8を介して第3のO/E変換手段9によりLO信号に復調される。
第3のO/E変換手段9より出力したLO信号とVCO6から出力したLO信号とをマイクロ波ミキサ10により合成し、周波数がLO信号の2倍となるマイクロ波信号を出力する。
このマイクロ波信号は分周手段11により周波数が1/2倍され、LO信号と同じ周波数となる。
このLO信号と同じ周波数を有する信号は伝送路である光ファイバ12の光路長変動に起因する位相変動を受けている。このため、位相比較手段4により基準信号源3からの信号(この場合はLO信号と同一の周波数信号)と位相差を比較し、その誤差信号に応じた電気信号を位相比較手段4から出力し、ループフィルタ5で帯域を制限し、VCO6へ制御電圧として印加する。こうして、LO信号に対して、送信元から送信先にかけてのPLL(Phase Locked Loop:位相同期)回路が構成される。
以下、式を用いた簡単に説明する。VCO6から出力したLO信号を、sin{2πfLO・t+φ(t)}とおく。前述の式に対し、VCO6による周波数(位相)変化成分を位相項のφ(t)として付加している。VCO6から出力し、変調光に変換され送信先から往復し、第3のO/E変換手段9で光電変換されたLO信号は、
sin{2πfLO・t+φ(t)+2πfLO・2(L+ΔL)/c}
とおける。L、ΔLは前述のように光ファイバの光路長Lと、その変動量ΔLである。なお、式中(L+ΔL)を2倍しているのは、光が光ファイバ12を往復しているからである。
第2のマイクロ波ミキサ10により、前記の光電変換されたLO信号とVCO出力信号の和成分である、次に示す電気信号が出力される。
sin{2(2πfLO)・t+2φ(t)+2πfLO・2(L+ΔL)/c}
これが分周手段11により周波数が1/2倍されて、
sin{2πfLO・t+φ(t)+2πfLO・(L+ΔL)/c}
として出力される。
基準信号源3の出力信号を
sin(2πfLO・t)
とおくと、前記の2式を比較し、
φ(t)+2πfLO・(L+ΔL)/c=0
となるようにPLLで制御すると
φ(t)=−2πfLO・(L+ΔL)/c
となるので、
配信先で第2のO/E変換手段15から出力されるLO信号は
sin{2πfLO・t+φ(t)+2πfLO・(L+ΔL)/c}=sin(2πfLO・t)
となり、基準信号源3からの信号と位相を含めて同一の信号となる。
これによって、光伝送路の変動の影響を低減し、送信する信号を安定させることができる。
なお、伝送路中に電気部品、光部品による透過位相の成分は省略しているが、これらを省略しても上記の説明への影響は生じない。
このように、光ファイバマイクロ波伝送装置において、パルス変調信号や周波数チャープ信号など種々の変調信号であるIF信号と、CW波であるLO信号とを別々に伝送し、送信先でこれらからRF信号を得るとともに、CW波であるLO信号にPLLによる制御を行うことで、RF信号を含めた伝送の安定化を行うことができ、RF信号の位相誤差を抑えることが可能である。
以上のように、この実施の形態1によれば、遠方に変調信号を伝送するRoF装置において、配信先でIF信号とLO信号を合成し、RF信号を出力させる場合に、送信先から往復したLO信号の位相変動を配信元でモニタし、送信先での位相変動を打ち消す方向に送信元でVCO出力信号の位相(周波数)を制御することで、遠方まで高位相安定な状態でLO信号およびRF信号を送信可能な装置を提供できる。
なお、本実施の形態では、マイクロ波ミキサ16からLO信号とIF信号との和周波数信号を得る構成について説明を行ったが、これに限らず、マイクロ波ミキサ16からLO信号とIF信号との差周波数信号を得る構成としても良い。この場合はRF信号の周波数がLO信号とIF信号との差周波数となるが、この場合にも本発明の効果が同様に得られることは明らかである。
実施の形態2.
図2はこの発明の実施の形態2における第2のRoF装置の構成を示すブロック図である。図2に示す実施の形態2は、図1に示す実施の形態1において送信元と送信先のファイバ伝送路部を光波長多重により共通化したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付してその説明を省略する。
図2において、17は第1の光波長合分波手段、18は第2の光波長合分波手段である。
本実施の形態2では、第1のE/O変換手段2から出力される光の波長帯と、第2のE/O変換手段7から出力される光の波長帯とを異なる帯域にする。たとえば、第1のE/O変換手段2から出力される光の波長帯を1.3μm帯に、第2のE/O変換手段7から出力される光の波長帯を1.5μm帯にする。
これらの光は第1の光波長合分波手段17により合成され、光ファイバ12を介して遠方に伝送され、第2の光波長合分波手段18により、その波長帯に従い分離される。
ここでは、第1のE/O変換手段2から出力された光は、第2の光波長合分波手段18により第1のO/E変換手段13へ伝送され、第2のE/O変換手段7から出力された光は、第2の光波長合分波手段18により光部分反射手段14および第2のO/E変換手段15へと伝送する。
第2の光波長合分波手段18を介して光部分反射手段14に入力された光の一部は、反射し、逆方向から第2の光波長合分波手段18、光ファイバ12を介して第1の光波長合分波手段17へと往復され、光サーキュレータ8へと入力される。
その他の動作は、実施の形態1に示したものと同様である。
以上のように、この実施の形態2によれば、実施の形態1に示した効果が得られるとともに、伝送路である光ファイバ12をIF信号とLO信号で共有化できるので、光ファイバ12の本数を減らすことができる。
実施の形態3.
図3はこの発明の実施の形態3におけるRoF装置の構成を示すブロック図であり、図4は図3中の主な位置における電気信号あるいは光信号の周波数配置を示した模式図である。図3中、図1から図2と同一構成要素に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
図3において、19は高周波合成手段であるマイクロ波合成手段、20は第2のマイクロ波帯域通過フィルタである第2のマイクロ波帯BPF、21は第1のマイクロ波帯域通過フィルタである第1のマイクロ波帯BPFである。
このRoF装置は、図3に示すように、図1から図2と同様に送信元側には、IF(中間周波数)信号源1、および、基準信号源3、位相比較手段4、ループフィルタ5、VCO(電圧制御発振器)6、光サーキュレータ8、第3のO/E変換手段9、マイクロ波周波数ミキサ10、分周手段11が具備されるとともに、その他に、マイクロ波合成手段19、第1のE/O変換手段2、第2のマイクロ波帯BPF(バンド・パス・フィルタ)20で構成されている。
送信先側は、光部分反射手段14、第1のO/E変換手段13、第1のマイクロ波帯BPF21から構成されている。
また、送信元、送信先の間は光ファイバ12により接続されている。
以下、動作について図3の構成図および図4のスペクトル(周波数)配置図を用いて説明する。
図4の各スペクトル配置は、各々図3のかっこ内の記号の場所における配置である。
IF信号源1から出力した電気信号(周波数fIF)と、VCO6から出力されたLO信号(周波数fLO)をマイクロ波合成手段19で合成すると、それぞれの成分を含む電気信号が出力される(図4(c)参照)。
これが第1のE/O変換手段2で強度変調されると、図4(d)のように光キャリア周波数(f)の上側、下側に各電気信号の周波数でオフセットされたサイドバンド(f−fLO、f−fIF、f+fIF、f+fLO)が発生する。
これらが、光ファイバ12で伝送され、送信先の光部分反射手段14で一部は反射され、他は第1のO/E変換手段13で光電変換される。
第1のO/E変換手段13では、各入力光信号の差周波数成分が発生するので、図4(e)のように周波数、fIF、2fIF、fLO−fIF、fLO、fLO+fIF、2fLO、の各成分が出力される。ここで、fLO+fIFが所望のRF信号fRFである。
各電気信号を第1のマイクロ波帯BPF21により、fRF成分を選択出力させる(図4(f)参照)。
なお、第1のマイクロ波帯BPF21により、fLO+fIFの成分を選択出力させる代わりに、fLO−fIFの成分を選択出力させても良い。この場合はfLO−fIF成分が所望のRF信号(fRF)となる。
一方、光部分反射手段14で反射した光信号は、伝送路光ファイバ12を往復し、光サーキュレータ8を介し、第3のO/E変換手段9で電気信号に復調される(図4(g)参照)。
第3のO/E変換手段9では前記と同様に、多数の電気信号が出力されるので、第2のマイクロ波帯BPF20により、fLO成分を選択出力させる(図4(h)参照)。
以下、前記の実施の形態1から2と同様の構成をとることにより、LO信号に対してPLLを構築することが可能となる。
以上のように、IF信号とLO信号を合成したのち、一括してE/O変換し、光ファイバ伝送後、O/E変換しているので、マイクロ波帯の周波数変換(ミキシング)手段が不要となり、送信先の構成を簡素化することができる。
なお、この実施の形態3では、第3のO/E変換手段9と第2のマイクロ波帯周波数ミキサ10の間に第2のマイクロ波帯BPF20を設けたが、BPFで取り出す周波数を変えることにより、第2のマイクロ波周波数ミキサ10の後段、あるいは、分周手段11の後段にBPF20を設置してもよい。
実施の形態4.
図5はこの発明の実施の形態4におけるRoF装置の構成を示すブロック図であり、図6は図5中の主な位置における電気信号あるいは光信号の周波数配置を示した模式図である。図5中、図3と同一構成要素に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
図5において、22は光帯域阻止フィルタである光フィルタである。
本実施の形態4では、実施の形態3に対して、光部分反射手段14と、第1のO/E変換手段13との間に、第1のE/O変換手段13で出力される光キャリア周波数(f)成分を除去する光フィルタ22を備えている。
これにより、光フィルタ22透過後のスペクトルは図6(d’)のようになる。
これが、第1のO/E変換手段13で光電変換されると、各スペクトルの差周波成分が電気信号として出力され、図6(e)のように、2fIF、fLO−fIF、fLO+fIF(=fRF)、2fLO、の各成分が出力される。
前記実施の形態3と同様に、これらのスペクトルからfRF(=fLO+fIF)を取り出し(図6(f))出力する。
本実施の形態4では、光フィルタ22により光キャリア周波数f成分を抑圧していることから、光電変換後に不要な電気信号を減らすことができる。したがって、第1のマイクロ波帯BPF21の不要波抑圧比や帯域幅などの性能を緩和することが可能となる。
実施の形態5.
図7はこの発明の実施の形態5におけるRoF装置の構成を示すブロック図であり、図8は図7中の主な位置における電気信号あるいは光信号の周波数配置を示した模式図である。図7中、図3または図5と同一構成要素に関しては、同一の符号を付してその説明を省略する。
図7において、23は周波数逓倍器である。
本実施の形態5では、実施の形態3に対して、第1のE/O変換手段2をMach−Zehnder(以降、MZと略す)型光変調器を用い、VCO6と第2のマイクロ波周波数ミキサ10の間に周波数逓倍器23を備えている。
通常、MZ変調器を用いてマイクロ波等により光信号に変調を施し変調光を得るとき、MZ変調器に印加するバイアス電圧により変調光の出力スペクトルのレベルを変えることが可能である。一般的な強度変調を行う場合、バイアス電圧はMZ変調器の透過率が最大値の50%となる点に設定する。その場合、MZ変調器を出力した光の周波数スペクトルは図4(d)と同様の分布となる。
本実施の形態5では、LN変調器のバイアス電圧を透過率が最少となる点に設定する。
このようなバイアス点での変調は一般的にCS−DSB(Carrier Suppression−Double Side Band、キャリア抑圧両側波帯)変調として知られている。
本実施の形態5では、MZ変調器のバイアス点をこの透過率最小点に設定する。
このとき、MZ変調器を出力した光信号のスペクトルは図8(d)のように、f成分が抑圧されたものとなる。
このとき、第1のO/E変換手段13、第3のO/E変換手段9から出力される電気信号は、図8(e)、(g)のようになり、図4(e)、(g)に対し、不要信号(例えば、fIF、fLOなど)が抑圧されている。
従って、所望のRF信号(fRF=fLO+fIF)を取り出すための第1のマイクロ波BPF21に対する要求を緩和することができる。
送信先にて反射し光ファイバ12を往復した変調光は、光サーキュレータ8を介して、第3のO/E変換手段9により電気信号に変換される(図8(g)参照)。
第3のO/E変換手段9を出力した電気信号は第2のマイクロ波帯BPF20により周波数2fLOの成分を取り出す。
一方、VCO6から出力したLO信号に対しては、逓倍手段23で周波数を2倍に変換する。こののち、前記の実施の形態1から4と同様に、第2のマイクロ波周波数ミキサ10において、2逓倍したLO信号で第2のマイクロ波帯BPF20を出力した電気信号を周波数変換する。
周波数変換された電気信号は、分周手段11によりその周波数を基準信号周波数と同じ周波数に変換する。基準信号源3からの基準信号周波数がLO信号と同じであれば、分周手段11は電気信号の周波数を4分周すれば良い。位相比較手段4で基準信号源3からの基準信号と分周された電気信号との位相(周波数)を比較し、ループフィルタ5を介してVCO6へ誤差信号を返す。これにより、位相同期回路が構成される。
ここで、第2のマイクロ波帯BPF20を出力した電気信号(周波数2fLO)は
sin{2π(2fLO)・t+2φ(t)+2π(2fLO)・2(L+ΔL)/c}
とおける。前述のように、Lは光ファイバの光路長、ΔLはその変動量である。
なお、この信号の周波数がfLOに対して2倍となっているので、φ(t)も2倍となっている。
次に、VCO6から出力したLO信号 sin{2πfLO・t+φ(t)}は、周波数逓倍手段23によりその周波数が2倍の信号である sin{2π(2fLO)・t+2φ(t)}へと変換される。
これらを第2のマイクロ波ミキサ10により周波数変換すると、次式で示す和成分の電気信号が出力される。
sin{2π(4fLO)・t+4φ(t)+2π(2fLO)・2(L+ΔL)/c}
これが分周手段により周波数を1/4倍とされることにより、
sin{2πfLO・t+φ(t)+2πfLO・(L+ΔL)/c}
として出力され、前記の実施の形態1から4と同様に基準信号源3からの基準信号と比較でき、PLL回路を構築することが可能となる。
なお、ここでは第2のマイクロ波帯BPF20により周波数2fLOの信号を取り出したが、HPF(ハイ・パス・フィルタ)を使用して信号を取り出しても良いことは言うまでもない。HPFであっても広義の帯域通過フィルタと見なせる。
また、図7における周波数逓倍器23を設けず、代わりに第2のマイクロ波帯BPF20と第2のマイクロ波ミキサ10の間に周波数2分周器を設けても良い。この場合には分周手段11を4分周器でなく2分周器とすれば良い。
このように、この実施の形態5では、第1のE/O変換手段2にMach−Zehnder型光変調器を用い、このMZ変調器のバイアス点をボトム点にしてキャリア抑圧変調を施すことにより、光電変換時に所望信号周波数近傍の成分が抑圧されているので、マイクロ波フィルタに対する性能を緩和することが可能となる。
実施の形態6.
以上の実施の形態2から5では、LO信号の位相を安定化させる構成を示してきたが、位相比較手段4からの出力信号から光路長変動分を換算し、IF信号のオフセット位相を制御してもよい。
前記、実施の形態2から5では、伝送路の光ファイバ12はIF信号とLO信号で共通化していることから、前記の光路長変動分はIF信号に対しても同じである。したがって、周波数差(周波数比)をもとに、LO信号の誤差信号で、IF信号に対する位相変動量を推算し、これを用いてIF信号の位相も合わせて補償することにより、より高い位相安定度でRF信号を伝送することが可能となる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 IF信号源、2 第1のE/O変換手段、3 基準信号源、4 位相比較手段、5 ループフィルタ、6 VCO、7 第2のE/O変換手段、8 光サーキュレータ、9 第3のO/E変換手段、10 マイクロ波周波数ミキサ、11 分周手段、12 光ファイバ、13 第1のO/E変換手段、14 光部分反射手段、15 第2のO/E変換手段、16 マイクロ波周波数ミキサ、17 第1の光波長合分波手段、18 第2の光波長合分波手段、19 マイクロ波合成手段、20 第2のマイクロ波帯BPF、21 第1のマイクロ波帯BPF、22 光フィルタ、23 周波数逓倍器

Claims (1)

  1. IF信号である第1の高周波信号を出力するIF信号源と、
    入力される電圧に応じた所定の周波数を有する第2の高周波信号を出力する電圧制御発振器と、
    前記第1の高周波信号と前記第2の高周波信号を合成する高周波合成手段と、
    前記高周波合成手段で合成された高周波信号で強度変調した変調光を出力する第1の電光変換手段と、
    前記第1の電光変換手段で出力した前記変調光を伝送する光伝送路と、
    前記光伝送路を伝送した前記変調光の一部を反射させ、他の一部を通過させる光部分反射手段と、
    前記光部分反射手段を通過した前記変調光を高周波信号に復調する第1の光電変換手段と、
    前記第1の光電変換手段の前段に設けられた光帯域阻止フィルタと、
    前記第1の光電変換手段を出力した高周波信号から、所望の周波数帯域の高周波信号を抽出する第1のマイクロ波帯域通過フィルタと、
    前記第1の電光変換手段で出力された前記変調光を前記光伝送路に出力するとともに、前記光部分反射手段で反射し前記光伝送路を往復した前記変調光を、前記第1の電光変換手段とは異なる方向に光路を切り替えて出力する光サーキュレータと、
    前記光サーキュレータで光路が切り換えられた前記変調光を高周波信号に復調する第3の光電変換手段と、
    前記第3の光電変換手段で復調された前記高周波信号から所望の周波数帯域の高周波信号を抽出する第2のマイクロ波帯域通過フィルタと、
    前記第2のマイクロ波帯域通過フィルタを出力した前記高周波信号と前記電圧制御発振器を出力した第2の高周波信号とを入力として、これら各高周波信号の和周波数信号を出力する第2の周波数変換手段と、
    基準周波数を有する基準信号を出力する基準信号源と、
    前記第2の周波数変換手段を出力した前記和周波数信号の周波数を、前記基準周波数と同じ周波数帯の高周波信号に変換する第3の周波数変換手段と、
    前記第3の周波数変換手段で周波数変換された高周波信号と前記基準信号とを比較し、その差周波数成分に応じた電圧を有する誤差信号を出力するとともに、この誤差信号を前記電圧制御発振器に入力して前記第2の高周波信号の周波数を制御する位相比較手段と、
    を備えたことを特徴とする光ファイバマイクロ波伝送装置。
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