JP6127551B2 - Server, simulator management program and simulator management system - Google Patents
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Description
本発明は、サーバ、シミュレータ管理プログラム及びシミュレータ管理システムに関する。 The present invention relates to a server, a simulator management program, and a simulator management system.
機器の開発段階における動作検証を、実機を使用しないシミュレータにより行う場合がある。シミュレータは、例えば、実機と同等のOS(Operating System)上で動作する仮想PC(Personal Computer)上で構築される。しかしながら、このようなシミュレータが動作するにはリソース(メモリ使用量やCPU処理能力)を多く必要とするため、十分なリソースを確保できない場合は利用が制限されてしまうという問題があった。 In some cases, operation verification at the device development stage is performed by a simulator that does not use an actual machine. The simulator is constructed on, for example, a virtual PC (Personal Computer) operating on an OS (Operating System) equivalent to a real machine. However, since such a simulator requires a large amount of resources (memory usage and CPU processing capacity), there is a problem in that use is limited when sufficient resources cannot be secured.
そこで、特許文献1には、実機を用いることなく複合機に搭載されたエンジン及び操作パネルを制御するコントローラの動作確認を行うことを目的として、複合機のシミュレーション環境を仮想的にソフトウェアで構築する統合コントローラシミュレータの技術が開示されている。
Therefore, in
また、特許文献2には、エンジンを制御するコントローラの動作確認をPC上で行うことを目的として、仮想PC上にコントローラを構築し、シリアル通信とソケット通信とをコンバートするシミュレータプログラムが開示されている。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載の技術では、仮想PC上でシミュレータを構築することはできるが、上記の問題を解消することはできない。そのため、メモリ容量が小さかったり、CPU処理能力が低かったりするPC上でシミュレータを構築することが困難である。
However, with the techniques described in
また、仮に、処理能力が高いサーバ上でシミュレータを構築し、動作させたとしてもサーバのリソースも有限であるため、リソースが枯渇しないということは保証できない。 Even if a simulator is constructed and operated on a server with high processing capability, it cannot be guaranteed that resources will not be exhausted because the server resources are limited.
そこで、本発明は上記の点に鑑みてなされたものであって、シミュレーションを行うユーザが使用する端末のリソースに依存せず、シミュレータの機能を提供するサーバのリソースを節約できるシミュレーション環境を構築することを目的とする。 Therefore, the present invention has been made in view of the above points, and builds a simulation environment that can save resources of a server that provides a simulator function without depending on resources of a terminal used by a user who performs a simulation. For the purpose.
そこで上記課題を解決するため、サーバは、情報処理端末による指示に基づき、シミュレータを実行するサーバであって、前記情報処理端末から、シミュレータを構成する構成要素の情報を含むシミュレータの生成要求を受信した場合に、該生成要求に含まれる前記構成要素の情報に対応する構成要素を取得し、前記シミュレータを生成するとともに、前記生成要求に含まれる前記構成要素の情報を、前記シミュレータの識別情報と対応付けて記憶する手段と、前記シミュレータの識別情報を含むユーザインタフェースを前記情報処理端末に提供したことに応じて、前記情報処理端末から、パラメータを含む実行指示を受信した場合に、前記生成したシミュレータに該パラメータを設定して実行する手段と、前記シミュレータについての停止要求を受信した場合に、該シミュレータに設定されているパラメータを前記識別情報と対応付けて記憶した後に、前記実行するシミュレータを削除する手段と、前記識別情報を含むシミュレータの復元要求を受信した場合に、該復元要求に含まれる該識別情報に対応付けて記憶されている前記構成要素の情報に対応する構成要素を取得し、前記シミュレータを復元するとともに、該識別情報に対応付けて記憶されている前記パラメータを、該復元したシミュレータに設定する手段とを有する。 Therefore, in order to solve the above-described problem, the server is a server that executes a simulator based on an instruction from the information processing terminal , and receives a generation request for the simulator including information on components constituting the simulator from the information processing terminal. In this case, the component corresponding to the information of the component included in the generation request is acquired, the simulator is generated, and the information of the component included in the generation request is the identification information of the simulator. When the execution instruction including the parameter is received from the information processing terminal in response to providing the information processing terminal with a means for storing the information in association with the user interface including the identification information of the simulator , the generated information is generated. Means for setting and executing the parameter in the simulator, and stopping the simulator When a request is received, a parameter set in the simulator is stored in association with the identification information, and then a means for deleting the simulator to be executed and a simulator restoration request including the identification information are received. In addition, a component corresponding to the information of the component stored in association with the identification information included in the restoration request is acquired, the simulator is restored, and stored in association with the identification information. Means for setting the restored parameters in the restored simulator .
本発明の実施形態によれば、シミュレーションを行うユーザが使用する端末のリソースに依存せず、シミュレータの機能を提供するサーバのリソースを節約できるシミュレーション環境を構築できる。 According to the embodiment of the present invention, it is possible to construct a simulation environment that can save resources of a server that provides a simulator function without depending on resources of a terminal used by a user who performs simulation.
以下、本発明の実施の形態(以下、「実施形態」という。)を図面に基づいて説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention (hereinafter referred to as “embodiments”) will be described with reference to the drawings.
[システム構成]
図1は、本発明の実施形態におけるシミュレータ管理システム1のシステム構成の一例を示す図である。シミュレータ管理システム1は、クライアント端末10と、Webアプリケーションサーバ20とを有する。クライアント端末10とWebアプリケーションサーバ20とは、インターネット又はLAN(Local Area Network)等のネットワーク99を介して接続されている。ネットワーク99は有線ネットワーク又は無線ネットワークの別を問わない。
[System configuration]
FIG. 1 is a diagram illustrating an example of a system configuration of a
クライアント端末10には、Webコンテンツ閲覧用のアプリケーションであるWebブラウザ11が、クライアント端末10のOSにインストールされている。
In the
Webアプリケーションサーバ20には、Webアプリケーション21とシミュレータ22とが、Webアプリケーションサーバ20のメモリに記憶されている。Webアプリケーション21は、Webアプリケーションサーバ20のOS上で動作するネットワークプログラムである。シミュレータ22は、例えば複合機MFP(Multifunction Peripheral)やPC等の電子機器のシミュレーション環境を仮想的にソフトウェアで構築するプログラムである。ここで、シミュレータ22の構成を、図2に基づき説明する。図2は、本発明の実施形態におけるシミュレータ22の構成の一例を示す模式図である。図2に示されるように、シミュレータ22は、例えばコンポーネントA・Bと、コンポーネントX・Y・Zからなる仮想OSと、フロントエンドとにより構成されている。各コンポーネントは、シミュレータを構成するソフトウェア部品である。仮想OSは、複数のコンポーネントからなるパッケージである。フロントエンドは、Web UI(User Interface)の機能を有するプログラムである。本発明の実施形態において、これらシミュレータ22を構成するコンポーネント、仮想OS及びフロントエンドを、シミュレータ22の構成要素という。さらに、構成要素には、コンポーネント、仮想OS及びフロントエンドそれぞれの型番(タイプ)又は版数(バージョン)を示す情報が含まれる。なお、シミュレータ22の構成要素は、図2に示されるコンポーネントの数及び機能に限らず、任意に設定できる。また、シミュレータ22は、例えば画像形成装置に搭載される操作パネル、エンジン、操作パネル及びエンジンを制御するコントローラ又はこれらが統合されたシミュレータである。
In the
クライアント端末10は、クライアント端末10のユーザがWebブラウザ11を介して、Webアプリケーションサーバ20にシミュレータ22を生成させ、生成されたシミュレータ22を利用するために操作する情報処理端末である。すなわち、クライアント端末10は、シミュレータ22の生成を指示したり、利用したりするためのユーザインタフェースとして機能する。クライアント端末10の一例として、PC、スマートフォン又はタブレット端末が挙げられる。
The
Webアプリケーションサーバ20は、Webブラウザ11によってアクセスされるWebアプリケーション21が搭載され、このWebアプリケーション21の機能によりシミュレータ22の機能をクライアント端末に提供するコンピュータである。
The
シミュレータ管理システム1は、ユーザがクライアント端末10のWebブラウザ11を介して行った要求に基づき、Webアプリケーションサーバ20のWebアプリケーション21を用いてシミュレータ22を生成するシステムである。また、シミュレータ管理システム1は、生成されたシミュレータ22及びそのシミュレータ22によるシミュレーションを行い終了した時の最終状態(設定パラメータ)をユーザ毎に管理する。これにより、シミュレータ管理システム1は、ユーザが再びシミュレーションを行う場合に、そのユーザが過去に生成したシミュレータ22及び最終状態(設定パラメータ)を復元する。
The
[ハードウェア構成]
<クライアント端末>
図3は、本発明の実施形態におけるクライアント端末10のハードウェア構成の一例を示す図である。クライアント端末10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100と、補助記憶装置102と、メモリ装置103と、CPU104と、インタフェース装置105と、表示装置106と、入力装置107とを有する。
[Hardware configuration]
<Client terminal>
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of a hardware configuration of the
クライアント端末10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
A program for realizing processing in the
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従ってクライアント端末10に係る機能を実行する。また、メモリ装置103には、Webブラウザ11のアプリケーションが記憶される。インタフェース装置105は、有線又は無線LAN等のネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置106は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等のユーザに情報を表示出力するハードウェアである。入力装置107は、例えばマウスやキーボード等のユーザからの情報の入力を受け付けるためのハードウェアである。
The
<Webアプリケーションサーバ>
図4は、本発明の実施形態におけるWebアプリケーションサーバ20のハードウェア構成の一例を示す図である。Webアプリケーションサーバ20は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置200と、補助記憶装置202と、メモリ装置203と、CPU204と、インタフェース装置205と、表示装置206と、入力装置207とを有する。
<Web application server>
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of a hardware configuration of the
Webアプリケーションサーバ20での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体201によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体201がドライブ装置200にセットされると、プログラムが記録媒体201からドライブ装置200を介して補助記憶装置202にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体201より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置202は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
A program for realizing processing in the
メモリ装置203は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置202からプログラムを読み出して格納する。CPU204は、メモリ装置203に格納されたプログラムに従ってWebアプリケーションサーバ20に係る機能を実行する。また、メモリ装置203には、Webアプリケーション21及びシミュレータ22が記憶される。インタフェース装置205は、有線又は無線LAN等のネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置206は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等のユーザに情報を表示出力するハードウェアである。入力装置207は、例えばマウスやキーボード等のユーザからの情報の入力を受け付けるためのハードウェアである。
The
[機能構成]
図5は、本発明の実施形態におけるシミュレータ管理システム1の機能構成の一例を示す図である。
[Function configuration]
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of a functional configuration of the
<クライアント端末>
クライアント端末10は、Webブラウザ11の機能に含まれる通信制御手段111、Webコンテンツ表示手段112及び入力制御手段112並びにWebコンテンツ記憶DB(Data Base)12等を有する。
<Client terminal>
The
Webブラウザ11は、一般的又は汎用的なWebブラウザプログラムが、クライアント端末10のCPU104(図3)に実行させる処理により実現される。すなわち、Webブラウザ11は、HTML(Hyper Text Markup Language)データやスクリプト等を含むWebページの定義内容を解釈し、この定義内容に従った表示処理等を実行するユーザアプリケーションである。
The
通信制御手段111は、インタフェース装置105を介してネットワーク99に接続されているWebアプリケーションサーバ20と通信し、Webコンテンツの受信処理や、ユーザの入力データの送信処理等を行う。通信制御手段111は、Webアプリケーションサーバ20から受信したWebコンテンツをメモリ装置103や補助記憶装置102等により構成されるWebコンテンツ記憶DB12に記憶する。
The
Webコンテンツ表示手段112は、Webコンテンツ記憶DB12によって記憶されたWebコンテンツを取り出し、HTML文書、スタイルシート言語又は画像データ等の記述を解釈して表示装置106に表示する処理を行う。また、Webコンテンツ表示手段112は、Webコンテンツにスタイルシートが指定されている場合、そのスタイルシートを適用してWebコンテンツを表示する。
The Web
入力制御手段113は、Webブラウザ11のメニューコマンドや、Webコンテンツの一部として表示装置106に表示されているリンクやボタンを介した入力を検知して対応する処理を行う。また、入力制御手段113は、ユーザの入力装置207の操作によりリンクがクリックされた場合、そのリンクが示すWebコンテンツの取得を通信制御手段111に指示する。
The
<Webアプリケーションサーバ>
Webアプリケーションサーバ20は、Webアプリケーション21の機能に含まれる通信制御手段211、シミュレータ管理手段212、シミュレータ生成・復元手段213、構成要素管理手段214及びユーザ・シミュレータ情報管理手段215並びに構成要素管理DB2141、ユーザ・シミュレータ情報管理DB2151及びシミュレータ22等を有する。
<Web application server>
The
Webアプリケーション21は、シミュレータ22の生成及び管理等に用いられるアプリケーションである。
The
通信制御手段211は、Webブラウザ11から送信される要求を受信する。ここで、Webブラウザ11から送信される要求とは、例えばシミュレータ22の生成等のためのWebコンテンツ(例えばHTML等の画面情報)の取得、シミュレータ22の生成又は復元等である。通信制御手段211は、受信した要求に基づき、シミュレータ管理手段212に伝達し、シミュレータ管理手段212からの応答をWebブラウザ11に送信する制御を行う。
The
シミュレータ管理手段212は、通信制御手段211から伝達される要求を処理し、その要求に含まれる情報に基づく処理を実行したり、シミュレータ生成・復元手段213に処理の実行を指示したりする。具体的には、伝達される要求がWebコンテンツの取得である場合、シミュレータ管理手段212は、Webブラウザ11に表示させるUIに相当するWeb(この場合は、HTML等の画面情報)を生成し、通信制御手段211に応答する。また、伝達される要求がシミュレータ22の停止である場合、シミュレータ管理手段212は、実行されているシミュレータ22の最終状態(設定パラメータ)を取得し、その状態を登録する。また、伝達される要求がシミュレータ22の生成又は復元である場合、シミュレータ管理手段212は、シミュレータ生成・復元手段213に、その要求に基づく処理の実行を指示する。
The
シミュレータ生成・復元手段213は、シミュレータ管理手段212からの処理の実行指示に基づき、シミュレータ22を生成したり、復元したりする。
The simulator generation /
構成要素管理手段214は、構成要素管理DB2141に記憶された情報を操作するためのインタフェースを提供する。構成要素管理DB2141には、図6のようにシミュレータ22の構成要素が記憶される。図6は、本発明の実施形態における構成要素管理DB2141に記憶される情報の一例を示す図である。図6に示されるように、構成要素管理DB2141には、「管理ID」と、構成要素を構成する「コンポーネント/パッケージ名」及び「タイプ/バージョン」と、「ファイル名」等とが記憶されている。「管理ID」は、構成要素管理DB2141において構成要素(「タイプ/バージョン」毎の「コンポーネント/パッケージ名」)を一意に識別するための管理番号である。「コンポーネント/パッケージ名」は、シミュレータ22を構成するコンポーネント及び複数のコンポーネントから構成されるパッケージ(例えば仮想OS)等である。「タイプ/バージョン」は、コンポーネント又はパッケージのタイプ又はバージョンである。「ファイル名」は、構成要素の実体ファイルのファイル名である。すなわち、「ファイル名」は、構成要素の実体が記憶されている位置を示す情報である。構成要素管理DB2141に記憶される情報により、例えば「管理ID」が「1」に対応する「仮想OS」の「typeA」の実体ファイルの位置を特定できる。なお、構成要素管理DB2141に記憶される情報は、シミュレータ管理システム1の管理者又はユーザ等により予め設定される。また、構成要素管理DB2141に記憶される情報は、コンポーネント又はパッケージや構成要素のタイプ又はバージョンの追加時に、追加設定される。
The
ユーザ・シミュレータ情報管理手段215は、ユーザ・シミュレータ情報管理DB2151に記憶された情報を操作するためのインタフェースを提供する。ユーザ・シミュレータ情報管理DB2151には、図7のように、ユーザ(ユーザID)と、生成されたシミュレータ22に関する情報とが対応付けられて記憶される。図7は、本発明の実施形態におけるユーザ・シミュレータ情報管理DB2151に記憶される情報の一例を示す図である。図7に示されるように、ユーザ・シミュレータ情報管理DB2151には、「ユーザID」、「シミュレータID」、「シミュレータ構成情報」及び「シミュレータ最終状態情報」等が記憶されている。「ユーザID」は、クライアント端末10のユーザをユーザ・シミュレータ情報管理DB2151において一意に識別する情報である。「ユーザID」は、ユーザがシミュレータ管理システム1にログインするときに、Webブラウザ11において入力される。「シミュレータID」は、生成されたシミュレータ22を一意に識別する情報である。「シミュレータID」は、シミュレータ22の生成時に例えばユーザIDと生成時刻等を組み合わせて一意になるように自動的に割り当てられる。なお、「シミュレータID」は、ユーザがWebブラウザ11によりシミュレータ22の生成を指示するときに、ユーザによって入力できるようにしてもよい。図7の例では、「ユーザA」に「シミュレータ1」及び「シミュレータ2」が対応付けられている。すなわち、「ユーザA」が生成を要求したシミュレータ22は、「シミュレータ1」及び「シミュレータ2」の二つがあることを示している。「シミュレータ構成情報」は、シミュレータ22を構成するコンポーネント又はパッケージ毎のタイプ又はバージョンが示される情報であり、本発明の実施形態における構成要素である。すなわち、例えば「シミュレータ1」の構成要素は、「仮想OS:typeA」、「コンポーネントA:ver2.00」、「コンポーネントB:ver2.00」及び「フロントエンド:typeB−ver1.2」であることが示されている。なお、「シミュレータ構成情報」に記憶される情報は、シミュレータ22の生成時に記憶される。「シミュレータ最終状態情報」は、クライアント端末10により実行されたシミュレータ22において、シミュレータ22の終了(停止)時に設定されているパラメータ(図7の例では「設定パラメータX」及び「設定パラメータY」)及びシミュレータ22の終了時刻(「シミュレータ終了時刻」)に関する情報である。なお、「シミュレータ最終状態情報」は、シミュレータ22の終了時に記憶される。
The user simulator information management means 215 provides an interface for operating information stored in the user simulator
[Webブラウザにおける表示画面]
次に、クライアント端末10のWebブラウザ11に表示される画面及びその遷移について説明する。図8は、本発明の実施形態におけるWebブラウザ11に表示される画面及び画面遷移の一例を示す図である。図8に示される画面は、いわゆるWebブラウザ11に表示されるWebページである。
[Display screen in Web browser]
Next, a screen displayed on the
ログイン画面120は、ユーザがシミュレータ22を利用するためのログイン画面である。ユーザは、ログイン画面120を表示させるために、例えば、ログイン画面120に対応するURL(Uniform Resource Locator)を入力する。ログイン画面120には、「ユーザID」入力フォーム1201、「ログイン」ボタン1202及び「キャンセル」ボタン1203が含まれる。ユーザは、シミュレータ22を利用するため、「ユーザID」入力フォーム1201にユーザIDを入力する。ユーザIDは、シミュレータ管理システム1の利用者を一意に識別する情報である。ユーザIDは、例えば社員番号や学籍番号等である。ここで入力されたユーザIDが、ユーザ・シミュレータ情報管理DB2151に記憶される。ユーザIDの入力後、「ログイン」ボタン1202を押下されると、「ログイン」ボタン1202にリンクされたメイン画面130に遷移する。
The login screen 120 is a login screen for the user to use the
メイン画面130は、シミュレータ22を新規に利用(生成)するか又は前回利用したシミュレータ22を利用(復元)するかを選択するための画面である。メイン画面130には、「新規利用」ボタン1301、「前回の状態から利用」ボタン1302及び「戻る」ボタン1303が含まれる。シミュレータ22を新規に生成し、利用するために、「新規利用」ボタン1301が押下されると、「新規利用」ボタン1301にリンクされた構成要素入力画面140に遷移する。一方、過去にシミュレータ22を生成しており、その生成したシミュレータ22を前回の終了時の状態(設定パラメータ)に復元し利用するために、「前回の状態から利用」ボタン1302が押下されると、「前回の状態から利用」ボタン1302にリンクされた過去利用シミュレータ一覧画面150に遷移する。
The
構成要素入力画面140は、シミュレータ22を新規に生成し、利用する場合、生成するシミュレータの構成要素を指定するための画面である。構成要素入力画面140には、「構成要素」入力フォーム1401、「利用開始」ボタン1402及び「キャンセル」ボタン1403が含まれる。「構成要素」入力フォーム1401において、コンポーネント又はパッケージ名とそれらのタイプ/バージョンの入力後、「利用開始」ボタン1402が押下されると、「利用開始ボタン」1402にリンクされたシミュレータUI画面160に遷移する。
The
過去利用シミュレータ一覧画面150は、過去にシミュレータ22を生成しており、その生成したシミュレータ22を利用する場合、過去に生成されたシミュレータ22が示された一覧の中から利用するシミュレータ22を選択するための画面である。過去利用シミュレータ一覧画面150には、「シミュレータID」1501、「前回利用日時」1502、「利用開始」ボタン1503及び「戻る」ボタンが含まれる。ユーザが利用するシミュレータ22(「シミュレータID」1501)に対応する「利用開始」ボタン1503を押下すると、その「シミュレータID」1501に対応するシミュレータ22が表示されるシミュレータUI画面160に遷移する。
The past use
シミュレータUI画面160は、新規に生成されたシミュレータ22又は過去に利用したシミュレーションの一覧から選択されたシミュレータ22が表示され、パラメータの設定等を行うための画面である。シミュレータUI画面160には、シミュレーション対象のシミュレータ22の「シミュレータID」表示部1601、「シミュレータ」表示部1602、「パラメータ」設定フォーム1603、「パラメータ設定」ボタン1604及びシミュレータ22を終了するための「終了」ボタン1605が含まれる。「パラメータ」設定フォーム1603に含まれる設定値に、ユーザが任意のパラメータを入力し、「パラメータ設定」ボタン1604を押下すると、入力されたパラメータが反映されたシミュレータ22を実行させることができる。
The simulator UI screen 160 is a screen for displaying a newly generated
[動作手順]
次に、シミュレータ管理システム1におけるシミュレータ22の新規生成、シミュレータ22の停止(終了)、シミュレータ22の復元の動作手順を、それぞれ図9、図10、図11により説明する。
[Operation procedure]
Next, an operation procedure for creating a
〔シミュレータの新規生成〕
図9は、本発明の実施形態におけるシミュレータ管理システム1によりシミュレータ22が生成される場合の動作手順の一例を示すシーケンス図である。
[New simulator creation]
FIG. 9 is a sequence diagram showing an example of an operation procedure when the
クライアント端末10に対して、Webアプリケーションサーバ20へのログイン画面の取得指示が入力されると、クライアント端末10の通信制御手段11は、ログイン画面の取得要求をWebアプリケーションサーバ20に送信する(S101)。ログイン画面の取得指示の一例としては、例えば、ログイン画面に対応するURLの入力等が挙げられる。
When a login screen acquisition instruction to the
Webアプリケーションサーバ20の通信制御手段211は、ログイン画面の取得要求を受信すると、この取得要求に応じた処理の実行をシミュレータ管理手段212に要求する(S102)。シミュレータ管理手段212は、ログイン画面を表示させる表示データ(Webページ)を生成し、生成した表示データ(以下、「ログイン画面データ」という。)を通信制御手段211に出力する(S103)。通信制御手段211は、ログイン画面データを含む応答をクライアント端末10に送信する(S104)。
When receiving the login screen acquisition request, the
クライアント端末10の通信制御手段11によってこの応答が受信されると、受信したログイン画面データを、Webコンテンツ記憶DB12に記憶する。そして、通信制御手段11は、Webコンテンツ表示手段112にログイン画面データに基づく、図8に示すログイン画面120を表示させる。本発明の実施形態では、ユーザIDを入力し、ログイン指示を行う。なお、ログイン処理において、ユーザIDに加えてパスワードを使用するパスワード認証を採用してもよい。また、他の認証の方式として生体認証やカード認証等が採用される場合、ログイン画面はこれらの認証方式に応じた構成を有していればよい。
When this response is received by the communication control means 11 of the
ログイン画面においてユーザIDが入力され、ログイン指示(図8に示す「ログイン」ボタン1202の押下)がクライアント端末10に入力されると、通信制御手段11は、ログイン画面に対して入力されたユーザIDを含むログイン要求をWebアプリケーションサーバ20に送信する(S105)。
When a user ID is input on the login screen and a login instruction (pressing the “login”
Webアプリケーションサーバ20の通信制御手段211は、ログイン要求を受信すると、ログイン要求に応じた処理の実行をシミュレータ管理手段212に要求する(S106)。シミュレータ管理手段212は、ログイン要求に含まれるユーザIDを、ユーザ・シミュレータ情報管理手段215を介して、ユーザ・シミュレータ情報管理DB2151にユーザIDを登録する(S107)。なお、ユーザIDがユーザ・シミュレータ情報管理DB2151に予め記憶されている場合は、登録処理は行わない。そして、シミュレータ管理手段212は、ユーザ・シミュレータ情報管理手段215からユーザIDの登録完了の通知を受け付ける(S108)と、通信制御手段211にログイン完了を示す情報とシミュレータ22を利用するために用いられるWebページのデータとを含む応答を出力する(S109)。通信制御手段211は、この応答をクライアント端末10に送信する(S110)。
When receiving the login request, the
クライアント端末10の通信制御手段11によってこの応答が受信されると、通信制御手段11は、Webコンテンツ表示手段112に図8に示すメイン画面130を表示させる。クライアント端末10において、メイン画面130上の「新規利用」ボタン1301が押下され、遷移した構成要素入力画面140において構成要素が入力され「利用開始」ボタン1402が押下される。次に、通信制御手段11は、シミュレータ22の構成要素の情報を含むシミュレータ生成要求をWebアプリケーションサーバ20に送信する(S111)。ここで、構成要素の情報とは、「コンポーネント/パッケージ名」と「タイプ/バージョン」との組合せであって、例えば「コンポーネントA ver1.00」のような形式である。
When this response is received by the communication control means 11 of the
Webアプリケーションサーバ20の通信制御手段211は、シミュレータ生成要求を受信すると、シミュレータ管理手段212に通知する(S112)。シミュレータ管理手段212は、シミュレータ生成・復元手段213にシミュレータ生成要求を通知し、シミュレータの生成処理を実行させる(S113)。
When receiving the simulator generation request, the
シミュレータ生成・復元手段213は、シミュレータ生成要求に含まれる構成要素の情報に対応する構成要素(ファイル名)の取得を、構成要素管理手段214に要求する(S114)。構成要素管理手段214は、構成要素管理DB2141から、取得対象の構成要素のファイル名(実体ファイルの格納場所)を読み出し、読み出した構成要素のファイル名をシミュレータ生成・復元手段213に通知する(S115)。
The simulator generation /
シミュレータ生成・復元手段213は、取得した構成要素のファイル名に基づき、構成要素を組み合わせ、メモリ装置203にシミュレータ22を生成する(S116)。シミュレータ生成・復元手段213は、シミュレータ22の生成処理において、シミュレータ22の構成要素の一つであるフロントエンド(図2)にクライアント端末10がシミュレータ22に接続するためのURLを割り当てる。クライアント端末10は、このURLに接続し、フロントエンドが提供するシミュレータ22のWeb UIページ(以下、「シミュレータUI」という。)を介してシミュレータ22を実行させることができる。
The simulator generating / restoring
次に、シミュレータ生成・復元手段213は、ユーザ・シミュレータ情報管理手段215を介して、生成したシミュレータに関する情報をユーザ・シミュレータ情報管理DB2151に登録させる。具体的には、ユーザ・シミュレータ情報管理手段215は、予め(ステップS107において)登録されているシミュレータ生成要求を行ったユーザのユーザIDに、生成したシミュレータのシミュレータIDとその構成要素(コンポーネント/パッケージ名とタイプ/バージョンとの組合せ)とを対応付けてユーザ・シミュレータ情報管理DB2151に記憶する(S117)。
Next, the simulator generation /
そして、シミュレータ生成・復元手段213は、ユーザ・シミュレータ情報管理手段215から生成したシミュレータに関する情報の登録完了が通知される(S118)と、シミュレータ22を起動する(S119)。
When the simulator creation / restoration means 213 is notified of the completion of registration of information related to the simulator generated from the user / simulator information management means 215 (S118), the
シミュレータ生成・復元手段213は、シミュレータ生成要求に対する応答として、生成したシミュレータ22のシミュレータUIをシミュレータ管理手段212に通知する(S120)。そして、シミュレータ管理手段212は、シミュレータUIを、通信制御手段211に出力する(S121)。通信制御手段211は、このシミュレータUIをクライアント端末10に送信する(S122)。
The simulator generation / restoration means 213 notifies the simulator management means 212 of the simulator UI of the generated
クライアント端末10の通信制御手段11によってこのシミュレータUIが受信されると、通信制御手段11は、Webコンテンツ表示手段112に、受信したシミュレータUIに基づき図8に示すシミュレータUI画面160を表示させる。そして、クライアント端末10は、シミュレータ22におけるパラメータの設定を行い、シミュレータ22を実行させる(S123)。
When the simulator UI is received by the
〔シミュレータの停止〕
図10は、本発明の実施形態におけるシミュレータ管理システム1によりシミュレータ22が停止される場合の動作手順の一例を示すシーケンス図である。図10の初期状態においてシミュレータ22が実行されている。すなわち、図10には、図9に示すステップS123の動作後のシーケンスが示されており、クライアント端末10には、図8に示すシミュレータUI画面160が表示されている。
[Stop simulator]
FIG. 10 is a sequence diagram illustrating an example of an operation procedure when the
クライアント端末10において、シミュレータUI画面160に表示されているシミュレータ22の実行の終了を指示するための「終了」ボタン1605(図8)が押下されると、クライアント端末10の通信制御手段11は、起動中のシミュレータ22を停止sだせるためのシミュレータ停止要求をWebアプリケーションサーバ20に送信する(S131)。シミュレータ停止要求には、実行中のシミュレータ22を識別するシミュレータIDが含まれる。
When the “end” button 1605 (FIG. 8) for instructing the end of execution of the
Webアプリケーションサーバ20の通信制御手段211は、シミュレータ停止要求を受信すると、この要求に応じた処理の実行をシミュレータ管理手段212に要求する(S132)。シミュレータ管理手段212は、シミュレータ停止要求に含まれるシミュレータIDに基づき、実行中のシミュレータ22に最終状態(設定パラメータ)の取得を要求する(S133)。シミュレータ管理手段212がシミュレータ最終状態(設定パラメータ)を受信する(S134)と、ユーザ・シミュレータ情報管理手段215を介して、ユーザ・シミュレータ情報管理DB2151に、取得した設定パラメータを登録する(S135)。
また、このときの時刻がユーザ・シミュレータ情報管理DB2151のシミュレータ終了時刻に設定される。なお、実行中のシミュレータ22の最終状態(設定パラメータ)の取得は、ステップS133・S134のようにシミュレータ管理手段212から行う処理に限らず、例えばクライアント端末10からのシミュレータ停止要求に設定パラメータを含めてもよい。
When receiving the simulator stop request, the
Further, the time at this time is set as the simulator end time of the user simulator
そして、シミュレータ管理手段212は、ユーザ・シミュレータ情報管理手段215からのシミュレータ最終状態の登録完了の通知を受信する(S136)と、シミュレータ22を停止させるためのシミュレータ停止要求を行い(S137)停止させた後、メモリ装置203に記憶されたシミュレータ22を削除する(S138)。
When the
シミュレータ管理手段212は、シミュレータ停止要求に対する応答として、シミュレータ22の停止が完了したことを示す情報を、通信制御手段211に出力する(S139)。通信制御手段211は、シミュレータ22の停止が完了したことをクライアント端末10に送信する(S140)。
As a response to the simulator stop request, the
クライアント端末10の通信制御手段11によってこのシミュレータ22の停止が完了したことを受け付けると、UIが受信されると、通信制御手段11は、Webコンテンツ表示手段112に、シミュレータUI画面160を消去させる。なお、シミュレータUI画面160の消去は、ステップS131における「終了」ボタン1605(図8)の押下時に行われてもよい。
When the
〔シミュレータの復元〕
図11は、本発明の実施形態におけるシミュレータ管理システム1によりシミュレータ22が復元される場合の動作手順の一例を示すシーケンス図である。図11の初期状態では、図9に示すステップS101〜S110のログインの処理が完了しており、図8に示すメイン画面130が表示されている。
[Restore simulator]
FIG. 11 is a sequence diagram illustrating an example of an operation procedure when the
クライアント端末10のユーザにより、メイン画面130に表示されている過去に生成されたシミュレータ22を前回の終了時の状態(設定パラメータ)に復元させ利用するための「前回の状態から利用」ボタン1605(図8)が押下される。これにより、クライアント端末10の通信制御手段11は、過去に利用したシミュレータの一覧を取得するためのシミュレータ一覧画面の取得要求をWebアプリケーションサーバ20に送信する(S141)。シミュレータ一覧画面の取得要求には、ユーザがログイン時に入力したユーザIDが含まれている。
A “use from previous state”
Webアプリケーションサーバ20の通信制御手段211は、シミュレータ一覧画面の取得要求を受信すると、この取得要求に応じた処理の実行をシミュレータ管理手段212に要求する(S142)。シミュレータ管理手段212は、ユーザ・シミュレータ情報管理手段215に、ユーザ・シミュレータ情報管理DB2151から、シミュレータ一覧画面の取得要求に含まれるユーザIDに対応するシミュレータIDの取得を要求する(S143)。ユーザ・シミュレータ情報管理手段215は、ユーザ・シミュレータ情報管理DB2151から読み出したシミュレータIDを、シミュレータ管理手段212に出力する(S144)。シミュレータ管理手段212は、出力されたシミュレータIDに基づき、シミュレータ一覧画面を表示させる表示データ(Webページ)を生成し、生成した表示データ(以下、「シミュレータ一覧画面データ」という。)を通信制御手段211に出力する(S145)。通信制御手段211は、シミュレータ一覧画面データを含む応答をクライアント端末10に送信する(S146)。
Upon receiving the simulator list screen acquisition request, the
クライアント端末10の通信制御手段11によってこの応答が受信されると、受信したシミュレータ一覧画面データを、Webコンテンツ記憶DB12に記憶する。そして、通信制御手段11は、Webコンテンツ表示手段112にシミュレータ一覧画面データに基づく、図8に示す過去利用シミュレータ一覧画面150を表示させる。過去利用シミュレータ一覧画面150には、ステップS144において取得されたシミュレータIDが含まれる。
When this response is received by the communication control means 11 of the
ユーザは、過去利用シミュレータ一覧画面150に表示されるシミュレータ22の一覧から利用対象とするシミュレータIDを選択する。具体的には、過去利用シミュレータ一覧画面150上に表示されるシミュレータIDから利用対象とするシミュレータIDに対応する「利用開始」ボタン1503を押下する。これにより、通信制御手段11は、選択されたシミュレータ22のシミュレータIDを含むシミュレータ復元要求をWebアプリケーションサーバ20に送信する(S147)。
The user selects a simulator ID to be used from the list of
Webアプリケーションサーバ20の通信制御手段211は、シミュレータ復元要求を受信すると、この要求に応じた処理の実行をシミュレータ管理手段212に要求する(S148)。シミュレータ管理手段212は、シミュレータ復元要求に含まれるシミュレータIDに対応するシミュレータ22の復元処理を、シミュレータ生成・復元手段213に要求する(S149)。
When receiving the simulator restoration request, the
シミュレータ生成・復元手段213は、ユーザ・シミュレータ情報管理手段215に、ユーザ・シミュレータ情報管理DB2151から、シミュレータ復元要求に含まれるシミュレータIDに対応する構成要素及び設定パラメータの取得を要求する(S150)。ユーザ・シミュレータ情報管理手段215は、ユーザ・シミュレータ情報管理DB2151から読み出した構成要素の情報及び設定パラメータを、シミュレータ生成・復元手段213に出力する(S151)。
The simulator generation / restoration means 213 requests the user simulator information management means 215 to obtain the component and setting parameter corresponding to the simulator ID included in the simulator restoration request from the user simulator information management DB 2151 (S150). The user simulator information management means 215 outputs the component information and setting parameters read from the user simulator
シミュレータ生成・復元手段213は、出力された構成要素の情報に対応する構成要素(ファイル名)の取得を、構成要素管理手段214に要求する(S152)。構成要素管理手段214は、構成要素管理DB2141から、取得対象の構成要素のファイル名を読み出し、読み出した構成要素のファイル名をシミュレータ生成・復元手段213に通知する(S153)。
The simulator generating / restoring
シミュレータ生成・復元手段213は、取得した構成要素のファイル名に基づき、構成要素を組み合わせ、メモリ装置203にシミュレータ22を生成(復元)する(S154)。次に、シミュレータ生成・復元手段213は、生成(復元)したシミュレータ22を起動する(S155)。そして、シミュレータ生成・復元手段213は、起動したシミュレータ22に、ステップS151において取得した前回のシミュレータ利用時の設定パラメータを反映させる(S156)。
The simulator generating / restoring
シミュレータ生成・復元手段213は、シミュレータ復元要求に対する応答として、生成したシミュレータ22のシミュレータUIをシミュレータ管理手段212に通知する(S157)。そして、シミュレータ管理手段212は、このシミュレータUIを、通信制御手段211に出力する(S158)。通信制御手段211は、このシミュレータUIをクライアント端末10に送信する(S159)。
The simulator generation / restoration means 213 notifies the simulator management means 212 of the simulator UI of the generated
クライアント端末10の通信制御手段11によってこのシミュレータUIが受信されると、通信制御手段11は、Webコンテンツ表示手段112に、受信したシミュレータUIに基づき図8に示すシミュレータUI画面160を表示させる。そして、クライアント端末10は、シミュレータ22を実行させる(S160)。なお、このシミュレータ22には、前回利用時に設定されたパラメータが反映されているため、パラメータの入力を行うことなく、シミュレータ22の利用が可能である。
When the simulator UI is received by the
上述したように、本発明の実施形態のシミュレータ管理システム1によれば、クライアント端末10において指定したシミュレータ22の構成要素に基づいて、Webアプリケーションサーバ20がシミュレータ22を生成できる。
As described above, according to the
また、Webアプリケーションサーバ20は、ユーザ毎に生成したシミュレータ22の構成要素及びシミュレータ22に設定したパラメータを管理することで、過去に利用したシミュレータ22を再度利用する場合に、改めてシミュレータ22の構成要素及びパラメータを設定することなく、過去に利用したシミュレータ22を復元できる。
Further, the
また、クライアント端末10は、一般的なWebブラウザ11がインストールされていれば、シミュレータ管理システム1を利用できる。
The
したがって、ユーザはWebブラウザ11上での簡易な操作により、動的にシミュレータ22の生成、復元をし、シミュレータ22を利用でき、シミュレータ環境を構築するためのユーザの手間を削減できる。
Therefore, the user can dynamically generate and restore the
また、シミュレータ22はクライアント端末10からの指示に基づきWebアプリケーションサーバ20上で実行されるため、クライアント端末10のリソースを要することなく、シミュレータ22を利用できる。すなわち、クライアント端末10に高いスペック(処理能力やメモリ等の記憶容量等)が要求されず、安価なPC等でシミュレータ22を利用できる。
Further, since the
また、シミュレータ22はWebアプリケーションサーバ20上で実行されるため、ユーザは利用するクライアント端末10や場所を選ばず、シミュレータ22を利用できる。また、ユーザの識別情報(ユーザID)に基づきシミュレータ22が管理されるため、複数ユーザがそれぞれ生成したシミュレータ22を復元し利用できる。
Further, since the
また、シミュレータ22は、クライアント端末10からの要求に応じて、動的に生成(復元)及びメモリから削除されるため、Webアプリケーションサーバ20のリソースを節約できる。
Further, since the
また、シミュレータ22は、Webブラウザ11により利用可能であるため、クライアント端末10上でシミュレータ環境を構築する必要がなく、シミュレータ環境の導入コストを抑制できる。
Further, since the
また、Webアプリケーション21は、Webブラウザ11からアクセスされる都度、すなわちセッション毎に、独立したアプリケーションのプロセスを起動する。そのため、1台のクライアント端末10から複数のユーザが、また複数のクライアント端末10から複数のユーザが同時にシミュレータ22を利用できる。したがって、シミュレータ管理システム1の処理も1つのセッション毎に独立して実行されるため、複数のユーザが同時に利用できる。
In addition, each time the
なお、本発明の実施形態における構成要素管理DB2141、ユーザ・シミュレータ情報管理DB及びシミュレータ22はWebアプリケーションサーバ20が有する構成ではなく、例えばネットワークを介して接続される外部装置が有する構成としてもよい。
Note that the
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。 Although the embodiments of the present invention have been described in detail above, the present invention is not limited to such specific embodiments, and various modifications are possible within the scope of the gist of the present invention described in the claims. Can be changed.
1 シミュレータ管理システム
10 クライアント端末
11 Webブラウザ
111 通信制御手段
112 Webコンテンツ表示手段
113 入力制御手段
12 Webコンテンツ記憶DB
20 Webアプリケーションサーバ
21 Webアプリケーション
211 通信制御手段
212 シミュレータ管理手段
213 シミュレータ生成・復元手段
214 構成要素管理手段
2141 構成要素管理DB
215 ユーザ・シミュレータ情報管理手段
2151 ユーザ・シミュレータ情報管理DB
DESCRIPTION OF
20
215 User simulator information management means 2151 User simulator information management DB
Claims (5)
前記情報処理端末から、シミュレータを構成する構成要素の情報を含むシミュレータの生成要求を受信した場合に、該生成要求に含まれる前記構成要素の情報に対応する構成要素を取得し、前記シミュレータを生成するとともに、前記生成要求に含まれる前記構成要素の情報を、前記シミュレータの識別情報と対応付けて記憶する手段と、
前記シミュレータの識別情報を含むユーザインタフェースを前記情報処理端末に提供したことに応じて、前記情報処理端末から、パラメータを含む実行指示を受信した場合に、前記生成したシミュレータに該パラメータを設定して実行する手段と、
前記シミュレータについての停止要求を受信した場合に、該シミュレータに設定されているパラメータを前記識別情報と対応付けて記憶した後に、前記実行するシミュレータを削除する手段と、
前記識別情報を含むシミュレータの復元要求を受信した場合に、該復元要求に含まれる該識別情報に対応付けて記憶されている前記構成要素の情報に対応する構成要素を取得し、前記シミュレータを復元するとともに、該識別情報に対応付けて記憶されている前記パラメータを、該復元したシミュレータに設定する手段と
を有するサーバ。 A server that executes a simulator based on an instruction from an information processing terminal,
When receiving a generation request for a simulator including information on the constituent elements constituting the simulator from the information processing terminal , the constituent elements corresponding to the information on the constituent elements included in the generation request are acquired and the simulator is generated. And means for storing the information of the component included in the generation request in association with the identification information of the simulator ;
In response to providing a user interface including identification information of the simulator to the information processing terminal , when an execution instruction including a parameter is received from the information processing terminal , the parameter is set in the generated simulator. Means to perform,
Means for deleting the simulator to be executed after storing the parameter set in the simulator in association with the identification information when receiving a stop request for the simulator;
When a simulator restoration request including the identification information is received, a component corresponding to the component information stored in association with the identification information included in the restoration request is acquired, and the simulator is restored. And a means for setting the parameter stored in association with the identification information in the restored simulator .
前記Webブラウザにより表示される前記シミュレータの生成、復元及び実行を指示するための画面情報を送信するWebアプリケーションを有する請求項2記載のサーバ。 The information processing terminal has a web browser,
The server according to claim 2, further comprising: a Web application that transmits screen information for instructing generation, restoration, and execution of the simulator displayed by the Web browser.
前記サーバを、
前記情報処理端末から、シミュレータを構成する構成要素の情報を含むシミュレータの生成要求を受信した場合に、該生成要求に含まれる前記構成要素の情報に対応する構成要素を取得し、前記シミュレータを生成するとともに、前記生成要求に含まれる前記構成要素の情報を、前記シミュレータの識別情報と対応付けて記憶する手段と、
前記シミュレータの識別情報を含むユーザインタフェースを前記情報処理端末に提供したことに応じて、前記情報処理端末から、パラメータを含む実行指示を受信した場合に、前記生成したシミュレータに該パラメータを設定して実行する手段と、
前記シミュレータについての停止要求を受信した場合に、該シミュレータに設定されているパラメータを前記識別情報と対応付けて記憶した後に、前記実行するシミュレータを削除する手段と、
前記識別情報を含むシミュレータの復元要求を受信した場合に、該復元要求に含まれる該識別情報に対応付けて記憶されている前記構成要素の情報に対応する構成要素を取得し、前記シミュレータを復元するとともに、該識別情報に対応付けて記憶されている前記パラメータを、該復元したシミュレータに設定する手段として機能させるシミュレータ管理プログラム。 A simulator management program executed on a server that executes a simulator based on an instruction from an information processing terminal,
The server,
When receiving a generation request for a simulator including information on the constituent elements constituting the simulator from the information processing terminal , the constituent elements corresponding to the information on the constituent elements included in the generation request are acquired and the simulator is generated. And means for storing the information of the component included in the generation request in association with the identification information of the simulator ;
In response to providing a user interface including identification information of the simulator to the information processing terminal , when an execution instruction including a parameter is received from the information processing terminal , the parameter is set in the generated simulator. Means to perform,
Means for deleting the simulator to be executed after storing the parameter set in the simulator in association with the identification information when receiving a stop request for the simulator;
When a simulator restoration request including the identification information is received, a component corresponding to the component information stored in association with the identification information included in the restoration request is acquired, and the simulator is restored. And a simulator management program that causes the parameter stored in association with the identification information to function as a means for setting the restored simulator.
前記サーバは、
前記情報処理端末から、シミュレータを構成する構成要素の情報を含むシミュレータの生成要求を受信した場合に、該生成要求に含まれる前記構成要素の情報に対応する構成要素を取得し、前記シミュレータを生成するとともに、前記生成要求に含まれる前記構成要素の情報を、前記シミュレータの識別情報と対応付けて記憶する手段と、
前記シミュレータの識別情報を含むユーザインタフェースを前記情報処理端末に提供したことに応じて、前記情報処理端末から、パラメータを含む実行指示を受信した場合に、前記生成したシミュレータに該パラメータを設定して実行する手段と、
前記シミュレータについての停止要求を受信した場合に、該シミュレータに設定されているパラメータを前記識別情報と対応付けて記憶した後に、前記実行するシミュレータを削除する手段と、
前記識別情報を含むシミュレータの復元要求を受信した場合に、該復元要求に含まれる該識別情報に対応付けて記憶されている前記構成要素の情報に対応する構成要素を取得し、前記シミュレータを復元するとともに、該識別情報に対応付けて記憶されている前記パラメータを、該復元したシミュレータに設定する手段と
を有するシミュレータ管理システム。 A simulator management system having an information processing terminal and a server that executes a simulator based on an instruction from the information processing terminal,
The server
When receiving a generation request for a simulator including information on the constituent elements constituting the simulator from the information processing terminal , the constituent elements corresponding to the information on the constituent elements included in the generation request are acquired and the simulator is generated. And means for storing the information of the component included in the generation request in association with the identification information of the simulator ;
In response to providing a user interface including identification information of the simulator to the information processing terminal , when an execution instruction including a parameter is received from the information processing terminal , the parameter is set in the generated simulator. Means to perform,
Means for deleting the simulator to be executed after storing the parameter set in the simulator in association with the identification information when receiving a stop request for the simulator;
When a simulator restoration request including the identification information is received, a component corresponding to the component information stored in association with the identification information included in the restoration request is acquired, and the simulator is restored. And a means for setting the parameter stored in association with the identification information in the restored simulator.
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