JP6125609B2 - 通信中断の前の情報に基づいて通信中断後の動作をどのように実行するかを決定するための方法および装置 - Google Patents

通信中断の前の情報に基づいて通信中断後の動作をどのように実行するかを決定するための方法および装置 Download PDF

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Description

優先権の主張
米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2012年4月13日に出願された「METHODS AND APPARATUS FOR DETERMINING HOW TO PERFORM OPERATIONS AFTER COMMUNICATION SUSPEND BASED ON INFORMATION BEFORE SUSPEND」と題する米国仮出願第61/624,187号の優先権を主張する。
本開示は、一般に通信システムに関し、より詳細には、通信中断(communication suspend)の前の情報に基づいて通信中断後の動作をどのように実行するかを決定するための方法および装置に関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなどの様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を採用し得る。そのような多元接続技術の例としては、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムがある。
[0004]これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを与えるために様々な電気通信規格において採用されている。新生の電気通信規格の一例はロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:Third Generation Partnership Project)によって公表されたユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)モバイル規格の拡張のセットである。LTEは、スペクトル効率を改善することによってモバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートし、コストを下げ、サービスを改善し、新しいスペクトルを利用し、また、ダウンリンク(DL)上ではOFDMAを使用し、アップリンク(UL)上ではSC−FDMAを使用し、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して他のオープン規格とより良く統合するように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、LTE技術のさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術と、これらの技術を採用する電気通信規格とに適用可能であるべきである。
[0005]本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器によるワイヤレス通信のための方法を提供する。本方法は、概して、第2の無線アクセス技術(RAT:radio access technology)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断することと、通信を中断する前からのドップラー推定値に基づいて、第1のRATの中断の前のチャネル状態に基づくチャネル品質インジケータ(CQI:Channel Quality Indicator)を報告すべきか、または第1のRATにおける通信を再開した後のチャネル状態に基づくCQIを報告すべきかを決定することとを含む。
[0006]本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断する手段と、通信を中断する前からのドップラー推定値に基づいて、第1のRATの中断の前のチャネル状態に基づくチャネル品質インジケータ(CQI)を報告すべきか、または第1のRATにおける通信を再開した後のチャネル状態に基づくCQIを報告すべきかを決定する手段とを含む。
[0007]本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を含む。本装置は、概して、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、概して、第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断することと、通信を中断する前からのドップラー推定値に基づいて、第1のRATの中断の前のチャネル状態に基づくチャネル品質インジケータ(CQI)を報告すべきか、または第1のRATにおける通信を再開した後のチャネル状態に基づくCQIを報告すべきかを決定することとを行うように構成される。
[0008]本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を含む。コンピュータプログラム製品は、概して、第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断することと、通信を中断する前からのドップラー推定値に基づいて、第1のRATの中断の前のチャネル状態に基づくチャネル品質インジケータ(CQI)を報告すべきか、または第1のRATにおける通信を再開した後のチャネル状態に基づくCQIを報告すべきかを決定することとを行うためのコードを含むコンピュータ可読媒体を含む。
[0009]本開示のいくつかの態様は、ユーザ機器によるワイヤレス通信のための方法を提供する。本方法は、概して、第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断することと、通信を中断する前から取得された情報に基づいて、第1のRATの中断の前に取得された情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの少なくとも1つを決定すべきか、または第1のRATにおける通信を再開した後に取得された情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの少なくとも1つを決定すべきかを決定することと、を含む。
[0010]本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、概して、第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断する手段と、通信を中断する前から取得された情報に基づいて、第1のRATの中断の前に取得された情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの少なくとも1つを決定すべきか、または第1のRATにおける通信を再開した後に取得された情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの少なくとも1つを決定すべきかを決定する手段とを含む。
[0011]本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のための装置を含む。本装置は、概して、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを含む。少なくとも1つのプロセッサは、概して、第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断することと、通信を中断する前から取得された情報に基づいて、第1のRATの中断の前に取得された情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの少なくとも1つを決定すべきか、または第1のRATにおける通信を再開した後に取得された情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの少なくとも1つを決定すべきかを決定することと、を行うように構成される。
[0012]本開示のいくつかの態様は、ワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品を含む。コンピュータプログラム製品は、概して、第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断することと、通信を中断する前から取得された情報に基づいて、第1のRATの中断の前に取得された情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの少なくとも1つを決定すべきか、または第1のRATにおける通信を再開した後に取得された情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの少なくとも1つを決定すべきかを決定することと、を行うためのコードを含むコンピュータ可読媒体を含む。
ネットワークアーキテクチャの一例を示す図。 アクセスネットワークの一例を示す図。 LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図。 LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図。 ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図。 本開示のいくつかの態様による、アクセスネットワーク中の発展型ノードBおよびユーザ機器の一例を示す図。 異種ネットワーク中の範囲拡大セルラー領域を示す図。 本開示のいくつかの態様による、低ドップラー事例のチャネル強度(またはSINR)を示す図。 本開示のいくつかの態様による、高ドップラー事例のチャネル強度(またはSINR)を示す図。 本開示のいくつかの態様による、LTE動作を再開した後にCQI計算/更新をどのように実行するかを決定するための、ユーザ機器によって実行される例示的な動作を示す図。 本開示のいくつかの態様による、CQIのための異なるIIRフィルタリング時定数をもつ拡張歩行者A(EPA:Extended Pedestrian A)5(低ドップラー事例)の下での例示的なスループット性能を示す図。 本開示のいくつかの態様による、CQIの異なる平均化をもつEVA70チャネル(高ドップラー事例)の下での例示的なスループット性能を示す図。
[0025]添付の図面に関して以下に示す発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明する概念が実施され得る唯一の構成を表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素をブロック図の形式で示す。
[0026]次に、様々な装置および方法に関して電気通信システムのいくつかの態様を提示する。これらの装置および方法について、以下の詳細な説明において説明し、(「要素」と総称される)様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面に示す。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。そのような要素がハードウェアとして実装されるのか、ソフトウェアとして実装されるのかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。
[0027]例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装され得る。プロセッサの例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実行するように構成された他の好適なハードウェアがある。処理システム中の1つまたは複数のプロセッサはソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味すると広く解釈されたい。
[0028]したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明する機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令またはコードとして符号化され得る。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0029]図1は、LTEネットワークアーキテクチャ100を示す図である。LTEネットワークアーキテクチャ100は発展型パケットシステム(EPS:Evolved Packet System)100と呼ばれることがある。EPS100は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)102と、発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)104と、発展型パケットコア(EPC:Evolved Packet Core)110と、ホーム加入者サーバ(HSS:Home Subscriber Server)120と、事業者のIPサービス122とを含み得る。EPSは他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡単のために、それらのエンティティ/インターフェースは図示していない。例示的な他のアクセスネットワークは、IPマルチメディアサブシステム(IMS:IP Multimedia Subsystem)PDN、インターネットPDN、管理PDN(たとえば、プロビジョニングPDN)、キャリア固有のPDN、事業者固有のPDN、および/またはGPS PDNを含み得る。図示のように、EPSはパケット交換サービスを提供するが、当業者なら容易に諒解するように、本開示全体にわたって提示する様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張され得る。
[0030]E−UTRANは、発展型ノードB(eNB)106と他のeNB108とを含む。eNB106は、UE102に対してユーザプレーンプロトコル終端と制御プレーンプロトコル終端とを与える。eNB106は、X2インターフェース(たとえば、バックホール)を介して他のeNB108に接続され得る。eNB106は、基地局、送受信基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS:basic service set)、拡張サービスセット(ESS:extended service set)、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。eNB106は、UE102にEPC110へのアクセスポイントを与える。UE102の例としては、セルラーフォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP:session initiation protocol)フォン、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の同様の機能デバイスがある。UE102は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。
[0031]eNB106はS1インターフェースによってEPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)112と、他のMME114と、サービングゲートウェイ116と、パケットデータネットワーク(PDN:Packet Data Network)ゲートウェイ118とを含む。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。概して、MME112はベアラおよび接続管理を行う。すべてのユーザIPパケットはサービングゲートウェイ116を通して転送され、サービングゲートウェイ116自体はPDNゲートウェイ118に接続される。PDNゲートウェイ118はUEのIPアドレス割振りならびに他の機能を与える。PDNゲートウェイ118は事業者のIPサービス122に接続される。事業者のIPサービス122は、たとえば、インターネットと、イントラネットと、IPマルチメディアサブシステム(IMS)と、PSストリーミングサービス(PSS:PS Streaming Service)とを含み得る。この方法では、UE102は、LTEネットワークを通してPDNに結合され得る。
[0032]図2は、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の一例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク200は、いくつかのセルラー領域(セル)202に分割される。1つまたは複数のより低い電力クラスのeNB208は、セル202のうちの1つまたは複数と重複するセルラー領域210を有し得る。より低い電力クラスのeNB208は、リモートラジオヘッド(RRH:remote radio head)と呼ばれることがある。より低い電力クラスのeNB208は、フェムトセル(たとえば、ホームeNB(HeNB))、ピコセル、またはマイクロセルであり得る。マクロeNB204は各々、それぞれのセル202に割り当てられ、セル202中のすべてのUE206にEPC110へのアクセスポイントを与えるように構成される。アクセスネットワーク200のこの例には集中コントローラはないが、代替構成では集中コントローラが使用され得る。eNB204は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続性を含む、すべての無線関係機能を担当する。
[0033]アクセスネットワーク200によって採用される変調および多元接続方式は、展開されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。LTE適用例では、周波数分割複信(FDD:frequency division duplexing)と時分割複信(TDD:time division duplexing)の両方をサポートするために、OFDMがDL上で使用され、SC−FDMAがUL上で使用される。当業者なら以下の詳細な説明から容易に諒解するように、本明細書で提示する様々な概念は、LTE適用例に好適である。ただし、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を採用する他の電気通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO:Evolution-Data Optimized)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB:Ultra Mobile Broadband)に拡張され得る。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを採用して移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))とTD−SCDMAなどのCDMAの他の変形態とを採用するユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、TDMAを採用するモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)、ならびに、OFDMAを採用する、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、およびFlash−OFDMに拡張され得る。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体からの文書に記載されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課された全体的な設計制約に依存することになる。
[0034]eNB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、eNB204は、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間領域を活用することが可能になる。空間多重化は、データの異なるストリームを同じ周波数上で同時に送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを増加させるために単一のUE206に送信されるか、または全体的なシステム容量を増加させるために複数のUE206に送信され得る。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし(たとえば、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いでDL上で複数の送信アンテナを通して空間的にプリコーディングされた各ストリームを送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグナチャとともに(1つまたは複数の)UE206に到着し、これにより、(1つまたは複数の)UE206の各々がそのUE206に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。UL上で、各UE206は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、これにより、eNB204は、空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別することが可能になる。
[0035]空間多重化は、概して、チャネル状態が良好であるときに使用される。チャネル状態があまり良好でないときは、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが使用され得る。これは、複数のアンテナを通して送信するためのデータを空間的にプリコーディングすることによって達成され得る。セルのエッジにおいて良好なカバレージを達成するために、送信ダイバーシティと組み合わせてシングルストリームビームフォーミング送信が使用され得る。
[0036]以下の詳細な説明では、アクセスネットワークの様々な態様について、DL上でOFDMをサポートするMIMOシステムに関して説明する。OFDMは、OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアを介してデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは正確な周波数で離間する。離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性(orthogonality)」を与える。時間領域では、OFDMシンボル間干渉をなくすために、ガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)が各OFDMシンボルに追加され得る。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR:peak-to-average power ratio)を補償するために、SC−FDMAをDFT拡散OFDM信号の形態で使用し得る。
[0037]図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図300である。フレーム(10ms)は、0〜9のインデックスをもつ等しいサイズの10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含み得る。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用され得、各タイムスロットはリソースブロックを含む。リソースグリッドは複数のリソース要素に分割される。LTEでは、リソースブロックは、周波数領域中に12個の連続サブキャリアを含んでおり、各OFDMシンボル中のノーマルサイクリックプレフィックスについて、時間領域中に7個の連続OFDMシンボル、または84個のリソース要素を含んでいる。拡張サイクリックプレフィックスについて、リソースブロックは、時間領域中に6個の連続OFDMシンボルを含んでおり、72個のリソース要素を有する。R302、304として示されるリソース要素のいくつかはDL基準信号(DL−RS:DL reference signal)を含む。DL−RSは、(共通RSと呼ばれることもある)セル固有RS(CRS:Cell-specific RS)302と、UE固有RS(UE−RS:UE-specific RS)304とを含む。UE−RS304は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH:physical DL shared channel)がマッピングされるリソースブロック上でのみ送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数は変調方式に依存する。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、また変調方式が高いほど、UEのデータレートは高くなる。
[0038]LTEでは、eNBは、eNB中の各セルについて1次同期信号(PSS:primary synchronization signal)と2次同期信号(SSS:secondary synchronization signal)とを送り得る。1次同期信号および2次同期信号は、それぞれ、ノーマルサイクリックプレフィックス(CP)をもつ各無線フレームのサブフレーム0および5の各々中のシンボル期間6および5中で送られ得る。同期信号は、セル検出および捕捉のためにUEによって使用され得る。eNBは、サブフレーム0のスロット1中のシンボル期間0〜3中で物理ブロードキャストチャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)を送り得る。PBCHはあるシステム情報を搬送し得る。
[0039]eNBは、各サブフレームの最初のシンボル期間中で物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH:Physical Control Format Indicator Channel)を送り得る。PCFICHは、制御チャネルのために使用されるいくつか(M個)のシンボル期間を搬送し得、ここで、Mは、1、2または3に等しくなり得、サブフレームごとに変化し得る。Mはまた、たとえば、リソースブロックが10個未満である、小さいシステム帯域幅では4に等しくなり得る。eNBは、各サブフレームの最初のM個のシンボル期間中に物理HARQインジケータチャネル(PHICH:Physical HARQ Indicator Channel)と物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel)とを送り得る。PHICHは、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat request)をサポートするための情報を搬送し得る。PDCCHは、UEのためのリソース割振りに関する情報と、ダウンリンクチャネルのための制御情報とを搬送し得る。eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間中で物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送り得る。PDSCHは、ダウンリンク上でのデータ送信がスケジュールされたUEのためのデータを搬送し得る。
[0040]eNBは、eNBによって使用されるシステム帯域幅の中心1.08MHzにおいてPSS、SSS、およびPBCHを送り得る。eNBは、これらのチャネルが送られる各シンボル期間中のシステム帯域幅全体にわたってPCFICHおよびPHICHを送り得る。eNBは、システム帯域幅のいくつかの部分においてUEのグループにPDCCHを送り得る。eNBは、システム帯域幅の特定の部分において特定のUEにPDSCHを送り得る。eNBは、すべてのUEにブロードキャスト方式でPSS、SSS、PBCH、PCFICH、およびPHICHを送り得、特定のUEにユニキャスト方式でPDCCHを送り得、また特定のUEにユニキャスト方式でPDSCHを送り得る。
[0041]各シンボル期間においていくつかのリソース要素が利用可能であり得る。各リソース要素(RE)は、1つのシンボル期間中の1つのサブキャリアをカバーし得、実数値または複素数値であり得る1つの変調シンボルを送るために使用され得る。各シンボル期間中で基準信号のために使用されないリソース要素は、リソース要素グループ(REG:resource element group)中に配置され得る。各REGは、1つのシンボル期間中に4つのリソース要素を含み得る。PCFICHは、シンボル期間0において、周波数にわたってほぼ等しく離間され得る、4つのREGを占有し得る。PHICHは、1つまたは複数の構成可能なシンボル期間において、周波数にわたって拡散され得る、3つのREGを占有し得る。たとえば、PHICHのための3つのREGは、すべてシンボル期間0に属し得るか、またはシンボル期間0、1、および2に拡散され得る。PDCCHは、たとえば、最初のM個のシンボル期間において、利用可能なREGから選択され得る、9、18、36、または72個のREGを占有し得る。REGのいくつかの組合せのみがPDCCHに対して許され得る。
[0042]UEは、PHICHおよびPCFICHのために使用される特定のREGを知り得る。UEは、PDCCHのためのREGの様々な組合せを探索し得る。探索すべき組合せの数は、一般に、PDCCHに対して許される組合せの数よりも少ない。eNBは、UEが探索することになる組合せのいずれかにおいてUEにPDCCHを送り得る。
[0043]図4は、LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図400である。ULのための利用可能なリソースブロックは、データセクションと制御セクションとに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成され得、構成可能なサイズを有し得る。制御セクション中のリソースブロックは、制御情報を送信するためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクション中に含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。ULフレーム構造は、データセクション中の連続するサブキャリアのすべてを単一のUEに割り当てることを可能にし得る連続サブキャリアを含むデータセクションを生じる。
[0044]UEには、eNBに制御情報を送信するために、制御セクション中のリソースブロック410a、410bが割り当てられ得る。UEには、eNBにデータを送信するために、データセクション中のリソースブロック420a、420bも割り当てられ得る。UEは、制御セクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH:physical uplink control channel)中で制御情報を送信し得る。UEは、データセクション中の割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH:physical uplink shared channel)中でデータのみまたはデータと制御情報の両方を送信し得る。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにわたり得、周波数上でホッピングし得る。
[0045]初期システムアクセスを実行し、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:physical random access channel)430中でUL同期を達成するためにリソースブロックのセットが使用され得る。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送し、いかなるULデータ/シグナリングをも搬送することができない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6つの連続するリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数はネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある時間リソースおよび周波数リソースに制限される。周波数ホッピングはPRACHにはない。PRACH試みは単一のサブフレーム(1ms)中でまたは少数の連続サブフレームのシーケンス中で搬送され、UEは、フレーム(10ms)ごとに単一のPRACH試みだけを行うことができる。
[0046]図5は、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図500である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1と、レイヤ2と、レイヤ3との3つのレイヤとともに示されている。レイヤ1(L1レイヤ)は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。L1レイヤを本明細書では物理レイヤ506と呼ぶ。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506の上にあり、物理レイヤ506を介したUEとeNBとの間のリンクを担当する。
[0047]ユーザプレーンでは、L2レイヤ508は、ネットワーク側のeNBにおいて終端される、媒体アクセス制御(MAC:media access control)サブレイヤ510と、無線リンク制御(RLC:radio link control)サブレイヤ512と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:packet data convergence protocol)514サブレイヤとを含む。図示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118において終端されるネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)と、接続の他端(たとえば、ファーエンドUE、サーバなど)において終端されるアプリケーションレイヤとを含めてL2レイヤ508の上にいくつかの上位レイヤを有し得る。
[0048]PDCPサブレイヤ514は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間で多重化を行う。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信オーバーヘッドを低減するための上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮と、データパケットを暗号化することによるセキュリティと、eノードB間のUEに対するハンドオーバサポートとを行う。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤデータパケットのセグメンテーションおよび再統合と、紛失データパケットの再送信と、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)による、順が狂った受信を補正するデータパケットの並べ替えとを行う。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ510はまた、UEの間で1つのセル中の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)を割り振ることを担当する。MACサブレイヤ510はまたHARQ動作を担当する。
[0049]制御プレーンでは、UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理レイヤ506およびL2レイヤ508について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)中に無線リソース制御(RRC:radio resource control)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(すなわち、無線ベアラ)を取得することと、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することとを担当する。
[0050]図6は、アクセスネットワーク中でUE650と通信しているeNB610のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットがコントローラ/プロセッサ675に与えられる。コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤの機能を実装する。DLでは、コントローラ/プロセッサ675は、様々な優先度メトリックに基づいて、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化と、UE650への無線リソース割振りとを行う。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、UE650へのシグナリングとを担当する。
[0051]TXプロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。信号処理機能は、UE650における前方誤り訂正(FEC:forward error correction)と、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK:binary phase-shift keying)、4位相シフトキーイング(QPSK:quadrature phase-shift keying)、M位相シフトキーイング(M−PSK:M-phase-shift keying)、多値直交振幅変調(M−QAM:M-quadrature amplitude modulation))に基づいた信号コンスタレーションへのマッピングとを可能にするために、コーディングとインターリービングとを含む。コーディングされ変調されたシンボルは、次いで並列ストリームに分割される。各ストリームは、次いでOFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域中で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)を使用して互いに合成されて、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルが生成される。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE650によって送信される基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。各空間ストリームは、次いで、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に与えられる。各送信機618TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
[0052]UE650において、各受信機654RXは、それのそれぞれのアンテナ652を通して信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、受信機(RX)プロセッサ656に情報を与える。RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実行する。複数の空間ストリームがUE650に宛てられた場合、それらはRXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに合成され得る。RXプロセッサ656は、次いで高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)を使用してOFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルと基準信号とは、eNB610によって送信される、可能性が最も高い信号コンスタレーションポイントを決定することによって復元され、復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されるチャネル推定値に基づき得る。軟判定は、次いで、物理チャネル上でeNB610によって最初に送信されたデータと制御信号とを復元するために復号され、デインターリーブされる。データおよび制御信号は、次いでコントローラ/プロセッサ659に与えられる。
[0053]コントローラ/プロセッサ659はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ660に関連し得る。メモリ660はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ659は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、復号(deciphering)と、ヘッダ復元(decompression)と、制御信号処理とを行う。上位レイヤパケットは、次いで、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表すデータシンク662に与えられる。また、様々な制御信号がL3処理のためにデータシンク662に与えられ得る。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするために肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用した誤り検出を担当する。
[0054]ULでは、データソース667は、コントローラ/プロセッサ659に上位レイヤパケットを与えるために使用される。データソース667は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。eNB610によるDL送信に関して説明した機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮と、暗号化と、パケットのセグメント化および並べ替えと、eNB610による無線リソース割振りに基づいた論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化とを行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、eNB610へのシグナリングとを担当する。
[0055]eNB610によって送信される基準信号またはフィードバックからの、チャネル推定器658によって導出されるチャネル推定値は、適切な符号化および変調方式を選択することと、空間処理を可能にすることとを行うために、TXプロセッサ668によって使用され得る。TXプロセッサ668によって生成される空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に与えられる。各送信機654TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
[0056]UL送信は、UE650における受信機機能に関して説明した方法と同様の方法でeNB610において処理される。各受信機618RXは、それのそれぞれのアンテナ620を通して信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上で変調された情報を復元し、RXプロセッサ670に情報を与える。RXプロセッサ670はL1レイヤを実装し得る。
[0057]コントローラ/プロセッサ675はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ676に関連し得る。メモリ676はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ675は、UE650からの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、復号と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットはコアネットワークに与えられ得る。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを使用した誤り検出を担当する。
[0058]図7は、異種ネットワーク中の範囲拡大セルラー領域を示す図700である。RRH710bなどのより低い電力クラスのeNBは、RRH710bとマクロeNB710aとの間の拡張セル間干渉協調と、UE720によって実行される干渉消去とを通して、セルラー領域702から拡大された範囲拡大セルラー領域703を有し得る。拡張セル間干渉協調において、RRH710bは、マクロeNB710aからUE720の干渉状態に関する情報を受信する。この情報により、RRH710bは、範囲拡大セルラー領域703中のUE720をサービスし、UE720が範囲拡大セルラー領域703に入るとき、マクロeNB710aからのUE720のハンドオフを受け入れることができる。
中断LTEにおける例示的なCQI計算/更新
[0059]LTEとCDMAの両方をサポートするネットワークでは、UEチップセットがLTEとCDMA 1xの両方をサポートすることが必要であり得る。LTEにおいて動作しながら1xを監視することをサポートするための2つのシステムアーキテクチャがあり得る。第1のアーキテクチャは、一方がLTE用であり、他方が1x用である、2つの別個の無線周波数(RF)チェーンを有し得る。このアーキテクチャは、LTEデータ呼がアクティブであるとき、1xボイスページが並列に復号されることを可能にし得る。このアーキテクチャ/アルゴリズムは、一般にSVLTE(同時ボイスおよびLTE:simultaneous voice and LTE)と呼ばれる。Qualcomm(登録商標)からのMSM8960(登録商標)チップセットはこのアーキテクチャを使用する。
[0060]別のアーキテクチャはただ1つのRFチェーンを有し得る。このRFチェーンは、LTE技術とCDMA技術は同時にアクティブであり得ないという制約とともに、LTEと1xとの間で共有される必要があり得る。1xページングを監視するために、UEは、LTEデータ呼がアクティブである間にLTEから周期的にチューンアウェイ(tune away)する必要があり得る。このアーキテクチャ/アルゴリズムは、一般にSLTE(中断LTE:suspended LTE)と呼ばれる。Qualcomm(登録商標)からのMSM9x15チップセットはこのアーキテクチャを使用する。
[0061]SLTEアーキテクチャは、バッテリー消費を改善し、基板面積と部品表(BOM:bill of material)とを節約するが、LTEデータ呼がアクティブである間にUEが1xボイスページを周期的に監視しなければならないときに問題が起こる。1xへのRF同調時間中に、LTE呼は中断またはほぼ中断され、これは、ネットワークによって予想されないことがある、LTE UE機能の途絶をもたらし得る。チャネル品質インジケータ(CQI)は、通常、受信したダウンリンク信号対干渉雑音比(SINR:Signal to Interference plus Noise Ratio)の測定値に基づく、ダウンリンク送信のための好適なデータレート(一般に変調およびコーディング方式(MCS:Modulation and Coding Scheme)値)を示すためにUEによって基地局にシグナリングされる情報である。現在のSLTEアルゴリズムでは、たとえば、LTEの一時的中断の後にUEがLTEに戻るとき、ドップラー(UEがどのくらい高速で移動しているか)およびLTE中断の持続時間のようなファクタを考慮することなしに、LTEチューンアウェイの前からのCQIフィルタ状態がデフォルトで使用される。これはLTE呼再開に悪影響を及ぼし得る。
[0062]いくつかの態様では、再開時にLTE呼への性能ペナルティを最小限に抑えるために、LTEに同調した後にLTE CQI計算/更新をどのように実行するかを決定するための1つまたは複数の追加のパラメータに加えて、LTEチューンアウェイ(たとえば、LTE中断)の前から入手可能な情報が使用され得る。いくつかの態様では、UEは、UEがそのCQIフィルタ状態をLTEチューンアウェイの前から使用(たとえば、そのような前のCQIフィルタ状態を使用して再開)すべきであるのか、またはLTEに同調した後の新しいCQIフィルタ状態を使用(たとえば、それのCQIフィルタ状態をリセット)すべきであるのかを決定するために、(LTEチューンアウェイの前からの)ドップラー推定値および/または中断時間(たとえば、LTE中断の持続時間)に関する情報を使用し得る。CQIフィルタ状態を再開(resume)することは、UEが、LTEチューンアウェイ時の同じCQIフィルタ状態を使用することを含み得る。一態様では、CQIフィルタ状態が再開されるとき、更新パラメータ(たとえば、フィルタ時定数)はLTEチューンアウェイの前と同じままである。いくつかの態様では、CQIフィルタ状態をリセットすることは、UEが、LTE中断の前に使用されたCQIフィルタ状態をクリアすることと、LTE接続を再開した後に新しいCQIを決定することとを含み得る。
[0063]いくつかの態様では、UEが、LTE中断の前のチャネル状態に基づいてCQIを報告(たとえば、CQIフィルタ状態を再開)するのか、またはLTEに同調した後のチャネル状態に基づいてCQIを報告するのかに関する決定は、ドップラー推定値の値、LTEチューンアウェイの持続時間、またはそれらの組合せに基づき得る。いくつかの態様では、ドップラー推定値および/またはLTEチューンアウェイの持続時間について1つまたは複数のしきい値が定義され得る。たとえば、ドップラー推定値についての下限しきい値(THDoppler_LOW)およびドップラー推定値についての上限しきい値(THDoppler_HIGH)が定義され得る。さらに、中断時間についての下限しきい値(ThST_LOW)、中断時間についての中間しきい値(ThST_MID)および中断時間についての上限しきい値(ThST_HIGH)が定義され得る。LTE再開の後のCQI計算/更新に関するUE挙動は、ドップラー推定値しきい値および/または中断時間しきい値が満たされるかどうかに基づき得る。
[0064]表1に、LTE再開の後のCQI計算/更新に関する例示的なUE挙動を示す。
Figure 0006125609
[0065]表1の最初の行からわかるように、ドップラー推定値がドップラー推定値についての下限しきい値(THDoppler_LOW)以下である場合、UEは、(たとえば、LTEチューンアウェイの持続時間の値にかかわらず)LTEに同調した後にCQIフィルタ状態をリセットする。これは、ドップラーが小さいとき、短期チャネルフェージングをキャプチャするためにCQI計算がリセットされなければならないからである。
[0066]図8に、本開示のいくつかの態様による、低ドップラー事例のチャネル強度(たとえば、SINR)を示す。図8では、y軸はチャネル強度(たとえば、SINR)を表し、x軸は時間を表す。正弦曲線810は時間によるチャネルフェージングを表す。時刻t2とt3との間およびt6とt7との間の影つき領域は、UEがLTEからチューンアウェイしている持続時間を表す。影つきでない領域は、UEがLTEに同調している持続時間を表す。
[0067]t2とt3との間のLTEチューンアウェイ(または中断)の第1のオケージョンでは、UEがLTEに同調した後の(t3においてドットによって示されている)瞬時チャネル状態が、LTEチューンアウェイの前の平均チャネル状態(t1とt2との間の曲線の平均)よりも信頼できるチャネル状態を反映することがわかり得る。同じ観測が、t6とt7との間のLTEチューンアウェイの第2のオケージョンにも当てはまる。
[0068]いくつかの態様では、LTE動作において、UEは計算されたCQI値をeNBに報告し、eNBは(たとえば、8ms後に)UEへのダウンリンク送信をスケジュールする。図8を参照すると、CQIがt3において報告された場合、eNBはt4において(たとえば、8ms後に)ダウンリンク送信をスケジュールし得る。ドップラーが低いので、チャネルは不変のままであり得、したがって、報告されたCQIは、依然として、ダウンリンクスケジューリング時の真のチャネル状態の有効な近似値である。対照的に、t1とt2との間の曲線の平均に基づくCQIは、t3において古くなったデータを表し得る。これは表1の最初の行に当てはまる。
[0069]図9に、本開示のいくつかの態様による、高ドップラー事例のチャネル強度(たとえば、SINR)を示す。正弦曲線910は時間によるチャネルフェージングを表す。
[0070]いくつかの態様では、ドップラーが高いとき、瞬時CQI報告は、ダウンリンクスケジューリングが行われる時間までに古くなり得る。図9中のt2とt3との間の第1のLTE中断領域によって示されるように、t3における瞬時チャネル状態は、t4におけるチャネル状態を信頼できるようには反映しない。この場合、LTEの前のt1〜t2中に取得された平均情報がCQI状態のより良い推定値を与え得る。これは、最後のフィールドを除いて、表1の最後の行に当てはまる。表1の最後の行(最後のフィールドを除く)からわかるように、ドップラー推定値がドップラー推定値についての上限しきい値(THDoppler_HIGH)以上である場合、UEは、LTEに同調した後にLTEチューンアウェイの前からのCQIフィルタ状態を再開する。
[0071]いくつかの態様では、高ドップラー事例について1つの例外が作られる必要がある。図9中のt6とt7との間のLTEチューンアウェイの第2のインスタンスによって示されるように、中断がある時間期間を超える(たとえば、中断が本当に長い)とき、UEが長い時間期間の間、高速に移動していることにより、伝搬環境が変化し、さらには干渉が変化し得る。このシナリオでは、(t5〜t6からのものである)LTE中断の前のすべてのCQI情報は古く(stale)なり得、したがって、新しいCQI計算が開始されなければならない。これは、中断持続時間値が中断時間についての上限しきい値(ThST_HIGH)以上である場合にUEがCQI計算をリセットする、表の最後のフィールドを説明する。
[0072]いくつかの態様では、表1の中間の行からわかるように、ドップラーの値がドップラー推定値についての下限しきい値(THDoppler_LOW)とドップラー推定値についての上限しきい値(THDoppler_HIGH)との間にあるとき、UEは、CQI計算をリセットすることまたは再開することを選択し得る(たとえば、リセット/再開値は、ネットワークおよび/またはUEパラメータに基づいて構成され得る)。
[0073]図10に、本開示のいくつかの態様による、一時的LTE中断の後にLTE動作を再開したときにCQI計算/更新をどのように実行するかを決定するための、ユーザ機器によって実行される例示的な動作1000を示す。
[0074]動作1000は、1002において、第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断することによって開始し得る。1004において、UEは、第1のRATにおける通信を中断する前からのドップラー推定値に基づいて、第1のRATの中断の前のチャネル状態に基づいてCQIを報告すべきなのか、または第1のRATにおける通信を再開した後のチャネル状態に基づいてCQIを報告すべきなのかを決定する。一態様では、第1のRATは3GPP LTEを含み得る。
[0075]いくつかの態様では、決定することは、通信を中断する前からのドップラー推定値と第1のRATの中断の持続時間とに基づいて、第1のRATの中断の前のチャネル状態に基づいてCQIを報告すべきなのか、または第1のRATにおける通信を再開した後のチャネル状態に基づいてCQIを報告すべきなのかを決定することを含み得る。
[0076]いくつかの態様では、第1のRATの中断の前のチャネル状態に基づいてCQIを報告することは、第1のRATにおける通信を中断する前の時間期間にわたって平均化されたCQIを決定することを備える。
[0077]いくつかの態様では、第1のRATにおける通信を再開した後のチャネル状態に基づいてCQIを報告することは、第1のRATにおける通信を再開した後の実質的に瞬間の時点におけるCQIを決定することを備える。代替態様では、第1のRATにおける通信を再開した後のチャネル状態に基づいてCQIを報告することは、通信を中断するより前にCQI平均を決定するために使用された時間期間とは異なる時間期間にわたって平均化されたCQIを決定することを備える。
[0078]いくつかの態様では、UEは、ドップラー推定値の値、中断の持続時間の値、またはそれらの組合せに基づいてCQIを報告し得る。一態様では、ドップラー推定値の値および中断の持続時間の値は、第1のRATの中断の持続時間、UEがCQIを報告した後にリソーススケジューリング情報を受信するのにかかる時間、またはそれらの組合せに少なくとも基づいて設定され得る。
[0079]いくつかの態様では、UEは、ドップラー推定値をドップラー推定値についての下限しきい値(THDoppler_LOW)またはドップラー推定値についての上限しきい値(THDoppler_HIGH)のうちの少なくとも1つと比較し得、ドップラー推定値の値がTHDoppler_LOWよりも小さい場合、第1のRATにおける通信を再開した後のCQIフィルタ状態を、通信を中断する前に使用されたCQIフィルタ状態とは異なるように更新し得る。一態様では、CQIフィルタ状態を更新することは、第1のRATにおける通信を再開した後の実質的に瞬間の時点におけるCQIを決定すること、または通信を中断するより前にCQI平均を決定するために使用された時間期間とは異なる時間期間にわたって平均化されたCQIを決定することを含み得る。
[0080]いくつかの態様では、UEは、第1のRATの中断の持続時間の値を、中断時間についての1つまたは複数のしきい値と比較し得る。これは、第1のRATの中断の持続時間の値を、中断時間についての下限しきい値(ThST_LOW)、中断時間についての中間しきい値(ThST_MID)または中断時間についての上限しきい値(ThST_HIGH)のうちの少なくとも1つと比較することを含み得る。一態様では、UEは、中断の持続時間の値が中断時間についての上限しきい値(ThST_HIGH)よりも大きい場合、第1のRATにおける通信を再開した後にCQIフィルタ状態を更新し得る。
[0081]いくつかの態様では、UEは、ドップラー推定値の値が中断時間についての上限しきい値(THDoppler_HIGH)よりも大きく、中断の持続時間の値が中断時間についての上限しきい値(ThST_HIGH)よりも小さい場合、第1のRATの通信を中断する前に採用されたCQIフィルタ状態と同じCQIフィルタ状態を使用し得る。この態様では、UEは、第1のRATにおける通信を中断する前の時間期間にわたって平均化されたCQIを決定し得る。
[0082]図11に、本開示のいくつかの態様による、CQIのための異なるIIRフィルタリング時定数をもつ拡張ペデストリアン(Extended Pedestrian)A(EPA)5(低ドップラー事例)の下での例示的なスループット性能を示す。図11の凡例に示すように、パラメータτは、時間領域におけるCQIスペクトル効率(CQI−SE:CQI spectral efficiency)フィルタリングの時定数を示す。いくつかの態様では、τのより大きい値は、(たとえば、CQIの)より多くの時間領域平均化を暗示する。図11からわかるように、低ドップラー事例では、より少ないCQI平均化を使用することが有益である。言い換えれば、この場合、LTEに再び同調した後にCQI計算をリセットすることが有益である。
[0083]図12に、本開示のいくつかの態様による、CQIの異なる平均化をもつEVA70チャネル(高ドップラー事例)の下での例示的なスループット性能を示す。図12からわかるように、高ドップラー事例では、LTE再開時により多くのCQI平均化を使用することが有益である。言い換えれば、この場合、LTE中断の前の平均CQI情報を利用することが有益である。
[0084]開示したプロセス中のステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセス中のステップの特定の順序または階層は再構成され得ることを理解されたい。さらに、いくつかのステップは組み合わせられるかまたは省略され得る。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
[0085]本明細書で使用する、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−cを包含するものとする。
[0086]以上の説明は、当業者が本明細書で説明した様々な態様を実施することができるようにするために提供したものである。これらの態様に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。ドップラー推定値と、場合によっては、第1のRATの中断の持続時間とに基づいて、LTEに同調した後にLTE CQI計算/更新をどのように実行するかを決定することを記述する態様について上記で説明した。ただし、本方法および装置は、通信を中断する前からの情報に基づいて、LTEに同調した後に様々な動作をどのように実行するかを決定することを含む。たとえば、様々な動作は、ドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定および/または時間トラッキングループを含む。態様では、ドップラー推定値および/またはLTEチューンアウェイの持続時間について上記で説明した情報と同様の情報について1つまたは複数のしきい値が定義され得る。さらに、LTE再開の後の動作に関するUE挙動は、情報しきい値および/または中断時間しきい値が、ドップラー推定値について上記で説明したことと同様に満たされるかどうかに基づき得る。
[0087]したがって、特許請求の範囲は、本明細書で示した態様に限定されるものではなく、特許請求の範囲の言い回しに矛盾しない全範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」を意味するものではなく、「1つまたは複数の」を意味するものである。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という語は「1つまたは複数の」を表す。当業者に知られている、または後に知られることになる、本開示全体にわたって説明した様々な態様の要素のすべての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲に包含されるものである。さらに、本明細書に開示したいかなることも、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に具陳されているかどうかにかかわらず、公に供するものではない。いかなるクレーム要素も、その要素が「のための手段」という語句を使用して明確に具陳されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信の方法であって、
第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断することと、
前記通信を中断する前からのドップラー推定値に基づいて、前記第1のRATの前記中断の前のチャネル状態に基づいてチャネル品質インジケータ(CQI)を報告すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後のチャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきかを決定することと、
を備える、方法。
[2] 前記決定することは、
前記通信を中断する前からの前記ドップラー推定値と前記第1のRATの中断の持続時間とに基づいて、前記第1のRATの前記中断の前の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきかを決定すること、
を備える、[1]に記載の方法。
[3] 前記第1のRATの前記中断の前の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告することをさらに備える、[1]に記載の方法。
[4] 前記第1のRATの前記中断の前の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告することは、前記第1のRATにおける前記通信を中断する前の時間期間にわたって平均化された前記CQIを決定することを備える、[3]に記載の方法。
[5] 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告することをさらに備える、[1]に記載の方法。
[6] 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告することは、前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の実質的に瞬間の時点における前記CQIを決定することを備える、[5]に記載の方法。
[7] 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告することは、通信を中断するより前のCQI平均を決定するために使用された時間期間とは異なる時間期間にわたって平均化された前記CQIを決定することを備える、[5]に記載の方法。
[8] 前記ドップラー推定値の値、中断の持続時間の値、またはそれらの組合せに基づいて前記CQIを報告することをさらに備える、[1]に記載の方法。
[9] 前記ドップラー推定値の値および中断の前記持続時間の前記値は、前記第1のRATの中断の前記持続時間、前記UEが前記CQIを報告した後にリソーススケジューリング情報を受信するのにかかる時間、またはそれらの組合せに少なくとも基づいて設定される、[8]に記載の方法。
[10] 前記ドップラー推定値に基づいて前記決定することは、前記ドップラー推定値を前記ドップラー推定値についての下限しきい値(TH Doppler_LOW )または前記ドップラー推定値についての上限しきい値(TH Doppler_HIGH )のうちの少なくとも1つと比較することを備える、[1]に記載の方法。
[11] 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告することをさらに備える、[10]に記載の方法。
[12] 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告することは、前記ドップラー推定値の前記値が(TH Doppler_LOW )よりも小さい場合、前記第1のRATにおける前記通信を再開した後のCQIフィルタ状態を、通信を中断する前に使用された前記CQIフィルタ状態とは異なるように更新することを備える、[11]に記載の方法。
[13] 前記CQIフィルタ状態を更新することは、前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の実質的に瞬間の時点におけるCQIを決定すること、または通信を中断するより前のCQI平均を決定するために使用された時間期間とは異なる時間期間にわたって平均化されたCQIを決定することを備える、[12]に記載の方法。
[14] ドップラー推定値に基づいて決定することは、前記ドップラー推定値を、前記ドップラー推定値についての下限しきい値(TH Doppler_LOW )または前記ドップラー推定値についての上限しきい値(TH Doppler_HIGH )のうちの少なくとも1つと比較することを備える、[2]に記載の方法。
[15] 前記決定することは、前記第1のRATの中断の前記持続時間の前記値を前記中断時間についての1つまたは複数のしきい値と比較することをさらに備える、[14]に記載の方法。
[16] 前記第1のRATの中断の前記持続時間の前記値を前記中断時間についての1つまたは複数のしきい値と比較することは、前記第1のRATの中断の前記持続時間の前記値を、前記中断時間についての下限しきい値(Th ST_LOW )、前記中断時間についての中間しきい値(Th ST_MID )または前記中断時間についての上限しきい値(Th ST_HIGH )のうちの少なくとも1つと比較することを備える、[15]に記載の方法。
[17] 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告することをさらに備える、[15]に記載の方法。
[18] 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告することは、中断の前記持続時間の前記値が前記中断時間についての上限しきい値(Th ST_HIGH )よりも大きい場合、前記第1のRATにおける前記通信を再開した後にCQIフィルタ状態を更新することを備える、[17]に記載の方法。
[19] 前記第1のRATにおける通信を中断するより前の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告することをさらに備える、[15]に記載の方法。
[20] 前記第1のRATにおける通信を中断するより前の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告することは、前記ドップラー推定値の前記値が前記中断時間についての上限しきい値(TH Doppler_HIGH )よりも大きく、中断の前記持続時間の前記値が前記中断時間についての上限しきい値(Th ST_HIGH )よりも小さい場合、前記第1のRATの通信を中断する前に使用されたCQIフィルタ状態と同じCQIフィルタ状態を使用することを備える、[19]に記載の方法。
[21] 前記第1のRATの通信を中断する前に使用されたCQIフィルタ状態と同じ前記CQIフィルタ状態を使用することは、前記第1のRATにおける前記通信を中断する前の時間期間にわたって平均化されたCQIを決定することを備える、[20]に記載の方法。
[22] 前記第1のRATは第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)を備える、請求項1に記載の方法。
[23] ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信の装置であって、
第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断する手段と、
前記通信を中断する前からのドップラー推定値に基づいて、前記第1のRATの前記中断の前のチャネル状態に基づいてチャネル品質インジケータ(CQI)を報告すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後のチャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきかを決定する手段と、
を備える、装置。
[24] 決定する前記手段は、
前記通信を中断する前からの前記ドップラー推定値と前記第1のRATの中断の持続時間とに基づいて、前記第1のRATの前記中断の前の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきかを決定するように構成された、[23]に記載の装置。
[25] 前記第1のRATの前記中断の前の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告する手段をさらに備える、[23]に記載の装置。
[26] 前記第1のRATの前記中断の前の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告する前記手段は、前記第1のRATにおける前記通信を中断する前の時間期間にわたって平均化された前記CQIを決定するように構成された、[25]に記載の装置。
[27] 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告する手段をさらに備える、[23]に記載の装置。
[28] 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告する前記手段は、前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の実質的に瞬間の時点における前記CQIを決定するように構成された、[27]に記載の装置。
[29] 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告する前記手段は、通信を中断するより前のCQI平均を決定するために使用された時間期間とは異なる時間期間にわたって平均化された前記CQIを決定するように構成された、[27]に記載の装置。
[30] 前記ドップラー推定値の値、中断の持続時間の値、またはそれらの組合せに基づいて前記CQIを報告する手段をさらに備える、[23]に記載の装置。
[31] 前記ドップラー推定値の前記値および中断の前記持続時間の前記値は、前記第1のRATの中断の前記持続時間、前記UEが前記CQIを報告した後にリソーススケジューリング情報を受信するのにかかる時間、またはそれらの組合せに少なくとも基づいて設定される、[30]に記載の装置。
[32] 前記ドップラー推定値に基づいて決定する前記手段は、前記ドップラー推定値を前記ドップラー推定値についての下限しきい値(TH Doppler_LOW )または前記ドップラー推定値についての上限しきい値(TH Doppler_HIGH )のうちの少なくとも1つと比較するように構成された、[23]に記載の装置。
[33] 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告する手段
をさらに備える、[32]に記載の装置。
[34] 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告する前記手段は、前記ドップラー推定値の前記値が(TH Doppler_LOW )よりも小さい場合、前記第1のRATにおける前記通信を再開した後のCQIフィルタ状態を、通信を中断する前に使用された前記CQIフィルタ状態とは異なるように更新するように構成された、[33]に記載の装置。
[35] 前記CQIフィルタ状態を更新することは、前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の実質的に瞬間の時点におけるCQIを決定すること、または通信を中断するより前のCQI平均を決定するために使用された時間期間とは異なる時間期間にわたって平均化されたCQIを決定することを備える、[34]に記載の装置。
[36] ドップラー推定値に基づいて決定する前記手段は、前記ドップラー推定値を、前記ドップラー推定値についての下限しきい値(TH Doppler_LOW )または前記ドップラー推定値についての上限しきい値(TH Doppler_HIGH )のうちの少なくとも1つと比較するように構成された、[24]に記載の装置。
[37] 決定する前記手段は、前記第1のRATの中断の前記持続時間の前記値を前記中断時間についての1つまたは複数のしきい値と比較するようにさらに構成された、[36]に記載の装置。
[38] 前記第1のRATの中断の前記持続時間の前記値を前記中断時間についての1つまたは複数のしきい値と比較することは、前記第1のRATの中断の前記持続時間の前記値を、前記中断時間についての下限しきい値(Th ST_LOW )、前記中断時間についての中間しきい値(Th ST_MID )または前記中断時間についての上限しきい値(Th ST_HIGH )のうちの少なくとも1つと比較することを備える、[37]に記載の装置。
[39] 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告する手段
をさらに備える、[37]に記載の装置。
[40] 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告する前記手段は、中断の前記持続時間の前記値が前記中断時間についての上限しきい値(Th ST_HIGH )よりも大きい場合、前記第1のRATにおける前記通信を再開した後にCQIフィルタ状態を更新するように構成された、[39]に記載の装置。
[41] 前記第1のRATにおける通信を中断するより前の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告するための手段
をさらに備える、[37]に記載の装置。
[42] 前記第1のRATにおける通信を中断するより前の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告する前記手段は、前記ドップラー推定値の前記値が前記中断時間についての上限しきい値(TH Doppler_HIGH )よりも大きく、中断の前記持続時間の前記値が前記中断時間についての上限しきい値(Th ST_HIGH )よりも小さい場合、前記第1のRATの通信を中断する前に使用されたCQIフィルタ状態と同じCQIフィルタ状態を使用するように構成された、[41]に記載の装置。
[43] 前記第1のRATの通信を中断する前に使用されたCQIフィルタ状態と同じ前記CQIフィルタ状態を使用することは、前記第1のRATにおける前記通信を中断する前の時間期間にわたって平均化されたCQIを決定することを備える、[42]に記載の装置。
[44] 前記第1のRATが第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)を備える、[23]に記載の装置。
[45] ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信のための装置であって、
第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断することと、
前記通信を中断する前からのドップラー推定値に基づいて、前記第1のRATの前記中断の前のチャネル状態に基づいてチャネル品質インジケータ(CQI)を報告すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後のチャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきかを決定することと、
を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
を備える、装置。
[46] ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品であって、
第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断することと、
前記通信を中断する前からのドップラー推定値に基づいて、前記第1のRATの前記中断の前のチャネル状態に基づいてチャネル品質インジケータ(CQI)を報告すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後のチャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきかを決定することと、
を行うためのコードを備えるコンピュータ可読媒体
を備える、コンピュータプログラム製品。
[47] ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信の方法であって、
第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断することと、
前記通信を中断する前から取得された情報に基づいて、前記第1のRATの前記中断の前に取得された前記情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの少なくとも1つを決定すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後に取得された情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの前記少なくとも1つを決定すべきかを決定することと、
を備える、方法。
[48] 決定することは、前記通信を中断する前から取得された情報と前記第1のRATの中断の持続時間とに基づいて、前記第1のRATの前記中断の前に取得された前記情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの少なくとも1つを決定すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後に取得された情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの前記少なくとも1つを決定すべきかを決定することを備える、[47]に記載の方法。
[49] ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信の装置であって、
第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断する手段と、
前記通信を中断する前から取得された情報に基づいて、前記第1のRATの前記中断の前に取得された前記情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの少なくとも1つを決定すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後に取得された情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの前記少なくとも1つを決定すべきかを決定する手段と、
を備える、装置。
[50] 決定する前記手段は、
前記通信を中断する前から取得された情報に基づいて、前記第1のRATの前記中断の前に取得された前記情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの少なくとも1つを決定すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後に取得された情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの前記少なくとも1つを決定すべきかを決定するように構成された、[49]に記載の装置。
[51] ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信のための装置であって、
第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断することと、
前記通信を中断する前から取得された情報に基づいて、前記第1のRATの前記中断の前に取得された前記情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの少なくとも1つを決定すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後に取得された情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの前記少なくとも1つを決定すべきかを決定することと、
を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
を備える、装置。
[52] ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品であって、
第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断することと、
前記通信を中断する前から取得された情報に基づいて、前記第1のRATの前記中断の前に取得された前記情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの少なくとも1つを決定すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後に取得された情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの前記少なくとも1つを決定すべきかを決定することと、
を行うためのコードを備えるコンピュータ可読媒体
を備える、コンピュータプログラム製品。

Claims (52)

  1. ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信の方法であって、
    第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断することと、
    前記通信を中断する前からのドップラー推定値に基づいて、前記第1のRATの前記中断の前のチャネル状態に基づいてチャネル品質インジケータ(CQI)を報告すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後のチャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきかを決定することと、
    を備える、方法。
  2. 前記決定することは、
    前記通信を中断する前からの前記ドップラー推定値と前記第1のRATの中断の持続時間とに基づいて、前記第1のRATの前記中断の前の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきかを決定すること、
    を備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のRATの前記中断の前のチャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきと決定されたとき、前記第1のRATの前記中断の前の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のRATの前記中断の前の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告することは、前記第1のRATにおける前記通信を中断する前の時間期間にわたって平均化された前記CQIを決定することを備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後のチャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきと決定されたとき、前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告することは、前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の時点における前記CQIを決定することを備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告することは、通信を中断するより前のCQI平均を決定するために使用された時間期間とは異なる時間期間にわたって平均化された前記CQIを決定することを備える、請求項5に記載の方法。
  8. 前記ドップラー推定値の値、中断の持続時間の値、またはそれらの組合せに基づいて前記CQIを報告することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記ドップラー推定値の前記値および中断の前記持続時間の前記値は、前記第1のRATの中断の前記持続時間、前記UEが前記CQIを報告した後にリソーススケジューリング情報を受信するのにかかる時間、またはそれらの組合せに少なくとも基づいて設定される、請求項8に記載の方法。
  10. 前記ドップラー推定値に基づいて前記決定することは、前記ドップラー推定値を前記ドップラー推定値についての下限しきい値(THDoppler_LOW)または前記ドップラー推定値についての上限しきい値(THDoppler_HIGH)のうちの少なくとも1つと比較することを備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後のチャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきと決定されたとき、前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告することをさらに備える、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告することは、前記ドップラー推定値の前記値が(THDoppler_LOW)よりも小さい場合、前記第1のRATにおける前記通信を再開した後のCQIフィルタ状態を、通信を中断する前に使用された前記CQIフィルタ状態とは異なるように更新することを備える、請求項11に記載の方法。
  13. 前記CQIフィルタ状態を更新することは、前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の時点におけるCQIを決定すること、または通信を中断するより前のCQI平均を決定するために使用された時間期間とは異なる時間期間にわたって平均化されたCQIを決定することを備える、請求項12に記載の方法。
  14. ドップラー推定値に基づいて決定することは、前記ドップラー推定値を、前記ドップラー推定値についての下限しきい値(THDoppler_LOW)または前記ドップラー推定値についての上限しきい値(THDoppler_HIGH)のうちの少なくとも1つと比較することを備える、請求項2に記載の方法。
  15. 前記決定することは、前記第1のRATの中断の前記持続時間の前記値を前記中断時間についての1つまたは複数のしきい値と比較することをさらに備える、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第1のRATの中断の前記持続時間の前記値を前記中断時間についての1つまたは複数のしきい値と比較することは、前記第1のRATの中断の前記持続時間の前記値を、前記中断時間についての下限しきい値(ThST_LOW)、前記中断時間についての中間しきい値(ThST_MID)または前記中断時間についての上限しきい値(ThST_HIGH)のうちの少なくとも1つと比較することを備える、請求項15に記載の方法。
  17. 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後のチャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきと決定されたとき、前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告することをさらに備える、請求項15に記載の方法。
  18. 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告することは、中断の前記持続時間の前記値が前記中断時間についての上限しきい値(ThST_HIGH)よりも大きい場合、前記第1のRATにおける前記通信を再開した後にCQIフィルタ状態を更新することを備える、請求項17に記載の方法。
  19. 前記第1のRATの前記中断の前のチャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきと決定されたとき、前記第1のRATにおける通信を中断するより前の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告することをさらに備える、請求項15に記載の方法。
  20. 前記第1のRATにおける通信を中断するより前の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告することは、前記ドップラー推定値の前記値が前記ドップラー推定値についての上限しきい値(THDoppler_HIGH)よりも大きく、中断の前記持続時間の前記値が前記中断時間についての上限しきい値(ThST_HIGH)よりも小さい場合、前記第1のRATの通信を中断する前に使用されたCQIフィルタ状態と同じCQIフィルタ状態を使用することを備える、請求項19に記載の方法。
  21. 前記第1のRATの通信を中断する前に使用されたCQIフィルタ状態と同じ前記CQIフィルタ状態を使用することは、前記第1のRATにおける前記通信を中断する前の時間期間にわたって平均化されたCQIを決定することを備える、請求項20に記載の方法。
  22. 前記第1のRATは第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)を備える、請求項1に記載の方法。
  23. ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信の装置であって、
    第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断する手段と、
    前記通信を中断する前からのドップラー推定値に基づいて、前記第1のRATの前記中断の前のチャネル状態に基づいてチャネル品質インジケータ(CQI)を報告すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後のチャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきかを決定する手段と、
    を備える、装置。
  24. 決定する前記手段は、
    前記通信を中断する前からの前記ドップラー推定値と前記第1のRATの中断の持続時間とに基づいて、前記第1のRATの前記中断の前の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきかを決定するように構成された、請求項23に記載の装置。
  25. 前記第1のRATの前記中断の前のチャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきと決定されたとき、前記第1のRATの前記中断の前の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告する手段をさらに備える、請求項23に記載の装置。
  26. 前記第1のRATの前記中断の前の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告する前記手段は、前記第1のRATにおける前記通信を中断する前の時間期間にわたって平均化された前記CQIを決定するように構成された、請求項25に記載の装置。
  27. 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後のチャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきと決定されたとき、前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告する手段をさらに備える、請求項23に記載の装置。
  28. 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告する前記手段は、前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の時点における前記CQIを決定するように構成された、請求項27に記載の装置。
  29. 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告する前記手段は、通信を中断するより前のCQI平均を決定するために使用された時間期間とは異なる時間期間にわたって平均化された前記CQIを決定するように構成された、請求項27に記載の装置。
  30. 前記ドップラー推定値の値、中断の持続時間の値、またはそれらの組合せに基づいて前記CQIを報告する手段をさらに備える、請求項23に記載の装置。
  31. 前記ドップラー推定値の前記値および中断の前記持続時間の前記値は、前記第1のRATの中断の前記持続時間、前記UEが前記CQIを報告した後にリソーススケジューリング情報を受信するのにかかる時間、またはそれらの組合せに少なくとも基づいて設定される、請求項30に記載の装置。
  32. 前記ドップラー推定値に基づいて決定する前記手段は、前記ドップラー推定値を前記ドップラー推定値についての下限しきい値(THDoppler_LOW)または前記ドップラー推定値についての上限しきい値(THDoppler_HIGH)のうちの少なくとも1つと比較するように構成された、請求項23に記載の装置。
  33. 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後のチャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきと決定されたとき、前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告する手段
    をさらに備える、請求項32に記載の装置。
  34. 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告する前記手段は、前記ドップラー推定値の前記値が(THDoppler_LOW)よりも小さい場合、前記第1のRATにおける前記通信を再開した後のCQIフィルタ状態を、通信を中断する前に使用された前記CQIフィルタ状態とは異なるように更新するように構成された、請求項33に記載の装置。
  35. 前記CQIフィルタ状態を更新することは、前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の時点におけるCQIを決定すること、または通信を中断するより前のCQI平均を決定するために使用された時間期間とは異なる時間期間にわたって平均化されたCQIを決定することを備える、請求項34に記載の装置。
  36. ドップラー推定値に基づいて決定する前記手段は、前記ドップラー推定値を、前記ドップラー推定値についての下限しきい値(THDoppler_LOW)または前記ドップラー推定値についての上限しきい値(THDoppler_HIGH)のうちの少なくとも1つと比較するように構成された、請求項24に記載の装置。
  37. 決定する前記手段は、前記第1のRATの中断の前記持続時間の前記値を前記中断時間についての1つまたは複数のしきい値と比較するようにさらに構成された、請求項36に記載の装置。
  38. 前記第1のRATの中断の前記持続時間の前記値を前記中断時間についての1つまたは複数のしきい値と比較することは、前記第1のRATの中断の前記持続時間の前記値を、前記中断時間についての下限しきい値(ThST_LOW)、前記中断時間についての中間しきい値(ThST_MID)または前記中断時間についての上限しきい値(ThST_HIGH)のうちの少なくとも1つと比較することを備える、請求項37に記載の装置。
  39. 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後のチャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきと決定されたとき、前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告する手段
    をさらに備える、請求項37に記載の装置。
  40. 前記第1のRATにおける前記通信を再開した後の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告する前記手段は、中断の前記持続時間の前記値が前記中断時間についての上限しきい値(ThST_HIGH)よりも大きい場合、前記第1のRATにおける前記通信を再開した後にCQIフィルタ状態を更新するように構成された、請求項39に記載の装置。
  41. 前記第1のRATの前記中断の前のチャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきと決定されたとき、前記第1のRATにおける通信を中断するより前の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告する手段
    をさらに備える、請求項37に記載の装置。
  42. 前記第1のRATにおける通信を中断するより前の前記チャネル状態に基づいて前記CQIを報告する前記手段は、前記ドップラー推定値の前記値が前記ドップラー推定値についての上限しきい値(THDoppler_HIGH)よりも大きく、中断の前記持続時間の前記値が前記中断時間についての上限しきい値(ThST_HIGH)よりも小さい場合、前記第1のRATの通信を中断する前に使用されたCQIフィルタ状態と同じCQIフィルタ状態を使用するように構成された、請求項41に記載の装置。
  43. 前記第1のRATの通信を中断する前に使用されたCQIフィルタ状態と同じ前記CQIフィルタ状態を使用することは、前記第1のRATにおける前記通信を中断する前の時間期間にわたって平均化されたCQIを決定することを備える、請求項42に記載の装置。
  44. 前記第1のRATが第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)を備える、請求項23に記載の装置。
  45. ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信のための装置であって、
    第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断することと、
    前記通信を中断する前からのドップラー推定値に基づいて、前記第1のRATの前記中断の前のチャネル状態に基づいてチャネル品質インジケータ(CQI)を報告すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後のチャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきかを決定することと、
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
    を備える、装置。
  46. ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラムであって、
    第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断することと、
    前記通信を中断する前からのドップラー推定値に基づいて、前記第1のRATの前記中断の前のチャネル状態に基づいてチャネル品質インジケータ(CQI)を報告すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後のチャネル状態に基づいて前記CQIを報告すべきかを決定することと、
    を行うためのコードを備える、コンピュータプログラ
  47. ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信の方法であって、
    第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断することと、
    前記通信を中断する前から取得された情報に基づいて、前記第1のRATの前記中断の前に取得された前記情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの少なくとも1つを決定すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後に取得された情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの前記少なくとも1つを決定すべきかを決定することと、
    を備える、方法。
  48. 決定することは、前記通信を中断する前から取得された情報と前記第1のRATの中断の持続時間とに基づいて、前記第1のRATの前記中断の前に取得された前記情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの少なくとも1つを決定すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後に取得された情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの前記少なくとも1つを決定すべきかを決定することを備える、請求項47に記載の方法。
  49. ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信の装置であって、
    第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断する手段と、
    前記通信を中断する前から取得された情報に基づいて、前記第1のRATの前記中断の前に取得された前記情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの少なくとも1つを決定すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後に取得された情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの前記少なくとも1つを決定すべきかを決定する手段と、
    を備える、装置。
  50. 決定する前記手段は、
    前記通信を中断する前から取得された情報に基づいて、前記第1のRATの前記中断の前に取得された前記情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの少なくとも1つを決定すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後に取得された情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの前記少なくとも1つを決定すべきかを決定するように構成された、請求項49に記載の装置。
  51. ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信のための装置であって、
    第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断することと、
    前記通信を中断する前から取得された情報に基づいて、前記第1のRATの前記中断の前に取得された前記情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの少なくとも1つを決定すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後に取得された情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの前記少なくとも1つを決定すべきかを決定することと、
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
    を備える、装置。
  52. ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信のためのコンピュータプログラムであって、
    第2の無線アクセス技術(RAT)にアクセスするために第1のRATにおける通信を中断することと、
    前記通信を中断する前から取得された情報に基づいて、前記第1のRATの前記中断の前に取得された前記情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの少なくとも1つを決定すべきか、または前記第1のRATにおける前記通信を再開した後に取得された情報に基づいてドップラー推定、チャネル推定、自動利得制御、周波数トラッキングループ、DC推定、SNR推定または時間トラッキングループのうちの前記少なくとも1つを決定すべきかを決定することと、
    を行うためのコードを備える、コンピュータプログラ
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