JP6123039B1 - 履歴管理システム、及び履歴管理方法 - Google Patents

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Abstract

履歴管理システム1では、サーバ装置10は、複数の生産物の各々について、生産物が通過する複数のプロセスの各プロセスの履歴を台帳データベース20に記録し、また、複数のプロセスの各プロセスの履歴を台帳データベース20から検索する。サーバ装置10は、検索により複数のプロセスについての履歴が得られた生産物については、生産物に固有であることに加え、複数のプロセスの履歴の内容に対して固有のアクセス先情報を生成する。サーバ装置10は、購入者端末50からのアクセスを受け付けた場合、指定されたアクセス先情報によって特定される複数のプロセスの履歴の内容に応じたコンテンツを、購入者端末50へ送信する。

Description

本発明は、生産物の履歴を管理する技術に関する。
食品や工業製品等の生産物の流通経路を追跡可能にする、トレーサビリティを実現するシステムが知られている。例えば、食の安全に対する意識の高まりから、食品の流通経路を知りたいという食品の購入者は多い。かかるシステムでは、商品に二次元コード等の識別情報を付しておき、商品の購入者が、この識別情報を基にその商品の流通経路の情報を得られるようになっている。トレーサビリティシステムに関しては、特許文献1に、ネットワーク上に分散配置された大規模データベースを用いたシステムが記載されている。このシステムでは、各プロセスの履歴を示すプロセス情報に、当該プロセス情報を識別する情報に加え、前後のプロセスのプロセス情報を識別する情報を含ませている。これにより、商品の流通経路を特定する情報が複数のデータベースで分散管理されている場合でも、流通経路の高速な検索が可能となる。
特開2005−222259号公報
生産物の流通経路は、例えば、当該生産物が通過する複数のプロセスの順番に、当該生産物の履歴を辿ることによって、特定することができる。この場合に、一部のプロセスについてでも履歴が不明であると、流通経路の情報全体に対する信頼性が損なわれてしまう可能性がある。また、履歴の内容が悪意により改竄された場合に、その改竄後の履歴の内容に基づいて、流通経路の情報が提供されてしまうおそれがある。特許文献1には、流通経路の情報全体に対する信頼性を確保するための方法、及び履歴の改竄可能性を考慮することについて記載されていない。
そこで、本発明は、生産物が通過する複数のプロセスの履歴の信頼性を確保して、当該生産物の履歴に応じたコンテンツを提供することである。
上記目的を達成するため、本発明は、複数の生産物の各々について、前記生産物が通過する複数のプロセスの各プロセスの履歴をデータベースに記録する記録部と、前記生産物毎に、前記複数のプロセスの各プロセスの履歴を、前記データベースから検索する検索部と、前記検索により前記複数のプロセスの履歴が得られた前記生産物については、当該複数のプロセスの履歴の内容に対して固有のアクセス先情報を生成するアクセス先情報生成部と、生成した前記アクセス先情報を出力するアクセス先情報出力部と、前記アクセス先情報を指定したアクセスを受け付けた場合、当該アクセス先情報によって特定される前記複数のプロセスの履歴の内容に応じたコンテンツを出力するコンテンツ出力部とを備える履歴管理システムを提供する。
本発明において、前記アクセス先情報生成部は、前記履歴の内容が書き換えられた場合、その書き換え前の前記履歴の内容に基づいて生成された前記アクセス先情報を無効にしてもよい。
本発明において、前記アクセス先情報生成部は、前記複数のプロセスの各プロセスについて、前記検索により得られた前記履歴に文字列を割り当て、割り当てた当該文字列を組み合わせることで、前記アクセス先情報を生成してもよい。
この発明において、前記アクセス先情報生成部は、前記履歴の内容を所定の規則に従って変換することで前記文字列を割り当て、前記コンテンツ出力部は、前記履歴の内容を前記所定の規則に従って変換した文字列が、前記アクセス先情報に含まれている場合には、前記コンテンツを出力してもよい。
本発明において、前記データベースは、前記複数のプロセスのプロセス毎に設けられた台帳データであって、対応する前記プロセスの前記履歴が記録される台帳データを記憶し、前記検索部は、第1のプロセスに対応する前記台帳データから前記履歴が得られなかった場合には、当該第1のプロセスよりも通過順が後である第2のプロセスの前記台帳データについては、前記履歴の検索を行わなくてもよい。
本発明において、前記記録部は、記録する前記履歴の種別を、前記生産物、又は前記生産物に関する作業を行う者によって異ならせてもよい。
本発明において、前記生産物の履歴に関する情報を収集する収集装置を備え、前記記録部は、前記収集装置により収集された情報に基づいて、前記履歴を記録してもよい。
本発明において、前記生産物は、農作物であり、前記履歴は、前記農作物が生産された畑に関する情報を含んでもよい。
また、本発明は、複数の生産物の各々について、前記生産物が通過する複数のプロセスの各プロセスの履歴をデータベースに記録するステップと、前記生産物毎に、前記複数のプロセスの各プロセスの履歴を、前記データベースから検索するステップと、前記検索により前記複数のプロセスの履歴が得られた前記生産物については、当該複数のプロセスの履歴の内容に対して固有のアクセス先情報を生成するステップと、生成した前記アクセス先情報を出力するステップと、前記アクセス先情報を指定したアクセスを受け付けた場合、当該アクセス先情報によって特定される前記複数のプロセスの履歴の内容に応じたコンテンツを出力するステップとを履歴管理システムが実行する履歴管理方法を提供する。
本発明によれば、生産物が通過する複数のプロセスの履歴の信頼性を確保して、当該生産物の履歴に応じたコンテンツを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る履歴管理システムの全体構成を示す図。 同実施形態に係る各情報処理装置がアップロードする履歴の一例の説明図。 同実施形態に係る台帳データベースに記録される台帳データの構成の一例を示す図。 同実施形態に係る台帳データベースに記録される台帳データの構成の一例を示す図。 同実施形態に係るサーバ装置、情報処理装置、及び購入者端末のハードウェア構成を示すブロック図。 同実施形態に係る履歴管理システムの機能構成を示すブロック図。 同実施形態に係る履歴管理システムにおける台帳データに生産物の履歴の記録に関する処理を示すシーケンス図。 同実施形態に係る履歴管理システムにおける履歴の検索に関する処理を示すシーケンス図。 同実施形態に係るアクセス先情報生成処理を示すフローチャート。 同実施形態に係る履歴の検索の説明図。 同実施形態に係る履歴の検索の説明図。 同実施形態に係るアクセス先情報の説明図。 同実施形態に係る履歴の検索の説明図。 同実施形態に係る履歴管理システムにおけるコンテンツのダウンロードに関する処理を示すシーケンス図。 同実施形態に係る履歴管理システムにおける履歴の書き換えに係る処理を示すフローチャート。 同実施形態に係る履歴の書き換え後の台帳データの構成の一例を示す図。
1…履歴管理システム、10…サーバ装置、101…記録部、102…検索部、103…アクセス先情報生成部、104…アクセス先情報出力部、105…コンテンツ出力部、11,41,51…制御部、12,42,52…通信部、13,45,55…記憶部、14,46…インタフェース、43,53…操作部、44,54…表示部、56…カメラ、20…台帳データベース、21…畑台帳データ、22…作物台帳データ、23…仕分け台帳データ、24…配送台帳データ、25…店舗台帳データ、30…履歴収集装置、40,40A,40B,40C,40D,40E…情報処理装置、50…購入者端末、700…生産物、900…商品、910…二次元コード。
本発明の履歴管理システムは、複数の生産物の各々について、生産物が通過する複数のプロセスの履歴を管理するシステムである。生産物の流通経路は、例えば、当該生産物が通過する複数のプロセスの順番に、当該生産物の履歴を辿ることによって、特定することができる。本発明の生産物は、食品や工業製品等の最終製品、最終製品に至るまでの中間加工品、又はこれらの原材料等の、生産されるあらゆる物を含む。生産物が通過する複数のプロセスは、予め決められている。当該複数のプロセスは、例えば、生産段階から購入者の消費段階に至る複数のプロセスからなる場合もあれば、生産段階から廃棄段階に至る複数のプロセスからなる場合もある。
以下で説明する本実施形態では、生産物が、野菜等の農作物である場合を説明する。そして、生産物が通過する複数のプロセスは、畑プロセス、作物プロセス、仕分けプロセス、配送プロセス、及び店舗プロセスの5つのプロセスからなるものとする。
なお、以下の説明で「複数のプロセス」という場合は、特に断りのない限り、これらの5つのプロセスを意味するものとする。
畑プロセスの履歴は、生産物の生産に用いられる畑に関する履歴を含む。作物プロセスの履歴は、その生産物自体に関する履歴を含む。仕分けプロセスの履歴は、その生産物の仕分けに関する履歴を含む。配送プロセスの履歴は、その生産物の配送に関する履歴を含む。店舗プロセスの履歴は、その生産物が販売される店舗に関する履歴を含む。生産物の履歴は、例えば、テキスト(説明文)、静止画、又は動画像のデータを含むが、これら以外のデータを含んでもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係る履歴管理システム1の全体構成を示す図である。履歴管理システム1は、サーバ装置10と、台帳データベース20と、履歴収集装置30と、複数の情報処理装置40(40A,40B,40C,40D,40E)と、購入者端末50とを備える。
サーバ装置10は、複数の生産物の履歴を、台帳データベース20を用いて管理するサーバ装置である。サーバ装置10は、情報処理装置40によりアップロードされた生産物の履歴を、台帳データベース20に記録する。台帳データベース20は、生産物の履歴が記録される台帳データを記憶するデータベースである。台帳データは、複数のプロセスのプロセス毎に分離(分散)している。具体的には、台帳データベース20は、畑プロセスに対応する畑台帳データ21と、作物プロセスに対応する作物台帳データ22と、仕分けプロセスに対応する仕分け台帳データ23と、配送プロセスに対応する配送台帳データ24と、店舗プロセスに対応する店舗台帳データ25とを記憶する。
なお、台帳データベース20は、本実施形態ではサーバ装置10の外部に設けられた装置(例えば、サーバ装置)であるが、サーバ装置10の内部に設けられた装置(例えば、ハードディスク装置)であってもよい。
履歴収集装置30は、生産物の履歴に関する情報を収集する収集装置である。履歴収集装置30は、例えば、カメラ、及び気温、湿度、気圧等の環境情報を計測するセンサを有する。カメラは、例えば、生産物や畑を、静止画又は動画により撮像するために用いられる。センサは、例えば、生産物が生産された環境に関する環境情報を計測するために用いられる。
なお、図1では、履歴収集装置30は、農業用ドローンと呼ばれる装置である。この場合、履歴収集装置30は、遠隔操作に従って飛行しながら、カメラによる撮像や、環境情報の計測を行う。履歴収集装置30は、農業用ドローンでなくてもよい。履歴収集装置30は、例えば、生産物に関する作業を行う作業担当者によって携帯される、スマートフォンやタブレット型コンピュータ等の携帯型端末であってもよいし、作業担当者が装着する眼鏡型等のウェアラブル型端末であってもよい。
情報処理装置40は、ネットワークNW経由で、サーバ装置10に生産物の履歴を記録する処理を行う装置である。情報処理装置40は、図1ではパーソナルコンピュータであるが、例えば、スマートフォンやタブレット型コンピュータ等の携帯型端末でもよい。
複数の情報処理装置40は、情報処理装置40A〜40Eに大別される。情報処理装置40A〜40Eは、それぞれ異なるプロセスの作業を行う作業担当者によって操作される。図1には、情報処理装置40A〜40Eがそれぞれ複数台示されているが、これは、同じプロセスの作業を行う事業者が複数存在することを意味する。情報処理装置40A〜40Eの各々の台数については、特に問わない。
図2は、情報処理装置40A〜40Eがアップロードする履歴の一例を説明する図である。
情報処理装置40Aは、畑プロセスの履歴をアップロードする。畑プロセスの履歴は、例えば、作業担当者により手入力された畑Gに関する履歴、及び履歴収集装置30を用いて収集された畑Gに関する履歴を含む。情報処理装置40Bは、作物プロセスの履歴をアップロードする。作物プロセスの履歴は、例えば、作業担当者により手入力された、畑Gで生産された生産物700(ここでは、ホウレン草)に関する履歴を含む。情報処理装置40Cは、仕分けプロセスの履歴をアップロードする。仕分けプロセスの履歴は、例えば、生産物700の仕分けの作業に関する履歴を含む。仕分けは、複数の生産物700を所定の規則(サイズや品質等)に従って分別し、その分別後の生産物700をダンボール800に詰める作業を含む。情報処理装置40Dは、配送プロセスの履歴をアップロードする。配送プロセスの履歴は、例えば、ダンボール800に詰められた生産物700の配送に関する履歴を含む。情報処理装置40Eは、店舗プロセスの履歴をアップロードする。店舗プロセスの履歴は、例えば、生産物700を入荷した店舗での作業に関する履歴を含む。店舗での作業には、ダンボール800から生産物700を取り出し、小分け、包装等を行って、商品900を製造する作業を含む。商品900には、その流通経路を追跡するために用いられる二次元コード910が付される。二次元コード910の生成方法については、後で説明する。
図1に戻って説明する。
サーバ装置10は、情報処理装置40Aからアップロードされた履歴を畑台帳データ21に、情報処理装置40Bからアップロードされた履歴を作物台帳データ22に、情報処理装置40Cからアップロードされた履歴を仕分け台帳データ23に、情報処理装置40Dからアップロードされた履歴を配送台帳データ24に、情報処理装置40Eからアップロードされた履歴を店舗台帳データ25に記録する。
購入者端末50は、商品の購入者によって使用される端末装置である。購入者端末50は、ネットワークNW経由で、サーバ装置10から生産物の履歴に応じたコンテンツをダウンロードする。購入者端末50は、例えば、商品900に付された二次元コード910(図2参照)を撮像し、撮像した二次元コード910から復号したアクセス先情報を指定して、サーバ装置10にアクセスする。アクセス先情報は、アクセス先を示す情報で、本実施形態ではURL(Uniform Resource Locator)である。購入者端末50は、このアクセスに応答してサーバ装置10により送信されたコンテンツを、ダウンロードする。
なお、購入者端末50は、図1には1台だけ示されているが、実際には多数存在する。また、購入者端末50は、図1ではパーソナルコンピュータであるが、例えば、スマートフォンやタブレット型コンピュータ等の携帯型端末等であってもよい。
図3、及び図4は、台帳データベース20に記録される各台帳データの構成の一例を示す図である。各台帳データは、本実施形態では、テーブル形式のデータである。
図3に示すように、畑台帳データ21は、複数の生産物の各々について、「生産物コード」と、「事業者コード」と、畑プロセスの「履歴」と、「キー」とを対応付けた構成である。
「生産物コード」は、生産物に割り当てられた識別子である。生産物コードは、生産物の所定の単位毎に割り当てられる。生産物コードは、生産物の1つ1つ(本実施形態では、農作物1つ1つ)に対して割り当てられてもよいし、同じ種類の2以上の生産物に対して割り当てられてもよいし、同じ畑で同じ時期に生産された2以上の生産物に対して割り当てられてもよい。生産物コードは、例えば、ロット番号やシリアル番号等の識別子であってもよい。生産物コードは、畑台帳データ21以外の台帳データにも記録される。「事業者コード」は、生産物コードが示す生産物について、畑プロセスの作業を行った事業者(例えば、農家)を識別する識別子である。畑プロセスの履歴は、例えば、畑の場所、土壌、天候、及び履歴収集装置30を用いて収集された履歴(収集履歴情報)を含む。
台帳データに記録される履歴の種別は、事業者又は生産物によって異ならせることができる。例えば、生産物の詳細な履歴を提供したい事業者は、より多くの種別の履歴を記録する。図3に示す畑台帳データ21では、事業者コード「R601」に対応付けられた履歴の種別と、事業者コード「R602」に対応付けられた履歴の種別と、事業者コード「R603」に対応付けられた履歴の種別とが互いに異なっている。
「キー」は、アクセス先情報を生成する基となる、1又は複数の文字からなる文字列である。キーは、畑台帳データ21以外の台帳データにも記録される。キーの詳細については、後で説明する。図3、及び図4では、各台帳データには未だキーは記録されていない。
作物台帳データ22は、「生産物コード」と、「事業者コード」と、作物プロセスの「履歴」と、「キー」とを対応付けた構成である。事業者コードは、生産物コードが示す生産物について、作物プロセスの作業を行った事業者(例えば、農家)を識別する識別子である。作物プロセスの履歴は、例えば、生産物の種別、成長記録、及び生産物の収穫作業に関する情報である収穫情報を含む。
仕分け台帳データ23は、「生産物コード」と、「事業者コード」と、仕分けプロセスの「履歴」と、「キー」とを対応付けた構成である。事業者コードは、生産物コードが示す生産物について、仕分けプロセスの作業を行った事業者(例えば、仕分け業者)を識別する識別子である。仕分けプロセスの履歴は、例えば、生産物のサイズ、品質、及び出荷日を含む。
配送台帳データ24は、「生産物コード」と、「事業者コード」と、配送プロセスの「履歴」と、「キー」とを対応付けた構成である。事業者コードは、生産物コードが示す生産物について、配送プロセスの作業を行った事業者(例えば、配送業者)を識別する識別子である。配送プロセスの履歴は、例えば、配送方法(例えば、冷蔵や常温等の保存方法や、輸送手段)、及び配送日を含む。
店舗台帳データ25は、「生産物コード」と、「事業者コード」と、店舗プロセスの「履歴」と、「キー」とを対応付けた構成である。事業者コードは、生産物コードが示す生産物について、店舗プロセスの作業を行った事業者(例えば、店舗)を識別する識別子である。店舗プロセスの履歴は、例えば、店舗への商品の入荷日、生産物の保存方法、及び生産物の加工方法(例えば、調理方法)を含む。
なお、上述した各台帳データに記録される履歴の種別は、一例に過ぎない。生産物の履歴は、更に別の種別の履歴を含んでもよいし、いずれかの種別の履歴を含まなくてもよい。また、生産物を識別する識別子として、例えば、図2で説明したダンボール800単位で割り当てられる識別子や、商品900単位で割り当てられる識別子が、台帳データに記録されてもよい。
図5は、サーバ装置10、情報処理装置40、購入者端末50のハードウェア構成を示すブロック図である。サーバ装置10は、制御部11と、通信部12と、記憶部13と、インタフェース14とを備える。
制御部11は、演算処理装置としてのCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)を有するプロセッサである。CPUは、ROM又は記憶部13に記憶されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより、サーバ装置10の各部を制御する。通信部12は、例えばモデムを備え、ネットワークNW経由で、情報処理装置40、及び購入者端末50と通信する。通信部12は、制御部11の制御の下で、データの送受信を行う。記憶部13は、例えばハードディスク装置で、サーバ装置10を制御するためのプログラム等を記憶する。インタフェース14は、台帳データベース20と接続するインタフェースである。
情報処理装置40は、制御部41と、通信部42と、操作部43と、表示部44と、記憶部45と、インタフェース46とを備える。制御部41、通信部42、及び記憶部45は、例えば、サーバ装置10の同名のハードウェアと同じ構成である。通信部42は、ネットワークNW経由で、サーバ装置10と通信する。操作部43は、例えばキーボード及びマウスを備え、操作を受け付ける。表示部44は、例えば液晶ディスプレイであり、各種の画面を表示する。記憶部45は、履歴管理システム1で提供される機能を利用するためのプログラム(例えば、ブラウザ又は専用のアプリケーションプログラム)を記憶する。インタフェース46は、履歴収集装置30で収集された情報を取得するためのインタフェースである。
購入者端末50は、制御部51と、通信部52と、操作部53と、表示部54と、記憶部55と、カメラ56とを備える。制御部51、通信部52、操作部53、表示部54、及び記憶部55は、例えば、情報処理装置40の同名のハードウェアと同じ構成である。通信部52は、ネットワークNW経由で、サーバ装置10と通信する。記憶部55は、履歴管理システム1で提供される機能を利用するためのプログラム(例えば、ブラウザ又は専用のアプリケーションプログラム)を記憶する。カメラ56は、例えば撮像素子及びレンズを含み、撮像を行う装置である。
図6は、履歴管理システム1の機能構成を示すブロック図である。
履歴管理システム1において、サーバ装置10は、記録部101と、検索部102と、アクセス先情報生成部103と、アクセス先情報出力部104と、コンテンツ出力部105とに相当する機能を有する。
記録部101は、複数の生産物の各々について、生産物が通過する複数のプロセスの各プロセスの履歴を、台帳データベース20に記録する。具体的には、記録部101は、情報処理装置40からアップロードされた生産物の履歴を、その生産物の生産物コードと対応付けて、適切な台帳データに記録する。
検索部102は、生産物毎に、複数のプロセスの各プロセスの履歴を、台帳データベース20(台帳データ)から検索する。検索部102は、例えば、生産物コードを検索キーとして用いて、その生産物コードが示す生産物の履歴を検索する。
アクセス先情報生成部103は、検索部102の検索により複数のプロセスの履歴が得られた生産物については、当該複数のプロセスの履歴の内容に対して固有のアクセス先情報を生成する。即ち、アクセス先情報は、生産物に対して固有であることのみならず、その生産物の履歴の内容に対して固有である。一方、アクセス先情報生成部103は、複数のプロセスのうちの少なくとも一部のプロセスについてでも履歴が得られなかった生産物については、アクセス先情報を生成しない。
アクセス先情報出力部104は、アクセス先情報生成部103が生成したアクセス先情報を出力する。アクセス先情報の出力先は、例えば、情報処理装置40Eである。この場合、情報処理装置40Eは、アクセス先情報を符号化した二次元コードを印刷により出力する。店舗では、この二次元コードを商品に付す作業が行われる。
コンテンツ出力部105は、購入者端末50から、アクセス先情報を指定したアクセスを受け付けた場合に、当該アクセス先情報によって特定される複数のプロセスの履歴に応じたコンテンツを出力する。コンテンツは、ここでは、生産物の流通経路の情報を含む。コンテンツは、台帳データの履歴と同じく、テキスト(説明文)、静止画、又は動画像のデータを含むが、これら以外のデータを含んでもよい。
なお、本実施形態では、記録部101、アクセス先情報出力部104、及びコンテンツ出力部105は、サーバ装置10の制御部11、及び通信部12の協働により実現される。検索部102、及びアクセス先情報生成部103は、制御部11により実現される。
次に、本実施形態の動作を説明する。
<A:台帳データへの履歴の記録>
図7は、履歴管理システム1における、台帳データに生産物の履歴の記録に関する処理を示すシーケンス図である。情報処理装置40A〜40Eの各々における履歴を記録するための動作は、事業者が担当するプロセス、及び記録する履歴の内容が異なる点を除いて、大略同じである。よって、以下では、「情報処理装置40」と総称して、台帳への履歴の記録に係る動作を説明する。
まず、作業担当者は、情報処理装置40の操作部43を操作して、事業者コード、及びパスワードを入力する操作をする。そして、情報処理装置40は、サーバ装置10にログインする(ステップS1)。具体的には、制御部41は、入力された事業者コード、及びパスワードを、通信部42を介して、サーバ装置10へ送信する。サーバ装置10において情報処理装置40のログインが許可されると、記録部101は、事業者コードに基づいて、その事業者の担当するプロセスを特定する(ステップS2)。
次に、情報処理装置40は、台帳データに記録する生産物の履歴を、当該生産物の生産物コードとともに、サーバ装置10にアップロード(送信)する(ステップS3)。制御部41は、例えば、履歴の入力画面を表示部44に表示し、この画面を用いて、生産物コード、及び履歴の入力を受け付ける。また、制御部41は、インタフェース46を介して、履歴収集装置30から生産物の履歴を取得する。そして、制御部41は、台帳データに記録する生産物の履歴を、通信部42を介して、サーバ装置10へ送信する。
なお、生産物コードは、例えば、生産物が流通する過程で事業者間でやり取りされる書類(納品書や注文書)、又は情報処理装置40間の通信等の方法を用いて、各プロセスの事業者が把握し得るようになっている。
サーバ装置10において記録部101は、情報処理装置40からアップロードされた履歴を、同じくアップロードされた生産物コード、及びログインに用いられた事業者コードと対応付けて、対応する台帳データに記録する(ステップS4)。
<B:履歴の検索>
図8は、履歴管理システム1における履歴の検索に関する処理を示すシーケンス図である。以下で説明する処理の開始時点において、各台帳データは、図3、及び図4で説明した状態であるものとする。
情報処理装置40Eを操作する作業担当者は、操作部43を用いて、アクセス先情報の生成を要求するための操作を行う。情報処理装置40Eは、この操作に応じて、アクセス先情報の生成要求を、サーバ装置10へ送信する(ステップS11)。具体的には、制御部41は、アクセス先情報を生成する対象の生産物の生産物コードを生成要求に含ませて、この生成要求を、通信部42を介してサーバ装置10へ送信する。生産物コードは、情報処理装置40Eを操作する作業担当者によって入力されてもよいし、自動で設定されてもよい。サーバ装置10において、検索部102、及びアクセス先情報生成部103は、受信された生成要求に基づいて、アクセス先情報生成処理を行う(ステップS12)。
図9は、アクセス先情報生成処理を示すフローチャートである。
検索部102は、生成要求に含まれる生産物コードを取得する(ステップS121)。ここでは、検索部102が、生産物コード「P100」を取得したものとする。次に、検索部102は、未検索のプロセスのうち、通過順が最も先のプロセスの履歴を検索する(ステップS122)。ここでは、検索部102は、畑プロセスに対応する畑台帳データ21から、生産物コード「P100」に対応付けられた履歴を検索する。次に、検索部102は、履歴が得られたかどうかを判断する(ステップS123)。ここでは、検索部102は、図10に示す第1行のレコードの履歴を得るので、ステップS123で「YES」と判断する。
次に、アクセス先情報生成部103は、得られた履歴にキーを割り当てる(ステップS124)。キーは、少なくとも、同じ台帳データの他のキーと重複しないように割り当てられる。アクセス先情報生成部103は、例えば、ランダムに又は所定のアルゴリズムに従って文字列を決定することで、キーを割り当てる。ここでは、キーとして「KEY1」が割り当てられたものとする。アクセス先情報生成部103は、図10に示すように、キー「KEY1」を、生産物コード「P100」に対応付けて、畑台帳データ21に記録する。
次に、検索部102は、最後のプロセスの履歴が得られたかどうかを判断する(ステップS125)。ここでは、未だ畑プロセスしか検索していないので、検索部102は、ステップS125で「NO」と判断し、ステップS122に戻る。
次に、検索部102は、未検索のプロセスのうち、通過順が最も先のプロセスの履歴を検索する(ステップS122)。ここでは、検索部102は、作物プロセスに対応する作物台帳データ22から、生産物コード「P100」に対応付けられた履歴を検索する。次に、検索部102は、履歴が得られたかどうかを判断する(ステップS123)。ここでは、検索部102は、図10に示す第1行のレコードの履歴を得るので、ステップS123で「YES」と判断する。次に、アクセス先情報生成部103は、得られた履歴にキーを割り当てる(ステップS124)。ここでは、キーとして「KEY2」が割り当てられたものとする。アクセス先情報生成部103は、図10に示すように、キー「KEY2」を、生産物コード「P100」に対応付けて、作物台帳データ22に記録する。次に、検索部102は、最後のプロセスの履歴が得られたかどうかを判断する(ステップS125)。ここでは、未だ作物プロセスまでしか検索していないので、検索部102は、ステップS125で「NO」と判断し、ステップS122に戻る。
次に、検索部102は、未検索のプロセスのうち、通過順が最も先のプロセスの履歴を検索する(ステップS122)。ここでは、検索部102は、仕分けプロセスに対応する仕分け台帳データ23から、生産物コード「P100」に対応付けられた履歴を検索する。次に、検索部102は、履歴が得られたかどうかを判断する(ステップS123)。ここでは、検索部102は、図10に示す第1行のレコードの履歴を得るので、ステップS123で「YES」と判断する。次に、アクセス先情報生成部103は、得られた履歴にキーを割り当てる(ステップS124)。ここでは、キーとして「KEY3」が割り当てられたものとする。アクセス先情報生成部103は、図10に示すように、キー「KEY3」を、生産物コード「P100」に対応付けて仕分け台帳データ23に記録する。次に、検索部102は、最後のプロセスの履歴が得られたかどうかを判断する(ステップS125)。ここでは、未だ仕分けプロセスまでしか検索していないので、検索部102は、ステップS125で「NO」と判断し、ステップS122に戻る。
次に、検索部102は、未検索のプロセスのうち、通過順が最も先のプロセスの履歴を検索する(ステップS122)。ここでは、検索部102は、配送プロセスに対応する配送台帳データ24から、生産物コード「P100」に対応付けられた履歴を検索する。次に、検索部102は、履歴が得られたかどうかを判断する(ステップS123)。ここでは、検索部102は、図11に示す第1行のレコードの履歴を得るので、ステップS123で「YES」と判断する。そして、アクセス先情報生成部103は、得られた履歴にキーを割り当てる(ステップS124)。ここでは、キーとして「KEY4」が割り当てられたものとする。アクセス先情報生成部103は、図11に示すように、キー「KEY4」を、生産物コード「P100」に対応付けて配送台帳データ24に記録する。次に、検索部102は、最後のプロセスの履歴が得られたかどうかを判断する(ステップS125)。ここでは、未だ配送プロセスまでしか検索していないので、検索部102は、ステップS125で「NO」と判断し、ステップS122に戻る。
次に、検索部102は、未検索のプロセスのうち、通過順が最も先のプロセスの履歴を検索する(ステップS122)。ここでは、検索部102は、店舗プロセスに対応する店舗台帳データ25から、生産物コード「P100」に対応付けられた履歴を検索する。次に、検索部102は、履歴が得られたかどうかを判断する(ステップS123)。ここでは、検索部102は、図11に示す第1行のレコードの履歴を得るので、ステップS123で「YES」と判断する。そして、アクセス先情報生成部103は、得られた履歴にキーを割り当てる(ステップS124)。ここでは、キーとして「KEY5」が割り当てられたものとする。アクセス先情報生成部103は、図11に示すように、キー「KEY5」を、生産物コード「P100」に対応付けて店舗台帳データ25に記録する。次に、検索部102は、最後のプロセスの履歴が得られたかどうかを判断する(ステップS125)。ここでは、通過順が最後の店舗プロセスまで検索したので、検索部102は、ステップS125で「YES」と判断する。
次に、アクセス先情報生成部103は、アクセス先情報を生成する(ステップS126)。このアクセス先情報は、別の生産物、又は同じ生産物の別の内容の履歴に基づき生成された他のアクセス先情報と重複しない。
具体的には、アクセス先情報生成部103は、ステップS124で複数のプロセスの各プロセスの履歴に割り当てたキーを組み合わせることで、アクセス先情報を生成する。ここでは、生産物コード「P100」の生産物について、畑プロセスの履歴に対してキー「KEY1」が、作物プロセスの履歴に対してキー「KEY2」が、仕分けプロセスの履歴に対してキー「KEY3」が、配送プロセスの履歴に対してキー「KEY4」が、店舗プロセスの履歴に対してキー「KEY5」が割り当てられている。この場合、アクセス先情報生成部103は、図12に示すように、「http://www.#####.com/ID=KEY1+KEY2+KEY3+KEY4+KEY5」というアクセス先情報を生成する。アクセス先情報のうちの「http://www.#####.com/」の部分は、サーバ装置10にアクセスすべきことを示す情報で、生産物、及びその履歴の内容によらないで共通である。アクセス先情報のうちの「ID=KEY1+KEY2+KEY3+KEY4+KEY5」の部分を、以下では便宜的に「キー部」と呼ぶ。このキー部は、生産物の流通経路、即ち複数のプロセスの履歴を特定するために用いられる。キー部は、ここでは、各プロセスのキーを「+」の記号を用いて結合した構成である。
一方、ステップS123で、いずれかのプロセスの履歴を得られなかったと判断した場合(ステップS123;NO)、検索部102は、それよりも後のプロセスの履歴を検索せずに、検索(アクセス先情報生成処理)を終了する。図13に示すように、仕分けプロセス(第1のプロセス)に対応する仕分け台帳データ23から履歴が得られなかった場合、検索部102は、仕分けプロセスよりも通過順が後の配送プロセス、及び店舗プロセス(第2のプロセス)の台帳データについては、履歴の検索を行わない。このようにすることで、生産物の流通経路、即ち複数のプロセスの履歴が完成していない生産物については、アクセス先情報が生成されないようになっている。
なお、ステップS123では、生成要求に含まれる生産物コードが台帳データに記録されていない場合、又は同じ生産物の同じプロセスの履歴が2以上存在する場合も、「NO」と判断され、アクセス先情報生成処理が終了してもよい。
アクセス先情報生成処理の説明は以上である。
図8に戻って説明する。
アクセス先情報生成処理が完了すると、アクセス先情報出力部104は、アクセス先情報が生成されたかどうかを判断する(ステップS13)。ステップS13で「YES」と判断した場合、アクセス先情報出力部104は、このアクセス先情報を、生成要求の送信元である情報処理装置40Eへ送信する(ステップS14)。アクセス先情報は、文字列を表すデータで送信されてもよいし、二次元コードに変換されてから送信されてもよく、データの形式は問わない。
なお、ステップS13で「NO」と判断した場合は、アクセス先情報出力部104は、アクセス先情報を出力しない。
情報処理装置40Eは、アクセス先情報を受信すると、このアクセス先情報を符号化した二次元コードを、印刷により出力する(ステップS15)。具体的には、制御部41は、情報処理装置40Eと接続された図示せぬ印刷装置を用いて、二次元コードを印刷により出力する。店舗の作業担当者は、二次元コードが印刷されると、これを商品に付す。二次元コードを付した後の商品が、店舗で販売される。例えば、生産物コード「P100」が図2で説明した生産物700を示す場合、二次元コード910が商品900に付される。
以上、生産物コード「P100」の生産物のアクセス先情報の生成について説明したが、他の生産物コードの生産物についても、前述した手順でアクセス先情報が生成されることになる。
<C:コンテンツのダウンロード>
図14は、履歴管理システム1におけるコンテンツのダウンロードに関する処理を示すシーケンス図である。
商品を購入した購入者は、その商品の流通経路の情報を得たい場合、その商品に付された二次元コードを、購入者端末50のカメラ56に撮像させる(ステップS21)。そして、購入者端末50の制御部51は、二次元コードから、アクセス先情報を復号し(ステップS22)、このアクセス先情報を指定して、サーバ装置10にアクセスする(ステップS23)。カメラ56により、二次元コード910が撮像されたとする。この場合、制御部51は、通信部52を介して、アクセス先情報として「http://www.#####.com/ID=KEY1+KEY2+KEY3+KEY4+KEY5」を指定して、サーバ装置10にアクセスする。
サーバ装置10においてコンテンツ出力部105は、購入者端末50からのアクセスを受け付けると、アクセス先情報によって特定される複数のプロセスの各プロセスの履歴の内容に基づいて、提供するコンテンツを特定する(ステップS24)。
ステップS24では、コンテンツ出力部105は、アクセス先情報に含まれるキー部に応じたコンテンツを特定する。アクセス先情報が「http://www.#####.com/ID=KEY1+KEY2+KEY3+KEY4+KEY5」である場合、コンテンツ出力部105は、畑台帳データ21からキー「KEY1」に対応付けられた履歴を、作物台帳データ22からキー「KEY2」に対応付けられた履歴を、仕分け台帳データ23からキー「KEY3」に対応付けられた履歴を、配送台帳データ24からキー「KEY4」に対応付けられた履歴を、店舗台帳データ25からキー「KEY5」に対応付けられた履歴を抽出する。そして、コンテンツ出力部105は、抽出した複数のプロセスの履歴の内容を含むコンテンツを、提供するコンテンツとして特定する。
そして、コンテンツ出力部105は、特定したコンテンツを、購入者端末50へ出力(送信)する(ステップS25)。購入者端末50は、ダウンロードしたコンテンツを表示する(ステップS26)。具体的には、制御部51は、通信部52を介してコンテンツを受信したコンテンツを、表示部54を用いて表示する。
<D:履歴の書き換え>
図15は、サーバ装置10が実行する履歴の書き換えに係る処理を示すフローチャートである。例えば、事業者は、一旦台帳データに記録した履歴の内容を、書き換えにより変更する場合がある。この場合に、サーバ装置10は、以下で説明する処理を実行する。
サーバ装置10において、記録部101は、情報処理装置40からの要求に応じて、台帳データに記録された履歴の内容を書き換える(ステップS31)。履歴の内容の書き換えは、例えば、図8で説明した手順と同じで順で行われる。この書き換えは、事業者が、善意で新たな履歴の内容を追加する場合や、内容の訂正をする場合に行われる。しかし、この書き換えが、必ずしも善意で行われるとは限らず、悪意による改竄の可能性もあり得る。
そこで、サーバ装置10において、アクセス先情報生成部103は、履歴の内容が書き換えられた場合は、その書き換え前の履歴の内容に基づいて生成されたアクセス先情報を、無効にする(ステップS32)。ステップS32の処理は、ここでは、書き換えられた履歴に対応付けられたキーを無効にする処理である。キーを無効にする処理は、例えば、キーの削除、又はキーの別の文字列への置き換えによって行われる。例えば、畑台帳データ21の生産物コード「P100」の履歴の内容が書き替えられたとすると、畑台帳データ21は、図16に示す状態になる。
アクセス先情報の無効化により、履歴の内容の書き換え前に生成された二次元コードに基づいて、書き換え後の履歴の内容に応じたコンテンツが購入者端末50に提供されることはない。これにより、改竄後の履歴の内容に基づく誤った流通経路の情報が商品の購入者に提供されることはない。
なお、善意で履歴の内容が書き換えられた場合は、その書き換え後にアクセス先情報(二次元コード)が生成されて、二次元コードを商品に付す作業が行われるようにすればよい。よって、コンテンツの提供に関して特に不都合は生じない。
以上説明した履歴管理システム1では、生産物が通過する複数のプロセスの履歴が完成している場合に、当該生産物、及び当該生産物の複数のプロセスの履歴の内容に対して固有のアクセス先情報を生成する。一方、履歴管理システム1では、複数のプロセスの履歴が完成していない場合は、アクセス先情報を生成しない。よって、一部のプロセスについてでも履歴が不明である生産物については、その生産物の履歴に応じたコンテンツ(流通経路の情報)は、購入者端末50に提供されない。
また、アクセス先情報に含まれるキーは、各生産物の各プロセスの履歴の内容に対して固有の文字列である。このキーは、アクセス先情報生成処理が実行されるたびに、その時点の履歴に対して割り当てられる。よって、或る生産物について、二次元コードが商品に付された後にいずれかの台帳データの履歴の内容が改竄されたとしても、その改竄後の履歴の内容に応じたコンテンツが提供されることはない。したがって、履歴管理システム1によれば、生産物が通過する複数のプロセスの履歴の信頼性を確保して、当該履歴に応じたコンテンツを提供することができる。
[変形例]
上述した実施形態は本発明の一実施形態であって、様々に変形されてもよい。以下に、上述した実施形態の変形例を示す。なお、以下に示す変形例は適宜、組み合わされてもよい。
(変形例1)
サーバ装置10においてコンテンツ出力部105は、アクセス先情報が生成されると、このアクセス先情報によって特定される格納場所に、コンテンツを出力(格納)してもよい。即ち、コンテンツは、台帳データに記録される履歴とは別個に管理されてもよい。この場合、購入者端末50は、二次元コードから復号したアクセス先情報を用いて、このアクセス先情報のキー部によって特定される格納場所から、コンテンツをダウンロードする。
この変形例では、台帳データとは別にコンテンツが管理されている。よって、商品の販売後に台帳データの履歴の内容が改竄されたとしても、購入者端末50は、その改竄前の履歴の内容に応じたコンテンツをダウンロードすることができる。
(変形例2)
アクセス先情報生成部103は、各台帳データに記録された履歴の内容を所定の規則に従って変換して得られる文字列を、キーとして割り当ててもよい。例えば、履歴の内容が文字列(テキスト)である場合は、所定の規則に従って別の文字列に変換される。更に、コンテンツ出力部105は、コンテンツを出力する場合には、各台帳データに記録された履歴の内容を、同じ規則に従って文字列に変換する。そして、コンテンツ出力部105は、その変換により得た文字列と、アクセス先情報に含まれるキーとが一致(全一致)するかどうかを判定する。そして、コンテンツ出力部105は、一致した場合にはコンテンツを出力し、一致しない場合にはコンテンツを出力しない。
このようにして、サーバ装置10は、コンテンツの出力時に、履歴の内容の改竄の可能性がないことを確認してもよい。かかる構成は、改竄後の履歴の内容に基づくコンテンツを提供しないために好適である。
(変形例3)
アクセス先情報生成処理において、サーバ装置10は、プロセスの通過順でなく、その逆順に台帳データを参照して、履歴を検索してもよい。また、サーバ装置10は、プロセスの通過順とは無関係に、各台帳データを参照して履歴を検索してもよい。この場合も、複数プロセスの全てのプロセスの履歴が完成していなければ、アクセス先情報は生成されないので、改竄後の履歴の内容に応じたコンテンツは購入者端末50に提供されない。
(変形例4)
上述した実施形態では、台帳データから履歴が検索されるタイミングで、キーが割り当てられていた。このキーの割り当てのタイミングは一例に過ぎず、例えば、履歴が記録された(書き換えられた場合を含む。)タイミングで、キーの割り当てが行われてもよい。
(変形例5)
或る生産物に割り当てられる識別子は、台帳データ毎(プロセス毎)に異なっていてもよい。例えば、図2で説明した作業が行われる場合、畑台帳データ21、及び作物台帳データ22には生産物700の生産物コードが、仕分け台帳データ23、及び配送台帳データ24にはダンボール800単位の識別子が、店舗台帳データ25には商品900単位の識別子が記録されてもよい。このような場合も、生産物700の生産物コードと、その生産物700が詰められたダンボール800の識別子と、そのダンボール800から小分けされた生産物700を含む商品900の識別子との対応関係が既知であれば、各生産物の流通経路を追跡可能である。かかる構成により、例えば、原材料が複数の野菜で、最終製品(商品)がそれら複数の野菜を使った料理がある場合でも、購入者は複数の原材料の各々の流通経路の情報を得ることができる。
また、履歴の検索に用いられる識別子は、生産物コードでなくてもよい。例えば、生産物の生産者等の、各プロセスの作業を行う事業者を識別する事業者コード用いて、履歴の検索が行われてもよい。
(変形例6)
上述した実施形態で説明した生産物、プロセスの種別、プロセスの数、及び履歴の種別は、あくまで一例である。例えば、1台の情報処理装置40が、2以上のプロセスの履歴を、サーバ装置10にアップロードしてもよい。また、サーバ装置10は、アクセス先情報生成処理で生成したアクセス先情報を、情報処理装置40E以外の情報処理装置40へ送信してもよい。
上述した実施形態で説明したアクセス先情報の生成方法は、一例に過ぎない。即ち、図12で説明した形式と異なる形式のアクセス先情報が生成されてもよい。アクセス先情報は、履歴に対して割り当てられたキーの組み合わせを含まない構成であってもよい。また、アクセス先情報は、URL以外のアクセス先を示す情報であってもよい。
アクセス先情報は、生産物に固有であることに加え、その生産物が通過する複数のプロセスの各プロセスの履歴に固有の情報であればよい。このようなアクセス情報であれば、信頼性を確保したコンテンツを提供することに関して、上述した実施形態と同等の効果を奏する。
台帳データは、複数のプロセスのプロセス毎に分離していなくてもよい。即ち、一の台帳データに、2以上のプロセスの履歴が記録されてもよい。また、1台のサーバ装置10が、複数プロセスの履歴を管理するのではなく、複数のサーバ装置の各々が、自装置が担当する一のプロセスの履歴を管理してもよい。また、複数のプロセスのプロセス毎に、台帳データベースが分離していてもよい。
アクセス先情報を符号化した符号化画像は、二次元コードに限られず、バーコード等の画像であってもよい。また、符号化画像を用いずに、アクセス先情報を示す文字列が、商品に付されてもよい。
上述した実施形態で説明した機能のうち、上述した実施形態でサーバ装置10が有していた機能の一部を、情報処理装置40等の、サーバ装置10以外の装置が有してもよい。即ち、本発明の履歴管理システムにおいて、各機能を実現する主体は問わない。また、履歴管理システム1の各装置で実行される処理の順番は、適宜入れ替えられてもよい。また、上述した実施形態で説明した構成、及び動作の一部が省略されてもよい。
(変形例7)
上述した実施形態の履歴管理システム1が実現する各機能は、1又は複数のハードウェア回路により実現されてもよいし、1又は複数のプログラムを実行することにより実現されてもよいし、これらの組み合わせにより実現されてもよい。履歴管理システム1の機能がプログラムを用いて実現される場合、このプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk))等)、光記録媒体(光ディスク等)、光磁気記録媒体、半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよいし、ネットワークを介して配信されてもよい。また、本発明は、生産物の履歴管理方法として把握することも可能である。
本願の発明は、上述した実施形態に限定されることなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれることはいうまでもない。

Claims (9)

  1. 複数の生産物の各々について、前記生産物が通過する複数のプロセスの各プロセスの履歴をデータベースに記録する記録部と、
    前記生産物毎に、前記複数のプロセスの各プロセスの履歴を、前記データベースから検索する検索部と、
    前記検索により前記複数のプロセスの履歴が得られた前記生産物については、当該複数のプロセスの履歴の内容に対して固有のアクセス先情報を生成するアクセス先情報生成部と、
    生成した前記アクセス先情報を出力するアクセス先情報出力部と、
    前記アクセス先情報を指定したアクセスを受け付けた場合、当該アクセス先情報によって特定される前記複数のプロセスの履歴の内容に応じたコンテンツを出力するコンテンツ出力部と
    を備える履歴管理システム。
  2. 前記アクセス先情報生成部は、
    前記履歴の内容が書き換えられた場合、その書き換え前の前記履歴の内容に基づいて生成された前記アクセス先情報を無効にする
    ことを特徴とする請求項1に記載の履歴管理システム。
  3. 前記アクセス先情報生成部は、
    前記複数のプロセスの各プロセスについて、前記検索により得られた前記履歴に文字列を割り当て、割り当てた当該文字列を組み合わせることで、前記アクセス先情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の履歴管理システム。
  4. 前記アクセス先情報生成部は、
    前記履歴の内容を所定の規則に従って変換することで前記文字列を割り当て、
    前記コンテンツ出力部は、
    前記履歴の内容を前記所定の規則に従って変換した文字列が、前記アクセス先情報に含まれている場合には、前記コンテンツを出力する
    ことを特徴とする請求項3に記載の履歴管理システム。
  5. 前記データベースは、前記複数のプロセスのプロセス毎に設けられた台帳データであって、対応する前記プロセスの前記履歴が記録される台帳データを記憶し、
    前記検索部は、
    第1のプロセスに対応する前記台帳データから前記履歴が得られなかった場合には、当該第1のプロセスよりも通過順が後である第2のプロセスの前記台帳データについては、前記履歴の検索を行わない
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の履歴管理システム。
  6. 前記記録部は、
    記録する前記履歴の種別を、前記生産物、又は前記生産物に関する作業を行う者によって異ならせる
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の履歴管理システム。
  7. 前記生産物の履歴に関する情報を収集する収集装置を備え、
    前記記録部は、
    前記収集装置により収集された情報に基づいて、前記履歴を記録する
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の履歴管理システム。
  8. 前記生産物は、農作物であり、
    前記履歴は、前記農作物が生産された畑に関する情報を含む
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の履歴管理システム。
  9. 複数の生産物の各々について、前記生産物が通過する複数のプロセスの各プロセスの履歴をデータベースに記録するステップと、
    前記生産物毎に、前記複数のプロセスの各プロセスの履歴を、前記データベースから検索するステップと、
    前記検索により前記複数のプロセスの履歴が得られた前記生産物については、当該複数のプロセスの履歴の内容に対して固有のアクセス先情報を生成するステップと、
    生成した前記アクセス先情報を出力するステップと、
    前記アクセス先情報を指定したアクセスを受け付けた場合、当該アクセス先情報によって特定される前記複数のプロセスの履歴の内容に応じたコンテンツを出力するステップと
    履歴管理システムが実行する履歴管理方法。
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