JP6122331B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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本発明は、グラフィカル・ユーザ・インターフェイス(GUI:Graphical User Interface、以下、「GUI」と表記する)を構成する操作子画像を説明する技術に関するものである。
GUIの発達により、ユーザはより直感的に機器を操作することが可能になった。一方、GUIを構成する操作子画像の中には、一見しただけでユーザにその機能を把握させることが難しいものもある。そこで、GUIを構成する操作子画像について説明をする機能が開発されている。
例えば、特許文献1の段落3には、一時的にマウスポインタをヘルプ表示指示待ち状態に変化させて、対象の位置でクリックするとその対象のヘルプ情報が当該対象の近くに表示される「ポップヒント」についての記載がある。
特許文献2の段落59および段落60には、ユーザがキーを長押ししたときに、そのキーを押すことによる機能の説明画面が重ねて表示される事例が記載されている。
特許文献3の段落54には、ダブルクリックが入力されたときであっても、1回以上の機能の実行がなされているときには、ヘルプ情報を表示せずに機能を実行する、という記載がある。
特開2011−90468号公報 特開2011−167944号公報 特開2011−90414号公報
ところで、GUIによってユーザの操作を受付ける情報処理装置が、既に説明がなされた操作子画像について説明を省いてその操作子画像に割り当てられた処理を実行し、未だ説明がなされていない操作子画像についてのみ、その操作子画像に割り当てられた処理の説明を行うように構成されていると、ユーザにとって説明がされていない操作子画像だけが説明されるので煩雑さが軽減されるという利点がある。
しかしながら、特許文献1から3に記載された技術を用いても、ユーザは、GUIの各操作子画像が区別できないので、それらが既に説明がなされた操作子画像なのか、未だ説明がなされていない操作子画像なのかを一見して判断することはできない。
そのため、特許文献1から3に記載された技術が、上述した構成を有するものであっても、ユーザは、どの操作子画像を操作すると処理が行われ、または説明が行われるのかについて、操作する前に把握することができない。
本発明は、処理に割り当てられた操作子画像について、操作したときにその操作子画像に割り当てられた処理が実行されるか、その処理の説明が行われるかを一見してユーザに把握させることを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る情報処理装置は、処理に割り当てられた操作子画像を表示手段に表示させる表示制御手段であって、前記操作子画像に割り当てられた処理が実行されたこと、または当該処理の説明が行われたことの履歴に基づいて、それぞれの前記操作子画像を、処理の実行対象であることを意味する第1の色または処理の説明対象であることを意味する第2の色により表示させる表示制御手段と、ユーザの操作に応じて前記操作子画像を選択する選択手段と、前記第1の色により表示させられた操作子画像を前記選択手段が選択した場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を実行する実行手段と、前記第2の色により表示させられた操作子画像を前記選択手段が選択した場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を前記ユーザに説明する説明手段とを備え、前記表示制御手段は、自装置の前記ユーザの操作に応じて前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数である第1回数を特定するとともに、自装置以外の情報処理装置において、当該情報処理装置のユーザの操作に応じて当該情報処理装置の選択手段によって前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数である第2回数を特定し、前記第1回数に応じた第3の色と前記第2回数に応じた第4の色とを混合した色を前記第2の色とし、前記操作子画像を当該第2の色により表示させることを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理装置は、処理に割り当てられた操作子画像を表示手段に表示させる表示制御手段であって、前記操作子画像に割り当てられた処理が実行されたこと、または当該処理の説明が行われたことの履歴に基づいて、それぞれの前記操作子画像を、処理の実行対象であることを意味する第1の色または処理の説明対象であることを意味する第2の色により表示させる表示制御手段と、ユーザの操作に応じて前記操作子画像を選択する選択手段と、前記第1の色により表示させられた操作子画像を前記選択手段が選択した場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を実行する実行手段と、前記第2の色により表示させられた操作子画像を前記選択手段が選択した場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を前記ユーザに説明する説明手段と、前記ユーザの操作に応じて、自装置のモードを第1のモードまたは第2のモードに設定する設定手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記自装置のモードが前記第1のモードに設定されている場合に、自装置の前記ユーザの操作に応じて前記選択手段によって前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数、または当該処理が説明された回数を特定し、前記自装置のモードが前記第2のモードに設定されている場合に、自装置以外の情報処理装置において、当該情報処理装置のユーザの操作に応じて当該情報処理装置の選択手段によって前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数、または当該処理が説明された回数を特定し、特定された当該回数が決められた閾値よりも多い場合に、当該操作子画像を前記第1の色または前記第2の色により表示させることを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理システムは、複数の情報処理装置と、前記各情報処理装置と通信するサーバ装置とを備え、前記各情報処理装置は、処理に割り当てられた操作子画像を表示手段に表示させる表示制御手段であって、前記操作子画像に割り当てられた処理が実行されたこと、または当該処理の説明が行われたことの履歴に基づいて、それぞれの前記操作子画像を、処理の実行対象であることを意味する第1の色または処理の説明対象であることを意味する第2の色により表示させる表示制御手段と、ユーザの操作に応じて前記操作子画像を選択する選択手段と、前記第1の色により表示させられた操作子画像を前記選択手段が選択した場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を実行する実行手段と、前記第2の色により表示させられた操作子画像を前記選択手段が選択した場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を前記ユーザに説明する説明手段とをそれぞれ備え、前記サーバ装置は、前記各情報処理装置において、前記実行手段が前記処理を実行した場合に当該処理が実行されたことの履歴を記憶し、前記説明手段が前記処理を説明した場合に当該処理が説明されたことの履歴を記憶する記憶手段を備え、前記各情報処理装置の前記表示制御手段は、前記サーバ装置の前記記憶手段に記憶された前記履歴に基づいて、自装置の前記ユーザの操作に応じて前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数である第1回数を特定するとともに、自装置以外の情報処理装置において、当該情報処理装置のユーザの操作に応じて当該情報処理装置の選択手段によって前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数である第2回数を特定し、前記第1回数に応じた第3の色と前記第2回数に応じた第4の色とを混合した色を前記第2の色とし、前記操作子画像を当該第2の色により表示させることを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理システムは、複数の情報処理装置と、前記各情報処理装置と通信するサーバ装置とを備え、前記各情報処理装置は、処理に割り当てられた操作子画像を表示手段に表示させる表示制御手段であって、前記操作子画像に割り当てられた処理が実行されたこと、または当該処理の説明が行われたことの履歴に基づいて、それぞれの前記操作子画像を、処理の実行対象であることを意味する第1の色または処理の説明対象であることを意味する第2の色により表示させる表示制御手段と、ユーザの操作に応じて前記操作子画像を選択する選択手段と、前記第1の色により表示させられた操作子画像を前記選択手段が選択した場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を実行する実行手段と、前記第2の色により表示させられた操作子画像を前記選択手段が選択した場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を前記ユーザに説明する説明手段と、前記ユーザの操作に応じて、自装置のモードを第1のモードまたは第2のモードに設定する設定手段と、をそれぞれ備え、前記サーバ装置は、前記各情報処理装置において、前記実行手段が前記処理を実行した場合に当該処理が実行されたことの履歴を記憶し、前記説明手段が前記処理を説明した場合に当該処理が説明されたことの履歴を記憶する記憶手段を備え、前記各情報処理装置の前記表示制御手段は、前記サーバ装置の前記記憶手段に記憶された前記履歴に基づいて、前記自装置のモードが前記第1のモードに設定されている場合に、自装置の前記ユーザの操作に応じて前記選択手段によって前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数、または当該処理が説明された回数を特定し、前記自装置のモードが前記第2のモードに設定されている場合に、自装置以外の情報処理装置において、当該情報処理装置のユーザの操作に応じて当該情報処理装置の選択手段によって前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数、または当該処理が説明された回数を特定し、特定された当該回数が決められた閾値よりも多い場合に、当該操作子画像を前記第1の色または前記第2の色により表示させることを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、処理に割り当てられた操作子画像を表示手段に表示させる表示制御ステップであって、前記操作子画像に割り当てられた処理が実行されたこと、または当該処理の説明が行われたことの履歴に基づいて、それぞれの前記操作子画像を、処理の実行対象であることを意味する第1の色または処理の説明対象であることを意味する第2の色により表示させる表示制御ステップと、ユーザの操作に応じて前記操作子画像を選択する選択ステップと、前記選択ステップにおいて、前記第1の色により表示させられた操作子画像が選択された場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を実行する実行ステップと、前記選択ステップにおいて、前記第2の色により表示させられた操作子画像が選択された場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を前記ユーザに説明する説明ステップとを備え、前記表示制御ステップは、自装置の前記ユーザの操作に応じて前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数である第1回数を特定するとともに、自装置以外の情報処理装置において、当該情報処理装置のユーザの操作に応じて当該情報処理装置の選択ステップにおいて前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数である第2回数を特定し、前記第1回数に応じた第3の色と前記第2回数に応じた第4の色とを混合した色を前記第2の色とし、前記操作子画像を当該第2の色により表示させる。
また、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、処理に割り当てられた操作子画像を表示手段に表示させる表示制御ステップであって、前記操作子画像に割り当てられた処理が実行されたこと、または当該処理の説明が行われたことの履歴に基づいて、それぞれの前記操作子画像を、処理の実行対象であることを意味する第1の色または処理の説明対象であることを意味する第2の色により表示させる表示制御ステップと、ユーザの操作に応じて前記操作子画像を選択する選択ステップと、前記選択ステップにおいて、前記第1の色により表示させられた操作子画像が選択された場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を実行する実行ステップと、前記選択ステップにおいて、前記第2の色により表示させられた操作子画像が選択された場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を前記ユーザに説明する説明ステップと、前記ユーザの操作に応じて、自装置のモードを第1のモードまたは第2のモードに設定する設定ステップと、を備え、前記表示制御ステップは、前記自装置のモードが前記第1のモードに設定されている場合に、自装置の前記ユーザの操作に応じて前記選択ステップにおいて前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数、または当該処理が説明された回数を特定し、前記自装置のモードが前記第2のモードに設定されている場合に、自装置以外の情報処理装置において、当該情報処理装置のユーザの操作に応じて当該情報処理装置の選択ステップにおいて前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数、または当該処理が説明された回数を特定し、特定された当該回数が決められた閾値よりも多い場合に、当該操作子画像を前記第1の色または前記第2の色により表示させる。
また、本発明に係るプログラムは、表示手段を備えたコンピュータに、処理に割り当てられた操作子画像を前記表示手段に表示させる表示制御ステップであって、前記操作子画像に割り当てられた処理が実行されたこと、または当該処理の説明が行われたことの履歴に基づいて、それぞれの前記操作子画像を、処理の実行対象であることを意味する第1の色または処理の説明対象であることを意味する第2の色により表示させる表示制御ステップと、ユーザの操作に応じて前記操作子画像を選択する選択ステップと、前記選択ステップにおいて、前記第1の色により表示させられた操作子画像が選択された場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を実行する実行ステップと、前記選択ステップにおいて、前記第2の色により表示させられた操作子画像が選択された場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を前記ユーザに説明する説明ステップとを実行させるとともに、前記表示制御ステップにおいて、自装置の前記ユーザの操作に応じて前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数である第1回数を特定するとともに、自装置以外の情報処理装置において、当該情報処理装置のユーザの操作に応じて当該情報処理装置の選択ステップにおいて前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数である第2回数を特定し、前記第1回数に応じた第3の色と前記第2回数に応じた第4の色とを混合した色を前記第2の色とし、前記操作子画像を当該第2の色により表示させるためのプログラムである。
また、本発明に係るプログラムは、表示手段を備えたコンピュータに、処理に割り当てられた操作子画像を前記表示手段に表示させる表示制御ステップであって、前記操作子画像に割り当てられた処理が実行されたこと、または当該処理の説明が行われたことの履歴に基づいて、それぞれの前記操作子画像を、処理の実行対象であることを意味する第1の色または処理の説明対象であることを意味する第2の色により表示させる表示制御ステップと、ユーザの操作に応じて前記操作子画像を選択する選択ステップと、前記選択ステップにおいて、前記第1の色により表示させられた操作子画像が選択された場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を実行する実行ステップと、前記選択ステップにおいて、前記第2の色により表示させられた操作子画像が選択された場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を前記ユーザに説明する説明ステップと、前記ユーザの操作に応じて、自装置のモードを第1のモードまたは第2のモードに設定する設定ステップと、
を実行させるとともに、前記表示制御ステップにおいて、前記自装置のモードが前記第1のモードに設定されている場合に、自装置の前記ユーザの操作に応じて前記選択ステップにおいて前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数、または当該処理が説明された回数を特定し、前記自装置のモードが前記第2のモードに設定されている場合に、自装置以外の情報処理装置において、当該情報処理装置のユーザの操作に応じて当該情報処理装置の選択ステップにおいて前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数、または当該処理が説明された回数を特定し、特定された当該回数が決められた閾値よりも多い場合に、当該操作子画像を前記第1の色または前記第2の色により表示させるためのプログラムである。
本発明を用いることでユーザは、処理に割り当てられた操作子画像について、操作したときにその操作子画像に割り当てられた処理が実行されるか、その処理の説明が行われるかを一見して把握することができる。
情報処理装置の外観の例を示す図。 情報処理装置の構成の例を示す図。 ガイドデータベースの例を示す図。 制御部の機能的構成を示す図。 情報処理装置の操作子画像表示の動作を説明するためのフロー図。 情報処理装置におけるGUIの一例を示す図。 ガイドモードに移行したGUIの一例を示す図。 情報処理装置において操作子画像が選択されたときの動作を説明するためのフロー図。 ガイドモードにおける説明の様子を示した図。 変形例におけるGUIの一例を示す図。 図10に示したGUIにおいて第2の色で表示された操作子画像が選択された場合を示す図。 変形例において表示されるガイドの一例を示す図。 変形例におけるガイドの例を示す図。 操作を受付ける操作子画像の一例を示す図。 変形例におけるガイドの一例を示す図。
1.実施形態
1−1.情報処理装置の構成
図1は、情報処理装置1の外観の例を示す図である。図1に示すように、情報処理装置1は、例えば、タブレット端末などであり、液晶などを利用した表示装置である画面141に重ねてユーザの指などが触れたことを検知するタッチパネル131が設けられている。また、情報処理装置1には、ユーザによって押下されるボタン132が設けられている。
図2は、情報処理装置1の構成の例を示す図である。情報処理装置1は、制御部11と、記憶部12と、操作部13と、表示部14とを有する。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有し、CPUがROMや記憶部12に記憶されているOS(Operating System)やアプリケーションプログラム(以下、アプリという)を読み出して実行することにより情報処理装置1の各部を制御する。
表示部14は、上述した画面141を備え、制御部11からの指示に応じてこの画面141に画像を表示させる。特に表示部14は、表示手段として制御部11からの指示に応じてGUIを構成する操作子画像を表示する。GUIを構成する操作子画像とは、表示されユーザに操作される仮想的な操作子を表す画像である。GUIを構成する操作子画像は、いわゆるウィジェットと呼ばれるものを含み、例えば、プッシュボタン、ラジオボタン、チェックボックス、入力フィールドなどであってもよい。すなわち、制御部11は、GUIを構成する操作子画像を表示手段に表示させる表示制御手段として機能する。
操作部13は、タッチパネル131とボタン132とを有する。タッチパネル131は、表示部14の画面141に重なる領域における位置を指示する指示体を用いたユーザの操作を検知する。指示体とは、画面141に重なる領域の位置を指示するためのものであり、例えばユーザの指などである。タッチパネル131は、指示体が触れている位置を、画面141の座標と対応付けて検知し、その座標に応じた信号を制御部11に供給する。これにより、制御部11は、ユーザがタッチパネル131に指示体で触れることによって行う操作を特定する。タッチパネル131は例えば、画面141に重ねられた透明な静電容量方式のタッチパネルである。
ボタン132は押されると、決められた処理を行う。例えば、ボタン132が押されると、制御部11は、画面141に表示されたGUIの表示を取り消して、そのGUIを表示させていたアプリを復帰の指示を待つ休止状態にし、画面141にOSのGUIを表示させる。
なお、操作部13は、上述した構成の他に種々のセンサなどを有していてもよい。例えば、操作部13は、情報処理装置1の筐体の向きや姿勢などを感知する加速度センサを有していてもよい。これにより、ユーザが情報処理装置1の筐体を手に持って振った場合に、操作部13は自装置が振られた動作を感知して、この動作に割り当てられた処理を実行してもよい。また、操作部13は、ボタン132を有していなくてもよい。
記憶部12はハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)やソリッドステートドライブ(SSD:Solid State Drive)などの大容量の記憶手段であり、CPUに読み込まれるアプリを記憶する。
また、記憶部12は、ガイドデータベース(以下、図において「データベース」を「DB」と表記する)121と、履歴データベース122とを有する。
図3は、ガイドデータベース121の例を示す図である。ガイドデータベース121は、操作子画像名、およびガイドをそれぞれ記述したフィールドを有する。操作子画像名とは、GUIを構成する各操作子画像の名称である。ガイドとは、対応する操作子画像に割り当てられた処理を説明する内容(文字列や画像など)である。なお、この説明は、文字列や画像などを表示すること以外によって行われてもよい。例えば、説明は、音声データを放音することで行われてもよい。
履歴データベース122は、上述した操作子画像名と、その操作子画像名により示される操作子画像に割り当てられた処理が実行されたこと、またはその処理の説明が行われたことの履歴を記憶するデータベースである。例えば、履歴データベース122は、操作子画像に割り当てられた処理が実行されたか否かを表すフラグデータや、その処理の説明が行われたか否かを表すフラグデータを、その操作子画像名と関連付けており、その処理が実行されたとき、またはその処理の説明が行われたときに、それらのフラグデータを「処理が実行されたこと」や「処理の説明が行われたこと」をそれぞれ示す内容に書き換える。
1−2.制御部の機能的構成
図4は、制御部11の機能的構成を示す図である。制御部11は、記憶部12からアプリを読み出して実行することにより、表示制御部111、選択部112、実行部113、説明部114、および設定部115として機能する。
設定部115は、GUIに対するユーザの操作に応じて、自装置のモードを通常モードまたはガイドモードに設定する。設定されたモードは、上述した制御部11のRAM上に記憶され、表示制御部111に伝えられる。
表示制御部111は、GUIを構成する操作子画像を画面141に表示させる表示制御手段である。表示制御部111は、自装置のモードが通常モードであるとき、上述した全ての操作子画像を、処理の実行対象であることを意味する第1の色により、画面141に表示させる。
一方、自装置のモードがガイドモードであるとき、表示制御部111は、記憶部12に記憶された履歴データベース122に基づいて、それぞれの操作子画像を、上述した第1の色または処理の説明対象であることを意味する第2の色により、画面141に表示させる。第2の色は、第1の色と異なる色である。
選択部112は、タッチパネル131が検知した位置の情報に基づいてGUIに対するユーザの操作を受付け、受付けたユーザの操作に応じて、画面141に表示された操作子画像を選択する。
実行部113は、第1の色により表示させられた操作子画像を選択部112が選択した場合に、その操作子画像に割り当てられた処理を実行する。
説明部114は、第2の色により表示させられた操作子画像を選択部112が選択した場合に、ガイドデータベース121を参照してその操作子画像に対応するガイドを読み出し、その操作子画像に割り当てられた処理をユーザに説明する。
1−3.端末の動作
(1)操作子画像表示の動作
図5は、情報処理装置1の操作子画像表示の動作を説明するためのフロー図である。制御部11は、ガイドモードへ移行する操作がなされたか否かを判断する(ステップS101)。ガイドモードへ移行する操作とは、表示部14の画面141において表示されているガイドモード移行ボタンをユーザが押す操作である。
図6は、情報処理装置1におけるGUIの一例を示す図である。図6に示すように、画面141には、GUIを構成する操作子画像として、「送信設定確認」の処理を行う第1ボタン1411と、「定型文設定確認」の処理を行う第2ボタン1412とが表示されている。また、画面141には、GUIを構成する操作子画像として、「ガイドモード」の処理を行う第3ボタン1413が表示されている。第1ボタン1411、第2ボタン1412、および第3ボタン1413は、いずれも背景色が白色で表示されている。
制御部11は、ガイドモードへ移行する操作がなされていないと判断する場合(ステップS101;NO)、モードを通常モードに設定して通常モードの処理を行い(ステップS108)、処理を終了する。通常モードの処理とは、GUIを構成する全操作子画像について、その各操作子画像に対する操作がなされたときに、それぞれの操作子画像に割り当てられた処理を実行するモードである。
一方、例えばユーザが第3ボタン1413に含まれる領域R0(図6参照)を押すと、制御部11は、操作部13のタッチパネル131からこの操作に応じた信号を受け取り、ガイドモードへ移行する操作がなされたと判断する(ステップS101;YES)。このとき、制御部11は、モードをガイドモードに設定してGUIを構成する全操作子画像に対し、通常モードにおける色をリセットして、新たに表示する色を指定する処理を開始する。具体的に、制御部11は、指定された色(以下、指定色という)で表示されていない操作子画像を順次特定し(ステップS102)、記憶部12の履歴データベース122を参照する(ステップS103)。そして、制御部11は、特定した操作子画像に割り当てられた処理が1回以上、説明されたか否か、すなわち、その操作子画像が説明済みか否かを判断する(ステップS104)。
特定した操作子画像が説明済みであると判断する場合(ステップS104;YES)、制御部11は、表示部14を制御してその操作子画像を第1の色により表示させる(ステップS105)。一方、特定した操作子画像が説明済みでないと判断する場合(ステップS104;NO)、制御部11は、表示部14を制御してその操作子画像を第2の色により表示させる(ステップS106)。
制御部11は、特定した操作子画像の指定色を第1の色または第2の色のいずれかに決定し、その操作子画像をその指定色で表示させると、GUIを構成する全操作子画像について指定色により表示させたか否かを判断する(ステップS107)。全操作子画像について指定色により表示させたと判断する場合(ステップS107;YES)、制御部11は、処理を終了する。全操作子画像について指定色により表示させていないと判断する場合(ステップS107;NO)、制御部11は、処理をステップS102に戻す。
図7は、ガイドモードに移行したGUIの一例を示す図である。図7に示すように、画面141には、背景色が白色の第1ボタン1411および第3ボタン1413、並びに背景色が灰色(図7において網掛けにより表現する)の第2ボタン1412がそれぞれ表示されている。
記憶部12の履歴データベース122には、第1ボタン1411および第3ボタン1413がユーザの操作に応じて選択されたことにより、これら各ボタンにそれぞれ割り当てられた処理の説明が既に行われたことが履歴として書き込まれている。したがって、制御部11は、これら各ボタンの背景色をそれぞれ第1の色である白色により表示させる。
一方、履歴データベース122には、第2ボタン1412がユーザの操作に応じて選択されたことにより、この第2ボタン1412に割り当てられた処理の説明が行われたことの履歴が書き込まれていない。したがって、制御部11は、第2ボタン1412の背景色を第2の色である灰色により表示させる。
(2)操作子画像が選択されたときの動作
図8は、情報処理装置1において操作子画像が選択されたときの動作を説明するためのフロー図である。制御部11は、GUIに対するユーザの操作によりこのGUIを構成するいずれかの操作子画像が選択されたか否かを判断する(ステップS201)。操作子画像が選択されていないと判断する間(ステップS201;NO)、制御部11は、この判断処理を実行する。一方、操作子画像が選択されたと判断すると(ステップS201;YES)、制御部11は、自装置に設定されたモードがガイドモードであるか否かを判断する(ステップS202)。
設定されたモードがガイドモードでないと判断する場合(ステップS202;NO)、制御部11は、後述するステップS204に処理を進める。
一方、設定されたモードがガイドモードであると判断する場合(ステップS202;YES)、制御部11は、選択された操作子画像が第1の色で表示されているか否かを判断する(ステップS203)。選択された操作子画像が第1の色で表示されていると判断すると(ステップS203;YES)、制御部11は、その操作子画像に割り当てられた処理を実行する(ステップS204)。選択された操作子画像が第1の色で表示されていないと判断すると(ステップS203;NO)、制御部11は、その操作子画像に割り当てられた処理を説明する(ステップS205)。
図9は、ガイドモードにおける説明の様子を示した図である。図7に示したGUIにおいて、第2ボタン1412に含まれる領域R1がユーザに押されると、制御部11は、GUIを構成するいずれかの操作子画像が選択されたと判断し(ステップS201;YES)、モードがガイドモードに設定されていると判断し(ステップS202;YES)、選択された操作子画像が第1の色で表示されていないと判断する(ステップS203;NO)。その結果、制御部11は、記憶部12のガイドデータベース121を参照して、選択された操作子画像である第2ボタン1412に対応するガイドを読み出して画面141に表示させる。このとき、例えば制御部11は図9に示すように、吹き出し枠G1を画面141に表示させ、この吹き出し枠G1の内側に、読みだしたガイドを表示させる。すなわち、吹き出し枠G1の内側には「定型文書を編集できます。設定するとメッセージに自動的に付与されて便利です」という文言が表示される。
以上、説明したように、ユーザが第1の色で表示された操作子画像を選択すると、その操作子画像に割り当てられた処理が既に説明済みであるから、その処理の説明は行われずに直接、処理が実行される。一方、ユーザが第2の色で表示された操作子画像を選択すると、その操作子画像に割り当てられた処理の説明は済んでいないため、その処理は実行されずに、その処理の説明が行われる。ガイドモードにおいて、ユーザは、GUIを構成する各操作子画像の色を区別可能な第1の色または第2の色で認識するので、どの操作子画像を操作して情報処理装置1に選択させると処理の実行に先立って、その処理の説明が行われるかを一見して把握することができる。
2.変形例
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の変形例を組み合わせてもよい。
2−1.変形例1
上述した実施形態において、情報処理装置1の制御部11は、GUIを構成する各操作子画像についてそれが説明済みであると判断する場合に、表示部14を制御してその操作子画像を第1の色により表示させていた。つまり、或る操作子画像について1回でも説明された場合に、制御部11は、その操作子画像を第1の色により表示させていた。しかし、制御部11は、2回以上説明された場合に、その操作子画像を第1の色により表示させてもよい。この場合、制御部11は、各操作子画像についてその説明が行われた回数を特定し、その回数が決められた閾値よりも多い場合に、その操作子画像を第1の色により表示させればよい。これらの閾値は操作子画像ごとに設定されていてもよい。この構成によれば、把握が困難な操作子画像について説明が表示される回数を調節することができる。
2−2.変形例2
また、変形例1の情報処理装置1には複数の閾値が設定されていてもよい。例えば、情報処理装置1は、或る操作子画像について説明が行われた回数が5回未満である場合にはその操作子画像を青で表示し、その回数が5回以上10回未満である場合にはその操作子画像を水色で表示し、その回数が10回以上である場合にはその操作子画像を白色で表示してもよい。この場合、上述した操作子画像が青で表示された場合には詳細な説明が表示され、その操作子画像が水色で表示された場合には簡素な説明が表示され、その操作子画像が白色で表示された場合にはその操作子画像に割り当てられた処理が実行されればよい。この場合、ガイドデータベース121のガイドを記述したフィールドには、詳細な説明と簡素な説明の2種類の説明が記述されていればよい。なお、この例において、青および水色はいずれも処理の説明対象であることを意味する第2の色であり、白色は処理の実行対象であることを意味する第1の色である。
2−3.変形例3
上述した実施形態において、情報処理装置1の制御部11は、GUIを構成する操作子画像が説明済みであると判断する場合にその操作子画像を第1の色により表示させ、その操作子画像が説明済みでないと判断する場合にその操作子画像を第2の色により表示させていたが、操作子画像が実行された回数に応じて、その操作子画像を表示させる色を決定してもよい。
図6に示す例で説明する。例えば、記憶部12の履歴データベース122には、第1ボタン1411および第3ボタン1413がユーザの操作に応じて選択されたことにより、これら各ボタンにそれぞれ割り当てられた処理が実行された回数が履歴として書き込まれている。モードがガイドモードに移行すると、制御部11は、履歴データベース122を参照してGUIを構成する各操作子画像についてその操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数を特定し、その回数を決められた閾値と比較する。閾値は全操作子画像について共通していてもよいし、操作子画像ごとに設定されていてもよい。そして、処理が実行された回数が閾値よりも多い場合に、制御部11は、その操作子画像を第2の色により表示させる。
そして、この場合、ガイドモードに移行した状態においてユーザの操作によりいずれかの操作子画像が選択されると、制御部11は、選択された操作子画像が第1の色で表示されているか否かを判断する。そして、その操作子画像が第1の色で表示されていると判断する場合に、制御部11はその操作子画像に割り当てられた処理を実行し、その操作子画像が第1の色で表示されていないと判断する場合に、制御部11は、その操作子画像に割り当てられた処理を説明する。なお、この説明は、処理の内容そのものを説明するものでなくてもよく、例えば、その処理を実行した回数を説明するものであってもよい。例えば、制御部11は、選択されたボタンに割り当てられた処理を説明する場合に、画面141に「あなたはこのボタンを今までに5回選択しました」といった内容を表示してもよい。この構成により、例えば、頻繁に変更されることが推奨されていない設定を行うためのボタンがある場合に、情報処理装置1は、そのボタンを決められた回数を超えて押下したユーザに対し警告することができる。
2−4.変形例4
上述した実施形態や変形例において、記憶部12の履歴データベース122には、自装置のユーザの操作によってGUIを構成する操作子画像が選択されたことにより、その操作子画像に割り当てられた処理の説明が行われた回数などが履歴として書き込まれていたが、自装置以外の情報処理装置1のユーザが行った操作によって上記操作子画像が選択されたことにより、その操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数や、その処理の説明が行われた回数などが書き込まれていてもよい。この場合、情報処理装置1は、他の情報処理装置1と通信してお互いの履歴データベース122をやり取りし、自装置についての履歴と自装置以外の情報処理装置1について履歴とを含んだ履歴データベース122を構築すればよい。
また、複数の情報処理装置1にそれぞれなされた操作を集計するサーバ装置が備えられていてもよい。この場合、各情報処理装置1は、通信回線に接続する通信部を有し、通信回線を介してこのサーバ装置に接続して、サーバ装置から自装置や自装置以外の情報処理装置1における操作についての履歴を取得すればよい。ユーザが選択する操作子画像はアプリの操作子画像でなくてもよく、例えば、サーバ装置によって提供されるハイパーテキストによってウェブブラウザ上に表示されるGUIの操作子画像であってもよい。また、履歴データベース122は、各情報処理装置1が有していなくてもよく、サーバ装置が有していてもよい。そして、この場合、上述した複数の情報処理装置1と、これら情報処理装置1と通信するサーバ装置とは、処理に割り当てられた操作子画像を各情報処理装置1に表示させる情報処理システムとして観念することができる。
そして、情報処理装置1は、自装置以外の情報処理装置1のユーザが行った操作に応じて操作子画像が選択されたことにより、その操作子画像に割り当てられた処理が説明された回数や実行された回数を特定し、その回数に応じてその操作子画像を表示させる色を決めてもよい。この場合、自装置における操作に関する回数によって決める色と、自装置以外の情報処理装置1における操作に関する回数によって決める色とを異なる色にしてもよい。
図10は、この変形例におけるGUIの一例を示す図である。図10に示されるGUIはいわゆるショッピングサイトであり、操作される操作子画像として第4ボタン1414a、第5ボタン1414b、第6ボタン1414c、および第7ボタン1414dを有する。各ボタンには商品の画像、名称、および価格が記述されている。以下、自装置と自装置以外とを区別するため、この表示をする情報処理装置1を情報処理装置1aと表記し、他の情報処理装置1を情報処理装置1bと表記する。
ここで情報処理装置1aのユーザは、これらのボタンのうち、第4ボタン1414aだけを操作したことがあり、第4ボタン1414aで表示されている「プリンタA」を購入したことが履歴データベース122に記述されている。
一方、例えば、情報処理装置1a以外の情報処理装置1bは複数あり、その中で74台の情報処理装置1bのユーザは、第7ボタン1414dを操作したことがある。そして、第5ボタン1414b、および第6ボタン1414cは情報処理装置1aおよび情報処理装置1bのいずれにおいても操作されたことがない。
このとき、情報処理装置1aの制御部11は、自装置のユーザの操作に応じて操作子画像が選択されたことによりその操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数(以下、第1回数という)を、各操作子画像について特定する。そして、その第1回数が決められた閾値よりも多い場合に、その操作子画像を第1回数に応じた第2の色により表示させる。
すなわち、情報処理装置1aの制御部11は、第4ボタン1414aに割り当てられた処理が実行された回数を1回と特定し、その他のボタンに割り当てられた処理が実行された回数を0回と特定する。そして、制御部11は、決められた閾値である0回とこれらの回数とを比較し、閾値よりも多い回数が特定された第4ボタン1414aを第2の色の1つである青により表示する。
一方、情報処理装置1aの制御部11は、自装置以外の情報処理装置1である情報処理装置1bから履歴を取得し、情報処理装置1bのユーザの各操作に応じて操作子画像が選択されたことによりその操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数(以下、第2回数という)を特定する。そして、その第2回数が決められた閾値よりも多い場合に、その操作子画像を第2回数に応じた第2の色により表示させる。
上述したとおり、74台の情報処理装置1bにおいて、それぞれのユーザは第7ボタン1414dを操作したことがあり、他のボタンについては操作したことがない。したがって、情報処理装置1aにおいて、第7ボタン1414dに割り当てられた処理が実行された回数の合計は74回と特定され、これ以外のボタンに割り当てられた処理が実行された回数の合計は0回と特定される。そして、情報処理装置1aの制御部11は、決められた閾値(例えば、50回)とこれらの回数とを比較し、この閾値よりも多い「74回」が特定された第7ボタン1414dを第2の色の1つである赤により表示する。
図11は、図10に示したGUIにおいて第2の色で表示された操作子画像が選択された場合を示す図である。情報処理装置1aのユーザが青で表示されている第4ボタン1414aを操作すると、情報処理装置1aの制御部11は第4ボタン1414aを選択し、吹き出し枠G2を表示させる。この吹き出し枠G2には、第4ボタン1414aの処理の説明として「この商品は以前にあなたが購入したことのある商品です」という文言が表示され、その購入日などが列挙される。
また、情報処理装置1aのユーザが赤で表示されている第7ボタン1414dを操作すると、情報処理装置1aの制御部11は第7ボタン1414dを選択し、吹き出し枠G3を表示させる。この吹き出し枠G3には、第7ボタン1414dの処理の説明として「この商品は今までに74人の方が購入されています」という文言が表示される。
以上説明した構成により、例えば、ユーザは白色で表示されている第5ボタン1414b、および第6ボタン1414cは自装置(情報処理装置1a)において1回も選択されていないことが分かり、かつ、自装置以外の情報処理装置1bにおいても50回を超えて選択されていないことが分かる。そして、第5ボタン1414b、および第6ボタン1414cを押すことで説明が行われずに、これらに割り当てられた商品の購入ページの画像を表示する処理が行われることをユーザは、操作する前に知ることができる。
一方、ユーザは自身の操作について記憶していなくても、青で表示されている第4ボタン1414aについて1回以上選択したことが分かり、赤で表示されている第7ボタン1414dについて自装置以外の情報処理装置1bにおいて50回を超えて選択されていることが分かる。そしてユーザは、第4ボタン1414a、および第7ボタン1414dを押すことで、これらのボタンに割り当てられた処理について説明が行われることを操作前に知ることができる。
2−5.変形例5
上述した変形例4において、第2の色は、第1回数に応じた色または第2回数に応じた色のいずれかであったが、これらの色を混ぜた色であってもよい。
図12は、この変形例において表示されるガイドの一例を示す図である。図12に示す各ボタンと、図10に示す各ボタンとの異なる点は、第6ボタン1414cが情報処理装置1aのユーザによって今までに1回、操作されたことがあり、かつ、74台の情報処理装置1bのユーザによって操作されたことがあるという点である。この場合、情報処理装置1aの制御部11は、自装置のユーザの操作に応じて操作子画像が選択されたことによりその操作子画像に割り当てられた処理が実行された第1回数を1回と特定し、情報処理装置1bのユーザの各操作に応じて操作子画像が選択されたことによりその操作子画像に割り当てられた処理が実行された第2回数を74回と特定する。そして、制御部11は、第1回数である1回が閾値である0回より多いとを判定し、第2の色の1つである青を選択する。また、制御部11は、第2日位数である74回が閾値である50回より多いと判定し、第2の色の1つである赤を選択する。そして、制御部11は、選択した赤と青を加色法により混合したマゼンタにより、上述した操作子画像を表示させる。
したがって、情報処理装置1aのユーザがマゼンタで表示されている第6ボタン1414cを操作すると、情報処理装置1aの制御部11は第6ボタン1414cを選択し、吹き出し枠G4を表示させる。この吹き出し枠G4には、第6ボタン1414cの処理の説明として「この商品は以前にあなたが購入したことのある商品です」という文言が表示され、その購入日などが列挙されるとともに、「この商品は今までに74人の方が購入されています」という文言が表示される。
以上説明した構成により、ユーザは、GUIを構成する或る操作子画像について、自装置における処理の実行の回数が決められた条件を満たし、かつ、自装置以外の情報処理装置1における処理の実行の回数が決められた条件を満たす場合に、そのことを操作の前に知ることができる。
2−6.変形例6
上述した変形例4などにおいて、情報処理装置1は、自装置または自装置以外の情報処理装置1における処理の履歴を区別していたが、各情報処理装置1のユーザの属性に応じて処理の履歴を区別してもよい。例えば、ユーザの年齢、性別、職業など様々な属性ごとに履歴を記憶してもよい。
図13は、この変形例におけるガイドの例を示す図である。情報処理装置1は、男性のユーザによって操作されたことがあるボタンについては青で、女性のユーザによって操作されたことがあるボタンについては赤で表示する。そして、男性のユーザにも女性のユーザにも操作されたことがあるボタンについては、それらの操作により処理が実行された回数に応じた割合で赤と青を混合した色で表示する。
例えば、図13に示す第4ボタン1414aは男性だけに操作されたことがあり、女性に操作されたことがないため、100%の青で表示される。一方、第7ボタン1414dは女性だけに操作されたことがあり、男性に操作されたことがないため、100%の赤で表示される。そして、第6ボタン1414cは男性にも女性にも操作されたことがあり、その比率は男性48%に対し女性52%である。したがって、第6ボタン1414cは、48%の青と52%の赤を混ぜたマゼンタで表示される。
この場合、情報処理装置1のユーザが第6ボタン1414cを操作すると、情報処理装置1の制御部11は第6ボタン1414cを選択し、吹き出し枠G5を表示させる。この吹き出し枠G5には、第6ボタン1414cの処理の説明として「この商品を購入されたお客様の男女比は以下のとおりです」という文言が表示され、その男女比を表現する円グラフなどが表示される。
以上説明した構成により、ユーザは、GUIを構成する或る操作子画像について、自装置および自装置以外の情報処理装置1のユーザが選択し、処理が実行されたことについて、そのユーザの属性を知ることができる。例えば、上述したショッピングサイトの場合、商品の購入者の比率をそのユーザの属性ごとに把握することができる。
2−7.変形例7
上述した変形例4において、自装置および自装置以外の情報処理装置1のユーザについての履歴に応じたGUIが同時に表示されたが、いずれか一方のみを表示するようにしてもよい。この場合、情報処理装置1の操作部13は、自装置のユーザについての履歴に応じたGUIが表示されるガイドモード(以下、第1のモードという)と、自装置以外の情報処理装置1のユーザについての履歴に応じたGUIが表示されるガイドモード(以下、第2のモードという)とを切り替える操作を受付けてもよい。
図14は、この操作を受付ける操作子画像の一例を示す図である。第8ボタン1413aは、自装置のモードが第1のモードに設定されている場合に表示されるボタンであり、第9ボタンb1と第10ボタンb2とを有する。そして、自装置のモードが第1のモードに設定されている場合に、情報処理装置1の制御部11(表示制御部111)は、自装置においてユーザの操作に応じて操作子画像が選択されたことによりその操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数、またはその処理が説明された回数を特定する。そして、表示制御部111は、特定したその回数が決められた閾値よりも多い場合に、その操作子画像の色を第1の色または第2の色に決定し、その色によりその操作子画像を表示させる。
第9ボタンb1は、「他人の情報を表示」という文言が表示されたボタンであり、ガイドモードを第1のモードから第2のモードに切り替える操作を受付ける。ユーザが第9ボタンb1を操作すると、制御部11は、ガイドモードを第1のモードから第2のモードに切り替える。そして、第2のモードに切り替わると、第9ボタンb1は、「自分の情報を表示」という文言が表示されたボタンに変化する。
表示制御部111は、自装置のモードが第2のモードに設定されている場合に、自装置以外の情報処理装置1において、その情報処理装置1のユーザの操作に応じて操作子画像が選択されたことによりその操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数、またはその処理が説明された回数を特定する。そして、表示制御部111は、特定したその回数が決められた閾値よりも多い場合に、その操作子画像の色を第1の色または第2の色に決定し、その色によりその操作子画像を表示させる。
第2のモードにおいて、第9ボタンb1が操作されると、制御部11は、ガイドモードを第2のモードから第1のモードに切り替える。なお、第10ボタンb2がユーザに操作されると、制御部11は、ガイドモードを解除して通常モードに移行する。
2−8.変形例8
GUIの各操作子画像に割り当てられた処理は、その操作子画像に割り当てられた資源の利用を要求する処理であってもよい。資源とは、例えば、IEEE802.11などに準拠した規格の無線LAN(Local Area Network)を提供する機器や、道路、鉄道などの交通網などである。そして、この場合、情報処理装置1は、その処理により資源の利用が要求された回数に応じた情報を説明してもよい。
例えば、複数の無線LANがそれぞれの無線機器によって提供されている場合において、情報処理装置1が、ユーザにいずれかの無線機器を選択させるためのGUIを表示している場合、GUIに含まれる複数のボタンにはそれぞれ各無線機器が対応付けられている。そして各ボタンは、対応付けられている無線機器の利用が要求された回数に応じた色で表示されている。例えば、回数が少ないほど白色に近くなり、多いほど黒色に近くなるといった具合である。この構成により、なるべく混んでいない無線機器を選択したいのであれば、ユーザは、各ボタンの色を見比べて、より白色に近いボタンを選択すればよい。そして、操作されたボタンに対応付けられている無線機器の利用が要求された回数が決められた閾値よりも多い場合、情報処理装置1はそのボタンについてのガイドを表示する。このガイドとは、例えば、「この無線機器は10人以上のユーザから利用が要求されています」といったものである。これにより、情報処理装置1は資源の利用が要求された回数が多い場合に、そのことをユーザに伝えることができる。
2−9.変形例9
上述した実施形態において、情報処理装置1の制御部11は、第2の色により表示させられた操作子画像を選択した場合に、その操作子画像に割り当てられた処理をユーザに説明していたが、説明した上で、その処理を実行するか否かについて選択させてもよい。
図15は、この変形例におけるガイドの一例を示す図である。図15に示す吹き出し枠G6の内側には「定型文書を編集できます。設定するとメッセージに自動的に付与されて便利です」という文言が表示され、その下には「定型文設定確認を実行しますか?」という問と肯定ボタンb3および否定ボタンb4が表示される。肯定ボタンb3には「はい」という文言が表示されており、これをユーザが操作すると制御部11は処理を実行する。否定ボタンb4には「いいえ」という文言が表示されており、これをユーザが操作すると制御部11は処理を実行せずに吹き出し枠G6を消去する。すなわち、情報処理装置1の制御部11は、処理を説明した後にその処理を実行する旨の操作を受付けた場合に、その処理を実行する実行手段として機能する。
2−10.変形例10
上述したように、本発明は情報処理装置1の発明として観念されるが、情報処理装置1の制御方法として観念することも可能である。
2−11.変形例11
情報処理装置1の制御部11によって実行されるOSやアプリのプログラムは、磁気テープや磁気ディスクなどの磁気記録媒体、光ディスクなどの光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体メモリなどの、コンピュータ装置が読み取り可能な記録媒体に記憶された状態で提供し得る。また、このプログラムを、インターネットなどのネットワーク経由でダウンロードさせることも可能である。なお、上記の制御部11によって例示した制御手段としてはCPU以外にも種々の装置が適用される場合があり、例えば、専用のプロセッサなどが用いられる。
2−12.変形例12
上述した実施形態において、タッチパネル131は、指示体が触れている位置を検知していたが、画面141と重なる領域における位置を指示する指示体を用いたユーザの操作を検知するのであれば、指示体が触れていない位置を検知してもよい。例えば、画面141と重なる領域であって画面141とは離れた位置にユーザが指示体を配置した場合に、タッチパネル131は、この指示体の配置された位置を検知してもよい。この場合、タッチパネル131は例えば撮像素子を有する撮像装置であって、画面141の近傍の空間を撮像することで、その空間内に配置された指示体の位置を検知してもよい。
また、タッチパネル131は、近接センサや静電センサなどを用いることで、指示体が配置された位置を検知してもよい。この場合においても、タッチパネル131は、接触することなく指示体を検知する。要するに、タッチパネル131は、画面141と重なる領域における位置を指示する指示体を用いたユーザの操作を検知するものであれば、どのような構成であってもよい。
2−13.変形例13
上述した実施形態において、情報処理装置1は、タブレット端末であったが、これに限られない。例えば情報処理装置1は、スマートフォンなどの携帯電話機、スレートPC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯音楽再生機、携帯動画再生機、ゲーム機、電子書籍の閲覧装置、ナビゲーション装置などであってもよい。
1,1a,1b…情報処理装置、11…制御部、111…表示制御部、112…選択部、113…実行部、114…説明部、115…設定部、12…記憶部、121…ガイドデータベース、122…履歴データベース、13…操作部、131…タッチパネル、132…ボタン、14…表示部、141…画面、1411…第1ボタン、1412…第2ボタン、1413…第3ボタン、1413a…第8ボタン、1414a…第4ボタン、1414b…第5ボタン、1414c…第6ボタン、1414d…第7ボタン。

Claims (8)

  1. 処理に割り当てられた操作子画像を表示手段に表示させる表示制御手段であって、前記操作子画像に割り当てられた処理が実行されたこと、または当該処理の説明が行われたことの履歴に基づいて、それぞれの前記操作子画像を、処理の実行対象であることを意味する第1の色または処理の説明対象であることを意味する第2の色により表示させる表示制御手段と、
    ユーザの操作に応じて前記操作子画像を選択する選択手段と、
    前記第1の色により表示させられた操作子画像を前記選択手段が選択した場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を実行する実行手段と、
    前記第2の色により表示させられた操作子画像を前記選択手段が選択した場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を前記ユーザに説明する説明手段と
    を備え
    前記表示制御手段は、自装置の前記ユーザの操作に応じて前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数である第1回数を特定するとともに、自装置以外の情報処理装置において、当該情報処理装置のユーザの操作に応じて当該情報処理装置の選択手段によって前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数である第2回数を特定し、前記第1回数に応じた第3の色と前記第2回数に応じた第4の色とを混合した色を前記第2の色とし、前記操作子画像を当該第2の色により表示させる
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 処理に割り当てられた操作子画像を表示手段に表示させる表示制御手段であって、前記操作子画像に割り当てられた処理が実行されたこと、または当該処理の説明が行われたことの履歴に基づいて、それぞれの前記操作子画像を、処理の実行対象であることを意味する第1の色または処理の説明対象であることを意味する第2の色により表示させる表示制御手段と、
    ユーザの操作に応じて前記操作子画像を選択する選択手段と、
    前記第1の色により表示させられた操作子画像を前記選択手段が選択した場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を実行する実行手段と、
    前記第2の色により表示させられた操作子画像を前記選択手段が選択した場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を前記ユーザに説明する説明手段と、
    前記ユーザの操作に応じて、自装置のモードを第1のモードまたは第2のモードに設定する設定手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、
    前記自装置のモードが前記第1のモードに設定されている場合に、自装置の前記ユーザの操作に応じて前記選択手段によって前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数、または当該処理が説明された回数を特定し、
    前記自装置のモードが前記第2のモードに設定されている場合に、自装置以外の情報処理装置において、当該情報処理装置のユーザの操作に応じて当該情報処理装置の選択手段によって前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数、または当該処理が説明された回数を特定し、
    特定された当該回数が決められた閾値よりも多い場合に、当該操作子画像を前記第1の色または前記第2の色により表示させる
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 数の情報処理装置と、前記各情報処理装置と通信するサーバ装置とを備え、
    前記各情報処理装置は、
    処理に割り当てられた操作子画像を表示手段に表示させる表示制御手段であって、前記操作子画像に割り当てられた処理が実行されたこと、または当該処理の説明が行われたことの履歴に基づいて、それぞれの前記操作子画像を、処理の実行対象であることを意味する第1の色または処理の説明対象であることを意味する第2の色により表示させる表示制御手段と、
    ユーザの操作に応じて前記操作子画像を選択する選択手段と、
    前記第1の色により表示させられた操作子画像を前記選択手段が選択した場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を実行する実行手段と、
    前記第2の色により表示させられた操作子画像を前記選択手段が選択した場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を前記ユーザに説明する説明手段とをそれぞれ備え、
    前記サーバ装置は、
    前記各情報処理装置において、前記実行手段が前記処理を実行した場合に当該処理が実行されたことの履歴を記憶し、前記説明手段が前記処理を説明した場合に当該処理が説明されたことの履歴を記憶する記憶手段を備え、
    前記各情報処理装置の前記表示制御手段は、前記サーバ装置の前記記憶手段に記憶された前記履歴に基づいて、自装置の前記ユーザの操作に応じて前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数である第1回数を特定するとともに、自装置以外の情報処理装置において、当該情報処理装置のユーザの操作に応じて当該情報処理装置の選択手段によって前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数である第2回数を特定し、前記第1回数に応じた第3の色と前記第2回数に応じた第4の色とを混合した色を前記第2の色とし、前記操作子画像を当該第2の色により表示させる
    ことを特徴とする情報処理システム。
  4. 複数の情報処理装置と、前記各情報処理装置と通信するサーバ装置とを備え、
    前記各情報処理装置は、
    処理に割り当てられた操作子画像を表示手段に表示させる表示制御手段であって、前記操作子画像に割り当てられた処理が実行されたこと、または当該処理の説明が行われたことの履歴に基づいて、それぞれの前記操作子画像を、処理の実行対象であることを意味する第1の色または処理の説明対象であることを意味する第2の色により表示させる表示制御手段と、
    ユーザの操作に応じて前記操作子画像を選択する選択手段と、
    前記第1の色により表示させられた操作子画像を前記選択手段が選択した場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を実行する実行手段と、
    前記第2の色により表示させられた操作子画像を前記選択手段が選択した場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を前記ユーザに説明する説明手段と、
    前記ユーザの操作に応じて、自装置のモードを第1のモードまたは第2のモードに設定する設定手段と、をそれぞれ備え、
    前記サーバ装置は、
    前記各情報処理装置において、前記実行手段が前記処理を実行した場合に当該処理が実行されたことの履歴を記憶し、前記説明手段が前記処理を説明した場合に当該処理が説明されたことの履歴を記憶する記憶手段を備え、
    前記各情報処理装置の前記表示制御手段は、前記サーバ装置の前記記憶手段に記憶された前記履歴に基づいて、前記自装置のモードが前記第1のモードに設定されている場合に、自装置の前記ユーザの操作に応じて前記選択手段によって前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数、または当該処理が説明された回数を特定し、
    前記自装置のモードが前記第2のモードに設定されている場合に、自装置以外の情報処理装置において、当該情報処理装置のユーザの操作に応じて当該情報処理装置の選択手段によって前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数、または当該処理が説明された回数を特定し、
    特定された当該回数が決められた閾値よりも多い場合に、当該操作子画像を前記第1の色または前記第2の色により表示させる
    ことを特徴とする情報処理システム。
  5. 理に割り当てられた操作子画像を表示手段に表示させる表示制御ステップであって、前記操作子画像に割り当てられた処理が実行されたこと、または当該処理の説明が行われたことの履歴に基づいて、それぞれの前記操作子画像を、処理の実行対象であることを意味する第1の色または処理の説明対象であることを意味する第2の色により表示させる表示制御ステップと、
    ユーザの操作に応じて前記操作子画像を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにおいて、前記第1の色により表示させられた操作子画像が選択された場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を実行する実行ステップと、
    前記選択ステップにおいて、前記第2の色により表示させられた操作子画像が選択された場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を前記ユーザに説明する説明ステップと
    を備え
    前記表示制御ステップは、自装置の前記ユーザの操作に応じて前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数である第1回数を特定するとともに、自装置以外の情報処理装置において、当該情報処理装置のユーザの操作に応じて当該情報処理装置の選択ステップにおいて前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数である第2回数を特定し、前記第1回数に応じた第3の色と前記第2回数に応じた第4の色とを混合した色を前記第2の色とし、前記操作子画像を当該第2の色により表示させる情報処理装置の制御方法。
  6. 処理に割り当てられた操作子画像を表示手段に表示させる表示制御ステップであって、前記操作子画像に割り当てられた処理が実行されたこと、または当該処理の説明が行われたことの履歴に基づいて、それぞれの前記操作子画像を、処理の実行対象であることを意味する第1の色または処理の説明対象であることを意味する第2の色により表示させる表示制御ステップと、
    ユーザの操作に応じて前記操作子画像を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにおいて、前記第1の色により表示させられた操作子画像が選択された場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を実行する実行ステップと、
    前記選択ステップにおいて、前記第2の色により表示させられた操作子画像が選択された場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を前記ユーザに説明する説明ステップと、
    前記ユーザの操作に応じて、自装置のモードを第1のモードまたは第2のモードに設定する設定ステップと、
    を備え、
    前記表示制御ステップは、
    前記自装置のモードが前記第1のモードに設定されている場合に、自装置の前記ユーザの操作に応じて前記選択ステップにおいて前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数、または当該処理が説明された回数を特定し、
    前記自装置のモードが前記第2のモードに設定されている場合に、自装置以外の情報処理装置において、当該情報処理装置のユーザの操作に応じて当該情報処理装置の選択ステップにおいて前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数、または当該処理が説明された回数を特定し、
    特定された当該回数が決められた閾値よりも多い場合に、当該操作子画像を前記第1の色または前記第2の色により表示させる情報処理装置の制御方法。
  7. 示手段を備えたコンピュータに、
    処理に割り当てられた操作子画像を前記表示手段に表示させる表示制御ステップであって、前記操作子画像に割り当てられた処理が実行されたこと、または当該処理の説明が行われたことの履歴に基づいて、それぞれの前記操作子画像を、処理の実行対象であることを意味する第1の色または処理の説明対象であることを意味する第2の色により表示させる表示制御ステップと、
    ユーザの操作に応じて前記操作子画像を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにおいて、前記第1の色により表示させられた操作子画像が選択された場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を実行する実行ステップと、
    前記選択ステップにおいて、前記第2の色により表示させられた操作子画像が選択された場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を前記ユーザに説明する説明ステップと
    を実行させるとともに、
    前記表示制御ステップにおいて、自装置の前記ユーザの操作に応じて前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数である第1回数を特定するとともに、自装置以外の情報処理装置において、当該情報処理装置のユーザの操作に応じて当該情報処理装置の選択ステップにおいて前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数である第2回数を特定し、前記第1回数に応じた第3の色と前記第2回数に応じた第4の色とを混合した色を前記第2の色とし、前記操作子画像を当該第2の色により表示させるためのプログラム。
  8. 表示手段を備えたコンピュータに、
    処理に割り当てられた操作子画像を前記表示手段に表示させる表示制御ステップであって、前記操作子画像に割り当てられた処理が実行されたこと、または当該処理の説明が行われたことの履歴に基づいて、それぞれの前記操作子画像を、処理の実行対象であることを意味する第1の色または処理の説明対象であることを意味する第2の色により表示させる表示制御ステップと、
    ユーザの操作に応じて前記操作子画像を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにおいて、前記第1の色により表示させられた操作子画像が選択された場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を実行する実行ステップと、
    前記選択ステップにおいて、前記第2の色により表示させられた操作子画像が選択された場合に、当該操作子画像に割り当てられた前記処理を前記ユーザに説明する説明ステップと、
    前記ユーザの操作に応じて、自装置のモードを第1のモードまたは第2のモードに設定する設定ステップと、
    を実行させるとともに、
    前記表示制御ステップにおいて、
    前記自装置のモードが前記第1のモードに設定されている場合に、自装置の前記ユーザの操作に応じて前記選択ステップにおいて前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数、または当該処理が説明された回数を特定し、
    前記自装置のモードが前記第2のモードに設定されている場合に、自装置以外の情報処理装置において、当該情報処理装置のユーザの操作に応じて当該情報処理装置の選択ステップにおいて前記操作子画像が選択されたことにより当該操作子画像に割り当てられた処理が実行された回数、または当該処理が説明された回数を特定し、
    特定された当該回数が決められた閾値よりも多い場合に、当該操作子画像を前記第1の色または前記第2の色により表示させるためのプログラム。
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