JP6119460B2 - 発光ユニット、及び、電子機器 - Google Patents

発光ユニット、及び、電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP6119460B2
JP6119460B2 JP2013134784A JP2013134784A JP6119460B2 JP 6119460 B2 JP6119460 B2 JP 6119460B2 JP 2013134784 A JP2013134784 A JP 2013134784A JP 2013134784 A JP2013134784 A JP 2013134784A JP 6119460 B2 JP6119460 B2 JP 6119460B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light emitting
optical member
emitting unit
organic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013134784A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015011799A (ja
Inventor
竜平 砂山
竜平 砂山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2013134784A priority Critical patent/JP6119460B2/ja
Publication of JP2015011799A publication Critical patent/JP2015011799A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6119460B2 publication Critical patent/JP6119460B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、光源として有機エレクトロルミネッセンス素子を備える発光ユニット、及び、この発光ユニットを備える電子機器に関する。
電子機器は携帯ゲーム機、携帯電話、タブレット等の携帯型が普及し、小型化、薄型化が進むにつれ、内部部品も小型化している。このため、これらの電子機器に搭載される有機EL素子も、実装面積の縮小が進んでいる。
狭い筺体に、所定の面積の発光アイコンを構成する場合、LEDでは点光源のため、外観に粒状感がある。つまり、点光源により、光射出面における輝度ムラが大きく、照度分布等の表示品質の低下が問題となる。
LED照明においては、点光源の粒状感を消し、照度分布等の表示品質を改善するために、光源に対し大きなレンズ等の光学部材を適用することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−63762号公報
しかしながら、LED照明等において、照度分布の改善に用いられる光学部材は、光学部材自体が大きく、また、光源と光学部材との間に十分な間隔を設けることが必要となり、装置の小型化が困難となる。
従って、小型化された電子機器において、狭い筐体内に輝度ムラが少なく、照度分布が良好な発光部を設けることが難しい。
上述した問題の解決のため、本発明においては、狭い筐体内に搭載した場合においても、照度分布の良好な発光ユニット、及び、電子機器と提供するものである。
本発明の発光ユニットは、有機エレクトロルミネッセンス素子と、有機エレクトロルミネッセンス素子の光の射出方向に配置され、有機エレクトロルミネッセンス素子の発光領域の発光中心の光を拡散させる構成を有する光学部材とを備える。
また、本発明の電子機器は、筐体内に上記発光ユニットを備える。
本発明の発光ユニットでは、光源として面発光の有機エレクトロルミネッセンス素子を用い、さらに、この光源からの光を光学部材で拡散させることにより、輝度が高くなりやすい発光領域の中心部分の光を、周囲に拡散することができる。このため、発光ユニットから射出される光の照度分布を良好にすることができる。
また、上記発光ユニットを備えることにより、照度分布の良好な発光部を備える電子機器を構成することができる。
本発明によれば、狭い筐体内に搭載した場合においても、照度分布が良好な発光ユニット、及び、電子機器と提供することができる。
第1実施形態の電子機器の概略構成を示す図である。 第1実施形態の電子機器の断面図である。 発光ユニットに搭載される光学部材の構成を示す図である。 照度分布のシミュレーション結果を示す図である。 照度分布のシミュレーション結果を示す図である。 第2実施形態の電子機器の断面図である。 発光ユニットに適用可能な光学部材の構成を示す図である。 発光ユニットに適用可能な光学部材の構成を示す図である。 発光ユニットに適用可能な光学部材の構成を示す図である。 発光ユニットに適用可能な光学部材の構成を示す図である。 発光ユニットに適用可能な光学部材の構成を示す図である。 発光ユニットに適用可能な光学部材の構成を示す図である。 発光ユニットに適用可能な光学部材の構成を示す図である。 発光ユニットに適用可能な光学部材の構成を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態の例を説明するが、本発明は以下の例に限定されるものではない。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.電子機器(第1実施形態)
2.電子機器(第2実施形態)
3.光学部材の変形例
〈1.電子機器(第1実施形態)〉
[電子機器の構成]
以下、本発明の電子機器の具体的な実施の形態について説明する。
図1に、本実施の形態の電子機器の概略構成を示す。また、図2に、図1に示す電子機器のA−A線断面に相当する発光部の構成を示す。
図1に示す電子機器10は、筐体11と、この筐体11の一部に設けられた発光部12とを備える。図1では、電子機器10の筐体は直方体であり、この上面11Aに発光部12が備えられている。
また、発光部12は、筐体11内に搭載された有機エレクトロルミネッセンス素子(有機EL素子)20や、タッチセンサ24等を備えている。
電子機器10において発光部12は、任意の文字又は図形等を示す表示に用いることができる。発光により、発光部12は、従来の発光しない表示に比べて視認性が高く、表示効果が高い。さらに、発光部12は電子機器10の筐体11内に形成されるため、発光部12を搭載するための部材を別に設ける必要がなく、少ない部品で電子機器に発光機能を有する表示部を形成することができる。
本例の電子機器10の用途は特に限定されず、例えば、携帯電話、スマートフォン、携帯ゲーム機、モバイル端末、撮像装置、PC、PDA、小型情報機器端末、表示機器、
等の小型の電子機器に適用することができる。また、プリンタ、ファックス、オーディオ、及びビジュアル機器等の携帯されない電子機器にも適用することができる。
[発光部の構成]
図2は、電子機器10のA−A線断面における有機EL素子20とタッチセンサ24とを含む、発光部12の周辺領域の断面図である。
図2に示すように、発光部12は、筐体11内に発光ユニット15を備える。発光ユニット15は、少なくとも有機EL素子20と、有機EL素子20の光の射出方向に設けられた光学部材とを備える。図2に示す発光ユニット15では、光学部材として、凹レンズ25を例示している。
また、この発光ユニット15には、有機EL素子20を筐体11に固定するための支持部材23、及び、有機EL素子20と光学部材との間に設けられたタッチセンサ24とを備える。
また、電子機器10は、図2に示すように、筐体11内において、電子機器10の制御回路等が形成される基板エリア13や、有機EL素子20、及び、タッチセンサ24等に電力を供給する電源部が設けられるバッテリエリア14等を備えている。
有機EL素子20は、発光領域21と、発光領域21の周囲に設けられた非発光領域であるベゼル部22とを有する。発光領域21は、例えば、対となる電極と、この電極間に少なくとも発光層を有する発光ユニットが設けられている。ベゼル部22は、例えば、上記電極に接続するための配線や、発光ユニットを封止するための封止部材、その他設計上のスペース等が設けられている。
発光部12に、面発光の有機EL素子20を用いることにより、従来のLEDを用いた場合よりも光の拡散性に優れた発光ユニット15を構成することができる。しかしながら、小型の電子機器においては発光ユニット15の実装面積の小さく、搭載される有機EL素子20の面積も小型化される。このため、有機EL素子20の面積中、発光領域21の外周に非発光領域であるベゼル部22の影響が大きくなり、発光領域21が狭められる。従って、狭い領域に有機EL素子20を実装と、ベゼル部22が障害となって発光領域21が狭くなり、照度分布が良好な、輝度均一性の高い発光部12を得ることが難しくなる。
このため、発光部12は、射出光の配光性を向上させるため、有機EL素子20の光の射出方向に光学部材が配置されている。光学部材としては、照度分布の改善に有効な構成を適用する必要がある。このような構成としては、有機EL素子20の発光領域21の中央部の光を、周囲に拡散させることが可能な構成を用いる。例えば、発光領域21の中央部の光を周囲に拡散させる構成としては、図2に示すような凹レンズ25を用いることが好ましい。
また、光学部材は、有機EL素子20の発光領域21よりも、広い面積を有していることが好ましい。光学部材が発光領域21よりも広い面積を有することにより、発光部12の外部から見た発光幅を、擬似的に広げることができる。擬似的に発光幅を広げることにより、照度分布が改善され、外観上の表示品質が向上する。
光学部材は、狙いの方向にだけ光を広げる形状を有することが好ましい。例えば、有機EL素子20の発光領域21の発光中心付近の光を拡散させ、発光領域21の端部の光を集光するような形状とすることが好ましい。
さらに、光学部材は、光の射出面側(図面上方)が、他構成物への配慮から、筐体11の外周面と同一形状とすることが好ましい。例えば、発光部12が設けられる位置の周囲の筐体11が、平坦面である場合には、光学部材の射出面側が平坦面であることが好ましい。また、発光部12が設けられる位置の周囲の筐体11が、曲面である場合には、光学部材の射出面側が曲面であることが好ましい。
また、光学部材と筐体11の外周面との間に、他の構成物が配置される場合には、他の構成物への影響を配慮した形状、例えば、光学部材の射出面側を平坦面とすることが好ましい。
[光学部材]
図3に、光学部材に用いられる凹レンズ25の詳細を示す。
光学部材は、小型の携帯電子機器に搭載されることを考慮すると、厚さは1mm程度まで薄く形成することが好ましい。このように、薄い光学部材で、配光性を向上させるためには、凹状表面と凸状表面とを組み合わせたレンズを用いることが好ましい。
図3に示す凹レンズ25は、光の入射面側において、中心から外周方向に、第1表面25A、第2表面25B、及び、第3表面25Cを有し、光の射出面側に、第4表面25Dを有する非球面レンズである。また、それぞれ、第1表面25Aが凹状表面、第2表面25Bが凸状表面、第3表面25Cが平坦面、第4表面25Dが平坦面を有している。
光の入射面側において、中心部に凹状表面の第1表面25Aを有することにより、輝度が高くなりやすい発光領域21の中心部分の光を、周囲に拡散することができる。また、中心部の第1表面25Aの周囲を覆うように、凸状表面の第2表面25Bを有することにより、輝度が低くなりやすい発光領域21の周縁部分の光を、発光部の射出方向に集めることができる。このため、発光部の射出方向(図面上方)だけでなく、筐体11の内部側面等に照射、吸収される光を、発光部の射出方向に導出することができる。
上述の構成の凹レンズ25であれば、光路長を1mm程度まで短くすることが可能であり、効率低下も抑えられる。
さらに、光学部材としては、凹レンズ25の周縁部分に設けられる平坦面の第3表面25Cと、凹レンズ25の側面において、反射部材26を設けることが好ましい。
第3表面25Cに設ける反射部材26は、発光領域21から凹レンズ25への光の入射を妨げない位置に設ける。例えば、発光領域21よりも広い領域を、反射部材26を設けない領域とし、この領域よりも外周側を、反射部材26を設ける領域とする。
凹レンズ25の側面に設ける反射部材26の領域は、特に限定されず、筐体への取り付けや周辺の他の構成部材に影響しない位置に設ければよい。
反射部材26としては、反射面をフロスト化することが好ましい。反射部材26の反射面が鏡面であると、反射光の拡散性が不十分となりやすい。反射部材26の反射面をフロスト化することにより、反射光の拡散性を向上させることができ、反射部材26による配光性の向上がより効果的となる。
光学部材は、凹レンズ25と別個の反射膜を備える部材を組み込んでもよく、また、凹レンズ25を反射材でコーティングしてもよい。
このように、発光領域21の中心部分の光を拡散する光学部材を用いることにより、光学部材による配光性を高めることができ、発光部の照度分布の改善が可能となる。
さらに、発光領域21の周縁部分の光を集光する構成や、反射部材26を備えることにより、凹レンズ25からの光の取り出し効率が向上し、発光部から射出される光量の増加や、発光部の照度分布の改善が可能となる。
また、光の拡散性を向上させる方法として、有機EL素子20に両面発光型の構成を適用し、筐体11の内部側面、及び、有機EL素子20と支持部材23との間に、反射部材を配置することができる。
両面発光型の有機EL素子20の下面側(発光部の光射出方向の逆側)に、反射部材を配置することで、有機EL素子20の下面側から射出された光が、下面側の反射部材、及び、筐体11の内部側面の反射、拡散される。
このような構成では、有機EL素子20の下面側から射出される光の光路長が、上面から射出される光の光路長よりも大きくなるため、光の拡散性に優れ、照度分布の改善に有効である。
[光学シミュレーション]
上述の構成の発光部において照度分布のシミュレーションを行い、凹レンズの有無による照度分布の比較を行った。シミュレーション結果を図4、及び、図5に示す。図4が、凹レンズを備える発光ユニットの照度分布であり、図5が、凹レンズを備えていない発光ユニットの照度分布である。
図4、及び、図5に示すように、凹レンズを備えることにより、明らかに照度分布が改善されている。従って、発光ユニットにおいて、上述の凹レンズのような光学部材を備えることにより、照度分布を改善することができ、輝度均一性の高い発光部を有する電子機器を得ることができる。
なお、上述の実施形態において説明した発光ユニットは、少なくとも、光源となる有機EL素子20と、有機EL素子20からの光を拡散するための光学部材とを備える。また、その他の構成は任意の構成である。また、タッチセンサ24等の構成も必須の構成ではなく任意の構成である。
さらに、図2に示すように、支持部材23と、有機EL素子20とは、一体化した構成でもよく。また、支持部材23を用いずに、有機EL素子20を直接、筐体11に固定してもよい。有機EL素子20とタッチセンサ24とは、一体化していてもよい。
[有機EL素子の構成層]
上述の発光ユニットに適用される有機EL素子20の構成は、特に限定されない。また、トップエミッション型、ボトムエミッション型、両面発光型及びその他の構成を適用することができる。両面発光型の場合には、光の射出方向と反対側の面に反射部材等を設けることが可能である。
以下、有機EL素子の構成の一例について説明する。
有機EL素子において、発光領域は、電極間に発光性を有する発光機能層を備える構成である。電極は第1電極と第2電極とからなり、それぞれ有機EL素子の陰極又は陽極を構成する。発光機能層は、少なくとも発光性を有し、有機材料から構成された発光層を有する。さらに、発光層と電極との間に他の層を備えていてもよい。
有機EL素子の代表的な素子構成としては、以下の構成を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
(1)陽極/発光層/陰極
(2)陽極/発光層/電子輸送層/陰極
(3)陽極/正孔輸送層/発光層/陰極
(4)陽極/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/陰極
(5)陽極/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/電子注入層/陰極
(6)陽極/正孔注入層/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/陰極
(7)陽極/正孔注入層/正孔輸送層/(電子阻止層/)発光層/(正孔阻止層/)電子輸送層/電子注入層/陰極
上記の中で(7)の構成が好ましく用いられるが、これに限定されるものではない。
上記の代表的な素子構成において、陽極と陰極を除く層が、発光性を有する発光機能層である。
(発光機能層)
上記構成において、発光層は、単層または複数層で構成される。発光層が複数の場合は、各発光層の間に非発光性の中間層を設けてもよい。
また、必要に応じて、発光層と陰極との間に正孔阻止層(正孔障壁層)や電子注入層(陰極バッファー層)等を設けてもよく、また、発光層と陽極との間に電子阻止層(電子障壁層)や正孔注入層(陽極バッファー層)等を設けてもよい。
電子輸送層は、電子を輸送する機能を有する層である。電子輸送層には、広い意味で電子注入層、及び、正孔阻止層も含まれる。また、電子輸送層は、複数層で構成されていてもよい。
正孔輸送層は、正孔を輸送する機能を有する層である。正孔輸送層には、広い意味で正孔注入層、及び、電子阻止層も含まれる。また、正孔輸送層は、複数層で構成されていてもよい。
(タンデム構造)
また、有機EL素子20は、発光領域21に少なくとも1層の発光層を含む発光機能層を複数積層した、いわゆるタンデム構造の素子であってもよい。
発光機能層とは、上記有機EL素子の構成において、発光性を有する発光機能層に該当する。発光機能層としては、例えば、上記の代表的な素子構成で挙げた(1)〜(7)の構成から、陽極と陰極を除いたもの等が挙げられる。
タンデム構造の代表的な素子構成としては、例えば以下の構成を挙げることができる。
(1)陽極/第1発光機能層/中間層/第2発光機能層/陰極
(2)陽極/第1発光機能層/中間層/第2発光機能層/中間層/第3発光機能層/陰極
ここで、上記第1発光機能層、第2発光機能層及び第3発光機能層は全て同じであっても、異なっていてもよい。また、2つの発光機能層が同じであり、残る1つが異なっていてもよい。
また、各発光機能層は直接積層されていても、中間層を介して積層されていてもよい。中間層は、例えば、中間電極、中間導電層、電荷発生層、電子引抜層、接続層、又は、中間絶縁層等から構成され、陽極側の隣接層に電子を、陰極側の隣接層に正孔を供給する機能を持った層であれば、公知の材料構成を用いることができる。
中間層に用いられる材料としては、例えば、ITO(インジウム・錫酸化物)、IZO(インジウム・亜鉛酸化物)、ZnO、TiN、ZrN、HfN、TiO、VO、CuI、InN、GaN、CuAlO、CuGaO、SrCu、LaB、RuO、Al等の導電性無機化合物層や、Au/Bi等の2層膜や、SnO/Ag/SnO、ZnO/Ag/ZnO、Bi/Au/Bi、TiO/TiN/TiO、TiO/ZrN/TiO等の多層膜、またC60等のフラーレン類、オリゴチオフェン等の導電性有機物層、金属フタロシアニン類、無金属フタロシアニン類、金属ポルフィリン類、無金属ポルフィリン類等の導電性有機化合物層等が挙げられるが、これらに限定されない。
〈2.電子機器(第2実施形態)〉
次に、電子機器の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の電子機器において、筐体及び発光部の構成は、光学部材の構成を除き、上述の第1実施形態で説明する図1及び図2と同様の構成である。このため、上述の第1実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
第2実施形態の電子機器の発光部の概略構成を図6に示す。図6は、上述の図1に示す電子機器のA−A線断面に相当する。図6に示すように、発光部12は、筐体11内に発光ユニット16を備える。
発光ユニット16は、少なくとも有機EL素子20と、有機EL素子20の光の射出方向に設けられた光学部材とを備える。発光ユニット16において、光散乱シート27を備えることを除き、有機EL素子20、凹レンズ25、及び、その他の構成は、上述の第1実施形態と同様の構成である。
図6に示す発光ユニット16は、光学部材として、凹レンズ25と共に、光散乱部材として光散乱シート27が設けられている。光散乱シート27は、凹レンズ25の光の射出面側に設けられている。
光散乱シート27としては、特に限定されず、光学部材として市販されている各種光散乱シートを使用することができる。例えば、拡散材入り樹脂からなる光散乱シート等を用いることができる。
凹レンズ25と光散乱シート27とは、図6に示すように、間隙を有して設けられていてもよく、また、凹レンズ25と光散乱シート27とが接触して設けられていてもよい。凹レンズ25と光散乱シート27とに間隔を設けることにより、光路長が増加するため光拡散が良好となる。
なお、光学部材としては、光散乱シート27を単独で用いてもよい。この場合には、拡散輝度差をスムースにするために、有機EL素子20の発光領域21からの距離を1mm以上設けることが好ましい。
また、光散乱シート27を単独で用いる場合には、拡散輝度差がスムースにするために、光散乱シート27の厚さを1.4mm以上とすることが好ましい。
凹レンズ25とともに、光散乱シート27を用いることにより、光散乱シート27を単独で用いた場合よりも、必要な光路長が短くなり、発光ユニット16の小型化が可能となる。
また、凹レンズ25を単独で用いた場合よりも、発光ユニット16の光射出面での拡散輝度差がスムースになり、発光部12の表示品質を向上させることができる。
また、上述の第2実施形態では、凹レンズ25の光の射出面側に光散乱シート27を設ける構成としているが、光散乱シート27は、凹レンズ25の光の入射面側に設けてもよい。この場合には、光散乱シート27が、有機EL素子20と凹レンズ25との間に配置される構成となる。
凹レンズ25の光の入射面側に光散乱シート27を設けた構成においても、凹レンズ25を単独で用いた場合よりも、発光ユニット16の光射出面での拡散輝度差がスムースになり、発光部12の表示品質を向上させることができる。
上述の実施形態のように、光学部材としてレンズや光散乱部材等の複数の構成部材を組み合わせてもよい。また、複数の構成部材を組み合わせて光学部材を構成する場合においても、光の射出面側は、他構成物への配慮から、最も光の射出面側に設けられる構成部材の表面を、筐体11の外周面と同一形状とすることが好ましい。例えば、上述の形態においては、光散乱シート27の表面を、筐体11の外周面と同一形状とすることが好ましい。
〈3.光学部材の変形例〉
次に、上述の第1実施形態や第2実施形態の電子機器に搭載される、発光ユニットに適用可能な光学部材の例について説明する。光学部材の例を図7〜14に示す。なお、図7〜14に示す光学部材は、発光ユニットにおける、光学部材と、有機EL素子の発光領域の位置とを示している。
(凹レンズ)
図7に示す光学部材31は、光入射面の中央に凹状表面を有し、この凹状表面の周囲に平坦面を有し、光射出面に平坦面を有する凹レンズである。光学部材31は、光入射面の中央に凹状表面を有することにより、発光領域21の中央部の光を、周囲に拡散させることが可能となる。
この光学部材31において、光入射面の中央の凹状表面が形成されている領域内に、有機EL素子の発光領域21が設けられていることが好ましい。凹状表面が形成されている領域内に発光領域21が位置することで、発光領域21からの光が、光学部材31の凹状表面により拡散されやすくなる。このため、発光ユニットにおける照度分布が良好となる。
また、発光領域21から、凹レンズの凹状表面までの光路が長くなり、光の拡散性が向上する。このため拡散輝度差がスムースになり、発光部の表示品質が良好となる。
(プリズム)
図8に示す光学部材32は、有機EL素子の発光領域21の全体を囲むプリズム形状の例である。
光学部材32は、有機EL素子の発光領域21を囲むようにレンズ材が配置されている。さらに、光学部材32は、発光領域21の上方には、略三角形状の空間32Aが、発光領域21よりも広い面積で配列されている。
また、光学部材32からの射出光において、筐体11の光射出面側の端部が、筐体11の外側の開口が広くなるテーパ状に加工されている。そして、筐体11の開口部上に筐体カバー33が設けられている。
光学部材32の構成によれば、レンズ材内で光反射させて光路を確保することができる。このため、発光領域21からの光を拡散させることができ、照度分布の改善や、拡散輝度差をスムースにすることができる。
また、筐体11の開口をテーパ状とすることにより、プリズム状の光学部材32による射出光の光拡散の角度が有効となり、照度分布の改善に効果的となる。
従って、光学部材32の構成に、筐体11の構成を組み合わせることにより、より発光部の表示品質を良好にすることができる。
(ヘイズ率)
図9に示す光学部材34は、ヘイズ率の高い材料を用いて、光の入射面と射出面とが、ともに平坦面である板状の部材である。この構成は、上述の第2実施形態において適用された光散乱シート等を単独で使用した場合が該当する。
ヘイズ率の高い材料を用いることにより、つまり、全透過率のうちの拡散透過率の高い材料を用いることにより、有機EL素子の発光領域21からの光を高い割合で拡散させることができる。このため、光学部材34により、照度分布の改善や、散輝度差をスムースにすることができる。
(凸レンズ)
図10に示す光学部材35は、凸レンズと、この凸レンズの光射出面の中央部に設けられた光散乱部37とからなる。凸レンズは、光入射面の中央に凸部36を有し、この凸部36の周囲に平坦面を有し、光射出面に平坦面を有する。光散乱部37は、凸レンズの表面を磨りガラス状に加工することにより形成されている。
光学部材35において、凸部36は、有機EL素子の発光領域21と近接する面が平坦面である。また、発光領域21と近接する面は、発光領域21以上の面積を有している。また、光散乱部37は、凸部36の発光領域21と近接する面よりも広い領域に形成されている。
発光領域21に近接させて凸部36の平坦面を設けることにより、この平坦面から発光領域21の光を凸レンズ内に導入する。そして、光が集まりやすい凸レンズの光射出面の中央に設けられた光散乱部37において光反射を行わせ、中央部の光を散乱させる。このため、発光領域21の中央部の光を、周囲に拡散させることができる。従って、光学部材35により、発光ユニットにおける照度分布が良好となる。
(非球面レンズ)
図11に示す光学部材38は、光入射面の中央に凸部41を有し、この凸部41の中央部に凹状表面39を有し、凸部41の周囲と光射出面とに平坦面を有する非球面レンズである。
光学部材38は、光入射面の中央に凹状表面39を有することにより、発光領域21の中央部の光を、周囲に拡散させることが可能な構成となる。さらに、光入射側に凸部41を設け、この凸部41内に凹状表面39を設けることにより、凸部41の高さの分だけ光学部材38内の光路を長くすることができる。
光路長を増加する分だけ、光の拡散性に優れ、発光ユニットにおける照度分布の改善に有効となる。
光学部材38において、光入射面の中央の凹状表面39が形成されている領域内に、有機EL素子の発光領域21が設けられていることが好ましい。凹状表面が形成されている領域内に発光領域21が位置することで、発光領域21からの光が、光学部材38の凹状表面により拡散されやすくなる。このため、発光ユニットにおける照度分布が良好となる。
(シボ加工)
図12に示す光学部材42は、凸レンズと、この凸レンズの光射出面の中央部に設けられたシボ加工部44とからなる。凸レンズは、光入射面の中央に凸部43を有し、この凹状表面の周囲に平坦面を有する。光学部材42において、凸部43は、上述の図10に示す凸レンズと同様の構成である。
シボ加工部44は、凸レンズの光射出面側の全面に設けられている。シボ加工部44は、凸レンズの中央部で密度が高く、周囲に行くに従って密度が低下するように形成されている。
シボ加工部44により、凸レンズの光射出面側に反射構造が形成されることにより、発光領域21に近接させた凸部43の平坦面をから導入した光を、シボ加工部44において光反射を行わせ、光射出面側で光を散乱させることができる。
特に、シボ加工部44の密度を凸レンズの中央部で高くすることにより、光が集まりやすい凸レンズの光射出面の中央における光散乱効果を大きくすることができる。
このため、発光領域21の中央部の光を、周囲に拡散させることができ、光学部材42により、発光ユニットにおける照度分布が良好となる。
(フレネルレンズ)
図13に示す光学部材45は、光入射面側に凸部46を有し、この凸部46の周囲にレンズの曲率を有する帯状の突起を平面上に配列させたフレネルレンズ面47を有する、フレネルレンズである。
光学部材45において、凸部46は、有機EL素子の発光領域21と近接する面が平坦面である。また、発光領域21と近接する面は、発光領域21よりも小さな面積を有している。
発光領域21の中央部分から射出される光や、凸部46の周辺の発光領域21から凸部46の方向に射出される光は、凸部46から光学部材45に導入される。
また、凸部46の周辺の発光領域21から光学部材45の外周方向に射出される光は、フレネルレンズ面47により集光される。このため、輝度が低くなりやすい発光領域21の周縁部分の光を、光学部材45の射出方向に集めることができる。このため、発光部の射出方向(図面上方)だけでなく、筐体の内部側面等に照射、吸収される光を、発光部の射出方向に導出することができる。
従って、光学部材45により、発光領域21の中央部の光を、周囲に拡散させることができ、光学部材45により、発光ユニットにおける照度分布が良好となる。また、フレネルレンズ面47により、発光部から射出される光量の増加や、発光部の照度分布の改善が可能となる。
(光散乱部材)
図14に示す光学部材は、レンズと光散乱部材とを組み合わせた例である。この光学部材は、凹レンズ25と、この凹レンズ25の凹部に設けられた光散乱部材48とから構成されている。
凹レンズ25は、上述の第1実施形態の電子機器に適用した凹レンズと同じ構成の非球面レンズである。凹レンズ25は、光の入射面側において、中心から外周方向に、凹状の第1表面25A、凸状の第2表面25B、及び、平坦面の第3表面25Cを有する。
また、上記光学部材は、凹レンズ25の凹状表面の第1表面25Aに沿って、光散乱部材48が設けられている。
凹レンズ25の第1表面25Aは、凹状表面により、輝度が高くなりやすい発光領域21の中心部分の光を、周囲に拡散することができる。この第1表面25Aの光入射面に、光散乱シート48を設けることにより、第1表面25Aに入射する光を散乱させることができる。そして、第1表面25Aに入射する光を散乱させることにより、凹状表面による光の拡散性を向上させることができる。
このように、レンズの光拡散させる部分に応じて散乱部材を配置することにより、光学部材による光の拡散性を向上させることができる。
なお、上述の光学部材の例において、各光学部材を構成する、各種レンズや、光散乱部材等を構成する各部材は、上述の構成に限らず、それぞれの部材を組み合わせて使用してもよい。また、上述の構成に限られず、公知の光学部材を用いてもよい。
発光領域の中央部の光を、周囲に拡散させることが可能な構成であれば、上述のレンズ形状による光の拡散と集光、散乱部材による光の反射や散乱、及び、プリズム等による光を分散や屈折等を、適宜組み合わせることにより任意の構成の光学部材を用いることができる。特に、上述の光学部材の各光学作用を組み合わせることにより、狙いの方向に光を広げる構成や、狙いの方向に光を集める構成とすることが好ましい。
なお、本発明は上述の実施形態例において説明した構成に限定されるものではなく、その他本発明構成を逸脱しない範囲において種々の変形、変更が可能である。
10 電子機器、11 筐体、11A 上面、12 発光部、13 基板エリア、
14 バッテリエリア、15,16 発光ユニット、20 有機EL素子、21 発光領域、22 ベゼル部、23 支持部材、24 タッチセンサ、25 凹レンズ、25A 第1表面、25B 第2表面、25C 第3表面、25D 第4表面、26 反射部材、27 光散乱シート、31,32,34,35,38,42,45 光学部材、32A 空間、33 筐体カバー、36,41,43,46 凸部、37 光散乱部、39 凹状表面、44 シボ加工部、47 フレネルレンズ面、48 光散乱部材

Claims (3)

  1. 有機エレクトロルミネッセンス素子と、
    前記有機エレクトロルミネッセンス素子の光の射出方向に配置され、前記有機エレクトロルミネッセンス素子の発光領域の発光中心の光を拡散させ、前記有機エレクトロルミネッセンス素子の前記発光領域の端部の光を集光させる形状 を有し、光の射出面が平坦面である光学部材と、を備え、
    前記光学部材が、前記有機エレクトロルミネッセンス素子の前記発光領域よりも広い面積を有し、
    前記有機エレクトロルミネッセンス素子と前記光学部材との間に間隙を有する
    発光ユニット。
  2. 前記光学部材は、前記有機エレクトロルミネッセンス素子が配置される側の面が、凹状表面と凸状表面とを組み合わせた形状を有する請求項1に記載の発光ユニット。
  3. 筐体と、
    前記筐体内に配置された発光ユニットと、を有し、
    前記発光ユニットが、有機エレクトロルミネッセンス素子と、前記有機エレクトロルミネッセンス素子の光の射出方向に配置され、前記有機エレクトロルミネッセンス素子の発光領域の発光中心の光を拡散させ、前記有機エレクトロルミネッセンス素子の前記発光領域の端部の光を集光させる形状を有し、光の射出面が平坦面である光学部材と、を備え、
    前記光学部材が、前記有機エレクトロルミネッセンス素子の前記発光領域よりも広い面積を有し、
    前記有機エレクトロルミネッセンス素子と前記光学部材との間に間隙を有する
    電子機器。
JP2013134784A 2013-06-27 2013-06-27 発光ユニット、及び、電子機器 Expired - Fee Related JP6119460B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013134784A JP6119460B2 (ja) 2013-06-27 2013-06-27 発光ユニット、及び、電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013134784A JP6119460B2 (ja) 2013-06-27 2013-06-27 発光ユニット、及び、電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015011799A JP2015011799A (ja) 2015-01-19
JP6119460B2 true JP6119460B2 (ja) 2017-04-26

Family

ID=52304810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013134784A Expired - Fee Related JP6119460B2 (ja) 2013-06-27 2013-06-27 発光ユニット、及び、電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6119460B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017090954A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 シャープ株式会社 電子機器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002049326A (ja) * 2000-08-02 2002-02-15 Fuji Photo Film Co Ltd 平面光源およびそれを用いた表示素子
DE102005020908A1 (de) * 2005-02-28 2006-08-31 Osram Opto Semiconductors Gmbh Beleuchtungsvorrichtung
JP4479805B2 (ja) * 2008-02-15 2010-06-09 ソニー株式会社 レンズ、光源ユニット、バックライト装置及び表示装置
DE102009017946A1 (de) * 2009-04-17 2010-10-21 Osram Opto Semiconductors Gmbh Linse, optoelektronisches Bauelement aufweisend eine Linse und Verfahren zur Herstellung einer Linse
JP5341701B2 (ja) * 2009-10-02 2013-11-13 キヤノン株式会社 表示装置およびデジタルカメラ
JP5981736B2 (ja) * 2011-04-12 2016-08-31 ユー・ディー・シー アイルランド リミテッド 有機電界発光素子、並びに、該有機電界発光素子を用いた発光装置、表示装置及び照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015011799A (ja) 2015-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200035770A1 (en) Display substrate and manufacturing method thereof, and display device
CN111834545A (zh) 显示面板和显示装置
CN108630727B (zh) 有机发光二极管显示装置
JP4114551B2 (ja) 補助電極を用いた面状発光装置
CN109301082B (zh) 显示面板及显示装置
US8987767B2 (en) Light emitting device having improved light extraction efficiency
KR20130095215A (ko) 표시 장치, 표시 장치의 제조 방법 및 전자 장치
TWI279750B (en) Display
JP2003059641A (ja) エレクトロルミネセント素子
CN104241535A (zh) 一种有机发光结构
KR102345872B1 (ko) 유기 발광 표시 장치 및 유기 발광 표시 장치 제조 방법
CN109309108B (zh) 显示面板及显示装置
CN113964280B (zh) 显示面板及显示装置
CN213071143U (zh) 显示面板及电子设备
JP2010272515A (ja) 有機電界発光表示装置
US9196873B1 (en) Display panel pixel unit and display panel using the same
JP6119460B2 (ja) 発光ユニット、及び、電子機器
JP5854173B2 (ja) 面発光ユニット
CN112928225A (zh) 显示基板和显示装置
JP5846345B1 (ja) 面状発光ユニット
JP6477493B2 (ja) 面発光ユニット
WO2015079912A1 (ja) 面状発光ユニット
US8492967B2 (en) Light emitting device and display panel
KR100773935B1 (ko) 유기 발광 소자 패널
CN113097268A (zh) 一种显示面板及电子设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170313

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6119460

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees