JP6117681B2 - ガスセンサ素子の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ガスセンサ素子の製造方法に関する。
ガスセンサとして測定対象ガスに含まれる酸素などの特定ガス成分濃度を測定するセンサあり、例えば内燃機関の吸気や排気に含まれる酸素濃度を測定するガスセンサが知られている。
上述のガスセンサとして、固体電解質体から形成されたガスセンサ素子を用いたものがある。ガスセンサ素子は一端が閉塞された筒形状に形成され、その内面および外面に白金などの貴金属などから形成された電極を備えている。
ガスセンサ素子の内面および外面の電極は、例えば、白金錯塩水溶液およびヒドラジン溶液を混合したメッキ溶液中の白金を析出させるメッキ加工により形成されている。そのため、ガスセンサ素子の内部にメッキ溶液を満たした状態でメッキ加工を行うとガスセンサ素子の内面全体に電極が形成される。
しかしながら、ガスセンサ素子の内面において電極が必要な領域は限られている。そのため、上述の方法では電極が不要な領域にまで電極を形成してしまい、高価な貴金属を無駄に使用していた。
この問題を解決する方法として、電極が不要な領域を覆うマスク治具を配置して電極が不要な領域への電極形成を抑制し、電極が必要な領域にのみ電極を形成する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1では、円筒の一部を軸線方向に沿って切り欠いた形状のマスク治具を用いる技術が記載されている。このマスク治具全体をガスセンサ素子の内部に挿入し、電極が不要な領域を当該マスク治具で覆っている。
より具体的には、特許文献1のマスク治具はガスセンサ素子の内周面よりも径が大きく形成されており、マスク治具をガスセンサ素子の内部に配置する際には、マスク治具の径が小さくなるように変形させてガスセンサ素子の内部に挿入し、マスク治具の径が大きくなる力を利用してマスク治具を所望の位置に留まらせている。このようにマスク治具を所望の位置、つまり電極が不要な領域に配置させることにより、電極が必要な領域にのみ電極を形成している。
特許第5216047号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載された方法では次に述べる問題があった。まず、上記のマスク治具をガスセンサ素子の内部から取り外す場合、ピンセットなどの取り外し用の器具をガスセンサ素子の内部に挿入し、マスク治具を把持して引きずり出す方法が考えられる。しかしながら、ガスセンサ素子の内部は狭いため、ガスセンサ素子の内部に挿入した取り外し用の器具が、メッキにより形成された電極と接触して電極に傷を付けるおそれがあった。
また、取り外し用の器具を用いてマスク治具を取り出す方法では、電極に傷を付けないようにガスセンサ素子の内部に取り外し用の器具を挿入する必要があるため、取り外しに必要な時間が長くなる可能性が高くなる。そのため、この方法では、ガスセンサ素子の量産に不向きであるという問題もあった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、マスク治具の取り外しが容易で量産に適したガスセンサ素子の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明のガスセンサ素子の製造方法は、軸線方向に延びる有底筒状の基体の内表面に核を付着させる核付け工程と、前記核が触媒として作用するメッキ液を用いて、前記メッキ液中の貴金属を前記内表面に析出させるメッキ工程と、を経て、前記内表面に、前記貴金属からなる電極を形成するガスセンサ素子の製造方法であって、前記メッキ工程に先立って、前記内表面のうち前記電極を形成する予定の電極予定領域とは異なるマスク領域に、マスク治具を装着する装着工程と、前記メッキ液が前記基体から排出された後に、前記基体内に残留する前記メッキ液を水により洗い流す洗浄工程と、前記洗浄工程で用いられ前記基体内に残留する前記水を蒸発させる加熱工程と、前記水を蒸発させた後に前記マスク治具を前記基体内から取り出す取出し工程と、を備え、前記マスク治具は、前記基体の前記内表面に対し、自身の弾性変形により密着可能な形態をなし、かつ、前記メッキ工程において加えられる温度である第1温度よりも高く、前記加熱工程において加えられる温度である第2温度よりも低い所定温度を超えると自身の弾性力が低下することを特徴とする。
本発明のガスセンサ素子の製造方法によれば、所定温度を超えると、マスク治具の弾性力が低下するため、取出し工程においてマスク治具を基体内から取出しやすくなる。つまり、弾性力が低下していない状態では、マスク治具はその弾性力によって自身の半径が広がることにより、基体の内表面(具体的にはマスク部)に密着し固定されている。そのため、マスク治具を基体内から取出すためには、弾性力に基づく密着力に逆らってマスク治具を引きずり出す必要があり、取り出しに手間が必要となっていた。これに対して、加熱工程を経て弾性力が低下、もしくは弾性力を無視できる程度に低下した状態では、マスク治具が基体の内表面に密着する力が低下、もしくは無視できる程度に低下しているため、密着力に逆らってマスク治具を引きずり出す必要がなく、容易に取り出すことができる。
上記発明において前記取出し工程では、前記基体の内部に吹き込まれた後、前記基体の内部から外部に向かって流れ出る空気によって前記マスク治具が前記基体の内部から押し出されることが好ましい。
このように基体の内部に空気を吹き込むと、吹き込まれた空気は、基体の内部から外部へ流出する。この空気の流れにより、マスク治具は基体の内部から押し出されるため、マスク治具の取出しが容易となる。
上記発明において前記マスク治具には、前記基体の内部に配置された際に、前記開口端から外部に突出するつまみ部が設けられていることが好ましい。
このようにつまみ部を設けることにより、マスク治具の取出しが更に容易となる。例えば、空気によるマスク治具の押し出しが不十分な場合であっても、または、空気によるマスク治具の押し出しがなくても、作業者はつまみ部を把持して基体からマスク治具を取り出すことができる。
上記発明において前記つまみ部は、前記基体の外周面よりも内側に位置していることが好ましい。
このようにつまみ部を配置することにより、メッキ工程において基体の開口端に配置される保持部と、つまみ部とが干渉しにくくなる。保持部は、漏斗状に形成された部材であり、基体の開口端に配置されて内部にメッキ工程で用いられるメッキ液を貯留するものである。保持部における基体側の端部には、基体の外周面を液密に覆う円筒状の接続部が設けられている。
上記発明において前記電極予定領域は、前記開口端側に前記内表面を一周するリングリード領域を有することが好ましい。
このようにリングリード領域を設けることにより、基体の内表面に形成された電極と外部との電気的な接続を確保しやすくなる。つまり、リングリード領域は基体の内表面における開口端側に、当該内表面を一周して設けられている。開口端側の内表面における周方向の一部にのみ電極が設けられている場合と比較すると、基体の周方向の向きに特段の注意を払うことなく容易に外部とリングリード領域に対応する電極とを電気的に接続することができる。
本発明のガスセンサ素子の製造方法によれば、所定温度を超えると弾性力が低下するマスク治具を用いているため、加熱工程の後である取出し工程においてマスク治具の取り外しが容易になり量産を行いやすくなるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係るマスク治具の構成を説明する斜視図である。 第1の実施形態に係る基体の構成を説明する断面視図である。 マスク治具および保持部を基体に装着する際の状態を説明する図である。 核付け工程を説明する断面視図である。 メッキ工程を説明する断面視図である。 洗浄工程を説明する断面視図である。 取出し工程を説明する断面視図である。 第1の実施形態に係るガスセンサ素子の構成を説明する断面視図である。 第1の実施形態に係るガスセンサの構成を説明する断面視図である。 第2の実施形態に係るマスク治具の構成を説明する斜視図である。 図10のマスク治具が基体に装着された状態を説明する断面視図である。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態に係るマスク治具100の構成、および、マスク治具100を用いたガスセンサ素子10並びにガスセンサ1の製造方法ついて説明する。まず、図1を参照しながらマスク治具の構成について説明する。なお、図1(a)はガスセンサ素子10の内部に挿入される前のマスク治具100を斜め上から見た構成を示す図であり、図1(b)はガスセンサ素子10に内部に挿入した、または挿入する際のマスク治具100を斜め上から見た構成を示す図である。
本実施形態のマスク治具100は、基体120に電極をメッキ処理にて形成してガスセンサ素子10を製造する際に用いられる治具である。マスク治具100の使用方法、つまりマスク治具100を用いたガスセンサ素子10の製造方法などについては後で詳述する。
マスク治具100は、図1(a)および図1(b)に示すように、矩形状形成された板部材を湾曲させて、軸線Oを中心とした円筒面の少なくとも一部を構成する形状とされている。図1(a)はマスク治具100を基体120に挿入する前の状態を示しており、マスク治具100の半径Ra(軸線Oから、後述する基体120のマスク領域126と接触するマスク治具100の外周面までの距離)が、後述する基体120の内半径Rsよりも大きい。その一方で、図1(b)はマスク治具100を基体120に挿入した際の状態を示しており、マスク治具100の半径Rbは、マスク治具100が基体120のマスク領域126と接触する値(基体120の内半径Rsと略同一)となっている。なお、マスク治具100の半径Raとしては5.1mm程度を例示することができる。
マスク治具100を構成する材料としては、後述するメッキ処理においてメッキ液に含まれる貴金属が析出して付着しにくい材料が好ましい。力を加えることにより、少なくともマスク治具100の湾曲が半径Raから半径Rbの間で弾性変形が可能であり、半径Rbとされたマスク治具100が広がる力により、基体120の内部にマスク治具100が固定されるだけの弾性力を有する材料であることが好ましい。更に、後述するメッキ工程の処理で加えられる所定のメッキ温度以上、かつ、加熱工程の処理で加えられる所定の蒸発温度以下の温度である閾値温度(所定温度)を超えると上述の弾性を失う材料であることが好ましい。例えば、ポリプロピレンなどの樹脂材料を挙げることができる。また、板部材であるマスク治具の板厚tとしては、0.1mm〜0.5mmの範囲を例示することができる。
次に、本実施形態のマスク治具100を用いたガスセンサ素子10の製造方法ついて図2から図8を参照しながら説明する。まず基体120の構成ついて説明する。基体120は、酸素イオン伝導性を有する固体電解質から形成されたものであり、図2(a)および図2(b)に示すように、軸線Oを中心とする有底円筒状に形成されたものである。なお、図2(a)は、基体120を軸線Oに沿って切断した一方の断面視図であり、図2(b)は他方の断面視図である。
より具体的には、公知のプレス成形法を用いて有底円筒状に成形し、1500℃で2時間程度焼成したものである。基体120における閉塞された端部(図2の下側の端部)を先端部121とし、開口された端部(図2の上側の端部)を後端部(開口端)122とする。基体120の内半径Rsである軸線Oから基体120の内表面までの距離は、例えば後端部122において、1.8mm程度(直径3.8mm程度)を挙げることができる。
基体120の外周面における先端部121および後端部122の間には、径方向の外側に向かって環状に突出する突出部14が設けられている。突出部14は、後述するガスセンサ1の主体金具60と係合される部分である。なお、本実施形態では、基体120(ひいてはガスセンサ素子10)の先端部121が平面状に形成されている例に適用して説明しているが、先端部121が球状に形成されていてもよく、特に限定するものではない。
基体120の内表面では、マスク治具100が配置されるマスク領域126によって、図2(a)および図2(b)に示すように、後述するメッキ処理によって内側電極領域(電極予定領域)123と、内側電極リード領域(電極予定領域)124と、リングリード領域(電極予定領域)125と、に電極が形成される。内側電極領域123は、内表面の先端部121側(図2の下側)の全体であり、内側電極リード領域124は、内側電極領域123から後端部122側(図2(a)の上側)に向かって延びる帯状の領域である。リングリード領域125は、内表面の後端部122を一周する円筒状の領域である。
基体120を構成する固体電解質としては、例えば、Y又はCaOを固溶させたZrOが代表的なものである。この個体電解質以外にも、アルカリ土類金属または希土類金属の酸化物とZrOとの固溶体である固体電解質を使用しても良い。また、アルカリ土類金属または希土類金属の酸化物とZrOとの固溶体に、さらにHfOが含有された固体電解質を使用しても良い。
次に、ガスセンサ素子10の製造方法について説明する。そのなかでも、上述のマスク治具100を用いて基体120の内表面における内側電極領域123、内側電極リード領域124およびリングリード領域125に電極を形成する方法を中心に説明する。
まず基体120の内表面に電極を形成する前に、基体120の外表面に電極を形成する処理が行われる。例えば、外表面における内側電極領域123と対応する領域である外側電極領域と、この外側電極領域から後端部122に向かって帯状に延びる外側リード領域に電極を形成する処理が行われる。
その後に基体120の内表面に電極を形成する処理が行われる。まず、基体120の内表面に核を付着させる核付け工程の処理が行われる。核付け工程を行うにあたり、図3に示すように、マスク治具100および保持部110を基体120に装着する装着工程が行われる。
マスク治具100は、湾曲の半径が基体120の内半径Rs以下となるまで弾性変形された状態で基体120の内部に挿入される。挿入されたマスク治具100はマスク領域126を覆うように配置され、自らの弾性力により半径が大きくなり、基体120の内表面に密着して固定される。
保持部110は、シリコンゴムなどの弾性材料から形成された筒状の部材であり、基体120の後端部122を保持するものである。保持部110における後端部122と嵌め合わされる部分は、内部に後端部122を挿入可能な円柱状の空間が形成する円筒部112であり、空間の奥に後端部122が付き当てられる段差111が形成されている。保持部110における基体120を保持する部分と反対側は、基体120の内表面よりも径が大きな内周面が形成されている。
そして、マスク治具100が装着されると核を付着させる核付け工程の処理が行われる。図4に示すように、基体120の内表面に囲まれた空間および保持部110の内部空間に塩化白金酸水溶液(白金濃度が0.5g/Lの水溶液)135が注入される。
上述の塩化白金酸水溶液135の注入には、注液装置130が用いられる。注液装置130には、基体120やマスク治具100や保持部110の内部に挿入される管部131が設けられている。塩化白金酸水溶液135は、基体120および保持部110に挿入された管部131から注液される。
基体120等に注液された塩化白金酸水溶液135は加熱され、これにより基体120の内表面に塩化白金酸水溶液135の塗膜が形成される。塗膜が形成されると、基体120および保持部110に注液された塩化白金酸水溶液135を、注液装置130を用いて基体120および保持部110の外に排液する処理が行われる。
その後、基体120および保持部110の内部にヒドラジン水溶液(濃度が5質量%の水溶液)136が注入される。ヒドラジン水溶液136の注入には、塩化白金酸水溶液135の場合と同様に注液装置130が用いられる。注入されたヒドラジン水溶液136は75℃に加熱され、その状態で30分間放置される。すると、基体120の内表面に白金の核が析出する。核が析出すると、基体120などの注入されたヒドラジン水溶液136を、注液装置130を用いて基体120の外に排液する処理が行われる。
その後、メッキ工程の処理が行われる。基体120およびマスク治具100の内部には、図5に示すようにメッキ液145が注入される。メッキ液145の注入は注液装置140を用いて行われ、メッキ液145は基体120の内部を満たし、さらに保持部110の内部に液面が至るまで注入される。なお、注液装置140の構成としては、上述の注液装置130と同様であるため説明を省略する。
メッキ液145は、基体120の内表面に析出させた核を触媒としてメッキ液145中の貴金属(本実施形態では白金)が析出するものである。本実施形態では、白金錯塩水溶液(白金濃度が15g/Lの水溶液)とヒドラジン水溶液(濃度が85質量%の水溶液)とを混合して調整されたものである。
そして注入されたメッキ液145を加熱して所定のメッキ温度(第1温度)とし、所定の時間だけ放置する処理が行われる。この放置された時間の間に、メッキ液145に含まれる白金は、基体120の内表面におけるマスク部126に覆われていない領域である内側電極領域123、内側電極リード領域124およびリングリード領域125に析出する。所定の時間が経過すると、基体120およびマスク治具100の内部に注入されたメッキ液145は、注液装置140によって外へ排液される。なお、メッキ液145を加熱する所定の温度としては80℃程度を例示することができ、放置する所定の時間としては3時間程度を例示することができる。
メッキ液145の排液が完了すると基体120の内部に残るメッキ液145を洗い流す洗浄工程の処理が行われる。基体120およびマスク治具100の内部には、図6に示すように洗浄に用いられる水155が注液装置150によって注入される。基体120の内部の洗浄が終わると、基体120およびマスク治具100の内部に注入された水は、注液装置150によって外へ排液される。なお、注液装置150の構成としては、上述の注液装置130と同様であるため説明を省略する。
洗浄に用いられた水の排液が完了すると、基体120の内部に残る水を蒸発させる加熱工程の処理が行われる。加熱工程では、基体120を水が蒸発する所定の蒸発温度(第2温度)に加熱し、所定の時間だけ放置する処理が行われる。水を蒸発させるための所定の温度としては130℃程度を例示することができ、所定の時間としては30分程度を例示することができる。
加熱工程が完了すると、基体120からマスク治具100を取り除く取出し工程が行われる。基体120の内部には、図7に示すようにマスク治具100の取り出しに用いられる空気が注気装置160によって吹き込まれる。後端側から先端側に向けて(図7の下向きに)吹き込まれた空気は、基体120の内部で流れの向きを変えて先端側から後端側に向かって(図7の上向きに)流れる。この先端側から後端側に向かう空気の流れにより、マスク治具100は後端側に向かって押し出され、基体120の後端から突出する。この突出したマスク治具100を取り除くことにより取り出し工程が終了する。なお、メッキされた基体120は、保持部110から下方(図7の下側)へ引き抜かれる。
そしてメッキされた基体120に対して還元工程の処理が行われる。メッキされた基体120は、750℃の還元雰囲気中で加熱処理される。この処理により内側電極領域123、内側電極リード領域124およびリングリード領域125に析出した白金である電極の表面に付着している酸素が取り除かれる。さらに当該電極が、基体120の内表面に焼き付けられて、所望の特性を有する電極となる。このようにしてガスセンサ1の製造に用いられるガスセンサ素子10が完成する(図8(a)および図8(b)参照)。
ガスセンサ素子10の内表面には、図8(a)および図8(b)に示すように、内側電極領域123に形成された内側電極123Eと、内側電極リード領域124に形成された内側リード電極124Eと、リングリード領域125に形成されたリングリード電極125Eと、が形成されている。なお、図8(a)は、ガスセンサ素子10を軸線Oに沿って切断した一方の断面視図であり、図8(b)は他方の断面視図である。
このようにして製造されたガスセンサ素子10は、ガスセンサ1の製造に用いることができる。ガスセンサ1の製造方法としては公知の製造方法を用いることができ、特にその詳細を限定するものではない。図9は、このようにして製造されたガスセンサ1の構成を説明する断面視図である。
次に、上述のガスセンサ素子10の製造方法によって製造されたガスセンサ素子10を用いて製造されたガスセンサ1について説明する。なお、ガスセンサ1の製造方法としては公知の製造方法を用いることができる。
本実施形態で製造されたガスセンサ1は、例えば乗用車等の車両に搭載された内燃機関の排気流路に締結され、排気流路の内部にガスセンサの先端部分が突出されたセンサであり、排気ガス中の酸素濃度を計測する酸素センサである。なお、以下の説明では、軸線Oに沿う方向のうち、主体金具60に対してプロテクタ80の取り付けられる側を先端側とし、この逆側を後端側として説明する。
ガスセンサ1は、後述するガスセンサ素子10を加熱するためのヒータ20を備えたセンサであり、ヒータ20の熱によってガスセンサ素子10を加熱して活性化し、排気ガス中の酸素濃度を計測するものである。
ガスセンサ1には、図9に示すように、ガスセンサ素子10と、ヒータ20と、セパレータ30と、シール部材40と、複数の端子金具50と、リード線55と、それらの周囲を覆う主体金具60と、プロテクタ80と、外筒90等が、主に備えられている。
ヒータ20は、図9に示すように、ガスセンサ素子10の内部に配置されてガスセンサ素子10の加熱を行う長尺の加熱手段である。
複数の端子金具50には、第1センサ端子金具51、第2センサ端子金具52、第1ヒータ端子金具および第2ヒータ端子金具(図示せず)が含まれる。複数の端子金具50は、ニッケル合金(例えばインコネル750。英インコネル社製、登録商標)から形成された金具である。複数の端子金具50には、それぞれ、リード線55の芯線が加締め接続されて電気的に接続されている。図9では、4本のリード線55のうち3本のリード線55が図示されている。
第1センサ端子金具51は、ガスセンサ素子10の内側電極リード領域124に形成されたリングリード電極125E(図8(a)および図8(b)参照。)と電気的に接触し、第2センサ端子金具52と共に、ガスセンサ素子10の検出信号を外部に出力するものである。また、第1センサ端子金具51は、ヒータ20を把持するとともに、ヒータ20の発熱部(図示せず)が設けられている領域を、ガスセンサ素子10の内面に押し付けるものである。その一方で、第2センサ端子金具52は、ガスセンサ素子10の外側電極と電気的に接続されるものである。
セパレータ30は、図9に示すように、ガスセンサ素子10とシール部材40との間に配置される部材であり、電気絶縁性を有する材料、例えばアルミナから形成された円筒形状の部材である。セパレータ30には、複数の端子金具50などを収納する収容部31が設けられている。収容部31は、セパレータ30を軸線O方向に貫通して形成された貫通孔であり、セパレータ30よりも先端側の空間と、後端側の空間との間で大気の流通を可能とするものである。
シール部材40は、例えばフッ素ゴムなどの弾性材料からなる栓部材であり、ガスセンサ1の後端に配置される部材である。シール部材40は、軸線O方向を高さ方向とする略円柱状に形成された、外筒90の後端を塞ぐ部材である。シール部材40は、セパレータ30の後端側の面に当接するように外筒90の後端側の開口に嵌め込まれている。
大気連通孔41は、シール部材40により閉塞された外筒90の内部に大気を導く貫通孔である。大気連通孔41の内部には、フィルタ部材43および留め金具44が挿入されている。フィルタ部材43は、例えばPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等のフッ素樹脂から形成されたマイクロメートル単位の網目構造を有する薄膜状のフィルタである。そのため、フィルタ部材43は、水滴等の透過を許さず、大気の通過は許容するものである。留め金具44は、筒状に形成された部材であり、フィルタ部材43をシール部材40に固定するものである。具体的には、留め金具44の外周と大気連通孔41の内周との間にフィルタ部材43を挟みこみ、フィルタ部材43をシール部材40に固定するものである。
主体金具60は、図9に示すように、ステンレス合金(例えば、JIS規格のSUS310S)から形成された部材であり、概ね円筒状に形成された部材である。主体金具60には、ガスセンサ素子10の突出部14を支持する段部61が、内周面から径方向内側に向かって、周方向にわたって突出して設けられている。
主体金具60の先端側の外周面には、ガスセンサ1を内燃機関の排気流路(図示せず。)に取付けるネジ部62と、ネジ部62を排気流路にネジ込むための取付工具を係合させる六角部63と、が周方向にわたって設けられている。ネジ部62と六角部63との間には、環状のガスケット64が配置されている。ガスケット64は、ガスセンサ1と排気流路との間の隙間からのガス抜けを防止するものである。
主体金具60における六角部63よりも後端側には、ガスセンサ素子10を加締め固定する加締固定部67と、が形成されている。
主体金具60の内部には、段部61から後端側に向かって順に、金属製の先端側パッキン71、アルミナからなる筒状の支持部材72、金属製の後端側パッキン73、滑石の粉末からなる充填部材74、アルミナ製のスリーブ75、および、環状のリング76が配置されている。支持部材72の内周面には段部が形成されており、当該段部によりガスセンサ素子10の突出部14が支持されている。なお、支持部材72と突出部14との間に後端側パッキン73が挟まれて配置されている。
リング76は、スリーブ75と加締固定部67との間に配置されるものであり、加締固定部67が、径方向内側かつ先端側に変形されることにより加わる先端方向への力を、充填部材74、後端側パッキン73、支持部材72、先端側パッキン71に伝えるものである。この押し付ける力により、充填部材74は軸線O方向に圧縮充填され、かつ、主体金具60の内周面およびガスセンサ素子10の外周面との隙間を気密に埋める。
プロテクタ80は、ガスセンサ1が排気流路に取り付けられた際に、流路内に突出するガスセンサ素子10を、流路内を流れるガス中に含まれる水滴や異物等の衝突から保護するものである。プロテクタ80は、ステンレス鋼(例えば、JIS規格のSUS310S)から形成された部材であり、ガスセンサ素子10の先端を覆う保護部材である。
プロテクタ80は、軸線O方向に延びる有底筒状に形成された外側プロテクタ81および内側プロテクタ82からなる2重構造を有している。外側プロテクタ81および内側プロテクタ82の後端縁は、主体金具60に溶接によって固定されている。
外筒90は、主体金具60とは異なるステンレス鋼(例えば、JIS規格のSUS304L)から形成された部材であり、外筒90の内部に主体金具60が差し込まれて固定されるものである。外筒90の内部には、主体金具60の後端から突出したガスセンサ素子10の後端や、セパレータ30や、シール部材40が配置されている。
上記の構成のガスセンサ素子10の製造方法によれば、所定温度を超えると、マスク治具100の弾性力が低下するため、上述の取出し工程においてマスク治具100を基体120内から取出しやすくなる。つまり、弾性力が低下していない状態では、マスク治具100はその弾性力によって半径が広がるため、基体120の内表面(具体的にはマスク部)に密着し固定されている。そのため、マスク治具100を基体120内から取出すためには、弾性力に基づく密着力に逆らってマスク治具100を引きずり出す必要があり、取り出しに手間が必要となっていた。これに対して、上述の加熱工程を経て弾性力が低下、もしくは弾性力を無視できる程度に低下した状態では、マスク治具100が基体120の内表面に密着する力が低下、もしくは無視できる程度に低下しているため、密着力に逆らってマスク治具100を引きずり出す必要がなく、容易に取り出すことができる。
上述の取出し工程のように、基体120の内部に空気を吹き込むと、吹き込まれた空気は、基体120の内部から外部へ流出する。この空気の流れにより、マスク治具100は基体120の内部から押し出されるため、マスク治具100の取出しが容易となる。
その一方でリングリード電極125E(リングリード領域125)が設けられていることにより、基体120の内表面に形成された電極と外部との電気的な接続を確保しやすくなる。つまり、リングリード電極125Eは基体120の内表面における後端部122側に、当該内表面を一周して設けられているため、後端部122側の内表面における周方向の一部にのみ電極が設けられている場合と比較すると、基体120の周方向の向きに特段の注意を払うことなく容易に外部とリングリード電極125Eとを電気的に接続することができる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態に係るマスク治具200の構成等について図10および図11を参照しながら説明する。本実施形態のマスク治具の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、後端部側の構成が主に異なっている。よって、本実施形態においては、図10および図11を用いてマスク治具の後端部側の構成を中心に説明し、その他の構成等の説明を省略する。
マスク治具200は、図10に示すように、矩形状形成された板部材を湾曲させて、軸線Oを中心とした円筒面の少なくとも一部を構成する形状とされている。図10は、第1の実施形態における図1(b)に対応するガスセンサ素子10に内部に挿入した、または挿入する際のマスク治具200を斜め上から見た構成を示す図である。
マスク治具200は、第1の実施形態のマスク治具100と比較して、後端部122側(上側)へ延びて形成され、後端部122側の端にはつまみ部201が設けられている。つまみ部201は、後端部122側の端から軸線Oを中心とする径方向の外側に延びる鍔状の部材である。
つまみ部201の外周側の端部は、図11に示すように基体120の後端部122側の外周面よりも軸線O側に位置し、かつ、後端部122および段差111との間につまみ部201が挟まれない位置とされている。
また、本実施形態ではマスク治具200の先端部121側(下側)の端は、軸線Oと垂直な面で切断された形状を有する第1の実施形態のマスク治具100と異なり、斜めに切断された形状となっている。なお、マスク治具200の先端部121側の形状は、上述のように斜めに切断された形状であってもよいし、第1の実施形態のように垂直な面で切断された形状であってもよく、特に限定するものではない。
上述のマスク治具200を用いた場合、基体120の内表面では、図11に示すようにメッキ処理によって内側電極領域123と、内側電極リード領域(電極予定領域)224と、に電極が形成される。内側電極リード領域224は、内側電極領域123から後端部122(図11の上側)に向かって延びる帯状の領域である。つまり、第1の実施形態とは異なり、リングリード領域125は形成されず、内側電極リード領域224が後端部122にまで延びている。
上述のマスク治具200を用いたガスセンサ素子10の製造方法は、第1の実施形態と比較して用いるマスク治具が異なる点を除いて同じであるため、その説明を省略する。また、このようにして製造されたガスセンサ素子10を用いて製造されたガスセンサ1についても、第1の実施形態と比較して異なる点がないためその説明を省略する。
上記の構成のガスセンサ素子10の製造方法によれば、マスク治具200につまみ部201を設けることにより、マスク治具200の取出しが更に容易となる。例えば、空気によるマスク治具200の押し出しが不十分な場合であっても、または、空気によるマスク治具200の押し出しがなくても、作業者はつまみ部201を把持して基体120からマスク治具200を取り出すことができる。
さらに、つまみ部201を基体120の外周面よりも内側に位置させることにより、メッキ工程において基体120の後端部122に配置される保持部110と、つまみ部201とが干渉しにくくなる。そのため、基体120と保持部110との間にメッキ液145が漏れる原因となる隙間が形成されにくくなる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば、本発明を上記の実施形態に適用したものに限られることなく、これらの実施形態を適宜組み合わせた実施形態に適用してもよく、特に限定するものではない。
10…ガスセンサ素子、
100,200…マスク治具、120…基体、122…後端部(開口端)、123…内側電極領域(電極予定領域)、124,224…内側電極リード領域(電極予定領域)、125…リングリード領域(電極予定領域)、123E…内側電極、124E…内側リード電極、125E…リングリード電極、126…マスク領域、145…メッキ液、155…水、201…つまみ部、O…軸線

Claims (5)

  1. 軸線方向に延びる有底筒状の基体の内表面に核を付着させる核付け工程と、
    前記核が触媒として作用するメッキ液を用いて、前記メッキ液中の貴金属を前記内表面に析出させるメッキ工程と、を経て、
    前記内表面に、前記貴金属からなる電極を形成するガスセンサ素子の製造方法であって、
    前記メッキ工程に先立って、前記内表面のうち前記電極を形成する予定の電極予定領域とは異なるマスク領域に、マスク治具を装着する装着工程と、
    前記メッキ液が前記基体から排出された後に、前記基体内に残留する前記メッキ液を水により洗い流す洗浄工程と、
    前記洗浄工程で用いられ前記基体内に残留する前記水を蒸発させる加熱工程と、
    前記水を蒸発させた後に前記マスク治具を前記基体内から取り出す取出し工程と、を備え、
    前記マスク治具は、前記基体の前記内表面に対し、自身の弾性変形により密着可能な態様をなし、かつ、前記メッキ工程において加えられる温度である第1温度よりも高く、前記加熱工程において加えられる温度である第2温度よりも低い所定温度を超えると自身の弾性力が低下することを特徴とするガスセンサ素子の製造方法。
  2. 前記取出し工程では、前記基体の内部に吹き込まれた後、前記基体の内部から外部に向かって流れ出る空気によって前記マスク治具が前記基体の内部から押し出されることを特徴とする請求項1記載のガスセンサ素子の製造方法。
  3. 前記マスク治具には、前記基体の内部に配置された際に、前記開口端から外部に突出するつまみ部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のガスセンサ素子の製造方法。
  4. 前記つまみ部は、前記基体の外周面よりも内側に位置していることを特徴とする請求項3記載のガスセンサ素子の製造方法。
  5. 前記電極予定領域は、前記開口端側に前記内表面を一周するリングリード領域を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のガスセンサ素子の製造方法。
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