JP6116428B2 - 電力系統監視制御装置およびその制御方法 - Google Patents

電力系統監視制御装置およびその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、電力系統を集中的に監視する電力系統監視制御装置およびそのその制御方法に関する。
電力系統等の産業システムを構成する複数の系統設備に対して監視制御を行なう監視制御システムにおいては、近年、その監視制御対象となる系統設備の広域化および大規模化が進んでおり、そのような広域化および大規模化に対応したシステムの構築が求められている。
このような背景から、監視制御システムは、広域に分散された膨大な数の系統設備を監視制御する工夫が必要となる。
この点で、例えば、特開平9−163636号公報においては、事故発生時において、時系列的に電力系統の系統設備の状態を保存して表示する方式が開示されている。
一方で、膨大な数の系統設備からの状態情報が入力されるため、全ての状態を保存して表示することはシステムリソースの制限により難しい。この点で、従来は、事故発生前後で2断面である。事故発生前の過去の現地情報を提示するには、システム上で過去の現地情報を複数断面保持する必要があるが、システムリソースの制限により保持できる断面数が数断面に制限されていた。
この点で、特開平9−327128号公報においては、電力系統の接続状態を確認して、保存する情報の絞り込みを行う方式も開示されている。
特開平9−163636号公報 特開平9−327128号公報
しかしながら、電力系統の接続状態では接続関係によっては、地域的に全く異なる系統設備の状態を取得する可能性もある。例えば、事故原因が落雷等である場合には落雷が生じている地域等に関する系統設備の状態を把握したいという要求がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、事故が発生する可能性のある地域を特定して事故発生前の過去の電力系統の設備の状態を簡易に取得することが可能な電力系統監視制御装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
本発明のある局面に従う電力系統監視制御装置は、複数の電力系統機器またはそれら複数の電力系統機器を監視する監視機器から、それら複数の電力系統機器のそれぞれの状態値を取得する取得部と、取得部で取得された複数の電力系統機器のそれぞれの状態値を、所定数の断面分、更新しながら記憶する記憶部と、記憶部に記憶された複数の電力系統機器の状態値に基づき、監視対象とする電力系統機器を抽出する抽出部と、複数の電力系統機器の中から、抽出部が抽出した電力系統機器の周辺の他の電力系統機器を、複数の電力系統機器の位置情報に基づき抽出し、それら抽出部が抽出した電力系統機器および他の電力系統機器を、監視対象領域として設定する領域設定部と、監視対象領域として設定した各電力系統機器の状態値を記憶部から抽出し、記憶部における更新による該状態値の記憶削除以降も、該状態値を記憶保持し続ける監視対象領域取得部と、監視対象領域として設定した電力系統機器の、記憶部において記憶削除され監視対象領域取得部に記憶保持された状態値を監視対象領域取得部から読み出し、読み出した状態値、またはその状態値に基づき生成された情報を表示するための出力を行う表示制御部とを備える。
好ましくは、複数の電力系統機器のそれぞれが送信する位置情報を受信する。
好ましくは、記憶部は、複数の電力系統機器のそれぞれの現在の状態値を記憶する第1の記憶部と、それら現在の状態値を周期的に過去の状態値として記憶する第2の記憶部を有し、抽出部は、第1の記憶部および第2の記憶部に記憶された複数の電力系統機器のそれぞれの現在および過去の状態値に基づき、監視対象とする電力系統機器を抽出し、領域設定部は、第1の記憶部および/または第2の記憶部を参照して、監視対象領域として設定された各電力系統機器の状態値を取得する。
好ましくは、抽出部は、複数の電力系統機器のそれぞれの現在および過去の状態値の差分が所定のしきい値を超えた場合に、対応する電力系統機器を監視対象として抽出する。
好ましくは、監視対象領域として設定した各電力系統機器の異常を検出する異常検出部をさらに備え、それら電力系統機器の少なくともいずれかに異常を検出した場合に、表示制御部は、表示のための出力を行う。
特に、異常検出部は、記憶部に記憶された電力系統機器の現在および過去の状態値に基づいて、異常である電力系統機器を検出する。
特に、異常検出部は、監視対象領域として設定していない電力系統機器について、異常検出の処理を行わない、あるいは当該異常検出の処理よりも処理負荷が少ない他の異常検出の処理を行う。
好ましくは、抽出部は、外部から環境情報が入力された場合に、その環境情報に基づき監視対象とする電力系統機器を抽出する。
本発明の別の局面に従う電力系統監視制御装置は、複数の電力系統機器またはそれら複数の電力系統機器を監視する監視機器から、それら複数の電力系統機器のそれぞれの状態値を取得する取得部と、取得部により取得された複数の電力系統機器のそれぞれの状態値を、所定数の断面分、更新しながら記憶する記憶部と、外部から少なくとも一つの地域の環境情報が入力され、当該環境情報と複数の電力系統機器の位置情報に基づき、当該地域に対応する複数の電力系統機器を監視対象領域として設定する領域設定部と、監視対象領域として設定した各電力系統機器の状態値を記憶部から抽出し、記憶部における更新による該状態値の記憶削除以降も、該状態値を記憶保持し続ける監視対象領域取得部と、監視対象領域として設定した電力系統機器の、記憶部において記憶削除され監視対象領域取得部に記憶保持された状態値を監視対象領域取得部から読み出し、読み出した状態値、またはその状態値に基づき生成された情報を表示するための出力を行う表示制御部とを備える。
本発明のある局面に従う電力系統監視制御装置の制御方法であって、複数の電力系統機器またはそれら複数の電力系統機器を監視する監視機器から、それら複数の電力系統機器のそれぞれの状態値を取得するステップと、取得された複数の電力系統機器のそれぞれの状態値を、所定数の断面分、更新しながら記憶部に記憶するステップと、記憶部に記憶された複数の電力系統機器の状態値に基づき、監視対象とする電力系統機器を抽出するステップと、複数の電力系統機器の中から、抽出した電力系統機器の周辺の他の電力系統機器を、複数の電力系統機器の位置情報に基づき抽出し、それら抽出した電力系統機器および他の電力系統機器を、監視対象領域として設定するステップと、監視対象領域として設定した各電力系統機器の状態値を記憶部から抽出し、記憶部における更新による該状態値の記憶削除以降も、該状態値を記憶保持し続けるステップと、監視対象領域として設定した電力系統機器の記憶保持された状態値を読み出し、読み出した状態値、またはその状態値に基づき生成された情報を表示するための出力を行うステップとを備える。
本発明の別の局面に従う電力系統監視制御装置の制御方法であって、複数の電力系統機器またはそれら複数の電力系統機器を監視する監視機器から、それら複数の電力系統機器のそれぞれの状態値を取得するステップと、取得された複数の電力系統機器のそれぞれの状態値を、所定数の断面分、更新しながら記憶部に記憶するステップと、外部から少なくとも一つの地域の環境情報が入力され、当該環境情報と複数の電力系統機器の位置情報に基づき、当該地域に対応する複数の電力系統機器を監視対象領域として設定するステップと、監視対象領域として設定した各電力系統機器の状態値を記憶部から抽出し、記憶部における更新による該状態値の記憶削除以降も、該状態値を記憶保持し続けるステップと、監視対象領域として設定した電力系統機器の記憶保持された状態値を読み出し、読み出した状態値、またはその状態値に基づき生成された情報を表示するための出力を行うステップとを備える。
事故が発生する可能性のある地域を特定して事故発生前の過去の電力系統の設備の状態を簡易に取得することが可能である。
本実施の形態1に従う電力系統監視システム1の概略を説明する図である。 本実施の形態1に従う電力系統監視制御装置10のハードウェアの構成を説明する図である。 本実施の形態1に従う電力系統監視制御装置10の機能ブロック図である。 第1状態格納部104に格納されている電力系統機器の状態値を説明する図である。 第2状態格納部108に格納されている電力系統機器の状態値を説明する図である。 本実施の形態1に従うしきい値を説明する図である。 本実施の形態1に従う位置情報格納部114を説明する図である。 本実施の形態1に従う複数の電力系統機器の地域情報を説明する図である。 監視対象領域取得部116が取得した状態値の例を説明する図である。 本実施の形態2に従う電力系統監視制御装置の機能ブロック図である。 外部からの環境情報の一例を説明する図である。
本実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。実施の形態の説明において、個数および量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数およびその量などに限定されない。実施の形態の説明において、同一の部品および相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。特に制限が無い限り、実施の形態に示す構成に示す構成を適宜組み合わせて用いることは、当初から予定されていることである。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1に従う電力系統監視システム1の概略を説明する図である。
図1を参照して、電力系統監視システム1は、電力系統監視制御装置10と、ネットワーク20と、電力系統機器30−1〜30−n(以下、総称して電力系統機器30とも称する)と、電力系統Pとで構成される。
電力系統機器30は、電力系統Pの設備として設けられた、例えば、遮断器、開閉器等である。本例においては、電力系統機器30は、ネットワーク20と接続されている場合について説明する。
電力系統監視制御装置10は、電力系統機器30である当該遮断器、開閉器等の電力系統Pの設備の状態をネットワーク20を介して監視する。本例においては、一例として、電力系統機器30がネットワーク20を介して電力系統監視制御装置10と通信可能に接続されている場合について説明するが、当該構成に限られず、例えば、電力系統機器30の状態を監視する監視機器が設けられ、当該監視機器と電力系統監視制御装置10とが通信可能に設けられて、監視機器を介して電力系統機器30の状態を電力系統監視制御装置10が監視する構成としても良い。本例においては、一例として電力系統機器30の状態として状態値が電力系統監視制御装置10に対して出力されるものとする。状態値としては、電圧、電流、開閉の有無等、電力系統機器30の種別に応じてそれぞれ異なる。本例においては、一例として電圧値である場合について説明する。
電力系統機器30−1〜30−nは、分散的に配置され、各電力系統機器は位置情報を有しており、後述するが当該位置情報に基づいてグルーピングが可能なように設けられている。
図2は、本実施の形態1に従う電力系統監視制御装置10のハードウェアの構成を説明する図である。
図2を参照して、電力系統監視制御装置10は、ディスプレイ12と、CPU(Central Processing Unit)15と、メモリ16と、入力部11と、通信部13と、各部を接続するための内部バス19とを含む。
通信部13は、ネットワーク20を介して電力系統機器30−1〜30−nとそれぞれ通信可能に設けられている。
CPU15は、メモリ16に格納されているプログラムを実行することにより後述する処理を実行する。また、当該メモリ16は、CPU15の作業領域としても用いられる。
また、後述するが、メモリ16は、記憶領域として電力系統機器30の状態値を格納するためにも用いられる。
入力部11は、作業者(管理者)がマウスあるいはキーボード等を介してデータ等を入力する部位である。
ディスプレイ12は、情報を表示するための表示部である。
図3は、本実施の形態1に従う電力系統監視制御装置10の機能ブロック図である。
図3を参照して、電力系統監視制御装置10は、周期的にネットワーク20を介して電力系統機器30からの状態値を取得する状態取得部100と、第1状態記録部102と、現在の状態を保存する第1状態格納部104と、第2状態記録部106と、過去の状態を保存する第2状態格納部108と、監視対象抽出部110と、監視対象設定部112と、電力系統機器30が配置された位置に関する位置情報を格納する位置情報格納部114と、監視対象領域取得部116と、表示制御部118と、異常検出部120とを含む。
ここでは、複数の電力系統機器30がネットワーク20と接続されている場合が示されており、各電力系統機器30を識別するための識別子として「1、2、・・・N」が付された電力系統機器30が接続されている場合が示されている。
状態取得部100は、周期的にネットワーク20を介して電力系統機器30から受信した情報を取得する。本例においては3秒間隔で取得する場合について説明する。
第1状態記録部102は、周期的にネットワーク20を介して取得した現在の電力系統機器の状態値(以下、状態値(現在))を第1状態格納部104に保存する。本例においては、周期として3秒間隔で第1状態格納部104に取得した状態値を保存する。
図4は、第1状態格納部104に格納されている電力系統機器の状態値を説明する図である。
図4を参照して、ここでは、電力系統機器にそれぞれ固有に設けられている識別子(識別番号)に対応する状態値が示されている。
一例として、電力系統機器の識別子1〜nに対応してそれぞれの状態値が保存されている場合が示されている。
再び図3を参照して、第2状態記録部106は、第1状態格納部104に保存された状態値(現在)を周期的に過去の電力系統機器の状態値(以下、状態値(過去))として第2状態格納部108に保存する。本例においては、周期として3秒間隔で第1状態格納部104に保存された状態値(現在)を第2状態格納部108に保存する。システムリソースの制限により第1および第2状態格納部104,108にはそれぞれ情報が上書き更新されるため本例においては、複数の電力系統機器に関する状態値の保存としては所定数の断面分(本例においては2断面分)である。なお、それ以上の断面分を保存するようにしても良い。
図5は、第2状態格納部108に格納されている電力系統機器の状態値を説明する図である。
図5を参照して、ここでは、電力系統機器にそれぞれ固有に設けられている識別子(識別番号)に対応する状態値が示されている。
一例として、電力系統機器の識別子1〜nに対応してそれぞれの状態値が保存されている場合が示されている。
なお、ここで、識別子1に対応する電力系統機器に関しては、状態値が「50」→「0」に状態が変化した場合が示されている。後述するが当該状態変化を検出して、状態変化が所定のしきい値を超えた場合に監視対象として抽出される。
再び図3を参照して、監視対象抽出部110は、第1状態格納部104に保存された状態値(現在)と、第2状態格納部108に保存された状態値(過去)との差分(絶対値)を算出して、算出結果に基づいて監視対象となる電力系統機器を抽出する。具体的には、差分がある所定のしきい値(第1のしきい値(監視レベルしきい値))を超えたか否かに基づいて判断する。なお、当該しきい値は、事故(異常)であると判断される前のしきい値であるものとする。
図6は、本実施の形態1に従うしきい値を説明する図である。
図6を参照して、ここでは、2つのしきい値、監視レベルしきい値と異常レベルしきい値が設けられている。差分が監視レベルしきい値を超えると判断される場合に監視対象となる電力系統機器を抽出する。
一方、後述するが差分が異常レベルしきい値を超えると判断される場合に異常検出信号を出力する。
再び図3を参照して、監視対象設定部112は、抽出された電力系統機器に従って監視対象となる領域を設定する。
図7は、本実施の形態1に従う位置情報格納部114を説明する図である。
図7を参照して、予め分散配置された電力系統機器の識別子と関連付けられて保存された配置された位置に関する位置情報が示されている。本例においては、ある特定の基準位置を基準とした場合の位置(X座標、Y座標)に関する位置情報が格納されている。なお、緯度、経度の情報を用いるようにしてもよい。
そして、当該位置情報に従って複数の電力系統機器は、地域毎にグルーピングされているものとする。
なお、本例においては、予め電力系統機器の識別子と位置情報とが入力されて保存されている場合について説明するが、電力系統機器が例えばGPS機能を有している場合には、状態値とともにGPS機能により取得した位置情報を電力系統監視制御装置10に送信することにより予め位置情報を保存しない方式とすることも可能である。なお、外部のサーバ等を介して当該情報に関してダウンロードする形式であっても良い。
図8は、本実施の形態1に従う複数の電力系統機器の地域情報を説明する図である。
図8を参照して、ここでは、複数の電力系統機器がグルーピングされている場合が示されている。
具体的には、識別子1,2にそれぞれ対応する電力系統機器は、地域A、識別子3に対応する電力系統機器は、地域B、識別子nに対応する電力系統機器は、地域Cにグルーピングされている場合が示されている。
監視対象設定部112は、例えば、識別子1の電力系統機器が監視対象として抽出された場合には、識別子1の電力系統機器が含まれる地域が監視対象となる領域となる。すなわち、地域Aが監視対象の領域として設定される。
再び図3を参照して、監視対象領域取得部116は、監視対象設定部112により設定された監視対象となる領域に関連付けられている電力系統機器の状態値(過去)を第2状態格納部108から取得する。そして、異常検出部120からの異常検出信号が入力されるまで、取得した状態値を時系列に保存する。当該保存は、メモリ16の領域を用いて保存するものとする。
表示制御部118は、監視対象領域取得部116から出力された情報をディスプレイ12に表示する。
異常検出部120は、第1状態格納部104に保存された状態値(現在)と、第2状態格納部108に保存された状態値(過去)の差分を算出して、算出結果に基づいて監視対象となる電力系統機器が異常状態であるか否かを判断する。異常状態であると判断した場合には、異常検出信号を監視対象領域取得部116に出力する。具体的には、図6で説明したように状態値の差分がある所定のしきい値(異常レベルしきい値)を超えたか否かに基づいて判断する。当該しきい値は、事故であると判断されるしきい値である。
なお、本例においては、異常検出部120は、状態値の差分に基づいて判断する方式について説明するが、特にこれに限られず状態値の傾向あるいは他の電力系統機器の状態値との組み合わせに基づいて判断するようにしても良い。
図9は、監視対象領域取得部116が取得した状態値の例を説明する図である。
図9を参照して、本例においては、電力系統機器の状態値の取得として3秒間隔で周期的に処理される場合について説明する。一例として時刻「10:00:03」において識別子1の電力系統機器の状態値が「0」に変化した場合に着目する。
例えば、このとき監視対象抽出部110は、第1状態格納部104および第2状態格納部108に関して、状態値の差分が監視レベルしきい値を超えたと判断したものとする。
そして、識別子1に対応する電力系統機器を抽出して監視対象設定部112に出力する。
監視対象設定部112は、監視対象抽出部110により抽出された電力系統機器の識別子1に従って監視対象の領域を設定する。上記したように識別子1に対応する電力系統機器は、図8で説明したように地域Aが監視対象の領域として設定される。
監視対象領域取得部116は、監視対象設定部112により設定された地域Aの情報に従って第2状態格納部108に格納されている状態値に関し、地域Aに関連付けられている電力系統機器に関する状態値を取得し保存する。ここでは、一例として時刻「10:00:03」において識別子1の電力系統機器の状態値が「0」に変化した場合に、1つ前(過去)の第2状態格納部108に格納されている状態値を取得する。具体的には、「10:00:00」における状態値を取得する。また、地域Aに対応する識別子1,2に対応する電力系統機器に関する状態値を取得する。
そして、監視対象領域取得部116は、時系列的に3秒毎に第2状態格納部108に格納されている状態値を取得し保存する。
時刻「10:00:12」において識別子1の電力系統機器の状態値が「−100」に変化した場合に着目する。
例えば、このとき異常検出部120は、第1状態格納部104および第2状態格納部108に関して、状態値の差分が異常レベルしきい値を超えたと判断したものとする。
そして、監視対象領域取得部116に対して異常検出信号を出力する。
監視対象領域取得部116は、当該異常検出信号に従って、監視対象領域に対して取得して保存した当該状態値をディスプレイ12に表示する。
一例として、図9に示される保存した状態値をそのままディスプレイ12に表示するようにしても良い。
また、ここでは、第1状態格納部104に格納されている現在の電力系統機器の状態値も取得してディスプレイ12に表示するようにしても良い。
また、時刻「10:00:12」において識別子Nの電力系統機器の状態値が「0」に変化している。したがって、監視対象抽出部110は、第1状態格納部104および第2状態格納部108に関して、状態値の差分が監視レベルしきい値を超えたと判断したものとする。
そして、識別子Nに対応する電力系統機器を抽出して監視対象設定部112に出力する。
監視対象設定部112は、監視対象抽出部110により抽出された電力系統機器の識別子Nに従って監視対象の領域を設定する。上記したように識別子Nに対応する電力系統機器は、図8で説明したように地域Cが監視対象の領域として設定される。
監視対象領域取得部116は、監視対象設定部112により設定された領域、すなわち地域Cの情報に従って第2状態格納部108に格納されている状態値に関し、地域Cに関連付けられている電力系統機器に関する状態値を取得し保存する。ここでは、一例として時刻「10:00:12」において識別子Nの電力系統機器の状態値が「0」に変化した場合に、1つ前(過去)の第2状態格納部108に格納されている状態値を取得する。具体的には、「10:00:09」における状態値を取得する。また、地域Cに対応する識別子Nに対応する電力系統機器に関する状態値を取得する。
なお、本例においては、監視対象領域取得部116が取得し保存した状態値の全てをディスプレイ12に表示する方式について説明するが、特にこれに限られず、異常検出部120が異常を検出した場合に異常を検出した電力系統機器を抽出して、当該抽出した電力系統機器に対応する地域に関する情報のみ表示するようにしても良い。当該表示により異常のあった地域のみが表示されるため異常の状態を把握し易い。
本実施の形態1に従う電力系統監視制御装置は、電力系統の事故が発生する発生前後の電力系統機器の状態を表示するに際し、電力系統の事故が発生する前に監視レベルを定め、監視レベルを超えた電力系統機器を抽出する。そして、抽出した電力系統機器の位置情報に基づいてグルーピングされた地域を特定して、当該特定された地域を監視対象となる領域に設定して、関連する電力系統機器の状態値を取得して保存する。当該方式により、電力系統機器の位置情報から表示対象すなわち監視対象となる電力系統機器を事前に絞り込むことが可能となる。そして、絞り込んだ電力系統機器の状態値を別に保存しておき、異常が検出した場合に当該保存した情報を提示する。すなわち、第1状態格納部104および/または第2状態格納部108に格納(記憶)され、更新により削除された以降も、監視対象領域取得部116により監視対象の領域として設定された状態値が別に記憶保持される。そして、当該別に記憶保持されたその情報が読み出されて、その読み出した状態値またはその状態値に基づき生成された情報が提示される。
したがって、従来よりシステムリソースの制限により断面数に制限がされていた場合に、これまでと同一のシステムリソースで長期間に渡る状態値を保存することができる。これにより事故が発生する可能性のある地域を特定して事故発生前の過去の電力系統の設備の状態を簡易に取得することが可能である。
なお、図8に示すテーブルは、各電力系統機器が自己の座標を位置情報として送信し、電力系統監視制御装置がそれを複数の地域に分類することにより生成できる。その場合、電力系統監視制御装置には座標と地域の対応を予め記憶すればよい。各電力系統機器の状態や後述する環境情報に応じて、地域の境界を変えるようにしても良い。各電力系統機器は位置情報や座標ではなく、地域を示す識別記号を送るようにしても良い。その場合、電力系統監視制御装置がその地域を示す識別記号をさらに他の地域分類に変換しても良い。
また、図8に示すテーブルを電力系統監視制御装置に予め記憶しておいても良い。また電力系統監視制御装置に接続されるキーボードや管理用端末から、各電力系統機器の座標や地域を示す識別記号が入力されるようにしても良い。また、一部の電力系統機器についてのみ地域を示す識別記号を電力系統監視制御装置に予め記憶し、その他の電力系統機器については各電力系統機器が自己の座標を電力系統監視制御装置に送信することで、電力系統監視制御装置が各電力系統機器の位置する地域を識別しても良い。また、抽出部が抽出した電力系統機器と同一地域内に位置する電力系統機器を監視対象領域として設定するのではなく、抽出した電力系統機器から半径Rの円領域内に位置する電力系統機器を監視対象領域として設定しても良い。
また、異常検出部は、監視対象領域ではない電力系統機器に対して異常検出処理を行わないようにしても良い。あるいは監視対象領域の各電力系統機器に対して行う異常検出処理よりも、精度は低いが演算量が少ない、あるいは、検出処理の頻度を少なくするなど、処理負荷が少ない他の異常検出の方法を行うようにしても良い。これにより異常検出に必要な全体としての処理量を減らすことができる。
また、抽出部は、後述する環境情報が入力された場合に、その環境情報に基づき監視対象とする電力系統機器を抽出する処理をさらに行っても良い。
(実施の形態2)
上記の実施の形態1では電力系統機器の状態値の変化から監視対象となる地域を特定して、当該地域を監視対象となる領域に設定して、当該領域に関連付けられた電力系統機器の状態値を取得する方式について説明したが、本実施の形態2においては、外部からの環境情報に従って監視対象となる地域を特定する方式について説明する。
図10は、本実施の形態2に従う電力系統監視制御装置の機能ブロック図である。
図10を参照して、本実施の形態2に従う電力系統監視制御装置は、図3で説明した電力系統監視制御装置と比較して監視対象設定部112を監視対象設定部112#に置換した点と、監視対象抽出部110を削除した点が異なる。その他の構成については同様であるのでその詳細な説明については繰り返さない。
監視対象設定部112#は、外部からの環境情報を取得して、当該環境情報に従って監視対象となる領域を設定する。
図11は、外部からの環境情報の一例を説明する図である。
図11(A)を参照して、本例においては、外部からの環境情報として例えば、公的機関、例えば気象庁から送信される地震情報が挙げられる。
本例においては、一例として地域Aについては、震度3、地域Bについては震度1、地域Cについては震度1が観測されて当該情報を環境情報として取得した場合について説明する。
また、例えば、本例においては、地震情報(環境情報)として震度3以上の場合に監視対象となるものとする。
したがって、本例においては、監視対象設定部112#は、地震情報(環境情報)に従って震度3となった地域Aを監視対象となる領域として設定する。
監視対象領域取得部116は、監視対象設定部112により設定された監視対象となる領域に関連付けられている電力系統機器の状態値(過去)を第2状態格納部108から取得する。例えば、地域Aが監視対象となる領域として設定された場合には、識別子1,2に対応する電力系統機器の状態値を第2状態格納部108から取得する。そして、異常検出部120からの異常検出信号が入力されるまで、取得した状態値を時系列に保存する。当該保存は、メモリ16の領域を用いて保存するものとする。
表示制御部118は、監視対象領域取得部116から出力された情報をディスプレイ12に表示する。
異常検出部120は、第1状態格納部104に保存された状態値(現在)と、第2状態格納部108に保存された状態値(過去)の差分を算出して、算出結果に基づいて監視対象となる電力系統機器が異常状態であるか否かを判断する。異常状態であると判断した場合には、異常検出信号を監視対象領域取得部116に出力する。具体的には、図6で説明したように状態値の差分がある所定のしきい値(異常レベルしきい値)を超えたか否かに基づいて判断する。当該しきい値は、事故であると判断されるしきい値である。
当該方式により、地震情報(環境情報)の入力に従って、監視対象となる領域を設定して、当該設定された領域に関連付けられた電力系統機器を事前に絞り込むことが可能となる。そして、絞り込んだ電力系統機器の状態値を別に保存しておき、異常が検出した場合に当該保存した情報を提示する。
図11(B)を参照して、本例においては、外部からの環境情報として例えば、公的機関、例えば気象庁から送信される雨、雪、風等の警報情報が挙げられる。
本例においては、一例として地域Aについては、警報有り、地域Bについては警報無し、地域Cについては警報無しの状態であるものとする。当該情報を環境情報として取得した場合について説明する。
また、例えば、本例においては、警報情報(環境情報)として警報有りの場合に監視対象となるものとする。
したがって、本例においては、監視対象設定部112#は、警報情報(環境情報)に従って警報有りとなった地域Aを監視対象となる領域として設定する。
監視対象領域取得部116は、監視対象設定部112により設定された監視対象となる領域に関連付けられている電力系統機器の状態値(過去)を第2状態格納部108から取得する。例えば、地域Aが監視対象となる領域として設定された場合には、識別子1,2に対応する電力系統機器の状態値を第2状態格納部108から取得する。そして、異常検出部120からの異常検出信号が入力されるまで、取得した状態値を時系列に保存する。当該保存は、メモリ16の領域を用いて保存するものとする。
表示制御部118は、監視対象領域取得部116から出力された情報をディスプレイ12に表示する。
異常検出部120は、第1状態格納部104に保存された状態値(現在)と、第2状態格納部108に保存された状態値(過去)の差分を算出して、算出結果に基づいて監視対象となる電力系統機器が異常状態であるか否かを判断する。異常状態であると判断した場合には、異常検出信号を監視対象領域取得部116に出力する。具体的には、図6で説明したように状態値の差分がある所定のしきい値(異常レベルしきい値)を超えたか否かに基づいて判断する。当該しきい値は、事故であると判断されるしきい値である。
当該方式により、警報情報(環境情報)の入力に従って、監視対象となる領域を設定して、当該設定された領域に関連付けられた電力系統機器を事前に絞り込むことが可能となる。そして、絞り込んだ電力系統機器の状態値を別に保存しておき、異常が検出した場合に当該保存した情報を提示する。
したがって、従来よりシステムリソースの制限により断面数に制限がされていた場合に、これまでと同一のシステムリソースで長期間に渡る状態値を保存することができる。これにより事故が発生する可能性のある地域を特定して事故発生前の過去の電力系統の設備の状態を簡易に取得することが可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 電力系統監視システム、10 電力系統監視制御装置、11 入力部、12 ディスプレイ、13 通信部、15 CPU、16 メモリ、19 内部バス、20 ネットワーク、30 電力系統機器、100 状態取得部、102 第1状態記録部、104 第1状態格納部、106 第2状態記録部、108 第2状態格納部、110 監視対象抽出部、112,112# 監視対象設定部、114 位置情報格納部、116 監視対象領域取得部、118 表示制御部、120 異常検出部。

Claims (11)

  1. 複数の電力系統機器またはそれら複数の電力系統機器を監視する監視機器から、それら複数の電力系統機器のそれぞれの状態値を取得する取得部と、
    前記取得部で取得された前記複数の電力系統機器のそれぞれの状態値を、所定数の断面分、更新しながら記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記複数の電力系統機器の状態値に基づき、監視対象とする電力系統機器を抽出する抽出部と、
    前記複数の電力系統機器の中から、前記抽出部が抽出した電力系統機器の周辺の他の電力系統機器を、前記複数の電力系統機器の位置情報に基づき抽出し、それら前記抽出部が抽出した電力系統機器および前記他の電力系統機器を、監視対象領域として設定する領域設定部と、
    前記監視対象領域として設定した各電力系統機器の状態値を前記記憶部から抽出し、前記記憶部における前記更新による該状態値の記憶削除以降も、該状態値を記憶保持し続ける監視対象領域取得部と、
    前記監視対象領域として設定した前記電力系統機器の、前記記憶部において記憶削除され前記監視対象領域取得部に記憶保持された状態値を前記監視対象領域取得部から読み出し、読み出した状態値、またはその状態値に基づき生成された情報を表示するための出力を行う表示制御部とを備える、電力系統監視制御装置。
  2. 前記複数の電力系統機器のそれぞれが送信する位置情報を受信する、請求項1に記載の電力系統監視制御装置。
  3. 前記記憶部は、前記複数の電力系統機器のそれぞれの現在の状態値を記憶する第1の記憶部と、それら現在の状態値を周期的に過去の状態値として記憶する第2の記憶部を有し、
    前記抽出部は、前記第1の記憶部および前記第2の記憶部に記憶された前記複数の電力系統機器のそれぞれの現在および過去の状態値に基づき、監視対象とする電力系統機器を抽出し、
    前記領域設定部は、前記第1の記憶部および/または第2の記憶部を参照して、前記監視対象領域として設定された各電力系統機器の状態値を取得する、請求項1または2記載の電力系統監視制御装置。
  4. 前記抽出部は、前記複数の電力系統機器のそれぞれの前記現在および過去の状態値の差分が所定のしきい値を超えた場合に、対応する電力系統機器を監視対象として抽出する、請求項3に記載の電力系統監視制御装置。
  5. 前記監視対象領域として設定した各電力系統機器の異常を検出する異常検出部をさらに備え、
    それら電力系統機器の少なくともいずれかに異常を検出した場合に、前記表示制御部は、前記表示のための出力を行う、請求項1〜4のいずれか一項に記載の電力系統監視制御装置。
  6. 前記異常検出部は、前記記憶部に記憶された電力系統機器の現在および過去の状態値に基づいて、異常である電力系統機器を検出する、請求項5に記載の電力系統監視制御装置。
  7. 前記異常検出部は、前記監視対象領域として設定していない電力系統機器について、前記異常検出の処理を行わない、あるいは当該異常検出の処理よりも処理負荷が少ない他の異常検出の処理を行う、請求項5または6に記載の電力系統監視制御装置。
  8. 前記抽出部は、外部から環境情報が入力された場合に、その環境情報に基づき監視対象とする電力系統機器を抽出する、請求項1〜7のいずれか一項に記載の電力系統監視制御装置。
  9. 複数の電力系統機器またはそれら複数の電力系統機器を監視する監視機器から、それら複数の電力系統機器のそれぞれの状態値を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記複数の電力系統機器のそれぞれの状態値を、所定数の断面分、更新しながら記憶する記憶部と、
    外部から少なくとも一つの地域の環境情報が入力され、当該環境情報と前記複数の電力系統機器の位置情報に基づき、当該地域に対応する複数の電力系統機器を監視対象領域として設定する領域設定部と、
    前記監視対象領域として設定した各電力系統機器の状態値を前記記憶部から抽出し、前記記憶部における前記更新による該状態値の記憶削除以降も、該状態値を記憶保持し続ける監視対象領域取得部と、
    前記監視対象領域として設定した前記電力系統機器の、前記記憶部において記憶削除され前記監視対象領域取得部に記憶保持された状態値を前記監視対象領域取得部から読み出し、読み出した状態値、またはその状態値に基づき生成された情報を表示するための出力を行う表示制御部とを備える、電力系統監視制御装置。
  10. 複数の電力系統機器またはそれら複数の電力系統機器を監視する監視機器から、それら複数の電力系統機器のそれぞれの状態値を取得するステップと、
    取得された前記複数の電力系統機器のそれぞれの状態値を、所定数の断面分、更新しながら記憶部に記憶するステップと、
    前記記憶部に記憶された前記複数の電力系統機器の状態値に基づき、監視対象とする電力系統機器を抽出するステップと、
    前記複数の電力系統機器の中から、抽出した電力系統機器の周辺の他の電力系統機器を、前記複数の電力系統機器の位置情報に基づき抽出し、それら抽出した電力系統機器および前記他の電力系統機器を、監視対象領域として設定するステップと、
    前記監視対象領域として設定した各電力系統機器の状態値を前記記憶部から抽出し、前記記憶部における前記更新による該状態値の記憶削除以降も、該状態値を記憶保持し続けるステップと、
    前記監視対象領域として設定した前記電力系統機器の記憶保持された状態値を読み出し、読み出した状態値、またはその状態値に基づき生成された情報を表示するための出力を行うステップとを備える、電力系統監視制御装置の制御方法。
  11. 複数の電力系統機器またはそれら複数の電力系統機器を監視する監視機器から、それら複数の電力系統機器のそれぞれの状態値を取得するステップと、
    取得された前記複数の電力系統機器のそれぞれの状態値を、所定数の断面分、更新しながら記憶部に記憶するステップと、
    外部から少なくとも一つの地域の環境情報が入力され、当該環境情報と前記複数の電力系統機器の位置情報に基づき、当該地域に対応する複数の電力系統機器を監視対象領域として設定するステップと、
    前記監視対象領域として設定した各電力系統機器の状態値を前記記憶部から抽出し、前記記憶部における前記更新による該状態値の記憶削除以降も、該状態値を記憶保持し続けるステップと、
    前記監視対象領域として設定した前記電力系統機器の記憶保持された状態値を読み出し、読み出した状態値、またはその状態値に基づき生成された情報を表示するための出力を行うステップとを備える、電力系統監視制御装置の制御方法。
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