JP6116401B2 - 真空ポンプ装置 - Google Patents

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本発明は真空ポンプ装置に関するものである。
図9は、一般的なドライ真空ポンプユニットの断面図である。図9に示すポンプユニット101は、気体の流路内にオイルを使用しないドライ真空ポンプユニットである。ポンプユニット101は外部空間に連通する吸気ポート102と、吸引した気体を排出するための排気ポート104とを備えている。ポンプユニット101は、4段の一対のポンプロータ(ルーツロータ)106a,106b,106c,106dと、これらポンプロータ106a〜106dが固定される一対の回転軸112と、ポンプロータ106a〜106dが収容されるポンプケーシング108と、一対の回転軸112を介してポンプロータ106a〜106dを回転させるモータ110とを備えている。図9では片方のポンプロータ106a〜106d、片方の回転軸112のみを図示する。つまり、図示しないが、ポンプロータ106a〜106dと平行に別のポンプロータが配置されており、このポンプロータも回転軸(図示しない)に固定されている。
回転軸112は、軸受114,116によって回転自在に支持されている。回転軸112の一端部には、互いに噛み合う一対のタイミングギヤ123が設けられている。モータ110が駆動されると、タイミングギヤ123を介して一対のポンプロータ106a〜106dが互いに反対方向に回転し、外部空間の気体が吸気ポート102を通じてポンプユニット101に吸い込まれ、ポンプロータ106a〜106dによって下流側に移送され、排気ポート104から排出される。
従来、排気ポート104の位置は、例えば図9に示す位置に限定されていた。このため、新たに真空ポンプ装置を設ける場合はもちろん、真空ポンプ装置を別の場所に移設する場合や、真空ポンプ装置の交替の場合に、排気ポート104の位置に合わせて排気設備の排気用配管を構成しなければならなかった。このため、排気ポート104に接続される排気用配管の構成が複雑になったり、排気用配管を敷設するための新たなスペースが必要になるといった問題が生じ、場合によっては真空ポンプ装置を排気設備に接続できないといった問題が生じていた。その結果、不必要な作業工数の増加、配管コストの増加、排気設備の改造など、真空ポンプ装置を設置するためのコストが増大することがあった。
特開昭62−218682号公報
本発明は、上述の事情に鑑みなされたもので、排気システムへのアクセスの自由度を高めることができる真空ポンプ装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明の態様は、気体を吸引するための吸気ポートと、互いに対向して配置された一対のポンプロータと、前記一対のポンプロータが収容されるポンプハウジングと、前記ポンプハウジングに取り外し可能に取り付けられる排気ポートおよび閉塞部材と、前記ポンプハウジング内に溜まった液体を排出する排液ポートとを備え、前記ポンプハウジングは、前記ポンプロータによって圧縮された前記気体を移送するための気体流路と、該気体流路に連通する複数の連通孔を有し、前記排気ポートは前記複数の連通孔のうちのいずれか一つに選択的に接続可能に構成され、他の連通孔は前記閉塞部材によって閉塞され、前記排液ポートは前記排気ポートに取り付けられていることを特徴とする真空ポンプ装置である。
本発明の好ましい態様は、前記複数の連通孔は前記ポンプハウジングの上面および側面でそれぞれ開口していることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記ポンプハウジングは前記気体流路に連通する排気チャンバが内部に形成されたサイドカバーを備え、前記複数の連通孔は前記サイドカバーに形成されており、かつ前記排気チャンバに連通していることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記複数の連通孔は前記サイドカバーの上面および側面でそれぞれ開口していることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記ポンプハウジングは前記気体流路が内部に形成されたポンプケーシングを備え、前記複数の連通孔は前記ポンプケーシングに形成されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記複数の連通孔は前記ポンプケーシングの上面および側面でそれぞれ開口していることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記ポンプハウジングは、前記気体流路に連通する排気チャンバが内部に形成されたサイドカバーと、前記気体流路が内部に形成されたポンプケーシングとを備え、前記複数の連通孔は前記ポンプケーシングの上面および前記サイドカバーの側面でそれぞれ開口しており、前記複数の連通孔のうち、前記サイドカバーの側面で開口する連通孔は、前記排気チャンバに接続されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記ポンプハウジングは、前記気体流路に連通する排気チャンバが内部に形成されたサイドカバーと、前記気体流路が内部に形成されたポンプケーシングとを備え、前記複数の連通孔は前記サイドカバーの上面および前記ポンプケーシングの側面でそれぞれ開口しており、前記複数の連通孔のうち、前記サイドカバーの上面で開口する連通孔は、前記排気チャンバに接続されていることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記ポンプユニットを収容する外装カバーをさらに備え、前記外装カバーは前記複数の連通孔に対応した位置に開口を有することを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記複数の連通孔のうちの少なくとも1つは前記ポンプハウジングの底面に隣接しており、前記排気ポートは、前記ポンプハウジングの底面に隣接する前記連通孔に接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、ポンプハウジングに形成された複数の連通孔のうちのいずれか1つの連通孔に排気ポートを接続し、他の連通孔を閉塞することで排気設備に応じて排気ポートの位置を切り替えることができる。したがって、排気システムへのアクセスの自由度を高めることができる。
本発明の一実施形態に係る真空ポンプ装置を構成するポンプユニットの断面図である。 サイドカバーを模式的に示す断面図である。 サイドカバーの変形例を模式的に示す断面図である。 ポンプユニットを模式的に示す斜視図である。 ポンプユニットの全体が外装カバーで覆われた真空ポンプ装置を示す斜視図である。 排気ポートが第2の連通孔に接続され、第1の連通孔が閉塞部材で閉塞されている状態の真空ポンプ装置を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る真空ポンプ装置を構成するポンプユニットの断面図である。 図7のA−A線断面図である。 一般的なドライ真空ポンプユニットの断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1乃至図8において、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1に記載されるポンプユニットは、気体の流路内にオイルを使用しないドライ真空ポンプユニットである。本実施形態ではルーツ型真空ポンプユニットを説明するが、ルーツ型真空ポンプユニットの他にスクリュー型などの他のタイプの真空ポンプユニットを使用してもよい。
ポンプユニットは、図示しない外部空間(例えば真空チャンバなど)の気体を吸気するための吸気ポート2と、気体を排出するための排気ポート4とを備えている。ポンプユニットの運転により、外部空間の気体は、吸気ポート2を通ってポンプユニットに吸い込まれ、排気ポート4から排出される。ポンプユニットは、互いに対向して配置された一対のポンプロータ(ルーツロータ)40a,40b,40c,40d,40eと、これらポンプロータ40a〜40eが固定される一対の回転軸42と、ポンプロータ40a〜40eが収容されるポンプハウジング5と、回転軸42を介してポンプロータ40a〜40eを回転させるモータ10とを備えている。なお、ここに図示した例では、5段のポンプロータを示したが、本発明はこれに限られず、ポンプロータの段数は、求められる真空度や排気量などに応じて適宜選定することができる。
モータ10は、図示しないインバータに接続されており、インバータから可変周波数の電圧がモータ10に印加されるようになっている。回転軸42は、軸受14,16によって回転自在に支持されている。回転軸42の一方の端部には、互いに噛み合う一対のタイミングギヤ23が設けられており、これらタイミングギヤ23は、軸受14と共にギヤカバー25内に収容されている。
モータ10は、2つの回転軸42のうちのいずれか一方に固定されたモータロータ27と、コイルが巻かれたステータコアを有するモータステータ29と、これらモータロータ27、モータステータ29を収容するモータフレーム32とを備えている。モータステータ29は、モータロータ27を囲むように配置されており、モータフレーム32の内周面に固定されている。モータ10が駆動されると、タイミングギヤ23を介して一対のポンプロータ40a〜40eが互いに反対方向に回転し、気体が吸気ポート2を通じてポンプユニットに吸い込まれ、ポンプロータ40a〜40eによって下流側に移送され、排気ポート4から排出される。
ポンプハウジング5は、ポンプロータ40a〜40eにより圧縮された気体が移送される気体流路41が内部に形成されたポンプケーシング8と、気体流路41に連通する排気チャンバ56が内部に形成されたサイドカバー58とを備えている。サイドカバー58はポンプケーシング8とギヤカバー25との間に配置されており、排気ポート4はサイドカバー58に設けられる。吸気ポート2はポンプケーシング8に設けられている。ポンプケーシング8、排気ポート4が設けられるサイドカバー58、タイミングギヤ23が配置されるギヤカバー25、およびモータ10のモータフレーム32は、この順番に直列に並んで配置されている。
排気チャンバ56は最終段のポンプロータ40eに隣接しており、ポンプロータ40a〜40eにより圧縮された気体は排気チャンバ56に移送されるように構成されている。
図2は、サイドカバー58を模式的に示す断面図である。図2に示すように、サイドカバー58は、その上壁に第1の連通孔60を有しており、その側壁に第2の連通孔62を有している。第1の連通孔60および第2の連通孔62は、サイドカバー58の上面および側面でそれぞれ開口している。これら連通孔60,62は排気チャンバ56に接続されており、排気チャンバ56と外部空間とを連通している。
図3に示すようにサイドカバー58は、他方の側面で開口する第3の連通孔64を有してもよい。さらに、図示しないが、サイドカバー58の下面で開口する第4の連通孔を設けてもよい。
図4はポンプユニットを模式的に示す斜視図である。図4に示すように、サイドカバー58には第1の連通孔60を閉塞する閉塞部材70が取り付けられている。閉塞部材70は、締結具としてのねじ74によりサイドカバー58に取り外し可能に取り付けられている。第2の連通孔62には気体を排出するための排気ポート4が接続されている。排気ポート4は、フランジ4aと、フランジ4aから延びる円筒部4bとから構成されている。フランジ4aは締結具としてのねじ78によりサイドカバー58に取り外し可能に取り付けられている。排気ポート4は、第1の連通孔60および第2の連通孔62のうちのいずれか一方に選択的に接続され、他方は閉塞部材70によって閉塞される。
モータ10が駆動されると、タイミングギヤ23を介して一対のポンプロータ40a〜40eが互いに反対方向に回転し、気体が吸気ポート2を通じてポンプユニットに吸い込まれ、ポンプロータ40a〜40eによって気体流路41を通って下流側に移送される。さらに、気体は排気チャンバ56内に流入し、そして排気ポート4から排出される。このような気体の排出が連続して行われることにより、外部空間の気体が真空排気される。第1の連通孔60は閉塞部材70により閉塞されているため、ポンプユニット内の気体は第1の連通孔60からは排出されない。
第1の連通孔60および第2の連通孔62はどちらも排気チャンバ56に連通しているため、排気ポート4および閉塞部材70の設置位置を切り替えることにより、ポンプユニットの排気場所を変更することができる。つまり、排気ポート4を第1の連通孔60に接続し、第2の連通孔62を閉塞部材70で閉塞することで、ポンプユニットに吸い込まれた気体はポンプユニットから上方に排出される。したがって、既設の排気システムのレイアウトに起因して、排気ポート4をポンプユニットの側面に接続できない場合は、排気ポート4をポンプユニットの上面に取り付けることで、ポンプユニットは既設の排気システムに接続することができる。結果として、排気システムへのアクセスの自由度を高めることができる。
図3に示すサイドカバー58を使用する場合も、連通孔60,62,64のうちの1つに排気ポート4を接続し、それ以外の連通孔を閉塞部材70で閉塞する。このような構成により、ポンプユニット内の気体は、サイドカバー58の一の連通孔と連通した排気ポート4を通じて外部に排出され、それ以外の連通孔からは排出されない。
1台の真空ポンプ装置において、排気ポート4の位置を選択可能とすることによって、排気システムへのアクセスの自由度が向上し、結果として真空ポンプ装置を設置するためのコストを抑制することができる。また、第1の連通孔60に排気ポート4を接続することにより、排気用配管を真空ポンプ装置の上方に延ばして排気ポート4に接続することができるため、真空ポンプ装置の設置面積を低減することができる。
排気ポート4を第2の連通孔62に接続して気体をポンプユニットの横方向に排気する場合、図4に示すように排気ポート4の円筒部4bに排液ポート90を設けてもよい。このような構成により、真空ポンプ装置は液化性ガスの排気に対応することができる。つまり、排気ポート4を第1の連通孔60に接続し、液化性ガスをポンプユニットの上方向から排気した場合、排気ポート4内の気体が液体となってポンプハウジング5内に溜まり、ポンプロータ40a〜40eの回転を阻害することがある。この場合、ポンプユニットを分解して溜まった液体を排出しなければならない。
そこで、排気ポート4を第2の連通孔62に接続し、排気ポート4の円筒部4bに排液ポート90を設けることにより、ポンプハウジング5内に溜まった液体を排液ポート90から排出することができる。したがって、液体を排出するためのメンテナンスが不要となる。排気ポート4をポンプハウジング5の上面または側面に選択的に接続可能に構成することにより、1台の真空ポンプ装置で液化性ガスまたは非液化性ガスを排気することができる。すなわち、液化性ガスを排気する場合は排気ポート4を第2の連通孔62に接続し、非液化性ガスを排気する場合は、排気ポート4を連通孔60,62のいずれか1つに接続することができる。したがって、排気する気体の種類に応じて真空ポンプ装置を選択する必要がなくなる。
図5は、ポンプユニットの全体が外装カバー80で覆われた真空ポンプ装置を示す斜視図である。排気ポート4は第1の連通孔60(図2参照)に接続されており、第2の連通孔62(図2参照)は閉塞部材70で閉塞されている。外装カバー80は連通孔60,62に対応する位置に開口を有している。図5において、外装カバー80には第1の連通孔60に対応する位置に形成された上記開口を覆うように第1の板材84が設けられており、第2の連通孔62に対応する位置に形成された上記開口を覆うように第1の蓋86が設けられている。この第1の板材84は2つ割の板材から構成されており、これら板材は半円状の切り欠きをそれぞれ有している。これら板材を合わせると第1の板材84に通孔が形成される。排気ポート4は第1の板材84の通孔を通って外部空間まで延びている。第1の板材84および第1の蓋86はねじ88,89により外装カバー80に取り外し可能に取り付けられている。
図6は、排気ポート4が第2の連通孔62に接続され、第1の連通孔60が閉塞部材70で閉塞されている状態の真空ポンプ装置を示す斜視図である。図6において、外装カバー80には第1の連通孔60に対応する位置に外装カバー80に形成された開口を覆うように第2の蓋87が設けられており、第2の連通孔62に対応する位置に外装カバー80に形成された開口を覆うように第2の板材85が設けられている。この第2の板材85は切り欠きを有しており、排気ポート4は第2の板材85の切り欠きを通って外部空間まで延びている。これら板材84,85および蓋86,87を外装カバー80から取り外すことで排気ポート4を連通孔60,62のうちの一方に接続し、閉塞部材70を他方に取り付けることができる。
外装カバー80は連通孔60,62に対応する位置に開口を有しているため、外装カバー80自体を交換することなく排気ポート4の位置を切り換えることができる。結果として、排気ポート4の位置を変更するときに必要な部品点数を削減することができる。
図7は本発明の他の実施形態に係る真空ポンプ装置を構成するポンプユニットの断面図である。図8は図7のA−A線断面図である。上述したポンプユニットと本実施形態に係るポンプユニットとの相違点は、第1の連通孔60および第2の連通孔62がサイドカバー58に形成されていることに加えて、ポンプケーシング8にも連通孔が形成されている点である。図7および図8に示すように、ポンプケーシング8はその側面で開口する第5の連通孔66と、その上面で開口する第6の連通孔68とを有している。これら連通孔66,68は、最終段のポンプロータ40eの吐出側に位置する、気体流路41の吐出側領域41aに接続されている。これら連通孔66,68は吐出側領域41aと外部空間とを連通している。
ポンプロータ40eにより圧縮された気体は吐出側領域41aを通って排気チャンバ56に移送される。図示しないが、排気ポート4は図4に示すポンプユニットと同様に連通孔60,62,66,68のうちの1つに選択的に接続され、それ以外の連通孔は閉塞部材70によって閉塞される。このような構成により、ポンプユニット内の気体は、ポンプケーシング8またはサイドカバー58の一の連通孔と連通した排気ポート4を通じて外部に排出され、それ以外の連通孔からは排出されない。
排気ポート4をポンプハウジング5の上面または側面に選択的に接続することで排気システムへのアクセスの自由度が向上する。ポンプハウジング5は必ずしも上述したすべての連通孔60,62,64,66,68を有する必要はない。例えば、ポンプハウジング5の上面および側面で開口する連通孔は、以下のような組み合わせによって実現することができる。(1)ポンプケーシング8に第5の連通孔66および第6の連通孔68を設ける。(2)サイドカバー58に第1の連通孔60および第2の連通孔62を設ける。(3)ポンプケーシング8に第5の連通孔66を設け、サイドカバー58に第1の連通孔60を設ける。(4)ポンプケーシング8に第6の連通孔68を設け、サイドカバー58に第2の連通孔62を設ける。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。
2,102 吸気ポート
4,104 排気ポート
4a フランジ
4b 円筒部
5 ポンプハウジング
8,108 ポンプケーシング
10,110 モータ
14,16,114,116 軸受
23,123 タイミングギヤ
25 ギヤカバー
27 モータロータ
29 モータステータ
32 モータフレーム
40a〜40e,106a〜106d ポンプロータ
41 気体流路
41a 吐出側領域
42,112 回転軸
56 排気チャンバ
58 サイドカバー
60 第1の連通孔
62 第2の連通孔
64 第3の連通孔
66 第5の連通孔
68 第6の連通孔
70 閉塞部材
74,78,88,89 ねじ
80 外装カバー
84 第1の板材
85 第2の板材
86 第1の蓋
87 第2の蓋
90 排液ポート
101 ポンプユニット

Claims (10)

  1. 気体を吸引するための吸気ポートと、
    互いに対向して配置された一対のポンプロータと、
    前記一対のポンプロータが収容されるポンプハウジングと、
    前記ポンプハウジングに取り外し可能に取り付けられる排気ポートおよび閉塞部材と
    前記ポンプハウジング内に溜まった液体を排出する排液ポートとを備え、
    前記ポンプハウジングは、前記ポンプロータによって圧縮された前記気体を移送するための気体流路と、該気体流路に連通する複数の連通孔を有し、
    前記排気ポートは前記複数の連通孔のうちのいずれか一つに選択的に接続可能に構成され、他の連通孔は前記閉塞部材によって閉塞され
    前記排液ポートは前記排気ポートに取り付けられていることを特徴とする真空ポンプ装置。
  2. 前記複数の連通孔は前記ポンプハウジングの上面および側面でそれぞれ開口していることを特徴とする請求項1に記載の真空ポンプ装置。
  3. 前記ポンプハウジングは前記気体流路に連通する排気チャンバが内部に形成されたサイドカバーを備え、
    前記複数の連通孔は前記サイドカバーに形成されており、かつ前記排気チャンバに連通していることを特徴とする請求項1に記載の真空ポンプ装置。
  4. 前記複数の連通孔は前記サイドカバーの上面および側面でそれぞれ開口していることを特徴とする請求項3に記載の真空ポンプ装置。
  5. 前記ポンプハウジングは前記気体流路が内部に形成されたポンプケーシングを備え、
    前記複数の連通孔は前記ポンプケーシングに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の真空ポンプ装置。
  6. 前記複数の連通孔は前記ポンプケーシングの上面および側面でそれぞれ開口していることを特徴とする請求項5に記載の真空ポンプ装置。
  7. 前記ポンプハウジングは、前記気体流路に連通する排気チャンバが内部に形成されたサイドカバーと、前記気体流路が内部に形成されたポンプケーシングとを備え、
    前記複数の連通孔は前記ポンプケーシングの上面および前記サイドカバーの側面でそれぞれ開口しており、
    前記複数の連通孔のうち、前記サイドカバーの側面で開口する連通孔は、前記排気チャンバに接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の真空ポンプ装置。
  8. 前記ポンプハウジングは、前記気体流路に連通する排気チャンバが内部に形成されたサイドカバーと、前記気体流路が内部に形成されたポンプケーシングとを備え、
    前記複数の連通孔は前記サイドカバーの上面および前記ポンプケーシングの側面でそれぞれ開口しており、
    前記複数の連通孔のうち、前記サイドカバーの上面で開口する連通孔は、前記排気チャンバに接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の真空ポンプ装置。
  9. 前記ポンプユニットを収容する外装カバーをさらに備え、
    前記外装カバーは前記複数の連通孔に対応した位置に開口を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の真空ポンプ装置。
  10. 前記複数の連通孔のうちの少なくとも1つは前記ポンプハウジングの底面に隣接しており、
    前記排気ポートは、前記ポンプハウジングの底面に隣接する前記連通孔に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の真空ポンプ装置。
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