JP6111528B2 - 画像処理装置及び画像処理方法並びにプログラム - Google Patents
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Description
撮像手段により撮影された人物の撮影画像を表示する画像処理装置であって、
前記撮影画像内の人物の特定部位を認識する認識手段と、
前記認識手段により認識された人物の特定部位内の左右半分のいずれか一方の画像部分を左右反転した画像を、比較対象画像として取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記比較対象画像を、左右半分のいずれか他方となる前記撮影画像内の位置に、透過して重ね合わせて表示する表示制御手段と、
を備え、
前記認識手段は、前記比較対象画像内の人物の特定部位を、更に認識し、
前記表示制御手段は、前記撮影画像と前記比較対象画像とを重ね合わせ表示する際に、前記認識手段によりそれぞれ認識された人物の特定部位同士を表示合わせの基準としてその基準どおりに重ね合わせて表示する、
ようにしたことを特徴とする画像処理装置である。
撮像手段により撮影された人物の撮影画像を表示する画像処理装置における画像処理方法であって、
前記撮影画像内の人物の特定部位を認識する処理と、
前記認識された人物の特定部位内の左右半分のいずれか一方の画像部分を左右反転した画像を、比較対象画像として取得する処理と、
前記取得された前記比較対象画像を、左右半分のいずれか他方となる前記撮影画像内の位置に、透過して重ね合わせて表示する処理と、
を含み、
前記認識する処理において、前記比較対象画像内の人物の特定部位を、更に認識し、
前記表示する処理において、前記撮影画像と前記比較対象画像とを重ね合わせ表示する際に、前記認識された人物の特定部位同士を表示合わせの基準としてその基準どおりに重ね合わせて表示する、
ようにしたことを特徴とする画像処理方法である。
撮像手段により撮影された人物の撮影画像を表示する画像処理装置を制御するコンピュータに対して、
前記撮影画像内の人物の特定部位を認識する機能と、
前記認識された人物の特定部位内の左右半分のいずれか一方の画像部分を左右反転した画像を、比較対象画像として取得する機能と、
前記取得された前記比較対象画像を、左右半分のいずれか他方となる前記撮影画像内の位置に、透過して重ね合わせて表示する機能と、
を実現させ、
前記認識する機能において、前記比較対象画像内の人物の特定部位を、更に認識し、
前記表示する機能において、前記撮影画像と前記比較対象画像とを重ね合わせ表示する際に、前記認識された人物の特定部位同士を表示合わせの基準としてその基準どおりに重ね合わせて表示する、
ようにしたことを特徴とするプログラムである。
(実施形態1)
先ず、図1〜図11を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1は、画像処理装置として適用した撮像装置(デジタルカメラ)の基本的な構成を示したブロック図である。
撮像装置(デジタルカメラ)は、静止画像のほかに動画像の撮影も可能なコンパクトカメラであり、撮像機能、計時機能などの基本的な機能のほか、このカメラを鏡として使用可能とする鏡表示機能(後述する)を備えている。制御部1は、電源部(二次電池)2からの電力供給によって動作し、記憶部3内の各種のプログラムに応じてこのカメラの全体動作を制御するもので、この制御部1には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。
撮像装置(デジタルカメラ)は、本体筐体11と表示筐体12、カメラ筐体13を有し、本体筐体11は、その全体形状が略U字型を成し、そのU字内に表示筐体12及びカメラ筐体13を収めるようにしている。この場合、U字を構成する両側直線の端部には、表示筐体12付のカメラ筐体13が回転可能に軸支されている。表示筐体12は、その全体が矩形(直方体)を成し、その一方の表面部には、タッチ表示部6が配設されている。また、表示筐体12の一方の短辺部は、カメラ筐体13の一端部(本体筐体11との軸支部に対してその反対側の端部)に180°回転可能に取り付けられている。
すなわち、図3は、撮影レンズ部5aに対してタッチ表示部6が同じ方向に向くように表示筐体12を回転させることによりカメラを鏡として使用する鏡表示モードにおいて、ユーザ操作により通常表示モード、全反転表示モード、左反転表示モード、右反転表示モードに切り換えられた場合に、その各表示モード下でのタッチ表示部6の表示状態を示した図である。
撮影者は、自身の両手を開いてその爪側を撮像部5に向けて撮影を開始させると、撮影された両手のライブビュー画像(撮影画像)がタッチ表示部6上に表示される。図4は、両手が表示されている状態において、その右手の画像部分を左右方向に180°反転し、その反転画像を元の画像(左手の画像部分)に重ね合わせた場合の表示状態を示した図である。この場合、右手の各指に塗られているマニュキュアを左手の各指にも施すようなときに、この右反転表示モードを選択して切り換えるようにすればよい。なお、図中、*は、右手の各指に塗られたマニュキュアによるペイント部分(星形の図形)を例示している(以下、同様)。
撮像部5により撮影された撮影者自身のライブビュー画像がタッチ表示部6上に表示されている状態において、上述の右反転モードや左反転モードでは、ライブビュー画像の一部を取得して比較対象画像として反転し、その反転画像をライブビュー画像に重ね合わせるようにしたが、このサンプル参照表示モードでは、ライブビュー画像以外の画像(例えば、過去の自分自身の顔画像、他人(例えば、有名人)の顔画像など)をサンプル画像(比較対象画像)として画像メモリM3から読み出し取得し、このサンプル画像をライブビュー画像に重ね合わせて表示するようにした表示モードである。
図6(1)は、ライブビュー画像(顔画像)が画面の中心線上にない場合を示した図で、図示の例において、人物の顔の鼻筋を通る仮想線を顔の中心線とすると、画面の中心線CL1に対してライブビュー画像(顔画像)の中心線CL2は、図中左側に大きくずれている場合の表示状態を示した図である。図6(2)は、画像解析によりライブビュー画像(顔画像)の中心線CL2のその位置を検出して、そのライブビュー画像(顔画像)の中心線CL2の位置が画面の中心線CL1に一致するようにセンタ調整した場合の表示状態を示した図である。
図7(1)は、図3(4)に示した左反転表示モードにおいて、その左反転画像の透過率を“0%”とした場合である。図7(2)は、図3(4)に示した左反転表示モードにおいて、その左反転画像の透過率を“50%”とした場合の表示状態を示している。本実施形態においては、画像の透過率をユーザ操作により任意に設定可能(調整可能)としている。
図8(1)は、図3(4)に示した左反転表示モードにおいて、元の画像(ライブビュー画像)はやや明るいが、例えば、色温度の違う照明下で左反転の画像を重ね合わせると、重ね合わせ部分が濃くなり、全体画像の色味が変わった場合の表示状態を示した図である。
先ず、撮影者は、図2に示すように撮影レンズ部5aとタッチ表示部6とが同じ方向に向くように表示筐体12を回し、更に、本体筐体11と表示筐体12とが二本の足となってカメラ全体が立つように本体筐体11に対して表示筐体12を開いて机などに載置する。そして、撮影可能な撮影モードにおいて鏡表示モードに切り換えると、制御部1は、撮像部5から撮影画像(ライブビュー画像)を取得する動作を開始すると共に(ステップA1)、このライブビュー画像をタッチ表示部6に表示させる表示動作を開始し(ステップA2)、更に、このライブビュー画像を解析して被写体(人物)を認識する動作を開始する(ステップA3)。
先ず、制御部1は、ユーザ操作により表示モードの変更が指示されたかを調べる(図10のステップB1)。すなわち、通常表示モード、反転表示モード(全反転表示モード、左反転表示モード、右反転表示モード)、サンプル参照表示モードのうち、現在設定されている表示モードから他の表示モードへ変更すべきことが指示されたかを調べ、その変更が指示されたときには、ユーザ操作により任意の表示モードを選択設定する処理を行う(ステップB2)。
上述した第1実施形態においては、被写体(人物)を認識することによりその顔あるいは両手を認識したかを調べたり、全身を認識したかを調べたりするようにしたが、このような表示処理対象の認識は行わず、ユーザが表示処理対象を予め指定するようにしてもよい。
以下、この発明の第2実施形態について図13〜図15を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態においては、撮影画像と比較対象画像とを重ね合わせて表示するようにしたが、この第2実施形態においては、人物を撮影した撮影画像の任意の部位が指定されると、その指定部位と左右対称関係にある他の部位を抽出して拡大表示するようにしたものである。ここで、両実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
図13(1)は、人物を撮影した撮影画像(ライブビュー画像)の任意の部位がタッチ指定された場合の様子を示した図である。すなわち、図3(1)で示した通常表示モードにおいて、その人物(撮影者)の右目がタッチ指定された場合の例示した図である。制御部1は、図13(1)に示したように人物(撮影者)の任意の部位がタッチされると、そのタッチ位置に応じてライブビュー画像から指定部位(右目部分)の画像部分を抽出すると共に、この指定部位と左右対称関係にある部位(左目部分)を特定し、この特定部位(対称部位)の画像部分をライブビュー画像から抽出するようにしている。
図14(1)は、両手を撮影した撮影画像の任意の部位がタッチ指定された場合の様子を示した図である。この撮影画像は、撮影後にレビュー表示された画像であり、制御部1は、この撮影画像内の任意の部位(右手の人差し指)がタッチされると、そのタッチ位置に応じて撮影画像から指定部位(右手の人差し指)の画像部分を抽出すると共に、この指定部位と左右対称関係にある部位(左手の人差し指)を特定し、この特定部位(対称部位)の画像部分を撮影画像から抽出するようにしている。図14(2)は、撮影画像から抽出した指定部位(右手の人差し指)の画像部分と対称部位(左手の人差し指)の画像部分とを所定のサイズに拡大して横並びに並列表示された状態を示している。なお、図示の例は、右手人差し指の爪に施したマニュキュアを左手人差し指の爪にも同様に施す場合である。なお、この場合においても撮影画像以外の他の画像(サンプル画像)が抽出対象として選択されていれば、対称部位の画像部分は、このサンプル画像から抽出される。
先ず、制御部1は、撮像部5から撮影画像(ライブビュー画像)を取得する動作を開始すると共に(ステップC1)、このライブビュー画像をタッチ表示部6に表示させる表示動作を開始する(ステップC2)。更に、このライブビュー画像を解析して被写体(人物)を認識する動作を開始する(ステップC3)。そして、ライブビュー画像から対称部位を抽出するのか、他の画像(サンプル画像)から対称部位を抽出するのかを問い合わせるメッセージを表示させ、それに応じて抽出対象を選択する操作が行われると(ステップC4)、選択された抽出対象は、他の画像(サンプル画像)であるかを判別する(ステップC5)。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
撮像手段により撮影された人物の撮影画像を表示する画像処理装置であって、
前記撮影画像との比較用として該撮影画像に重ね合わせ表示される人物の画像を比較対象画像として取得する取得手段と、
前記撮影画像及び前記比較対象画像内の人物の特定部位をそれぞれ認識する認識手段と、
前記撮影画像と前記比較対象画像とを重ね合わせ表示する際に、前記認識手段によりそれぞれ認識された人物の特定部位同士を表示合わせの基準としてその基準どおりに重ね合わせて表示する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置である。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、
前記認識手段は、前記撮影画像及び前記比較対象画像内の人物の特定部位を認識する場合に、その特定部位の位置・大きさ・形状・傾き角度のうち、少なくともそのいずれかをそれぞれ認識し、
前記表示制御手段は、前記認識手段により認識された特定部位の位置・大きさ・形状・傾き角度のうち、少なくともそのいずれかを表示合わせの基準としてその基準どおりに重ね合わせ表示する、
ようにしたことを特徴とする画像処理装置である。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項1あるいは請求項2に記載の画像処理装置において、
前記撮像手段により撮影された人物の撮影画像は、ライブビュー画像である、
ことを特徴とする画像処理装置である。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像処理装置において、
前記取得手段は、前記撮影画像の左右を反転した画像を比較対象画像として取得する、
ようにしたことを特徴とする画像処理装置である。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像処理装置において、
前記取得手段は、前記撮影画像からその一部の画像部分を取得すると共に、その画像部分の左右を反転した画像を比較対象画像として取得する、
ようにしたことを特徴とする画像処理装置である。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項5記載の画像処理装置において、
前記取得手段は、前記人物の撮影画像からその顔の左右のいずれか略半分の顔画像を取得すると共にその略半分の顔画像の左右を反転した画像を比較対象画像として取得し、
前記表示制御手段は、前記撮影画像と前記比較対象画像とを重ね合わせ表示する場合に、前記撮影画像から取得した画像が略右半分の顔画像であれば、その略右半分の顔画像の左右を反転した比較対象画像を、前記撮影画像内の略左半分の顔画像部分に重ね合わせ表示し、前記撮影画像から取得した画像が略左半分の顔画像であれば、その略左半分の顔画像の左右を反転した比較対象画像を、前記撮影画像内の略右半分の顔画像部分に重ね合わせ表示する、
ようにしたことを特徴とする画像処理装置である。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の画像処理装置において、
前記取得手段は、前記人物の撮影画像からその左右のいずれか一方の手の画像を取得すると共に、その一方の手の画像の左右を反転した画像を比較対象画像として取得し、
前記表示制御手段は、前記撮影画像と前記比較対象画像とを重ね合わせ表示する場合に、前記撮影画像から取得した一方の手の画像が右手の画像であれば、その右手の画像の左右を反転した比較対象画像を、前記撮影画像内の左手の画像部分に重ね合わせ表示し、前記撮影画像から取得した画像が左手の画像であれば、その左手の画像の左右を反転した比較対象画像を、前記撮影画像内の右手の画像部分に重ね合わせて表示する、
ようにしたことを特徴とする画像処理装置である。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画像処理装置において、
前記取得手段は、前記人物を撮影した撮影画像とは異なる他の画像を比較対象画像として取得する、
ようにしたことを特徴とする画像処理装置である。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の画像処理装置において、
前記取得手段は、前記撮影画像とは異なる他の画像を比較対象画像として取得する場合に、過去に撮影された同一人物の画像を取得する、
ようにしたことを特徴とする画像処理装置である。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、請求項8あるいは請求項9に記載の画像処理装置において、
前記認識手段は、更に前記撮影画像及び前記比較対象画像の明るさ又は色合いをそれぞれ認識し、
前記表示制御手段は、前記認識手段により認識された明るさ又は色合いを表示合わせの基準としてその基準どおりに前記撮影画像及び前記比較対象画像の明るさ又は色合いを調整して重ね合わせ表示する、
ようにしたことを特徴とする画像処理装置である。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、請求項1〜請求項10のいずれかに記載の画像処理装置において、
前記認識手段は、更に前記撮影画像の中心線を認識し、
前記表示制御手段は、前記認識手段により認識された中心線に応じて撮影画像の表示位置を調整して重ね合わせ表示する、
ようにしたことを特徴とする画像処理装置である。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、請求項1〜請求項11のいずれかに記載の画像処理装置において、
前記撮影画像と前記比較対象画像とを重ね合わせて表示させる場合の透過率を設定する透過率設定手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記透過率設定手段により設定された透過率に応じて前記撮影画像と前記比較対象画像との透過率を変えて重ね合わせ表示する、
ようにしたことを特徴とする画像処理装置である。
(請求項13)
請求項13に記載の発明は、請求項1〜請求項12のいずれかに記載の画像処理装置において、
前記認識手段は、更に前記撮影画像の画面に対する傾き角度を認識し、
前記表示制御手段は、前記認識手段により認識された傾き角度を表示合わせの基準としてその基準どおりに前記撮影画像の傾き角度を調整して重ね合わせ表示する、
ようにしたことを特徴とする画像処理装置である。
(請求項14)
請求項14に記載の発明は、請求項1〜請求項12のいずれかに記載の画像処理装置において、
前記撮影画像に前記比較対象画像を重ね合わせて表示させる場合の傾き角度を任意に設定する角度設定手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記角度設定手段により設定された傾き角度に応じて前記撮影画像の表示向きを調整して重ね合わせ表示する、
ようにしたことを特徴とする画像処理装置である。
(請求項15)
請求項15に記載の発明は、請求項1〜14のいずれかに記載の画像処理装置において、
前記撮影画像と前記比較対象画像とを重ね合わせて表示させる場合の倍率を任意に設定する倍率設定手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記倍率設定手段により設定された倍率に応じた大きさとなるように前記撮影画像と前記比較対象画像とを重ね合わせて表示する、
ようにしたことを特徴とする画像処理装置である。
(請求項16)
請求項16に記載の発明は、
撮像手段により撮影された人物の画像を撮影画像として表示する画像処理装置であって、
前記撮影画像内の人物の任意の部位を指定する指定手段と、
前記指定手段によって指定された指定部位に対して左右対称の関係にある対称部位の画像部分を取得する取得手段と、
前記指定手段により指定された指定部位の画像部分と前記取得手段により取得された対称部位の画像部分をそれぞれ拡大する拡大手段と、
前記拡大手段により拡大された各部位の画像部分を並列して表示する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする画像処理装置である。
(請求項17)
請求項17に記載の発明は、請求項16に記載の画像処理装置において、
表示部とタッチ部とを備えたタッチ表示手段を更に備え、
前記指定手段は、前記タッチ表示手段に表示されている撮影画像の任意の位置をタッチすることにより人物の任意の部位を指定する、
ようにしたことを特徴とする画像処理装置である。
(請求項18)
請求項18に記載の発明は、請求項16あるいは請求項17に記載の画像処理装置において、
前記撮像手段により撮影された人物の撮影画像は、ライブビュー画像であり、
前記取得手段は、前記ライブビュー画像から前記指定部位に対して左右対称の関係にある対称部位の画像部分を取得する、
ようにしたことを特徴とする画像処理装置である。
(請求項19)
請求項19に記載の発明は、請求項16あるいは請求項17に記載の画像処理装置において、
前記取得手段は、前記撮影画像とは異なる他の画像から前記対称部位の画像部分を取得する、
ようにしたことを特徴とする画像処理装置である。
(請求項20)
請求項20に記載の発明は、請求項19に記載の画像処理装置において、
前記取得手段は、前記撮影画像とは異なる他の画像から前記対称部位の画像部分を取得する場合に、過去に撮影された同一人物の画像を取得する、
ようにしたことを特徴とする画像処理装置である。
(請求項21)
請求項21に記載の発明は、請求項16〜請求項20のいずれかに記載の画像処理装置において、
前記指定手段により指定された指定部位の画像部分と前記取得手段により取得された対称部位の画像部分に対応してその倍率をそれぞれ任意に設定する倍率設定手段を更に備え、
前記拡大手段は、前記倍率設定手段により設定された倍率に応じて対応する前記指定部位の画像部分及び前記対称部位の画像部分を拡大する、
ようにしたことを特徴とする画像処理装置である。
(請求項22)
請求項22に記載の発明は、
撮像手段により撮影された人物の撮影画像との比較用として、該撮影画像に重ね合わせ表示される人物の画像を比較対象画像として取得するステップと、
前記撮影画像及び前記比較対象画像内の人物の特定部位をそれぞれ認識するステップと、
前記撮影画像と前記比較対象画像とを重ね合わせ表示する際に、前記認識された人物の特定部位同士を表示合わせの基準としてその基準どおりに重ね合わせて表示するステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法である。
(請求項23)
請求項23に記載の発明は、
撮像手段により撮影された撮影画像内の人物の任意の部位を指定するステップと、
前記指定された指定部位に対して左右対称の関係にある対称部位の画像部分を取得するステップと、
前記指定された指定部位の画像部分と前記取得された対称部位の画像部分をそれぞれ拡大するステップと、
前記拡大された各部位の画像部分を並列して表示するステップと、
を含むことを特徴とする画像処理方法である。
(請求項24)
請求項24に記載の発明は、
コンピュータに対して、
撮像手段により撮影された人物の撮影画像との比較用として、該撮影画像に重ね合わせ表示される人物の画像を比較対象画像として取得する機能と、
前記撮影画像及び前記比較対象画像内の人物の特定部位をそれぞれ認識する機能と、
前記撮影画像と前記比較対象画像とを重ね合わせ表示する際に、前記認識された人物の特定部位同士を表示合わせの基準としてその基準どおりに重ね合わせて表示する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
(請求項25)
請求項25に記載の発明は、
コンピュータに対して、
撮像手段により撮影された撮影画像内の人物の任意の部位を指定する機能と、
前記指定された指定部位に対して左右対称の関係にある対称部位の画像部分を取得する機能と、
前記指定された指定部位の画像部分と前記取得された対称部位の画像部分をそれぞれ拡大する機能と、
前記拡大された各部位の画像部分を並列して表示する機能と、
を実現させるためのプログラムである。
3 記憶部
4 操作部
5 撮像部
5a 撮影レンズ部
6 タッチ表示部
M1 プログラムメモリ
M3 画像メモリ
11 本体筐体
12 表示筐体
13 カメラ筐体
Claims (12)
- 撮像手段により撮影された人物の撮影画像を表示する画像処理装置であって、
前記撮影画像内の人物の特定部位を認識する認識手段と、
前記認識手段により認識された人物の特定部位内の左右半分のいずれか一方の画像部分を左右反転した画像を、比較対象画像として取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記比較対象画像を、左右半分のいずれか他方となる前記撮影画像内の位置に、透過して重ね合わせて表示する表示制御手段と、
を備え、
前記認識手段は、前記比較対象画像内の人物の特定部位を、更に認識し、
前記表示制御手段は、前記撮影画像と前記比較対象画像とを重ね合わせ表示する際に、前記認識手段によりそれぞれ認識された人物の特定部位同士を表示合わせの基準としてその基準どおりに重ね合わせて表示する、
ようにしたことを特徴とする画像処理装置。 - 前記認識手段は、前記撮影画像及び前記比較対象画像内の人物の特定部位を認識する場合に、その特定部位の位置・大きさ・形状・傾き角度のうち、少なくともそのいずれかをそれぞれ認識し、
前記表示制御手段は、前記認識手段により認識された特定部位の位置・大きさ・形状・傾き角度のうち、少なくともそのいずれかを表示合わせの基準としてその基準どおりに重ね合わせ表示する、
ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記撮像手段により撮影された人物の撮影画像は、ライブビュー画像である、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記認識手段は、更に前記撮影画像の中心線を認識し、
前記表示制御手段は、前記認識手段により認識された中心線に応じて撮影画像の表示位置を調整して重ね合わせ表示する、
ようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記撮影画像と前記比較対象画像とを重ね合わせて表示させる場合の透過率を設定する透過率設定手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記透過率設定手段により設定された透過率に応じて前記撮影画像と前記比較対象画像との透過率を変えて重ね合わせ表示する、
ようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記認識手段は、更に前記撮影画像の画面に対する傾き角度を認識し、
前記表示制御手段は、前記認識手段により認識された傾き角度を表示合わせの基準としてその基準どおりに前記撮影画像の傾き角度を調整して重ね合わせ表示する、
ようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記撮影画像に前記比較対象画像を重ね合わせて表示させる場合の傾き角度を任意に設定する角度設定手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記角度設定手段により設定された傾き角度に応じて前記撮影画像の表示向きを調整して重ね合わせ表示する、
ようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記撮影画像と前記比較対象画像とを重ね合わせて表示させる場合の倍率を任意に設定する倍率設定手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記倍率設定手段により設定された倍率に応じた大きさとなるように前記撮影画像と前記比較対象画像とを重ね合わせて表示する、
ようにしたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像処理装置。 - 撮像手段により撮影された人物の撮影画像を表示する画像処理装置であって、
前記撮影画像との比較用として該撮影画像に重ね合わせ表示される人物の画像を比較対象画像として取得する取得手段と、
前記撮影画像及び前記比較対象画像内の人物の特定部位をそれぞれ認識する認識手段と、
前記撮影画像と前記比較対象画像とを重ね合わせ表示する際に、前記認識手段によりそれぞれ認識された人物の特定部位同士を表示合わせの基準としてその基準どおりに重ね合わせて表示する表示制御手段と、
を備え、
前記取得手段は、前記人物の撮影画像からその左右のいずれか一方の手の画像を取得すると共に、その一方の手の画像の左右を反転した画像を比較対象画像として取得し、
前記表示制御手段は、前記撮影画像と前記比較対象画像とを重ね合わせ表示する場合に、前記撮影画像から取得した一方の手の画像が右手の画像であれば、その右手の画像の左右を反転した比較対象画像を、前記撮影画像内の左手の画像部分に重ね合わせ表示し、前記撮影画像から取得した画像が左手の画像であれば、その左手の画像の左右を反転した比較対象画像を、前記撮影画像内の右手の画像部分に重ね合わせて表示する、
ようにしたことを特徴とする画像処理装置。 - 撮像手段により撮影された人物の撮影画像を表示する画像処理装置であって、
前記撮影画像との比較用として該撮影画像に重ね合わせ表示される人物の画像を比較対象画像として取得する取得手段と、
前記撮影画像及び前記比較対象画像内の人物の特定部位をそれぞれ認識する認識手段と、
前記撮影画像と前記比較対象画像とを重ね合わせ表示する際に、前記認識手段によりそれぞれ認識された人物の特定部位同士を表示合わせの基準としてその基準どおりに重ね合わせて表示する表示制御手段と、
を備え、
前記取得手段は、前記人物を撮像した撮影画像とは異なる他の画像を比較対象画像として取得し、
前記認識手段は、更に前記撮影画像及び前記比較対象画像の明るさ又は色合いをそれぞれ認識し、
前記表示制御手段は、前記認識手段により認識された明るさ又は色合いを表示合わせの基準としてその基準どおりに前記撮影画像及び前記比較対象画像の明るさ又は色合いを調整して重ね合わせ表示する、
ようにしたことを特徴とする画像処理装置。 - 撮像手段により撮影された人物の撮影画像を表示する画像処理装置における画像処理方法であって、
前記撮影画像内の人物の特定部位を認識する処理と、
前記認識された人物の特定部位内の左右半分のいずれか一方の画像部分を左右反転した画像を、比較対象画像として取得する処理と、
前記取得された前記比較対象画像を、左右半分のいずれか他方となる前記撮影画像内の位置に、透過して重ね合わせて表示する処理と、
を含み、
前記認識する処理において、前記比較対象画像内の人物の特定部位を、更に認識し、
前記表示する処理において、前記撮影画像と前記比較対象画像とを重ね合わせ表示する際に、前記認識された人物の特定部位同士を表示合わせの基準としてその基準どおりに重ね合わせて表示する、
ようにしたことを特徴とする画像処理方法。 - 撮像手段により撮影された人物の撮影画像を表示する画像処理装置を制御するコンピュータに対して、
前記撮影画像内の人物の特定部位を認識する機能と、
前記認識された人物の特定部位内の左右半分のいずれか一方の画像部分を左右反転した画像を、比較対象画像として取得する機能と、
前記取得された前記比較対象画像を、左右半分のいずれか他方となる前記撮影画像内の位置に、透過して重ね合わせて表示する機能と、
を実現させ、
前記認識する機能において、前記比較対象画像内の人物の特定部位を、更に認識し、
前記表示する機能において、前記撮影画像と前記比較対象画像とを重ね合わせ表示する際に、前記認識された人物の特定部位同士を表示合わせの基準としてその基準どおりに重ね合わせて表示する、
ようにしたことを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
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