JP6110042B2 - 特定情報送信サーバー、位置情報送信システム - Google Patents

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Description

本発明は、特定の情報を送信するサーバーなどに関する。
特許文献1などで、位置情報を携帯電話などの情報端末に提供する位置情報送信システムが提案されている。
特開2009−165091号公報
しかしながら、位置情報送信システムでは、予め設定した相手先には必ず位置情報が送信されることになるが、位置情報などの機密情報は、予め設定した相手先であっても開示されることが適当でないタイミングもあり得る。
したがって本発明の目的は、開示するか否かを判断した上で、位置情報などの特定の情報を提供するサーバーなどを提供することである。
本発明に係る特定情報送信サーバーは、被開示要求者に関する特定の情報と、特定の情報の開示を要求する開示要求者の識別情報と、特定の情報を開示することを承認する許可者の識別情報の関係を示す開示条件データベースと、開示要求者の識別情報でログインした端末から、若しくは開示要求者の識別情報に対応する端末から特定の情報の開示の要求を受ける通信部とを備えたものであって、通信部は、要求を受けた場合に、開示条件データベースに基づいて、許可者の識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントに承認依頼メッセージを送信するものであり、承認依頼メッセージの送信から所定の時間が経過するまでの間に、通信部が要求を承諾する旨の信号を受信した場合、若しくは通信部が要求を拒否する旨の信号を受信しなかった場合に、通信部が特定の情報のコンテンツを、開示要求者の識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントに送信するものであり、特定の情報のコンテンツであって、特定の情報のコンテンツの送信を行うことが決定される前に特定情報送信サーバー若しくは特定情報送信サーバーと通信可能な装置に記録されたものが、開示要求者の識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントへの送信に使用される。
これにより、位置情報などの特定の情報に対応する携帯電話の使用者が情報コンテンツを開示するか否かを決定することが出来ない状況下でも、第三者(許可者)の判断により、開示要求者に当該情報コンテンツ(位置情報)を開示するか否かを決定し、承認後に当該情報コンテンツを開示要求者に提供することが可能になる。
また、特定の情報は、予め、特定情報送信サーバー内の特定情報データベースに記録されているため、開示の許可が決定した後に特定の情報を取得出来ない状態でも、当該特定の情報を開示要求者に開示することが可能になる。
好ましくは、通信部は、開示条件データベースに記録された特定の情報の中で、開示要求者の識別情報でログインした端末で、若しくは開示要求者の識別情報に対応する端末で、要求を行うことが出来るもののリストを、開示要求者の識別情報でログインした端末に、若しくは開示要求者の識別情報に対応する端末に表示させるための信号を送信する。
さらに好ましくは、識別情報の入力を促すログインメニューを表示させる所定のURLにアクセスし、開示要求者の識別情報でログインした端末が、開示要求者の識別情報でログインした端末として用いられ、情報端末に含まれるSIMカード、若しくは情報端末本体に固有の情報と、開示要求者の識別情報との対応関係が予め登録され、固有の情報を有するSIMカードを含む情報端末若しくは固有の情報を有する情報端末が、開示要求者の識別情報に対応する端末として用いられる。
また、好ましくは、承認依頼メッセージは、クリックすることにより通信部に要求を承諾する旨の信号を送信する第1ハイパーリンクと、クリックすることにより通信部に要求を拒否する旨の信号を送信する第2ハイパーリンクの少なくとも一方を含む。
また、好ましくは、特定の情報は、許可者と別の者である被開示要求者の携帯電話の位置情報であり、位置情報は、携帯電話の識別情報と一緒に、基地局、交換機、VLR若しくはHLRから特定情報送信サーバーに送られてくるものであり、携帯電話の使用者の識別情報でログインした端末で、若しくは、使用者の識別番号に対応する端末で、開示条件データベースにおける開示要求者の識別情報と許可者の識別情報とが設定される。
本発明に係る位置情報送信システムは、第1携帯電話と、第2携帯電話の位置情報と、第2携帯電話の位置情報の開示を要求する開示要求者の識別情報と、第2携帯電話の位置情報を開示することを承認する許可者の識別情報の関係を示す開示条件データベースと、開示要求者の識別情報に対応する第1携帯電話から第2携帯電話の位置情報の開示の要求を受ける通信部とを有する位置情報送信サーバーとを備え、第1携帯電話から、第2携帯電話へ、指定した時間内に指定した回数だけ発呼を行っても応答が得られない場合に、第1携帯電話は、通信部へ位置情報の開示の要求を発信するものであり、通信部は、第1携帯電話から要求を受けた場合に、開示条件データベースに基づいて、許可者の識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントに承認依頼メッセージを送信するものであり、承認依頼メッセージの送信から所定の時間が経過するまでの間に、通信部が要求を承諾する旨の信号を受信した場合、若しくは通信部が要求を拒否する旨の信号を受信しなかった場合に、通信部が第2携帯電話の位置情報を、開示要求者の識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントに送信するものであり、第2携帯電話の位置情報であって、第2携帯電話の位置情報の送信を行うことが決定される前に位置情報送信サーバー若しくは特定情報送信サーバーと通信可能な装置に記録されたものが、開示要求者の識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントへの送信に使用される。
本発明に係る特定情報送信サーバーは、被開示要求者に関する特定の情報と、特定の情報の開示を要求する開示要求者の識別情報と、特定の情報を開示することを承認する許可者であって被開示要求者と別の者の識別情報の関係を示す開示条件データベースと、開示要求者の識別情報でログインした端末から、若しくは開示要求者の識別情報に対応する端末から特定の情報の開示の要求を受ける通信部とを備えたものであって、通信部は、要求を受けた場合に、開示条件データベースに基づいて、許可者の識別情報に対応する携帯電話番号にSMSで承認依頼メッセージを送信するものであり、承認依頼メッセージの送信から所定の時間が経過するまでの間に、通信部が要求を承諾する旨の返信を受信した場合、若しくは通信部が要求を拒否する旨の返信を受信しなかった場合に、通信部が特定の情報のコンテンツを、開示要求者の識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントに送信するものであり、特定の情報のコンテンツであって、特定の情報のコンテンツの送信を行うことが決定される前に特定情報送信サーバー若しくは特定情報送信サーバーと通信可能な装置に記録されたものが、開示要求者の識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントへの送信に使用される。
許可者に対する承認可否連絡については、SMSを送信手段として用いることにより、プッシュモードなど特別なモード設定を行わずとも、端末が通話可能な状態である限り確実に受信させることが出来る。
好ましくは、承認依頼メッセージの送信が行われた時は、承認依頼メッセージに対する返信を受信するまでは、承認依頼メッセージの送信先と同じ携帯電話番号に対して、別の承認依頼メッセージの送信は行われない。
本発明に係る特定情報送信サーバーは、被開示要求者に関する特定の情報と、特定の情報の開示を要求する開示要求者の識別情報と、特定の情報を開示することを承認する許可者であって被開示要求者と別の者の識別情報の関係を示す開示条件データベースと、開示要求者の識別情報でログインした端末から、若しくは開示要求者の識別情報に対応する端末から特定の情報の開示の要求を受ける通信部とを備えたものであって、通信部は、要求を受けた場合に、開示条件データベースに基づいて、許可者の識別情報に対応する携帯電話番号にSMSで承認依頼メッセージを送信するものであり、承認依頼メッセージの送信から所定の時間が経過するまでの間に、通信部が承認依頼メッセージに対する返信を受信した場合に、通信部が特定の情報のコンテンツを開示しない旨を、開示要求者の識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントに送信し、承認依頼メッセージの送信から所定の時間が経過するまでの間に、通信部が返信を受信しなかった場合に、通信部が特定の情報のコンテンツを、開示要求者の識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントに送信するものであり、特定の情報のコンテンツであって、特定の情報のコンテンツの送信を行うことが決定される前に特定情報送信サーバー若しくは特定情報送信サーバーと通信可能な装置に記録されたものが、開示要求者の識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントへの送信に使用される。
本発明に係る特定情報送信サーバーは、被開示要求者に関する特定の情報と、特定の情報の開示を要求する開示要求者の識別情報と、特定の装置の識別情報の関係を示す開示条件データベースと、特定の装置と通信可能であり、開示要求者の識別情報でログインした端末から、若しくは開示要求者の識別情報に対応する端末から特定の情報の開示の要求を受ける通信部とを備えたものであって、通信部は、要求を受けた場合に、開示条件データベースに基づいて、特定の装置にアクセスし、特定の装置へアクセスして得られた情報に基づいて、通信部が特定の情報のコンテンツを、開示要求者の識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントに送信するものであり、特定の情報のコンテンツであって、特定の情報のコンテンツの送信を行うことが決定される前に特定情報送信サーバー若しくは特定情報送信サーバーと通信可能な装置に記録されたものが、開示要求者の識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントへの送信に使用されるか否かが決定される。
以上のように本発明によれば、開示するか否かを判断した上で、位置情報などの特定の情報を提供するサーバーなどを提供することができる。
本実施形態における位置情報送信システムの構成図である。 第1位置情報データベースのコンテンツを示す図である。 位置情報振り分けサーバーで記録される第1テーブルのコンテンツを示す図である。 第1サーバーで記録される第2テーブルのコンテンツを示す図である。 第1サーバーで記録される第3テーブルのコンテンツを示す図である。 第1サーバーで記録される第2位置情報データベースのコンテンツを示す図である。 位置情報送信制御手順を示すフローチャートである。 第1情報データベースのコンテンツを示す図で、高さ情報を含むものを示す。 開示条件データベースのコンテンツを示す図である。 第1サーバーで記録される第4テーブルのコンテンツを示す図である。 第1サーバーの通信部が、開示要求者に位置情報を提供する手順を示すフローチャートである。 開示要求出来る情報コンテンツのリスト表示例を示す図である。 URL表示のハイパーリンクを含む承認依頼メッセージの例を示す図である。 ボタン表示のハイパーリンクを含む承認依頼メッセージの例を示す図である。 承認依頼メッセージとともに許可者の端末に送信される添付メッセージの例を示す図である。 受領確認メッセージの例を示す図である。 開示要求者に位置情報を送信する際のメッセージの例を示す図である。 開示要求者に位置情報開示が拒否された旨を示すメッセージの例を示す図である。 ハイパーリンクを含まない承認依頼メッセージで、承認か拒否の回答を促すものの例を示す図である。 ハイパーリンクを含まない承認依頼メッセージで、拒否する場合の返信だけを促すものの例を示す図である。 位置情報以外の特定の情報を含み、且つ物を許可者の一つに設定した開示条件データベースのコンテンツを示す図である。 許可者承認依頼メッセージの例を示す図である。
以下、本実施形態について、図を用いて説明する。本実施形態における位置情報送信システム1は、無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)10、コアネットワーク(CN:Core Network)30、位置情報振り分けサーバーA、位置情報提供サーバーB(第1サーバーB、第2サーバーB、第3サーバーB)、及び第11携帯電話201〜第15携帯電話205を備える(図1参照)。
無線アクセスネットワーク10は、携帯電話と対向して無線リンクを形成する第1基地局(BTS:Base Transceiver Station)101〜第12基地局112を有する。
コアネットワーク30は、他の通信キャリアなどの電話網との接続のためのゲートウェイ交換機(GMSC:Gateway Mobile Switching Center)31、携帯電話番号や当該携帯電話の識別情報(端末の識別番号、SIMカード(Subscriber Identity Module Card)の識別番号)や位置情報などのユーザー情報を管理するデータベースであるHLR(Home Location Register)33、及び携帯電話のルーチング(通信ルートの選定)、呼設定・切断、課金等を行う第1移動交換機(MSC:Mobile Switching Center)36〜第4移動交換機39を有する。
なお、位置情報提供サーバーBや、携帯電話や、基地局や、移動交換機の数は、上記のものに限られない。
第11携帯電話201〜第15携帯電話205は、無線アクセスネットワーク10、及びコアネットワーク30を使って、通常の携帯電話で使用される通話などの通信が可能である。この通信には、ゲートウェイ交換機31を介した、他の通信キャリアや固定電話の電話機との通信(通話)を含む。
例えば、第11携帯電話201と第12携帯電話202との間は、第2基地局102、第1移動交換機36、ゲートウェイ交換機31、第2移動交換機37、及び第4基地局104を介して通信(通話)が可能な状態にされる。また、同じ移動交換機のエリア内に居る場合には、ゲートウェイ交換機31を介さないで通信が可能である。例えば、同じ第2移動交換機37のエリア内に居る第12携帯電話202と第13携帯電話203とは、第4基地局104、第2移動交換機37、及び第6基地局106を介して通信が可能である。
第1基地局101〜第3基地局103は、第1移動交換機36と接続する。第4基地局104〜第6基地局106は、第2移動交換機37と接続する。第7基地局107〜第9基地局109は、第3移動交換機38と接続する。第10基地局110〜第12基地局〜112は、第4移動交換機39と接続する。第1移動交換機36〜第4移動交換機39、及びHLR33は、ゲートウェイ交換機31と接続する。
HLR33は、第1移動交換機36〜第4移動交換機39それぞれがカバーするエリアごとの位置登録データベースであるVLR(Visitor Location Register、第1VLR36a〜第4VLR39a)から第11携帯電話201〜第15携帯電話205の位置情報を取得する。
位置情報を取得するため、位置登録通信(携帯電話がどの基地局のエリアに居るかをコアネットワーク30に知らせるための、携帯電話と基地局間で常時行われる通信)が実行されると、第1VLR36a〜第4VLR39a及びHLR33の携帯電話ごとの位置情報が更新される。HLR33は、通常の通信の際の着信する(呼び出しする)携帯電話の場所を特定するために使用される。
ただし、第1VLR36a〜第4VLR39aを省略し、第1基地局101〜第12基地局112、若しくは、第1移動交換機36〜第4移動交換機39から、HLR33に、第11携帯電話201〜第15携帯電話205の位置情報が送られる形態であってもよい。
さらに本実施形態では、第1基地局101〜第12基地局112や、ゲートウェイ交換機31や、第1移動交換機36〜第4移動交換機39を介して、第11携帯電話201〜第15携帯電話205の位置情報が位置情報振り分けサーバーAに送信される。
具体的には、第11携帯電話201〜第15携帯電話205の識別情報(ICCID:IC Card Identifier、ただし、IMSI:International Mobile Subscriber Identity、IMEI:International Mobile Equipment Identityなどであってもよい)と、第11携帯電話201〜第15携帯電話205の位置情報(携帯電話若しくは携帯電話と通信した基地局か当該基地局を含む基地局エリアの緯度経度情報、測位精度情報、当該緯度経度情報の取得日時)が、位置情報振り分けサーバーAに送られる。
基地局の緯度経度情報は、当該基地局の通話エリアにおける特定の位置(たとえば、当該通話エリアの中心若しくは基地局の設置場所)の緯度経度情報を示すもので、予めそれぞれの基地局の緯度経度情報を決定しておく。
基地局エリアは、たとえば、同じ移動交換機に属する基地局の通話エリアを示すが、更に広げて、近接する複数の移動交換機に属する基地局の通話エリアを示す形態であってもよい。
基地局エリアの緯度経度情報は、当該基地局エリアにおける特定の位置(たとえば、当該基地局エリアの中心)の緯度経度情報を示すもので、予めそれぞれの基地局エリアの緯度経度情報を決定しておく。
携帯電話の識別情報は、数字や記号の文字列で表され、携帯電話に含まれるSIMカード、若しくは携帯電話本体に固有の情報を言う。
ただし、携帯電話の電話番号と1対1で対応するICCIDを携帯電話の識別情報として用いる方が、携帯電話の端末に固有の情報を携帯電話の識別情報として用いる形態に比べて、携帯電話の使用者の位置情報として正しいものを得られる可能性が高い。
なお、携帯電話の電話番号も、携帯電話の識別情報として用いることは可能であるが、個人を特定することが容易であるため、個人を特定しにくいICCIDを用いることが望ましい。
ただし、基地局や基地局エリアの位置情報を携帯電話の位置情報として用いる場合は、緯度経度情報の代わりに、当該基地局や当該基地局エリアの名称などの識別情報を、位置情報振り分けサーバーAに送信し、位置情報振り分けサーバーAで、基地局や基地局エリアの識別情報を緯度経度情報に変換するテーブル(不図示)を記録しておき、当該基地局又は当該基地局エリアの識別情報を緯度経度情報に変換する形態であってもよい。
従って、最低限、携帯電話と通信した基地局若しくは当該基地局を含む基地局エリアの識別情報を位置情報として受信出来れば、位置情報振り分けサーバーAは、携帯電話ごとの位置情報(緯度経度情報)を取得することが可能になる。
GPS測位やセルベース測位などで携帯電話自身の位置が特定出来、これが基地局に送信される場合には、当該携帯電話に含まれるSIMカードの識別番号に対応するICCIDと、当該携帯電話の緯度経度情報と、当該緯度経度情報の取得日時、測位精度情報:1(精度が高い)が、当該携帯電話の位置情報とされる。
そうでない場合には、当該携帯電話に含まれるSIMカードの識別番号に対応するICCIDと、当該携帯電話と通信可能となった基地局の緯度経度情報と、当該携帯電話と当該基地局とが通信可能となった日時(当該緯度経度情報の取得日時)、測位精度情報:2(精度が中程度)、若しくは、当該携帯電話に含まれるSIMカードの識別番号に対応するICCIDと、当該携帯電話と通信可能となった基地局を含む基地局エリアの緯度経度情報と、当該携帯電話と当該基地局とが通信可能となった日時(当該緯度経度情報の取得日時)、測位精度情報:3(精度が低い)が、当該携帯電話の位置情報とされる。
位置情報振り分けサーバーAが受信する位置情報は、携帯電話の緯度経度情報、若しくは、基地局のうちで携帯電話と通信した基地局の識別情報か緯度経度情報、若しくは、基地局のうちで携帯電話と通信した基地局を含む基地局エリアの識別情報か緯度経度情報を含み、測位精度情報を含むものであり、位置情報振り分けサーバーAが位置情報提供サーバーBに送信する位置情報は、携帯電話の緯度経度情報か地域名称、若しくは、基地局のうちで携帯電話と通信した基地局の緯度経度情報か地域名称、若しくは、基地局のうちで携帯電話と通信した基地局を含む基地局エリアの緯度経度情報か地域名称を含み、測位精度情報を含むことになる。
測位精度情報を位置情報として含めることで、位置情報提供サーバーBから提供する位置情報を測位精度に応じて変化させることが可能になる。
位置情報の位置情報振り分けサーバーAへの送信は、第1基地局101〜第12基地局112から、若しくは、ゲートウェイ交換機31から、若しくは、第1移動交換機36〜第4移動交換機39から、若しくはHLR33から行われる形態が考えられるが、ゲートウェイ交換機31やHLR33への負荷軽減のために、図1に示すように、ゲートウェイ交換機31、HLR33を介さずに、第1移動交換機36〜第4移動交換機39から位置情報振り分けサーバーAへ位置情報の送信が行われるのが望ましい。
位置情報の位置情報振り分けサーバーAへの送信は、一定時間ごとに行われる形態であってもよいし、通信可能となった基地局が切り替わった時や、通信可能となった基地局エリアが切り替わった時に行われる形態であってもよい。
なお、位置登録通信を活用し、HLR33に登録するユーザー情報を更新するために、携帯電話から基地局や交換機を介してHLR33へ送られる位置登録情報の一部が、携帯電話の識別情報や当該携帯電話の位置情報として、位置情報振り分けサーバーAに送られる形態であってもよい。
この場合は、通信可能となった基地局が切り替わった時、若しくは、通信可能となった基地局エリアが切り替わった時に、位置情報について位置情報振り分けサーバーAへの送信が行われる。
ただし、位置情報振り分けサーバーAに送信する情報は、携帯電話の識別情報と当該携帯電話の位置情報に限定し、当該携帯電話の契約者(ユーザー)の名称、契約情報は送信しない。
位置情報振り分けサーバーAの通信部A20は、第1移動交換機36などから送られてきた位置情報を受信し、これに基づいて、制御部A30が、第1位置情報データベースD1を作成し、記録部A10に記録する(図2参照)。
第1位置情報データベースD1は、第1移動交換機36などから位置情報が送られてくるたびに更新される。
記録部A10に第1位置情報データベースD1が記録されているので、特定の携帯電話の位置情報を位置情報提供サーバーBのいずれかに送信する設定が、第1テーブルT1に新たに追加された場合に、第1テーブルT1の更新後に当該特定の携帯電話の位置情報を直ちに位置情報提供サーバーBに送信することが可能になる(図7のステップS14参照)。
本実施形態では、第11携帯電話201に含まれるSIMカードのICCIDが“8981 1000 2215 2967 705”で、第12携帯電話202に含まれるSIMカードのICCIDが“8081 1000 2352 6178 136”で、第13携帯電話203に含まれるSIMカードのICCIDが“8981 1000 2353 3781 179”で、第14携帯電話204に含まれるSIMカードのICCIDが“8081 1000 2062 0124 537”で、第15携帯電話205に含まれるSIMカードのICCIDが“8981 1000 5270 0119 194”であるものとして説明する。
また、位置情報振り分けサーバーAの記録部A10は、携帯電話の識別情報(ICCID)と、位置情報提供サーバーB(第1サーバーB、第2サーバーB、第3サーバーB)のうち、携帯電話の識別情報ごとに、位置情報を送信するサーバーを特定する情報を含む第1テーブルT1を有する(識別情報−送信先サーバー変換テーブル、図3参照)。
第1テーブルT1は、位置情報振り分けサーバーAと通信可能なパソコンなどの情報端末を介して、設定されたり更新されたりする形態であってもよいが、位置情報提供サーバーBのそれぞれで設定された情報に基づいて、設定されたり更新されたりするのが望ましい。この場合、設定工数を少なくしたり、位置情報提供サーバーBのそれぞれのサーバーと第1テーブルT1の設定内容を合わせたりすることが可能になる。
具体的には、事業者と利用者との間で位置情報サービスの契約を行う際などに、位置情報を取得する携帯電話を指定する内容に基づいて、位置情報提供サーバーBのそれぞれにおける使用者や管理者が、位置情報提供サーバーBと通信可能なパソコンなどの情報端末を介して、位置情報を取得する携帯電話の識別情報を入力する。もしくは、位置情報提供サーバーBが、位置情報を取得する携帯電話と通信して、当該携帯電話の識別情報を取得する。
かかる入力操作などに基づいて、第1テーブルT1の書き換え情報(たとえば、ICCIDが“8981 1000 2215 2967 705”のSIMカードを含む携帯電話の位置情報は、第2サーバーBに送信することなど)が、位置情報提供サーバーBから位置情報振り分けサーバーAに送信される。
位置情報振り分けサーバーAは、これに基づいて、第1テーブルT1を更新する。
図3に示す第1テーブルT1は、例として、第11携帯電話201(ICCID:8981 1000 2215 2967 705)の位置情報は、第2サーバーBと第3サーバーBに送られ、第12携帯電話202(ICCID:8081 1000 2352 6178 136)の位置情報は、送り先サーバーが未登録で、第13携帯電話203(ICCID:8981 1000 2353 3781 179)の位置情報は、第1サーバーBに送られ、第14携帯電話204(ICCID:8081 1000 2062 0124 537)の位置情報は、第1サーバーBと第3サーバーBに送られ、第15携帯電話205(ICCID:8981 1000 5270 0119 194)の位置情報は、第1サーバーBと第2サーバーBに送られることを表している。
位置情報振り分けサーバーAは、第1移動交換機36などから送られてきた位置情報を、位置情報提供サーバーB(第1サーバーB、第2サーバーB、第3サーバーB)のうち、第1テーブルT1で指定されたサーバーに送信する。
すなわち、位置情報振り分けサーバーAの記録部A10には、第1移動交換機36などから、携帯電話の識別情報(ICCID)と、当該携帯電話の位置情報(緯度経度、測位精度など)を受信する受信工程と、位置情報提供サーバーのうちで、第1テーブルT1で指定されたサーバーに、受信した携帯電話の識別情報と位置情報を送信する送信工程と実行するプログラム(位置情報の振り分けプログラム)がインストールされており、位置情報振り分けサーバーAの制御部A30は、位置情報振り分けサーバーAの通信部A20に、当該受信工程や当該送信工程を実行させる。
位置情報提供サーバーB(第1サーバーB、第2サーバーB、第3サーバーB)は、それぞれ、位置情報振り分けサーバーAから送られる携帯電話の位置情報を、当該携帯電話や、他の情報端末に対して送信する位置情報サービスを提供するサーバーである。
位置情報提供サーバーBのそれぞれは、携帯電話の識別情報と携帯電話の使用者名称や携帯電話番号との関係を示す第2テーブルT2(識別情報−使用者名称変換テーブル、図4参照)と、緯度経度情報を地域名称に変換する第3テーブルT3(緯度経度−地域名称変換テーブル、図5参照)を有しており、位置情報振り分けサーバーAから携帯電話ごとの位置情報と識別情報(ICCID)を受信すると、当該識別情報を携帯電話の使用者名称などに変換した第2位置情報データベース(特定情報データベース)D2を作成し、記録する(図6参照)。
たとえば、第1サーバー(特定情報送信サーバー)Bは、契約者の携帯電話の位置情報を、指定した者(許可者)が確認した後に、特定の情報端末(開示要求者の情報端末)にメールで送信することで位置情報サービス(1)を提供する。
第1サーバーBによる位置情報サービス(1)は、後段で詳細に説明する。
また、第2サーバーBは、子供や老人など監視対象者の携帯電話の位置情報を、契約者の情報端末にメールで送信することで位置情報サービス(2)を提供する。
また、第3サーバーBは、タクシーやトラックなど監視対象物に搭載された携帯電話の位置情報を、契約者の情報端末のブラウザ上に公開することで位置情報サービス(3)を提供する。
図4は、第1サーバーBが有する第2テーブルT2の例を示し、図5は、第1サーバーBが有する第3テーブルT3の例を示し、図6は、第1サーバーBが有する第2位置情報データベースD2の例を示す。
第2位置情報データベースD2は、位置情報振り分けサーバーAから位置情報が送られてくるたびに更新される。
第2テーブルT2と、第3テーブルT3は、位置情報提供サーバーBと通信可能なパソコンなどの情報端末を介して、設定される。
第3テーブルT3における地域名称の表記方法は、第1サーバーB〜第3サーバーBで別々のものであってもよいし、共通のものであってもよい。共通のものである場合は、緯度経度情報から地域名称への変換を、位置情報振り分けサーバーA側で行う形態であってもよい。
次に、位置情報振り分けサーバーAが、第1移動交換機36などから送られてきた位置情報を、位置情報提供サーバーB(第1サーバーB、第2サーバーB、第3サーバーB)に送信する位置情報送信制御手順を、図7のフローチャートを用いて説明する。
位置情報振り分けサーバーAは、以下に示すステップS11〜S15の動作を一定時間ごと(たとえば、10msごと)に実行する。
サーバーAの制御部A30は、位置情報の位置情報振り分けサーバーAへの送信があったか否かを判断する(ステップS11)。
たとえば、第13携帯電話203が通信状態にある基地局を含む基地局エリアの変更があった場合に、変更後の基地局エリアの移動交換機(第2移動交換機37)から、位置情報がサーバーAに送信される。
位置情報の送信を受けた場合には、サーバーAの制御部A30は、かかる位置情報に基づいて、第1データベースD1を更新する(受信工程、ステップS12)。
位置情報の送信を受けていない場合には、ステップS14に進められる。
サーバーAの制御部A30は、第1テーブルT1に基づいて、第1データベースD1に記録した位置情報のうち、ステップS12で更新した位置情報が、位置情報提供サーバーBのいずれかに送信するものであるか否かを判断する(ステップS13)。
たとえば、ステップS12で更新した位置情報が、第13携帯電話203(ICCID:8981 1000 2353 3781 179)の位置情報である場合は、位置情報提供サーバーBのいずれか(第1サーバーB)に送信するものであると判断され、ステップS15に進められる。
また、ステップS12で更新した位置情報が、第12携帯電話202(ICCID:8081 1000 2352 6178 136)の位置情報である場合は、位置情報提供サーバーBのいずれかに送信するものでないと判断され、ステップS14に進められる。
ステップS14で、位置情報振り分けサーバーAの制御部A30は、第1テーブルT1が更新され、新たに位置情報提供サーバーBのいずれかに位置情報を送信する必要があるか否かを判断する。
たとえば、図3に示す現時点の第1テーブルT1では、第12携帯電話202(ICCID:8081 1000 2352 6178 136)の位置情報については、位置情報提供サーバーBのいずれにも送信しない設定がなされているが、新たに、位置情報提供サーバーBのいずれか(たとえば、第1サーバーB)に送信する旨の設定を追加するような第1テーブルT1の更新がされた場合には、位置情報を送信する必要があると判断して、ステップS15に進められる。
第1テーブルT1が更新されていない、若しくは、第1テーブルT1は更新されたが、新たに、位置情報提供サーバーBのいずれかに送信する旨の設定が追加されていない場合には、位置情報を送信する必要が無いと判断して、位置情報送信制御を終了する。
位置情報振り分けサーバーAの制御部A30は、ステップS12で更新した位置情報、若しくは、ステップS14で送信する必要があると判断した位置情報を、第1テーブルT1に基づいて対応する位置情報提供サーバーBに送信し、位置情報送信制御を終了する(送信工程、ステップS15)。
たとえば、ステップS12で更新した位置情報が、第13携帯電話203(ICCID:8981 1000 2353 3781 179)の位置情報である場合は、位置情報振り分けサーバーAの制御部は、第1サーバーBに、位置情報を送信する。
位置情報を受信した位置情報提供サーバーBは、当該位置情報に基づいて、自身の第2位置情報データベースD2を更新する。更新した第2位置情報データベースD2が、位置情報サービスに用いられる。
本実施形態では、位置情報振り分けサーバーAが、位置情報を提供するサーバー(位置情報提供サーバーB)のそれぞれに必要な位置情報を送信するため、通信キャリアの設備(ここでは第1移動交換機36〜第4移動交換機39)との通信は、位置情報振り分けサーバーAだけで済む。
このため、位置情報を提供するサーバーが増えても、サーバーが増えたことによって、交換機など通信キャリアの既存の設備(コアネットワーク30内の装置)から位置情報を発するための負荷は増大しない。
位置情報は、災害時など、通信回線が混雑する時に必要とされる可能性が高いが、本実施形態では、通信キャリアの既存の設備から位置情報振り分けサーバーAに位置情報を送信するだけで、位置情報振り分けサーバーAから位置情報提供サーバーBの複数のサーバーへ位置情報の送信を行うため、当該通信キャリア内の他の回線の妨げとなる可能性を低くすることが出来る。
また、位置情報振り分けサーバーAをコアネットワーク30の設備の内部に設けた場合には、当該コアネットワーク30を運用する通信キャリアに属する携帯電話の位置情報に限られるかもしれない。
位置情報振り分けサーバーAをコアネットワーク30の設備の外部に設ければ、1つの通信キャリアに属する携帯電話の位置情報だけでなく、複数の通信キャリアの設備(移動基地局など)からの位置情報も受信し、様々な通信キャリアに属する携帯電話の位置情報を一元管理し、第1位置情報データベースD1として記録し、第1テーブルT1に基づいて、位置情報提供サーバーBのそれぞれに位置情報を送信する形態も考えられる。
なお、位置情報振り分けサーバーAは、通信キャリアの基地局や交換機などから、携帯電話の識別情報ごとに当該携帯電話の位置情報を受信するが、当該携帯電話の使用者名称などを有しない。
このため、位置情報振り分けサーバーAの記録部A10に記録される携帯電話の識別情報ごとの位置情報(第1位置情報データベースD1)は、単なる文字列に過ぎない識別情報を使用者名称などに変換するテーブルを持たない限り、有益な位置情報としてこれを利用することが出来ない。
位置情報提供サーバーBでは、第2テーブルT2を使って、位置情報振り分けサーバーAから送られてくる携帯電話の識別情報と当該携帯電話の位置情報を、携帯電話の使用者名称に対応する位置情報として把握することが出来る。
これにより、位置情報提供サーバーBは、位置情報提供サーバーBのサービス提供を受ける利用者に対して、特定の携帯電話の位置情報を知らせることが可能になる。
また、位置情報に、携帯電話、若しくは、携帯電話と通信した基地局、若しくは、当該基地局を含む基地局エリアの高さ情報を含める形態であってもよい。
図8は、第1位置情報データベースD1が、高さ情報(単位:m)を含む例を示す。
GPS測位などで携帯電話自身の高さを特定出来、これが基地局に送信される場合には、当該携帯電話に含まれるSIMカードの識別番号に対応するICCIDと、当該携帯電話の緯度経度情報と、当該携帯電話の高さ情報と、当該緯度経度情報や高さ情報の取得日時、測位精度情報:1(精度が高い)が、当該携帯電話の位置情報とされる。
そうでない場合には、当該携帯電話に含まれるSIMカードの識別番号に対応するICCIDと、当該携帯電話と通信可能となった基地局の緯度経度情報と、当該基地局の高さ情報と、当該携帯電話と当該基地局とが通信可能となった日時(当該緯度経度情報や当該高さ情報の取得日時)、測位精度情報:2(精度が中程度)、若しくは、当該携帯電話に含まれるSIMカードの識別番号に対応するICCIDと、当該携帯電話と通信可能となった基地局を含む基地局エリアの緯度経度情報と、当該基地局エリアの高さ情報と、当該携帯電話と当該基地局とが通信可能となった日時(当該緯度経度情報や当該高さ情報の取得日時)、測位精度情報:3(精度が低い)が、当該携帯電話の位置情報とされる。
基地局の高さ情報は、基地局の通話エリアの平均的な海抜(近隣の港湾などの平均海面からの高さ)、若しくは、標高(平均海面からの高さ)を示し、基地局エリアの高さ情報は、基地局エリアの通話エリアの平均的な海抜(近隣の港湾などの平均海面からの高さ)若しくは、標高(平均海面からの高さ)を示すもので、予めそれぞれの基地局や基地局エリアの高さ情報を決定しておく。
基地局や基地局エリアの高さ情報は、高さ情報の代わりに、当該基地局や当該基地局エリアの名称などの識別情報を、位置情報振り分けサーバーAに送信し、位置情報振り分けサーバーAで、基地局や基地局エリアの識別情報を高さ情報に変換するテーブル(不図示)を記録しておき、当該基地局又は当該基地局エリアの識別情報を高さ情報に変換する形態であってもよい。
従って、最低限、携帯電話と通信した基地局若しくは当該基地局を含む基地局エリアの識別情報を位置情報として受信出来れば、位置情報振り分けサーバーAは、携帯電話ごとの位置情報(緯度経度情報と高さ情報)を取得することが可能になる。
位置情報振り分けサーバーAが受信する位置情報は、携帯電話の高さ情報、若しくは、基地局のうちで携帯電話と通信した基地局の識別情報か高さ情報、若しくは、基地局のうちで携帯電話と通信した基地局を含む基地局エリアの識別情報か高さ情報を含み、位置情報振り分けサーバーAから位置情報提供サーバーBに送信する位置情報は、携帯電話の高さ情報、若しくは、基地局のうちで携帯電話と通信した基地局の高さ情報、若しくは、基地局のうちで携帯電話と通信した基地局を含む基地局エリアの高さ情報をさらに含むことになる。
位置情報に高さ情報を付加することにより、津波や高潮などの危険予測にも役立てることが可能になる。
GPS測位では、緯度経度など水平方向の情報に比べて、高度など鉛直方向の誤差が大きくなる傾向にある。
一方、基地局若しくは基地局エリアの通話エリアの高さ情報は、予め決定しておいた情報を使うことが出来るため、誤差を少なくすることが出来る。
このため、基地局若しくは基地局エリアの通話エリアの高さ情報を用いることにより、GPS測位の高さ情報を用いる形態に比べて、少なくとも誤差による全く見当違いの高さの情報を示すおそれが減る。
また、海抜を高さ情報にした場合は、標高を高さ情報とした場合に比べて、近くの海と比較した高さの情報を正確に知ることが可能になり、津波や高潮などの危険予測にも役立てやすい。
次に、位置情報提供サーバーBによる位置情報サービスの例として、第1サーバーBによる位置情報サービス(1)の具体的な形態を説明する。
第1サーバーBは、第2テーブルT2(識別情報−使用者名称変換テーブル、図4参照)と、第3テーブルT3(緯度経度−地域名称変換テーブル、図5参照)と、第2位置情報データベースD2(図6参照)に加えて、開示条件データベースD3を記録する。
開示条件データベースD3は、使用者(被開示要求者)の識別情報と、当該使用者の携帯電話の位置情報と、当該位置情報を開示する相手(開示要求者)の識別情報や、当該開示要求者に位置情報を開示することを承認する者(許可者)の識別情報の関係を示す(図9参照)。
開示条件データベースD3は、位置情報提供サーバーB(第1サーバーB)と通信可能なパソコンなどの情報端末であって、使用者の識別情報でログインした端末、若しくは、使用者の識別情報に対応する端末を介して、設定される。
識別情報やパスワードの入力を促すログインメニューを表示させる所定のURL(Uniform Resource Locator)にアクセスし、使用者の識別情報やパスワードでログインした端末が、使用者の識別情報で第1サーバーBにアクセスしログインした端末として用いられる。
情報端末に含まれるSIMカード、若しくは情報端末本体に固有の情報と、使用者の識別情報との対応関係が予め登録され、当該固有の情報を有するSIMカードを含む情報端末や当該固有の情報を有する情報端末が、使用者の識別情報に対応する端末として用いられる。
開示条件データベースD3は、「使用者情報(被開示要求者情報)」、「情報名称」、「情報コンテンツ」、「開示要求者情報」、「許可者情報」を有する。
「使用者情報」は、使用者の識別情報として、位置情報が開示される携帯電話の使用者の名称や、当該使用者の識別番号を有する。
識別番号は、携帯電話に含まれるSIMカードの識別番号に対応するICCIDや、当該携帯電話の電話番号が使われる形態であってもよいし、これらの番号に対応する個別の識別番号が使用される形態であってもよい。
本実施形態では、個別の識別番号を用い、第13携帯電話203(ICCID:8981 1000 2353 3781 179、使用者名称:田中)の「使用者ID」が識別番号01であり、第14携帯電話204(ICCID:8081 1000 2062 0124 537、使用者名称:山田)の「使用者ID」が識別番号02であり、第15携帯電話205(ICCID:8981 1000 5270 0119 194、使用者名称:鈴木)の「使用者ID」が識別番号03であるとして説明する。
「情報名称」は、開示要求者に提供する情報コンテンツの名称で、ここでは、いずれも「位置情報」に設定される。
ただし、「遺言書」など、「位置情報」以外も、「情報名称」として設定されることも考えられる。
「情報コンテンツ」は、「情報名称」に対応するコンテンツの収納場所もしくはコンテンツそのもので、ここでは、いずれも第2位置情報データベースD2に収納されていることを示す「D2」に設定される。
ただし、「D2」以外の収納場所や、コンテンツそのものが、「情報コンテンツ」として設定されることも考えられる。
「情報名称」や「情報コンテンツ」が、被開示要求者に関する特定の情報に相当する。
「開示要求者情報」は、開示要求者の識別情報として、使用者の携帯電話の位置情報を要求する者(許可者の承認後に位置情報が提供される相手)の名称や識別番号を有する。
「許可者情報」は、許可者の識別情報として、使用者の携帯電話の位置情報を開示することを承認する者の名称や識別番号を有する。
本実施形態では、名称:木村の識別番号を23とし、名称:佐藤の識別番号を24とし、名称:中村の識別番号を25とする。
また、第1サーバーBは、上述の識別番号と、開示要求者に対する位置情報の送信先情報(携帯電話番号やメールアドレス)や、許可者に対する承認可否連絡の送信先情報(携帯電話番号やメールアドレス)との関係を示す第4テーブル(識別番号−送信先変換テーブル)T4を記録する(図10参照)。
なお、開示要求者に対する被開示要求者の位置情報の送信手段や、許可者に対する承認可否連絡の送信手段は、SMSやE−mailに限定されるものではなく、SNS(Social Networking Service)や特定のアプリケーションソフトであってもよい。
この場合、携帯電話番号やメールアドレスに代えて、当該SNSや当該特定のアプリケーションソフトのアカウントが、送信先情報として用いられる。
ただし、許可者に対する承認可否連絡については、プッシュモードなど特別なモード設定を行わずとも、端末が通話可能な状態である限り確実に受信させ当該許可者に通知することが出来るSMSが送信手段として用いられるのが望ましい。
第1サーバーBの通信部B1aは、開示要求者からの「情報コンテンツ」の開示要求を受けると、当該「情報コンテンツ」の開示要求を受けた使用者に対応する許可者へ承認可否通知を行い、開示要求者に位置情報を提供する手順を開始する(図11のステップS31参照)。
具体的には、第1サーバーBの通信部B1aは、開示要求者が使用する端末(開示要求者の識別情報で第1サーバーBにアクセスしログインした端末、若しくは開示要求者の識別情報に対応する端末)に、開示条件データベースD3の中で、当該開示要求者が開示要求出来る情報コンテンツのリスト(図12参照)を表示させるための信号を送信する。
開示要求者などがリスト画面上の開示要求ボタンをクリックすることで、対応する情報コンテンツの開示要求が当該端末から第1サーバーBの通信部B1aに送信され、これによって承認可否通知などが開始される。
識別情報やパスワードの入力を促すログインメニューを表示させる所定のURLにアクセスし、開示要求者の識別情報やパスワードでログインした端末が、開示要求者の識別情報で第1サーバーBにアクセスしログインした端末として用いられる。
情報端末に含まれるSIMカード、若しくは情報端末本体に固有の情報と、開示要求者の識別情報との対応関係が予め登録され、当該固有の情報を有するSIMカードを含む情報端末や当該固有の情報を有する情報端末が、開示要求者の識別情報に対応する端末として用いられる。
承認可否通知では、「開示要求者が使用者の情報コンテンツ(位置情報)を開示することを要求したこと」、「当該情報コンテンツを開示要求者に開示することを承諾するか否かを回答するリンク」を含む承認依頼メッセージを許可者の送信先(携帯電話番号、もしくはメールアドレス)に送信する。
承認依頼メッセージとしては、たとえば、開示要求者:木村(識別番号:23)が、使用者:田中(識別番号:01)の情報コンテンツ(位置情報)の開示を要求した場合には、許可者:佐藤(識別番号:24)に対して、「木村さんが、田中さんの位置情報の開示を要求しています。開示を承認する場合は、第1ハイパーリンク(http://kaitou.jp/?e=位置情報&d=24&c=23&b=01&a=OK)をクリックしてください。開示を承認しない場合は、第2ハイパーリンク(http://kaitou.jp/?e=位置情報&d=24&c=23&b=01&a=NG)をクリックしてください。n分以内に、第2ハイパーリンクがクリックされない場合は、承認したと見なされます。」という内容が考えられる(図13参照、nは任意の数)。
メールアドレスに承認依頼メッセージを送信する場合には、URL表示に代えて、第1ハイパーリンクに対応する承認ボタンや第2ハイパーリンクに対応する拒否ボタンを設ける形態であってもよい(図14参照)。
このときに、開示要求者が許可者に対して、開示要求を承認することを要望する旨などのメッセージなどを添付し、第1サーバーBの通信部B1aが、当該メッセージも承認依頼メッセージとともに許可者に送信するのが望ましい(図15参照)。
なお、許可者を複数設定し、複数の許可者の全員の承諾を開示条件とする形態であってもよいし、複数の許可者のうち何人かの承諾を開示条件とする形態であってもよい。
また、第1サーバーBの通信部B1aは、開示要求者が使用する端末(開示要求者の識別情報でログインした端末、若しくは開示要求者の識別情報に対応する端末)もしくは、開示要求者の識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレスへ、許可者への承認可否を待って、「情報コンテンツ」が送信される旨の受領通知を行う。
受領通知では、「第1サーバーBが、開示要求者から使用者の情報コンテンツを開示することを要求する旨の通知を受領したこと」、「許可者の承認後に、当該使用者の情報コンテンツが開示されること」を含む受領確認メッセージを、第1サーバーBの通信部B1aが送信する。
受領確認メッセージとしては、たとえば、開示要求者:木村(識別番号:23)が、使用者:田中(識別番号:01)の情報コンテンツの開示を要求した場合には、開示要求者:木村(識別番号:23)に対して、「サーバーは、木村さんによる、田中さんの位置情報の開示要求を受け付けました。許可者の承認後に、位置情報が送信されます。」という内容が考えられる(図16参照)。
許可者の端末(携帯電話番号、もしくはメールアドレス)には、上述の承認依頼メッセージが送られてくる。
許可者は、当該承認依頼メッセージに含まれる第1ハイパーリンク若しくは第2ハイパーリンク(図13、図14参照)をクリックすることで承認可否を回答する。
このとき、なりすましを防止するために、第1ハイパーリンクなどのクリック後に、許可者にパスワードを入力させ、正しいパスワードの入力が行われた場合に、第1サーバーBが、当該承認可否の受付を行う形態であってもよい。
承認依頼メッセージにおける第1ハイパーリンクなどがクリックされると、許可者の端末から、第1ハイパーリンクなどに関連づけられたURL情報「http://kaitou.jp」へのアクセスが行われ、第1サーバーBは、「?」以下のパラメータを読み取り、「e=」以下の識別子(情報名称)と、「d=」以下の識別子(許可者の識別番号)と、「c=」以下の識別子(開示要求者の識別番号と、「b=」以下の識別子(使用者の識別番号)と、「a=」以下の識別子(開示を承認する場合:OK、開示を拒否する場合:NG)から、当該情報名称に対応する情報コンテンツについて開示要求者からの開示要求を承認するか否かを判別する(図11のステップS32参照)。
n分以内に拒否ボタン(第2ハイパーリンク)がクリックされなかった場合や、n分以内に承認ボタン(第1ハイパーリンク)がクリックされた場合には、第1サーバーBの通信部B1aは、「e=」以下の識別子(情報名称)に対応する情報コンテンツ(ここでは、使用者:田中(識別番号:01)の携帯電話の位置情報)を、開示要求者:木村(識別番号:23)の携帯電話番号にSMSメッセージで送信する、若しくは開示要求者:木村(識別番号:23)のメールアドレスにE−mailで送信する(図11のステップS33〜35、図17参照)。
使用者:田中(識別番号:01)の携帯電話の位置情報であって、当該位置情報の送信を行うことが決定される前に、第1サーバー(特定情報送信サーバー)Bの第2位置情報データベースD2に記録されたものが、開示要求者:木村(識別情報:23)の携帯電話番号へのSMSメッセージ送信若しくはメールアドレスへのE−mail送信に使用される。
n分以内に拒否ボタン(第2ハイパーリンク)がクリックされた場合には、第1サーバーBの通信部B1aは、「e=」以下の識別子(情報名称)に対応する情報コンテンツ(ここでは、使用者:田中(識別番号:01)の位置情報)の開示が拒否された旨(位置情報を開示しない旨)を、開示要求者:木村(識別番号:23)の携帯電話番号にSMSメッセージで送信する、若しくは開示要求者:木村(識別番号:23)のメールアドレスにE−mailで送信する(図11のステップS34とステップS36、図18参照)。
これにより、位置情報に対応する携帯電話の使用者(被開示要求者)が情報コンテンツを開示するか否かを決定することが出来ない状況下でも、第三者(許可者)の判断により、開示要求者に当該情報コンテンツ(位置情報)を開示するか否かを決定し、承認後に当該情報コンテンツを開示要求者に提供することが可能になる。
また、特定の情報(被開示要求者の携帯電話の位置情報)は、予め、第1サーバー(特定情報送信サーバー)Bの第2位置情報データベースD2に記録されているため、開示の許可が決定した後に、被開示要求者の携帯電話において特定の情報(位置情報)を取得出来ない状況でも、当該特定の情報を開示要求者に開示することが可能になる。
たとえば、携帯電話の使用者(被開示要求者)が父親、開示要求者が当該父親の息子、許可者が当該父親の顧問弁護士で、当該息子が当該父親と連絡を取れない状態になり、当該父親の居場所を知りたい場合に、当該顧問弁護士に当該父親の位置情報を当該息子に開示することを承認させる形態が考えられる。
このときに、当該父親が自身の携帯電話の位置情報を取得する操作ができなくても、当該顧問弁護士の開示承認後に、予め第1サーバー(特定情報送信サーバー)Bの第2位置情報データベースD2に記録された位置情報を、当該息子に開示することが出来る。
なお、承認依頼メッセージは、第1ハイパーリンクや第2ハイパーリンクに代えて、「承認する旨の返信」か「承認しない旨の返信」を促すメッセージを含むものであってもよい(図19参照)。
この場合には、第1サーバーBにおいて、返信メッセージを読み取り、「承認する旨の返信」であるか「承認しない旨の返信」であるかを判断する必要があるが、SMSによる返信が可能になり、インターネットに接続出来る環境下でなくても承認可否確認が出来る。
また、承認依頼メッセージは、情報コンテンツの開示を承諾するか拒否するかの2つの選択肢を含める形態であってもよいが、拒否する場合は承認依頼メッセージに何かの文字を入力して返信し、承認する場合は返信せずに放置するという形態であってもよい(図20参照)。この場合は、SMSによる通信が可能な状態であれば、インターネットに接続出来る環境下でなくても承認可否確認が出来る。
ただし、複数の承認依頼メッセージを同じ許可者の携帯電話番号に送信する場合には、いずれの承認依頼メッセージに対するものであるかを判別する必要がある。
このため、1つの承認依頼メッセージを送信した時は、当該1つの承認依頼メッセージに対する返信を第1サーバーBの通信部B1aが受信するか、所定の時間(n分間)が経過するまでは、次の承認依頼メッセージを同じ許可者の携帯電話番号に送信しないように承認依頼メッセージの送信制御が行われるのが望ましい。
また、所定の時間(n分)以内に拒否ボタンのクリックがなければ、承認と見なされる形態を、所定の時間(n分)以内に承諾ボタンのクリックがなければ、拒否と見なされる形態にしてもよい。
また、使用者の携帯電話の位置情報が情報コンテンツ(特定の情報)である形態を説明したが、他の情報を情報コンテンツとする形態であってもよい。
たとえば、特定の情報のコンテンツの送信を行うことが決定される前(許可者の承諾の前)に第1サーバーB自身、若しくは、第1サーバーBの通信部B1aと通信可能な装置Cの情報データベースD4に記録された情報(遺言書の電子データなど)を、情報コンテンツ(特定の情報)として、許可者の承諾の後に、開示要求者に開示する形態が考えられる。
また、許可者による端末上の操作に基づいて、開示要求の承認可否を決定する形態に代えて、第1サーバーB自身、若しくは、第1サーバーBの通信部B1aと通信可能な特定の装置Eに記録されたデータ(当該装置にアクセスして得られた情報)に基づいて、開示要求の承認可否(開示要求された情報コンテンツを送信するか否か)を決定する形態であってもよい。
たとえば、第1サーバーBの通信部B1aが電気ポットと通信を行い、当該電気ポットが使用されていない未使用時間tを当該データとして取得し、未使用時間tが閾値以上に長ければ、開示要求を承認する形態が考えられる。
図21は、開示条件データベースD3が、位置情報の開示条件の他に、使用者:田中(識別番号:01)が装置Cの情報データベースD4に記録した情報コンテンツ(遺言書)の開示条件(開示要求者:佐藤(識別番号:24)、許可者:木村(識別番号:23))や、使用者:鈴木(識別番号:02)が情報データベースD4に記録した情報コンテンツ(暗唱番号)の開示条件(開示要求者:木村(識別番号:23)、許可者:特定の装置E(電気ポット、識別番号:26))を有する例を示す。
許可者が人ではなく、電気ポットなどの特定の装置Eである場合には、開示条件データベースD3を作成する際には、許可者に相当する特定の装置E(ここでは電気ポット)、当該特定の装置Eとの通信プロトコル、承認可否条件(ここでは、未使用時間tが閾値以上に長いこと)が設定される。
また、許可者が人ではなく、電気ポットなどの特定の装置Eである場合には、承認依頼メッセージの送信に代えて、第1サーバーBの通信部B1aは、当該電気ポットにアクセスし、承認可否条件に関連する情報(未使用時間t)を取得するプログラムを実行する。
本実施形態では、第1サーバーBの通信部B1aは、位置情報振り分けサーバーAから位置情報を受信し、許可者の承認後に開示要求者に当該位置情報を送信する形態を説明したが、位置情報振り分けサーバーAを経由せずに、通信キャリアの基地局や交換機などから、位置情報を受信する形態であってもよい。
なお、開示条件データベースD3に、許可者が設定される前に、当該許可者に対して、許可者になることについて承諾を得る通知を行い、承諾が得られた場合に、開示条件データベースD3に設定される形態であってもよい。
たとえば、開示条件データベースD3において、許可者が仮設定されると、第1サーバーBの通信部B1aは、当該許可者の携帯電話番号若しくはメールアドレスに、許可者になることの承諾を依頼する許可者承認可否通知を開始する。
許可者承認可否通知では、「開示要求者が使用者の情報コンテンツ(位置情報)を開示することを要求した場合に、使用者は、本通知の受領者が開示を承認するか否かを判断する許可者になることを要望していること」、「当該許可者になることを承諾するか否かを回答するリンク」を含む許可者承認依頼メッセージを、第1サーバーBの通信部B1aは、許可者として登録される予定の者の送信先(携帯電話番号、もしくはメールアドレス)に送信する。
許可者承認依頼メッセージとしては、たとえば、開示要求者:木村(識別番号:23)が、使用者:田中(識別番号:01)の情報コンテンツ(位置情報)の開示を要求した場合に、佐藤(識別番号:24)に当該開示を承認するか否かを判断する許可者になってもらう場合には、当該佐藤(識別番号:24)に対して、「木村さんが、田中さんの位置情報の開示を要求した場合に、開示を承認するか否かを判断する許可者になってください。許可者になることを承認する場合は、許可者承認ボタン(第3ハイパーリンク、http://kyokakaitou.jp/?e=位置情報&d=24&c=23&b=01&a=OK)をクリックしてください。許可者になることを承認しない場合は、許可者拒否ボタン(第4ハイパーリンク、http://kyokakaitou.jp/?e=位置情報&d=24&c=23&b=01&a=NG)をクリックしてください。」という内容が考えられる(図22参照)。
許可者承認依頼メッセージにおける第3ハイパーリンクなどがクリックされると、許可者の端末から、第3ハイパーリンクなどに関連づけられたURL情報「http://kyokakaitou.jp」へのアクセスが行われ、第1サーバーBは、「?」以下のパラメータを読み取り、「e=」以下の識別子(情報名称)と、「d=」以下の識別子(許可者の識別番号)と、「c=」以下の識別子(開示要求者の識別番号と、「b=」以下の識別子(使用者の識別番号)と、「a=」以下の識別子(許可者になることを承認する場合:OK、許可者になることを拒否する場合:NG)から、当該情報名称に対応する情報コンテンツについて開示要求者からの開示要求の許可者になることを承認するか否かを判別する。
許可者承認ボタン(第3ハイパーリンク)がクリックされた場合には、第1サーバーBは、「d=」以下の識別子で示される識別番号に対応する者を、「b=」以下の識別子で示される使用者における、「e=」以下の識別子で示される情報名称について、「c=」以下の識別子で示される識別番号に対応する開示要求者からの開示要求を承認するか否かを判断する許可者として、開示条件データベースD3に設定する。
許可者拒否ボタン(第4ハイパーリンク)がクリックされた場合には、第1サーバーBは、「d=」以下の識別子で示される識別番号に対応する者を、「b=」以下の識別子で示される使用者における、「e=」以下の識別子で示される情報名称について、「c=」以下の識別子で示される識別番号に対応する開示要求者からの開示要求を承認するか否かを判断する許可者として、開示条件データベースD3に設定せず、第1サーバーBの通信部B1aは、「b=」以下の識別子で示される使用者の携帯電話番号若しくはメールアドレスに、許可者の設定に失敗した(拒否された)旨を通知する。
なお、許可者承認依頼メッセージの送信から所定の時間(n分間)経過した時に、許可者承認ボタン(第3ハイパーリンク)のクリックがされなかった場合には、許可者になることを承認されなかったと判断して、第1サーバーBは、許可者拒否ボタン(第4ハイパーリンク)がクリックされた時と同様の動作を実行する形態であってもよい。
また、情報コンテンツの開示要求は、開示要求ボタンのクリックなど、開示要求者による手動操作によって開始される形態であってもよいが、開示要求者が使用する端末において所定の操作が行われた後に、自動的に開始される形態であってもよい。
たとえば、開示要求者の識別情報に対応する端末が携帯電話(第1携帯電話:第11携帯電話201〜第15携帯電話205のいずれか)であり、当該開示要求者の携帯電話(第1携帯電話)から使用者の携帯電話(第2携帯電話:第11携帯電話201〜第15携帯電話205のいずれかで第1携帯電話と別のもの)へ発呼を指定した時間内に指定した回数だけ行っても応答が得られない場合に、当該使用者の情報コンテンツ(位置情報)の開示要求が開示要求者の携帯電話(第1携帯電話)から第1サーバーBの通信部B1aに送信される形態が考えられる。
第1携帯電話と、第1サーバーB(特定情報送信サーバー)が、特定情報送信システムを構成する。
この場合、第1サーバーBは、開示要求に関する信号を受信すると、当該開示要求者の識別情報と、当該開示要求者が要求する位置情報に対応する使用者の識別情報とが、開示条件データベースD3に設定されているかを確認し、設定されている場合には、第1サーバーBの通信部B1aが承認可否通知などを実行する等、開示要求者に位置情報を提供する手順を開始する(図11のステップS31参照)。
1 位置情報送信システム
10 無線アクセスネットワーク
30 コアネットワーク
31 ゲートウェイ交換機
33 HLR
36〜39 第1移動交換機〜第4移動交換機
36a〜39a 第1VLR〜第4VLR
101〜112 第1基地局〜第12基地局
201〜205 第11携帯電話〜第15携帯電話
A 位置情報振り分けサーバー
A10 記録部
A20 位置情報振り分けサーバーの通信部
A30 制御部
B 位置情報提供サーバー
第1サーバー(特定情報送信サーバー)
1a 第1サーバーの通信部
、B 第2サーバー、第3サーバー
C 情報データベースを記録した装置
D1、D2 第1位置情報データベース、第2位置情報データベース
D3 開示条件データベース
D4 情報データベース
E 特定の装置(電気ポット)
T1 第1テーブル(識別情報−送信先サーバー変換テーブル)
T2 第2テーブル(識別情報−使用者名称変換テーブル)
T3 第3テーブル(緯度経度−地域名称変換テーブル)
T4 第4テーブル(識別番号−送信先変換テーブル)

Claims (10)

  1. 被開示要求者の識別情報を示す第1識別情報と、前記第1識別情報に対応する前記被開示要求者の携帯電話の位置情報と、前記位置情報の開示を要求する開示要求者の識別情報を示す第2識別情報と、前記位置情報を開示することを承認する許可者の識別情報を示す第3識別情報の関係を示す開示条件データベースと、
    前記第2識別情報でログインした端末から、若しくは前記第2識別情報に対応する端末から前記位置情報の開示の要求を受ける通信部とを備えた特定情報送信サーバーであって、
    前記第1識別情報と前記第2識別情報と前記第3識別情報は、互いに別の者の識別情報であり、
    前記通信部は、前記開示要求者の操作に基づき前記第2識別情報でログインした端末から前記要求を受けた場合に、前記開示条件データベースに基づいて、前記第3識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントに承認依頼メッセージを送信するものであり、
    前記承認依頼メッセージの送信から所定の時間が経過するまでの間に、前記許可者の操作に基づき前記承認依頼メッセージを受信した端末から前記通信部が前記要求を承諾する旨の信号を受信した場合に、前記通信部が前記第1識別情報に対応した前記位置情報であって、前記通信部が前記要求を承諾する旨の信号を受信する前に前記特定情報送信サーバー若しくは前記特定情報送信サーバーと通信可能な装置に更新可能な状態で記録されたものを、前記第2識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントに送信することを特徴とする特定情報送信サーバー。
  2. 前記通信部は、前記開示条件データベースに記録された前記位置情報の中で、前記第2識別情報でログインした端末で、若しくは前記第2識別情報に対応する端末で、前記要求を行うことが出来るもののリストを、前記第2識別情報でログインした端末に、若しくは前記第2識別情報に対応する端末に表示させるための信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の特定情報送信サーバー。
  3. 識別情報の入力を促すログインメニューを表示させる所定のURLにアクセスし、前記第2識別情報でログインした端末が、前記第2識別情報でログインした端末として用いられ、
    情報端末に含まれるSIMカードのICCIDと、前記第2識別情報との対応関係が予め登録され、前記ICCIDを有するSIMカードを含む情報端末が、前記第2識別情報に対応する端末として用いられることを特徴とする請求項2に記載の特定情報送信サーバー。
  4. 前記承認依頼メッセージは、クリックすることにより前記通信部に前記要求を承諾する旨の信号を送信する第1ハイパーリンクと、クリックすることにより前記通信部に前記要求を拒否する旨の信号を送信する第2ハイパーリンクの少なくとも一方を含むものであり、
    前記許可者として、第1許可者と前記第1許可者とは別の第2許可者とが設定され、
    前記通信部は、前記開示要求者の操作に基づき前記第2識別情報でログインした端末から前記要求を受けた場合に、前記開示条件データベースに基づいて、前記第1許可者の第3識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントに第1承認依頼メッセージを送信し、前記第2許可者の第3識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントに第2承認依頼メッセージを送信するものであり、
    前記承認依頼メッセージの送信から所定の時間が経過するまでの間に、前記第1許可者の操作に基づき前記第1承認依頼メッセージを受信した端末から前記通信部が前記要求を承諾する旨の信号を受信し、前記第2許可者の操作に基づき前記第2承認依頼メッセージを受信した端末から前記通信部が前記要求を承諾する旨の信号を受信した場合に、前記通信部が前記第1識別情報に対応した前記位置情報であって、前記通信部が前記第1承認依頼メッセージを受信した端末と前記第2承認依頼メッセージを受信した端末から前記要求を承諾する旨の信号を受信する前に前記特定情報送信サーバー若しくは前記特定情報送信サーバーと通信可能な装置に更新可能な状態で記録されたものを、前記第2識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントに送信することを特徴とする請求項1に記載の特定情報送信サーバー。
  5. 前記位置情報は、前記携帯電話の識別情報と一緒に、基地局、交換機、VLR若しくはHLRから前記特定情報送信サーバーに送られてくるものであり、
    前記携帯電話の使用者の識別情報でログインした端末で、若しくは、前記使用者の識別番号に対応する端末で、前記開示条件データベースにおける前記第2識別情報と前記第3識別情報とが設定されることを特徴とする請求項1に記載の特定情報送信サーバー。
  6. 第1携帯電話と、
    被開示要求者の識別情報を示す第1識別情報と、前記第1識別情報に対応する第2携帯電話の位置情報と、前記第2携帯電話の位置情報の開示を要求する開示要求者の識別情報を示す第2識別情報と、前記第2携帯電話の位置情報を開示することを承認する許可者の識別情報を示す第3識別情報の関係を示す開示条件データベースと、前記第2識別情報に対応する前記第1携帯電話から前記第2携帯電話の位置情報の開示の要求を受ける通信部とを有する位置情報送信サーバーとを備え、
    前記第1識別情報と前記第2識別情報と前記第3識別情報は、互いに別の者の識別情報であり、
    前記第1携帯電話から、前記第2携帯電話へ、指定した時間内に指定した回数だけ発呼を行っても応答が得られない場合に、前記第1携帯電話は、前記通信部へ前記位置情報の開示の要求を発信するものであり、
    前記通信部は、前記開示要求者の操作に基づき前記第1携帯電話から前記要求を受けた場合に、前記開示条件データベースに基づいて、前記第3識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントに承認依頼メッセージを送信するものであり、
    前記承認依頼メッセージの送信から所定の時間が経過するまでの間に、前記許可者の操作に基づき前記承認依頼メッセージを受信した端末から前記通信部が前記要求を承諾する旨の信号を受信した場合に、前記通信部が前記第1識別情報に対応した前記第2携帯電話の位置情報であって、前記通信部が前記要求を承諾する旨の信号を受信する前に前記位置情報送信サーバー若しくは前記位置情報送信サーバーと通信可能な装置に更新可能な状態で記録されたものを、前記第2識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントに送信することを特徴とする位置情報送信システム。
  7. 被開示要求者の識別情報を示す第1識別情報と、前記第1識別情報に対応する前記被開示要求者の携帯電話の位置情報と、前記位置情報の開示を要求する開示要求者の識別情報を示す第2識別情報と、前記位置情報を開示することを承認する許可者であって前記被開示要求者と別の者の識別情報を示す第3識別情報の関係を示す開示条件データベースと、
    前記第2識別情報でログインした端末から、若しくは前記第2識別情報に対応する端末から前記位置情報の開示の要求を受ける通信部とを備えた特定情報送信サーバーであって、
    前記第1識別情報と前記第2識別情報と前記第3識別情報は、互いに別の者の識別情報であり、
    前記通信部は、前記開示要求者の操作に基づき前記第2識別情報でログインした端末から前記要求を受けた場合に、前記開示条件データベースに基づいて、前記第3識別情報に対応する携帯電話番号にSMSで承認依頼メッセージを送信するものであり、
    前記承認依頼メッセージの送信から所定の時間が経過するまでの間に、前記許可者の操作に基づき前記承認依頼メッセージを受信した端末から前記通信部が前記要求を承諾する旨の返信を受信した場合に、前記通信部が前記第1識別情報に対応した前記位置情報であって、前記通信部が前記要求を承諾する旨の返信を受信する前に前記特定情報送信サーバー若しくは前記特定情報送信サーバーと通信可能な装置に更新可能な状態で記録されたものを、前記第2識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントに送信することを特徴とする特定情報送信サーバー。
  8. 前記承認依頼メッセージは、「承認する旨の返信」か「承認しない旨の返信」を促すメッセージを含むものであり、
    前記特定情報送信サーバーは、前記承認依頼メッセージに対する返信メッセージを読み取り、前記返信メッセージが前記「承認する旨の返信」であると判断した場合に、前記通信部が前記第1識別情報に対応した前記位置情報であって、前記通信部が前記要求を承諾する旨の返信を受信する前に前記特定情報送信サーバー若しくは前記特定情報送信サーバーと通信可能な装置に更新可能な状態で記録されたものを、前記第2識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントに送信するものであり、
    前記承認依頼メッセージの送信が行われた時は、前記承認依頼メッセージに対する前記返信メッセージを受信するまでは、前記承認依頼メッセージの送信先と同じ携帯電話番号に対して、別の承認依頼メッセージの送信を行わないことを特徴とする請求項7に記載の特定情報送信サーバー。
  9. 被開示要求者の識別情報を示す第1識別情報と、前記第1識別情報に対応する前記被開示要求者の携帯電話の位置情報と、前記位置情報の開示を要求する開示要求者の識別情報を示す第2識別情報と、前記位置情報を開示することを承認する許可者であって前記被開示要求者と別の者の識別情報を示す第3識別情報の関係を示す開示条件データベースと、
    前記第2識別情報でログインした端末から、若しくは前記第2識別情報に対応する端末から前記位置情報の開示の要求を受ける通信部とを備えた特定情報送信サーバーであって、
    前記第1識別情報と前記第2識別情報と前記第3識別情報は、互いに別の者の識別情報であり、
    前記通信部は、前記開示要求者の操作に基づき前記第2識別情報でログインした端末から前記要求を受けた場合に、前記開示条件データベースに基づいて、前記第3識別情報に対応する携帯電話番号にSMSで「承認しない旨の返信」を促すメッセージを含む承認依頼メッセージを送信するものであり、
    前記承認依頼メッセージの送信から所定の時間が経過するまでの間に、前記許可者の操作に基づき前記承認依頼メッセージを受信した端末から前記通信部が前記承認依頼メッセージに対する返信を受信し、前記特定情報送信サーバーは、前記承認依頼メッセージに対する返信メッセージを読み取り、前記返信メッセージが前記「承認しない旨の返信」であると判断した場合に、前記通信部が前記位置情報を開示しない旨を、前記第2識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントに送信し、
    前記承認依頼メッセージの送信から所定の時間が経過するまでの間に、前記通信部が前記返信を受信しなかった場合に、前記通信部が前記第1識別情報に対応した前記位置情報であって、前記承認依頼メッセージの送信から前記所定の時間が経過する前に前記特定情報送信サーバー若しくは前記特定情報送信サーバーと通信可能な装置に更新可能な状態で記録されたものを、前記第2識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントに送信することを特徴とする特定情報送信サーバー。
  10. 被開示要求者の識別情報を示す第1識別情報と、前記第1識別情報に対応する前記被開示要求者の携帯電話の位置情報と、前記位置情報の開示を要求する開示要求者の識別情報を示す第2識別情報と、特定の装置の識別情報を示す第3識別情報の関係を示す開示条件データベースと、
    前記特定の装置と通信可能であり、前記第2識別情報でログインした端末から、若しくは前記第2識別情報に対応する端末から前記位置情報の開示の要求を受ける通信部とを備えた特定情報送信サーバーであって、
    前記第1識別情報と前記第2識別情報と前記第3識別情報は、互いに別の識別情報であり、
    前記通信部は、前記開示要求者の操作に基づき前記第2識別情報でログインした端末から前記要求を受けた場合に、前記開示条件データベースに基づいて、前記第3識別情報に対応する前記特定の装置にアクセスし、
    前記特定の装置へアクセスして得られた情報に基づいて、前記通信部が前記位置情報であって、前記特定の装置へアクセスする前に前記特定情報送信サーバー若しくは前記特定情報送信サーバーと通信可能な装置に更新可能な状態で記録されたものを、前記第2識別情報に対応する携帯電話番号若しくはメールアドレス若しくはアカウントに送信するか否かを判断することを特徴とする特定情報送信サーバー。
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