JP6108819B2 - 撮影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮影装置に関し、詳しくは、表示部に円周方向と、半径方向に移動可能なカーソルを有する円形マップ表示を用いて撮影パラメータの設定可能な撮影装置に関する。
撮影装置において、2つの撮影パラメータを操作する際のパラメータの量を表示することが提案されている。例えば、特許文献1に開示の撮像装置は、露出補正を行うと色味が変化することから、露出補正量を表示する直線状のインジケータP1と、色味補正量を表示する直線状のインジケータP2をインジケータP1と90度ずらして配置し、この2つのインジケータ中の2つのカーソルC1、C2によって、露出補正量と色味補正量を表示している。
特開2012−160958号公報
特許文献1に開示の撮影装置においては、露出補正量と色味補正量は相互に関連がありながら、補正の際には、2つのインジケータを見ながら行わなければならない。このため、調整動作が大変煩わしく、また調整動作のために2つのインジケータを見るために視線移動があり、また2つのインジケータを見比べなければならず、直感的に両者を把握することができない。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、2つのパラメータの調整の際に、調整動作が簡単で、パラメータ確認のための視線の移動がなく、直感的にパラメータを把握可能な撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係る撮影装置は、円周方向と、半径方向に移動可能なカーソルを有する円形マップ表示を表示可能な表示部と、上記カーソルの上記円周方向と、半径方向にそれぞれ移動させる操作部と、上記操作部によって移動させた、上記カーソルの円周方向の位置と、半径方向の位置にそれぞれ第1および第2の撮影パラメータを対応させて制御を行う制御部と、を有し、上記第1の撮影パラメータは上記円周方向の位置に依存し、上記表示部は、上記円形マップ表示上に、上記第1の撮影パラメータを無効化すると共に上記第2の撮影パラメータを無効化しないニュートラルゾーンを設け、上記ニュートラルゾーンは、円周方向の所定角度範囲を占め、かつ円形マップの径方向に亘る扇型もしくは棒状をしている。
の発明に係る撮影装置は、上記第1の発明において、上記操作部は、上記円形マップ表示上で上記カーソルを円周方向に移動させる第1のダイヤルと、上記円形マップ表示上で上記カーソルを半径方向に移動させる第2のダイヤルを有する。
の発明に係る撮影装置は、上記第の発明において、上記第1及び第2のダイヤルは、異なる指で同時に操作可能な位置に配置される。
の発明に係る撮影装置は、上記第の発明において、上記第1のダイヤルは略一周することにより、上記円形マップ表示上の円周を一周し、上記第2のダイヤルは一度の操作ストロークで半径の半分以上を移動する。
第5の発明に係る撮影装置は、上記第1の発明において、上記ニュートラルゾーン以外の角度領域が、色相調整を行うために指定する色情報を連続的に変化させる領域であるのに対して、上記ニュートラルゾーンは円周方向の所定角度範囲を占めるが、他の領域とは色の変化が不連続であり、独立した領域である

本発明によれば、2つのパラメータの調整の際に、調整動作が簡単で、パラメータ確認のための視線の移動がなく、直感的にパラメータを把握可能な撮影装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るカメラの主として電気的構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るカメラにおいて、撮影者による操作時の背面側から見た外観斜視図である。 本発明の一実施形態に係るカメラの操作部と、円形マップ表示を示す図である。 本発明の一実施形態に係るカメラのカメラ制御の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るカメラのカメラ制御の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るカメラのカメラ制御の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るカメラの操作状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係るカメラの操作部の変形例を示す外観図である。 本発明の一実施形態に係るカメラの円形マップ表示の変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るカメラにおいて、円形マップ表示の大きさ、形状、位置を変化させるための基本操作を示す図である。 本発明の一実施形態に係るカメラにおいて、円形マップ表示の形状、大きさ、位置を変化させる操作を示す図である。
以下、図面に従って本発明を適用したカメラを用いて好ましい実施形態について説明する。本発明の好ましい一実施形態に係るカメラは、デジタルカメラである。撮像部を有し、この撮像部によって被写体像を画像データに変換し、この変換された画像データに基づいて、被写体像を本体の背面に配置した表示部にライブビュー表示する。撮影者はライブビュー表示を観察することにより、構図やシャッタチャンスを決定する。レリーズ操作時には、画像データが記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像データは、再生モードを選択すると、表示部に再生表示することができる。
また、ライブビュー表示時に、色相と彩度を調節するための調節モードを選択すると、ライブビュー画像に円形マップ表示が重畳表示される。2つの操作部材を操作すると、操作に応じて、色相と彩度を表すカーソルの位置が移動すると共に、ライブビュー画像の色相と彩度が調節される。この円形マップ表示を用いた調整については、図3を用いて後述する。
図1は、本発明の一実施形態に係るカメラの主として電気的構成を示すブロック図である。画像処理及び制御部1は、表示制御部1a、撮影制御部1b、および彩度・色相調整部1cを有する。
表示制御部1aは、後述するファインダ表示部(F表示部と略記する)7aと表示部8aに接続され、これらの表示部における表示を制御する。表示部における表示としては、撮像部3からの画像データに基づくライブビュー表示、記録部5に記録されている画像データに基づく再生表示、メニュー画面等の設定用の画面表示等を行う。
また、表示制御部1aは、ライブビュー表示等の際に彩度・色相調節モードが設定された場合には、操作部2による操作に応じて、表示部に表示する円形マップ表示30上のカーソルの位置30fを制御する(図3参照)。また、このカーソル位置に応じて彩度・色相調整部1cに調整された彩度や色相でライブビュー画像等の表示制御を行う。表示制御部1aは、操作部によって移動させたカーソルの円周方向の位置と、半径方向の位置にそれぞれ第1および第2の撮影パラメータを対応させて制御を行う制御部として機能する。
撮影制御部1bは、撮像部3の撮像制御や、シャッタ、絞り等の露出制御等、種々の撮影制御を行う。具体的には、ライブビュー表示時の撮像制御や、またレリーズ釦が全押しされた際の露出制御や撮影画像の記録制御等の制御を行う。
彩度・色相調整部1cは、ライブビュー画像等の画像データに対して、操作部2の彩度ダイヤル2a、色相ダイヤル2bの操作に従って、彩度と色相を調整する。彩度調整を行うと、無彩色から有彩色の間で変化させることができる。また、色相調整を行うと、赤、黄、緑、青、紫等の色相を変えることができ、例えば、画像に青味を帯びさせるとか、赤味を帯びさせる等の調整を行うことができる。これによって、夕日を撮影した際、より夕日を強調するために赤味を帯びさせるような調整を行うことが可能となる。
操作部2は、電源釦、レリーズ釦、再生釦、メニュー釦、十字キー、OK釦等、各種入力釦や各種入力キー等の操作部材を含む。また、本実施形態においては、彩度を調節するための彩度ダイヤル2aと色相を調節するための色相ダイヤル2bを有する(図2、図3参照)。また、円形マップ表示モードを実行するためのマップ表示釦2cを有する。彩度ダイヤル2aと色相ダイヤル2bは、図3を用いて後述するように、カーソルの円周方向と、半径方向にそれぞれ移動させる操作部として機能する。
操作判定部6は、操作部2の各種操作部材の操作状態を判定し、この操作状態を画像処理及び制御部1に出力する。画像処理及び制御部1は、入力した操作部材の操作状態に応じた処理を行う。例えば、レリーズ釦の半押しがなされるとAF制御やAE制御を行い、レリーズ釦の全押し操作がなされると撮影動作を行い画像データの記録を行う。また、マップ表示釦2cが操作された後、彩度ダイヤル2aや色相ダイヤル2bが操作された場合には、これらのダイヤルの回転方向や回転量等の情報を表示制御部1aに出力する。
撮像部3は、被写体像を形成するための撮影レンズ、被写体像を画像データに変換するための撮像素子、露光制御を行うための絞り、シャッタ等を含み、画像データを画像処理及び制御部1に出力する。
時計部4は、カレンダー機能と計時機能を有し、撮影の日時情報等を取得し、画像処理及び制御部1に出力する。記録部5は、操作部2内のレリーズ釦が全押しされた際に取得した画像データを記録する。再生時には、この記録部5に記録されている画像データを読み出し、表示部8a等に表示する。また、画像データの記録の際には、時計部4から出力される日時情報を記録してもよい。
F表示部7aは、電子ビューファインダを有し、撮影者は接眼部を介して小型の液晶パネル等に表示される画像を観察可能である。このF表示部7aは、前述した表示制御部1aから画像データを入力し、ライブビュー画像等、種々の画像を表示する。F表示部7aの接眼部の近傍には、アイセンサ7bが配置されている(図2参照)。アイセンサ7bは、撮影者の眼が接眼部の近傍にあると検知信号を出力する。
表示部8aは、カメラ本体の背面等に配置された液晶パネル(LCD、TFT)、有機EL等の表示パネルを有し、接眼部を介することなく、直接、表示画像を観察可能である。この表示部8aも、表示制御部1aからの画像データを入力し、ライブビュー画像等の種々の画像を表示する。また、表示部8aおよび/またはF表示部7aは、円周方向と、半径方向に移動可能なカーソルを有する円形マップ表示を表示可能な表示部として機能する。円形マップ表示については、図3を用いて後述する。
表示部8aの前面には、タッチパネル8bが設けてある。このタッチパネル8bは、撮影者がタッチした位置を検出し、画像処理及び制御部1に出力する。表示部8aの表示画面等をタッチすることにより、カメラに対して種々の指示を行うことができる。
次に、図2を用いて、操作部2の彩度ダイヤル2a、色相ダイヤル2b、マップ表示釦2cについて説明する。図2は、カメラ10を背面側から見た外観斜視図であり、背面には、表示部8aが設けられている。また、カメラ10の上部であって、撮影者の右手20Rの親指が触れやすい位置に彩度ダイヤル2aが配置され、また右手20Rの人差し指が触れやすい位置に色相ダイヤル2bが配置されている。
色相ダイヤル2bは360度回転自在であり、彩度ダイヤル2aは所定範囲内で回動自在である。一般に撮影者の右手の親指と、人差し指の回転操作のし易さを考慮して、このような配置としている。また、カメラ10の背面の右上部には、マップ表示釦2cが配置され、マップ表示釦2cを押圧するたびに、操作判定部6によって検出、この検出信号が画像処理及び制御部1、表示制御部1aに出力される。
次に、図3を用いて、彩度ダイヤル2aおよび色相ダイヤル2bの操作と、円形マップ表示30の関係について説明する。図3(a)に示す円形マップ表示30は、表示部8aまたはF表示部7aにおいて、ライブビュー画像等に重畳して表示される。
ここで、円形マップ表示30の円周方向30aは色相を示しており、右上付近は黄色、右下付近は赤色、左下付近は青色、左上付近は緑色で、円周に沿って移動することにより、可視光での色彩が順次変化し、一周すると、最初の色彩に戻る。また、円形マップ表示30の円の中心部は無彩色の黒色であり、中心から半径方向30bに沿って外周に移動するにつれて彩度が高くなる。
カーソル30fは、彩度ダイヤル2aと色相ダイヤル2bを操作することにより、カーソル位置が移動する。すなわち、彩度ダイヤル2aを回動操作すると、カーソル30fは円形マップ表示30の中で半径方向30bに移動する。彩度ダイヤル2aの回動範囲は、彩度の最大値と最小値の間であり、トグルしない(最大値と最小値のいずれかを交互に切り換えるものではない)。
また色相ダイヤル2bを回転操作すると、カーソル30fは円形マップ表示30の中で円周方向30aに移動する。すなわち、色相ダイヤル2bを回転操作すると、連続的に色相環を移動し、一周すると最初の色彩に戻る。
このように、彩度ダイヤル2aと色相ダイヤル2bを操作することにより、撮影者は、画像を意図する色相と彩度に調整することを指示できる。この結果、表示画像の色と明るさを同時に確認操作でき、大変便利である。すなわち、色を明るく調整すると白くなり、暗く調整すると黒くなるように、色と明るさは表裏一体の関係にある。もっと明るい黄色とか深い(暗めの)赤色といったような、色と明るさの組合せを、本実施形態では直感的に確認でき、画像の補正を簡単に行うことができる。色と明るさを、別々に操作するより、単純で明快であり、手間がかからないという利点がある。
ニュートラルゾーン30cは、色相の影響はなく、彩度のみ変化させている。このニュートラルゾーン30cは、扇形をしており、この扇型内の中心部は黒色であり、次第に灰色が薄くなり、外周付近で白色となっている。カーソル30fが、ニュートラルゾーン30cにあるときには、カラーエリアの色味が薄くなっている。ニュートラルゾーン30c内は、無彩色のライブビュー画像を表示する以外に、ライブビュー画像そのものを表示せず、彩度の変化のみを表示するようにしてもよい。したがって、ニュートラルゾーン30cは、色相を調整するための撮影パラメータは円周方向の位置に依存しており、この撮影パラメータを無効化する。
基準点30dは、オールリセット状態の位置であり、色相も彩度も「0」の点である。また、基準線30eは、彩度が常に「0」の線であり、カーソル30fを円周方向に移動させることにより、図3(b)に示すように、基準線30eは彩度変化がなしで(±0)、色相のみを変化させることができる。
次に、本実施形態におけるカメラの動作について、図4ないし図6に示すフローチャートを用いて説明する。このフローチャートは、記憶部に記憶されたプログラムに従って画像処理および制御部1が実行する。
カメラ制御のフローに入ると、まず、撮影モードか否かを判定する(S1)。本実施形態のカメラは、撮影モードがデフォルトモードであり、再生モードまたは画像ファイル取得モードが設定されていない場合には、撮影モードを実行する。
ステップS1における判定の結果、撮影モードが設定されている場合には、次にアイセンサ7bの状態を検出する(S3)。ここでは、アイセンサ7bによって、F表示部7aの近傍に撮影者の眼を検出した場合には、Yesと判定し、撮影者の眼を検出しなかった場合には、Noと判定する。
ステップS3における判定の結果、Noであった場合には、次に、背面ライブビュー表示を行う(S5)。ステップS3における判定の結果、撮影者はF表示部7aを覗いていないことから、このステップでは、表示部8aにライブビュー画像を表示する。
ステップS5において背面ライブビュー表示を行うと、次に、円形マップ表示中であるか否かを判定する(S7)。ここでは、現在、表示部8aに円形マップを表示しているか否かを判定する。
ステップS7における判定の結果、円形マップ表示中でなかった場合には、円形マップを開始するか否かを判定する(S9)。本実施形態においては、撮影者がマップ表示釦2cを操作すると円形マップ表示を行う。そこで、このステップでは、マップ表示釦2cの操作状態に基づいて判定する。なお、円形マップ表示は、マップ表示釦2cのように専用操作部材を設ける以外にも、例えば、メニューモードで設定したり、また他の操作部材に兼用させるようにしてもよい。
ステップS9における判定の結果、円形マップ表示の開始でなかった場合には、マップ表示を消去する(S13)。一方、円形マップ表示を開始した場合には、マップ表示を初期位置にプロットする(S11)。ここでは、図3(a)に示したようなオールリセット位置での円形マップ表示30を行い、基準点30にカーソル30fを位置させる。
ステップS11において、マップ表示を初期位置にプロットすると、またはステップS7における判定の結果、円形マップが表示中であった場合には、次に、マップ表示を行う(S15)。ここでは、図3(a)に示したような円形マップ表示30を表示部8aに行う。
マップ表示を行うと、次に、色相ダイヤル2bが回転操作されたか否かを判定する(S17)。ここでは、色相ダイヤル2bの回転操作状態を操作判定部6によって判定する。
ステップS17における判定の結果、色相ダイヤル30bが回転操作された場合には、同じ半径の円周上を移動し、対応設定を行う(S19)。ここでは、色相ダイヤル2bの回転操作に応じてカーソル30fの位置を円周方向に移動させる。そして、カーソル30fの位置に対応する色相に基づいて、彩度・色相調整部1cがライブビュー画像の色相を調整する。
続いて、彩度ダイヤル2aが回動操作されたか否かを判定する(S21)。ここでは、彩度ダイヤル2aの回動操作状態を操作判定部6によって判定する。
ステップS21における判定の結果、彩度ダイヤル2aが操作された場合には、半径方向に移動させ、対応設定を行う(S23)。ここでは、彩度ダイヤル2aの回動操作に応じて、カーソル30fの位置を半径方向に移動させる。そして、カーソル30fの位置に対応する彩度に基づいて、彩度・色相調整部1cがライブビュー画像の彩度を調整する。
続いて、円形マップ内がタッチされたか否かを判定する(S25)。本実施形態においては、彩度と色相の設定を彩度ダイヤル2aと色相ダイヤル2bの操作以外にも、表示部8aに表示されている円形マップ表示30をタッチすることによって設定できるようにしている。このステップでは、タッチパネル8bからのタッチ位置の検知信号に基づいて判定する。
ステップS25における判定の結果、円形マップ内をタッチされた場合には、タッチ点対応設定を行う(S27)。ここでは、タッチパネル8bからのタッチ位置にカーソル30fを表示し、またタッチ位置に対応する彩度と色相に基づいて、彩度・色相調整部1cがライブビュー画像の彩度を調整する。
ステップS27においてタッチ点対応設定を行うと、またはステップS13においてマップ表示を消去すると、またはステップS17における判定の結果、色相ダイヤル2bが操作されていなかった場合、またはステップS21における判定の結果、彩度ダイヤル2aが操作されていなかった場合、またはステップS25における判定の結果、円形マップ内タッチがなされていなかった場合には、次に、撮影操作がなされたか否かを判定する(S29)。ここでは、操作部2内のレリーズ釦が全押しされたか否かを判定する。
ステップS29における判定の結果、撮影操作がなされていかった場合には、ステップS1に戻る。一方、撮影操作が行われた場合には、撮影記録を行う(S31)。ここでは、撮像部3から出力された画像データを画像処理及び制御部1が画像処理を行った後、記録部5に画像データを記録する。画像記録が終わると、ステップS1に戻る。
ステップS3における判定の結果、アイセンサ7bによって、F表示部7aの近傍に撮影者の眼を検出した場合には、F表示部7aにライブビュー表示を行う(S41)。アイセンサ7bによる検出の結果、撮影者はF表示部7aを観察していることから、F表示部7aにライブビュー画像を表示する(EVFライブビュー表示を行う)。
EVFライブビュー表示を行うと、次に、円形マップ表示中か否かを判定する(S107)。このステップS107〜S123までは、円形マップ表示をF表示部7aに表示する点では相違するが、それ以外については図4のステップS7〜S23と同様である。図5において、ステップS7〜S23と同様の処理を行うステップには、これらのステップ番号に100を加算し、詳しい説明を省略する。
ステップS113においてマップ表示を消去すると、またはステップS117における判定の結果、色相ダイヤル2bが操作されていなかった場合、またはステップS121における判定の結果、彩度ダイヤル2aが操作されていなかった場合、またはステップS123において半径方向に移動し、対応設定を行うと、前述のステップS29に戻り、撮影操作を行うか否かの判定を行う。
なお、F表示部7aにおける円形マップ表示の場合には、表示部8aに表示する場合と異なり、円形マップ内タッチ操作の判定を行っていない。F表示部7aにおいては、タッチ操作を行うことができないからである。
ステップS1における判定の結果、撮影モードでなかった場合には、再生モードか否かの判定を行う(S51)。操作部2の内の再生釦が操作されると、再生モードとなる。このステップでは、再生釦が操作されたか否かに基づいて判定する。
ステップS51における判定の結果、再生モードであった場合には、次に、画像再生を行う(S53)。ここでは、記録部5から画像データを読み出し、表示部8aまたはF表示部7aに画像再生を行う。
画像再生を行うと、次に変更か否かを判定する(S55)。ここでは、操作部2の十字釦等の操作によって、またはタッチパネル8bのタッチ操作によって、撮影者が再生画像の送り操作、若しくは戻し操作を行ったか否かを判定する。
ステップS55における判定の結果、変更操作がなされた場合には、画像変更を行う(S57)。ここでは、ステップS55で判定した変更操作に応じて、画像を変更する。すなわち、変更操作によって指定された画像データを読み出し、表示部8aまたはF表示部7aに画像再生を行う。
ステップS51における判定の結果、再生モードでなかった場合には、画像ファイルの取得を行う(S59)。ここでは、外部より通信手段(不図示)を介して、画像ファイルを取得する。
ステップS59において画像ファイルを取得すると、またはステップS57において画像変更を行うと、またはステップS55における判定の結果、変更でなかった場合には、ステップ1に戻る。
次に、図7を用いて、本実施形態に係るカメラの円形マップ表示の操作について説明する。いま、ライブビュー表示を、F表示部7aではなく、表示部8aに行っているとする(図7(a)、S5)。円形マップ表示を行うためにマップ表示釦2cを操作すると(S9→Yes)、表示部8aに円形マップ表示30が表示される(図7(b)、S11)。
撮影者は、ライブビュー画像を観察しながら、色相を調節したい場合には、色相ダイヤル2bを回転操作し調節する(図7(c)、S19)。この場合、色相ダイヤル2bを1回転させると、カーソル30fは円形マップ表示の円周を一周し、元の色相に戻る。
また、撮影者は、ライブビュー画像を観察しながら、彩度を調節したい場合には、彩度ダイヤル2aを回動操作し調節する(図7(d)、S23)。この場合、彩度ダイヤル2aを60°回転すると、カーソル30fは半径方向にr/2だけ移動する(ここで、rは円形マップの半径の長さ)。
このように、本実施形態におけるカメラ制御においては、円形マップ表示中に、色相ダイヤル2bが操作されると、操作に応じて、カーソル30fを円形マップの円周方向に移動させ、ライブビュー画像を操作に応じた色相となるよう調節する(S17、S19、S117、S119)。また、彩度ダイヤル2aが操作されると、操作に応じて、カーソル30fを円形マップの半径方向に移動させ、ライブビュー画像を操作に応じた彩度となるように調節する(S21、S23、S121、S123)。このため、円形マップ表示の中にあるカーソル30fの1点を見ながら、色相と彩度を調節することができる。この結果、表示画像の色と明るさを同時に確認操作でき、大変便利である。すなわち、色を明るく調整すると白くなり、暗く調整すると黒くなるように、色と明るさは表裏一体の関係にある。もっと明るい黄色とか深い(暗め)の赤色といったような、色と明るさの組合せを直感的に確認でき、画像の補正を簡単に行うことができる。色と明るさを、別々に操作するより、単純で明快であり、手間がかからないという利点がある。このように、1点を見ながら、2つのパラメータの設定を行うことができる。
また、本実施形態においては、タッチパネル8bを設けており、円形マップ表示上で、撮影者が設定したい色相と彩度の位置をタッチするだけで、色相と彩度の設定を行うことができる。すなわち、1操作で、2つのパラメータの設定を行うことができる。
なお、本実施形態においては、表示部8aとF表示部7aのいずれかに選択的に、円形マップ表示を行うようにしていたが、常時、表示部8aとF表示部7aの両方に円形マップ表示を行ってもよく、また、いずれか一方のみに円形マップ表示を行うようにしてもよい。
また、本実施形態においては、円形マップ表示はライブビュー画像に対して重畳表示し、再生画像には重畳表示を行っていなかった。しかし、再生画像に円形マップ表示を行い、再生画像に対して、色相や彩度の調整を行うようにしても勿論かまわない。
次に、本発明の一実施形態における操作部2の変形例について、図8を用いて説明する。一実施形態においては、画像の彩度や色相の調整をカメラ本体の上面に設けた2つのダイヤルによって行っていた。本変形例においては、レンズ鏡筒の外周に設けた操作リングや、カメラ本体の背面に設けたリングによって行うようにしている。
図8(a)に示すように、カメラ本体10の上面にはレリーズ釦2fが設けてあり、撮影者は右手20Rでレリーズ釦2fを操作することができる。また、レンズ鏡筒3aの外周には、回転自在の鏡筒操作リング2dが配置されており、撮影者は左手20Lで回転操作を行うことができる。この鏡筒操作リング2dは、色相ダイヤル2bと同様の機能を有する。本変形例においても、鏡筒操作リング2dが一周すると、円形マップ表示30のカーソル30fも一周する。
図8(b)に示すように、カメラ本体10の背面には、表示部8aが設けられており、この表示部8aにはライブビュー画像等に円形マップ表示30を重畳表示できる。また、カメラ本体10の背面の右上にはマップ表示釦2cが配置され、その下側には、背面ダイヤル2eが配置されている。この背面ダイヤル2eは、回転軸が縦方向にあり、撮影者は右手20Rで左右方向に、所定角度範囲内で、回動させることができる。また、背面ダイヤル2eは、彩度ダイヤル2aと同様の機能を果たし、背面ダイヤル2eの回動操作により、カーソル30fは円の中心から外周まで、半径方向に移動する。
したがって、本変形例において、ライブビュー表示中に画像の彩度や色相を調節したい場合には、マップ表示釦2cを操作すると(図4のS9)、円形マップ表示30が表示部8aに重畳表示される(図4のS11、図8(b)参照)。この状態で鏡筒操作リング2dを操作すると、カーソル30fが円周方向に移動し、このカーソル30fの位置に応じて色相が調節される(図4のS17、S19)。また背面ダイヤル2eを操作すると、カーソル30fが半径方向に移動し、このカーソル30fの位置に応じて彩度が調節される(図4のS21、S23)。
次に、本発明の一実施形態におけるニュートラルゾーン30cの第1〜第3変形例について、図9を用いて説明する。一実施形態においては、ニュートラルゾーン30cは、扇形形状であり、この部分を無彩色で表示していたが、第1〜第3変形例のように変更してもよい。
図9(a)は、ニュートラルゾーン30cの第1の変形例であり、ニュートラルゾーン30cを着色し、彩度のコントローラとして認識し易くしている。着色にあたっては、単一色で無彩色から次第に有彩色に変化するようにする。
図9(b)は、ニュートラルゾーン30cの第2の変形例である。この第2の変形例では、外側リング30gで色相を表示し、外側リング30gで回転方向操作を色変更と認識させる。また、外側リング30gの内側には、ライブビュー画像(撮影待機画像)を表示させる。この第2の変形例によれば、円形マップ表示30の大部分を透過状態として、ライブビュー画像を表示でき、かつ色相と彩度の調整を行うことが可能となる。
図9(c)は、ニュートラルゾーン30cの第3の変形例である。この第3の変形例では、ニュートラルゾーン30を棒状としている。したがって、彩度のコントローラとしては、棒状に沿って中心の無彩色から外周に向かって徐々に有彩色に変化する。
次に、図10および図11を用いて、円形マップ表示30の大きさ・形状・位置の変化について説明する。
図10は、円形マップ表示30の大きさ等を変化させる基本操作を示す。図10(a)は、基本となる円形マップ表示30を示す。この状態では、円周上のどの角度も均一に分割されている。
この状態でタッチ操作の長押し等を行うと、図10(b)に示すように図形編集モードに変わり、図形編集表示30hが表示される。この図形編集表示30hは、円形マップ表示30に内接する矩形と、矩形の中点および角を示す位置30ha、30hb、30hcからなる。
図形編集モードになると、円形マップ表示30の大きさ等を変化させることができる。この状態で、四隅を表す位置30haをタッチし、タッチしたままでスライドすると、図4(c)に示すように、形状を維持したままで、円形マップ表示30の拡大、縮小を行うことができる。また、図4(d)に示すように、上辺または下辺の中点の位置30hbをタッチしたままでスライドさせると、円形マップ表示30を上下方向に変形させることができる。また、図4(e)に示すように、左辺または右辺の中点の位置30hcをタッチしたままでスライドさせると、円形マップ表示30を左右方向に変形させることができる。
図11は、円形マップ表示30の形状と大きさを変化させた様子を示す。図11(a)は、元となる円形マップ表示30と図形編集表示30hを示す。この状態で、上辺または下辺の中点の位置30hbをタッチしたままでスライドさせると、円形マップ表示30を上下方向に変形させ、図11(b)に示すように、縦長楕円に変形させることができる。この状態では、図11(e)に示すように、黄色から赤色と、青色から緑色の部分で、ニュートラル色での鮮やかさの分割数が多くなり、広くなった部分で、色の微調整段数が増加する。
図11(a)の元の状態から、左辺または右辺の中点の位置30hcをタッチしたままでスライドさせると、円形マップ表示30を左右方向に変形させ、図11(c)に示すように、横長楕円に変形させることができる。この状態では、図11(f)に示すように、緑色から黄色と、赤色から青色の部分で、ニュートラル色での鮮やかさの分割数が多くなり、広くなった部分で、色の微調整段数が増加する。
また、図11(a)の元の状態から、四隅の位置30haをタッチしたままでスライドすると、図11(d)に示すように、縮小(拡大)変形することができる。また、中央の白抜きの四角の位置30hdをタッチしたままでスライドすると、円形マップ表示30が全体として移動する。さらに、図形編集表示30hの点線枠内(中央の四角の位置30hdを含まない)は、円形マップ表示30の回転モードとなる。
以上説明したように、本発明の一実施形態や変形例においては、円形マップ表示30のカーソル30fの位置を2つの操作部材(彩度ダイヤル2a、色相ダイヤル2b等)によって円周方向30aと半径方向30bに移動させ、2つの撮影パラメータの設定値を一点で表示するようにしている(図3参照)。このため、2つのパラメータの調整の際に、視線の移動がなく、直感的にパラメータ調整を行うことができる。
また、本発明の一実施形態や変形例においては、円周方向30aと、半径方向30bに移動可能なカーソル30fを有する円形マップ表示30を表示可能な表示部8a(7a)と、カーソル30fの円周方向30aと、半径方向30bにそれぞれ移動させる操作部2(彩度ダイヤル2a、色相ダイヤル2b等)と、操作部によって移動させた、カーソル30fの円周方向の位置と、半径方向の位置にそれぞれ第1および第2の撮影パラメータを対応させて制御を行う制御部(画像処理及び制御部1、彩度・色相調整部1c)を有している。
このため、本発明の一実施形態や変形例においては、2つの操作部材によって1つのカーソル30fを移動させるようにしたので、2つのパラメータの調整の際に、視線の移動がなく、直感的にパラメータ調整を行うことができる。2つのパラメータとして、色相と彩度のように、相互に関連性のあるパラメータを同時に確認操作できると、2つのパラメータの設定の組合せを直感的に確認でき、補正を簡単に行うことができる。2つのパラメータを、別々に操作するより、単純で明快であり、手間がかからないという利点がある。
また、本発明の一実施形態や変形例においては、色相(第1の撮影パラメータ)は円周方向30aの位置に依存し、色相(第1の撮影パラメータ)を無効化するために、円形マップ表示上にニュートラルゾーン30cを設けている。このため、ニュートラルゾーンを見ることにより彩度(第2のパラメータ)の変化を容易に確認することができ、彩度(第2のパラメータ)を容易に設定することができる。
また、本発明の一実施形態や変形例においては、操作部2は、円形マップ表示30上でカーソル30fを円周方向30aに移動させる第1のダイヤル(例えば、色相ダイヤル2b)と、円形マップ表示20上でカーソル30fを半径方向30bに移動させる第2のダイヤル(例えば、彩度ダイヤル2a)を有している。このため、第1及び第2のダイヤルを有することにより、2つの撮影パラメータを個別に調節することが可能となる。
また、本発明の一実施形態や変形例においては、第1及び第2のダイヤル(例えば、色相ダイヤル2b、彩度ダイヤル2a)は、異なる指で同時に操作可能な位置に配置されている。このため、2つの撮影パラメータを同時に操作可能となる。
また、本発明の一実施形態や変形例においては、第1のダイヤル(例えば、色相ダイヤル2b)は略一周することにより、円形マップ表示30上の円周を一周し、第2のダイヤル(例えば、彩度ダイヤル2a)は一度の操作ストロークで半径の半分以上を移動する。このため、円周方向30aの動きと半径方向30bの動きに適合した操作部材となる。
なお、本発明の一実施形態や変形例においては、撮影パラメータとして、色相と彩度を調整可能としていたが、これに限らず、他の撮影パラメータに置き換えても勿論かまわない。また、マップ表示としては、円形表示としていたが、矩形表示としてもよい。円形表示の場合には、操作ダイヤルが一周すると元の位置に戻る撮影パラメータに適しており、一方、矩形表示の場合には、所定範囲内で移動する撮影パラメータに適している。
また、本発明の一実施形態や変形例においては、撮影のための機器として、デジタルカメラを用いて説明したが、カメラとしては、デジタル一眼レフカメラでもミラーレスかめらでもコンパクトデジタルカメラでもよく、ビデオカメラ、ムービーカメラのような動画用のカメラでもよく、さらに、携帯電話、スマートフォーンや携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assist)、ゲーム機器等に内蔵されるカメラでも構わない。いずれにしても、設定したパラメータを表示可能な表示装置であれば、本発明を適用することができる。
また、特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず」、「次に」等の順番を表現する言葉を用いて説明したとしても、特に説明していない箇所では、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
本発明は、上記実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1・・・画像処理及び制御部、1a・・・表示制御部、1b・・・撮影制御部、1c・・・彩度・色相調整部、2・・・操作部、2a・・・彩度ダイヤル、2b・・・色相ダイヤル、2c・・・マップ表示釦、2d・・・鏡筒操作リング、2e・・・背面ダイヤル、2f・・・レリーズ釦、3・・・撮像部、3a・・・レンズ鏡筒、4・・・時計部、5・・・記録部、6・・・操作判定部、7a・・・F表示部、7b・・・アイセンサ、8a・・・表示部、8b・・・タッチパネル、10・・・カメラ、20L・・・撮影者の左手、20R・・・撮影者の右手、30・・・円形マップ表示、30a・・・円周方向、30b・・・半径方向、30c・・・ニュートラルゾーン、30d・・・基準点、30e・・・基準線、30f・・・カーソル、30g・・・外側リング、30h・・・図形編集表示

Claims (5)

  1. 円周方向と、半径方向に移動可能なカーソルを有する円形マップ表示を表示可能な表示部と、
    上記カーソルの上記円周方向と、半径方向にそれぞれ移動させる操作部と、
    上記操作部によって移動させた、上記カーソルの円周方向の位置と、半径方向の位置にそれぞれ第1および第2の撮影パラメータを対応させて制御を行う制御部と、
    を有し、
    上記第1の撮影パラメータは上記円周方向の位置に依存し、上記表示部は、上記円形マップ表示上に、上記第1の撮影パラメータを無効化すると共に上記第2の撮影パラメータを無効化しないニュートラルゾーンを設け、上記ニュートラルゾーンは、円周方向の所定角度範囲を占め、かつ円形マップの径方向に亘る扇型もしくは棒状をしていることを特徴とする撮影装置。
  2. 上記操作部は、上記円形マップ表示上で上記カーソルを円周方向に移動させる第1のダイヤルと、上記円形マップ表示上で上記カーソルを半径方向に移動させる第2のダイヤルを有することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 上記第1及び第2のダイヤルは、異なる指で同時に操作可能な位置に配置されたことを特徴とする請求項に記載の撮影装置。
  4. 上記第1のダイヤルは略一周することにより、上記円形マップ表示上の円周を一周し、上記第2のダイヤルは一度の操作ストロークで半径の半分以上を移動することを特徴とする請求項に記載の撮影装置。
  5. 上記ニュートラルゾーン以外の角度領域が、色相調整を行うために指定する色情報を連続的に変化させる領域であるのに対して、上記ニュートラルゾーンは円周方向の所定角度範囲を占めるが、他の領域とは色の変化が不連続であり、独立した領域であることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
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