JP6108287B2 - 便座装置 - Google Patents
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Description
また、ノズルを挟んで一側に電波送信部を配置するとともに、他側に前記ノズルホースを配置している。このように構成することで、ノズルホース側を指向するよう放射された電波がノズル内を流れる水によって反射し、捨て水モード中に放射された電波がノズルホース側に伝播されることを抑制できる。これにより、捨て水モード中に発生するノズルホースの振動を使用者の動きと誤検知してしまい、誤った検知信号に基づいて便座装置を誤動作させてしまうことを防止できる。また、捨て水モード中も便座装置の前方側に電波が放射されているため、使用者の挙動を検知することができる。
以上の通り、本発明によれば、放射された電波をノズル内の水と上手に干渉させることによって、電波センサの電波送信部をノズルの近傍に配置した場合であっても、捨て水モード中に発生するノズルホースの振動は誤検知することなく、使用者の動きは検知することができる。
図1に記載のように、本発明の便座装置10は、便器14に載せて使用されるものである。この便座装置10は、本体部12と、便座13と、便蓋11と、便座装置10の各機能を遠隔操作するリモコン18とを備えている。本体部12は、洗浄水17を供給するノズル16を有しており、ノズル16を進退自在に保持しているものである。また、本体部12は便座13及び便蓋11を回動自在に保持している。
図1において、便座装置10の水平方向に対する電波の放射領域29を広く形成することが望ましいとしたが、鉛直方向に対しては電波の放射領域29を便座13に干渉することなく、且つ鉛直方向上方に対して大きく広がらないように放射領域を形成することが望ましい。鉛直方向の下方側の電波の放射領域29が便座13に干渉するようになると、便座13に設置された便座13を温めるためのヒーター21B等の金属により電波が反射してしまい、そのために電波センサ23で検知したくない物体、例えばトイレルームに配置された照明や換気扇、の動きやその物体から発生するノイズを検知するために誤検知する恐れがある。また、便座13に干渉するように放射すると便器14内部の物体の動き、例えば便座装置10のノズル16の動きや便器14内部の洗浄水17の動きを検知するために誤検知が発生する可能性がある。以上のことより、鉛直方向の下方側の電波の放射領域29を便座13に干渉しないようにすることが望ましい。
電波センサ23は、空間に放射するための電波を生成する発振回路44と、生成された電波を送信信号41として空間に放射する電波送信部40と、電波送信部40から送信された送信信号41が被検知物体に反射した受信信号43を受信する電波受信部42と、を備え、送信信号41と受信信号43とを基に被検知物体の状態に応じた検知信号を生成するミキサ回路45とを有する構成になっている。
本発明の便座装置10は、便座装置10が設置されているトイレルームに被検知物体である使用者が入室したか否かを検知する。このセンシングにて使用者がトイレルームに入室したことを検知すると便座装置10の便蓋11の開動作や便座13に配置された便座を所定の温度にするためのヒーター21Bへ通電を行う。次に使用者が便座13に着座したか否かを検知する。このセンシングで着座を検知すると、便座装置10は使用者が便座装置10を操作するためのリモコン18からの信号を受信可能とすることや、便器14内部の臭気を外部に放出するための脱臭用送風ファン25Aの駆動を開始することや、便座装置10のノズル16を使用可能とするための動作準備を行う。
本発明の便座装置10は、大便器14の後方上部に設置された本体部12と、前記本体部12に対して回動自在に設けられた便座13とを備えた便座装置10であって、 前記本体部12内の幅方向中央部に設けられ、使用者の人体局部に向けて水を吐出させる吐水口15が形成されたノズル16と、前記本体部12内に設けられ、前記ノズル16に水を供給する柔軟性を有するノズルホースと、前記本体部12内に設けられ、前方側に電波を放射し、放射した電波の被検知体からの反射波を受信して、被検知体の移動情報を取得する電波センサ23と、当該便座装置10の作動を制御する制御部20と、を備え、 前記制御部20は、前記ノズル16を前記本体部12内に収納させた状態で、前記ノズル16内および前記ノズルホース内に残留した水を前記吐水口15から排出させる捨て水モードを実行可能なよう構成されており、 前記電波センサ23は、前記捨て水モード中に放射された電波を前記ノズル16内の水で反射させることによって前記ノズルホース側への電波の伝播を抑制させるよう、前記ノズル16を挟んで一側に電波送信部40を配置するとともに、他側に前記ノズルホースを配置した構成となっている。
Claims (3)
- 大便器の後方上部に設置された本体部と、前記本体部に対して回動自在に設けられた便座とを備えた便座装置であって、
前記本体部内の幅方向中央部に設けられ、使用者の人体局部に向けて水を吐出させる吐水口が形成されたノズルと、
前記本体部内に設けられ、前記ノズルに水を供給する柔軟性を有するノズルホースと、
前記本体部内に設けられ、前方側に電波を放射する電波送信部を有し、放射した電波の被検知体からの反射波を受信して、被検知体の移動情報を取得する電波センサと、
当該便座装置の作動を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記ノズルを前記本体部内に収納させた状態で、前記ノズル内および前記ノズルホース内に残留した水を前記吐水口から排出させる捨て水モードを実行可能なよう構成されており、
前記電波センサは、前記捨て水モード中に放射された電波を前記ノズル内の水で反射させることによって前記ノズルホース側への電波の伝播を抑制させるよう、前記ノズルを挟んで一側に電波送信部を配置するとともに、他側に前記ノズルホースを配置したことを特徴とする便座装置。 - 前記ノズルホースは、前記ノズルの後端部で接続されており、
前記電波送信部を前記ノズルの後端部よりも前方側に配置したことを特徴とする請求項1記載の便座装置。 - 前記ノズルホースは、前記電波送信部より前方側に屈曲部が形成されないよう構成されていることを特徴とする請求項2記載の便座装置。
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