JP6107522B2 - 端末装置、端末制御プログラム及び端末制御方法 - Google Patents

端末装置、端末制御プログラム及び端末制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、端末装置、端末制御プログラム及び端末制御方法に関する。
端末装置は、表示デバイスと操作デバイスとが一体となったタッチパネル付きディスプレイを備えたものがある。タッチパネル付きディスプレイを備えた端末装置は、ユーザが操作を行う場合に、主に指でタッチパネルに触れることで操作される。また、端末装置は、ユーザ以外の第三者による操作を防止するために、ユーザが使用していない時には端末装置の操作の受付をロックする。端末装置の当該ロックは、例えば、複数の基準点を結ぶパターンを指でなぞって入力し、予め端末装置に登録したパターンと一致すれば解除する。このため、端末装置のタッチパネル付きディスプレイには、皮脂等が付着することでロック解除時の操作痕が残る。
特開2006−134009号公報
しかしながら、端末装置のタッチパネル付きディスプレイに、ロック解除時の操作痕が残ったままであると、第三者によって操作痕からロック解除のためのパターンが類推される可能性がある。
一つの側面では、第三者による装置のロック解除を防止できる端末装置、端末制御プログラム及び端末制御方法を提供することにある。
一つの実施態様では、端末装置は、算出部と表示制御部とを有する。当該端末装置の算出部は、端末装置の前回のロック解除操作時に入力画面として表示された第1ロックパターンの解除軌跡である前回解除軌跡と、前記端末装置の前回の通常操作時の操作軌跡である前回操作軌跡との交点数を算出する。また、当該端末装置の表示制御部は、前記算出した交点数が所定値未満の場合には、前記第1ロックパターンと異なる第2ロックパターンを有する入力画面を生成して、前記端末装置のロック解除操作時に表示する。
第三者による装置のロック解除を防止できる。
図1は、実施例の端末装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、基準軌跡登録画面の一例を示す説明図である。 図3は、基準軌跡の入力の一例を示す説明図である。 図4は、操作軌跡の蓄積の一例を示す説明図である。 図5は、端末装置の基準軌跡登録処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、操作受付処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、端末装置の通常操作蓄積処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、端末装置のロック解除処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、入力画面生成処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、前回解除軌跡の一例を示す説明図である。 図11は、前回操作軌跡の一例を示す説明図である。 図12は、前回解除軌跡と前回操作軌跡との交点数算出の一例を示す説明図である。 図13は、第1入力画面の一例を示す説明図である。 図14は、第2入力画面の一例を示す説明図である。 図15は、解除用基準軌跡の生成の一例を示す説明図である。 図16は、解除時の表示及び軌跡と解除後の操作痕との一例を示す説明図である。 図17は、操作痕と入力画面との関係の一例を示す説明図である。 図18は、端末制御プログラムを実行する端末機器の一例を示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する端末装置、端末制御プログラム及び端末制御方法の実施例を詳細に説明する。なお、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下の実施例は、矛盾しない範囲で適宜組みあわせてもよい。
図1は、実施例の端末装置の構成の一例を示すブロック図である。図1に示す端末装置10は、検出部11と、表示操作部12と、記憶部13と、制御部14とを有する。
検出部11は、例えば、端末装置10の電源スイッチ等であり、ユーザによるロック解除操作の開始を検出する。検出部11は、ロック解除操作を検出すると、検出信号を制御部14に出力する。
表示操作部12は、各種情報を表示するための表示デバイス、及び、ユーザから各種操作を受け付ける入力デバイスである。例えば、表示操作部12は、表示デバイスとして液晶ディスプレイ等によって実現される。また、例えば、表示操作部12は、入力デバイスとして、タッチパネル等によって実現される。つまり、表示操作部12は、表示デバイスと入力デバイスとが一体化される。表示操作部12は、ユーザによって入力された座標を制御部14に出力する。なお、以下の説明では、表示デバイス及び入力デバイス上における表示及び入力の座標は同一であるとする。
記憶部13は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部13は、基準軌跡記憶部15と、操作軌跡記憶部16と、解除画面記憶部17と、解除軌跡記憶部18とを有する。また、記憶部13は、制御部14での処理に用いる情報を記憶する。
ここで、ロックパターン及び軌跡について説明する。ロックパターンは、端末装置10のロック解除時に、表示操作部12に表示する解除用のパターンである。端末装置10は、当該パターンに対して、ユーザが指等で所定の軌跡となるように触れることで、ロックを解除する。第1ロックパターンは、端末装置10の前回のロック解除操作時に入力画面として表示されたロックパターンである。第2ロックパターンは、第1ロックパターンと異なるロックパターンであり、所定条件の場合においてロック解除操作時に入力画面として表示するロックパターンである。第3ロックパターンは、ロックを解除する基準となる軌跡を登録する際に、入力画面として表示するロックパターンである。
軌跡は、ユーザが表示操作部12に表示された各種画面上を指等で触れて操作した軌跡である。軌跡は、表示操作部12の座標によって指定される。また、軌跡は、各ロックパターンが複数の基準点を有する場合は、軌跡が当該基準点を通過した順番を含む。基準軌跡は、入力画面として表示された第3ロックパターンに対して、ユーザによって入力された端末装置10のロックを解除する基準となる軌跡である。操作軌跡は、ユーザによる端末装置10の通常操作時にユーザによって入力された操作の軌跡である。解除軌跡は、ロック解除時に入力画面として表示された第1ロックパターンに対して、ユーザによって入力された軌跡である。なお、軌跡は、全ての座標だけでなく、軌跡の始点、終点及び屈曲点等を結ぶベクトルとして記憶してもよい。
基準軌跡記憶部15は、基準軌跡を記憶する。基準軌跡は、端末装置10の初期設定等により予めユーザによって入力される。また、基準軌跡記憶部15は、ロック解除操作時に、入力画面として表示された第3ロックパターンが複数の基準点を有する場合は、基準軌跡として、操作による軌跡が当該基準点を通過した順番について併せて記憶する。
操作軌跡記憶部16は、操作軌跡を蓄積して記憶する。操作軌跡記憶部16は、操作軌跡として、表示操作部12の座標を蓄積して記憶する。つまり、操作軌跡記憶部16は、通常操作時に、ユーザが表示操作部12に表示された画面上に触れた座標を蓄積して記憶する。
解除画面記憶部17は、端末装置10の前回のロック解除時に入力画面として表示された第1ロックパターンを有する画面を、前回解除画面として記憶する。また、前回解除画面は、第1ロックパターンの他に、表示制御部12での第1ロックパターンの表示位置、向き及び大きさを記憶する。
解除軌跡記憶部18は、入力画面として表示された第1ロックパターンに対して、ユーザによって入力された解除軌跡を記憶する。解除軌跡記憶部18は、解除軌跡として、表示操作部12の座標を記憶する。
制御部14は、例えば、CPUやMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部14は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されるようにしても良い。制御部14は、登録部19と、蓄積部20と、算出部21と、表示制御部22と、生成部23と、解除部24とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現又は実行する。なお、制御部14の内部構成は、図1に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
登録部19は、入力画面として表示制御部12に表示された第3ロックパターンに対して、ユーザによって表示制御部12から入力された端末装置10のロックを解除する操作の軌跡を、予め基準軌跡として登録する。登録部19は、例えば、表示制御部12に表示されたユーザが初期設定を行うための画面に、ロック解除の基準軌跡を登録するボタンを表示する。登録部19は、ユーザにより当該ボタンが押下されると、第3ロックパターンを有する基準軌跡登録画面を表示制御部12に表示する。
図2は、基準軌跡登録画面の一例を示す説明図である。基準軌跡登録画面30は、X軸及びY軸によって座標を特定できる。登録部19は、例えば、基準軌跡登録画面30の中心に入力画面として第3ロックパターン31を表示する。登録部19は、基準軌跡登録画面30において、ユーザによる接触操作を検知すると軌跡の座標の記録を開始し、最初の入力座標を始点として記憶部13の図示しない一時記憶であるバッファに登録する。登録部19は、ユーザが接触操作を続けた状態で座標の変化を検知すると、検知した座標を軌跡として記憶部13のバッファに蓄積する。登録部19は、ユーザが接触操作を終了した、つまり、表示制御部12から指等を離したことを検知すると、最終入力座標を終点として記憶部13のバッファに登録する。登録部19は、始点、軌跡として蓄積した座標及び終点、つまり取得した軌跡を基準軌跡として基準軌跡記憶部15に記憶する。
図3は、基準軌跡の入力の一例を示す説明図である。図3の例では、基準軌跡登録画面30に入力画面として表示された第3ロックパターン31に対して、ユーザが軌跡32を入力した状態を示す。図2及び図3に示すように、第3ロックパターン31は、1番から9番までの基準点を有し、ユーザは、基準点の1番、2番、3番、5番、7番、8番及び9番を通過する軌跡32を入力したとする。このとき、登録部19は、軌跡32を基準軌跡として基準軌跡記憶部15に記憶する。また、登録部19は、基準点を通過した順番を軌跡32と併せて基準軌跡として基準軌跡記憶部15に記憶してもよい。
図1の説明に戻って、蓄積部20は、操作軌跡を操作軌跡記憶部16に蓄積して記憶する。蓄積部20は、表示制御部12に各種画面が表示され、ロック解除状態であるときにユーザによる接触操作を検知すると、検知した座標を操作軌跡として操作軌跡記憶部16に蓄積して記録する。なお、蓄積部20は、ユーザによる操作が長時間に渡る場合など、所定量の操作軌跡を蓄積した場合は、途中で操作軌跡の蓄積を中断するようにしてもよい。
図4は、操作軌跡の蓄積の一例を示す説明図である。図4の例では、通常操作時の画面33に対して、ユーザが各種操作を行った際に、操作軌跡34、操作軌跡35及び操作軌跡36へと順番に操作した場合を示す。蓄積部20は、操作軌跡34、操作軌跡35及び操作軌跡36を操作軌跡記憶部16に蓄積して記録する。
図1の説明に戻って、算出部21は、検出部11から検出信号が入力されると、ロック解除処理を実行する。算出部21は、端末装置10の前回のロック解除時に入力画面として表示された第1ロックパターンの解除軌跡を、解除軌跡記憶部18から読み出して前回解除軌跡として取得する。また、算出部21は、端末装置10の前回の通常操作時の操作軌跡を、操作軌跡記憶部16から読み出して前回操作軌跡として取得する。算出部21は、前回解除軌跡と前回操作軌跡との交点数を算出する。算出部21は、算出した交点数を表示制御部22に出力する。
表示制御部22は、算出部21から交点数が入力されると、交点数が所定値以上であるか否かを判定する。表示制御部22は、交点数が所定値以上である場合には、第1ロックパターンを有する第1入力画面を生成する。つまり、表示制御部22は、前回のロック解除時と同じロックパターンである第1ロックパターンを有する第1入力画面を生成する。ここで、第1ロックパターンの第1入力画面での位置は、前回のロック解除操作時に入力画面として表示された第1ロックパターンの位置とは異なる位置及び向きとする。また、第1入力画面の第1ロックパターンは、1番、2番等の基準点の位置関係は変更しない。なお、表示制御部22は、第1ロックパターンの大きさを変更するようにしてもよい。
表示制御部22は、交点数が所定値未満である場合には、第1ロックパターンと異なる第2ロックパターンを有する第2入力画面を生成する。また、第2ロックパターンの第2入力画面での位置は、前回のロック解除操作時に入力画面として表示された第1ロックパターンの位置とは異なる位置及び向きとする。ここで、表示制御部22は、第1入力画面又は第2入力画面の生成時に、解除画面記憶部17から前回解除画面を読み出す。表示制御部22は、各ロックパターン及び解除軌跡が前回解除画面及び前回の解除軌跡と位置及び向きが同一とならないように、第1入力画面又は第2入力画面を生成する。表示制御部22は、生成した第1入力画面又は第2入力画面を表示制御部12に表示するとともに、生成部23及び解除部24に出力する。
表示制御部22は、第1入力画面又は第2入力画面を表示制御部12に表示した後、ユーザからの操作を受け付ける。表示制御部22は、第1入力画面又は第2入力画面において、ユーザによる接触操作を検知すると、軌跡の座標の記録を開始し、最初の入力座標を始点として記憶部13の図示しない一時記憶であるバッファに登録する。表示制御部22は、ユーザが接触操作を続けた状態で座標の変化を検知すると、検知した座標を軌跡として記憶部13のバッファに蓄積する。表示制御部22は、ユーザが接触操作を終了した、つまり、表示制御部12から指等を離したことを検知すると、最終入力座標を終点として記憶部13のバッファに登録する。表示制御部22は、始点、軌跡として蓄積した座標及び終点、つまり軌跡を取得する。表示制御部22は、取得した軌跡を解除部24に出力する。
生成部23は、表示制御部22から第1入力画面又は第2入力画面が入力されると、基準軌跡記憶部15から基準軌跡を読み出す。生成部23は、第1入力画面又は第2入力画面と、基準軌跡とに基づいて、端末装置10の解除用基準軌跡を生成する。生成部23は、解除用基準軌跡を解除部24に出力する。
解除部24には、表示制御部22から取得した軌跡が入力され、生成部23から解除用基準軌跡が入力される。解除部24は、取得した軌跡と解除用基準軌跡とを比較し、取得した軌跡と解除用基準軌跡とが一致した場合に、認証が成立したと判定する。なお、各軌跡の一致は、完全な一致だけでなく、取得した軌跡の第1ロックパターン又は第2ロックパターンの基準点を通過した順番が、解除用基準軌跡に含まれる基準点を通過した順番と一致した場合であっても、軌跡が一致したとみなすことができる。
解除部24は、認証が成立したと判定した場合は、表示制御部22から入力された第1入力画面又は第2入力画面を、前回解除画面として解除画面記憶部17に記憶する。また、解除部24は、取得した軌跡を前回解除軌跡として解除軌跡記憶部18に記憶する。解除部24は、前回解除画面及び前回解除軌跡の記憶が完了すると、端末装置10のロックを解除する。
次に、実施例の端末装置10の動作について説明する。
まず、端末装置10に基準軌跡を登録する処理について説明する。図5は、端末装置の基準軌跡登録処理の一例を示すフローチャートである。登録部19は、例えば、初期設定を行うための画面に設けたロック解除の基準軌跡を登録するボタンが、ユーザにより押下されると、第3ロックパターンを有する基準軌跡登録画面30を表示制御部12に表示する(ステップS1)。
登録部19は、例えば、基準軌跡登録画面30の中心に入力画面として第3ロックパターン31を表示し、操作受付処理を実行する(ステップS2)。図6は、操作受付処理の一例を示すフローチャートである。登録部19は、基準軌跡登録画面30において、ユーザによる接触操作を検知したか否かを判定する(ステップS21)。登録部19は、接触操作を検知しない場合は(ステップS21:否定)、ステップS21を繰り返し、ユーザによる接触操作を待機する。登録部19は、接触操作を検知した場合は(ステップS21:肯定)、ユーザによって入力される軌跡の座標の記録を開始する(ステップS22)。登録部19は、最初の入力座標を始点として、記憶部13の図示しない一時記憶であるバッファに登録する(ステップS23)。
登録部19は、ユーザによる接触操作の終了を検知したか否かを判定する(ステップS24)。登録部19は、接触操作の終了を検知しない場合は(ステップS24:否定)、接触する座標の変化を検知したか否かを判定する(ステップS25)。登録部19は、接触する座標の変化を検知した場合は(ステップS25:肯定)、検知した座標を軌跡として記憶部13のバッファに蓄積し(ステップS26)、ステップS24に戻る。登録部19は、接触する座標の変化を検知しない場合は(ステップS25:否定)、新たな軌跡となる座標が発生しないため、ステップS24に戻る。登録部19は、接触操作の終了を検知した場合は(ステップS24:肯定)、つまり、ユーザが表示制御部12から指等を離したことを検知した場合は、最終入力座標を終点として記憶部13のバッファに登録する(ステップS27)。
図5の説明に戻って、登録部19は、バッファに登録又は蓄積した始点、座標及び終点、つまり取得した軌跡を基準軌跡として基準軌跡記憶部15に記憶する(ステップS3)。
端末装置10の登録部19は、操作受付処理によって、ユーザが操作した軌跡を取得することができる。また、端末装置10の登録部19は、基準軌跡登録処理によって、ユーザによって入力された、端末装置10のロックを解除する基準となる軌跡である基準軌跡を登録することができる。
次に、ユーザの端末装置10に対する通常操作を蓄積する処理について説明する。図7は、端末装置の通常操作蓄積処理の一例を示すフローチャートである。
蓄積部20は、表示制御部12に画面が表示されているか否かを判定する(ステップS41)。蓄積部20は、表示制御部12に画面が表示されていない場合は(ステップS41:否定)、ステップS41を繰り返して、表示制御部12に画面が表示されるまで待機する。蓄積部20は、表示制御部12に画面が表示されている場合は(ステップS41:肯定)、端末装置10がロック解除状態であるか否かを判定する(ステップS42)。
蓄積部20は、端末装置10がロック解除状態でない場合は(ステップS42:否定)、ステップS41に戻り、ロック解除状態になるまで待機する。蓄積部20は、端末装置10がロック解除状態である場合は(ステップS42:肯定)、ユーザによる接触操作を検知したか否かを判定する(ステップS43)。蓄積部20は、ユーザによる接触操作を検知しない場合は(ステップS43:否定)、ステップS41に戻り、ユーザによる接触操作を検知するまで待機する。蓄積部20は、ユーザによる接触操作を検知した場合は(ステップS43:肯定)、表示操作部12における接触操作の座標を操作軌跡として操作軌跡記憶部16に蓄積して記録する(ステップS44)。
蓄積部20は、ユーザによる接触操作の終了を検知したか否かを判定する(ステップS45)。蓄積部20は、ユーザによる接触操作の終了を検知しない場合は(ステップS45:否定)、ユーザによる接触操作が引き続き行われているので、その操作軌跡を蓄積するためにステップS44に戻る。蓄積部20は、ユーザによる接触操作の終了を検知した場合は(ステップS45:肯定)、ステップS41に戻り、再度ユーザによる接触操作を検知するまで待機する。
端末装置10の蓄積部20は、通常操作蓄積処理によって、ユーザの通常操作時における、端末装置10の操作軌跡を取得することができる。
続いて、端末装置10のロックを解除する処理について説明する。図8は、端末装置のロック解除処理の一例を示すフローチャートである。
算出部21は、検出部11からユーザによるロック解除操作の開始を検出した検出信号が入力されると、ロック解除処理を実行する。ここで、検出信号は、例えば、ユーザが端末装置10の電源スイッチ等を押下することにより、検出部11から出力される。算出部21は、入力画面生成処理を実行する(ステップS51)。図9は、入力画面生成処理の一例を示すフローチャートである。算出部21は、前回のロック解除時に入力画面として表示された第1ロックパターンの解除軌跡を、解除軌跡記憶部18から読み出して前回解除軌跡として取得する(ステップS511)。図10は、前回解除軌跡の一例を示す説明図である。前回のロック解除画面37では、入力画面として第1ロックパターン38が表示され、ユーザによって解除軌跡39が入力される。このとき、端末装置10の解除部24は、解除軌跡39の入力によってロックが解除されると、解除軌跡39を解除軌跡記憶部18に記憶する。従って、解除軌跡39は、今回の入力画面生成処理において前回解除軌跡となる。
図9の説明に戻って、算出部21は、前回の通常操作時の操作軌跡を、操作軌跡記憶部16から読み出して前回操作軌跡として取得する(ステップS512)。図11は、前回操作軌跡の一例を示す説明図である。前回の通常操作時の画面33では、ユーザが各種操作を行った操作軌跡として、例えば、操作軌跡34、操作軌跡35及び操作軌跡36が入力される。このとき、端末装置10の蓄積部20は、操作軌跡34、操作軌跡35及び操作軌跡36を操作軌跡記憶部16に蓄積して記録する。従って、操作軌跡34、操作軌跡35及び操作軌跡36は、今回の入力画面生成処理において前回操作軌跡となる。
図9の説明に戻って、算出部21は、前回解除軌跡と前回操作軌跡との交点数を算出し、算出した交点数を表示制御部22に出力する(ステップS513)。図12は、前回解除軌跡と前回操作軌跡との交点数算出の一例を示す説明図である。図12に示すように、前回解除軌跡である解除軌跡39は、画面33a上で前回操作軌跡である操作軌跡35及び操作軌跡36と、交点40a,40b,40c及び40dで交差している。算出部21は、交点40a,40b,40c及び40dを数えて、交点数は4つであると算出する。ここで、交点は、前回解除軌跡及び前回操作軌跡の座標を比較して求めてもよいし、各軌跡を有する画面を画像とし、当該画像に対する画像処理によって求めてもよい。
図9の説明に戻って、表示制御部22は、算出部21から交点数が入力されると、交点数が所定値以上であるか否かを判定する(ステップS514)。表示制御部22は、交点数が所定値以上である場合には(ステップS514:肯定)、第1ロックパターンを有する第1入力画面を生成する(ステップS515)。図13は、第1入力画面の一例を示す説明図である。第1入力画面41は、図10に示す前回のロック解除画面37の第1ロックパターン38と、位置及び向きが異なる第1ロックパターン38aを有する。
図9の説明に戻って、表示制御部22は、交点数が所定値未満である場合には(ステップS514:否定)、第1ロックパターンと異なる第2ロックパターンを有する第2入力画面を生成する(ステップS516)。なお、所定値としては、任意の数を用いることができ、操作痕が第三者に判別できなくなる程度の数であればよく、例えば、5〜20の範囲とすることができ、例えば、10とすることができる。ここで、所定値は、例示した数に限定されない。図14は、第2入力画面の一例を示す説明図である。第2入力画面42は、図10に示す前回のロック解除画面37の第1ロックパターン38とは異なる第2ロックパターン43を有する。第2ロックパターン43は、図14に示すように、1番、2番等の基準点の位置を伸縮させたり、各基準点の配置を入れ替えたりすることで、第1ロックパターン38に対して解除軌跡が異なるようなロックパターンとする。また、第2ロックパターン43は、第1ロックパターン38と画面上の位置及び向きも異なる。つまり、第2ロックパターン43は、前回のロック解除画面37の第1ロックパターン38とロックパターンの位置及び向きが同一とならないような位置及び向きである。なお、第2ロックパターン43は、第1ロックパターン38と大きさを変更するようにしてもよい。表示制御部22は、生成した第1入力画面又は第2入力画面を、生成部23及び解除部24に出力する。
図9の説明に戻って、生成部23は、表示制御部22から第1入力画面又は第2入力画面が入力されると、基準軌跡記憶部15から基準軌跡を読み出す。生成部23は、第1入力画面又は第2入力画面と、基準軌跡とに基づいて、端末装置10のロックを解除する解除用基準軌跡を生成する(ステップS517)。生成部23は、解除用基準軌跡を解除部24に出力する。図15は、解除用基準軌跡の生成の一例を示す説明図である。解除用基準軌跡44は、例えば、基準軌跡32と、第1入力画面41とに基づいて生成する。図15の例では、基準軌跡32を、第1ロックパターン38aに対応するように回転させることで、解除用基準軌跡44を生成する。ここで、生成部23は、解除用基準軌跡44として、基準軌跡32に併せて登録された各基準点に対応する各基準点を有する解除用基準軌跡を生成してもよい。
図9の説明に戻って、表示制御部22は、生成部23での解除用基準軌跡44の生成が完了すると、第1入力画面又は第2入力画面を入力画面として表示操作部12に表示する(ステップS518)。
端末装置10の算出部21、表示制御部22及び生成部23は、入力画面生成処理によって、前回の解除軌跡と前回の操作軌跡との交点数を算出し、算出された交点数によって、表示するロックパターンを変更できる。また、端末装置10の算出部21、表示制御部22及び生成部23は、表示するロックパターンの画面上の位置及び向きも変更することができる。さらに、端末装置10は、前回の解除軌跡と前回の操作軌跡との交点数を算出することで、容易に解除軌跡が操作軌跡でかき消されて第三者が読み取れなくなったことを判定できる。
図8の説明に戻って、表示制御部22は、第1入力画面又は第2入力画面を表示制御部12に表示した後、ユーザからの操作を受け付ける(ステップS52)。ここで、ステップS52の操作受付処理は、登録部19に代わって表示制御部22が実行することを除き基準軌跡登録処理のステップS2の操作受付処理と同様であるので、その説明を省略する。表示制御部22は、ステップS52の操作受付処理によって、バッファに登録又は蓄積した始点、座標及び終点、つまり軌跡を取得する。表示制御部22は、取得した軌跡を解除部24に出力する。
解除部24は、表示制御部22から取得した軌跡が入力され、生成部23から解除用基準軌跡が入力されると、取得した軌跡と解除用基準軌跡とを比較する(ステップS53)。解除部24は、取得した軌跡と解除用基準軌跡とが一致して認証が成立したか否かを判定する(ステップS54)。ここで、解除部24は、解除用基準軌跡が、基準軌跡に併せて登録された各基準点に対応する各基準点を有する解除用基準軌跡であれば、各基準点を取得した軌跡が通過した場合に一致したと判定してもよい。
解除部24は、認証が成立した場合は(ステップS54:肯定)、表示制御部22から入力された第1入力画面又は第2入力画面を、前回解除画面として解除画面記憶部17に記憶する(ステップS55)。また、解除部24は、取得した軌跡を前回解除軌跡として解除軌跡記憶部18に記憶する(ステップS56)。解除部24は、前回解除画面及び前回解除軌跡の記憶が完了すると、端末装置10のロックを解除する(ステップS57)。解除部24は、認証が成立しない場合は(ステップS54:否定)、端末装置10のロックを解除せずに処理を終了する。
端末装置10は、ロック解除処理によって、ロック解除ごとに異なる入力画面を生成し、前回のロック解除時にユーザによる操作が少なかった場合には、さらにロックパターンを変更することで、第三者による端末装置10のロック解除を防止できる。
続いて、ロック解除時の操作痕と入力画面との関係について説明する。図16は、解除時の表示及び軌跡と解除後の操作痕との一例を示す説明図である。図16に示すように、表示操作部12では、前回のロック解除画面37の第1ロックパターン38に対して、ユーザによって解除軌跡39が入力されると、ロック解除後に表示操作部12上に操作痕39aが残る。この場合に、第三者が表示操作部12上の操作痕39aを読み取って、ロック解除を試みることが考えられる。
図17は、操作痕と入力画面との関係の一例を示す説明図である。図17に示すように、上記実施例では、例えば、前回のロック解除時と同じ第1ロックパターンであっても、入力画面41において位置及び向きが異なる第1ロックパターン38aを用いることで、第三者が操作痕39aを読み取って解除軌跡を入力しても、入力画面41の解除用基準軌跡とは一致せず、ロックは解除されない。具体的には、図16の例では、解除軌跡39は、基準点を1番、2番、3番、5番、7番、8番及び9番の順に通過しているのに対し、図17の操作痕39aは、基準点を3番、2番、1番及び5番の順に通過する。このため、図17の入力画面41において、第三者が操作痕39aをなぞって解除軌跡を入力しても、解除軌跡が通過した基準点は、解除用基準軌跡の基準点とは一致せず、ロックは解除されない。
このように、端末装置10は、端末装置10の前回のロック解除操作時に入力画面として表示された第1ロックパターンの解除軌跡である前回解除軌跡と、端末装置10の前回の通常操作時の操作軌跡である前回操作軌跡との交点数を算出する。端末装置10は、算出した交点数が所定値未満の場合には、第1ロックパターンと異なる第2ロックパターンを有する入力画面を生成して、端末装置10のロック解除操作時に表示する。その結果、端末装置10は、第三者による端末装置10のロック解除を防止できる。
また、端末装置10は、算出した交点数が所定値以上の場合には、第1ロックパターンを有する第1入力画面を生成して端末装置10のロック解除操作時に表示する。端末装置10は、算出した交点数が所定値未満の場合には、第1ロックパターンと異なる第2ロックパターンを有する第2入力画面を生成して端末装置10のロック解除操作時に表示する。その結果、端末装置10は、算出した交点数に基づいて、つまり、ユーザの通常操作時の操作量に応じて、ロックパターンを変更できる。
また、端末装置10は、第3ロックパターンを有する基準軌跡登録画面を表示し、端末装置10のロックを解除する操作の軌跡を予め基準軌跡として登録する。端末装置10は、端末装置10の通常操作時の操作の軌跡である操作軌跡を蓄積する。端末装置10は、第1入力画面又は第2入力画面と基準軌跡とに基づいて、端末装置10の解除用基準軌跡を生成する。端末装置10は、第1入力画面又は第2入力画面で入力された軌跡と、解除用基準軌跡とが一致したと判定した場合に、端末装置10のロックを解除する。その結果、端末装置10は、ユーザによって入力された基準軌跡を登録できる。また、端末装置10は、ユーザが操作した軌跡を取得することができる。また、端末装置10は、表示するロックパターンの画面上の位置及び向きを変更しても、端末装置10のロックを解除できる。
また、端末装置10の第1ロックパターン、第2ロックパターン及び第3ロックパターンは、複数の基準点を有する。端末装置10の基準軌跡は、第3ロックパターン上のロックを解除する操作の軌跡が通過した各基準点を併せて登録する。端末装置10は、解除用基準軌跡として、基準軌跡に併せて登録された各基準点に対応する各基準点を有する解除用基準軌跡を生成する。その結果、端末装置10は、第1ロックパターン又は第2ロックパターンに対して入力された軌跡が通過した各基準点と、解除用基準軌跡の各基準点を比較することで、入力された軌跡が解除用基準軌跡と一致するか否かを判定することができる。
また、端末装置10は、第1入力画面又は第2入力画面で入力された軌跡が、解除用基準軌跡の各基準点を通過した順番に基づいて、当該入力された軌跡と解除用基準軌跡とが一致したと判定した場合に、端末装置のロックを解除する。その結果、端末装置10は、入力された軌跡と解除用基準軌跡とが完全に一致した場合だけでなく、入力された軌跡が解除用基準軌跡の各基準点を通過した順番が一致していれば、端末装置10のロックを解除することができる。
また、上記実施例では、第1ロックパターン又は第2ロックパターンを、前回ロック解除時のロックパターンの位置及び向きと異なるように配置したが、さらに、表示操作部12表面の局所摩耗を予防するようにしてもよい。端末装置10は、表示操作部12表面の局所摩耗を予防するために、ロック解除時の解除軌跡が表示操作部12の表面全体で平準化するように、第1ロックパターン又は第2ロックパターンの位置及び向きを変化させるようにすることができる。また、第1ロックパターン又は第2ロックパターンの大きさを毎回変更するようにしてもよい。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、操作受付処理は、上記実施例では登録部19及び表示制御部22で実行したが、どちらか一方で実行するようにしてもよいし、別途、操作受付部を設けるようにしてもよい。
さらに、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムを端末機器で実行することで実現できる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行する端末機器の一例を説明する。図18は、端末制御プログラムを実行する端末機器の一例を示す説明図である。
図18に示す端末制御プログラムを実行する端末機器100は、検出部111と、RAM112と、ROM(Read Only Memory)113と、プロセッサ114と、表示制御部115とを有する。検出部111は、ユーザによるロック解除操作の開始を検出する。プロセッサ114は、端末機器100全体を制御する。表示制御部115は、各種情報を表示し、ユーザから各種操作を受け付ける。
そして、ROM113には、上記実施例と同様の機能を発揮する端末制御プログラムが予め記憶されている。なお、ROM113ではなく、図示せぬドライブで読取可能な記録媒体に端末制御プログラムが記録されていてもよい。また、記録媒体としては、例えば、CD−ROM、DVDディスク、USBメモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等でもよい。端末制御プログラムとしては、図18に示すように、算出プログラム113A及び表示制御プログラム113Bである。なお、プログラム113A,113Bについては、適宜統合又は分散してもよい。また、RAM112には、基準軌跡、操作軌跡、解除画面及び解除軌跡等が記憶してある。
そして、プロセッサ114が、これらのプログラム113A,113BをROM113から読み出し、これらの読み出された各プログラムを実行する。そして、プロセッサ114は、図18に示すように、各プログラム113A,113Bを、算出プロセス114A及び表示制御プロセス114Bとして機能することになる。
プロセッサ114は、端末機器100の前回のロック解除操作時に入力画面として表示された第1ロックパターンの解除軌跡である前回解除軌跡と、端末機器100の前回の通常操作時の操作軌跡である前回操作軌跡との交点数を算出する。プロセッサ114は、算出した交点数が所定値未満の場合には、第1ロックパターンと異なる第2ロックパターンを有する入力画面を生成して、端末機器100のロック解除操作時に表示する。その結果、第三者による端末機器100のロック解除を防止できる。
10 端末装置
11 検出部
12 表示操作部
13 記憶部
14 制御部
15 基準軌跡記憶部
16 操作軌跡記憶部
17 解除画面記憶部
18 解除軌跡記憶部
19 登録部
20 蓄積部
21 算出部
22 表示制御部
23 生成部
24 解除部

Claims (7)

  1. 端末装置の前回のロック解除操作時に入力画面として表示された第1ロックパターンの解除軌跡である前回解除軌跡と、前記端末装置の前回の通常操作時の操作軌跡である前回操作軌跡との交点数を算出する算出部と、
    前記算出した交点数が所定値未満の場合には、前記第1ロックパターンと異なる第2ロックパターンを有する入力画面を生成して、前記端末装置のロック解除操作時に表示する表示制御部と、
    を有することを特徴とする端末装置。
  2. 前記表示制御部は、前記算出した交点数が所定値以上の場合には、前記第1ロックパターンを有する第1入力画面を生成して前記端末装置のロック解除操作時に表示し、前記算出した交点数が所定値未満の場合には、前記第1ロックパターンと異なる第2ロックパターンを有する第2入力画面を生成して前記端末装置のロック解除操作時に表示することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記端末装置は、さらに、
    第3ロックパターンを有する基準軌跡登録画面を表示し、前記端末装置のロックを解除する操作の軌跡を予め基準軌跡として登録する登録部と、
    前記端末装置の通常操作時の操作の軌跡である操作軌跡を蓄積する蓄積部と、
    前記第1入力画面又は前記第2入力画面と前記基準軌跡とに基づいて、前記端末装置の解除用基準軌跡を生成する生成部と、
    前記第1入力画面又は前記第2入力画面で入力された軌跡と、前記解除用基準軌跡とが一致したと判定した場合に、前記端末装置のロックを解除する解除部と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記第1ロックパターン、前記第2ロックパターン及び前記第3ロックパターンは、複数の基準点を有し、
    前記基準軌跡は、前記第3ロックパターン上の前記ロックを解除する操作の軌跡が通過した前記各基準点を併せて登録し、
    前記生成部は、前記解除用基準軌跡として、前記基準軌跡に併せて登録された前記各基準点に対応する各基準点を有する解除用基準軌跡を生成することを特徴とする請求項3に記載の端末装置。
  5. 前記解除部は、前記第1入力画面又は前記第2入力画面で入力された軌跡が、前記解除用基準軌跡の前記各基準点を通過した順番に基づいて、前記第1入力画面又は前記第2入力画面で入力された軌跡と、前記解除用基準軌跡とが一致したと判定した場合に、前記端末装置のロックを解除することを特徴とする請求項4に記載の端末装置。
  6. 端末装置に、
    前記端末装置の前回のロック解除操作時に入力画面として表示された第1ロックパターンの解除軌跡である前回解除軌跡と、前記端末装置の前回の通常操作時の操作軌跡である前回操作軌跡との交点数を算出し、
    前記算出した交点数が所定値未満の場合には、前記第1ロックパターンと異なる第2ロックパターンを有する入力画面を生成して、前記端末装置のロック解除操作時に表示する
    処理を実行させることを特徴とする端末制御プログラム。
  7. 端末装置が、
    前記端末装置の前回のロック解除操作時に入力画面として表示された第1ロックパターンの解除軌跡である前回解除軌跡と、前記端末装置の前回の通常操作時の操作軌跡である前回操作軌跡との交点数を算出し、
    前記算出した交点数が所定値未満の場合には、前記第1ロックパターンと異なる第2ロックパターンを有する入力画面を生成して、前記端末装置のロック解除操作時に表示する
    処理を実行することを特徴とする端末制御方法。
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