JP6106797B1 - 食品添加物表示及び原価計算システム - Google Patents

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Abstract

【課題】原価計算をしながら食品添加物の一覧も表示できる食品添加物表示及び原価計算システムを提供する。【解決手段】食品添加物表示及び原価計算システムは、原材料名などを含む原材料情報を記憶する原材料情報記憶手段21と、食品添加物の選定名などを含む添加物情報を記憶する添加物情報記憶手段22と、メニュー名やメニューに使用する原材料名などを入力できる入力手段3と、メニューの予定原価と原材料の原価とから算出した差額を表示する表示手段4と、食品添加物を選定名に書き換えて選定名情報として記憶する選定名情報記憶手段23と、入力したメニューにおける食品添加物の選定名が重複するものを一つに集約した添加物集約情報を記憶する集約情報記憶手段24と、メニューに含まれる食品添加物の選定名を表示する表示手段4と、を備えたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の食材が盛られた弁当や惣菜などの食品の原価を計算しながら、その食品に含まれる食品添加物を表示できるシステムに関する。
百貨店、スーパー、コンビニエンスストアなどの小売店では、複数の食材が盛られた弁当や惣菜などが販売されている。弁当や惣菜を販売するにあたり原価の計算が行われている。また、これらの容器には、商品名、価格、製造年月日、食品添加物などが印字されたラベルが貼付されている。
盛り付ける食材が増えれば、食品添加物も増えていき、ラベルを作成するのに手間がかかり、また、表記間違いも多くなる。
そこで、商品に含まれる食品添加物の名称を印字部でラベルに印字するラベルプリンタであって、前記商品に含まれる食品添加物の設定操作を行なう操作入力部と、前記ラベルの印字に関する画面表示を行う表示部と、複数の食品添加物の少なくとも名称を記憶する記憶部と、前記印字部により前記商品のラベルを印字する処理を行う制御部と、を有し、前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記商品に関連する食品添加物の名称を複数読み出し、前記食品添加物の名称と対応する該食品添加物の重量を設定するための入力欄とを関連付けて前記表示部に表示し、前記操作入力部の操作に基づいて、前記表示部に表示された複数の食品添加物のうち前記重量が設定された前記入力欄の食品添加物の重量と名称を前記商品の添加物として設定記憶することを特徴とするラベルプリンタが開発され、このラベルプリンタは、短時間に、食品添加物の名称や重量を設定し、且つ、設定ミスを防止することができるものである(下記特許文献1参照)。
特許第5928194号公報
しかし、食品添加物の表記は、慣れた人でないと分かりづらいものがある。
例えば、食品添加物は、同一物質でも違う名称のものが存在する。クルクミン、ターメリック色素、ウコンなどは、名称は異なるが、同一物質である。ハンバーグではクルクミン、コロッケではターメリック色素と表示されており、食材としてハンバーグとコロッケとを用いた場合、食品添加物のラベルを作成する際に、これらは同じ物資であるにもかかわらず、併記して表記してしまうことがある。
図12には、一部の添加物の正式名称(添加物名欄)と、それの別名及び簡略名が示されており、このように数種類の呼び名が存在する添加物は数多くある。
また、長い名称の食品添加物もあり、ラベルの表記の字数制限を超えてしまうこともあった。
このように、食品添加物の表記に不慣れな人には分かりづらいものがあり、ラベルを作成するのは容易ではない。
そこで、本発明の目的は、複数の食材が盛られた弁当や惣菜などの食品を作成するにあたり、原価計算をしながら食品添加物の一覧も表示できる食品添加物表示及び原価計算システムを提供することにある。
本発明の一実施形態の食品添加物表示及び原価計算システムは、原材料名と、該原材料の原価と、該原材料に含まれる食品添加物名と、を含む原材料情報を記憶する原材料情報記憶手段と、食品添加物の正式名称と、該食品添加物の正式名称に対応する別名、簡略名、類別名と、前記正式名称、前記別名、前記簡略名、前記類別名のいずれかから選定された選定名と、を含む添加物情報を記憶する添加物情報記憶手段と、メニュー名と、該メニューに使用する原材料名と、該使用する原材料の使用量と、該メニューの予定売価と、該メニューの値入率と、を入力できる入力手段と、入力したメニューの予定売価及び値入率から算出したメニューの予定原価と、入力したメニューに使用する原材料名を原材料情報記憶手段に照合し、原材料の原価を読み込み、メニューの予定原価と原材料の原価とから算出した差額を表示する表示手段と、入力したメニューに使用する原材料に含まれる食品添加物を前記原材料情報記憶手段から読み込み、読み込まれた食品添加物名を前記添加物情報と照合し、食品添加物名を選定名に書き換えて選定名情報として記憶する選定名情報記憶手段と、入力したメニューにおける食品添加物の選定名が重複するものを一つに集約した添加物集約情報を記憶する集約情報記憶手段と、添加物集約情報を読み込み、入力したメニューに含まれる食品添加物の選定名を表示する表示手段と、を備えた、ことを特徴とする。
また、本発明の一実施形態の食品添加物表示及び原価計算方法は、コンピュータを用いて食品添加物表示及び原価計算をする方法であって、メニュー名と、該メニューに使用する原材料名と、該使用する原材料の使用量と、該メニューの予定売価と、該メニューの値入率と、を該コンピュータに入力し、該コンピュータが、原材料名と、該原材料の原価と、該原材料に含まれる食品添加物名と、を含む原材料情報を記憶し、食品添加物の正式名称と、該食品添加物の正式名称に対応する別名、簡略名、類別名と、前記正式名称、前記別名、前記簡略名、前記類別名のいずれかから選定された選定名と、を含む添加物情報を記憶し、入力したメニューの予定売価及び値入率から算出したメニューの予定原価と、入力したメニューに使用する原材料名を原材料情報記憶手段に照合し、原材料の原価を読み込み、メニューの予定原価と原材料の原価とから算出した差額を表示し、入力したメニューに使用する原材料に含まれる食品添加物を前記原材料情報記憶手段から読み込み、読み込まれた食品添加物名を前記添加物情報と照合し、食品添加物名を選定名に書き換えて選定名情報として記憶し、入力したメニューにおける食品添加物の選定名が重複するものを一つに集約した添加物集約情報を記憶し、添加物集約情報から読み込み、入力したメニューに含まれる食品添加物の選定名を表示する、ことを実行することを特徴とする。
さらに、本発明の一実施形態の食品添加物表示及び原価計算プログラムは、食品添加物表示及び原価計算システムに搭載されるコンピュータを、原材料名と、該原材料の原価と、該原材料に含まれる食品添加物名と、を含む原材料情報を記憶する原材料情報記憶手段と、食品添加物の正式名称と、該食品添加物の正式名称と対応する別名、簡略名、類別名と、前記正式名称、前記別名、前記簡略名、前記類別名のいずれかから選定された選定名と、を含む添加物情報を記憶する添加物情報記憶手段と、メニュー名と、該メニューに使用する原材料と、該使用する原材料の使用量と、該メニューの予定売価と、該メニューの値入率と、を入力できる入力手段と、入力したメニューの予定売価及び値入率から算出したメニューの予定原価と、入力したメニューに使用する原材料を原材料情報記憶手段に照合し、原材料の原価を読み込み、メニューの予定原価と原材料の原価とから算出した差額を表示する表示手段と、入力したメニューに使用する原材料に含まれる食品添加物を前記原材料情報記憶手段から読み込み、読み込まれた食品添加物名を前記添加物情報と照合し、食品添加物名を選定名に書き換えて選定名情報として記憶する選定名情報記憶手段と、入力したメニューに含まれる食品添加物の選定名が重複するものを一つに集約した添加物集約情報を記憶する集約情報記憶手段と、添加物集約情報から読み込み、入力したメニューに含まれる食品添加物の選定名を表示する表示手段と、して機能させることを特徴とする。
上記実施形態の食品添加物表示及び原価計算システム及び方法は、複数の食材を盛り付ける弁当や惣菜などの食品において、原価計算をしながら食品添加物も表示することができ、しかも、名称が異なるが同一物質である食品添加物が存在する場合、重複表記を解消でき、予め選定された分かりやすい表記で表示することができる。選定名を、もっとも文字数の少ない表記を選択すれば、食品添加物の表記全体の文字数を少なくすることができる。
本発明の一実施形態の食品添加物表示及び原価計算システムの構成例を示した図である。 図1のシステムに用いる原材料入力画面の一例を示した図である。 図1のシステムに用いる添加物入力画面の一例を示した図である。 図1のシステムに用いる原価情報入力・原価計算画面の一例を示した図である。 図1のシステムを用いて作成されたリストの一例を示した図である。 図1のシステムにおける原材料情報記憶マスタに記憶されたデータの一例を示す図である。 図1のシステムにおける添加物情報記憶マスタに記憶されたデータの一例を示す図である。 図1のシステムにおける添加物情報記憶マスタに記憶されたデータの他例を示す図である。 図1のシステムにおける選定名情報記憶マスタに記憶されたデータの一例を示す図である。 図1のシステムにおける集約情報記憶マスタに記憶されたデータの一例を示す図である。 図1のシステムを用いて作成されたラベル形式の一例を示した図である。 一部の添加物の正式名称と、その別名及び簡略名を表記した一覧表である。
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
本発明の一実施形態の食品添加物表示及び原価計算システムは、複数の食材、例えば、ハンバーグ、コロッケ、とんかつ、から揚げ、サラダ、漬物などを盛り付けられた弁当や惣菜などの食品の原価計算をしながら食品添加物の表示もできるものである。
食品添加物の表示は、包装用容器に貼付するラベルとして印刷することができる。ラベルには、食品添加物の他、製品名(幕の内弁当など)、原材料名、アレルギー、栄養成分、価格、製造年月日時、消費期限なども表記することもできる。
本発明の一実施形態の食品添加物表示及び原価計算システムは、図1に示すように、CPUなどからなる中央処理部1、ハードディスクなどからなる記憶部2、キーボードなどからなる入力手段3、モニタなどの表示手段4を備えてなる。中央処理部1は、制御プログラムなどを格納する内部メモリを有し、記憶部2に格納された処理プログラムに従って全体の処理を実行するものである。
食品添加物表示及び原価計算システムを実行するための記憶部2に格納された処理プログラムとしては、食品添加物表示及び原価計算システムに搭載されるコンピュータを、原材料名と、該原材料の原価と、該原材料に含まれる食品添加物と、を含む原材料情報を記憶する原材料情報記憶手段と、食品添加物の正式名称と、該食品添加物の正式名称に対応する別名、簡略名、類別名と、前記正式名称、前記簡略名、前記類別名のいずれかから選定された選定名と、を含む添加物情報を記憶する添加物情報記憶手段と、メニュー名と、該メニューに使用する原材料と、該使用する原材料の数量と、該メニューの予定売価と、該メニューの値入率と、を入力できる入力手段と、入力したメニューの予定売価及び値入率から算出したメニューの予定原価と、入力したメニューに使用する原材料を原材料情報記憶手段に照合し、原材料の原価を読み込み、メニューの予定原価と原材料の原価とから算出した差額を表示する表示手段と、入力したメニューに使用する原材料に含まれる食品添加物を前記原材料情報記憶手段から読み込み、読み込まれた食品添加物名を前記添加物情報と照合し、食品添加物名を選定名に書き換えて選定名情報として記憶する選定名情報記憶手段と、入力したメニューに含まれる食品添加物の選定名が重複するものを一つに集約した添加物集約情報を記憶する集約情報記憶手段と、添加物集約情報から読み込み、入力したメニューに含まれる食品添加物の選定名を表示する表示手段と、して機能させるプログラムなどがある。
記憶部2は、原材料名と、該原材料の原価と、該原材料に含まれる食品添加物名と、を含む原材料情報を記憶する原材料情報記憶マスタ21と、食品添加物名と、該食品添加物の正式名称に対応する別名、簡略名、類別名と、前記正式名称、前記簡略名、前記類別名のいずれかから選定された選定名と、を含む添加物情報を記憶する添加物情報記憶マスタ22と、入力したメニューに使用する原材料に含まれる食品添加物を前記原材料情報記憶手段から読み込み、読み込まれた食品添加物名を前記添加物情報と照合し、食品添加物を選定名に書き換えて選定名情報として記憶する選定名情報記憶マスタ23と、入力したメニューにおける食品添加物の選定名が重複するものを一つに集約した添加物集約情報を記憶する集約情報記憶マスタ24と、を少なくとも備える。選定名情報記憶マスタ23又は集約情報記憶マスタ24は、記憶された情報を出力し、任意のリストへと転記することができる。
入力手段3は、作成するメニューと、メニューに使用する原材料と、使用する原材料の使用量と、メニューの予定売価と、メニューの値入率と、を少なくとも入力できるものである。入力手段3としては、キーボード、マウスやタッチペンなどを用いることができる。
表示手段4は、メニューの予定売価、メニューの値入率、メニューの原価、メニューの予定売価と原材料の原価との差額、やメニューに含まれる食品添加物の簡略名などを表示できるものである。表示手段4としては、液晶などのモニタなどを用いることができ、タッチパネルなどとしてもよい。
また、必要に応じて印刷手段5を設けることができる、食品の包装用容器に貼付するラベルなどを印刷することができる。印刷手段5としては、プリンタなどを用いることができる。
中央処理部1、記憶部2、入力手段3、表示手段4としては、例えば、市販のパーソナルコンピュータを用いることができる。また、中央処理部1、記憶部2、入力手段3、表示手段4、印刷手段5を一体として形成した装置とすることもできる。
本実施形態の食品添加物表示及び原価計算システムの流れの概略の一例を説明する。
まず、本システムを使用するにあたり、原材料名、その原材料の原価、その原材料に含まれる食品添加物などの原材料情報を原材料情報記憶マスタ21に記憶させる。
本実施形態では、本システムの使用者は、モニタなどの表示手段4に、図2に示すような原材料入力画面6を表示させ、キーボードなどの入力手段3により、盛り付ける食材の原材料名、その原材料の原価、その原材料に含まれる食品添加物などを入力し、原材料情報記憶マスタ21に記憶させる。
例えば、原材料として「とんかつ」を入力する場合を以下に示す。
「とんかつ」は、原価500円で、ヒレカツ35gが1袋あたり10枚入りとする。この場合、図2に示すように、原材料名欄6aに「とんかつ」、原材料の原価として単位原価欄6bに「500」(円)と入力する。また、実質量欄6cに「10」と入力し、単位欄6dにおいて「枚」を選択する。
本実施形態では、この他にも、原材料の分類、詳細、重量(g)、仕入先名、エネルギー(kcal)、たんぱく質(g)、脂質(g)、炭水化物(g)、ナトリウム(mg)、食塩相当量(g)、飽和脂肪酸(g)、食物繊維(g)などを入力することができるようにしてある。
次に、「とんかつ」に含まれる食品添加物を入力する。
本実施形態では、原材料入力画面6の「添加物」ボタン6eをクリックすることにより、図3に示すような添加物入力画面7に移行できるようにしてある。添加物入力画面7には、添加物情報記憶マスタ22に予め記憶されている食品添加物名の一覧及びその用途が表示される添加物表示欄7aが設けてあり、その中から「とんかつ」に含まれる食品添加物を選択してクリックし、クリックされたものが抽出され、添加物選択欄7bに表示される。
図3には、添加物選択欄7bに食品添加物として「調味料(アミノ酸等)」、「リン酸Na」、「着色料(ターメリック)」などを選択した場合が例示されている。
添加物入力画面7には、アレルギー物質を選択して抽出するアレルギー物質選択欄7cを設けることもできる。アレルギー物質としては、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉などを表示できるようにしてある。また、添加物の重量登録欄7eを設けることもでき、含まれる食品添加物の重量を入力できるようにしてある。
「とんかつ」に含まれる食品添加物の全てを選択して添加物選択欄7bに抽出したら、画面7の「確定」ボタン7dをクリックことにより、添加物入力画面7が表示手段4から消去し、再び原材料入力画面6が表れる。そして、原材料入力画面6の「登録」ボタンをクリックすることにより、原材料名、その原材料の原価、その原材料に含まれる食品添加物などを含む原材料情報が原材料情報記憶マスタ21に記憶される。
このようにして、他の原材料、例えば、ハンバーグ、コロッケ、チキン南蛮、唐揚、シューマイ、玉子焼き、餃子、ポテトサラダ、ウィンナーなどについても入力し、各原材料情報を原材料情報記憶マスタ21に記憶させる。
その後、本システムを用いて原価計算するには、図4に示すような原価情報入力・原価計算画面8を表示手段4に表示させ、メニュー名、そのメニューの予定売価、そのメニューの値入率、メニューに使用する原材料、その原材料の使用量などを入力する。
例えば、予定売価480円で値入率が50%の「シーピー特製弁当」を作成する場合、メニュー名欄8aに「シーピー特製弁当」、予定売価(税抜)欄8bに「480」(円)、予定値入率欄8cに「50」(%)と入力手段3を用いて入力する。そして、予定原価欄8dには、予定売価と値入率から計算されたメニューの原価が表示される。上記例では、予定売価と値入率とを掛け合せた値から、「240」(円)として表示される。
そして、メニューに使用する原材料を選択する。
例えば、原材料名欄8eをクリックし、原材料情報記憶マスタ21に記憶された原材料名の一覧がプルダウン表示され、その中からメニューに使用する原材料を選択する。
使用量欄8fには、その原材料の使用量を入力する。使用量には、例えば、0.5(個)、1(個)、2(個)、・・・などと入力する他、3等分して、そのうちの1個を使用する場合は、1/3(個)と入力し、3等分して、その3個を使用する場合は、3/3(個)と入力する。
図4には、原材料として「ハンバーグ」を選択し、その使用量を「3/3」(個)、原材料として「コロッケ」を選択し、その使用量を「1/3」(個)、原材料として「シューマイ」を選択し、その使用量を「1」(個)とした場合が例示されている。
使用する原材料を選択し、その使用量を入力して「登録」ボタン8gをクリックすると、原価情報入力・原価計算画面8の原材料表示欄8hに、原材料名とともにその原材料の使用原価などが表示される。使用原価は、原材料の原価を原材料情報記憶マスタ21から読み込み、それに入力した使用量を掛け合せることにより算出することができる。
原材料表示欄8hから選択した原材料を削除する場合は、「削除」ボタン8iをクリックする。
このようにして、使用する原材料を原材料表示欄8hに登録していくと、原材料表示欄8hに表示された原材料の各使用原価を合算した使用原価合計が使用原価合計欄8jに表示され、予定原価までの差額が「予定原価まで」欄8kに表示される。
このようにして、差額が「0」に近づくようにすることにより、予定売価及び値入率に近い「シーピー特製弁当」のメニューを作成することができる。
また、原価情報入力・原価計算画面8には、栄養成分表示欄8mが設けることができ、栄養成分表示欄8mには、メニューのエネルギー量や各栄養成分の含有量が表示されるため、この値を目安に低カロリーなメニューを作成することもできる。
作成したメニューの一覧を、図5に示すようなリスト9として表示することができる。本実施形態では、原価情報入力・原価計算画面8の「一覧変換」ボタン8Lをクリックすると、リスト9が表示されるようにしてある。
リスト9には、原材料名の他、各原材料の使用量、原価、重量などが表示され、添加物欄9aには、このメニューに含まれる添加物の一覧が表示される。また、栄養成分、アレルギー一覧も表示することができる。この際、食品添加物の選定名が表示され、また、重複する食品添加物は一つに集約されて表示される。
リスト9から包装用容器などに貼付するラベルを作成でき、ラベル作成の基となる一覧は、リスト9を表示する画面の「CSV変換」ボタンをクリックすることで行うことができ、該画面の「転記」ボタンをクリックすることで、任意のリストの出力ができる。
以下、本システムにおけるリストの添加物欄の作成例を示す。
例えば、原材料として「ハンバーグ」、「コロッケ」、「とんかつ」などを選択した場合、リストの添加物欄には以下のようにして食品添加物が表示される。
「ハンバーグ」には、食品添加物としてクルクミンが含まれ、「コロッケ」には、食品添加物としてターメリック色素が含まれ、「とんかつ」には、食品添加物としてウコンが含まれており、これら食品添加物の名称は異なるが同一物質である。
原材料情報記憶マスタ21には、例えば、原材料情報として、図6に示すように、原材料名とそれに含まれる食品添加物名などが記憶されている。
添加物情報記憶マスタ22には、例えば、添加物情報として、図7に示すように、現在知られているあらゆる食品添加物の正式名称(図7では添加物名欄に記載)とその別名、簡略名、類別名、用途などが記憶されている。本システムにおいて、食品添加物名として表記する選定名は、図7において、システム使用名称欄に示されている。選定名は、特に限定するものではないが、予め選定しておき添加物情報記憶マスタ22に記憶させておくことや、システム管理者又はシステム利用者などが選定して添加物情報記憶マスタ22に記憶させておくことができる。例えば、選定名として類別名を選定するかをシステム管理者又はシステム利用者などが選択できるようにしてもよい。
選定名としては、特に限定するものではないが、正式名称、別名、簡略名、類別名のなかからもっとも短い名称を選んだり、使い慣れている名称を選んだりすることができる。
メニューに原材料として「ハンバーグ」、「コロッケ」、「とんかつ」を使用する場合は、食品添加物として、クルクミン、ターメリック色素、ウコンを含むことになる。
これら食品添加物を、添加物情報記憶マスタ22の添加物情報と照合すると、図8に示すように、クルクミン、ターメリック色素、ウコンの選定名は、いずれもウコンである。
選定名情報記憶マスタ23には、例えば、選定名情報として、図9に示すように、原材料とそれに含まれる食品添加物の選定名などを含む選定名情報が記憶される。この場合、原材料情報から選択された「ハンバーグ」、「コロッケ」、「とんかつ」にそれぞれ含まれるクルクミン、ターメリック色素、ウコンを、ウコンに書き換えて記憶される。
集約情報マスタ24には、例えば、添加物集約情報として、図10に示すように、選定名情報の食品添加物の選定名が重複するものを一つに集約した添加物集約情報が記憶される。この場合、図8に示す選定名情報では、ウコンが重複するので、ウコンと一つに集約されて記憶される。
リストを表示する場合は、添加物集約情報から読み込み、食品添加物の選定名をモニタなどの表示手段3に表示させることができる。
また、メニューに原材料として「ハンバーグ」、「コロッケ」、「とんかつ」を使用する場合は、食品添加物として、クルクミン、ターメリック色素、ウコンを含むことになるが、これらの選定名はウコンであるので、これらはまとめてウコンと一つに集約されて表示される。
例えば、リスト9の書式を整えてラベル形式にし、印刷手段5などを用いれば、図11に示すようなラベル10を印刷することができる、これにより包装用容器などに貼付するラベルを作成することができる。
このように、食品添加物表示及び原価計算システムは、原価計算すると同時に、食品添加物名を選定名に変換し、重複するものを集約したラベルなどを作成できるので、複数の食材を盛り付ける弁当などにおいて、名称が異なるが同一物質である食品添加物が存在する場合、重複表記を解消できる。選定名を文字数が最も少ない表記とすれば、食品添加物の表記全体の文字数を少なくすることができるものである。さらに、アレルギーと栄養成分などの表記もすることができる。
上記実施形態の構成態様は、本発明を限定するものとして挙げたものではなく、技術目的を共通にするかぎり変更は可能であり、本発明はそのような変更を含むものである。
1中央処理部
2記憶部
21原材料情報記憶マスタ
22添加物情報記憶マスタ
23選定名情報記憶マスタ
24集約情報記憶マスタ
3入力手段
4表示手段
5印刷手段

Claims (3)

  1. 原材料名と、該原材料の原価と、該原材料に含まれる食品添加物名と、を含む原材料情報を記憶する原材料情報記憶手段と、
    食品添加物の正式名称と、該食品添加物の正式名称に対応する別名、簡略名類別名と、前記正式名称、前記別名、前記簡略名、前記類別名のいずれかから選定された選定名と、を含む添加物情報を記憶する添加物情報記憶手段と、
    メニュー名と、該メニューに使用する原材料名と、該使用する原材料の使用量と、該メニューの予定売価と、該メニューの値入率と、を入力できる入力手段と、
    入力したメニューの予定売価及び値入率から算出したメニューの予定原価と、入力したメニューに使用する原材料名を原材料情報記憶手段に照合し、原材料の原価を読み込み、メニューの予定原価と原材料の原価とから算出した差額を表示する表示手段と、
    入力したメニューに使用する原材料に含まれる食品添加物を前記原材料情報記憶手段から読み込み、読み込まれた食品添加物名を前記添加物情報と照合し、食品添加物名を選定名に書き換えて選定名情報として記憶する選定名情報記憶手段と、
    入力したメニューにおける食品添加物の選定名が重複するものを一つに集約した添加物集約情報を記憶する集約情報記憶手段と、
    添加物集約情報を読み込み、入力したメニューに含まれる食品添加物の選定名を表示する表示手段と、
    を備えた、食品添加物表示及び原価計算システム。
  2. コンピュータを用いて食品添加物表示及び原価計算をする方法であって、
    メニュー名と、該メニューに使用する原材料名と、該使用する原材料の使用量と、該メニューの予定売価と、該メニューの値入率と、を該コンピュータに入力し、
    該コンピュータが、
    原材料名と、該原材料の原価と、該原材料に含まれる食品添加物名と、を含む原材料情報を記憶し、
    食品添加物の正式名称と、該食品添加物の正式名称に対応する別名、簡略名類別名と、前記正式名称、前記別名、前記簡略名、前記類別名のいずれかから選定された選定名と、を含む添加物情報を記憶し
    力したメニューの予定売価及び値入率から算出したメニューの予定原価と、入力したメニューに使用する原材料名を原材料情報記憶手段に照合し、原材料の原価を読み込み、メニューの予定原価と原材料の原価とから算出した差額を表示し、
    入力したメニューに使用する原材料に含まれる食品添加物を前記原材料情報記憶手段から読み込み、読み込まれた食品添加物名を前記添加物情報と照合し、食品添加物を選定名に書き換えて選定名情報として記憶し、
    入力したメニューにおける食品添加物の選定名が重複するものを一つに集約した添加物集約情報を記憶し、
    添加物集約情報から読み込み、入力したメニューに含まれる食品添加物の選定名を表示する、
    ことを実行する食品添加物表示及び原価計算方法。
  3. 食品添加物表示及び原価計算システムに搭載されるコンピュータを、
    原材料名と、該原材料の原価と、該原材料に含まれる食品添加物名と、を含む原材料情報を記憶する原材料情報記憶手段と、
    食品添加物名の正式名称と、該食品添加物の正式名称に対応する別名、簡略名、類別名と、前記正式名称、前記別名、前記簡略名、前記類別名のいずれかから選定された選定名と、を含む添加物情報を記憶する添加物情報記憶手段と、
    メニュー名と、該メニューに使用する原材料と、該使用する原材料の使用量と、該メニューの予定売価と、該メニューの値入率と、を入力できる入力手段と、
    入力したメニューの予定売価及び値入率から算出したメニューの予定原価と、入力したメニューに使用する原材料を原材料情報記憶手段に照合し、原材料の原価を読み込み、メニューの予定原価と原材料の原価とから算出した差額を表示する表示手段と、
    入力したメニューに使用する原材料に含まれる食品添加物を前記原材料情報記憶手段から読み込み、読み込まれた食品添加物名を前記添加物情報と照合し、食品添加物を選定名に書き換えて選定名情報として記憶する選定名情報記憶手段と、
    入力したメニューに含まれる食品添加物の選定名が重複するものを一つに集約した添加物集約情報を記憶する集約情報記憶手段と、
    添加物集約情報から読み込み、入力したメニューに含まれる食品添加物の選定名を表示する表示手段と、
    して機能させることを特徴とする、食品添加物表示及び原価計算プログラム。
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JPH10187816A (ja) * 1996-12-20 1998-07-21 Hiroshi Hatanaka 料理店等における料理材料管理方法及びその装置並びに該装置に用いられる材料管理記録媒体
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