JP6104318B2 - 電子キー装置 - Google Patents
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Description
この発明は、IDデータ等の施解錠情報を出力する電子キー本体にメカニカルキーが装着された電子キー装置に関するものである。
近年、使用者が携帯する通信端末(電子キー)と作動制御装置との間で各種のキーコードを送受信して制御対象の作動を許可する電子キー装置が提案されている。
こうした電子キー装置は、キーコードの送受信回路、および、この回路を駆動するための電池を内蔵した電子キー本体と、電池の消耗や回路の破損などにより正常に通信できない場合に用いられるメカニカルキーと、を備えている。
このメカニカルキーは、電池の消耗や回路の破損等、非常時に使用されるため使用頻度は低いが、非常時には必ず必要なものである。
こうした電子キー装置は、キーコードの送受信回路、および、この回路を駆動するための電池を内蔵した電子キー本体と、電池の消耗や回路の破損などにより正常に通信できない場合に用いられるメカニカルキーと、を備えている。
このメカニカルキーは、電池の消耗や回路の破損等、非常時に使用されるため使用頻度は低いが、非常時には必ず必要なものである。
この電子キー装置として、メカニカルキーの窪みとキーロック機構のスライドパーツのロック部とが係合してメカニカルキーをロック状態にし、またロック状態をバネの付勢力によりその後も維持することで、メカニカルキーが抜け落ちるのを防止したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記電子キー装置では、キーロック機構は、ノブ、キーロックベース、スライドパーツ及びバネの4つの部品から構成されており、構造が複雑、かつ大型化し、コストも嵩むという問題点があった。
また、この電子キー装置は、メカニカルキーの持ち手部分が電子キー装置から突出しており、それがデザインの一部を担っているため、電子キー装置のデザインの制約になっているという問題点もあった。
また、この電子キー装置は、メカニカルキーの持ち手部分が電子キー装置から突出しており、それがデザインの一部を担っているため、電子キー装置のデザインの制約になっているという問題点もあった。
この発明は、かかる問題点を解決することを課題とするものであって、部品点数も少なく簡単な構造で、メカニカルキーが抜け落ちるのを確実に防止できる電子キー装置を得ることを目的とする。
また、メカニカルキーの非使用時には、メカニカルキーは、カバー体の内部に完全に収納されており、メカニカルキーの一部が外部に露出することによるデザインの制約も排除される電子キー装置を得ることを目的とする。
また、メカニカルキーの非使用時には、メカニカルキーは、カバー体の内部に完全に収納されており、メカニカルキーの一部が外部に露出することによるデザインの制約も排除される電子キー装置を得ることを目的とする。
この発明に係る電子キー装置は、
第1のカバーと、
この第1のカバーに収納され、信号の送受信回路、及びこの送受信回路を駆動するための電池を有する電子キー本体と、
前記第1のカバーと離間可能に互いに対向して設けられ、前記第1のカバーと協同して空間を形成する第2のカバーと、
この第2のカバーに収納されたメカニカルキーと、
前記第1のカバーと前記第2のカバーとを前記メカニカルキーの基端部に形成された穴を通って、互いに接離方向に移動可能に連結した連結部と、を備え、
前記メカニカルキーは、前記穴を中心に回動して先端部が前記第1のカバー及び前記第2のカバーからなる前記空間を形成したカバー体から突出するようになっている。
第1のカバーと、
この第1のカバーに収納され、信号の送受信回路、及びこの送受信回路を駆動するための電池を有する電子キー本体と、
前記第1のカバーと離間可能に互いに対向して設けられ、前記第1のカバーと協同して空間を形成する第2のカバーと、
この第2のカバーに収納されたメカニカルキーと、
前記第1のカバーと前記第2のカバーとを前記メカニカルキーの基端部に形成された穴を通って、互いに接離方向に移動可能に連結した連結部と、を備え、
前記メカニカルキーは、前記穴を中心に回動して先端部が前記第1のカバー及び前記第2のカバーからなる前記空間を形成したカバー体から突出するようになっている。
この発明に係る電子キー装置によれば、メカニカルキーは、穴を中心に回動して先端部が第1のカバー及び第2のカバーからなる空間を形成したカバー体から突出するようになっており、部品点数も少なく簡単な構造で、メカニカルキーが抜け落ちるのを確実に防止することができる。
また、メカニカルキーの非使用時には、メカニカルキーは、カバー体の内部に完全に収納されており、メカニカルキーの一部が外部に露出することによるデザインの制約も排除され、電子キー装置のデザインの自由度が向上する。
また、メカニカルキーの非使用時には、メカニカルキーは、カバー体の内部に完全に収納されており、メカニカルキーの一部が外部に露出することによるデザインの制約も排除され、電子キー装置のデザインの自由度が向上する。
以下、この発明の各実施の形態の電子キー装置について説明するが、各図において同一、または相当部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1の電子キー装置を示す斜視図、図2は、図1の電子キー装置を示す分解斜視図である。
この電子キー装置は、操作ボタン10が表面に配置された第1のカバーである上カバー1と、この上カバー1に収納され、信号の送受信回路、及びこの送受信回路を駆動するための電池を有する電子キー本体12と、上カバー1と離間可能に互いに対向して設けられ上カバー1と協同して空間を形成する第2のカバーである下カバー3と、この下カバー3に収納されたメカニカルキー2と、上カバー1と下カバー3とをメカニカルキー2の基端部に形成された穴2aを通って、上カバー1及び下カバー3を相対移動可能に連結した連結部であるピン3aと、を備えている。
メカニカルキー2は、電池の消耗や回路の破損などにより正常に通信できない場合に使用されるものであって、このメカニカルキー2は、穴2aを中心に回動して先端部が上カバー1及び下カバー3からなる空間を形成したカバー体から突出するようになっている。 周縁部を矩形状の壁部で囲った下カバー3のうち、ピン3aに対向した壁部には、溝部3bが形成されており、この溝部3bを通じてメカニカルキー2の先端部が外部に突出する。
図1は、この発明の実施の形態1の電子キー装置を示す斜視図、図2は、図1の電子キー装置を示す分解斜視図である。
この電子キー装置は、操作ボタン10が表面に配置された第1のカバーである上カバー1と、この上カバー1に収納され、信号の送受信回路、及びこの送受信回路を駆動するための電池を有する電子キー本体12と、上カバー1と離間可能に互いに対向して設けられ上カバー1と協同して空間を形成する第2のカバーである下カバー3と、この下カバー3に収納されたメカニカルキー2と、上カバー1と下カバー3とをメカニカルキー2の基端部に形成された穴2aを通って、上カバー1及び下カバー3を相対移動可能に連結した連結部であるピン3aと、を備えている。
メカニカルキー2は、電池の消耗や回路の破損などにより正常に通信できない場合に使用されるものであって、このメカニカルキー2は、穴2aを中心に回動して先端部が上カバー1及び下カバー3からなる空間を形成したカバー体から突出するようになっている。 周縁部を矩形状の壁部で囲った下カバー3のうち、ピン3aに対向した壁部には、溝部3bが形成されており、この溝部3bを通じてメカニカルキー2の先端部が外部に突出する。
図3(a)〜図3(d)は、この電子キー装置のメカニカルキー2を使用する際の手順を示した図である。
先ず、下カバー3から上カバー1を上方向に離間して取り外す(図3(a)参照)。
次に、ピン3aを中心にして上カバー1を時計方向に約90°回動させる(図3(b)参照)。
引き続き、メカニカルキー2をピン3aに沿って持ち上げた後、ピン3aを中心に時計方向に180°回動させる(図3(c)参照)。
その後、メカニカルキー2を押し下げ、溝部3bに収めた状態で、メカニカルキー2の基端部を除いた部位を下カバー3から突出させ、引き続き上カバー1をピン3aを中心にして反時計方向に回動させて下カバー3に重ね合せた後、降下させて下カバー3に接合する(図3(d)参照)。
この後、下カバー3及び上カバー1からなるカバー体を持ち手としてメカニカルキー2を用いることができる。
先ず、下カバー3から上カバー1を上方向に離間して取り外す(図3(a)参照)。
次に、ピン3aを中心にして上カバー1を時計方向に約90°回動させる(図3(b)参照)。
引き続き、メカニカルキー2をピン3aに沿って持ち上げた後、ピン3aを中心に時計方向に180°回動させる(図3(c)参照)。
その後、メカニカルキー2を押し下げ、溝部3bに収めた状態で、メカニカルキー2の基端部を除いた部位を下カバー3から突出させ、引き続き上カバー1をピン3aを中心にして反時計方向に回動させて下カバー3に重ね合せた後、降下させて下カバー3に接合する(図3(d)参照)。
この後、下カバー3及び上カバー1からなるカバー体を持ち手としてメカニカルキー2を用いることができる。
図4は、参考例である電子キー装置を一方向から視た斜視図、図5は、図4の電子キー装置を別の方向から視た斜視図、図6は、図4の電子キー装置を示す分解斜視図、及び下カバー3にメカニカルキー2が挿入された状態を示す斜視図である。
この電子キー装置では、メカニカルキー2の持ち手の部位が外部に露出している。
なお、符号8は、メカニカルキー2が電子キー装置から抜け落ちるのを防止し、ロックするロックレバー、符号9は、ロックを維持するバネ、符号11は、電池キャップである。
この電子キー装置では、メカニカルキー2の持ち手の部位が外部に露出している。
なお、符号8は、メカニカルキー2が電子キー装置から抜け落ちるのを防止し、ロックするロックレバー、符号9は、ロックを維持するバネ、符号11は、電池キャップである。
この実施の形態の電子キー装置によれば、メカニカルキー2は、穴2aを中心に回動して先端部が上カバー1及び下カバー3からなる空間を形成したカバー体から突出するようになっており、部品点数も少なく簡単な構造で、メカニカルキー2が抜け落ちるのを確実に防止することができる。
また、メカニカルキー2が抜け落ちるのを阻止する連結部は、下カバー3と一体成形で形成されたピン3aであり、大型化することなく、低コストで済む。
また、メカニカルキー2の取り出しは、電池交換作業と同じ手順で可能であり、簡単な作業で済む。
また、メカニカルキーの非使用時には、上記参考例の電子キー装置と異なり、メカニカルキー2は、カバー体の内部に完全に収納されており、メカニカルキー2の一部が外部に露出することによるデザインの制約も排除され、電子キー装置のデザインの自由度が向上する。
また、メカニカルキー2が抜け落ちるのを阻止する連結部は、下カバー3と一体成形で形成されたピン3aであり、大型化することなく、低コストで済む。
また、メカニカルキー2の取り出しは、電池交換作業と同じ手順で可能であり、簡単な作業で済む。
また、メカニカルキーの非使用時には、上記参考例の電子キー装置と異なり、メカニカルキー2は、カバー体の内部に完全に収納されており、メカニカルキー2の一部が外部に露出することによるデザインの制約も排除され、電子キー装置のデザインの自由度が向上する。
なお、上記実施の形態では、ピン3aは、上カバー1と下カバー3とをメカニカルキー2の穴2aを通って互いに接離方向に連結したが、上カバー1及び下カバー3を切離可能に連結したピン3aの具体的構成の一例を図7及び図8に示す。
この例では、ピン3aの先端部が、上カバー1に形成された、下端部に鍔がある円筒形状の挿入筒1aにスナップフィット係合しており、上カバー1が下カバー3から取り外されることはない。即ち、上カバー1及び下カバー3からなるカバー体からメカニカルキー2が外れることはない。
また、図9に示した例では、ピン3aは、上部に頭部付きネジ6を有しており、ネジ6の頭部がストッパーとして機能し、上カバー1が下カバー3から取り外れないようになっている。
この例では、ピン3aの先端部が、上カバー1に形成された、下端部に鍔がある円筒形状の挿入筒1aにスナップフィット係合しており、上カバー1が下カバー3から取り外されることはない。即ち、上カバー1及び下カバー3からなるカバー体からメカニカルキー2が外れることはない。
また、図9に示した例では、ピン3aは、上部に頭部付きネジ6を有しており、ネジ6の頭部がストッパーとして機能し、上カバー1が下カバー3から取り外れないようになっている。
実施の形態2.
図10(a)〜図10(d)は、この発明の実施の形態2の電子キー装置のメカニカルキー2を使用する際の手順を示した図である。
この実施の形態では、上カバー1と下カバー3とは、それぞれの隅部で、連結部であるリング4により連結されている。
メカニカルキー2は、Tの字形状であり、メカニカルキー2の頭部である基端部には、基端部の両側まで延びた扁平上の穴2aが形成されている。この穴2aにはリング4が掛けられている。
他の構成は、実施の形態1の電子キー装置と同じであり、その説明は省略する。
図10(a)〜図10(d)は、この発明の実施の形態2の電子キー装置のメカニカルキー2を使用する際の手順を示した図である。
この実施の形態では、上カバー1と下カバー3とは、それぞれの隅部で、連結部であるリング4により連結されている。
メカニカルキー2は、Tの字形状であり、メカニカルキー2の頭部である基端部には、基端部の両側まで延びた扁平上の穴2aが形成されている。この穴2aにはリング4が掛けられている。
他の構成は、実施の形態1の電子キー装置と同じであり、その説明は省略する。
この実施の形態2の電子キー装置のメカニカルキー2を使用するに際しては、先ず下カバー3から上カバー1をリング4で連結された状態で取り外す(図10(a)、図10(b)参照)。
次に、メカニカルキー2を下カバー3から持ち上げるとともに、穴2aを中心にして
水平時計方向に180°回動させ、メカニカルキー2の基端部の中心部が溝部3b上に位置した時点でメカニカルキー2を押し下げる(図10(c)参照)。
なお、このメカニカルキー2は、メカニカルキー2の回動中、リング4に対する穴2aの位置は、一方の端部から他方の端部に向かって移動する。
その後、下カバー3に上カバー1を重ね合せた後、降下させて下カバー3に嵌着させる(図10(d)参照)。
この後、下カバー3及び上カバー1からなる本体を持ち手としてメカニカルキー2を用いることができる。
次に、メカニカルキー2を下カバー3から持ち上げるとともに、穴2aを中心にして
水平時計方向に180°回動させ、メカニカルキー2の基端部の中心部が溝部3b上に位置した時点でメカニカルキー2を押し下げる(図10(c)参照)。
なお、このメカニカルキー2は、メカニカルキー2の回動中、リング4に対する穴2aの位置は、一方の端部から他方の端部に向かって移動する。
その後、下カバー3に上カバー1を重ね合せた後、降下させて下カバー3に嵌着させる(図10(d)参照)。
この後、下カバー3及び上カバー1からなる本体を持ち手としてメカニカルキー2を用いることができる。
この実施の形態の電子キー装置によれば、上カバー1と下カバー3とが、下カバー3の一端部の中央部に設けられたピン3aを介して連結された実施の形態1の電子キー装置と異なり、上カバー1及び下カバー3からなるカバー体の内部の構成部品のレイアウトに与える影響の低い上カバー1と下カバー3とは隅部でリング4を介して連結されており、カバー体の内部の構成部品のレイアウトの自由度が向上する。
他の効果は、実施の形態1の電子キー装置と同じであり、その説明は省略する。
他の効果は、実施の形態1の電子キー装置と同じであり、その説明は省略する。
実施の形態3.
図11(a)〜図11(d)は、この発明の実施の形態3の電子キー装置のメカニカルキーを使用する際の手順を示した図である。
この実施の形態では、実施の形態1のピン3aに、メカニカルキー2とともにメカニカルキー2に重なるようにしてスペアキーベース7も挿入されている。
このスペアキーベース7は、使用者が電子キー装置を購入した後、家の鍵や車庫のシャッターの鍵等の用途に応じてキー溝を作製する素材である。
他の構成は、実施の形態1の電子キー装置と同じであり、その説明は省略する。
また、電子キー装置のメカニカルキーを使用する際の手順についても、実施の形態1の電子キー装置と同じであり、その説明は省略する。
図11(a)〜図11(d)は、この発明の実施の形態3の電子キー装置のメカニカルキーを使用する際の手順を示した図である。
この実施の形態では、実施の形態1のピン3aに、メカニカルキー2とともにメカニカルキー2に重なるようにしてスペアキーベース7も挿入されている。
このスペアキーベース7は、使用者が電子キー装置を購入した後、家の鍵や車庫のシャッターの鍵等の用途に応じてキー溝を作製する素材である。
他の構成は、実施の形態1の電子キー装置と同じであり、その説明は省略する。
また、電子キー装置のメカニカルキーを使用する際の手順についても、実施の形態1の電子キー装置と同じであり、その説明は省略する。
この実施の形態の電子キー装置によれば、メカニカルキー2の他に、別の用途のキーを電子キー装置は、保管することになり、電子キー装置は、キーホルダとしての機能も併せ持つことができる。
実施の形態4.
図12(a)〜図12(d)は、この発明の実施の形態4の電子キー装置のメカニカルキーを使用する際の手順を示した図である。
この実施の形態では、L字形状のメカニカルキー2及びスペアキーベース7は、メカニカルキー2の穴2a、スペアキーベース7のスペア用穴7aを有するそれぞれの基端部が重なるようにして、下カバー3に載置されている。
スペアキーベース7は、図13に示すように、基端部に段差が形成されており、またメカニカルキー2の基端部も段差が形成されている。
メカニカルキー2及びスペアキーベース7は、それぞれの基端部の高さが、基端部を除く他の部位と比較して半分の高さである。
従って、メカニカルキー2及びスペアキーベース7は、下カバー3に並んで載置されているときには、それぞれの基端部は、ピン3aが挿入された状態で重なっているものの、それらが重なった高さは、メカニカルキー2及びスペアキーベース7の基端部を除く他の部位の高さと同じである。
他の構成は、実施の形態1の電子キー装置と同じであり、その説明は省略する。
また、電子キー装置のメカニカルキーを使用する際の手順についても、実施の形態1の電子キー装置と同じであり、その説明は省略する。
図12(a)〜図12(d)は、この発明の実施の形態4の電子キー装置のメカニカルキーを使用する際の手順を示した図である。
この実施の形態では、L字形状のメカニカルキー2及びスペアキーベース7は、メカニカルキー2の穴2a、スペアキーベース7のスペア用穴7aを有するそれぞれの基端部が重なるようにして、下カバー3に載置されている。
スペアキーベース7は、図13に示すように、基端部に段差が形成されており、またメカニカルキー2の基端部も段差が形成されている。
メカニカルキー2及びスペアキーベース7は、それぞれの基端部の高さが、基端部を除く他の部位と比較して半分の高さである。
従って、メカニカルキー2及びスペアキーベース7は、下カバー3に並んで載置されているときには、それぞれの基端部は、ピン3aが挿入された状態で重なっているものの、それらが重なった高さは、メカニカルキー2及びスペアキーベース7の基端部を除く他の部位の高さと同じである。
他の構成は、実施の形態1の電子キー装置と同じであり、その説明は省略する。
また、電子キー装置のメカニカルキーを使用する際の手順についても、実施の形態1の電子キー装置と同じであり、その説明は省略する。
実施の形態3の電子キー装置の場合、メカニカルキー2とスペアキーベース7とが重なってカバー体内に収納されており、電子キー装置の厚みが増してしまう。
これに対して、この実施の形態4の電子キー装置によれば、メカニカルキー2及びスペアキーベース7は、下カバー3に並んで載置されているので、電子キー装置の厚みを薄くすることができる。
これに対して、この実施の形態4の電子キー装置によれば、メカニカルキー2及びスペアキーベース7は、下カバー3に並んで載置されているので、電子キー装置の厚みを薄くすることができる。
なお、この実施の形態では、メカニカルキー2及びスペアキーベース7は、下カバー3のピン3aに挿入されているが、メカニカルキー2を上カバー1からのピンに挿入し、スペアキーベース7を下カバー3からのピンに挿入することで、メカニカルキー2及びスペアキーベース7は互いに制約を受けることなく、個別に取り出し、使用することができるようにしてもよい。
なお、上記各実施の形態1、3及び4では、連結部であるピン3aは、下カバー3に設けられていたが、上カバー1に設けてもよい。
1 上カバー(第1のカバー)、1a 挿入筒、2 メカニカルキー、2a 穴、3 下カバー(第2のカバー)、3a ピン(連結部)、3b 溝部、4 リング(連結部)、6 頭部付きネジ、7 スペアキーベース、7a スペア用穴、8 ロックレバー、9 バネ、10 操作ボタン、11 電池キャップ、12 電子キー本体。
Claims (8)
- 第1のカバーと、
この第1のカバーに収納され、信号の送受信回路、及びこの送受信回路を駆動するための電池を有する電子キー本体と、
前記第1のカバーと離間可能に互いに対向して設けられ、前記第1のカバーと協同して空間を形成する第2のカバーと、
この第2のカバーに収納されたメカニカルキーと、
前記第1のカバーと前記第2のカバーとを前記メカニカルキーの基端部に形成された穴を通って、互いに接離方向に移動可能に連結した連結部と、を備え、
前記メカニカルキーは、前記穴を中心に回動して先端部が前記第1のカバー及び前記第2のカバーからなる前記空間を形成したカバー体から突出し、
前記連結部は、前記第1のカバーまたは前記第2のカバーの底面から垂直方向に延びたピンであり、
前記第1のカバーと前記第2のカバーとは前記ピンの延びる方向に沿って相対移動できる、
電子キー装置。 - 前記ピンは、少なくとも一方の端部が前記第1のカバー、または前記第2のカバーとスナップフィット係合し、前記第1のカバーと前記第2のカバーとを相対移動可能に接続している請求項1に記載の電子キー装置。
- 第1のカバーと、
この第1のカバーに収納され、信号の送受信回路、及びこの送受信回路を駆動するための電池を有する電子キー本体と、
前記第1のカバーと離間可能に互いに対向して設けられ、前記第1のカバーと協同して空間を形成する第2のカバーと、
この第2のカバーに収納されたメカニカルキーと、
前記第1のカバーと前記第2のカバーとを前記メカニカルキーの基端部に形成された穴を通って、互いに接離方向に移動可能に連結した連結部と、を備え、
前記メカニカルキーは、前記穴を中心に回動して先端部が前記第1のカバー及び前記第2のカバーからなる前記空間を形成したカバー体から突出し、
前記連結部は、前記第1のカバーまたは前記第2のカバーの底面から垂直方向に延びたピンであり、
前記ピンは、少なくとも一方の端部が前記第1のカバー、または前記第2のカバーとスナップフィット係合し、前記第1のカバーと前記第2のカバーとを相対移動可能に接続している、
電子キー装置。 - 前記ピンは、少なくとも一方の端部に頭部付きネジを有し、このピンは、前記第1のカバーと前記第2のカバーとを相対移動可能に接続している請求項1〜3の何れか一項に記載の電子キー装置。
- 第1のカバーと、
この第1のカバーに収納され、信号の送受信回路、及びこの送受信回路を駆動するための電池を有する電子キー本体と、
前記第1のカバーと離間可能に互いに対向して設けられ、前記第1のカバーと協同して空間を形成する第2のカバーと、
この第2のカバーに収納されたメカニカルキーと、
前記第1のカバーと前記第2のカバーとを前記メカニカルキーの基端部に形成された穴を通って、互いに接離方向に移動可能に連結した連結部と、を備え、
前記メカニカルキーは、前記穴を中心に回動して先端部が前記第1のカバー及び前記第2のカバーからなる前記空間を形成したカバー体から突出し、
前記連結部は、前記第1のカバー及び前記第2のカバーをそれぞれの隅部で連結したリングである、
電子キー装置。 - 前記メカニカルキーの前記穴は、前記基端部の両側まで偏平状に延びており、前記リングは、この穴を通っている請求項5に記載の電子キー装置。
- さらに、前記第2のカバーには、基端部に前記連結部が通るスペア用穴を有するスペアキーベースが収納されており、
前記スペアキーベースは、前記スペア用穴を中心に回動して先端部が前記カバー体から突出する請求項1〜6の何れか1項に記載の電子キー装置。 - 前記メカニカルキー及び前記スペアキーベースは、前記第2のカバーに並んで載置されている請求項7に記載の電子キー装置。
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