JP4496557B2 - キーケース - Google Patents

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Description

本発明は施錠用のキーを収納したケースより、任意のキーをワンタッチで取り出しが出来るようにしたキー及びケースに関する物である。
通常、施錠用のキーは両開きの革製のキーケース、あるいはリング状のキーホルダー等にフックにより保持されている。ワンタッチで取り出せる物として(特許3467645号)、が発明されたがこの従来技術はキーの頭部くぼみに段付きピンの大径部がはまり込み保持される構造であるため、はまり込み部分の精度が必要となり、ケースや段付きピン、キーの頭部くぼみ、旋回軸等の部品を精密に加工する必要があった。又、はまり込み代が必要なため、その隙間分の遊びがあり、収納しているキーが少しはみ出したり、ケース内でがたがたと音がしたりする等の不具合が生じている。
特許3467645号
現在、キー収納物の多くは両開きの革製のキーケース、もしくはリング状のキーホルダーが使用されているが、それらに複数のキーが収納されている場合はキーの形状で選別する必要があり形状が良く似たものやあまり使用しないものなどは選別が困難になる。又、確実な記憶があっても取り出し動作に時間と労力を要する。又、ワンタッチで取り出せる従来の技術のものは高精度を要し、しかもケース内でがたがたと音がしたり、収納しているキーが少しはみ出したりしている。
本発明はケース内に収納しているキーを旋回させて取り出す為の開口部をもつケースに旋回するキーを挿入した軸を組み込んだキーケースにおいて、キー収納時は段付きピンの溝側面がキー頭部をバネ圧により押さえてケース内に保持し、キー使用時は収納されているキー群より使用したい目的のキーを保持している段付きピンを押してキー頭部を押さえているバネ圧を開放することにより該キーを取り出す構造とした。又、ケース表面に識別用マークやネームを記載することにより、キーの形状を記憶しなくても目的のキーをワンタッチで取り出せるものとした。
本発明はケースから目的のキーをワンタッチで取り出せ、しかも構造が簡単でコンパクトであり、信頼性に富んだキーケースである。又、キーの保持をバネ圧方式としたため高い加工精度も必要とせず、収納しているキーのはみ出しや遊びがなく、ケース内でのがたつき音もない。更に、キーケースから目的のキーを取り出す際、ケース表面の識別用マークやネームにより目的のキーをワンタッチで取り出せるので、複数の人間で使用する場合や日頃使用しない錠前でも簡単に選出し、使用できる。尚、キー頭部の加工は必要だが、市販されているブランクキーを使用することが出来るので本発明用の特別なキーを作る必要はない。
本発明のキーケースの主たる構成はケースと、キー及び段付きピンと、バネと、旋回軸からなる。目的のキーをワンタッチで取り出せ、しかも収納状態を安定させたキーケースを製作するにあたり、キー収納時は段付きピンの溝側面がキー頭部をバネ圧により押さえてケース内に保持し、キー使用時は収納されているキー群より使用したい目的のキーを保持している段付きピンを押してキー頭部を押さえているバネ圧を開放することにより該キーを取り出せる構造としたもので、最大収納個数が2個用と4個用のものがある。本発明のキーケースは必要個数に応じた物を製作する事になるが、例えば最大収納個数4個用のキーケースで3個しか収納しない場合でも不足分のキーと同じ厚みのスペーサーを代わりに入れる事で最大収納個数以下何個でも使用可能である。又、本発明のこれまでの説明では平面上に対照的に2組配置したものとしているが、必ずしもそうする必要はなく、照明装置やリモコン発信装置等の電装装置を組み込みたいときは、キー収納は1組のみとし、空いたスペースに要望の装置を組み込むことも可能である。更に、ケース表面に収納しているキーの識別用マークやネームを記載でき目的のキーをワンタッチで取り出すことができる。尚、本発明品の形状や材質、デザイン、識別用マーク等は適宜変更可能である。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。
(実施の形態1)
図1は最大収納個数2個用のキーケースの平面図を示し、図2は正面図、図3は底面図、図4は左側面図、図5は右側面図である。図6は段付きピンによりキー頭部を保持している状態の断面図である。図7はケース内部の構成を解りやすくする為の断面図である。
図示のように、ケース11内にキー12が旋回軸13を通し組み込んであり、旋回軸13はケース内側に挟まれた状態で小ネジ16により取り付けられている。一方、キーを保持するための構成は図6のようにケース内側面と段付きピン14の間に挿入されたバネ15の圧力により段付きピン14の溝側面を介してキーを収納保持している。又、キー取り出し時は段付きピンをケース内方向に押し込み、該キーに作用しているバネ圧を開放することにより該キーを旋回取り出しする。尚、キーは段付きピンを押し込んでバネ圧を開放しないかぎり、キーの位置に関わりなく常にその場で保持されている。但し、バネ圧で保持している力より大きな外力が加われば自在に旋回移動することが出来る。
(実施の形態2)
図8は最大収納個数4個用のキーケースの平面図を示し、図9は全体の正面図、図10は底面図、図11は左側面図、図12は右側面図である。図13は段付きピンによりキー頭部を保持している状態の断面図である。図14はケース内部の構成を解りやすくする為の断面図である。
図示のように、基本的には最大収納個数2個用のキーケースと同様であるが、キー22の頭部形状が同じ物を重ね2個一組として、2組4個を収納したものである。但し、二枚重ねであるため段付きピン24は図13のように重ね目付近で分割し、その分割した段付きピンの間にバネ25を挿入し、該バネの圧力により、段付きピン24の溝側面を介してキーを保持する構造とている。
(実施の形態3)
図15は照明装置やリモコン発信装置等の電装装置を組み込んだキーケースの平面図を示す。
図示のように、基本的には最大収納個数2個用又は4個用のキーケースと同様であるが、キー収納は1組のみとし、空いたスペースに要望の装置を組み込んだものである。装置の組み込形態については図15以外にいろんな方法が考えられるので限定しない。図15では照明装置37のスイッチはキー保持用の段付きピン34と兼用しているが、当然別にすることも可能である。
更に、近年、電磁波等により近づくだけで開錠する電装装置があるが万一の電池切れや故障の場合キーが必要であり、本発明品に組み込むとより便利で使いやすい物が出来る。
最大収納個数2個用のキーケースの平面図 最大収納個数2個用のキーケースの正面図 最大収納個数2個用のキーケースの底面図 最大収納個数2個用のキーケースの左側面図 最大収納個数2個用のキーケースの右側面図 最大収納個数2個用のキーケースのキー頭部の断面図 最大収納個数2個用のキーケース内部断面図 最大収納個数4個用のキーケースの平面図 最大収納個数4個用のキーケースの正面図 最大収納個数4個用のキーケースの底面図 最大収納個数4個用のキーケースの左側面図 最大収納個数4個用のキーケースの右側面図 最大収納個数4個用のキーケースのキー頭部の断面図 最大収納個数4個用のキーケース内部断面図 電装装置を組み込んだキーケースの平面図 識別用マークやネームを記載したキーケースの平面図
符号の説明
11.キーケース
12.キー
13.旋回軸
14.段付きピン
15.バネ
16.小ネジ
17.スペーサー
22.キー
24.段付きピン
25.バネ
27.スペーサー
31.発光ダイオード
32.ボタン電池
33.発信装置基盤
34.段付きピン
35.発信用スイッチ
36.電線

Claims (3)

  1. ケース内に収納しているキーを旋回させて取り出す為の開口部をもつケースに1つ又は複数の旋回するキーを挿入した軸を組み込んだキーケースにおいて、キー収納時には、周囲に溝を形成した段付きピンの溝側面を介して、ケース内側面と段付きピンの間、又は対向する段付きピンの間に挿入したバネの圧により、キー頭部を押さえてケース内に保持し、
    キー使用時には収納されているキー群より使用したい目的のキーを保持している段付きピンを押してキー頭部を押さえているバネ圧を開放することにより該キーを旋回取り出し出来るようにしたキーケース。
  2. 旋回するキーを二枚重ねに組み込んだキーケースにおいて、キーを保持又は開放するにあたり、同じ軸穴に挿入されているキー保持用の段付きピンをキーの二枚重ねの合わせ目付近で分割し、分割された段付きピンの間にバネを設けることにより、収納時はキーを保持し、使用時は段付きピンを押し込むことにより開放するようにした請求項1に記載のキーケース。
  3. 前記キーの頭部に旋回中心となる軸穴と該軸穴と同心円状の外形を持った請求項1に記載のキーケースに使用するキー。
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